JP2004208831A - 水系消火薬剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】木材消火能力が高く、しかも安価に製造できる水系消火薬剤を提供する。
【解決手段】45〜52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム5〜10重量%、尿素10〜15重量%、硫酸アンモニウム25〜30重量%を配合した。
【解決手段】45〜52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム5〜10重量%、尿素10〜15重量%、硫酸アンモニウム25〜30重量%を配合した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水系移動式消火設備に好適に使用できる水系消火薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に水系消火薬剤の主たる消火対象物は木材火災であり、その消火能力を向上させる開発努力がなされている。そして当業界においては木材火災に対する消火能力は一般的にリン酸塩類の含有量が大きく作用することが知られており(例えば、特許文献1参照。)、その濃度割合を如何に上げるかが開発の問題点でもあった。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−235398号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、水系消火薬剤の主成分であるリン酸アンモニウムは比較的高価な化学薬品であることから、その配合割合を増やすことはコスト高になる。また水系の移動式消火設備は、寒冷地での低温(−20°C)でも安定した放射性能が要求されるが、その為には長い消火ホース内での圧力損失を少なくする必要があり、その手段としては低温時の粘度を小さくしなければならなかった。一般に、凝固点を下げるためにエチレングリコールがよく使用される。しかし、エチレングリコールを添加することによりリン酸アンモニウムの配合量を少なくすることができて凝固点を下げることができるが、低温(−20°C)での粘度上昇及び消火において悪影響を及ぼすという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、木材消火能力が高く、とくに低温での放射性能、消火能力にも優れ、しかも安価に製造できる水系消火薬剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の水系消火薬剤は、水にリン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムを溶解してなることに特徴を有するものである。
【0007】
【作用】
水に、リン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムの3成分を配合することにより、リン酸アンモニウムをそれほど多く配合しなくても、木材消火能力を向上させることができ、低温でも安定した放射性能を発揮できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
【0009】
本発明の水系消火薬剤は、水にリン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムを溶解してなる。各成分の配合割合比は、45〜52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム5〜10重量%、尿素10〜15重量%、硫酸アンモニウム25〜30重量%とする。
【0010】
リン酸アンモニウムは、5重量%より少ないと、他の成分をいくら増やしても消火効力が低下してしまい、10重量%を超えると、他の成分とのバランス上溶解が難しく、またコスト高となる。
尿素が10重量%未満では、凝固点を維持する為他の成分を増やす必要があるが、他の成分を増やすと溶解度が不足する。尿素が15重量%より多いと溶解度の関係で他の成分を減少させる必要があり、他の成分を減らすと消火効力が低下する。
硫酸アンモニウムが25重量%未満では、リン酸アンモニウムを増やす必要が生じてコストアップに繋がり、また木材火災において消火後の再燃抑制効果が減少する。硫酸アンモニウムが30重量%を超えると溶解度が不足する。
【0011】
水、リン酸アンモニウム、尿素、および硫酸アンモニウムの各成分を上記配合割合比とすることにより、低温(−20°)においても低粘度の水系消火薬剤を得ることができる。
【0012】
上記水系消火薬剤には、木材火災に対する消火力を安定して保つために、更に、ソフタゾリン、パイオニン等の界面活性剤を添加することが好ましい。また、その他に、例えば防錆剤を添加することもできる。
【0013】
【実施例】
実施例1
50重量%の水に対し、リン酸アンモニウム5重量%、尿素14重量%、硫酸アンモニウム29重量%、防錆剤2重量%を配合した。
【0014】
実施例2
50重量%の水に対し、リン酸アンモニウム6重量%、尿素15重量%、硫酸アンモニウム27重量%、防錆剤2重量%を配合した。
【0015】
実施例3
50重量%の水に対し、リン酸アンモニウム6重量%、尿素15重量%、硫酸アンモニウム26重量%、防錆剤2重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0016】
実施例4
52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム7重量%、尿素12重量%、硫酸アンモニウム27重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0017】
実施例5
52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム9重量%、尿素12重量%、硫酸アンモニウム25重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0018】
