JP2004208529A

JP2004208529A - Sugar-coated candy and method for producing the same

Info

Publication number: JP2004208529A
Application number: JP2002379785A
Authority: JP
Inventors: Takamasa Yamamoto; 敬正山本; Shizuko Tachikawa; 静子立川; Takeki Matsui; 雄毅松居; Ichiro Yamada; 一郎山田
Original assignee: Uha Mikakuto Co Ltd
Current assignee: Uha Mikakuto Co Ltd
Priority date: 2002-12-27
Filing date: 2002-12-27
Publication date: 2004-07-29
Anticipated expiration: 2022-12-27
Also published as: JP3671965B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide sugar-coated candy having both of raw material aroma and refreshing feeling. <P>SOLUTION: The sugar-coated candy has the following structure: a center layer comprises candy made of a combination of sugar and starch sirup, a combination of sugar, starch sirup and sugar alcohol, or sugar alcohol; a sugar-coated layer comprising xylitol and starch sirup is formed over the surface of the candy; and the sugar-coated layer comprises at least one kind of powdery raw material selected from finely powdered tea, vegetables, fruits, herbs, beans, berries, milk products beverage and unrefined sugar, and the xylitol in the sugar-coated layer is not crystallized so that the sugar-coated layer does not become hard. Preventing the xylitol from being crystallized results in preventing the sugar-coated layer from becoming hard, and the xylitol imparts refreshing feeling to the sugar-coated layer. Addition of finely powdered material as it is to the refreshing feeling-imparted sugar-coated layer further enhances aroma inherent in the materials in the candy. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、糖衣したキャンディ、さらに詳しくは、本物の素材の香りと爽快感を併せ持つキャンディであって、組成的には多層構造を有する新規なキャンディを提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、香りのついたキャンディは数多く開発され、かつ販売されてきた。この際、香りをつける方法としては、生地飴を炊く段階で果汁等の香り成分を入れておく方法、生地飴を取り出してから果汁等の香り成分を練りこむ方法が採用されてきた。ところが、これらの方法では、キャンディ製造時に果汁等の香り成分に熱がかかるために、本来めざす本物の素材の香りがなかなか出ないのが悩みの種であった。それを解決する手段として糖衣という方法がある。この糖衣は、予め成型した飴を用意し、その表面に果汁等の香り成分を有する水飴と砂糖を糖衣掛けする方法である。また、キャンディ等の可食性コアに、キシリトールコーティングを施すことで平滑で硬質のクランチ性を有するコート食品も提案されている（例えば特許文献１参照。）。しかしながら、このような従来の糖衣方法では、糖衣層が結晶化して固くなり、キャンディとしてのおいしさが失われるのが普通である。
【０００３】
また、本発明者らは先に、特願２００２−０３３６２１号として、還元基を持たない糖アルコールと水飴を糖衣層に用い、かつ前記糖アルコールを結晶化させないようにすることによって、清涼感があり、しかも酸や果汁、果汁香料といった、従来の糖衣層には含まれていない成分を含ませることで果汁感を極めてレベルアップさせた糖衣キャンディを提案した。
【０００４】
【特許文献１】
特公平５−１４５３５号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、先に提案した前記糖衣キャンディについて、更に糖衣の素材の選定と糖衣の方法の改良によって、香りレベルのより向上した本物の素材の香りと爽快感を併せ持つキャンディを提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、特別な糖衣手段を用いることで、本物の素材の香りと爽快感のあるキャンディになることを見出し本発明を完成するに至った。即ち、先に提案した糖衣キャンディのような果汁等の香り成分ではなく、素材そのものを糖衣に用いることで、更にこれまでのキャンディとは香りのレベルの異なるキャンディになることを見出した。また、この場合に、前記還元基を持たない糖アルコールとしてキシリトールが爽快感をも付与するので更に一段とおいしいキャンディとなることを見出した。
【０００７】
本発明に係る糖衣したキャンディは、中心層が砂糖と水飴、砂糖と水飴と糖アルコール、又は糖アルコールからなる飴で構成され、前記中心層の飴の表面に、主としてキシリトールと水飴で構成された糖衣層が形成されており、前記糖衣層には微粉末状の茶、野菜類、果実類、ハーブ類、豆類、木の実、乳製品、飲料及び黒砂糖のなかから選ばれた少なくとも１種の粉末素材が含有され、かつ糖衣層のキシリトールが結晶化していないことを特徴とするものである。
【０００８】
上記した本発明の糖衣したキャンディは、糖衣層に含まれるキシリトールを結晶化させないことで糖衣層が固くならず、しかもキシリトールによって爽快感を付与されている。しかも、この爽快感を付与した糖衣層に微粉末状の茶、野菜類、果実類、ハーブ類、豆類、木の実、乳製品、飲料、黒砂糖等の粉末素材をそのまま含有させることで、これら素材の本来持っている香りが一層引き立ったキャンディとすることができる。
【０００９】
また、本発明に係る糖衣したキャンディの製造方法は、飴生地を炊く工程、炊いた飴生地を成型する工程、成型した飴の表面に水飴を主成分とする糖衣液を掛け、更に粉末状キシリトールと微粉末状の茶、野菜類、果実類、ハーブ類、豆類、木の実、乳製品、飲料及び黒砂糖のなかから選ばれた少なくとも１種の粉末素材を含有してなる粉末物混合物を掛ける工程を交互に繰り返して糖衣層を形成する糖衣工程及び前記糖衣層のキシリトールを結晶化させることなく糖衣層を乾燥する乾燥工程を含むことを特徴とする。
