JP2004205533A - 光ファイバアレイ用コネクタ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に製造することが可能になり、寸法精度も向上でき安価になる光ファイバアレイ用コネクタ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】光ファイバアレイ10を構成する複数本の平行に配置された光ファイバ11端部側の被覆層11bを除去したガラス繊維11a表面に金属膜12を被覆し、その金属膜12を被覆した光ファイバ11を一定間隔で、表面に同種の金属膜14を被覆したマウント用の第1の基板14表面に配置して金属膜同士を融着し、その上部に接着剤17を介して第2の基板18を挟み付けて接着されている。
【選択図】 図1
【解決手段】光ファイバアレイ10を構成する複数本の平行に配置された光ファイバ11端部側の被覆層11bを除去したガラス繊維11a表面に金属膜12を被覆し、その金属膜12を被覆した光ファイバ11を一定間隔で、表面に同種の金属膜14を被覆したマウント用の第1の基板14表面に配置して金属膜同士を融着し、その上部に接着剤17を介して第2の基板18を挟み付けて接着されている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバを多数本平行にテープ状に並べた光ファイバアレイの端部を光機器に接続するためのコネクタ構造及びそのコネクタの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、膨大な情報量を伝達することが可能になる光通信技術が注目されており、そのための通信回線として光ファイバが使用されている。通常、屋外に敷設される光通信ケーブルは、それぞれの家庭等に設けられた光機器に接続され、この光機器に光ファイバアレイを接続し、その光ファイバアレイ介して屋内のパーソナルコンピュータ等の端末に接続される。この種の光ファイバアレイとしては、例えば、外径が125μm程度の石英等からなるガラス繊維の周囲に被覆層を形成した光ファイバを、2,4,8,16あるいは32本等のように複数本を平行に並べて配列したものである。光ファイバアレイの端部には、光機器に接続するためのコネクタが形成されている。このコネクタの形状等は、隣接する光ファイバの間隔が、例えば、250μm程度の一定の寸法に決められている。従来、この種のコネクタは、例えば、図4(a)に示すように、光ファイバアレイ1を構成する複数本の平行に並べた光ファイバ2の端末側の被覆層を除去してガラス繊維3を露出させ、同図(b)に示すように、表面にV字溝5を形成したマウント用基板4の上部にガラス繊維3をV字溝5に配置し、続いて同図(c)に示すように、上部から天板を構成する基板6を配置して挟み付け接着剤等により固定した後に端面を研磨することにより製造している。なお、光コネクタに関する他の製造方法に関しては、例えば、下記の特許文献1等に記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−27143号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のV字溝5を形成したマウント用基板4を用いた光ファイバアレイ用コネクタでは、基板4の表面に精密なV字溝5を加工しなければならず、その加工に伴う切削工具の磨耗等に対する寸法精度の維持管理が必要になり、製造工程が複雑になるとともにコスト高になるおそれがあった。また、特許文献1に記載されたコネクタの製造方法では、射出成型を使用するために装置が大掛かりになることがあった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、簡単に製造することが可能になり、寸法精度も向上でき安価になる光ファイバアレイ用コネクタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明にあっては、光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆し、その金属膜を被覆した光ファイバを一定間隔で、表面に同種の金属膜を被覆したマウント用の第1の基板表面に配置して該金属膜同士を融着し、その上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着されていることを特徴とするものである。光ファイバが第1の基板の表面に金属膜を融着して取付けられ、接着剤を介して第2の基板が接着されていることで、簡単な構成部品により構成され安価にできる。