実施例6
52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム10重量%、尿素10重量%、硫酸アンモニウム27重量%、防錆剤1重量%を配合した。
【0019】
比較例1
55重量%の水に対し、リン酸アンモニウム30重量%、エチレングリコール12重量%、防錆剤2重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0020】
比較例2
53重量%の水に対し、リン酸アンモニウム27重量%、エチレングリコール17重量%、防錆剤3重量%を配合した。
【0021】
比較例3
62重量%の水に対し、リン酸アンモニウム25重量%、尿素11重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0022】
比較例4
59重量%の水に対し、リン酸アンモニウム28重量%、尿素11重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0023】
比較例5
58重量%の水に対し、リン酸アンモニウム25重量%、硫酸アンモニウム15重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0024】
比較例6
55重量%の水に対し、尿素13重量%、硫酸アンモニウム30重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0025】
実施例1〜6、比較例1〜6の各水系消火薬剤の凝固点、粘度については図1の図表に示す通りである。
【0026】
実施例1〜6、比較例1〜6の各水系消火薬剤についての消火試験を行った。この消火試験方法は、消火模型、手順、結果評価判断は自治省令第27号「消火器の技術上の規格を定める省令第3条第2項」に従い、各水系消火薬剤2リットルを消火器に充填し、第1模型(通称;A−2模型)を消火した。
【0027】
この消火試験の結果は図2の図表に示すとおりである。
【0028】
図1、図2の図表において、比較例1、2では、凝固点を下げるためのエチレングリコールを添加してあるので、凝固点を下げる効果は良好であるが、低温(−20°C)での粘度上昇および消火試験において悪影響を及ぼす。比較例3、4では、リン酸アンモニウムと尿素の系だけであるため、溶解度限度まで溶解しても、凝固点(−20°C)には到達しない。比較例5では、リン酸アンモニウムと硫酸アンモニウムの系だけであるため、比較例4と同様に、凝固点(−20°C)に達するまでに溶解限界に達する。比較例6では、尿素と硫酸アンモニウムだけの系であるため、木材火災に対し消火不能である。
【0029】
以上のことから明らかなように、リン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムのうちのいずれか2成分だけでの配合処方では、その割合比を変えても凝固点が−20°Cに達せず、実施例1〜6のようにこれらリン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムの3成分が或る所定の配合割合比であるときにのみ凝固点、粘度、木材火災消火がクリアできることがわかる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、木材消火能力が高く、とくに低温(−20°C)での放射性能、消火能力に優れ、しかも硫酸アンモニウムの配合量は少なくて足りるためそれだけ安価に製造できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜6、比較例1〜6の各水系消火薬剤の凝固点、粘度を示す図表である。
【図2】実施例1〜6、比較例1〜6の各水系消火薬剤についての消火試験の結果を示す図表である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、水系移動式消火設備に好適に使用できる水系消火薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に水系消火薬剤の主たる消火対象物は木材火災であり、その消火能力を向上させる開発努力がなされている。そして当業界においては木材火災に対する消火能力は一般的にリン酸塩類の含有量が大きく作用することが知られており(例えば、特許文献1参照。)、その濃度割合を如何に上げるかが開発の問題点でもあった。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−235398号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、水系消火薬剤の主成分であるリン酸アンモニウムは比較的高価な化学薬品であることから、その配合割合を増やすことはコスト高になる。また水系の移動式消火設備は、寒冷地での低温(−20°C)でも安定した放射性能が要求されるが、その為には長い消火ホース内での圧力損失を少なくする必要があり、その手段としては低温時の粘度を小さくしなければならなかった。一般に、凝固点を下げるためにエチレングリコールがよく使用される。しかし、エチレングリコールを添加することによりリン酸アンモニウムの配合量を少なくすることができて凝固点を下げることができるが、低温(−20°C)での粘度上昇及び消火において悪影響を及ぼすという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、木材消火能力が高く、とくに低温での放射性能、消火能力にも優れ、しかも安価に製造できる水系消火薬剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の水系消火薬剤は、水にリン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムを溶解してなることに特徴を有するものである。
【0007】
【作用】
