JP2004206940A - Plasma display panel - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンピュータおよびテレビ等の画像表示に用いるプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと記す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は、従来のPDPの概略構造を示す断面斜視図である。
【0003】
PDP1の前面板2は、例えばガラスのような透明且つ絶縁性の前面基板3上に、走査電極4と維持電極5とからなる表示電極6と、その表示電極6を覆う誘電体層7と、さらにその誘電体層7を覆う例えばMgO膜による保護層8を有する。走査電極4および維持電極5は、電気抵抗の低減と透過性の確保を目的として、透明電極4a、5aに金属材料からなるバス電極4b、5bを積層した構造としている。
【0004】
背面板9は、例えばガラスのような絶縁性の背面基板10上に、表示電極6と直交するデータ電極11と、そのデータ電極11を覆う誘電体層12と、誘電体層12の上に、表示電極6とデータ電極11とが交差する部分に形成される複数の放電セル17(単位発光領域)を区画する格子状の隔壁18と、隔壁18に囲まれた領域の内壁に形成した蛍光体層15とを有する(例えば、非特許文献1参照)。
【0005】
そして、隔壁18を挟んで対向配置した前面板2と背面板3とは、画像表示領域の外の周囲を封着部材により封止した構成であり、放電空間16には、例えばNe−Xe5%の放電ガスが66.5kPa(500Torr)の圧力で封入されている。そして、放電空間16の表示電極6とデータ電極11との交差部が放電セル17(単位発光領域)として動作する。
【0006】
ここで、放電セル17は、格子状の隔壁18により周囲を囲まれた構造となっていることから、隣接する放電セル17間でのクロストークやプライミングの影響による放電開始電圧の変動などの問題の発生を抑制することが可能である。
【0007】
【非特許文献1】
2001FPDテクノロジー大全、株式会社電子ジャーナル、2000年10月25日、p724−p725
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した構造のPDPにおいても、画像表示時に壁電圧の変動が原因と考えられる駆動マージンの低下という課題が発生する場合があった。この原因は、本発明者らが行った検討の結果、以下であると考えられる。すなわち、隔壁と障壁とを形成する場合、まず材料を隔壁および障壁の形状に形成した後、焼成するということが行われるが、この焼成時において、隔壁18の、特に交差する部分には収縮による引っ張り応力が生じ、その結果、隔壁18が変形し、前面板2との間に隙間が生じる場合がある。
【0009】
このような場合、その隙間を通じて、放電後の残留荷電粒子等が隣接する放電セル17間に移動、拡散してしまう場合があり、その結果、隣接する放電セル17間のクロストークが生じ、駆動マージンが低下するということが判った。
【0010】
本発明は上述のような状況に鑑みて行われたものであり、隣接する放電セル間でのクロストークの抑制の信頼性の高い構造のプラズマディスプレイパネルを実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルは、周囲を隔壁により区画された放電セルを有するプラズマディスプレイパネルであって、隔壁の頂部の一部に溝部を有するものである。
【0012】
また、上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルは、対向配置された前面板と背面板とを有し、前面板は、走査電極と維持電極とからなる表示電極を有し、背面板は、表示電極と直交するデータ電極と、表示電極とデータ電極とが交差する部分に形成される複数の放電セルを区画する格子状の隔壁とを有し、隔壁の頂部の一部に溝部を有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明は、周囲を隔壁により区画された放電セルを有するプラズマディスプレイパネルであって、隔壁の頂部の一部に溝部を有するプラズマディスプレイパネルである。
【0014】
また、請求項2に記載の発明は、対向配置された前面板と背面板とを有し、前面板は、走査電極と維持電極とからなる表示電極を有し、背面板は、表示電極と直交するデータ電極と、表示電極とデータ電極とが交差する部分に形成される複数の放電セルを区画する格子状の隔壁とを有し、隔壁の頂部の一部に溝部を有するプラズマディスプレイパネルである。
【0015】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前面板が、隔壁との当接部の一部に、隣接する放電セルを非直線的に連通する連通部を備えるものである。
【0016】
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、連通部は、前面板に設けた、隔壁の頂部の幅より広い幅を有する第二の溝部の開口面に、隔壁の頂部を、接した、もしくは挿入した状態に対峙させることで構成したものである。
【0017】
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、溝部の幅Wd(μm)が、溝部と対峙する隔壁の頂部の幅の合計Wtr2(μm)と、第二の溝部の隔壁頂部での幅Wipg(μm)に対して、3≦(Wd−Wtr2−Wipg)/2≦17の関係を有するものである。
【0018】
また、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、溝部の底面と、溝部と対峙する隔壁の頂部との間隔D(μm)が、3≦D≦17の関係を有するものである。
【0019】