【0007】
請求項2に記載の発明にあっては、光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆するとともに、マウント用の第1の基板表面に同種の金属膜を被覆する工程と、前記第1の基板表面に光ファイバアレイを配置するとともに、その上部から一定の間隔に形成された位置決め溝を形成した案内具を、金属膜を被覆した光ファイバ部分をその位置決め溝に合わせて第1の基板の表面に配置し、超音波振動を印加し互いに当接している前記光ファイバに被覆した金属膜と第1の基板13の金属膜とを融着させる工程と、前記光ファイバの金属膜の表面に融着された第1の基板の上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着する工程と、前記接着する工程の後に、前記光ファイバを第1及び第2の基板で挟み付けて接着した端面を研磨する工程とを含むことを特徴とするものである。マウント用の基板表面に溝を加工することなく、案内具により光ファイバを案内しつつ仮止めできるため、製造工程が簡単になり、寸法精度も向上でき安価になる。
【0008】
請求項3に記載の発明にあっては、前記接着する工程は、前記光ファイバの金属膜の表面に融着された第1の基板の上部を固定剤により固定した後に、接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着することを特徴とするものである。光ファイバに固定剤を使用することで、さらにしっかりと固定できる。
【0009】
請求項4に記載の発明にあっては、前記基板の金属膜の表面は、小さいメッシュ状の溝形状に加工されていることを特徴とするものである。基板の金属膜の表面を小さいメッシュ状の溝形状に加工することで、光ファイバの表面の金属膜との接触を大きくでき超音波振動による融着を良好にすることができる。
【0010】
請求項5に記載の発明にあっては、前記マウント用の第1の基板の表面には、前記光ファイバのガラス繊維に直交する方向に帯状のパターン形成した数条の金属膜が被覆されたものであることを特徴とするものである。帯状のパターン形成した数条の金属膜を第1の基板に被覆することで、接触圧力を大きくして融着を容易にすることができる。
【0011】
請求項6に記載の発明にあっては、前記マウント用の第1の基板の表面には、前記光ファイバのガラス繊維に沿った方向にスポット状のパターン形成した金属膜が被覆されたものであることを特徴とするものである。スポット状のパターン形成した金属膜を第1の基板に被覆することで、接触圧力を大きくして融着を容易にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図3は本発明実施形態の光ファイバアレイ用コネクタを説明する図であり、図1はコネクタの製造工程を説明する図、図2は超音波融着の状態を説明する拡大正面図、図3はコネクタの拡大断面図である。
【0013】
まず、図1(a)に示すように、光ファイバアレイ10は、直径が125μm程度のガラス繊維11aの周囲に被覆層11bを形成した光ファイバ11が、一定の間隔で、例えば、4本隣接して帯状に形成されたものである。この光ファイバアレイ10の端部にコネクタを製造するためには、同図(a)に示すように、光ファイバアレイ10を構成する4本の光ファイバ11の被覆層11bを、それぞれ端部から7〜10mm程度の長さ除去し、ガラス繊維11aの外周面を露出させる。続いて、露出したそれぞれのガラス繊維11aの外周面にメッキ等により、例えば、0.5μm程度の厚さのニッケル(Ni)被膜と、その被膜表面上に0.5〜1μm程度の厚さの金(Au)被膜等とからなる金属膜12を被覆する。また、同図(a)に示すように、例えば、4本の光ファイバ11の端部側を並べて配置できる大きさで、例えば、幅が4mm程度、長さが10mm程度、厚さが1.5mm程度で、矩形状に形成された石英等の材料からなるマウント用の第1の基板13表面にも、同種のニッケル(Ni)被膜と金(Au)被膜等とからなる金属膜14を同程度の厚さに被覆する。
【0014】
