JP2004207109A - 独立電源型照明柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない消費電力によって照射領域の拡大を図れるようにする独立電源型照明柱を提供すること。
【解決手段】地上に立設される中空状支柱10と、中空状支柱10に装着されるソーラーパネル20と、中空状支柱10の中空部10a内に収容される蓄電池30と、蓄電池30に蓄電された電力により発光する光源40(直線状に配列される複数の発光ダイオード41)とを具備する。発光ダイオード41を、中空状支柱10の長手方向に沿設され、かつ、外方に開口する1又は複数の凹溝11内に配設する。これにより、支柱10の側面から側方に光を照射させることができ、少ない消費電力によって照射領域の拡大を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、独立電源型照明柱に関するもので、更に詳細には、ソーラーパネルと蓄電池を備えた支柱の側面から側方に光を照射する独立電源型照明柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、地上に立設される支柱に、ソーラーパネルと、ソーラーパネルによって得られた自然エネルギーを蓄電する蓄電池と、蓄電池に蓄電された電気によって発光する照明灯を備えた独立電源型照明柱が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−339056号公報(特許請求の範囲、段落番号0022,0025,0029,0032、図1,図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の独立電源型照明柱においては、照明灯は、支柱の上部外周面に設けられた凹部の一部、例えば凹部の上部側の下向き傾斜面に配置されているため、照明灯からの光は、頭上から地面にスポット状になってしまい、照射領域が小さく、照明効果が低いものとなっていた。したがって、夜間の暗闇における照明灯としては十分な機能を発揮することができないという問題があった。
【0005】
この問題を解決する手段として、照明灯の数を増やすことが考えられるが、支柱の径寸法等によって照明灯の数に限度があり、スポット状の照射領域の数が増えるだけで、照明効果の向上に期待はできない。また、照明灯の数を増やすと、消費電力が嵩むため、ソーラーパネルや蓄電池の容量を大きくしなければならないという問題がある。
【0006】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、少ない消費電力によって照射領域の拡大を図れるようにする独立電源型照明柱を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明の第1の独立電源型照明柱は、地上に立設される中空状支柱と、上記中空状支柱に装着されるソーラーパネルと、上記中空状支柱の中空部内に収容される蓄電池と、上記蓄電池に蓄電された電力により発光する光源とを具備し、上記光源を、上記中空状支柱の長手方向に沿設され、かつ、外方に開口する1又は複数の凹溝内に配設してなる、ことを特徴とする(請求項1)。
【0008】
請求項1記載の独立電源型照明柱において、上記光源は、中空状支柱の凹溝内に直線状に配列される複数の発光体である方が好ましい(請求項2)。この場合、上記中空状支柱の凹溝内に挿入され固定される照射案内カバーに、光源を配設すると共に、光源から照射される光を外方に案内する透光板を設けるか(請求項3)、あるいは、上記中空状支柱の凹溝内に挿入され固定される反射案内カバーに、光源を配設すると共に、光源から照射される光を反射させて外方に拡散させる反射部を設ける(請求項4)方が好ましい。この場合、上記反射案内カバーに、光源及び反射部から照射される光を外方に案内する透光板を設けてもよい(請求項5)。また、上記透光板に光拡散用凹凸表面を形成してもよい(請求項6)。
【0009】
また、この発明の第2の独立電源型照明柱は、地上に立設される中空状支柱と、上記中空状支柱に装着されるソーラーパネルと、上記中空状支柱の中空部内に収容される蓄電池と、上記蓄電池に蓄電された電力により発光する光源とを具備し、上記光源を、上記中空状支柱の中間部に設けた下向き傾斜面と上向き傾斜面を有する拡開空間部における両傾斜面に配設してなる、ことを特徴とする(請求項7)。
【0010】
また、この発明の第3の独立電源型照明柱は、地上に立設される中空状支柱と、上記中空状支柱に装着されるソーラーパネルと、上記中空状支柱の中空部内に収容される蓄電池と、上記蓄電池に蓄電された電力により発光する光源とを具備し、上記光源を、上記中空状支柱の中間部に設けた下向き傾斜面と上向き傾斜面を有する拡開空間部における一方の傾斜面に配設し、他方の傾斜面に上記光源からの光を反射する反射板を配設してなる、ことを特徴とする(請求項8)。
【0011】
請求項7又は8記載の独立電源型照明柱において、上記光源は1つであっても差し支えないが、好ましくは、上記光源は、散点状に配列される複数の発光体である方がよい(請求項9)。
【0012】
また、この発明の独立電源型照明柱において、上記中空状支柱を、長手方向に沿設される狭隘開口状の凹溝を有する複数の支柱体にて構成し、隣接する上記支柱体の上記凹溝内に連結部材を摺動可能に挿入すると共に、連結部材に設けられたねじ孔に螺合する止めねじを凹溝の底面に押し付け、かつ、連結部材を凹溝の狭隘開口部に圧接して、支柱体同士を連結・固定するようにしてもよい(請求項10)。