水に、リン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムの3成分を配合することにより、リン酸アンモニウムをそれほど多く配合しなくても、木材消火能力を向上させることができ、低温でも安定した放射性能を発揮できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
【0009】
本発明の水系消火薬剤は、水にリン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムを溶解してなる。各成分の配合割合比は、45〜52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム5〜10重量%、尿素10〜15重量%、硫酸アンモニウム25〜30重量%とする。
【0010】
リン酸アンモニウムは、5重量%より少ないと、他の成分をいくら増やしても消火効力が低下してしまい、10重量%を超えると、他の成分とのバランス上溶解が難しく、またコスト高となる。
尿素が10重量%未満では、凝固点を維持する為他の成分を増やす必要があるが、他の成分を増やすと溶解度が不足する。尿素が15重量%より多いと溶解度の関係で他の成分を減少させる必要があり、他の成分を減らすと消火効力が低下する。
硫酸アンモニウムが25重量%未満では、リン酸アンモニウムを増やす必要が生じてコストアップに繋がり、また木材火災において消火後の再燃抑制効果が減少する。硫酸アンモニウムが30重量%を超えると溶解度が不足する。
【0011】
水、リン酸アンモニウム、尿素、および硫酸アンモニウムの各成分を上記配合割合比とすることにより、低温(−20°)においても低粘度の水系消火薬剤を得ることができる。
【0012】
上記水系消火薬剤には、木材火災に対する消火力を安定して保つために、更に、ソフタゾリン、パイオニン等の界面活性剤を添加することが好ましい。また、その他に、例えば防錆剤を添加することもできる。
【0013】
【実施例】
実施例1
50重量%の水に対し、リン酸アンモニウム5重量%、尿素14重量%、硫酸アンモニウム29重量%、防錆剤2重量%を配合した。
【0014】
実施例2
50重量%の水に対し、リン酸アンモニウム6重量%、尿素15重量%、硫酸アンモニウム27重量%、防錆剤2重量%を配合した。
【0015】
実施例3
50重量%の水に対し、リン酸アンモニウム6重量%、尿素15重量%、硫酸アンモニウム26重量%、防錆剤2重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0016】
実施例4
52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム7重量%、尿素12重量%、硫酸アンモニウム27重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0017】
実施例5
52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム9重量%、尿素12重量%、硫酸アンモニウム25重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0018】
実施例6
52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム10重量%、尿素10重量%、硫酸アンモニウム27重量%、防錆剤1重量%を配合した。
【0019】
比較例1
55重量%の水に対し、リン酸アンモニウム30重量%、エチレングリコール12重量%、防錆剤2重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0020】
比較例2
53重量%の水に対し、リン酸アンモニウム27重量%、エチレングリコール17重量%、防錆剤3重量%を配合した。
【0021】
比較例3
62重量%の水に対し、リン酸アンモニウム25重量%、尿素11重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0022】
比較例4
59重量%の水に対し、リン酸アンモニウム28重量%、尿素11重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0023】
比較例5
58重量%の水に対し、リン酸アンモニウム25重量%、硫酸アンモニウム15重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0024】
比較例6
55重量%の水に対し、尿素13重量%、硫酸アンモニウム30重量%、防錆剤1重量%、界面活性剤1重量%を配合した。
【0025】
実施例1〜6、比較例1〜6の各水系消火薬剤の凝固点、粘度については図1の図表に示す通りである。
【0026】
実施例1〜6、比較例1〜6の各水系消火薬剤についての消火試験を行った。この消火試験方法は、消火模型、手順、結果評価判断は自治省令第27号「消火器の技術上の規格を定める省令第3条第2項」に従い、各水系消火薬剤2リットルを消火器に充填し、第1模型(通称;A−2模型)を消火した。
【0027】
この消火試験の結果は図2の図表に示すとおりである。
【0028】
図1、図2の図表において、比較例1、2では、凝固点を下げるためのエチレングリコールを添加してあるので、凝固点を下げる効果は良好であるが、低温(−20°C)での粘度上昇および消火試験において悪影響を及ぼす。比較例3、4では、リン酸アンモニウムと尿素の系だけであるため、溶解度限度まで溶解しても、凝固点(−20°C)には到達しない。比較例5では、リン酸アンモニウムと硫酸アンモニウムの系だけであるため、比較例4と同様に、凝固点(−20°C)に達するまでに溶解限界に達する。比較例6では、尿素と硫酸アンモニウムだけの系であるため、木材火災に対し消火不能である。
【0029】