次に、図1(b)に示すように、光ファイバアレイ10の金属膜12を被覆した4本の光ファイバ11の端部側を、金属膜14を被覆した第1の基板13の中央部に配置する。このとき、4本の光ファイバ11の端面を第1の基板13の端面を合わせて配置する。続いて、一方側の表面に4本の位置決め溝15aを形成した案内具15を、金属膜12を被覆した4本の光ファイバ11部分をその位置決め溝15aに合わせて、第1の基板13の表面に配置する。この案内具15は、例えば、SKD等の工具鋼等の材料からなり、一方側の表面に250μm程度の一定間隔で平行なV字状の位置決め溝15aが形成されているものである。この位置決め溝15aは、金属膜12を被覆した光ファイバ11を端面から5mm程度の長さの範囲を溝底に当接して案内し、かつ溝底に当接しているとき光ファイバ11の他方部分が位置決め溝15aからやや突出する大きさに形成されている。続いて、同図(b)及び図2に示すように、第1の基板13と案内具15とを固定し、案内具15側から超音波振動を印加し、互いに当接している光ファイバ11に被覆した金属膜12と第1の基板13の金属膜14とを融着させる。これにより、4本の光ファイバ11は、端面から5mm程度の長さの範囲が一定の250μm程度の一定間隔で第1の基板13の表面に仮止めされる。
【0015】
次に、図1(c)及び図3に示すように、第1の基板13の表面に仮止めされ4本の光ファイバ11部分(図1(c)のA部分)を、半田等の異種金属による固定剤16を使用してしっかりと固定する。
【0016】
次に、図1(d)及び図3に示すように、第1の基板13に固定剤16により4本の光ファイバ11を固定した上面を平坦にし、例えば、紫外線により硬化するUV接着剤17を塗布し、幅が4mm程度、長さが5mm程度、厚さが1.5mm程度で、矩形状に形成された石英等の材料からなる天板を構成する第2の基板18を先端側を合わせて当接させ、紫外線を照射して接着する。続いて、4本の光ファイバ11が固定されていない部分(図1(d)のB部分)の表面に同様なUV接着剤等を塗布し接着する。なお、第2の基板18の接着、及び光ファイバ11の第1の基板13へのB部分の接着は、同一の工程により行うこともできる。
【0017】
次に、図1(e)及び図3に示すように、4本の光ファイバ11を第1の基板13及び第2の基板18の間に挟んで固定剤16及び接着剤17により接着した先端側の端面部分(図1(e)のC部分)の表面を平坦に研磨する。以上の工程の後に、完成検査を行うことで光ファイバアレイ用コネクタ20を製造することができる。
【0018】
上記の工程により製造される光ファイバアレイ用コネクタ20では、光ファイバアレイ10を構成する4本の光ファイバ11の端部側が、位置決め溝15aを形成した案内具15に案内され、第1の基板13の表面に被覆された金属膜14と、光ファイバに被覆された金属膜12との間で超音波振動により融着して仮止めされるため、精度よく配置することができ、かつ仮止めの他に固定剤16や接着剤17を使用することで接着強度を向上させることができる。
【0019】
また、上記光ファイバアレイ用コネクタ20の製造方法では、光ファイバの端部側を案内するV溝や段部等を形成したマウント用の基板を使用しないため、使用する部品の加工工程が省略できるだけでなく、その加工に伴う切削工具の磨耗や精度の維持管理が不要となり、安価に製造することが可能になる。さらに、位置決め溝15aを精度よく形成した案内具15を使用して、光ファイバ11の先端側を案内しつつ、超音波振動を印加して光ファイバ11に被覆した金属膜12と、第1の基板13の金属膜14とを融着させて仮止めすることで、簡単に精度向上ができ。
【0020】
図5及び図6は他の実施形態のマウント用第1の基板の平面図である。図5に示すように、第1の基板21は、案内具15により超音波振動を印可する領域の表面に、光ファイバ11のガラス繊維11aに直交する方向に帯状のパターン形成した数条の上記と同様の材料からなる金属膜22が被覆されたものである。また、図6に示すように、第1の基板23は、同様に超音波振動を印可する領域の表面に、光ファイバ11のガラス繊維11aに沿った方向にスポット状のパターン形成した金属膜24が被覆されたものである。このスポット状の金属膜24の形状は、4角形、3角形あるいは円形等の任意の形状にできる。
【0021】
上記の帯状のパターン形成した金属膜22を被覆した第1の基板21あるいはスポット状のパターン形成した金属膜24を被覆した第1の基板23では、案内具15により超音波振動を印可するときに、光ファイバ11のガラス繊維11aの金属膜12との接触圧力を大きくして融着を容易にすることができる。
【0022】
