JP2004212027A - シートによる温水装置 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の太陽熱温水器は、タンク内の一定量の水に時間をかけ対流させ温水にしているが、量に制限がある、大量に作り出すためは熱交換器自体の重量や、コストが高くなる
【解決手段】２枚のシートを合わせ、高周波ミシンで交互に溶着（４）し、水の通る水管（５）を作る、これにより水を流しながら熱交換を行なうシート（２）を作る広い面積を必要とするため、シートで製作し屋根材（１２）等と兼用すればコスト面と合わせて解決することが出来る
シートであるから重量も軽い
【選択図】 図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、太陽熱を広い面積で熱交換し、低コストで温水がえられるものである
【０００２】
【従来の技術】
太陽熱温水器等は、一定量の水を対流によって時間をかけて熱交換するため、量が限られ、大量の温水を得るためには、コストがかかる
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】
イ 大量の温水が得られる事
ロ 一定量の水を温めるのではなく、流れながら熱を吸収させる
ハ 低コストである事
二 施工しやすく工期が早い事
ホ 屋根材とも兼用する事が出来る
本発明は、以上の事を考えて研究を進めた
【０００４】
【課題を解決するための手段】
安価で広い面積の熱交換をおこなうため、黒いシートを使い加工すれば、大きな面積が得られる
シートなら、折りたたんで持ち運びも可能である
熱交換器自体は、シートであるから広げれば使用可能である
広い面積が必要なため屋根材を兼ねる、シートの強度はすでに大型の建築物等で実証済みである（テント倉庫など）
【０００５】
【発明の実施の形態】
２枚のシートを重ね合わせ高周波ミシンで交互に水の通り道を作っていく水管の長さは、シートのｍ^２数×１５倍程度（１００ｍ^２程度で１．５ｋｍ）の距離になるこの様なシートを作れば、水が通っていくだけで温水を得ることが出来る外気との温度差保護のため透明シートを上にかけ、下には断熱材付きの反射シートを敷く
【０００６】
【発明の効果】
従来の熱交換器とは異なり小さくたため、持ち運びもしやすく施工が早い水管の断面はシート周囲を固定するため楕円形と也、熱交換も非常に良い保温タンクに溜め循環させる事により、効率よく使用できる
屋根材と兼ねれば低コストにつながる
【０００７】
【発明の属する技術分野】
ボイラーと組み合わせ 冬季鶏舎の暖房、養魚場の温水、温水プール、温室栽培、床暖房など
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の熱交換シート
【図２】本発明の各シート図
【図３】本発明の断面図
【図４】
【図５】本発明の施工例
【符号の説明】
（１） は、 上部透明シート
（２） は、 熱交換シート
（３） は、 断熱材付き反射シート
（４） は、 高周波ミシンによる溶着面 約１ｃｍ巾
（５） は、 水管 約５ｃｍ巾
（６） は、 シートジョイント部
（７） は、 水入り口
（８） は、 水 出口
（９） は、 保温タンク
（１０）は、 暖房配管
（１１）は、 ポンプ
（１２）は、 屋根材を兼ねた温水シート装置
（１３）は、 壁面を利用する場合
（１４）は、 シートをロープ等で固定するハトメ

Claims (1)

1. ２枚のシートを合わせ高周波ミシンで交互に水を流すシート（２）を作り水管を流れながら、温水を得る装置

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