以下、本発明の一実施の形態によるPDPについて、図1〜図10を用いて説明する。なお、従来のPDPの説明で用いた図12に示すものと同じものには同じ番号を付している。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1によるPDPの概略構造を示す断面斜視図である。また、図2は、本実施の形態1によるPDPの、表示電極6と格子状の隔壁18との位置関係を示す平面図であり、図3は、図2におけるA−A矢視断面図である。
【0021】
PDP1の前面板2は、例えばガラスのような透明且つ絶縁性の前面基板3上に、走査電極4と維持電極5とからなる表示電極6と、その表示電極6を覆う誘電体層7と、さらにその誘電体層7を覆う例えばMgO膜による保護層8を有する。走査電極4および維持電極5は、電気抵抗の低減と透過性の確保を目的として、透明電極4a、5aに金属材料からなるバス電極4b、5bを積層した構造としている。
【0022】
背面板9は、例えばガラスのような絶縁性の背面基板10上に、表示電極6と直交するデータ電極11と、そのデータ電極11を覆う誘電体層12と、誘電体層12の上に、表示電極6とデータ電極11とが交差する部分に形成される複数の放電セル17(単位発光領域)を区画する格子状の隔壁18と、隔壁18に囲まれた領域の内壁に形成した蛍光体層15とを有する。
【0023】
そして、隔壁18を挟んで対向配置した前面板2と背面板3とは、画像表示領域の外の周囲を封着部材により封止した構成であり、放電空間16には、例えばNe−Xe5%の放電ガスが66.5kPa(500Torr)の圧力で封入されている。
【0024】
以上の構成における、走査電極4(N本目を示す場合にはその番号を付す)および維持電極5(N本目を示す場合にはその番号を付す)とデータ電極11(M本目を示す場合にはその番号を付す)との相対的な位置関係を、概略的にマトリックス図として図4に示す。
【0025】
次に、PDPの駆動方法について図5、図6を用いて説明する。
【0026】
図5は、本発明のPDP1を用いた画像表示装置100の概略構成を示すブロック図であり、図6は、その際のPDP1の各電極に印加される駆動波形の一例を示す図である。
【0027】
まず初期化期間において、走査電極4に対し初期化パルスを印加し、PDP1の放電セル17内の壁電荷を初期化する。
【0028】
そして次の書き込み期間において、一番目の走査電極4(1)には走査パルスを、データ電極11の、表示を行う放電セル17に対応するラインには書き込みパルスを、同時に印加して書き込み放電を行うことで誘電体層表面に壁電荷を蓄積する。同様に、二番目の走査電極4(2)に走査パルスを、データ電極11の、表示を行う放電セル17に対応するラインに書き込みパルスを、同時に印加して書き込み放電を行うことで、同様に誘電体層表面に壁電荷を蓄積する。以上の動作を、全ての走査電極4に対して行うことで、表示を行う放電セル17に対応する壁電荷を誘電体層表面に順次蓄積し、1画面分の潜像を書き込む。
【0029】
そして次の維持期間において、維持放電を行うために、データ電極11を接地し、走査電極4と維持電極5とに交互に維持パルスを印加することによって、誘電体層表面に壁電荷が蓄積された放電セル17、すなわち書き込みパルスによって選択された放電セル17では、誘電体層表面の電位が放電開始電圧を上回ることによって放電が発生することとなり、維持パルスが印加されている期間(維持期間)、主放電が維持される。
【0030】
そしてその後の消去期間において、幅の狭い消去パルスを印加することによって不完全な放電が発生し壁電荷が消滅するため消去が行われる。
【0031】
また、テレビ映像を表示する場合、NTSC方式において映像は、1秒間に60枚のフィールドで構成されている。元来、プラズマディスプレイパネルでは、点灯か消灯の2階調しか表現できないため中間色を表示するために、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色の点灯時間を時分割し、1フィールドを数個のサブフィールドに分割し、その組み合わせによって中間色を表現する方法が用いられている。PDP1において各色256階調を表現する場合のサブフィールドの分割の一例としては、図7に示すように、1フィールドを8つのサブフィールドに分割し、分割した各サブフィールドの放電維持期間内に印加する維持パルス数の比を、1、2、4、8、16、32、64、128のようにバイナリで重み付けを行い、この8ビットの組み合わせによって256階調を表現するという方法がある。また、更に高画質化する為に、サブフィールドの数を増加させ、該階調を表示する為のサブフィールドの重み付けの組み合わせを複数用いることによって、動画表示時の視線移動によって発生する擬似輪郭を低減する方法も用いられている。このように、PDP1の駆動方法では、初期化期間、書き込み期間、維持期間、消去期間という一連のシーケンスによって表示を行っている。
【0032】
以上の構成においては、図1〜図3に示すように、隔壁18は、その頂部に溝部21を有する。この溝部21の存在により、隔壁18の体積収縮率は小さくなり、したがって焼成後の隔壁18の変形は抑制される。この結果、前面板2との間に隙間が生じることが抑制されることとなり、放電後の残留荷電粒子等が隣接する放電セル17間に移動、拡散してしまうといったことも抑制され、隣接する放電セル17間のクロストークは生じにくくなり、駆動マージンの低下も抑制されることとなる。
【0033】
(実施の形態2)
図8は、本実施の形態2によるPDPの、表示電極6と格子状の隔壁18と連通部20との位置関係を示す平面図であり、図9は、図8におけるA−A矢視断面図である。実施の形態1との違いは、図10に、前面板2の、隔壁18との当接部の断面図を示すように、例えば前面板2は、背面板3が有する格子状の隔壁18と当接する誘電体層8の一部に、隔壁18の頂部の幅Wtrより広い幅Wdを有する溝部19を備え、この溝部19の開口面19a(図10中では点線で表示)、すなわち前面板2の内面2aと同じ位置となる面に対して、隔壁18の頂部が、接した状態(図10(a))、もしくは挿入した状態(図10(b))で対峙させることで、隔壁18を介して隣接する放電セル17を非直線的に連通する連通部20を構成していることである。なお図8では保護層8を省略している。ここで、非直線的に連通するとは、直線的には連通しない構造、すなわち、隔壁18を介して隣接する放電セル17(の放電空間16)どうしが直接には覗けない構造であることを意味するものである。また、そのような趣旨から、隔壁18の頂部は、溝部19の開口面19aに対して、同一面を含んで、それ以上に挿入された状態となっている。