【００１０】
本発明の糖衣したキャンディの製造方法によれば、中心層が飴で構成され、表面の糖衣層が主としてキシリトールと水飴で構成されており、前記糖衣層は、キシリトールが結晶化しておらず、キシリトールの爽快感はそのままに、糖衣層に含まれる茶、野菜類、果実類、ハーブ類、豆類、木の実、乳製品、飲料及び黒砂糖等の素材の本物の香りを引き立てたキャンディを製造することができる。即ち、パリッとした食感を付与することを目的とする従来の糖衣（ハード糖衣）（例えば特許文献１参照）では、一回の糖衣掛け（一層）毎に乾燥させて糖衣液に含まれる砂糖の結晶化を行って糖衣を施していくことから、素材とのマッチングが出来ず素材の本物の香り立ちが低劣なものであった。これに対して、本発明では、糖衣層に含まれるキシリトールを結晶化させないため、一回の糖衣掛け（一層）毎の乾燥は行わず、糖衣液に接触することでキシリトールの結晶が溶解し、水分が保持されたままの糖衣層を形成し、その後、キシリトールを結晶化させないようにして、一度に乾燥することにより、糖衣層が固くならず、かつ糖衣層に含まれる素材の香りの引き立った爽快感のあるキャンディを得ることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明のキャンディの特徴は、本物の素材の香りと爽快感を感じることができることである。この新しい味の付与を、微粉末状の素材とキシリトールを組み合わせ、かつ前記キシリトールを結晶化させないようにして糖衣層を形成することで達成した。
【００１２】
本発明のキャンディの中心層を構成する飴は、砂糖と水飴、砂糖と水飴と糖アルコール、又は糖アルコールから構成された一般的な組成の飴でよく、砂糖を含まないノンシュガーの飴であってもよい。従って、中心層の砂糖の比率は０〜１００重量％と広い範囲で適用できる。しかし、砂糖を含む場合には、砂糖の比率が低いと、流れ現象が起こりやすくなり、品質保持力が低下したり、粘度が高くなって生産効率が低下する場合があるので、砂糖を含む飴の場合には、砂糖の比率は３０重量％以上とすることが好ましい。また、砂糖の比率が多すぎると、水飴の比率が低すぎて砂糖が再結晶し、更に結晶が粗大化する糖化という現象が起こりやすくなり、品質保持力が低下する恐れがある。また、通常、砂糖の比率が７０重量％以上では、現状の生産設備を前提にすると、例えばスタンピングにより飴を成型することが困難になる。流し込みによる飴の成型の場合には、砂糖比率が８０重量％以上でも生産可能であるが、９０重量％を越えると、特殊な釜を用いて飴生地が短時間に高温になるようにして炊き上げる必要がある、従って、中心層の飴生地に砂糖を含む場合には、３０〜８０重量％の砂糖比率が好ましい態様である。
【００１３】
中心層の飴に用いる水飴成分としては多様な選択範囲があり、果糖、ブドウ糖、液糖、酵素糖化水飴、酸糖化水飴、麦芽糖、オリゴ糖、高分子水飴、澱粉、還元基を持たない糖アルコール等が挙げられる。これらの内でも、酵素糖化水飴、酸糖化水飴、オリゴ糖、高分子水飴、澱粉が、砂糖の再結晶（糖化）を防ぎ、吸湿しにくい点で本発明において好ましい水飴である。
【００１４】
また、中心層の飴に用いる糖アルコールとしては、ソルビトール、エリスリトール、キシリトール、マンニトール、還元麦芽糖水飴、還元乳糖、パラチニット、還元オリゴ糖、還元水飴等が挙げられる。
【００１５】
本発明のキャンディの糖衣層は、主としてキシリトールと水飴からなる。糖衣層中で、キシリトールの比率は３０重量％以上が好ましい。キシリトールの比率が３０重量％未満では爽快感の出方が少なくなる。又、キシリトールの比率が９０重量％を越えると、水飴の比率が低くなりすぎて結合力が低くなり、糖衣層が剥離しやすくなるだけでなく、糖衣層形成時にキシリトールが結晶化しやすくなり、糖衣層が固くなる、従って、糖衣層は、３０〜９０重量％のキシリトール比率が好ましい。
【００１６】
また、キシリトールの一部を他の糖又は糖アルコールで置きかえる態様も本発明の範囲内である。本発明の糖衣したキャンディにおいて、爽快感がベースになった素材の本物の香りの引き立ちは、前記他の糖又は糖アルコールがキシリトールに対して７０重量％以内なら許される。そのようなキシリトール以外の糖又は糖アルコールの例としては、粉糖、マルチトール、ソルビトール、エリスリトール、マンニトール、パラチニット、ラクチトール等を挙げることが出来る。更に、主成分がキシリトールの糖衣層を種々のキシリトール比率にして多層にすることが出来る。
【００１７】
糖衣層に用いる水飴成分としては、前記中心層の飴に用いる水飴と同様に多用な選択範囲があり、例えば果糖、ブドウ糖、液糖、酵素糖化水飴、酸糖化水飴、麦芽糖、オリゴ糖、高分子水飴、澱粉、還元基を持たない糖アルコールが挙げられる。これらの内でも、酵素糖化水飴、酸糖化水飴、オリゴ糖、高分子水飴が吸湿しにくい点で本発明にとって好ましい水飴である。
【００１８】
更に、本発明の糖衣層には必須成分として微粉末状の茶、野菜類、果実類、豆類、ハーブ類、木の実、乳製品、飲料及び黒砂糖のなかから選ばれた少なくとも１種の粉末素材が含有されている。これらの素材は、適当な微粉末にする装置によって微粉末状にする。この微粉末の大きさは特に限定されないが、３０ミクロン以下が好ましく、１０ミクロン以下なら更に好ましい。なぜなら、この程度の大きさになるとザラザラ感が激減し、舐めるキャンディにふさわしいものとなるからである。本発明の趣旨から言って、元の素材は香りをもつものが好適である。好ましい素材としては、抹茶、ほうじ茶、煎茶等の茶、トマト、なす、わさび、芋等の野菜類、苺、キウイ、バナナ、みかん等の果実類、大豆、アーモンド、ピーナツ等の豆類、カモミール、コリアンダー等のハーブ類、栗、金柑、梅等の木の実、チーズ、ヨーグルト、粉乳、カスタードクリーム等の乳製品、コーヒー等の飲料、更には黒砂糖が本発明の原材料となる。また、前記乳製品とともに乳酸菌を含ませてもよい。
【００１９】
本発明の糖衣層に用いられる粉末素材は、例えば気流式微粉末機によって微粉末化を行う。尚、原材料として果実、果汁、飲料等の水分が覆いものを用いる場合には、本物の香りが損なわれないよう凍結乾燥法によって一旦乾燥させた後、微粉末化を行う。凍結乾燥法は、素材を適当な大きさに切断するか、または果汁、コーヒー等の液状のものは、抽出後、−４０℃程度の冷凍機で凍結させる。凍結後、冷凍乾燥機にて真空度１．０Ｐａ程度で水分を昇華させて乾燥品を得る。また、糖衣層中の粉末素材の含有量は、特に限定はないが、０．１〜７０重量％、更には１〜６５重量％の範囲内とすることが好ましい。糖衣層中の粉末素材の含有量が０．１重量％未満の場合には素材の風味が得られ難く、また７０重量％を超えるとキシリトールの含量が低くなるので、口どけが悪く爽快感が出難くなる。
【００２０】
本発明のキャンディの中心層を構成する飴や、その表面の糖衣層には、上記以外の成分として、香料、酸、果汁、色素等を適宜加えることができる。特に、本発明の糖衣キャンディは、糖衣層がキシリトールを含むので従来の糖衣キャンディに較べて清涼感がある味となるうえに、糖衣層に含まれるキシリトールは結晶化させないことから、糖の結晶化を阻害する酸、果汁、果汁香料等を糖衣層に含ませることができる。従って、中心層の飴生地だけではなく、糖衣層にも酸や果汁、果汁香料等を加えて、味により一層の清涼感や果物、果汁感のあるキャンディとすることができる。更に、前記中心層となる飴原料や糖衣層を構成する糖衣液に前記糖衣層に含ませる粉末素材あるいはそのエキス等を含ませておくこともできる。この場合には、糖衣層のみでなく、中心層を構成する飴を含めたキャンディ全体に素材のもつ香りや旨みを付与することができる。
【００２１】
本発明のキャンディの中心層を構成する飴の大きさ、糖衣層の厚さ等には特に制限はなく、目的とする味や食感等により適宜設定することができる。