なお、上記実施形態において、4本の光ファイバ11から構成される光ファイバアレイ10を例に説明したが、それ以外の複数本の光ファイバを有する光ファイバアレイに適用することができ、その本数に応じて第1及び第2の基板13,21,23及び18の形状寸法を変えることができる。また、超音波振動による光ファイバ11と第1の基板13,21,23との融着による仮止めの後に、半田等による固定剤16を使用して光ファイバ11を第1の基板13,21,23にしっかりと接着しているが、第2の基板18を接着するときの接着剤17のみを使用することもできる。
【0023】
光ファイバ11の金属膜12、第1の基板13の金属膜14、及び第1の基板21,23の金属膜22,24は、ニッケル(Ni)被膜と金(Au)被膜により形成したが、他の種類の1層あるいは多層からなる金属膜でもよく、膜厚も必要に応じて任意にできる。また、基板13の金属膜14の表面は、光ファイバ11の金属膜12の表面との接触が大きくなるように、小さいメッシュ状で溝形状になるように加工すれば、超音波振動による融着をよくすることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の光ファイバアレイ用コネクタは、光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆し、その金属膜を被覆した光ファイバを一定間隔で、表面に同種の金属膜を被覆したマウント用の第1の基板表面に配置して金属膜同士を融着し、その上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着されているため、簡単な構成部品により構成され安価にできる。
【0025】
また、本発明の光ファイバアレイ用コネクタの製造方法は、光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆するとともに、マウント用の第1の基板表面に同種の金属膜を被覆する工程と、第1の基板表面に光ファイバアレイを配置するとともに、その上部から一定の間隔に形成された位置決め溝を形成した案内具を、金属膜を被覆した光ファイバ部分をその位置決め溝に合わせて第1の基板の表面に配置し、超音波振動を印加し互いに当接している光ファイバに被覆した金属膜と第1の基板13の金属膜とを融着させる工程と、光ファイバの金属膜の表面に融着された第1の基板の上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着する工程と、接着する工程の後に、光ファイバを第1及び第2の基板で挟み付けて接着した端面を研磨する工程とを含むことで、マウント用の基板表面に溝を加工することなく、案内具により光ファイバを案内しつつ仮止めできるため、製造工程が簡単になり、寸法精度も向上でき安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のコネクタの製造工程を説明する図である。
【図2】本発明実施形態のコネクタの超音波融着の状態を説明する拡大正面図である。
【図3】本発明実施形態のコネクタの拡大断面図である。
【図4】従来の光ファイバ用コネクタの製造工程を説明する図である。
【図5】本発明の他の実施形態の第1の基板の平面図である。
【図6】本発明の他の実施形態の第1の基板の平面図である。
【符号の説明】
10 光ファイバアレイ
11 光ファイバ
11a ガラス繊維
11b 被覆層
12 金属膜
13,21,23 第1の基板
14,22,24 金属膜
15 案内具
15a 位置決め溝
16 固定剤
17 UV接着剤
18 第2の基板
20 光ファイバアレイ用コネクタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバを多数本平行にテープ状に並べた光ファイバアレイの端部を光機器に接続するためのコネクタ構造及びそのコネクタの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、膨大な情報量を伝達することが可能になる光通信技術が注目されており、そのための通信回線として光ファイバが使用されている。通常、屋外に敷設される光通信ケーブルは、それぞれの家庭等に設けられた光機器に接続され、この光機器に光ファイバアレイを接続し、その光ファイバアレイ介して屋内のパーソナルコンピュータ等の端末に接続される。