【0013】
請求項1記載の発明によれば、光源を、中空状支柱の長手方向に沿設され、かつ、外方に開口する1又は複数の凹溝内に配設することにより、光源からの光を支柱の側面全から側方に照射することができる。したがって、人の目線に合わせた照明領域を得ることができると共に、照明領域の拡大を図ることができる。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、光源を、中空状支柱の凹溝内に直線状に配列される複数の発光体にて形成することにより、支柱の側面の上下端間の全域から側方に照射することができ、更に照明領域の向上を図ることができる。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、中空状支柱の凹溝内に挿入され固定される照射案内カバーに、光源を配設すると共に、光源から照射される光を外方に案内する透光板を設けることにより、光源からの光が透光板によって屈折され、拡散されて外方に照射されるので、照度(輝度)を高めることができる。この場合、透光板に光拡散用凹凸表面を形成することにより、更に光を拡散させて照射することができる(請求項6)。
【0016】
請求項4記載の発明によれば、中空状支柱の凹溝内に挿入され固定される反射案内カバーに、光源を配設すると共に、光源から照射される光を反射させて外方に拡散させる反射部を設けることにより、光源からの直射光と、反射板による反射光の双方を、外方に照射することができるので、更に照射領域の向上が図れる。この場合、反射案内カバーに、光源及び反射部から照射される光を外方に案内する透光板を設けることにより、光源から照射される直射光と反射部から照射される反射光の双方を、透光板によって屈折させて拡散させることができるので、更に照度(輝度)を高めることができる(請求項5)。また、透光板に光拡散用凹凸表面を形成することにより、更に光を拡散させて照射することができる(請求項6)。
【0017】
請求項7記載の発明によれば、光源を、中空状支柱の中間部に設けた下向き傾斜面と上向き傾斜面を有する拡開空間部における両傾斜面に配設することにより、両傾斜面に配設された光源からの光を支柱の側方に照射することができる。
【0018】
請求項8記載の発明によれば、光源を、中空状支柱の中間部に設けた下向き傾斜面と上向き傾斜面を有する拡開空間部における一方の傾斜面に配設し、他方の傾斜面に光源からの光を反射する反射板を配設することにより、一方の傾斜面に配設された光源からの直射光と、他方の傾斜面に配設された反射板が反射する反射光を、支柱の側面から側方に照射することができる。
【0019】
この場合、光源を、散点状に配列される複数の発光体にて形成することにより、光量の増大が図れると共に、照射領域の拡大が図れる(請求項9)。
【0020】
請求項10記載の発明によれば、中空状支柱を、長手方向に沿設される狭隘開口状の凹溝を有する複数の支柱体にて構成し、隣接する支柱体の凹溝内に連結部材を摺動可能に挿入すると共に、連結部材に設けられたねじ孔に螺合する止めねじを凹溝の底面に押し付け、かつ、連結部材を凹溝の狭隘開口部に圧接して、支柱体同士を連結・固定することにより、中空状支柱が分割でき、コンパクトにすることができるので、梱包を容易にすることができると共に、運搬を容易にすることができる。また、現場において、連結部材によって中空状支柱の組立を容易にすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の独立電源型照明柱の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】
◎第一実施形態
図1は、この発明に係る独立電源型照明柱の第一実施形態の全体を示す概略正面図(a)及び(a)のI−I線に沿う拡大断面図、図2は、第一実施形態の独立電源型照明柱の全体を示す概略斜視図である。
【0023】
第一実施形態の独立電源型照明柱は、地上に立設される中空状の支柱10と、この支柱10に装着されるソーラーパネル20と、このソーラーパネル20によって集光された光エネルギを電気エネルギとして蓄電する蓄電池30と、この蓄電池30に蓄電された電力を定電圧・定電流に制御する制御装置(図示せず)と、蓄電池30に蓄電された電力によって発光する光源40とで主に構成されている。
【0024】
上記中空状支柱10は、アルミニウム合金製の断面略円形状の中空押出形材にて形成されており、外側面の4箇所すなわち90度間隔をおいた4箇所に、支柱10の長手方向に沿設され、かつ、外方に開口する狭隘開口状の凹溝11が形成されている。この場合、凹溝11の狭隘開口部12と側壁13との間に段部14が形成されている。また、支柱10の内側面における凹溝11間の位置には、断面略円弧状のビスポケット15が長手通しに形成されている。なお、支柱10の凹溝11以外の外表面には、長手方向に互いに平行な凹凸細条16が形成されている(図1(b)参照)。
【0025】
このように形成される支柱10における任意の凹溝11例えば対向する2つの凹溝11内に光源40が配設可能になっている。ここでは、対向する2つの凹溝11内に光源40を配設した場合について説明したが、光源40を1つの凹溝11内に配設してもよく、また、3つ凹溝11内に光源40を配設するようにしてもよい。
