JP2004205519A - 流量センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、流量センサのより経済的な製造、より単純な組立て及び広範囲の用途を可能にする改良された流量センサを提供することである。
【解決手段】本発明は、流れの中に突出する障害物8と、障害物8によって生成された渦を測定する少なくとも一つの測定プローブ10とを有する流量センサであって、測定プローブ10は、少なくとも一つの膜12と、膜12上に直接設けられた該膜の撓みを検知するための測定素子とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、流量センサに関する。
暖房システム等におけるパイプ導管内の通過流を判断するために様々なタイプの流量センサが知られている。例えば、特許文献1は渦流(vortex flow)測定装置として知られている。このセンサは、いずれの場合も、互いに対向する側面上に膜(membrane)を備えて流れの中に突出し、かつ流れと平行に伸びている障害物(obstruction)を備える。上記膜の間の上記障害物の内側には、差圧を検知するために、両膜の間の圧力差により撓む圧力測定体として圧電ロッドが配置されている。上記障害物の形状が分かっている場合、この差圧によって流速を決定することができる。
この公知の装置は、内方に存在する圧力測定体を有する上記障害物の構造が非常に高価であるという欠点を有する。すなわち、個々の膜を一つずつ挿入する必要があり、かつその後、上気圧電ロッドを上記膜の間に配置する必要がある。さらに、上記センサはあらゆる箇所に適用できない程に比較的大きな構造空間を要する。
米国特許第4475409号明細書 欧州特許出願公開第97105396号明細書 独国特許出願公開第19614458号明細書 欧州特許出願公開第0537710号明細書 独国特許出願公開第4216150号明細書 独国特許出願公開第3814444号明細書 欧州特許第02008386号明細書
本発明の目的は、上記センサのより経済的な製造、より単純な組立て及び広範囲の用途を可能にする改良された流量センサを提供することである。
請求項1に特定された特徴を有する流量センサは、この目的を実現する。
本発明に係る上記流量センサは、流れの中に突出している障害物(obstruction)と、該障害物によって生成された渦を測定する測定プローブとを備える。該生成された渦の特性から、該障害物の既知のサイズによって流れの流速を計算することができる。これにより圧差(pressure difference)および/または上記渦の周波数を検知することができる。測定プローブは、少なくとも一つの膜と、該膜の撓み(deflection)を検知するために該膜上に直接設けられた測定素子とを備える。この装置は、多数の個々の構成要素を組立てる必要がないので、上記流量センサの非常に簡単な構造を可能にする。上記膜の撓みを検知する測定素子は、該測定素子を有する上記膜が一つの構成要素として上記流量センサに組込むことができるように確実に該膜上に直接配置されている。また、このような構造によって、かなり小型化されたデザインの流量センサを形成することができ、これにより広範囲の用途に適用が可能となる。このような流量センサは、高感度を有し、そのためより正確な測定を可能にする。特許文献2または特許文献3に圧力または差圧センサとして記載されているように、例えば膜を、該膜上に直接配置された測定素子を有する膜として用いることができる。これらの特許出願、およびこれらの特許出願の特に図1において、および添付の説明は、該膜の厳密な構造に関して言及している。上記膜は、好ましくは、流向(flow direction)と平行に伸びているとよい。
上記障害物及び測定プローブは、好ましくは、パイプ導管部内に配置されているとよい。該パイプ導管部は、暖房装置のパイプ導管の一部であってもよく、あるいは、適当な位置において流速を検知するために、例えば、暖房装置に組み込むことができる測定部(経路)として特別に設計されたパイプ導管であってもよい。