【００２２】
本発明のキャンディの製造は、まず中心層を構成する飴生地、例えば、砂糖と水飴を主成分とし、上記した砂糖比率、好ましくは３０〜８０重量％の砂糖比率の飴生地、又は砂糖を含まない水飴からなるノンシュガータイプの飴生地を炊きあげることから始まる。一般にこの際の炊きあげ温度は１２０〜１６０℃を適当とする。ついで成型工程に入るが、例えば流し込み、球断機にかける、またスタンピングといった普通に行われている成型法が使用できる。こうして得られた中心層の飴を糖衣パンに入れ、ヒーターで、例えば３０℃前後に暖める。そして、糖衣パンを回転させながら、成型した飴の表面に、水飴を主成分とする糖衣液を掛けた後、微粉状キシリトール及び茶、野菜類等の粉末素材からなる糖衣用粉末混合物を、上記した比率、即ち、糖衣層が好ましくは３０〜９０重量％のキシリトール比率になるように糖衣してゆく。このとき、加温下で糖衣液に接触することで、キシリトールの結晶は溶解する。なお、この際、糖衣液を掛けた後、糖衣液の水分が減少して飴表面がべとつき、飴と飴がくっつきだす前に前記キシリトールと茶、野菜等の微粉末からなる粉末混合物を入れることが肝要である。通常は、何度もこの糖衣掛けを行って糖衣層を太らせて、主としてキシリトール及び水飴からなり、茶、野菜類等の粉末素材を含有する糖衣層を形成してゆく。形成された糖衣層は、キシリトールは結晶化しないままの状態にある。前記のようにして所望の厚さの糖衣層が形成されたら、次いで、糖衣層のキシリトールを結晶化させないように、ゆっくり回転しながら若干温度を掛けて乾燥するか、あるいは若干温度を上げた乾燥庫に入れて乾燥させることで、本発明の糖衣したキャンディが得られる。前記乾燥時に激しく攪拌すると、衝撃により糖衣層中のキシリトールが結晶化してしまい、ぱりぱりに固くなることがあるので注意を要する。また、乾燥時の温度が高すぎたりする場合にも、キシリトールが結晶化してしまい、やはり、ぱりぱりに固くなるおそれがある。従って、乾燥温度は４０℃以下にすることが好ましく、また、乾燥後の糖衣層が２％程度の水分を保持しているように乾燥することが好ましい。
【００２３】
【実施例】
次に実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら制限されるものではない。なお、実施例中の「部」は重量部を意味する。
【００２４】
（実施例１）
抹茶本来の香り、旨味、渋みが味わえるキャンディの例である。
まず砂糖６０部、酵素糖化水飴３９部を水に溶解し、真空釜にて１３０℃で炊きあげた。それに抹茶１部と抹茶香料を少量加えて混合し、スタンピングにより１粒当たり３．５ｇの球状に成形して、砂糖と水飴からなる、中心層になる飴を得た。別に糖衣液として、酵素糖化水飴にビタミンＣを少量加えてシロップを作っておいた。また別に、糖衣用粉末混合物として、微粉末状のキシリトール４７．５部、粉糖４７．５部、抹茶粉末５部を混合したものを用意した。前記の中心層を形成する飴１０ｋｇを糖衣パンに入れ、ヒーターで２５℃前後に暖め、糖衣パンを回転させながら前記シロップを１００ｇ掛け、次いで前記糖衣用粉末混合物３００ｇを掛けた。この際、表面がべたつき、飴と飴がくっつきだす前に糖衣用粉末混合物を入れるようにした。この糖衣工程を６回繰り返した。その後、キシリトールが結晶化しないように３５℃の乾燥庫で一晩乾燥した。
こうして得られたキャンディは、最初ひやりとした爽快感を感じ、抹茶本来の香り、旨味、渋みが味わえる糖衣したキャンディであった。
【００２５】
（実施例２）
煎茶の香り、旨味が味わえるキャンディの例である。
実施例１の抹茶のかわりに煎茶パウダーを用いて中心層になる飴を得た。別に糖衣液として、酵素糖化水飴８０部に凍結濃縮法によって得られた煎茶エキスを２０部と少量のビタミンＣを加えてシロップを作っておいた。また別に、糖衣用粉末混合物として、微粉末状のキリシトール６５部、粉糖３０部、煎茶粉末５部を混合したものを用意した。それ以外は実施例１と同様にして糖衣キャンディを製造した。
こうして得られたキャンディは、最初ひやりとした爽快感を感じ、煎茶本来の香り、旨味が味わえる糖衣したキャンディであった。
【００２６】
（実施例３）
コーヒー本来の香り、苦みが味わえるノンシュガーキャンディの例である。
マルチトールシロップ９９部を真空釜で１６５℃に炊きあげた。それに凍結乾燥法によって得られたコーヒー粉末１部とコーヒー香料を少量加えて混合し、楕円状の型に流し込み成型し、糖アルコールからなる、中心層になる飴（１粒当たり４ｇ）を得た。別に糖衣液として、マルチトールシロップ８０部にコーヒー抽出液２０部と香料を加えてシロップを作っておいた。また別に糖衣用粉末混合物として、微粉末状のキシリトール９５部とコーヒー粉末５部を混合したものを用意した。前記の中心層を形成する飴１０ｋｇを糖衣パンに入れ、ヒーターで３０℃前後に暖め、糖衣パンを回転させながら前記シロップ８０ｇを掛け、次いで前記糖衣用粉末混合物４００ｇを掛けた。この工程を３回繰り返した後、３０℃の乾燥庫で一晩乾燥を行った。
こうして得られたキャンディは、キシリトールによる爽快感と、コーヒー本来の香り、苦みが味わえるノンシュガーキャンディであった。
【００２７】
（実施例４）
ほうれん草の風味、栄養を損なうことなく、キャンディを作成する例である。まず、砂糖５９部、酵素糖化水飴４０部を水に溶解し、真空釜で１３５℃に炊きあげた。それに、ほうれん草粉末１部とリンゴ香料を少量加えて混合し、球断機により一粒当たり３ｇの球状に成形して砂糖と水飴からなる、中心層になる飴を得た。別に糖衣液として、液状デキストリンに香料を加えシロップを作っておいた。また別に、糖衣用粉末混合物として、微粉末状のキシリトール９０部、凍結乾燥法によって得られたほうれん草粉末１０部を混合したものを用意した。前記の中心層を形成する飴１０ｋｇを糖衣パンに入れ、ヒーターで３０℃前後に暖め、糖衣パンを回転させながら前記シロップ１００ｇを掛け、次いで糖衣用粉末混合物４００ｇを掛けた。この糖衣工程を５回繰り返した後、３０℃の乾燥庫で一晩乾燥した。
こうして得られたキャンディは、ほうれん草の鮮やかな緑色、ひやりとした瑞々しさ、ほうれん草の風味を有し、栄養素を損なわずに摂取できる糖衣キャンディであった。
【００２８】
（実施例５）
実施例４において、ほうれん草粉末の代わりにわさび粉末を用いた以外は実施例４と同様にして糖衣キャンディを製造した。
こうして得られた糖衣キャンディは、わさびの風味が一層引き立ったキャンディであった。
【００２９】
（実施例６）
実施例４において、ほうれん草粉末、リンゴ香料のかわりに、凍結乾燥法によって得られた柚粉末と柚香料を用いた以外は実施例４と同様にして糖衣キャンディを製造した。
こうして得られた糖衣キャンディは、柚の味、香りが一層引き立ったキャンディであった。
【００３０】
（実施例７）
まず、次のようにして中心層になる飴を作成した。砂糖６０部と酸糖化水飴３７部を水に溶解し、真空釜で１３０℃で炊きあげた。それに凍結乾燥法によって得られたレモン果汁粉末１部、クエン酸１．５部、ビタミンＣを０．５部、レモン香料を少量加えて混合し、球断機により１粒当たり２ｇの球状に成型し、砂糖と水飴からなる中心層の飴を得た。別に糖衣液として、酸糖化水飴８０部に凍結乾燥法によって得られたレモン果汁粉末１０部、クエン酸８部、ビタミンＣを２部、香料、着色料を少量加えてシロップを作った。また別に、糖衣用粉末混合物として、微粉末状のキシリトール５０部に粉糖４０部、凍結乾燥法によって得られたレモン果汁粉末１０部を混合したものを用意した。実施例１と同様の糖衣方法にて糖衣キャンディを得た。
こうして得られたキャンディは、最初冷たい爽快感を感じ、レモンの香り、酸味が際立って味わえる糖衣キャンディであった。
【００３１】
（実施例８）
