JP2004209215A - 真空掃除機の補助掃除ツール - Google Patents
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Abstract
【課題】容易な保管だけでなく、保管状態から簡単な操作だけで使用状態への転換が容易な真空掃除機の操作ハンドルに構成される補助掃除ツールを提供する。
【解決手段】操作ハンドル20に該操作ハンドルから突出される使用位置と陥没される保管位置に移動自在に設けられ、円筒体の対称部位をその長手方向に沿って一側から他側に行くほど次第に狭幅になる楔溝状に切開して分離した構造の1対の掃除ツール部材31,32がその内側及び外側に旋回するようヒンジピンで結合されなる掃除ツールボディ30、及び掃除ツールボディを使用位置及び保管位置に移動させると共に、使用位置では狭い端部を形成するよう1対の掃除ツール部材を内側に旋回させ、保管位置では拡張端部を形成するよう1対の掃除ツール部材をその逆に旋回させる掃除ツール部材旋回手段40とを含む。
【選択図】 図2
【解決手段】操作ハンドル20に該操作ハンドルから突出される使用位置と陥没される保管位置に移動自在に設けられ、円筒体の対称部位をその長手方向に沿って一側から他側に行くほど次第に狭幅になる楔溝状に切開して分離した構造の1対の掃除ツール部材31,32がその内側及び外側に旋回するようヒンジピンで結合されなる掃除ツールボディ30、及び掃除ツールボディを使用位置及び保管位置に移動させると共に、使用位置では狭い端部を形成するよう1対の掃除ツール部材を内側に旋回させ、保管位置では拡張端部を形成するよう1対の掃除ツール部材をその逆に旋回させる掃除ツール部材旋回手段40とを含む。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は真空掃除機の掃除ツール、さらに詳しくは間隙掃除などに使用される補助掃除ツールに係り、特に保管及び使用状態への転換が容易な真空掃除機の操作ハンドルに構成される補助掃除ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】
公知の通り、真空掃除機は真空発生装置によって発生する吸込力によって被掃除面の埃及びゴミを吸い込んで除去するもので、家庭の床や部屋などのような広い場所だけではなく窓枠のような隙間も効果的に掃除できる。
【0003】
従って、一般の真空掃除機は広い場所の掃除のためのメイン掃除ツールとしての吸込ブラシだけではなく、間隙掃除のための先が尖っている、言わば間隙ブラシとも呼ばれる補助吸込ツールも共に備える。
【0004】
図1は一般の真空掃除機の一例を概略的に示す斜視図である。図面において10は掃除機本体であって、この掃除機本体10には真空発生装置などのような主要品が装着されている。掃除機本体10には操作ハンドル11を有するフレキシブルホース組立体12が連結されており、操作ハンドル11には延長管13が着脱自在に連結されている。そして、延長管13の端部には通常メイン掃除ツールとしての吸込ブラシ14が連結されている。
【0005】
また、延長管13には、補助吸込ツールである間隙ブラシ15を保管するためのクリップ16が装着されていて、未使用状態の間隙ブラシ15を保管できるようなっている。
【0006】
前述したような真空掃除機は、図面のような吸込ブラシ14を用いた広い場所の掃除途中間隙ブラシ15を用いようとする場合、クリップ16に保管されている間隙ブラシ15を取出して吸込ブラシ14の代りに延長管13に装着して掃除を行なう。また、間隙ブラシ15はフレキシブルホース組立体12の操作ハンドル11に装着され使用することもできる。
【0007】
いずれの場合や間隙ブラシ15を使用したい場合、これを延長管13や操作ハンドル11に着脱してクリップ16に保管すべきなど、従来の真空掃除機の補助掃除ツールは使い勝手が良くない不便さがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述したような問題点を解決するために案出されたもので、その目的は容易な保管だけではなく、保管状態から簡単な操作だけで使用状態への転換が可能なので使い勝手のよい真空掃除機の補助掃除ツールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための本発明に係る真空掃除機の補助掃除ツールは、真空掃除機の操作ハンドルに該操作ハンドルから突出される使用位置と陥没される保管位置に移動自在に設けられ、円筒体の対称部位をその長手方向に沿って一側から他側に行くほど次第に狭幅になる楔溝状に切開して分離した構造の1対の掃除ツール部材がその内側及び外側に旋回するようヒンジピンで結合されてなる掃除ツールボディ、及び前記掃除ツールボディを前記使用位置及び保管位置に移動させると同時に、前記使用位置では狭い端部を形成するよう前記1対の掃除ツール部材を内側に旋回させ、前記保管位置では拡張端部を形成するよう前記1対の掃除ツール部材をその反対に旋回させる掃除ツール部材旋回手段とを含む。