この種の光ファイバアレイとしては、例えば、外径が125μm程度の石英等からなるガラス繊維の周囲に被覆層を形成した光ファイバを、2,4,8,16あるいは32本等のように複数本を平行に並べて配列したものである。光ファイバアレイの端部には、光機器に接続するためのコネクタが形成されている。このコネクタの形状等は、隣接する光ファイバの間隔が、例えば、250μm程度の一定の寸法に決められている。従来、この種のコネクタは、例えば、図4(a)に示すように、光ファイバアレイ1を構成する複数本の平行に並べた光ファイバ2の端末側の被覆層を除去してガラス繊維3を露出させ、同図(b)に示すように、表面にV字溝5を形成したマウント用基板4の上部にガラス繊維3をV字溝5に配置し、続いて同図(c)に示すように、上部から天板を構成する基板6を配置して挟み付け接着剤等により固定した後に端面を研磨することにより製造している。なお、光コネクタに関する他の製造方法に関しては、例えば、下記の特許文献1等に記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−27143号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のV字溝5を形成したマウント用基板4を用いた光ファイバアレイ用コネクタでは、基板4の表面に精密なV字溝5を加工しなければならず、その加工に伴う切削工具の磨耗等に対する寸法精度の維持管理が必要になり、製造工程が複雑になるとともにコスト高になるおそれがあった。また、特許文献1に記載されたコネクタの製造方法では、射出成型を使用するために装置が大掛かりになることがあった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、簡単に製造することが可能になり、寸法精度も向上でき安価になる光ファイバアレイ用コネクタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明にあっては、光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆し、その金属膜を被覆した光ファイバを一定間隔で、表面に同種の金属膜を被覆したマウント用の第1の基板表面に配置して該金属膜同士を融着し、その上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着されていることを特徴とするものである。光ファイバが第1の基板の表面に金属膜を融着して取付けられ、接着剤を介して第2の基板が接着されていることで、簡単な構成部品により構成され安価にできる。
【0007】
請求項2に記載の発明にあっては、光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆するとともに、マウント用の第1の基板表面に同種の金属膜を被覆する工程と、前記第1の基板表面に光ファイバアレイを配置するとともに、その上部から一定の間隔に形成された位置決め溝を形成した案内具を、金属膜を被覆した光ファイバ部分をその位置決め溝に合わせて第1の基板の表面に配置し、超音波振動を印加し互いに当接している前記光ファイバに被覆した金属膜と第1の基板13の金属膜とを融着させる工程と、前記光ファイバの金属膜の表面に融着された第1の基板の上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着する工程と、前記接着する工程の後に、前記光ファイバを第1及び第2の基板で挟み付けて接着した端面を研磨する工程とを含むことを特徴とするものである。マウント用の基板表面に溝を加工することなく、案内具により光ファイバを案内しつつ仮止めできるため、製造工程が簡単になり、寸法精度も向上でき安価になる。
【0008】
請求項3に記載の発明にあっては、前記接着する工程は、前記光ファイバの金属膜の表面に融着された第1の基板の上部を固定剤により固定した後に、接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着することを特徴とするものである。光ファイバに固定剤を使用することで、さらにしっかりと固定できる。
【0009】
請求項4に記載の発明にあっては、前記基板の金属膜の表面は、小さいメッシュ状の溝形状に加工されていることを特徴とするものである。基板の金属膜の表面を小さいメッシュ状の溝形状に加工することで、光ファイバの表面の金属膜との接触を大きくでき超音波振動による融着を良好にすることができる。
【0010】