実施例７において、レモン果汁及びレモン果汁粉末のかわりにイチゴ果汁及びイチゴ果汁粉末を用いた以外は実施例７と同様にして糖衣キャンディを製造した。
こうして得られたキャンディは、最初冷たい爽快感を感じ、イチゴの香り、酸味が際だって味わえる糖衣キャンディであった。
【００３２】
（実施例９）
ハーブ（カモミール）の香り、効能を持ったノンシュガーキャンディの例である。
まずパラチニット９９部を水に溶解し、真空釜で１５５℃に炊きあげた。これにカモミール精油１部を混合し、スタンピングにより１粒当たり２ｇの球状に成型して中心層になる飴を得た。糖衣液としてマルチトールにカモミール香料を少量加えてシロップを作った。また別に、糖衣用粉体として、微粉末状のキシリトール９５部とカモミール粉末５部を混合したものを用意した。その後、実施例１と同様の糖衣方法にて製造し、ノンシュガーの糖衣キャンディを得た。
こうして得られたキャンディは、カモミール特有のフルーティーな香りとその効能を持ったノンシュガーの糖衣キャンディであった。
【００３３】
（実施例１０）
実施例９において、カモミールのかわりにコリアンダーを用いた以外は実施例９と同様にして糖衣キャンディを製造した。
こうして得られたキャンディは、コリアンダー特有のほんのり甘くてスパイシーな香りとその効能をもったノンシュガーの糖衣キャンディであった。
【００３４】
（実施例１１）
甘草の風味、効能を活かした糖衣のど飴の例である。
まず砂糖６０部に酵素糖化水飴３９部を水に溶解し、真空釜で１３５℃に炊きあげた。これに甘草粉末１部と甘草香料を少量混合し、スタンピングにより１粒当たり３ｇの球状に成型して中心層になる飴を得た。また別に、糖衣液として酵素糖化水飴を、糖衣用粉体混合物として微粉末状のキシリトール４５部、粉糖４５部、甘草微粉末１０部を混合したものを用意した。その後、実施例１と同様の糖衣方法にて製造し、糖衣キャンディを得た。
こうして得られたキャンディは、甘草の甘さ、風味が活かされた喉によい糖衣キャンディであった。
【００３５】
（実施例１２）
ミントの風味、効能を活かした糖衣のど飴の例である。
実施例１１において甘草のかわりにミントを用いた以外は実施例１１と同様にして中心層になる飴を得た。糖衣液として、酵素糖化水飴に香料を混ぜたてシロップを作った。また別に、糖衣用粉体混合物として、微粉末のキシリトール９０部、ミント１０部を混合したものを用意した。その後、実施例１と同様の糖衣方法にて製造し、糖衣キャンディを得た。
こうして得られたキャンディは、最初冷たい爽快感を感じ、ミントの風味が活かされた糖衣されたのど飴であった。
【００３６】
（実施例１３）
ミルクの風味が味わえるキャンディの例である。
まず、砂糖５０部、酵素糖化水飴４５部、バター３部、生クリーム２部を水に溶解し、真空釜で１１０℃に炊きあげた。それに香料を加えて混合し、スタンピングにより１粒当たり５ｇの球状に成型して中心層になる飴を得た。糖衣液として、酵素糖化水飴８０部に練乳２０部、ミルク香料を少量加えてシロップを作った。また別に糖衣用粉体混合物として、微粉末状のキシリトール３０部、粉糖５０部、練乳粉末２０部を混合したものを用意した。糖衣方法は実施例１と同様にして製造した。
こうして得られたキャンディは、微かな冷涼感のあるミルク風味が際だった糖衣キャンディであった。
【００３７】
（実施例１４）
ヨーグルトの風味が味わえ、乳酸菌を生きたまま摂取することができるキャンディの例である。
まず、砂糖５５部、酵素糖化水飴１５部、酵素糖化水飴１５部、麦芽糖化水飴１８部、濃縮ヨーグルト１０部を水に溶解し、真空釜で１１５℃に炊きあげた。それにクエン酸１部、乳酸１部、ヨーグルト香料少量を加えて混合し、スタンピングにより１粒当たり３．５ｇの球状に成型して、砂糖と水飴からなる中心層の飴を得た。別に糖衣液として、酵素糖化水飴８０部にヨーグルト濃縮液１８部、クエン酸１部を加えてシロップを作った。また別に糖衣用粉末混合物として、微粉末状のキシリトール８９部、ヨーグルト粉末１０部、乳酸菌粉末１部を混合したものを用意した。糖衣方法は実施例１と同様にして製造した。
こうして得られたキャンディは、ひやりとした爽快感とヨーグルトの風味を有し、かつ乳酸菌を生きたまま摂取することができる糖衣キャンディであった。
【００３８】
（実施例１５）
黄粉の風味が味わえるキャンディの例である。
まず、砂糖７０部、酵素糖化水飴３０部を水に溶解し、真空釜で１８０℃に炊きあげた。これを楕円状の型に流し込み成型して中心層になる飴（１粒当たり４ｇ）を得た。別に糖衣液として、酵素糖化水飴８０部、黒糖２０部を混合しシロップを作っておいた。また別に、糖衣用粉末混合物として、微粉末状のキシリトール４０部と粉糖４０部、微粉末状の黄粉２０部を混合したものを用意した。前記の中心層を形成する飴１０ｋｇを糖衣パンに入れ、ヒーターで３０℃前後に暖め、糖衣パンを回転させながら前記シロップ８０ｇを掛け、次いで前記糖衣用粉末混合物４００ｇを掛けた。この工程を３回繰り返した後、３０℃の乾燥庫で一晩乾燥を行った。
こうして得られたキャンディは、黄粉の風味が一層引き立ったキャンディであった。
【００３９】
（実施例１６）
黒砂糖本来の風味が味わえる黒飴の例である。
まず、黒砂糖４０部、砂糖２０部、酵素糖化水飴４０部を水に溶解し、真空釜で１３０℃に炊きあげた。その後、黒糖香料を少量混合し、スタンピングにより１粒当たり３ｇの球状に成型し、中心層になる飴を得た。糖衣液として酵素糖化水飴を、糖衣用粉体混合物として微粉末のキシリトール３０部、黒砂糖７０部を混合したものを用意した。前記の中心層を形成する飴１０ｋｇを糖衣パンに入れ、ヒーターで３０℃前後に暖め、糖衣パンを回転させながらシロップ１００ｇを掛け、次いで糖衣用粉末９００ｇを入れるようにした。この工程を３回繰り返した後、３０℃の乾燥庫で一晩乾燥させた。
こうして得られたキャンディは、黒砂糖本来の風味を有する糖衣キャンディであった。
【００４０】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によるキャンディは、中心層を構成する飴の表面に、主としてキシリトールと水飴で構成された糖衣層が形成されており、前記糖衣層に微粉末状の茶、野菜類、果実類、ハーブ類、豆類、木の実、乳製品、飲料、黒砂糖等の粉末素材を含み、かつ前記糖衣層のキシリトールが結晶化しておらず、糖衣層が固くならず、キシリトールによる爽快感と素材が本来有する香りが味わえるキャンディである。
【００４１】
また、本発明に係る糖衣キャンディの製造方法は、飴生地を炊き、炊いた飴生地を成型し、この成型した飴の表面に水飴を主成分とする糖衣液を掛け、更に粉末状キシリトールと微粉末状の茶、野菜類、果実類、ハーブ類、豆類、木の実、乳製品、飲料、黒砂糖等の粉末素材を含有する粉末混合物を掛ける工程を交互に繰り返して糖衣層を形成したのち、前記糖衣層のキシリトールを結晶化させることなく糖衣層を乾燥することで、中心層を構成する飴の表面に、主としてキシリトールと水飴で構成された糖衣層が形成されており、前記糖衣層に微粉末状の茶、野菜類、果実類、ハーブ類、豆類、木の実、乳製品、飲料、黒砂糖等の粉末素材を含み、かつ前記糖衣層のキシリトールが結晶化しておらず、糖衣層が固くならず、キシリトールによる爽快感と素材が本来有する香りが味わえるキャンディを製造することができる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention provides a sugar-coated candy, more specifically, a candy having both the scent of a real material and a refreshing sensation and having a multilayer structure in terms of composition.
