JP2004215526A - 容器入り飲料 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビー玉を用いた容器に入れる飲料を液体のみとすることなく、ゼリー状の飲料の容器への充填を可能とする。
【解決手段】ゼリー状飲料(5)内に、飲み口(7)を閉じるビー玉(4)を強制的に落下させて容器(1)を振り、ゼリー状飲料(5)をビー玉(4)で細かく砕く。これにより、ゼリー状飲料(5)を飲み口(7)より口にすることを可能とする。
【選択図】 図2
【解決手段】ゼリー状飲料(5)内に、飲み口(7)を閉じるビー玉(4)を強制的に落下させて容器(1)を振り、ゼリー状飲料(5)をビー玉(4)で細かく砕く。これにより、ゼリー状飲料(5)を飲み口(7)より口にすることを可能とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器入りゼリー状飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラムネと呼ばれ、広く親しまれている炭酸入り飲料水は、容器の開口部の飲み口を閉じているビー玉を専用の治具(断面T形の木製又は合成樹脂製のもの)を用いて押し下げ、ビー玉を容器内に落下させることで、飲み口を開口させている。
【0003】
このラムネは、ビー玉を容器内に落とすこと、落下したビー玉が再び飲み口を塞がないように注意深く扱うこと、冷えた炭酸入り飲料水をビー玉に気をつけながら飲むという楽しみのある飲料水である。このため、長い間、特に夏の飲み物として年齢を問わず人気を保っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した如く、これ迄親しまれているラムネは、ビー玉を炭酸入り飲料水内に落下させ、飲み口から抜け出る炭酸ガスの流れに抗して、容器を傾け、ビー玉の位置を調整しながら飲料を口にする楽しみを与えている。即ち、ビー玉は、飲み口を閉じる主な役割に加え、容器内のビー玉の位置を調整するという副次的楽しみを与えている。
【0005】
ラムネを手にする人は、ビー玉によるさらなる別の楽しみを味わいながら飲料水を飲めればと願っているが、これ迄、この願いを満足させるものが提供されていない。
それ故に、本発明は、前述した従来技術の問題点を解消させることを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述した課題を解決するために、容器内の飲料をゼリー状とし、このゼリー状飲料をビー玉で砕いてドリンク状とし、飲料とさせる技術的手段を採用する。
【0007】
この技術的手段の採用は、飲むときに、キャップ(栓)の飲み口を閉じるビー玉を治具で落下させ、その後、飲み口を手や治具で塞ぎながら、容器を振り、ビー玉で容器内のゼリー状飲料を砕きドリンク状とさせる。このドリンク状の飲料をキャップの飲み口より出し口にする。このように、本発明のゼリー状飲料は、容器を振りながら、ビー玉で砕き、或いは砕いてから口にするという楽しみが創出できる。
【0008】
本発明によれば、開口を有する容器本体と、該開口を閉じかつ飲み口を閉じるビー玉付きのキャップと、容器本体内に充填したゼリー状飲料を備え、ビー玉をゼリー状飲料内に落下させ、容器を振り、ビー玉によりゼリー状飲料を砕いた後、キャップの飲み口より出すことを特徴とする容器入り飲料が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、容器1は、その本体2の開口を、飲み口7を有するキャップ3で閉じたもので、飲み口7は、その容器本体の内部側でビー玉4で閉じられている構成を有す。
容器本体2とキャップ3は、好ましくは合成樹脂材で成形され、かつ容器本体2をガラス製、キャップ3を合成樹脂製としても良い。
図示例では、キャップ3と本体2とを別部材とし、キャップ3を本体2に螺着させているが、キャップ3と本体2とを一体成形してもよい。
【0010】
容器本体2内には、ゼリー状の飲料5が充填される。ゼリー状飲料5は、好ましくはシロップに炭酸ガスを吸着させたもので、加熱殺菌される。
【0011】
飲料を口にするには、先ず、断面T形の治具6をキャップ3の飲み口7の上方から飲み口7内へ押し込み、その先端で、ビー玉4をゼリー状飲料5内へ落下させる。
図2に示すように、治具6を飲み口7内へ差し込んだ状態で、容器1を上下左右に振り、ビー玉4を容器本体2の内壁面にぶっつけながら、ゼリー状の飲料5を砕き、細かくし、一部を液状とさせる。
【0012】
ゼリー状の飲料5を好みの状態に砕いた後、図3に示すように、治具6を飲み口7から外し、ビー玉4を最下位に置き、飲み口7より飲料5を口にすることになる。
勿論、治具6を容器1から離し、手で飲み口7を閉じてもよい。
前述した如く、本発明によれば、容器1を振りながら、好みの状態に飲料5をビー玉4により砕いた後、口にする楽しみが提供される。
【0013】
【実施例】
【0014】
該成分のものをシロップとさせ、炭酸ガスを吸着させて、炭酸入りゼリー状飲料とし、容器本体内に充填し、ビー玉付きのキャップによりその開口を閉じ、85℃、15分間の加熱殺菌をした。
ビー玉は、6.4gのものを用いた。ゼリー状飲料の強度はビー玉を落下させた際、1〜2cmゼリー状飲料内に沈む大きさである。
【0015】
容器入りゼリー状飲料を、家庭用冷蔵庫で一晩冷やした後、数回振って砕いた後、口にしたが、液体と固形物とが程良く混じり美味であった。
【0016】