【0010】
前記掃除ツール部材旋回手段は、前記1対の掃除ツール部材の後方部に対称にそれぞれ形成された2対のガイド突起、及び2対の前記ガイド突起を通して前記掃除ツールボディに設けられ、前記ガイド突起と対応する位置には前記ガイド突起の移動を案内する2対のガイド溝が前方から後方に行くほど各対のガイド溝間の間隔が遠ざかるよう形成されたスライダーとを含む。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき本発明の望ましい実施例を詳述する。
【0012】
図2は本発明の一実施例による真空掃除機の補助掃除ツールを示す斜視図、図3は本発明の要部である掃除ツールボディを抜粋して示す分解斜視図、図4は図3の組立斜視図、図5A及び図5Bは本発明に係る補助掃除ツールの使用状態及び保管状態による作用を示す斜視図である。
【0013】
図2ないし図4に示した通り、本発明の一実施例による真空掃除機の補助掃除ツールは、真空掃除機の操作ハンドル20にこの操作ハンドル20から突出される使用位置と陥没される保管位置との間に移動自在に設けられた掃除ツールボディ30、及び掃除ツールボディ30を前記使用位置と保管位置に移動させると同時に、前記使用位置では掃除ツールボディ30が狭い端部を形成する一方、前記保管位置では掃除ツールボディ30が拡張端部を形成する掃除ツール部材旋回手段40を含む。
【0014】
掃除ツールボディ30は、円筒体の対称部位をその長手方向に沿って一側から他側に行くほど次第に狭幅になる楔溝状に切開して分離した構造の1対の掃除ツール部材31、32を備え、1対の掃除ツール部材31、32がヒンジピン33によってその内側及び外側に旋回するよう結合され構成される。
【0015】
それぞれの掃除ツール部材31、32は半円断面を有し、その両側が前述したように楔溝状に切り取られることによって形成された傾斜面を有する。従って、それぞれの掃除ツール部材31、32はこれを正面から見た時、その一端から他端に行くほど狭い幅になるテーパ状を有する。
【0016】
ヒンジピン33は、掃除ツール部材31、32の長さを5等分する際にその前から4/5になる地点に置かれ、それぞれの掃除ツール部材31、32にはヒンジピン33が挿入されるヒンジ孔を有するヒンジ片31a、32aがそれぞれ一体に形成される。
【0017】
前述したような構造によって掃除ツールボディ30は、ヒンジピン33を中心に1対の掃除ツール部材31、32が内側または外側に旋回できる。ここで、内側旋回は各掃除ツール部材31、32の傾斜面が近接する場合であり、外側旋回はその逆の場合である。従って、内側旋回時掃除ツールボディ30は狭い端部を形成し、外側旋回時は拡張端部を形成する。
【0018】
掃除ツール部材旋回手段40は、1対の掃除ツール部材31、32の後方部に対称にそれぞれ形成された2対のガイド突起41、42と、ガイド突起41、42と対応する2対のガイド溝43を備えたスライダー44とを備える。スライダー44は2対のガイド突起41、42を通して掃除ツールボディ30に設けられる。そして、2対のガイド溝43(図面において1対のガイド溝だけが示されているが、これと対称位置にもう1対のガイド溝が形成されている)はその前方から後方に行くほどガイド溝間の間隔が遠ざかるよう傾斜して形成される。
【0019】
従って、ガイド溝43に収容されているガイド突起41(以下、対称構造なので一つについてだけ説明する)がガイド溝43の前端部に位置すれば、掃除ツールボディ30は拡張端部を形成し、ガイド突起41がガイド溝43の後端部に位置すれば掃除ツールボディ30は狭い端部を形成する。
【0020】
以下、前述したように構成された本発明に係る補助掃除ツールの使用位置及び保管位置による作用を説明する。
【0021】
図5Aは掃除ツールボディ30が操作ハンドル20の保管位置に移動された状態を示す図である。同図によれば、掃除ツールボディ30は、操作ハンドル20の内部に陥没されており、各掃除ツール部材31、32のガイド突起41はスライダー44に形成されたガイド溝43の前端部に位置されている。このような補助吸込ツール保管状態で操作ハンドル20には延長管などが結合されメイン掃除ツールを用いた掃除が可能になる。
【0022】
前述したようなメイン掃除ツールを用いた掃除途中補助掃除ツールを用いようとする場合、操作ハンドル20に結合されていた延長管を分離し、スライダー44を操作ハンドル20の前方に前進させる。すると、掃除ツールボディ30が使用位置に移動されるが、この際スライダー44が共に前進されることによってガイド突起41がスライダー44のガイド溝43に沿って移動され、掃除ツール部材31、32がヒンジピン33を中心に内側に旋回する。