[0002]
[Prior art]
Many scented candies have been developed and sold. At this time, as a method of imparting a scent, a method of adding a scent component such as juice at the stage of cooking the dough candy, and a method of kneading the scent component such as juice after extracting the dough candy have been adopted. However, in these methods, since scent components such as fruit juice are heated at the time of candy production, it is troublesome that the scent of the genuine material originally intended is not easily generated. As a means to solve this, there is a method called sugar coating. This sugar coating is a method in which a pre-molded candy is prepared and sugar syrup and sugar having a scent component such as fruit juice are coated on the surface. Further, a coated food having a smooth and hard crunch by applying an xylitol coating to an edible core such as candy has also been proposed (for example, see Patent Document 1). However, in such a conventional sugar-coating method, the sugar-coating layer is usually crystallized and hardened, and the taste as a candy is usually lost.
[0003]
In addition, the present inventors previously described Japanese Patent Application No. 2002-033621 by using a sugar alcohol having no reducing group and starch syrup for the sugar coating layer and preventing the sugar alcohol from crystallizing, thereby providing a refreshing feeling. The present invention has proposed a sugar-coated candy in which components such as acid, fruit juice and fruit juice, which are not contained in the conventional sugar-coating layer, have a very high level of fruit juice.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 5-14535
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a candy having a fragrance of a genuine material having an improved fragrance level and a refreshing sensation by further selecting the material of the sugar coating and improving the method of the sugar coating with respect to the sugar candy proposed above. It is assumed that.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present inventors have conducted intensive studies and as a result, have found that by using a special sugar coating means, it becomes a candy with a scent of a real material and a refreshing feeling, and to complete the present invention. Reached. That is, the present inventors have found that using a raw material for sugar coating instead of a fragrance component such as fruit juice or the like of sugar-coated candy proposed earlier results in a candy having a different scent level from conventional candy. Further, in this case, it has been found that xylitol as a sugar alcohol having no reducing group also gives an exhilarating sensation, so that it becomes an even more delicious candy.
[0007]
In the sugar-coated candy according to the present invention, the central layer is composed of sugar and starch syrup, sugar and starch syrup and sugar alcohol, or a candy composed of sugar alcohol, and the surface of the central layer candy is mainly composed of xylitol and syrup. A sugar coating layer is formed, and the sugar coating layer comprises at least one powder selected from the group consisting of fine powdered tea, vegetables, fruits, herbs, beans, nuts, dairy products, beverages, and brown sugar. It is characterized in that a raw material is contained and xylitol of the sugar coating layer is not crystallized.
[0008]
The sugar-coated candy of the present invention described above does not crystallize xylitol contained in the sugar-coating layer, so that the sugar-coating layer does not become hard, and has a refreshing feeling given by xylitol. Moreover, by adding powdered materials such as fine powdered tea, vegetables, fruits, herbs, beans, nuts, dairy products, beverages and brown sugar to the sugar coating layer imparted with exhilaration as they are, Candies can be made with even more distinctive fragrance.
[0009]
In addition, the method for producing sugar-coated candy according to the present invention comprises a step of cooking candy dough, a step of molding cooked candy dough, and applying a sugar-coating liquid mainly composed of syrup to the surface of the molded candy, and further powdery xylitol. And a step of applying a powder mixture containing at least one powder material selected from finely powdered tea, vegetables, fruits, herbs, beans, nuts, dairy products, beverages and brown sugar. Are alternately repeated to form a sugar-coating layer, and a drying step of drying the sugar-coating layer without crystallizing the xylitol of the sugar-coating layer.
[0010]
According to the method for producing a sugar-coated candy of the present invention, the central layer is composed of candy, the surface sugar-coated layer is mainly composed of xylitol and starch syrup, the sugar-coated layer, xylitol is not crystallized, xylitol It is possible to manufacture candy that enhances the real aroma of tea, vegetables, fruits, herbs, beans, nuts, dairy products, beverages, and materials such as brown sugar contained in the sugar coating layer while maintaining the refreshing feeling of it can. That is, in the conventional sugar coating (hard sugar coating) for the purpose of giving a crisp texture (see, for example, Patent Document 1), the sugar contained in the sugar coating liquid is dried after each sugar coating (one layer). Crystallization was performed and sugar coating was applied, so that matching with the material was not possible, and the real scent of the material was poor. On the other hand, in the present invention, since the xylitol contained in the sugar coating layer is not crystallized, drying is not performed once for each sugar coating (one layer), and the crystals of xylitol are dissolved by contacting the sugar coating liquid, By forming a sugar-coating layer while retaining moisture, and then drying it at a time without crystallizing xylitol, the sugar-coating layer was not hardened, and the fragrance of the material contained in the sugar-coating layer was prominent. A refreshing candy can be obtained.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The feature of the candy of the present invention is that the scent of the real material and the exhilaration can be felt. The imparting of this new taste was achieved by combining a fine powder material with xylitol and forming a sugar coating layer without crystallizing the xylitol.
[0012]
The candy constituting the central layer of the candy of the present invention may be a candy of a general composition composed of sugar and starch syrup, sugar and starch syrup and sugar alcohol, or sugar-free non-sugar candy. You may. Therefore, the ratio of sugar in the center layer can be applied in a wide range of 0 to 100% by weight. However, when sugar is contained, if the ratio of sugar is low, the flow phenomenon is likely to occur, and the quality holding power may decrease, or the viscosity may increase, and the production efficiency may decrease. In this case, the ratio of sugar is preferably 30% by weight or more. On the other hand, if the ratio of sugar is too large, the ratio of starch syrup is too low, so that the sugar is recrystallized, and the phenomenon of saccharification in which the crystals are coarsened is likely to occur, which may lower the quality holding power. In addition, when the ratio of sugar is 70% by weight or more, it is difficult to mold candy by, for example, stamping, assuming current production facilities. In the case of candy molding by pouring, it can be produced even if the sugar ratio is 80% by weight or more, but if it exceeds 90% by weight, the candy dough is heated in a short time using a special pot and cooked. When the candy dough of the center layer contains sugar, a sugar ratio of 30 to 80% by weight is a preferred embodiment.
[0013]
There are a variety of choices for the starch syrup component used for the candy of the central layer, such as fructose, glucose, liquid sugar, enzymatic saccharified syrup, acid saccharified syrup, maltose, oligosaccharides, polymeric syrup, starch, and sugar alcohols having no reducing group. And the like. Among them, enzymatic saccharified syrup, acid saccharified syrup, oligosaccharide, high-molecular syrup, and starch are preferred syrups in the present invention because they prevent recrystallization (saccharification) of sugar and are less likely to absorb moisture.
[0014]
Examples of the sugar alcohol used for the candy of the central layer include sorbitol, erythritol, xylitol, mannitol, reduced maltose syrup, reduced lactose, palatinit, reduced oligosaccharide, reduced syrup, and the like.