請求項5に記載の発明にあっては、前記マウント用の第1の基板の表面には、前記光ファイバのガラス繊維に直交する方向に帯状のパターン形成した数条の金属膜が被覆されたものであることを特徴とするものである。帯状のパターン形成した数条の金属膜を第1の基板に被覆することで、接触圧力を大きくして融着を容易にすることができる。
【0011】
請求項6に記載の発明にあっては、前記マウント用の第1の基板の表面には、前記光ファイバのガラス繊維に沿った方向にスポット状のパターン形成した金属膜が被覆されたものであることを特徴とするものである。スポット状のパターン形成した金属膜を第1の基板に被覆することで、接触圧力を大きくして融着を容易にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図3は本発明実施形態の光ファイバアレイ用コネクタを説明する図であり、図1はコネクタの製造工程を説明する図、図2は超音波融着の状態を説明する拡大正面図、図3はコネクタの拡大断面図である。
【0013】
まず、図1(a)に示すように、光ファイバアレイ10は、直径が125μm程度のガラス繊維11aの周囲に被覆層11bを形成した光ファイバ11が、一定の間隔で、例えば、4本隣接して帯状に形成されたものである。この光ファイバアレイ10の端部にコネクタを製造するためには、同図(a)に示すように、光ファイバアレイ10を構成する4本の光ファイバ11の被覆層11bを、それぞれ端部から7〜10mm程度の長さ除去し、ガラス繊維11aの外周面を露出させる。続いて、露出したそれぞれのガラス繊維11aの外周面にメッキ等により、例えば、0.5μm程度の厚さのニッケル(Ni)被膜と、その被膜表面上に0.5〜1μm程度の厚さの金(Au)被膜等とからなる金属膜12を被覆する。また、同図(a)に示すように、例えば、4本の光ファイバ11の端部側を並べて配置できる大きさで、例えば、幅が4mm程度、長さが10mm程度、厚さが1.5mm程度で、矩形状に形成された石英等の材料からなるマウント用の第1の基板13表面にも、同種のニッケル(Ni)被膜と金(Au)被膜等とからなる金属膜14を同程度の厚さに被覆する。
【0014】
次に、図1(b)に示すように、光ファイバアレイ10の金属膜12を被覆した4本の光ファイバ11の端部側を、金属膜14を被覆した第1の基板13の中央部に配置する。このとき、4本の光ファイバ11の端面を第1の基板13の端面を合わせて配置する。続いて、一方側の表面に4本の位置決め溝15aを形成した案内具15を、金属膜12を被覆した4本の光ファイバ11部分をその位置決め溝15aに合わせて、第1の基板13の表面に配置する。この案内具15は、例えば、SKD等の工具鋼等の材料からなり、一方側の表面に250μm程度の一定間隔で平行なV字状の位置決め溝15aが形成されているものである。この位置決め溝15aは、金属膜12を被覆した光ファイバ11を端面から5mm程度の長さの範囲を溝底に当接して案内し、かつ溝底に当接しているとき光ファイバ11の他方部分が位置決め溝15aからやや突出する大きさに形成されている。続いて、同図(b)及び図2に示すように、第1の基板13と案内具15とを固定し、案内具15側から超音波振動を印加し、互いに当接している光ファイバ11に被覆した金属膜12と第1の基板13の金属膜14とを融着させる。これにより、4本の光ファイバ11は、端面から5mm程度の長さの範囲が一定の250μm程度の一定間隔で第1の基板13の表面に仮止めされる。
【0015】
次に、図1(c)及び図3に示すように、第1の基板13の表面に仮止めされ4本の光ファイバ11部分(図1(c)のA部分)を、半田等の異種金属による固定剤16を使用してしっかりと固定する。
【0016】
次に、図1(d)及び図3に示すように、第1の基板13に固定剤16により4本の光ファイバ11を固定した上面を平坦にし、例えば、紫外線により硬化するUV接着剤17を塗布し、幅が4mm程度、長さが5mm程度、厚さが1.5mm程度で、矩形状に形成された石英等の材料からなる天板を構成する第2の基板18を先端側を合わせて当接させ、紫外線を照射して接着する。続いて、4本の光ファイバ11が固定されていない部分(図1(d)のB部分)の表面に同様なUV接着剤等を塗布し接着する。なお、第2の基板18の接着、及び光ファイバ11の第1の基板13へのB部分の接着は、同一の工程により行うこともできる。
【0017】