【0023】
最終的に使用位置に突出された掃除ツールボディ30は、図5Bに示した通り狭い端部を形成し、よって間隙などを掃除できる。
【0024】
間隙などの掃除後掃除ツールボディ30及びスライダー44を逆に後進させれば、ガイド突起41及びガイド溝43によって掃除ツールボディ30が保管位置に移動され、拡張端部を形成する。
【0025】
このように本発明に係る補助掃除ツールは別の保管クリップを使用せず操作ハンドルに保管され、またその保管状態で簡単な操作によって使用状態に転換して使用できる。
【0026】
以上、本発明を本発明の原理を例示するための望ましい実施例と関連して示しかつ説明したが、本発明はそのように示しかつ説明されたそのままの構成及び作用に限られない。すなわち、本発明の属する技術分野において通常の知識を持つものならば、特許請求の範囲の思想及び範疇を逸脱せず本発明に対する変更及び修正が可能であることを良く理解できろう。従って、そのような全ての適切な変更及び修正と均等物も本発明の範囲に属することと見做されるべきである。
【0027】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明によれば、補助掃除ツールの保管が容易になるだけではなく、保管状態から簡単な操作によって使用状態に転換して使用できるため、掃除機の使い勝手を良くすることができ、忘失の恐れが全くない。
【0028】
すなわち、本発明によれば使用者の好みの側面から極めて満足すべき掃除機を提供できて製品競争力を一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般の真空掃除機に備えられる補助掃除ツール及びその保管構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による真空掃除機の補助掃除ツールを示す斜視図である。
【図3】本発明の要部である掃除ツールボディを抜粋して示す分解斜視図である。
【図4】図3の組立斜視図である。
【図5A】本発明に係る補助掃除ツールの使用状態及び保管状態による作用を示す斜視図である。
【図5B】本発明に係る補助掃除ツールの使用状態及び保管状態による作用を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 操作ハンドル
30 掃除ツールボディ
31、32 掃除ツール部材
31a、32a ヒンジ片
33 ヒンジピン
40 掃除ツール部材旋回手段
41、42 ガイド突起
43 ガイド溝
44 スライダー
【発明の属する技術分野】
本発明は真空掃除機の掃除ツール、さらに詳しくは間隙掃除などに使用される補助掃除ツールに係り、特に保管及び使用状態への転換が容易な真空掃除機の操作ハンドルに構成される補助掃除ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】
公知の通り、真空掃除機は真空発生装置によって発生する吸込力によって被掃除面の埃及びゴミを吸い込んで除去するもので、家庭の床や部屋などのような広い場所だけではなく窓枠のような隙間も効果的に掃除できる。
【0003】
従って、一般の真空掃除機は広い場所の掃除のためのメイン掃除ツールとしての吸込ブラシだけではなく、間隙掃除のための先が尖っている、言わば間隙ブラシとも呼ばれる補助吸込ツールも共に備える。
【0004】
図1は一般の真空掃除機の一例を概略的に示す斜視図である。図面において10は掃除機本体であって、この掃除機本体10には真空発生装置などのような主要品が装着されている。掃除機本体10には操作ハンドル11を有するフレキシブルホース組立体12が連結されており、操作ハンドル11には延長管13が着脱自在に連結されている。そして、延長管13の端部には通常メイン掃除ツールとしての吸込ブラシ14が連結されている。
【0005】
また、延長管13には、補助吸込ツールである間隙ブラシ15を保管するためのクリップ16が装着されていて、未使用状態の間隙ブラシ15を保管できるようなっている。
【0006】
前述したような真空掃除機は、図面のような吸込ブラシ14を用いた広い場所の掃除途中間隙ブラシ15を用いようとする場合、クリップ16に保管されている間隙ブラシ15を取出して吸込ブラシ14の代りに延長管13に装着して掃除を行なう。また、間隙ブラシ15はフレキシブルホース組立体12の操作ハンドル11に装着され使用することもできる。
【0007】