[0015]
The sugar coating layer of the candy of the present invention mainly comprises xylitol and starch syrup. In the sugar coating layer, the proportion of xylitol is preferably at least 30% by weight. When the proportion of xylitol is less than 30% by weight, the feeling of exhilaration is reduced. On the other hand, when the ratio of xylitol exceeds 90% by weight, the ratio of starch syrup becomes too low and the bonding strength becomes low, so that not only the sugar coating layer is easily peeled off, but also the xylitol is easily crystallized at the time of forming the sugar coating layer. The layer becomes hard, so that the sugar coating layer preferably has a xylitol ratio of 30 to 90% by weight.
[0016]
An embodiment in which part of xylitol is replaced with another sugar or sugar alcohol is also within the scope of the present invention. In the sugar-coated candy of the present invention, the real fragrance of the material based on the refreshing feeling is allowed to stand out as long as the other sugar or sugar alcohol is within 70% by weight based on xylitol. Examples of such sugars or sugar alcohols other than xylitol include powdered sugar, maltitol, sorbitol, erythritol, mannitol, palatinit, lactitol and the like. Further, the sugar-coating layer whose main component is xylitol can be made into a multilayer by various ratios of xylitol.
[0017]
As the starch syrup component used in the sugar coating layer, there is a versatile selection range similar to the starch syrup used for the candy of the central layer, for example, fructose, glucose, liquid sugar, enzymatic saccharified syrup, acid saccharified syrup, maltose, oligosaccharide, polymer Examples include starch syrup, starch, and sugar alcohols having no reducing group. Among these, enzymatic saccharified starch syrup, acid saccharified syrup, oligosaccharide, and high-molecular syrup are preferred syrups for the present invention because they are less likely to absorb moisture.
[0018]
Further, the sugar-coating layer of the present invention contains at least one kind of powdered material selected from tea, vegetables, fruits, beans, herbs, nuts, dairy products, beverages and brown sugar as an essential component in the sugar coating layer of the present invention. Is contained. These materials are pulverized by a suitable pulverizer. The size of the fine powder is not particularly limited, but is preferably 30 μm or less, more preferably 10 μm or less. This is because when the size is about this size, the rough feeling is drastically reduced, and the candy is suitable for licking. For the purpose of the present invention, the original material preferably has a scent. Preferred materials include teas such as matcha, hojicha, and sencha, vegetables such as tomato, eggplant, wasabi and potato, fruits such as strawberry, kiwi, banana, mandarin orange, beans such as soybean, almond, peanut, chamomile and coriander. Herbs, such as chestnuts, kumquat, plums, and other nuts, cheese, yogurt, milk powder, dairy products such as custard cream, beverages such as coffee, and brown sugar are the raw materials of the present invention. In addition, lactic acid bacteria may be included together with the dairy product.
[0019]
The powder material used for the sugar coating layer of the present invention is pulverized by, for example, an airflow type pulverizer. When a raw material such as fruit, fruit juice, beverage or the like that covers the moisture is used, it is once dried by a freeze-drying method so as not to impair the real aroma, and then finely pulverized. In the freeze-drying method, the raw material is cut into a suitable size, or a liquid such as fruit juice or coffee is extracted and frozen in a refrigerator at about -40 ° C. After freezing, the moisture is sublimated by a freeze dryer at a degree of vacuum of about 1.0 Pa to obtain a dried product. The content of the powder material in the sugar coating layer is not particularly limited, but is preferably in the range of 0.1 to 70% by weight, more preferably 1 to 65% by weight. If the content of the powder material in the sugar coating layer is less than 0.1% by weight, the flavor of the material is difficult to obtain, and if it exceeds 70% by weight, the content of xylitol is low, so that the mouthfeel is poor and the refreshing feeling is felt. It will be hard to come out.
[0020]
The candy constituting the central layer of the candy of the present invention and the sugar coating layer on the surface thereof may be appropriately added with flavors, acids, fruit juices, pigments, and the like as components other than those described above. In particular, the sugar-coated candy of the present invention has a refreshing taste as compared with the conventional sugar-coated candy because the sugar-coated layer contains xylitol, and furthermore, since the xylitol contained in the sugar-coated layer does not crystallize, the sugar crystallization Acid, fruit juice, fruit flavor, and the like that inhibit the above can be contained in the sugar coating layer. Therefore, not only the candy dough of the center layer but also the sugar coating layer can be added with acid, fruit juice, fruit flavor, or the like to make a candy with a more refreshing, fruity, or fruity feeling depending on taste. Furthermore, a powdery material or an extract thereof to be contained in the sugar coating layer may be contained in the candy raw material serving as the central layer or the sugar coating liquid constituting the sugar coating layer. In this case, the scent or flavor of the material can be imparted not only to the sugar coating layer but also to the entire candy including the candy constituting the central layer.
[0021]
The size of the candy constituting the central layer of the candy of the present invention, the thickness of the sugar coating layer, and the like are not particularly limited, and can be appropriately set depending on the desired taste and texture.
[0022]
In the production of the candy of the present invention, first, the candy dough constituting the central layer, for example, the candy dough containing sugar and starch syrup as main components and the above sugar ratio, preferably 30 to 80% by weight, or sugar is contained. It starts by cooking non-sugar type candy dough made of no syrup. Generally, the cooking temperature at this time is preferably 120 to 160 ° C. Next, the molding process is started. For example, a commonly used molding method such as pouring, ball cutting, and stamping can be used. The candy of the center layer thus obtained is put into a sugar-coated bread and heated with a heater, for example, to about 30 ° C. Then, while rotating the sugar-coated bread, a sugar coating liquid containing syrup as a main component is applied to the surface of the molded candy, and then a powder coating for sugar coating made of a powdered material such as finely powdered xylitol and tea, vegetables, etc. The sugar coating is performed so that the sugar coating layer has a xylitol ratio of preferably 30 to 90% by weight. At this time, the crystals of xylitol are dissolved by coming into contact with the sugar coating liquid under heating. In addition, at this time, after the sugar coating liquid is applied, the moisture of the sugar coating liquid is reduced and the candy surface is sticky, and before the candy and the candy stick together, the powder mixture composed of the above-mentioned xylitol and tea, a fine powder of vegetables, etc. is put. Is essential. Usually, the sugar coating is applied many times to thicken the sugar coating layer to form a sugar coating layer mainly composed of xylitol and starch syrup and containing powdered materials such as tea and vegetables. The formed sugar coating layer is in a state where xylitol does not crystallize. After the sugar coating layer having the desired thickness is formed as described above, then, drying is performed by slightly applying a temperature while rotating slowly or drying slightly increasing the temperature so as not to crystallize the xylitol of the sugar coating layer. The sugar-coated candy of the present invention can be obtained by putting it in a refrigerator and drying it. It is necessary to pay attention to vigorous stirring during the drying, because the xylitol in the sugar coating layer may crystallize due to impact and may become crisp. Also, when the temperature at the time of drying is too high, xylitol is crystallized, and again, there is a possibility that it becomes crisp. Therefore, the drying temperature is preferably set to 40 ° C. or lower, and the sugar coating layer after drying is preferably dried so as to hold about 2% of water.
[0023]
【Example】
Next, the present invention will be described in detail with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples. In the examples, "parts" means parts by weight.
[0024]
(Example 1)
This is an example of a candy where you can enjoy the original aroma, umami and astringency of matcha.