【0034】
この構造では、連通部20の存在により、PDP1の製造工程において放電ガス封入前に行う放電空間16内の排気工程において、排気コンダクタンスが低下することがなく、その結果、排気工程時の最高到達真空度は従来のPDPの場合とほぼ同程度、すなわち、PDP1内のH2OやCO2等の放電特性に悪影響を与えると考えられる不純物ガスの排気を十分に行えるという効果が得られる。
【0035】
ここで、図11に、連通部20における溝部19での、前面板2の誘電体層7と隔壁18との距離De(μm)と壁電圧の低下値ΔVw(V)との関係を示す。これは、異なるIPGに対して、放電ガスに含まれるXeガスが5%の場合と15%の場合で行った実験結果である。この図から判るように、壁電荷の低下値ΔVw(V)が許容範囲、例えば2(V)程度以下となるのは、様々な条件であっても、De(μm)が17(μm)程度以下となることがわかる。また、Deが0(μm)の場合には、排気が不十分となるため、ある程度の隙間が必要であり、これは3(μm)程度以上である。
【0036】
このことから、溝部19の幅をWd(μm)、溝部19と対峙する隔壁18の頂部の幅の合計をWtr2(μm)、第二の溝部21の隔壁18の頂部での幅をWipg(μm)とすると、(Wd−Wtr2−Wipg)/2=De(μm)であることから、3≦(Wd−Wtr2−Wipg)/2≦17の関係を有すると、排気コンダクタンスを確保しつつ、書き込み動作時の壁電圧の低下が少なくなり、クロストークマージンを向上させることが可能となる。これは、放電後に残留する準安定粒子等のプライミング効果粒子が隣の放電セルまで拡散することに対する抑制効果により、プライミング効果による壁電荷の低下が抑制されるためと考えられる。また、このことによって駆動マージンが広がることも考えられる。
【0037】
また同様の理由により、溝部19の底面と、溝部19と対峙する隔壁18の頂部との間隔をD(μm)とすると、D=Deであることから、3≦D≦17の関係を有することが好ましい。
【0038】
なお、以上説明した実施の形態1および2における構成では、溝部21は、隔壁18の一方向にのみ形成した形態のものを示したが、そのような形態に限るものではなく、隔壁18の異なる方向に対して形成したものであっても、本発明の効果は同様に得ることができる。また、溝部21は連続的であっても、離散的であっても良い。
【0039】
また、隔壁18も格子状に限るものではなく、交差する部分を有する形状であれば、本発明の効果は同様に得ることができる。
【0040】
また、溝部19は、隔壁18の一方向に、連続した形態のものを示したが、そのような形態に限るものではなく、離散的に存在し、且つ隔壁18の異なる方向に対して形成したものであっても良い。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、隣接する放電セル間でのクロストークの抑制の信頼性の高い構造のプラズマディスプレイパネルを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面斜視図
【図2】本発明の実施の形態1によるプラズマディスプレイパネルの、表示電極と格子状の隔壁との位置関係を示す平面図
【図3】図2おけるA−A矢視断面図
【図4】本発明の実施の形態1によるプラズマディスプレイパネルの、走査電極および維持電極とデータ電極との相対的な位置関係を示すマトリックス図
【図5】本発明の実施の形態1によるプラズマディスプレイパネルを用いた画像表示装置の概略構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態1によるプラズマディスプレイパネルの各電極に印加される駆動波形の一例を示す図
【図7】本発明の実施の形態1によるプラズマディスプレイパネルの駆動方法において各色256階調を表現する場合のサブフィールドの分割例を示す図
【図8】本発明の実施の形態2によるプラズマディスプレイパネルの、表示電極と格子状の隔壁と連通部との位置関係を示す平面図
【図9】図8おけるA−A矢視断面図
【図10】本発明の実施の形態1によるプラズマディスプレイパネルの前面板の誘電体層と隔壁との当接部の概略状態を示す断面図
【図11】本実施の形態1によるプラズマディスプレイパネルの、連通部における溝部での、前面板の誘電体層と隔壁との距離Deと壁電圧の低下値ΔVwとの関係を示す図
【図12】従来のプラズマディスプレイパネルの概略構成を示す断面斜視図
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル
2 前面板
3 前面基板
7 誘電体層
8 保護層
9 背面板
10 背面基板
12 誘電体層
17 放電セル
18 隔壁
21 溝部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a plasma display panel (hereinafter, referred to as a PDP) used for displaying images on computers and televisions.
[0002]
[Prior art]
FIG. 12 is a sectional perspective view showing a schematic structure of a conventional PDP.
[0003]
The
[0004]
The
[0005]
The