【0026】
上記ソーラーパネル20は、集光効率の良い曲面に屈曲された透明性の合成樹脂例えばポリカーボネート製板21と、この透明ポリカーボネート製板21に積層接着されるシリコン単結晶ソーラーセル22と、透明ポリカーボネート製板21の背部に装着されるフレーム23とを具備しており、フレーム23の中間部に中空矩形状連結部材24を介して支柱10の長さに略等しい長さを有するチャンネル状のエッジカバー25が連結されている。このエッジカバー25は、アルミニウム合金製の押出形材にて形成されており、ソーラーパネル20の上下端外方位置と端部位置にねじ孔(図示せず)が設けられている。
【0027】
このように形成されるソーラーパネル20を支柱10に取り付けるには、エッジカバー25を支柱10の凹溝11内に挿入すると共に、エッジカバー25に設けられたねじ孔に六角孔付き止めねじ26を螺合し、六角レンチ等の工具(図示せず)を用いて、止めねじ26の先端部を凹溝11の底面11aに押し付けることで、エッジカバー25を凹溝11の狭隘開口部12に設けられた段部14に圧接して、固定することができる(図1(b)参照)。このようにして支柱10に装着されるソーラーパネル20を、図1(b)に二点鎖線で示すように、2つの凹溝11を利用して2個装着してもよい。また、3つの凹溝11を利用して3個のソーラーパネル20を装着することも可能である。
【0028】
上記蓄電池30は、制御装置(図示せず)と共に内部筐体31内に収納された状態で、支柱10の中空部10a内に収容され、図示しない係止手段によって支柱10内に係止固定されている(図1(b)参照)。
【0029】
一方、光源40は、支柱10の凹溝11内に適宜間隔をおいて直線状に配列される複数(多数)の発光体例えば発光ダイオード41(LED)にて形成されている。この場合、各発光ダイオード41は、発光部42が凹溝11内に露出するように、凹溝11内に配設され、基板43に設けられたリード線を介して蓄電池30に接続されている。
【0030】
このように、支柱10に長手通しに設けられた凹溝11内に複数(多数)の発光ダイオード41(LED)を適宜間隔をおいて直線状に配列して、各発光ダイオード41を発光させると、支柱10の側面の上下端間の全域から側方に照射することができる。この照射領域は、光源40すなわち発光ダイオード41を正面に見るとライン状(線状)であり、また、側面から見ると、支柱10の側端(エッジ部)から照射される帯状となる。したがって、発光ダイオード41からの光を、支柱10の側面全域から側方に照射するので、照射領域を拡大することができる。
【0031】
なお、支柱10の頂部には、例えばアルミニウム合金製のキャップ17がシール部材(図示せず)を介して固定されている。この場合、キャップ17に設けられた取付孔を貫通する固定ねじ18を上記ビスポケット15に螺合することによって、キャップ17を支柱10に固定することができる。なお、キャップ17と支柱10の間にシール部材(図示せず)を介してキャップ17が固定されており、キャップ17と支柱10との間から支柱10の中空部10a内に雨水等が浸入するのを防止するように構成されている。
【0032】
また、発光ダイオード41が配設されていない凹溝11で、ソーラーパネル20の装着に利用されていない部分には、化粧用のチャンネル状のエッジカバー50を装着する方がよい。このエッジカバー50は、アルミニウム合金製の押出形材にて形成されている。エッジカバー50は、図1(b)に示すように、凹溝11の狭隘開口部12の内側に形成された段部14に係合した状態で凹溝11内に挿入され、エッジカバー50に設けられたねじ孔51に六角孔付き止めねじ52を螺合して、図示しない六角レンチ等の工具を用いて止めねじ52の先端部を凹溝11の底面11aに押し付けてエッジカバー50を段部14に圧接することで、エッジカバー50を凹溝11内に装着することができる。
【0033】
上記のように構成される独立電源型照明柱は、例えば支柱の長さを2m〜5mにして、道路の沿道や街路の照明用に使用することができる。この独立電源型照明柱によれば、昼間は、ソーラーパネル20によって太陽光(太陽エネルギ)を集光(吸収)して、蓄電池30に蓄電しおくことができ、また、夜間には、制御装置に組み込まれた制御回路の作動によって蓄電池30に蓄電された電力を定電圧・定電流に制御して発光ダイオード41に供給して、各発光ダイオード41を発光させ、上述したように支柱10の上下端間の全域から側方に照射することができる。これにより、人の目線に合わせた照明領域を得ることができると共に、高さ方向の照明領域の拡大を図ることができる。したがって、夜間における道路や街路を明るくして自動車の走行の安全を確保することができ、また、防犯上の効果も得られる。
【0034】
また、支柱10に設けられた凹溝11内に複数(多数)の発光ダイオード41を直線状に配設して照明する方式であるため、最小限の消費電力によって必要量の照明を得ることができる。
【0035】
また、支柱10に同形状の4つの凹溝11が設けられているので、任意の凹溝11に光源40すなわち発光ダイオード41を取り付けることができると共に、ソーラーパネル20を装着することができる。
【0036】
◎第二実施形態
図4は、この発明に係る独立電源型照明柱の第二実施形態の要部断面斜視図、図5は、図4のII−II線に沿う断面図(a)及び(a)の要部拡大断面図(b)である。