前述した実施例は、グレープフルーツ味の飲料であるが、マスカットやピーチ等のその他の果汁、お茶、健康食品、栄養剤等を主成分とさせることが出来る。
本発明によれば、ゼリー状のままでは、飲み口より出てこない固形物としてのゼリー状飲料を、ビー玉で砕くことにより口にすることができ、又、種々の組合せからなるゼリー状飲料を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例であって、治具を飲み口に差し込んだ状態を示す正面図である。
【図2】容器を振ってビー玉を壁に当てている状態を示す正面図である。
【図3】飲む状態の飲料を示す容器の正面図である。
【符号の説明】
1 容器
2 容器本体
3 キャップ
4 ビー玉
5 飲料
6 治具
7 飲み口
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器入りゼリー状飲料に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラムネと呼ばれ、広く親しまれている炭酸入り飲料水は、容器の開口部の飲み口を閉じているビー玉を専用の治具(断面T形の木製又は合成樹脂製のもの)を用いて押し下げ、ビー玉を容器内に落下させることで、飲み口を開口させている。
【0003】
このラムネは、ビー玉を容器内に落とすこと、落下したビー玉が再び飲み口を塞がないように注意深く扱うこと、冷えた炭酸入り飲料水をビー玉に気をつけながら飲むという楽しみのある飲料水である。このため、長い間、特に夏の飲み物として年齢を問わず人気を保っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した如く、これ迄親しまれているラムネは、ビー玉を炭酸入り飲料水内に落下させ、飲み口から抜け出る炭酸ガスの流れに抗して、容器を傾け、ビー玉の位置を調整しながら飲料を口にする楽しみを与えている。即ち、ビー玉は、飲み口を閉じる主な役割に加え、容器内のビー玉の位置を調整するという副次的楽しみを与えている。
【0005】
ラムネを手にする人は、ビー玉によるさらなる別の楽しみを味わいながら飲料水を飲めればと願っているが、これ迄、この願いを満足させるものが提供されていない。
それ故に、本発明は、前述した従来技術の問題点を解消させることを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述した課題を解決するために、容器内の飲料をゼリー状とし、このゼリー状飲料をビー玉で砕いてドリンク状とし、飲料とさせる技術的手段を採用する。
【0007】
この技術的手段の採用は、飲むときに、キャップ(栓)の飲み口を閉じるビー玉を治具で落下させ、その後、飲み口を手や治具で塞ぎながら、容器を振り、ビー玉で容器内のゼリー状飲料を砕きドリンク状とさせる。このドリンク状の飲料をキャップの飲み口より出し口にする。このように、本発明のゼリー状飲料は、容器を振りながら、ビー玉で砕き、或いは砕いてから口にするという楽しみが創出できる。
【0008】
本発明によれば、開口を有する容器本体と、該開口を閉じかつ飲み口を閉じるビー玉付きのキャップと、容器本体内に充填したゼリー状飲料を備え、ビー玉をゼリー状飲料内に落下させ、容器を振り、ビー玉によりゼリー状飲料を砕いた後、キャップの飲み口より出すことを特徴とする容器入り飲料が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、容器1は、その本体2の開口を、飲み口7を有するキャップ3で閉じたもので、飲み口7は、その容器本体の内部側でビー玉4で閉じられている構成を有す。
容器本体2とキャップ3は、好ましくは合成樹脂材で成形され、かつ容器本体2をガラス製、キャップ3を合成樹脂製としても良い。
図示例では、キャップ3と本体2とを別部材とし、キャップ3を本体2に螺着させているが、キャップ3と本体2とを一体成形してもよい。
【0010】
容器本体2内には、ゼリー状の飲料5が充填される。ゼリー状飲料5は、好ましくはシロップに炭酸ガスを吸着させたもので、加熱殺菌される。
【0011】
飲料を口にするには、先ず、断面T形の治具6をキャップ3の飲み口7の上方から飲み口7内へ押し込み、その先端で、ビー玉4をゼリー状飲料5内へ落下させる。
図2に示すように、治具6を飲み口7内へ差し込んだ状態で、容器1を上下左右に振り、ビー玉4を容器本体2の内壁面にぶっつけながら、ゼリー状の飲料5を砕き、細かくし、一部を液状とさせる。
【0012】
ゼリー状の飲料5を好みの状態に砕いた後、図3に示すように、治具6を飲み口7から外し、ビー玉4を最下位に置き、飲み口7より飲料5を口にすることになる。
勿論、治具6を容器1から離し、手で飲み口7を閉じてもよい。
前述した如く、本発明によれば、容器1を振りながら、好みの状態に飲料5をビー玉4により砕いた後、口にする楽しみが提供される。
【0013】
【実施例】
【0014】
該成分のものをシロップとさせ、炭酸ガスを吸着させて、炭酸入りゼリー状飲料とし、容器本体内に充填し、ビー玉付きのキャップによりその開口を閉じ、85℃、15分間の加熱殺菌をした。
ビー玉は、6.4gのものを用いた。ゼリー状飲料の強度はビー玉を落下させた際、1〜2cmゼリー状飲料内に沈む大きさである。
【0015】
容器入りゼリー状飲料を、家庭用冷蔵庫で一晩冷やした後、数回振って砕いた後、口にしたが、液体と固形物とが程良く混じり美味であった。
【0016】
前述した実施例は、グレープフルーツ味の飲料であるが、マスカットやピーチ等のその他の果汁、お茶、健康食品、栄養剤等を主成分とさせることが出来る。