First, 60 parts of sugar and 39 parts of enzymatic saccharified starch syrup were dissolved in water and cooked at 130 ° C. in a vacuum pot. Then, 1 part of matcha and a small amount of matcha flavor were added and mixed, and the mixture was shaped into a sphere of 3.5 g per grain by stamping to obtain a candy consisting of sugar and starch syrup, serving as a central layer. Separately, as a sugar coating solution, a small amount of vitamin C was added to an enzyme-saccharified starch syrup to form a syrup. Separately, a powder mixture for sugar coating was prepared by mixing 47.5 parts of finely powdered xylitol, 47.5 parts of powdered sugar, and 5 parts of matcha powder. 10 kg of the candy forming the central layer was put in a sugar-coated bread, heated to about 25 ° C. with a heater, and 100 g of the syrup was hung while rotating the sugar-coated bread, followed by 300 g of the powder mixture for sugar-coating. At this time, the powder mixture for sugar coating was added before the surface became sticky and candy and candy began to stick. This sugar coating process was repeated six times. Then, it was dried in a drying oven at 35 ° C. overnight so that xylitol did not crystallize.
The candy obtained in this manner was a sugar-coated candy that initially felt cool and exhilarating, and that could taste the original aroma, umami, and astringency of matcha.
[0025]
(Example 2)
This is an example of a candy where you can enjoy the aroma and umami of sencha.
Using a green tea powder instead of the matcha of Example 1, a candy to be a central layer was obtained. Separately, as a sugar coating liquid, a syrup was prepared by adding 20 parts of a sencha extract obtained by the freeze-concentration method and a small amount of vitamin C to 80 parts of an enzyme-saccharified starch syrup. Separately, as a powder mixture for sugar coating, a mixture prepared by mixing 65 parts of fine powdered kyrisitol, 30 parts of powdered sugar, and 5 parts of sencha powder was prepared. Other than that produced sugar-coated candy in the same manner as in Example 1.
The candy obtained in this way was a sugar-coated candy that at first felt a refreshing sensation and was able to taste the original aroma and umami of sencha.
[0026]
(Example 3)
This is an example of a non-sugar candy where you can taste the original aroma and bitterness of coffee.
99 parts of maltitol syrup was cooked at 165 ° C in a vacuum cooker. One part of the coffee powder obtained by the freeze-drying method and a small amount of coffee flavor were added and mixed, and poured into an elliptical mold and molded to obtain a candy (4 g per grain) composed of sugar alcohol and serving as a central layer. . Separately, as a sugar coating liquid, a syrup was prepared by adding 20 parts of a coffee extract and a flavor to 80 parts of maltitol syrup. Separately, a mixture of 95 parts of fine powder xylitol and 5 parts of coffee powder was prepared as a powder mixture for sugar coating. 10 kg of the candy forming the central layer was put in a sugar-coated bread, heated to about 30 ° C. by a heater, and 80 g of the syrup was applied while rotating the sugar-coated bread, followed by 400 g of the powder mixture for the sugar coating. After repeating this step three times, drying was performed in a drying oven at 30 ° C. overnight.
The candy obtained in this way was a non-sugar candy with the exhilaration of xylitol and the original aroma and bitterness of coffee.
[0027]
(Example 4)
This is an example of making a candy without losing the flavor and nutrition of spinach. First, 59 parts of sugar and 40 parts of enzymatic saccharified starch syrup were dissolved in water and cooked at 135 ° C. in a vacuum cooker. Then, 1 part of spinach powder and a small amount of apple flavor were added and mixed, and the mixture was shaped into a spherical shape of 3 g per grain by a ball cutter to obtain a candy consisting of sugar and starch syrup, serving as a central layer. Separately, as a sugar coating liquid, a syrup was prepared by adding a flavor to liquid dextrin. Separately, a mixture of 90 parts of finely powdered xylitol and 10 parts of spinach powder obtained by a lyophilization method was prepared as a powder mixture for sugar coating. 10 kg of the candy forming the central layer was put in a sugar-coated bread, heated to about 30 ° C. with a heater, and 100 g of the syrup was applied while rotating the sugar-coated bread, followed by 400 g of the powder mixture for sugar-coated. After this sugar coating process was repeated 5 times, it was dried in a drying oven at 30 ° C. overnight.
The candy obtained in this way was a sugar-coated candy that had the bright green color of spinach, the crisp freshness, the flavor of spinach, and could be taken without losing nutrients.
[0028]
(Example 5)
A sugar-coated candy was produced in the same manner as in Example 4 except that wasabi powder was used instead of spinach powder.
The sugar-coated candy thus obtained was a candy with a more pronounced wasabi flavor.
[0029]
(Example 6)
A sugar-coated candy was produced in the same manner as in Example 4 except that in place of the spinach powder and the apple flavor, a yuzu powder and a yuzu flavor obtained by a freeze-drying method were used.
The sugar-coated candy thus obtained was a candy in which the taste and aroma of citron were further enhanced.
[0030]
(Example 7)
First, a candy to be a central layer was prepared as follows. 60 parts of sugar and 37 parts of acid saccharified starch syrup were dissolved in water and cooked at 130 ° C. in a vacuum cooker. Then, 1 part of lemon juice powder obtained by freeze-drying method, 1.5 parts of citric acid, 0.5 part of vitamin C and a small amount of lemon flavor are added and mixed, and molded into a spherical shape of 2 g per grain by a ball cutter. Then, a candy of a central layer consisting of sugar and syrup was obtained. Separately, as a sugar coating liquid, syrup was prepared by adding 10 parts of lemon juice powder obtained by freeze-drying method, 80 parts of citric acid, 2 parts of vitamin C, a small amount of flavor and a colorant to 80 parts of acid saccharified starch syrup. Separately, a powder mixture for sugar coating was prepared by mixing 50 parts of finely powdered xylitol with 40 parts of powdered sugar and 10 parts of lemon juice powder obtained by freeze-drying. A sugar-coated candy was obtained by the same sugar-coating method as in Example 1.
The candy obtained in this manner was a sugar-coated candy that initially felt cool and refreshing, with a distinctive lemon scent and acidity.
[0031]
(Example 8)
A sugar-coated candy was produced in the same manner as in Example 7, except that strawberry juice and strawberry juice powder were used instead of lemon juice and lemon juice powder.
The candy obtained in this way was a sugar-coated candy that initially felt cold and exhilarating, with a striking strawberry aroma and acidity.
[0032]
(Example 9)
It is an example of non-sugar candy with herbal (chamomile) scent and efficacy.
First, 99 parts of palatinit were dissolved in water and cooked at 155 ° C. in a vacuum pot. One part of chamomile essential oil was mixed with the mixture, and the mixture was shaped into a sphere of 2 g per grain by stamping to obtain a candy to be a central layer. Syrup was made by adding a small amount of chamomile flavor to maltitol as a sugar coating liquid. Separately, as a powder for sugar coating, a mixture of 95 parts of fine powdery xylitol and 5 parts of chamomile powder was prepared. Then, it was manufactured by the same sugar coating method as in Example 1 to obtain a sugar-free sugar-coated candy.
The candy thus obtained was a non-sugar sugar-coated candy with a fruity aroma peculiar to chamomile and its effect.
[0033]
(Example 10)
A sugar-coated candy was produced in the same manner as in Example 9 except that coriander was used instead of chamomile.
The resulting candy was a non-sugar sugar-coated candy with a slightly sweet and spicy aroma characteristic of coriander and its efficacy.
[0034]
(Example 11)
This is an example of a sugar-coated throat candy that takes advantage of the flavor and efficacy of licorice.
First, 39 parts of enzymatic saccharified starch syrup was dissolved in 60 parts of sugar in water and cooked at 135 ° C. in a vacuum pot. One part of licorice powder and a small amount of licorice flavor were mixed with the mixture, and the mixture was formed into a spherical shape of 3 g per grain by stamping to obtain a candy to be a central layer. Separately, a mixture of enzymatic saccharified starch syrup as a sugar coating liquid and 45 parts of fine powdery xylitol, 45 parts of powdered sugar, and 10 parts of licorice fine powder as a powder mixture for sugar coating was prepared. Then, it was manufactured by the same sugar-coating method as in Example 1 to obtain sugar-coated candy.