いずれの場合や間隙ブラシ15を使用したい場合、これを延長管13や操作ハンドル11に着脱してクリップ16に保管すべきなど、従来の真空掃除機の補助掃除ツールは使い勝手が良くない不便さがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前述したような問題点を解決するために案出されたもので、その目的は容易な保管だけではなく、保管状態から簡単な操作だけで使用状態への転換が可能なので使い勝手のよい真空掃除機の補助掃除ツールを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための本発明に係る真空掃除機の補助掃除ツールは、真空掃除機の操作ハンドルに該操作ハンドルから突出される使用位置と陥没される保管位置に移動自在に設けられ、円筒体の対称部位をその長手方向に沿って一側から他側に行くほど次第に狭幅になる楔溝状に切開して分離した構造の1対の掃除ツール部材がその内側及び外側に旋回するようヒンジピンで結合されてなる掃除ツールボディ、及び前記掃除ツールボディを前記使用位置及び保管位置に移動させると同時に、前記使用位置では狭い端部を形成するよう前記1対の掃除ツール部材を内側に旋回させ、前記保管位置では拡張端部を形成するよう前記1対の掃除ツール部材をその反対に旋回させる掃除ツール部材旋回手段とを含む。
【0010】
前記掃除ツール部材旋回手段は、前記1対の掃除ツール部材の後方部に対称にそれぞれ形成された2対のガイド突起、及び2対の前記ガイド突起を通して前記掃除ツールボディに設けられ、前記ガイド突起と対応する位置には前記ガイド突起の移動を案内する2対のガイド溝が前方から後方に行くほど各対のガイド溝間の間隔が遠ざかるよう形成されたスライダーとを含む。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき本発明の望ましい実施例を詳述する。
【0012】
図2は本発明の一実施例による真空掃除機の補助掃除ツールを示す斜視図、図3は本発明の要部である掃除ツールボディを抜粋して示す分解斜視図、図4は図3の組立斜視図、図5A及び図5Bは本発明に係る補助掃除ツールの使用状態及び保管状態による作用を示す斜視図である。
【0013】
図2ないし図4に示した通り、本発明の一実施例による真空掃除機の補助掃除ツールは、真空掃除機の操作ハンドル20にこの操作ハンドル20から突出される使用位置と陥没される保管位置との間に移動自在に設けられた掃除ツールボディ30、及び掃除ツールボディ30を前記使用位置と保管位置に移動させると同時に、前記使用位置では掃除ツールボディ30が狭い端部を形成する一方、前記保管位置では掃除ツールボディ30が拡張端部を形成する掃除ツール部材旋回手段40を含む。
【0014】
掃除ツールボディ30は、円筒体の対称部位をその長手方向に沿って一側から他側に行くほど次第に狭幅になる楔溝状に切開して分離した構造の1対の掃除ツール部材31、32を備え、1対の掃除ツール部材31、32がヒンジピン33によってその内側及び外側に旋回するよう結合され構成される。
【0015】
それぞれの掃除ツール部材31、32は半円断面を有し、その両側が前述したように楔溝状に切り取られることによって形成された傾斜面を有する。従って、それぞれの掃除ツール部材31、32はこれを正面から見た時、その一端から他端に行くほど狭い幅になるテーパ状を有する。
【0016】
ヒンジピン33は、掃除ツール部材31、32の長さを5等分する際にその前から4/5になる地点に置かれ、それぞれの掃除ツール部材31、32にはヒンジピン33が挿入されるヒンジ孔を有するヒンジ片31a、32aがそれぞれ一体に形成される。
【0017】
前述したような構造によって掃除ツールボディ30は、ヒンジピン33を中心に1対の掃除ツール部材31、32が内側または外側に旋回できる。ここで、内側旋回は各掃除ツール部材31、32の傾斜面が近接する場合であり、外側旋回はその逆の場合である。従って、内側旋回時掃除ツールボディ30は狭い端部を形成し、外側旋回時は拡張端部を形成する。
【0018】
掃除ツール部材旋回手段40は、1対の掃除ツール部材31、32の後方部に対称にそれぞれ形成された2対のガイド突起41、42と、ガイド突起41、42と対応する2対のガイド溝43を備えたスライダー44とを備える。スライダー44は2対のガイド突起41、42を通して掃除ツールボディ30に設けられる。そして、2対のガイド溝43(図面において1対のガイド溝だけが示されているが、これと対称位置にもう1対のガイド溝が形成されている)はその前方から後方に行くほどガイド溝間の間隔が遠ざかるよう傾斜して形成される。
【0019】
従って、ガイド溝43に収容されているガイド突起41(以下、対称構造なので一つについてだけ説明する)がガイド溝43の前端部に位置すれば、掃除ツールボディ30は拡張端部を形成し、ガイド突起41がガイド溝43の後端部に位置すれば掃除ツールボディ30は狭い端部を形成する。
【0020】
以下、前述したように構成された本発明に係る補助掃除ツールの使用位置及び保管位置による作用を説明する。
【0021】