【0037】
第二実施形態は、光源40からの光を拡散させて照射輝度を高めて、更に照射領域の向上を図れるようにした場合である。すなわち、凹溝11内に挿入され、固定される照射案内カバー60に、光源40すなわち複数(多数)の発光ダイオード41を適宜間隔をおいて直線状に配設し、更に、発光ダイオード41から照射される光を外方に案内する透明性の透光板61例えばガラス板を設けた場合である。
【0038】
この場合、照射案内カバー60は、アルミニウム合金製の押出形材にて形成されており、チャンネル状のカバー本体62と、カバー本体62の基部62aの表面に互いに平行に起立する一対の起立片63にて形成される開口凹条64とを具備している。この照射案内カバー60の開口凹条64に発光ダイオード41が配設され、基板43に設けられたリード線を介して蓄電池30に接続されている。また、開口凹条64の開口部にコーキング剤65を介して透光板すなわちガラス板61が配設されている。また、カバー本体62の基部62aの長手方向の両端部にねじ孔66が設けられている。
【0039】
このように構成される照射案内カバー60は、凹溝11の狭隘開口部12の内方に設けられた段部14に係合した状態で、凹溝11内に挿入された後、ねじ孔66に六角孔付き止めねじ67を螺合し、図示しない六角レンチ等の工具を用いて止めねじ67の先端を凹溝11の底面11aに押し付けて基部62aを凹溝11の段部14に圧接することで、支柱10に固定される。
【0040】
上記のように、支柱10の凹溝11内に挿入・固定される照射案内カバー60に、光源40すなわち直線状に配列される複数(多数)の発光ダイオード41を配設すると共に、発光ダイオード41から照射される光を外方に案内するガラス板61を設けることにより、図6(a)に示すように、光源40(発光ダイオード41)からの光がガラス板61によって屈折されると共に、拡散されて外方に照射されるので、照度(輝度)を高めることができる。また、ガラス板61によって発光ダイオード41を保護することができるので、第一実施形態の場合に比べて発光ダイオード41の損傷を抑制することができ、発光ダイオード41の寿命を増大することができる。
【0041】
なお、図6(b)に示すように、透光板としてのガラス板61に、光を拡散すると共に散乱させる例えばダイヤカット状の凹凸表面61aを形成することにより、更に発光ダイオード41から照射される光を拡散させて照射することができる。
【0042】
なお、第二実施形態において、その他の部分は、第一実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0043】
◎第三実施形態
図7は、この発明に係る独立電源型照明柱の第三実施形態の要部断面斜視図、図8は、図7ののIII−III線に沿う断面図(a)及び(a)の要部拡大断面図(b)である。
【0044】
第三実施形態は、光源40からの光を拡散させると共に散乱させて、更に照射領域の向上を図れるようにした場合である。すなわち、支柱10の凹溝11内に挿入され固定される反射案内カバー70に、光源40すなわち適宜間隔をおいて直線状に配列される複数(多数)の発光ダイオード41を配設すると共に、発光ダイオード41から照射される光を反射させて外方に拡散及び散乱させる反射部71を設け、また、発光ダイオード41及び反射部71から照射される光を外方へ案内する透明性の透光板例えばガラス板72を設けた場合である。
【0045】
この場合、反射案内カバー70は、アルミニウム合金製の押出形材にて形成されており、チャンネル状のカバー本体73の基部74の表面に断面略円弧状の開口凹条75が形成され、この開口凹条75の円弧面に反射部71が形成されている。この反射部71には、反射効率が高くなるような加工、例えば鏡面仕上げが施されている。鏡面仕上げ加工の方法としては、例えば化学研磨,アルミ蒸着,アルミニウム箔の貼着あるいはスプレー等で蓄光剤を塗布するなどの方法がある。また、開口凹条75を形成する一対の起立片76の対向する面に形成された嵌合溝77にガラス板72が嵌合されている。
【0046】
上記のように構成される反射案内カバー70を凹溝11内に取り付けるには、反射案内カバー70に発光ダイオード41及びガラス板72を組み付けた状態で、反射案内カバー70を凹溝11の狭隘開口部12の段部14に係合させて凹溝11内に挿入し、そして、反射案内カバー70に設けられたねじ孔78に例えば六角孔付き止めねじ79を螺合し、図示しない六角レンチ等の工具を用いて止めねじ79の先端部を凹溝11の底面11aに押し付け、反射案内カバー70を段部14に圧接することによって、凹溝11内に固定することができる。
【0047】
上記のように、支柱10の凹溝11内に挿入・固定される反射案内カバー70に、光源40すなわち発光ダイオード41を配設すると共に、発光ダイオード41から照射される光を反射させて外方に拡散及び散乱させる反射部71を設けることにより、発光ダイオード41からの直射光DBと、反射案内カバー70による反射光RBの双方を、側方に照射することができるので、少ない消費電力によって照射領域を向上させることができる。また、図9(a)に示すように、発光ダイオード41及び反射部71から照射される光DB,RBをガラス板72を介して外方へ拡散(屈折)させることができるので、更に照射輝度を高めることができると共に、照射領域を拡大させることができる。
【0048】
