JP2004214634A - スペーサテープの洗浄装置およびスペーサテープの洗浄方法 - Google Patents
スペーサテープの洗浄装置およびスペーサテープの洗浄方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 連続的に搬送される使用済みのスペーサテープを洗浄するためのスペーサテープの洗浄装置であって、上流側に配置した洗浄室と、洗浄室の下流側に配置した乾燥室と、洗浄室内に配設され、前記洗浄室内を通過するスペーサテープに対して、スペーサ表面に洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、洗浄室内で洗浄され、乾燥室内を通過するスペーサテープの表面に付着する洗浄液を吹き飛ばす、前記乾燥室に配設された水切り手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
ープ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)テープ、COF(Chip on
Film)テープ、2メタル(両面配線)テープ、多層配線用テープなど)(以下、単に「
電子部品実装用フィルムキャリアテープ」という)の製造工程において使用した使用済みのスペーサテープを洗浄するためのスペーサテープの洗浄装置およびスペーサテープの洗浄方法に関する。
ルムキャリアテープを用いた実装方式が採用されている。特に、パーソナルコンピュータなどのように高精細化、薄型化、液晶画面の額縁面積の狭小化が要望されている液晶表示素子(LCD)を使用する電子産業においてその重要性が高まっている。
ペーサテープ2の表面から微細な不純物などが取り除かれるようになっている。また、水室8の外方には、空気噴出が行なわれるエアナイフ10および加熱空気が噴出されるホットエアナイフ12が配置され、これらのエアナイフ10,12から噴出される圧縮空気または加熱空気により、テープ2の表面に付着している洗浄液が吹き飛ばされ、乾燥されるようになっている。
上流側に配置した洗浄室と、
前記洗浄室の下流側に配置した乾燥室と、
前記洗浄室内に配設され、前記洗浄室内を通過するスペーサテープに対して、スペーサ
表面に洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、
前記洗浄室内で洗浄され、乾燥室内を通過するスペーサテープの表面に付着する洗浄液を吹き飛ばす、前記乾燥室に配設された水切り手段と、
を備えることを特徴とする。
上流側に配置した洗浄室内に配設された洗浄ノズルを介して、洗浄室内を通過するスペーサテープに対して、スペーサ表面に洗浄液を噴射して洗浄した後、
前記洗浄室の下流側に配置した乾燥室内において、前記洗浄室内で洗浄され、乾燥室内を通過するスペーサテープの表面に付着する洗浄液を、前記乾燥室に配設された水切り手段によって、吹き飛ばし乾燥することを特徴とする。
更することができるように構成されていることを特徴とする。
過することにより、不純物が除去された洗浄液を繰り返し循環して、使用するので、常に清浄な洗浄液で洗浄を行うことができ、洗浄性、洗浄効率がさらに向上する。
て、噴出空気を勢い良く噴出させることができ、スペーサテープの幅方向にわたって均一に乾燥することができるとともに、乾燥効率が向上する。
内側の配管が、軸方向に沿って形成されたスリット状の内側開口を備え、
外側の配管が、軸方向に沿って形成され、前記内側の配管の内側開口と略180°異なる向きに配置されたスリット状の外側開口を備え、
内側の配管を圧送された空気または加熱空気が、内側の配管の内側開口から二重管の間隙に入り、外側の配管の外側開口を介して、スペーサテープに噴射されるように構成されていること特徴とする。
従って、乾燥室で乾燥された後のスペーサテープの表面に乾燥後も残存、付着する、鉄粉、磁性を帯びた塵埃などの磁性体をスペーサテープの表面から取り除くことができるので、より清浄なスペーサテープを得ることができる。
された状態で乾燥されることになる。
側(図1の右側)に上下2段に設置されている。
ット状の開口が形成され、このスリット状の開口を介して、第1の洗浄室24から第2の洗浄室26へと案内されるようになっている。
ことができる。したがって、巻き取りロール14には、自然乾燥およびエアーナイフ44、ホットエアナイフ46により、略均一に乾燥されたテープ2'が巻き取られることにな
る。
ル14に巻き取るようにしているが、乾燥室Bと巻き取りロール14との間に、不純物除去装置として、例えば、乾燥室Bの下流側の出口近傍のスペーサテープの搬送路に磁石を配置して、磁石による通路を設け、この磁石の間にテープ2'を導いた後、巻き取りロー
ル14で巻き取るようにしても良い。
存、付着する、鉄粉、磁性を帯びた塵埃などの磁性体を、吸着してスペーサテープの表面から取り除くことができるので、より清浄なスペーサテープを得ることができる。
4 巻き出しロール
6 純水
8 水室
10、12 エアナイフ
14 巻き取りロール
20 洗浄装置
21 開口
22 洗浄装置本体
22a 洗浄・乾燥部
23 仕切り板
24 第1の洗浄室
25 遮蔽板
26 第2の洗浄室
30 連絡通路
32a,34a 洗浄ノズル
32b,34b 洗浄ノズル
38 貯水槽
42 ドレン配管
44 エアナイフ
46a 、46b ホットエアナイフ
49 配管
50 配管
54,55 開口
56 間隙
90 以上
A 洗浄室
a,b,c,d ガイドローラ
B 乾燥室
e1〜e7 ガイドローラ
F フィルタ
P ポンプ
Claims (20)
- 連続的に搬送される使用済みのスペーサテープを洗浄するためのスペーサテープの洗浄装置であって、
上流側に配置した洗浄室と、
前記洗浄室の下流側に配置した乾燥室と、
前記洗浄室内に配設され、前記洗浄室内を通過するスペーサテープに対して、スペーサ表面に洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、
前記洗浄室内で洗浄され、乾燥室内を通過するスペーサテープの表面に付着する洗浄液を吹き飛ばす、前記乾燥室に配設された水切り手段と、