上記パイプ導管部は、好ましくは、10mm以上の直径Dを有する。好適な実施形態においては、該パイプの直径は、例えば、10mm、12mmまたは16mmである。
上記障害物は、好ましくは、上記パイプ導管部の1つの構成としてデザインされるとよい。すなわち、この障害物は、例えば、該パイプ導管部を通って上記直径の方向に伸びるウェブ(web)としてデザインしてもよい。このようなウェブは、上記パイプ導管部、あるいは、例えば、プラスチックの射出成型のパイプ導管の1つの構成として製造してもよい。鋳造部材として製造する場合、上記障害物は、例えば、溶融炉内で形成してもよい。
上記膜は、好ましくは、絶対圧力値を計算するために圧力により一方の側面上に衝突してもよい。基準圧力は、該膜に衝突して、計算すべき該圧力値が測定される膜の他方の側にまさる。該基準圧力は、例えば、周囲の圧力、あるいは、閉塞された(密閉された)基準容積内の圧力であってもよい。該装置は、測定技術に関して、上記障害物により生成された渦を評価するために、該障害物の領域において、上記絶対圧力値の評価を可能にする。検知された圧力、パイプ径及び上記障害物の寸法等の所定の既知の変数は、上記流速に比例し、従って、上記流速または上記パイプ導管部を通る通過流量の評価を可能にする特徴のある変数である。
上記膜は、代替的に、差圧を計算するために、圧力によって、いずれの場合にも両側に衝突してもよい。これにより、上記障害物によって生成された渦内の差圧の直接的な評価が可能になり、上記基準圧力のために、該障害物及び上記パイプ導管の既知の寸法を用いて、該渦で生じる圧力差から、同様に、上記流速または通過流量を計算することができる。本発明による上記流量センサは、流れの中に直接薄い膜を配置することを要するのみであるという利点を有する。該膜は、上記膜の撓みを判断する上記測定素子が、該膜上に直接設けられているので、圧力によって直接両側に衝突してもよい。また、該膜のデザインは、好ましくは、特許文献2に開示されている膜のデザインに一致する。この膜の場合、該膜の表面上の縁部領域に、圧電感知抵抗が設けられており、また変形時には、それらの電気的抵抗が変化し、そのため該膜の撓みの評価が可能になる。一つの膜のみの配置は、流速、特に低速の流速のより正確な検知を可能にし、より急速かつより高感度の流量センサを形成することを可能にする。さらに、該配置は、本発明による上記流量センサを、流速を判断しなければならない全ての設置箇所に実際に組み込むことができる一つの膜のみを有するより小さな測定プローブからなる構造、すなわち、非常に小さな流量センサからなる構造を可能にする。
上記膜は、好ましくは、圧密(pressure tight)な方法で実装され、電気的絶縁層は該膜及びこの上に設けられた上記測定素子上に直接被覆され、該絶縁層は少なくとも液密である非晶質金属層で覆われている。この構造は、特許文献2に開示されている構造と一致する。上記電気的絶縁層は、上記非晶質金属層が導体及び該膜上に設けられた電子素子を短絡させないことを保障するという役目を単に有するに過ぎないので、極端に薄くしてもよい。一方、上記被覆により、該膜は上記非晶質金属層によって保護される。上記膜の撓み、すなわち、測定精度は上記絶縁層及び非晶質金属層からなる薄い構造によって顕著に抑制されることはない。該非晶質金属層は、上記膜及び該膜上に設けられた測定素子、さらには、場合により該膜上に設けられる電子素子の有効な保護を保障する。上記金属層は、結晶構造として存在していないが、金属ガラスとして説明されている非晶質構造として存在しているので、一方で耐食性があってもよく、かつ他方では、最も薄い膜厚により液密または気密であってもよい。このような非晶質金属層は、例えば、特許文献4、特許文献5及び特許文献6により知られている。上述の特許文献2は、上記膜の残りの構造に関して言及している。