なお、図9(b)に示すように、透光板としてのガラス板72に、光を拡散すると共に散乱させる例えばダイヤカット状の凹凸表面72aを形成することにより、更に発光ダイオード41から照射される光を拡散させて照射することができる。
【0049】
なお、第三実施形態において、その他の部分は、第一実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0050】
◎第四実施形態
図10は、この発明に係る独立電源型照明柱の第四実施形態を示す全体概略斜視図である。
【0051】
第四実施形態の独立電源型照明柱は、光源40Aを、第一実施形態と同様の形状を有する中空状支柱10Aの中間部に設けた下向き傾斜面81と上向き傾斜面82を有する拡開空間部80における両傾斜面81,82に配設した場合である。
【0052】
第四実施形態において、支柱10Aは、地上に立設され、かつ、蓄電池及び制御装置等(図示せず)が収容可能な下部支柱体100と、ソーラーパネル20が装着可能な上部支柱体200と、下部支柱体100と上部支柱体200とを連結する連結部材90とで構成されている。
【0053】
この場合、下部支柱体100の上端部は、一側端から他側端に向かって下り勾配に切断されており、この切断面に、光源40すなわち複数(多数)の発光ダイオード41を散点状に配列した上向き傾斜板84が、下部支柱体100に設けられたビスポケット(図示せず)に固定ねじ85を螺合することによって固定されている。また、上部支柱体200の下端部は、一側端から他側端に向かって上り勾配に切断されており、この切断面に、光源40すなわち複数(多数)の発光ダイオード41を散点状に配列した下向き傾斜板83が、上部支柱体200に設けられたビスポケット(図示せず)に固定ねじ85を螺合することによって固定されている。なお、この場合、上向き傾斜板84及び下向き傾斜板83は、アルミニウム合金製の略楕円形状の板部材にて形成されており、図示しないシール部材を介して下部支柱体100及び上部支柱体200に気水密に固定されている。
【0054】
上記下部支柱体100と上部支柱体200は、第一実施形態の支柱10と同様に4箇所に凹溝11が設けられており、これら凹溝11の対向する2箇所に固定される2本の連結部材90によって下向き傾斜面81と上向き傾斜面82を有する拡開空間部80を設けた状態で連結されている。
【0055】
この場合、連結部材90は、アルミニウム合金製の押出形材によってチャンネル状に形成されており、両端部にねじ孔91が設けられている。この連結部材90は、下部支柱体100と上部支柱体200に設けられた凹溝11内に摺動可能に挿入され、六角孔付き止めねじ92をねじ孔91に螺合し、六角レンチ等の工具(図示せず)を用いて、止めねじ92の先端部を凹溝11の底面11aに押し付けることで、連結部材90が凹溝11の狭隘開口部12に設けられた段部14に圧接されることによって、下部支柱体100と上部支柱体200とを連結・固定している(図11参照)。
【0056】
上記のように、下部支柱体100と上部支柱体200とを2本のチャンネル状の連結部材90を介して連結することにより、下部支柱体100と上部支柱体200とを強固に連結することができる。また、上部支柱体200に装着されるソーラーパネル20と蓄電池(図示せず)とを接続するリード線や、上部支柱体200の下向き傾斜面81(具体的には、下向き傾斜板83)に配設された発光ダイオード41のリード線を、連結部材90の凹部空間を利用して下部支柱体100側に案内し、下部支柱体100の中空部内に収容された蓄電池、制御装置に接続することができる。
【0057】
なお、第四実施形態において、その他の部分は、第一実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0058】
上記のように構成される第四実施形態の独立電源型照明柱によれば、光源40すなわち複数(多数)の発光ダイオード41を、支柱10Aの中間部に設けた下向き傾斜面81と上向き傾斜面82を有する拡開空間部80における両傾斜面81,82に配設することにより、両傾斜面81,82に配設された発光ダイオード41からの光を支柱10の側方に照射することができるので、人の目線に合わせた照明領域を得ることができると共に、照明領域の拡大を図ることができる。したがって、少ない消費電力によって有効な照明効果を得ることができる。
【0059】
◎第五実施形態
図12は、この発明に係る独立電源型照明柱の第五実施形態の一例を示す全体概略斜視図、図13は、第五実施形態の別の例を示す全体概略斜視図である。
【0060】
第五実施形態は、第四実施形態と同様に構成される支柱10Aに設けられた下向き傾斜面81と上向き傾斜面82を有する拡開空間部80における一方の傾斜面すなわち上向き傾斜面82又は下向き傾斜面81に光源40である複数(多数)の発光ダイオード41を散点状に配列し、他方の傾斜面すなわち下向き傾斜面81又は上向き傾斜面82に発光ダイオード41からの光を反射する反射板86を配設した場合である。
【0061】
この場合、光源40すなわち複数(多数)の発光ダイオード41を散点状に配列した上向き傾斜板84と下向き傾斜板83は、第四実施形態と同様に、下部支柱体100と上部支柱体200に設けられたビスポケットに固定ねじ85を螺合することによって固定されている。
【0062】