本発明によれば、ゼリー状のままでは、飲み口より出てこない固形物としてのゼリー状飲料を、ビー玉で砕くことにより口にすることができ、又、種々の組合せからなるゼリー状飲料を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例であって、治具を飲み口に差し込んだ状態を示す正面図である。
【図2】容器を振ってビー玉を壁に当てている状態を示す正面図である。
【図3】飲む状態の飲料を示す容器の正面図である。
【符号の説明】
1 容器
2 容器本体
3 キャップ
4 ビー玉
5 飲料
6 治具
7 飲み口
Claims (4)
- 開口を有する容器本体と、該開口を閉じかつ飲み口を閉じるビー玉付きのキャップと、容器本体内に充填したゼリー状飲料を備え、ビー玉をゼリー状飲料内に落下させ、容器を振り、ビー玉によりゼリー状飲料を砕いた後、キャップの飲み口より出すことを特徴とする容器入り飲料。
- ゼリー状飲料がキャップからビー玉を落下させたとき、1〜2cmゼリー状飲料内に沈む強度である請求項1記載の容器入り飲料。
- ゼリー状飲料が炭酸ガスを吸着している請求項2記載の容器入り飲料。
- キャップの飲み口からドリンクゼリーが出てくる請求項2又は3記載の容器入り飲料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004481A JP2004215526A (ja) | 2003-01-10 | 2003-01-10 | 容器入り飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004481A JP2004215526A (ja) | 2003-01-10 | 2003-01-10 | 容器入り飲料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004215526A true JP2004215526A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32895449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003004481A Pending JP2004215526A (ja) | 2003-01-10 | 2003-01-10 | 容器入り飲料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004215526A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2316282A1 (en) * | 2009-10-28 | 2011-05-04 | Nestec S.A. | A multiphase jellified beverage composition |
EP2316281A1 (en) * | 2009-10-28 | 2011-05-04 | Nestec S.A. | A process for making a multiphase jellified beverage composition |
-
2003
- 2003-01-10 JP JP2003004481A patent/JP2004215526A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2316282A1 (en) * | 2009-10-28 | 2011-05-04 | Nestec S.A. | A multiphase jellified beverage composition |
EP2316281A1 (en) * | 2009-10-28 | 2011-05-04 | Nestec S.A. | A process for making a multiphase jellified beverage composition |
WO2011051237A1 (en) | 2009-10-28 | 2011-05-05 | Nestec S.A. | A multiphase jellified beverage composition |
WO2011051238A1 (en) | 2009-10-28 | 2011-05-05 | Nestec S.A. | A process for making a multiphase jellified beverage composition |
CN102595939A (zh) * | 2009-10-28 | 2012-07-18 | 雀巢产品技术援助有限公司 | 制备多相胶凝化饮料组合物的方法 |
CN102665449A (zh) * | 2009-10-28 | 2012-09-12 | 雀巢产品技术援助有限公司 | 多相胶凝化饮料组合物 |
CN102595939B (zh) * | 2009-10-28 | 2014-07-30 | 雀巢产品技术援助有限公司 | 制备多相胶凝化饮料组合物的方法 |
US10111450B2 (en) | 2009-10-28 | 2018-10-30 | Nestec S.A. | Process for making a multiphase jellified beverage composition |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20051024 |