[0006]
Here, since the discharge cells 17 have a structure in which the periphery is surrounded by the lattice-
[0007]
[Non-patent document 1]
2001 FPD Technology Taizen, Electronic Journal Co., Ltd., October 25, 2000, p724-p725
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, even in the PDP having the above-described structure, there is a case where a problem of a reduction in a driving margin, which is considered to be caused by a change in wall voltage at the time of displaying an image, occurs. The cause is considered to be as follows as a result of a study conducted by the present inventors. That is, when forming the partition wall and the barrier, first, the material is formed into the shape of the partition wall and the barrier, and then sintering is performed. A tensile stress is generated, and as a result, the
[0009]
In such a case, the residual charged particles and the like after the discharge may move and diffuse between the adjacent discharge cells 17 through the gap, and as a result, crosstalk between the adjacent discharge cells 17 may occur, and the driving may occur. It turns out that the margin is reduced.
[0010]
The present invention has been made in view of the above situation, and has as its object to realize a plasma display panel having a highly reliable structure for suppressing crosstalk between adjacent discharge cells.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a plasma display panel of the present invention is a plasma display panel having discharge cells whose periphery is partitioned by partition walls, and having a groove at a part of the top of the partition walls.
[0012]
In order to achieve the above object, a plasma display panel according to the present invention has a front plate and a back plate which are arranged to face each other, and the front plate has a display electrode composed of a scanning electrode and a sustain electrode. The face plate has a data electrode orthogonal to the display electrode, and a grid-like partition partitioning a plurality of discharge cells formed at a portion where the display electrode and the data electrode intersect, and a groove is formed at a part of the top of the partition. It has.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
That is, the invention according to
[0014]
Further, the invention according to
[0015]
According to a third aspect of the present invention, in the first or the second aspect of the present invention, the front plate has a communication portion that non-linearly communicates an adjacent discharge cell with a part of the contact portion with the partition wall. It is provided with.