また、反射板86は、上向き傾斜板84及び下向き傾斜板83と同様に、アルミニウム合金製の略楕円形状の板部材にて形成されており、その表面に反射効率が高くなるような加工例えば鏡面仕上げが施されている。鏡面仕上げ加工には、上述したように、例えば化学研磨,アルミ蒸着,アルミニウム箔の貼着あるいはスプレー等で蓄光剤を塗布するなどの方法がある。なお、反射板86をステンレス製の板部材にて形成してもよい。反射板86も、上向き傾斜板84と下向き傾斜板83と同様に、下部支柱体100と上部支柱体200に設けられたビスポケットに固定ねじ85を螺合することによって固定されている。なお、反射板86と上部支柱体200との間、及び下部支柱体100との間には、シール部材(図示せず)が介在されて、気水密性の維持が図られている。
【0063】
なお、第五実施形態において、その他の部分は、第一及び第四実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0064】
上記のように構成される、第五実施形態の独立電源型照明柱によれば、光源40すなわち散点状に配列された複数(多数)の発光ダイオード41を、中空状支柱10Aの中間部に設けた下向き傾斜面81と上向き傾斜面82を有する拡開空間部80における一方の傾斜面(上向き傾斜面82又は下向き傾斜面81)に配設し、他方の傾斜面(下向き傾斜面81又は上向き傾斜面82)に発光ダイオード41からの光を反射する反射板86を配設することにより、一方の傾斜面(上向き傾斜面82又は下向き傾斜面81)に配設された発光ダイオード41の直射光DBと、他方の傾斜面(下向き傾斜面81又は上向き傾斜面82)に配設された反射板86が反射する反射光RBを、支柱10Aの側面から側方に照射することができる。これにより、人の目線に合わせた照明領域を得ることができると共に、照明領域の拡大を図ることができる。したがって、少ない消費電力によって有効な照明効果を得ることができる。
【0065】
◎その他の実施形態
1)上記実施形態では、支柱10,10Aの4箇所に同形状の凹溝11を設けた場合について説明したが、凹溝11は必ずしも同形状である必要はなく、例えばソーラーパネル20の装着用と、発光ダイオード41の配設用に分けて大きさを変えてもよい。また、凹溝11の数は必ずしも4箇所である必要はなく、少なくとも発光ダイオード41の配設用の1箇所設ければよい。なお、この場合は、ソーラーパネル20は別の装着手段を用いて支柱10,10Aに装着すればよい。
【0066】
2)上記実施形態では、支柱10,10A(下部支柱体100、上部支柱体200)が、断面略略円形の中空押出形材にて形成される場合について説明したが、断面円形以外に、例えば、図14に示すように、断面略四角形の中空押出形材にて支柱10Bを形成するか、図15に示すように、断面略菱形の中空押出形材にて支柱10Cを形成するか、あるいは、図16に示すように、断面略三角形の中空押出形材にて支柱10Dを形成することも可能である。
【0067】
図14ないし図16では、支柱10B,10C,10Dに設けられた凹溝11内に、第一実施形態と同様に、複数(多数)の発光ダイオード41を直線状に配列した場合について説明したが、第二実施形態と同様に、照射案内カバー60を装着してもよく、第三実施形態と同様に、樋状の反射案内カバー70を装着してもよい。また、第四及び第五実施形態においても、図14,図15又は図16の断面形状の支柱すなわち下部支柱体、上部支柱体を使用することも可能である。
【0068】
3)上記実施形態では、支柱10,10A〜10Dが1本で形成される場合について説明したが、支柱を分割式にして連結部材にて連結するようにしてもよい。例えば、図17に示すように、支柱10Eを、支柱10と同形状の凹溝11を有する短尺例えば1m20cmの中空状の下部支柱体301及び中空状の上部支柱体302とで構成し、下部支柱体301と上部支柱体302とを連結部材400によって連結するようにしてもよい。この場合、連結部材400は、エッジカバー50と同様に、アルミニウム合金製の押出形材にて形成されるチャンネル状部材にて形成されており、その両端部にねじ孔401が設けられている。
【0069】
下部支柱体301と上部支柱体302とを連結するには、連結部材400を図18に示すように、凹溝11の狭隘開口部12の内側に形成された段部14に係合した状態で凹溝11内に予め摺動自在に挿入し、連結部材400に設けられたねじ孔401に六角孔付き止めねじ402を螺合して、図示しない六角レンチ等の工具を用いて止めねじ402の先端部を凹溝11の底面11aに押し付けて連結部材400を段部14に圧接することで、連結部材400と一方の支柱体例えば下部支柱体301とを固定した後、同様にして他方の支柱例えば上部支柱体302とを固定して、下部支柱体301と上部支柱体302とを連結する。なお、凹溝11にソーラーパネル20のエッジカバー25が装着される場合は、エッジカバー25を下方に延在し、この延在部に設けられたねじ孔401に同様に止めねじ26を螺合することによって、下部支柱体301と上部支柱体302とを連結することができる。
【0070】
上記説明では、支柱10Eが、ソーラーパネル20を装着する上部支柱体302と、地上に立設される下部支柱体301とで構成される場合について説明したが、支柱10Eを構成する支柱体は2本である必要はなく、3本以上としてもよく、例えば上部支柱体302の上方に同様に連結部材400を介して別の支柱体を連結してもよい。
【0071】