上記測定プローブは、好ましくは、上記パイプ部分の開口部に挿入されるハウジング内に配置されるとよい。該開口部は、上記測定プローブを有するハウジングが、単に、上記開口部に挿入されて、そこで非ポジティブフィットおよび/またはポジティブフィットによって固定されることを必要とするに過ぎないように、規格化された収容部としての上記パイプ導管の1つの構成としてデザインされてもよい。また、上記パイプ導管部分に対して上記ハウジングをシールするために適切なシーリング体が設けられている。このようなハウジングは、例えば、特許文献7により知られており、そこではハウジング22として示されている。この特許文献7の図8及び添付の説明は、これに関して言及している。上記ハウジングと実相及び配置の完全な構造は、好ましくは、特許文献7と一致する。
また、上記測定プローブ部は上記障害物に組み込まれ(integrate)てもよい。このようにすれば、測定装置を流れの中で追加的に上記障害物に対して配置する必要がないので、非常に小さな流量センサを形成することができるからである。さらに、このようにすることで該障害物及び上記測定プローブを構造ユニットとして同時に組立て、かつ損傷時に、必要な場合に交換することが可能になる。
上記測定プローブは、代替的に、流向において、上記障害物の後方に配置してもよい。該障害物は、例えば、上記パイプ導管が有する1構成のウェブとしてデザインされてもよく、開口部は、該パイプ導管内に上記測定プローブを挿入するために、流向に対して該ウェブの後方に設けてもよい。そして、該測定プローブは、この開口部内に単に挿入してもよい。同時に、該測定プローブは、様々な位置に適用することができる規格化された部材であってもよい。該測定プローブの場合、それは、例えば、特許文献7に開示されているように、圧力センサの場合でもよい。従って、どんな場合でも存在する圧力センサを、パイプ導管部分内の通過流の測定の場合と同様に使用することが可能になる。同時に、それは、絶対圧力センサとしてデザインされた圧力センサの場合であるので、この圧力センサを介して流れの中における絶対圧力を測定することができる。公知の圧力センサの流量センサにおけるこの使用法は、規格部材に頼ることができ、かつ上記流量センサをデザインするために、適切な障害物を流れの断面または流路内に配置することを必要とするのみであるので、該流量センサの非常に経済的な構造が可能になる。この障害物及び上記パイプ導管の適切な収容部内に配置されている公知の圧力センサを除いて、本発明に係る上記流量センサのデザインには、さらに別の構成部材は必要ない。該障害物には、代替的に、一つの構成部材として上記パイプ導管に適用される流量センサが形成されるように、一部品または1構成としての上記測定プローブのハウジングが設けられていてもよい。
好ましくは、上記障害物の前縁部は、流向において、上記測定プローブの中間部から距離Xだけ離れており、該障害物が配置されている上記パイプ導管部分は、直径Dを有し、比率X/Dは1から2の間にあるとよい。比率X/Dは、好ましくは、1.25から1.5の間にあり、特に好ましくは、1.3である。
また、流向において、上記障害物の前縁部は上記測定プローブの中間部に対して距離Xだけ離れており、かつ該障害物は、該流向を横切る幅dを有することが好ましく、比率X/dは、2.4から10の間にある。比率X/dは、特に好ましくは、3.96から4.55の間にある。
上記流向における障害物は、好ましくは、長さLを有し、かつ該流向を横切って幅dを有し、比率L/dは、1から2の間にある。この比率は、特に好ましくは、1.57または1.67の値を有する。
上記流向における障害物は、好ましくは、長さLを有し、かつ該障害物が配置される上記パイプ導管断面は、直径Dを有し、比率L/Dは、0.4から10の間にある。該比率の値は、特に好ましくは、2.5から10の間にある。
上記流向を横切る障害物は、好ましくは、幅dを有し、該障害物が配置される上記パイプ導管断面は、直径Dを有し、比率d/Dは、0.2から0.4の間にある。この比率の値は、特に好ましくは、0.28または0.33である。