次に、図1(e)及び図3に示すように、4本の光ファイバ11を第1の基板13及び第2の基板18の間に挟んで固定剤16及び接着剤17により接着した先端側の端面部分(図1(e)のC部分)の表面を平坦に研磨する。以上の工程の後に、完成検査を行うことで光ファイバアレイ用コネクタ20を製造することができる。
【0018】
上記の工程により製造される光ファイバアレイ用コネクタ20では、光ファイバアレイ10を構成する4本の光ファイバ11の端部側が、位置決め溝15aを形成した案内具15に案内され、第1の基板13の表面に被覆された金属膜14と、光ファイバに被覆された金属膜12との間で超音波振動により融着して仮止めされるため、精度よく配置することができ、かつ仮止めの他に固定剤16や接着剤17を使用することで接着強度を向上させることができる。
【0019】
また、上記光ファイバアレイ用コネクタ20の製造方法では、光ファイバの端部側を案内するV溝や段部等を形成したマウント用の基板を使用しないため、使用する部品の加工工程が省略できるだけでなく、その加工に伴う切削工具の磨耗や精度の維持管理が不要となり、安価に製造することが可能になる。さらに、位置決め溝15aを精度よく形成した案内具15を使用して、光ファイバ11の先端側を案内しつつ、超音波振動を印加して光ファイバ11に被覆した金属膜12と、第1の基板13の金属膜14とを融着させて仮止めすることで、簡単に精度向上ができ。
【0020】
図5及び図6は他の実施形態のマウント用第1の基板の平面図である。図5に示すように、第1の基板21は、案内具15により超音波振動を印可する領域の表面に、光ファイバ11のガラス繊維11aに直交する方向に帯状のパターン形成した数条の上記と同様の材料からなる金属膜22が被覆されたものである。また、図6に示すように、第1の基板23は、同様に超音波振動を印可する領域の表面に、光ファイバ11のガラス繊維11aに沿った方向にスポット状のパターン形成した金属膜24が被覆されたものである。このスポット状の金属膜24の形状は、4角形、3角形あるいは円形等の任意の形状にできる。
【0021】
上記の帯状のパターン形成した金属膜22を被覆した第1の基板21あるいはスポット状のパターン形成した金属膜24を被覆した第1の基板23では、案内具15により超音波振動を印可するときに、光ファイバ11のガラス繊維11aの金属膜12との接触圧力を大きくして融着を容易にすることができる。
【0022】
なお、上記実施形態において、4本の光ファイバ11から構成される光ファイバアレイ10を例に説明したが、それ以外の複数本の光ファイバを有する光ファイバアレイに適用することができ、その本数に応じて第1及び第2の基板13,21,23及び18の形状寸法を変えることができる。また、超音波振動による光ファイバ11と第1の基板13,21,23との融着による仮止めの後に、半田等による固定剤16を使用して光ファイバ11を第1の基板13,21,23にしっかりと接着しているが、第2の基板18を接着するときの接着剤17のみを使用することもできる。
【0023】
光ファイバ11の金属膜12、第1の基板13の金属膜14、及び第1の基板21,23の金属膜22,24は、ニッケル(Ni)被膜と金(Au)被膜により形成したが、他の種類の1層あるいは多層からなる金属膜でもよく、膜厚も必要に応じて任意にできる。また、基板13の金属膜14の表面は、光ファイバ11の金属膜12の表面との接触が大きくなるように、小さいメッシュ状で溝形状になるように加工すれば、超音波振動による融着をよくすることができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の光ファイバアレイ用コネクタは、光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆し、その金属膜を被覆した光ファイバを一定間隔で、表面に同種の金属膜を被覆したマウント用の第1の基板表面に配置して金属膜同士を融着し、その上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着されているため、簡単な構成部品により構成され安価にできる。
【0025】