The candy thus obtained was a good sugar-coated sugar candy that made use of the sweetness and flavor of licorice.
[0035]
(Example 12)
This is an example of a sugar-coated throat candy that takes advantage of the flavor and effect of mint.
A candy to be a central layer was obtained in the same manner as in Example 11, except that mint was used instead of licorice in Example 11. As a sugar coating liquid, a syrup was prepared by mixing a flavor with enzymatic saccharified syrup. Separately, a mixture of 90 parts of fine powder xylitol and 10 parts of mint was prepared as a powder mixture for sugar coating. Then, it was manufactured by the same sugar-coating method as in Example 1 to obtain sugar-coated candy.
The candy obtained in this way was a sugar-coated throat candy that felt cold and refreshing at first and utilized the flavor of mint.
[0036]
(Example 13)
This is an example of a candy that can taste the flavor of milk.
First, 50 parts of sugar, 45 parts of enzymatic saccharified syrup, 3 parts of butter, and 2 parts of fresh cream were dissolved in water and cooked at 110 ° C. in a vacuum pot. The fragrance was added thereto and mixed, and the mixture was shaped into a sphere of 5 g per grain by stamping to obtain a candy to be a central layer. As a sugar coating liquid, a syrup was prepared by adding 20 parts of condensed milk and a small amount of milk flavor to 80 parts of an enzyme-saccharified syrup. Separately, as a powder mixture for sugar coating, a mixture of 30 parts of finely powdered xylitol, 50 parts of powdered sugar, and 20 parts of condensed milk powder was prepared. The sugar coating method was produced in the same manner as in Example 1.
The candy thus obtained was a sugar-coated candy with a distinctly cool, milky flavor.
[0037]
(Example 14)
This is an example of a candy that can taste the flavor of yogurt and consume lactic acid bacteria alive.
First, 55 parts of sugar, 15 parts of enzymatic saccharified syrup, 15 parts of enzymatic saccharified syrup, 18 parts of malt saccharified syrup, and 10 parts of concentrated yogurt were dissolved in water and cooked at 115 ° C in a vacuum oven. Then, 1 part of citric acid, 1 part of lactic acid and a small amount of yogurt flavor were added and mixed, and the mixture was shaped into a sphere of 3.5 g per grain by stamping to obtain a candy of a central layer composed of sugar and starch syrup. Separately, as a sugar coating solution, a syrup was prepared by adding 18 parts of a yogurt concentrate and 1 part of citric acid to 80 parts of an enzyme-saccharified starch syrup. Separately, as a powder coating for sugar coating, a mixture prepared by mixing 89 parts of fine powdery xylitol, 10 parts of yogurt powder, and 1 part of lactic acid bacteria powder was prepared. The sugar coating method was produced in the same manner as in Example 1.
The candy obtained in this manner was a sugar-coated candy having a refreshing sensation and a taste of yogurt and capable of ingesting lactic acid bacteria alive.
[0038]
(Example 15)
This is an example of a candy that can taste the flavor of yellow powder.
First, 70 parts of sugar and 30 parts of enzymatic saccharified syrup were dissolved in water and cooked at 180 ° C. in a vacuum pot. This was poured into an elliptical mold and molded to obtain a candy (4 g per grain) to be a central layer. Separately, as a sugar coating liquid, 80 parts of enzyme saccharified starch syrup and 20 parts of brown sugar were mixed to prepare a syrup. Separately, a powder mixture for sugar coating was prepared by mixing 40 parts of fine powder xylitol, 40 parts of powdered sugar, and 20 parts of fine powder of yellow powder. 10 kg of the candy forming the central layer was put in a sugar-coated bread, heated to about 30 ° C. with a heater, and 80 g of the syrup was applied while rotating the sugar-coated bread, followed by 400 g of the powder mixture for the sugar coating. After repeating this step three times, drying was performed in a drying oven at 30 ° C. overnight.
The candy thus obtained was a candy in which the flavor of yellow powder was further enhanced.
[0039]
(Example 16)
This is an example of a black candy with the original flavor of brown sugar.
First, 40 parts of brown sugar, 20 parts of sugar and 40 parts of enzymatic saccharified starch syrup were dissolved in water and cooked at 130 ° C. in a vacuum pot. Thereafter, a small amount of brown sugar flavor was mixed and molded into a spherical shape of 3 g per grain by stamping to obtain a candy to be a central layer. A mixture prepared by mixing enzymatic saccharified starch syrup as a sugar coating liquid and 30 parts of fine powder xylitol and 70 parts of brown sugar as a powder mixture for sugar coating was prepared. 10 kg of the candy forming the central layer was placed in a sugar-coated bread, heated to about 30 ° C. with a heater, and 100 g of syrup was applied while rotating the sugar-coated bread, and then 900 g of sugar-coated powder was added. After repeating this step three times, the resultant was dried in a drying oven at 30 ° C. overnight.
The candy thus obtained was a sugar-coated candy having the original flavor of brown sugar.
[0040]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the candy according to the present invention has a sugar coating layer mainly composed of xylitol and syrup formed on the surface of the candy forming the central layer, and the sugar coating layer has a fine powdered tea. Contains vegetables, vegetables, fruits, herbs, beans, nuts, dairy products, beverages, powdered materials such as brown sugar, and the xylitol of the sugar coating layer is not crystallized, the sugar coating layer does not become hard, and xylitol is used. It is a candy that you can enjoy the exhilaration and the scent inherent in the material.
[0041]
Further, the method for producing a sugar-coated candy according to the present invention comprises the steps of: cooking candy dough, molding the cooked candy dough, applying a sugar-coating liquid containing syrup to the surface of the molded candy, and further adding powdered xylitol and fine powder. Powdered tea, vegetables, fruits, herbs, beans, nuts, dairy products, beverages, after applying a powder mixture containing a powder material such as brown sugar alternately to form a sugar coating layer, By drying the sugar coating layer without crystallizing the xylitol of the sugar coating layer, a sugar coating layer mainly composed of xylitol and starch syrup is formed on the surface of the candy constituting the central layer, and the sugar coating layer has fine powder. Tea, vegetables, fruits, herbs, beans, nuts, dairy products, beverages, powdered materials such as brown sugar, etc., and the xylitol of the sugar coating layer is not crystallized and the sugar coating layer is not hardened To xylitol That exhilaration and the material it is possible to produce a candy taste is smell inherent.

Claims

The central layer is composed of sugar and starch syrup, sugar and starch syrup and sugar alcohol, or a candy made of sugar alcohol, and on the surface of the candy, a sugar coating layer mainly composed of xylitol and syrup is formed, and the sugar coating layer is formed on the sugar coating layer. Contains at least one powdered material selected from finely powdered tea, vegetables, fruits, herbs, beans, nuts, dairy products, beverages and brown sugar, and the xylitol of the sugar coating layer contains Sugar-coated candy characterized by not being crystallized.

The process of cooking candy dough, the process of molding cooked candy dough, applying sugar coating liquid mainly composed of syrup to the surface of the molded candy, and further powdered xylitol and fine powdered tea, vegetables, fruits, herbs Sugar coating step of forming a sugar coating layer by alternately repeating a step of applying a powder mixture containing at least one powder material selected from among beans, beans, tree nuts, dairy products, beverages and brown sugar, and the sugar coating A method for producing a sugar-coated candy, comprising a drying step of drying a sugar-coated layer without crystallizing xylitol in the layer.