を備えることを特徴とするスペーサテープの洗浄装置。 - 前記洗浄ノズルが、前記洗浄室内を通過するスペーサテープに対して、スペーサテープの両側の表面に対して洗浄液を噴射するように、スペーサの両面側に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記洗浄ノズルが、スペーサテープの搬送方向に揺動可能に構成され、これにより、スペーサテープに対する洗浄液の噴射角度を変更することができるように構成されていることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記洗浄ノズルが、スペーサテープの幅方向に揺動可能に構成され、これにより、スペーサテープに対する洗浄液の噴射角度を変更することができるように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記洗浄室の乾燥室に連絡する下流側には、スペーサテープ表面に付着する洗浄液を吹き飛ばす水切り手段が配設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記洗浄室が、複数の区画された洗浄室を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記洗浄室内に洗浄ノズルから噴出された洗浄液を回収して、循環することにより、再使用するように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記洗浄室が、複数の区画された洗浄室のうち、下流側の洗浄室内に洗浄ノズルから噴出された洗浄液を回収して、上流側の洗浄室の洗浄ノズルに循環することにより、再使用するように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記洗浄液を循環する通路に不純物除去装置を配設し、この不純物除去装置を通過することにより、不純物が除去された洗浄液を繰り返し循環するように構成されていることを特徴とする請求項7から8のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記不純物除去装置が、磁石から構成されていることを特徴とする請求項9に記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記洗浄室内で、スペーサテープが上下方向に交互に搬送されるように構成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記乾燥室内で、スペーサテープが上下方向に交互に搬送されるように構成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記乾燥室が、一定の乾燥温度になるように維持されるように構成されていることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記乾燥室内の乾燥温度が、60℃〜90°Cの範囲に維持されるように構成されていることを特徴とする請求項13に記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記水切り手段が、圧縮空気が噴出されるエアナイフ、または加熱空気が噴出されるホットエアナイフから構成されていることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記エアナイフまたは前記ホットエアナイフが、空気または加熱空気を圧送る配管の軸方向に沿って形成されたスリット状の開口から噴出されるように構成されていることを特徴とする請求項15に記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記エアナイフまたは前記ホットエアナイフの配管が、二重管から構成され、
内側の配管が、軸方向に沿って形成されたスリット状の内側開口を備え、
外側の配管が、軸方向に沿って形成され、前記内側の配管の内側開口と略180°異なる向きに配置されたスリット状の外側開口を備え、
内側の配管を圧送された空気または加熱空気が、内側の配管の内側開口から二重管の間隙に入り、外側の配管の外側開口を介して、スペーサテープに噴射されるように構成されていること特徴とする請求項16に記載のスペーサテープの洗浄装置。 - 前記乾燥室の下流側の出口近傍のスペーサテープの搬送路に磁石を配置し、この磁石によりスペーサテープの表面に付着している磁性体を吸着するように構成されていることを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 前記洗浄ノズルが、洗浄室内のスペーサテープの搬送路の上流域および下流域にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から18のいずれかに記載のスペーサテープの洗浄装置。
- 連続的に搬送される使用済みのスペーサテープを洗浄するためのスペーサテープ洗浄方法であって、
上流側に配置した洗浄室内に配設された洗浄ノズルを介して、洗浄室内を通過するスペーサテープに対して、スペーサ表面に洗浄液を噴射して洗浄した後、
前記洗浄室の下流側に配置した乾燥室内において、前記洗浄室内で洗浄され、乾燥室内を通過するスペーサテープの表面に付着する洗浄液を、前記乾燥室に配設された水切り手段によって、吹き飛ばし乾燥することを特徴とするスペーサテープの洗浄方法。
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JP2008023467A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Dainippon Printing Co Ltd | フィルム洗浄装置 |
CN110788084A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-14 | 江苏上达电子有限公司 | 一种适用于卷对卷cof基板的等离子清洗方法 |
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2003
- 2003-12-09 JP JP2003410673A patent/JP3939290B2/ja not_active Expired - Fee Related
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