[0016]
According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the communicating portion is provided on the opening surface of the second groove provided on the front plate and having a width larger than the width of the top of the partition. Are made to face each other in a state of contact or insertion.
[0017]
According to a fifth aspect of the present invention, in the invention of the fourth aspect, the width Wd (μm) of the groove is a total Wtr2 (μm) of the width of the top of the partition wall facing the groove, and the second groove. Has a relationship of 3 ≦ (Wd−Wtr2−Wipg) / 2 ≦ 17 with respect to the width Wipg (μm) at the top of the partition wall.
[0018]
In the invention according to
[0019]
Hereinafter, a PDP according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The same components as those shown in FIG. 12 used in the description of the conventional PDP are denoted by the same reference numerals.
[0020]
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a sectional perspective view showing a schematic structure of a PDP according to the first embodiment. FIG. 2 is a plan view showing a positional relationship between the
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
In the above configuration, the scanning electrode 4 (the number is given when the N-th line is indicated), the sustain electrode 5 (the number is indicated when the N-th line is indicated), and the data electrode 11 (the number is indicated when the N-th line is indicated). FIG. 4 schematically shows the relative positional relationship with the (numbered).
[0025]
Next, a driving method of the PDP will be described with reference to FIGS.
[0026]
FIG. 5 is a block diagram illustrating a schematic configuration of an
[0027]
First, in an initializing period, an initializing pulse is applied to the
[0028]
In the next write period, a scan pulse is simultaneously applied to the first scan electrode 4 (1), and a write pulse is simultaneously applied to a line of the
[0029]
In the next sustain period, the
[0030]
Then, in the subsequent erasing period, an incomplete discharge is generated by applying a narrow erasing pulse, and the wall charges disappear, so that erasing is performed.
[0031]
When displaying a television image, the image is composed of 60 fields per second in the NTSC system. Originally, in a plasma display panel, only two gradations of lighting or extinguishing can be expressed, so in order to display an intermediate color, the lighting time of each color of red (R), green (G), and blue (B) is time-divided. A method is used in which one field is divided into several subfields, and an intermediate color is expressed by a combination of the subfields. As an example of the division of the subfields in the case of expressing 256 gradations for each color in the
[0032]
In the above configuration, as shown in FIGS. 1 to 3, the
[0033]
(Embodiment 2)
FIG. 8 is a plan view showing a positional relationship between the
[0034]
In this structure, the presence of the
[0035]
Here, FIG. 11 shows the relationship between the distance De (μm) between the
[0036]
Accordingly, the width of the
[0037]
For the same reason, if the distance between the bottom surface of the
[0038]
In the configuration of the first and second embodiments described above, the
[0039]
Further, the
[0040]
In addition, the
[0041]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to realize a plasma display panel having a highly reliable structure for suppressing crosstalk between adjacent discharge cells.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional perspective view showing a schematic configuration of a plasma display panel according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram showing positions of display electrodes and grid-like partition walls of the plasma display panel according to the first embodiment of the present invention. FIG. 3 is a plan view showing the relationship; FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 2; FIG. FIG. 5 is a block diagram showing a schematic configuration of an image display device using the plasma display panel according to the first embodiment of the present invention. FIG. 6 is a block diagram showing a plasma display panel according to the first embodiment of the present invention. FIG. 7 is a diagram showing an example of a drive waveform applied to an electrode. FIG. 8 is a plan view showing a positional relationship among display electrodes, grid-like partition walls, and communicating portions of a plasma display panel according to a second embodiment of the present invention. 9 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 8. FIG. 10 is a cross-sectional view showing a schematic state of an abutting portion between a dielectric layer and a partition wall of a front plate of the plasma display panel according to the first embodiment of the present invention. 11 is a diagram showing the relationship between the distance De between the dielectric layer of the front panel and the partition wall at the groove in the communicating portion of the plasma display panel according to the first embodiment and the reduction value ΔVw of the wall voltage. Sectional perspective view showing a schematic configuration of a plasma display panel of the present invention.
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KR100708710B1 (en) | 2005-08-10 | 2007-04-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | Plasma display panel |
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