図5Aは掃除ツールボディ30が操作ハンドル20の保管位置に移動された状態を示す図である。同図によれば、掃除ツールボディ30は、操作ハンドル20の内部に陥没されており、各掃除ツール部材31、32のガイド突起41はスライダー44に形成されたガイド溝43の前端部に位置されている。このような補助吸込ツール保管状態で操作ハンドル20には延長管などが結合されメイン掃除ツールを用いた掃除が可能になる。
【0022】
前述したようなメイン掃除ツールを用いた掃除途中補助掃除ツールを用いようとする場合、操作ハンドル20に結合されていた延長管を分離し、スライダー44を操作ハンドル20の前方に前進させる。すると、掃除ツールボディ30が使用位置に移動されるが、この際スライダー44が共に前進されることによってガイド突起41がスライダー44のガイド溝43に沿って移動され、掃除ツール部材31、32がヒンジピン33を中心に内側に旋回する。
【0023】
最終的に使用位置に突出された掃除ツールボディ30は、図5Bに示した通り狭い端部を形成し、よって間隙などを掃除できる。
【0024】
間隙などの掃除後掃除ツールボディ30及びスライダー44を逆に後進させれば、ガイド突起41及びガイド溝43によって掃除ツールボディ30が保管位置に移動され、拡張端部を形成する。
【0025】
このように本発明に係る補助掃除ツールは別の保管クリップを使用せず操作ハンドルに保管され、またその保管状態で簡単な操作によって使用状態に転換して使用できる。
【0026】
以上、本発明を本発明の原理を例示するための望ましい実施例と関連して示しかつ説明したが、本発明はそのように示しかつ説明されたそのままの構成及び作用に限られない。すなわち、本発明の属する技術分野において通常の知識を持つものならば、特許請求の範囲の思想及び範疇を逸脱せず本発明に対する変更及び修正が可能であることを良く理解できろう。従って、そのような全ての適切な変更及び修正と均等物も本発明の範囲に属することと見做されるべきである。
【0027】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明によれば、補助掃除ツールの保管が容易になるだけではなく、保管状態から簡単な操作によって使用状態に転換して使用できるため、掃除機の使い勝手を良くすることができ、忘失の恐れが全くない。
【0028】
すなわち、本発明によれば使用者の好みの側面から極めて満足すべき掃除機を提供できて製品競争力を一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般の真空掃除機に備えられる補助掃除ツール及びその保管構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による真空掃除機の補助掃除ツールを示す斜視図である。
【図3】本発明の要部である掃除ツールボディを抜粋して示す分解斜視図である。
【図4】図3の組立斜視図である。
【図5A】本発明に係る補助掃除ツールの使用状態及び保管状態による作用を示す斜視図である。
【図5B】本発明に係る補助掃除ツールの使用状態及び保管状態による作用を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 操作ハンドル
30 掃除ツールボディ
31、32 掃除ツール部材
31a、32a ヒンジ片
33 ヒンジピン
40 掃除ツール部材旋回手段
41、42 ガイド突起
43 ガイド溝
44 スライダー
Claims (3)
- 真空掃除機の操作ハンドルに該操作ハンドルから突出される使用位置と陥没される保管位置に移動自在に設けられ、円筒体の対称部位をその長手方向に沿って一側から他側に行くほど次第に狭幅になる楔溝状に切開して分離した構造の1対の掃除ツール部材が、その内側及び外側に旋回するようヒンジピンで結合されてなる掃除ツールボディと、
該掃除ツールボディを前記使用位置及び保管位置に移動させると共に前記使用位置では狭い端部を形成するよう前記1対の掃除ツール部材を内側に旋回させ、前記保管位置では拡張端部を形成するよう前記1対の掃除ツール部材をその反対に旋回させる掃除ツール部材旋回手段とを備えることを特徴とする真空掃除機の補助掃除ツール。 - 前記掃除ツール部材旋回手段は、
前記1対の掃除ツール部材の後方部に対称にそれぞれ形成された2対のガイド突起と、
2対の前記ガイド突起を通して前記掃除ツールボディに設けられ、前記ガイド突起と対応する位置には前記ガイド突起の移動を案内する2対のガイド溝が前方から後方に行くほど各対のガイド溝間の間隔が遠ざかるよう形成されたスライダーとを備えることを特徴とする請求項1に記載の真空掃除機の補助掃除ツール。 - 前記ヒンジピンは前記掃除ツールボディの長さを5等分する際、前方から4/5になる地点で位置されることを特徴とする請求項2に記載の真空掃除機の補助掃除ツール。
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