また、上記説明では、支柱10Eが、断面略円形の中空押出形材にて形成される場合について説明したが、断面略円形以外の断面形状例えば断面略四角形、断面略菱形、断面略三角形等であっても同様に、分割式にすることができることは勿論である。
【0072】
上記のように、支柱10Eを複数の短尺の支柱体301,302にて形成することにより、梱包を容易にすることができると共に、運搬を容易にすることができる。また、支柱体301,302を、支柱体301,302に設けられた狭隘開口状の凹溝11内に挿入され固定される連結部材400をもって連結するので、支柱の組立を容易にすることができる。
【0073】
なお、図17及び図18に示す実施形態において、その他の部分は第一実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0074】
【発明の効果】
以上に説明したように、この発明は上記のように構成されているので、以下のような優れた効果が得られる。
【0075】
1)請求項1記載の発明によれば、光源を、中空状支柱の長手方向に沿設され、かつ、外方に開口する1又は複数の凹溝内に配設することにより、光源からの光を支柱の側面から側方に照射することができるので、人の目線に合わせた照明領域を得ることができると共に、照明領域の拡大を図ることができる。したがって、少ない消費電力によって有効な照明効果を得ることができる。
【0076】
2)請求項2記載の発明によれば、光源を、中空状支柱の凹溝内に直線状に配列される複数の発光体にて形成することにより、支柱の側面の上下端間の全域から側方に照射することができるので、上記1)に加えて更に照明領域の向上を図ることができる。
【0077】
3)請求項3記載の発明によれば、光源からの光を透光板によって屈折し、拡散させて外方に照射するので、上記1)、2)に加えて更に照度(輝度)を高めることができる。この場合、透光板に光拡散用凹凸表面を形成することにより、更に光を拡散させて照射することができる(請求項6)。
【0078】
4)請求項4記載の発明によれば、光源からの直射光と、反射板による反射光の双方を、外方に照射することができるので、上記1)、2)に加えて更に消費電力を少なくすることができると共に、照射領域の向上が図れる。この場合、反射案内カバーに、光源及び反射部から照射される光を外方に案内する透光板を設けることにより、光源から照射される直射光と反射部から照射される反射光の双方を、透光板によって屈折させて拡散させることができるので、更に照度(輝度)を高めることができる(請求項5)。また、透光板に光拡散用凹凸表面を形成することにより、更に光を拡散させて照射することができる(請求項6)。
【0079】
5)請求項7記載の発明によれば、光源を、中空状支柱の中間部に設けた下向き傾斜面と上向き傾斜面を有する拡開空間部における両傾斜面に配設することにより、両傾斜面に配設された光源からの光を支柱の側方に照射することができるので、人の目線に合わせた照明領域を得ることができると共に、照明領域の拡大を図ることができる。したがって、少ない消費電力によって有効な照明効果を得ることができる。
【0080】
6)請求項8記載の発明によれば、光源を、中空状支柱の中間部に設けた下向き傾斜面と上向き傾斜面を有する拡開空間部における一方の傾斜面に配設し、他方の傾斜面に光源からの光を反射する反射板を配設することにより、一方の傾斜面に配設された光源からの直射光と、他方の傾斜面に配設された反射板が反射する反射光を、支柱の側面から側方に照射することができるので、人の目線に合わせた照明領域を得ることができると共に、照明領域の拡大を図ることができる。したがって、更に少ない消費電力によって有効な照明効果を得ることができる。
【0081】
7)請求項9記載の発明によれば、光源を、散点状に配列される複数の発光体にて形成するので、上記5)、6)に加えて更に光量の増大が図れると共に、照射領域の拡大が図れる。
【0082】
8)請求項10記載の発明によれば、中空状支柱が分割でき、コンパクトにすることができるので、上記1)〜7)に加えて更に梱包を容易にすることができると共に、運搬を容易にすることができる。また、現場において、連結部材によって中空状支柱の組立を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る独立電源型照明柱の第一実施形態の全体を示す正面図(a)及び(a)のI−I線に沿う拡大断面図(b)である。
【図2】第一実施形態の独立電源型照明柱の全体を示す概略斜視図である。
【図3】第一実施形態における支柱と発光ダイオードを示す斜視図である。
【図4】この発明に係る独立電源型照明柱の第二実施形態の要部断面斜視図である。
【図5】図4ののII−II線に沿う断面図(a)及び(a)の要部拡大断面図(b)である。
【図6】第二実施形態における光源と透光板の光の照射状態を示す拡大断面図(a)及び光源と別の透光板の光の照射状態を示す拡大断面図(b)である。
【図7】この発明に係る独立電源型照明柱の第三実施形態の要部断面斜視図である。
【図8】図7のIII−III線に沿う断面図(a)及び(a)の要部拡大断面図(b)である。
【図9】第三実施形態における光源、反射板及び透光板の光の照射状態を示す拡大断面図(a)及び光源、反射板と別の透光板の光の照射状態を示す拡大断面図(b)である。
【図10】この発明に係る独立電源型照明柱の第四実施形態の全体を示す概略斜視図である。