また、本発明の光ファイバアレイ用コネクタの製造方法は、光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆するとともに、マウント用の第1の基板表面に同種の金属膜を被覆する工程と、第1の基板表面に光ファイバアレイを配置するとともに、その上部から一定の間隔に形成された位置決め溝を形成した案内具を、金属膜を被覆した光ファイバ部分をその位置決め溝に合わせて第1の基板の表面に配置し、超音波振動を印加し互いに当接している光ファイバに被覆した金属膜と第1の基板13の金属膜とを融着させる工程と、光ファイバの金属膜の表面に融着された第1の基板の上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着する工程と、接着する工程の後に、光ファイバを第1及び第2の基板で挟み付けて接着した端面を研磨する工程とを含むことで、マウント用の基板表面に溝を加工することなく、案内具により光ファイバを案内しつつ仮止めできるため、製造工程が簡単になり、寸法精度も向上でき安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のコネクタの製造工程を説明する図である。
【図2】本発明実施形態のコネクタの超音波融着の状態を説明する拡大正面図である。
【図3】本発明実施形態のコネクタの拡大断面図である。
【図4】従来の光ファイバ用コネクタの製造工程を説明する図である。
【図5】本発明の他の実施形態の第1の基板の平面図である。
【図6】本発明の他の実施形態の第1の基板の平面図である。
【符号の説明】
10 光ファイバアレイ
11 光ファイバ
11a ガラス繊維
11b 被覆層
12 金属膜
13,21,23 第1の基板
14,22,24 金属膜
15 案内具
15a 位置決め溝
16 固定剤
17 UV接着剤
18 第2の基板
20 光ファイバアレイ用コネクタ
Claims (6)
- 光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆し、その金属膜を被覆した光ファイバを一定間隔で、表面に同種の金属膜を被覆したマウント用の第1の基板表面に配置して該金属膜同士を融着し、その上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着されていることを特徴とする光ファイバアレイ用コネクタ。
- 光ファイバアレイを構成する複数本の平行に配置された光ファイバ端部側の被覆層を除去したガラス繊維表面に金属膜を被覆するとともに、マウント用の第1の基板表面に同種の金属膜を被覆する工程と、
前記第1の基板表面に光ファイバアレイを配置するとともに、その上部から一定の間隔に形成された位置決め溝を形成した案内具を、金属膜を被覆した光ファイバ部分をその位置決め溝に合わせて第1の基板の表面に配置し、超音波振動を印加し互いに当接している前記光ファイバに被覆した金属膜と第1の基板13の金属膜とを融着させる工程と、
前記光ファイバの金属膜の表面に融着された第1の基板の上部に接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着する工程と、
前記接着する工程の後に、前記光ファイバを第1及び第2の基板で挟み付けて接着した端面を研磨する工程とを含むことを特徴とする光ファイバアレイ用コネクタの製造方法。 - 前記接着する工程は、前記光ファイバの金属膜の表面に融着された第1の基板の上部を固定剤により固定した後に、接着剤を介して第2の基板を挟み付けて接着することを特徴とする請求項2記載の光ファイバアレイ用コネクタの製造方法。
- 前記基板の金属膜の表面は、小さいメッシュ状の溝形状に加工されていることを特徴とする請求項2記載の光ファイバアレイ用コネクタの製造方法。
- 前記マウント用の第1の基板の表面には、前記光ファイバのガラス繊維に直交する方向に帯状のパターン形成した数条の金属膜が被覆されたものであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバアレイ用コネクタ。
- 前記マウント用の第1の基板の表面には、前記光ファイバのガラス繊維に沿った方向にスポット状のパターン形成した金属膜が被覆されたものであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバアレイ用コネクタ。
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2002
- 2002-12-04 JP JP2002351980A patent/JP2004205533A/ja active Pending
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