以上のことから明らかなように、リン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムのうちのいずれか2成分だけでの配合処方では、その割合比を変えても凝固点が−20°Cに達せず、実施例1〜6のようにこれらリン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムの3成分が或る所定の配合割合比であるときにのみ凝固点、粘度、木材火災消火がクリアできることがわかる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、木材消火能力が高く、とくに低温(−20°C)での放射性能、消火能力に優れ、しかも硫酸アンモニウムの配合量は少なくて足りるためそれだけ安価に製造できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜6、比較例1〜6の各水系消火薬剤の凝固点、粘度を示す図表である。
【図2】実施例1〜6、比較例1〜6の各水系消火薬剤についての消火試験の結果を示す図表である。
Claims (3)
- 水にリン酸アンモニウム、尿素、及び硫酸アンモニウムを溶解してなることを特徴とする、水系消火薬剤。
- 45〜52重量%の水に対し、リン酸アンモニウム5〜10重量%、尿素10〜15重量%、硫酸アンモニウム25〜30重量%を配合してなる、請求項1記載の水系消火薬剤。
- 請求項1又は2記載の水系消火薬剤において、界面活性剤を添加してなる、水系消火薬剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002380177A JP2004208831A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 水系消火薬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002380177A JP2004208831A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 水系消火薬剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004208831A true JP2004208831A (ja) | 2004-07-29 |
Family
ID=32816479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002380177A Pending JP2004208831A (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 水系消火薬剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004208831A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100993401B1 (ko) * | 2008-08-25 | 2010-11-09 | 최창영 | 소화약제 조성물 및 소화약제를 포함하는 투척용 소화탄 |
KR101300870B1 (ko) | 2006-01-25 | 2013-08-27 | 야마토 프로텍 가부시키가이샤 | 수계 소화약제 |
CN104524736A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-04-22 | 赵双龙 | 一种对人体具高安全性与高灭火性能的防火功能的灭火剂 |
CN108187293A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-06-22 | 四川峰邦东霖消防科技有限公司 | 一种新型环保水基型灭火剂及其制备方法 |
GB2595589A (en) * | 2020-05-27 | 2021-12-01 | Firexo Group Ltd | Fire extinguishing composition for large fires |
-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002380177A patent/JP2004208831A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101300870B1 (ko) | 2006-01-25 | 2013-08-27 | 야마토 프로텍 가부시키가이샤 | 수계 소화약제 |
KR100993401B1 (ko) * | 2008-08-25 | 2010-11-09 | 최창영 | 소화약제 조성물 및 소화약제를 포함하는 투척용 소화탄 |
CN104524736A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-04-22 | 赵双龙 | 一种对人体具高安全性与高灭火性能的防火功能的灭火剂 |
CN108187293A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-06-22 | 四川峰邦东霖消防科技有限公司 | 一种新型环保水基型灭火剂及其制备方法 |
CN108187293B (zh) * | 2018-01-26 | 2020-11-10 | 四川峰邦消防科技有限公司 | 一种新型环保水基型灭火剂及其制备方法 |
GB2595589A (en) * | 2020-05-27 | 2021-12-01 | Firexo Group Ltd | Fire extinguishing composition for large fires |
GB2595589B (en) * | 2020-05-27 | 2022-12-21 | Firexo Cotm Ltd | Fire extinguishing composition for large fires |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090120 |
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A02 | Decision of refusal |
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