【図11】第四実施形態における下部支柱体と上部支柱体の連結部を示す側面図(a)及び(a)のIV−IV線に沿う断面図(b)である。
【図12】この発明に係る独立電源型照明柱の第五実施形態の一例の全体を示す概略斜視図である。
【図13】第五実施形態の別の例の全体を示す概略斜視図である。
【図14】この発明における支柱の別の断面形状を示す断面図である。
【図15】この発明における支柱の更に別の断面形状を示す断面図である。
【図16】この発明における支柱の更に別の断面形状を示す断面図である。
【図17】この発明における支柱を分割式にした場合の一例を示す概略正面図(a)及び概略背面図(b)である。
【図18】図17のV−V線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C,10D,10E 支柱
10a 中空部
11 凹溝
20 ソーラーパネル
30 蓄電池
40,40A 光源
41 発光ダイオード(発光体)
60 照射案内カバー
61 ガラス板(透光板)
61a 光拡散用凹凸表面
70 反射案内カバー
71 反射部
72 ガラス板(透光板)
72a 光拡散用凹凸表面
80 拡開空間部
81 下向き傾斜面
82 上向き傾斜面
83 下向き傾斜板
84 上向き傾斜板
86 反射板
90 連結部材
100,301 下部支柱体
200,302 上部支柱体
400 連結部材

Claims (10)

  1. 地上に立設される中空状支柱と、
    上記中空状支柱に装着されるソーラーパネルと、
    上記中空状支柱の中空部内に収容される蓄電池と、
    上記蓄電池に蓄電された電力により発光する光源とを具備し、
    上記光源を、上記中空状支柱の長手方向に沿設され、かつ、外方に開口する1又は複数の凹溝内に配設してなる、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
  2. 請求項1記載の独立電源型照明柱において、
    上記光源は、中空状支柱の凹溝内に直線状に配列される複数の発光体である、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
  3. 請求項1又は2記載の独立電源型照明柱において、
    上記中空状支柱の凹溝内に挿入され固定される照射案内カバーに、光源を配設すると共に、光源から照射される光を外方に案内する透光板を設けてなる、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
  4. 請求項1又は2記載の独立電源型照明柱において、
    上記中空状支柱の凹溝内に挿入され固定される反射案内カバーに、光源を配設すると共に、光源から照射される光を反射させて外方に拡散させる反射部を設けてなる、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
  5. 請求項4記載の独立電源型照明柱において、
    上記反射案内カバーに、光源及び反射部から照射される光を外方に案内する透光板を設けてなる、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
  6. 請求項3又は5記載の独立電源型照明柱において、
    上記透光板に光拡散用凹凸表面を形成してなる、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
  7. 地上に立設される中空状支柱と、
    上記中空状支柱に装着されるソーラーパネルと、
    上記中空状支柱の中空部内に収容される蓄電池と、
    上記蓄電池に蓄電された電力により発光する光源とを具備し、
    上記光源を、上記中空状支柱の中間部に設けた下向き傾斜面と上向き傾斜面を有する拡開空間部における両傾斜面に配設してなる、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
  8. 地上に立設される中空状支柱と、
    上記中空状支柱に装着されるソーラーパネルと、
    上記中空状支柱の中空部内に収容される蓄電池と、
    上記蓄電池に蓄電された電力により発光する光源とを具備し、
    上記光源を、上記中空状支柱の中間部に設けた下向き傾斜面と上向き傾斜面を有する拡開空間部における一方の傾斜面に配設し、他方の傾斜面に上記光源からの光を反射する反射板を配設してなる、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
  9. 請求項7又は8記載の独立電源型照明柱において、
    上記光源は、散点状に配列される複数の発光体である、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の独立電源型照明柱において、
    上記中空状支柱は、長手方向に沿設される狭隘開口状の凹溝を有する複数の支柱体を具備し、
    隣接する上記支柱体の上記凹溝内に連結部材を摺動可能に挿入すると共に、連結部材に設けられたねじ孔に螺合する止めねじを凹溝の底面に押し付け、かつ、連結部材を凹溝の狭隘開口部に圧接して、支柱体同士を連結・固定してなる、ことを特徴とする独立電源型照明柱。
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