最適な測定結果を得るために、上記流向における障害物は、好ましくは、該障害物が配置されている上記パイプ導管部分の湾曲を越えた距離Lに位置しており、L=4×Dであり、Dは該パイプ導管断面の直径であるとよい。このように該障害物の該パイプ導管の最後の湾曲を越えた距離Lをとることで、該パイプ導管の湾曲によって生成された渦が、該障害物の後方の渦における測定結果に干渉しないことが保障される。
以下、本発明を、添付図面による実施例により説明する。
断面斜視図の図1は、本発明に係る流量センサの好適な実施形態を示している。図1に係る実施形態における流量センサは、パイプ湾曲部2に配置されている。パイプ湾曲部2は、その端部4、6に、例えば、暖房設備における別のパイプに接続するための接続体を備えるパイプ導管部分を形成する。パイプ湾曲部2は、例えば、プラスチックまたは金属でデザインしてもよい。パイプ湾曲部2は、パイプ湾曲部2の中間周縁部において、流路内に規定の抵抗体として規定の形状からなる障害物8が配置されてU字状形態の形状を有している。該障害物8はウェブとして径方向にパイプ湾曲部2の内側を通って伸張している。すなわち、該障害物8は上記パイプ導管内で垂直に伸びるロッドを形成する。
測定プローブ10は流向において障害物8の後方に配置されている。測定プローブ10は、障害物8によって流れの中で生成された渦を測定するために機能する。同時に、測定プローブ10は、該生成された渦内の示度(reading)を検出する。障害物8は規定の形状を有するので、測定技術に関する適切な評価によって、測定した圧力および/または変化の周波数からパイプ湾曲部2内における流速または通過流量を導き出すことができる。この手法による流速の検知は、いわゆる渦通過流センサ(vortex throughflow sensor)として知られている。
本発明による測定プローブ10は、少なくとも一つの膜と、該膜の撓みを検知するために該膜上に直接設けられた測定素子とを備えた場合の測定プローブである。このような膜は、すでに、特許文献2に係る圧力センサまたは差圧センサに使用されている。この特許文献2は、特に図1及び関連する説明において、該膜の厳密な構造に関して言及している。該膜上に直接設けられた上記測定素子を有し、かつ電気的絶縁被覆及び外部に対してそれを被覆する非晶質金属層を有するこの膜は、該センサの高感度測定及び急速反応を可能にするといった特に薄い膜厚という利点を有する。この膜の高速反応能力は、渦及び特に該渦中に生じる圧力変動の周波数を渦通過流センサで測定する場合に、特に有利である。この膜構造は、上記流量センサのよりコンパクトなデザイン、および特に上記流速、特に低流速のより正確な検知を可能にする。
図示の実施形態における上記膜を有する測定プローブ10は構造ユニットとしてのハウジング内に設けられており、これは特許文献7の説明に関連する部材と共に図2、3、8に開示されている。この特許文献7の開示は、このハウジング及び該ハウジング内の膜の配置の厳密なデザインに関して言及している。ハウジングは前端部に、膜12が中に配置されていテーパの付いた指状延長部11を備える。好ましくは、圧力によって両側に衝突してもよい一つの膜12のみが設けられており、このようにすることで障害物8の後方の渦において差圧を非常に単純に計算することができる。膜12は、同時に、該膜の表面が流向と平行に広がるように流れの中に配置されている。
測定プローブ10は、延長部11が流向Sから見て障害物8の後方領域においてパイプ湾曲部2の内部空間内を伸びるようにしてパイプ湾曲部2内の開口部14に挿入される。開口部14は、パイプ湾曲部2における1つの構成として、測定プローブ10のための収容部としてデザインされている。開口部14において、測定プローブ10は固定ボウ(securing bow)16によって固定されている。シーリング18は測定プローブ10のハウジング上に設けられており、このリングは挿入された測定プローブ10によって開口部14をシールする。測定プローブ10の端部は、必要な電気的接続部を備え、あるいは、電気的接続線に接続されている。
図2は、図1における断面の正面図を示す。障害物8は、流向Sから見て前部にあたる障害物8の端部が上記パイプの直前の湾曲から距離Lだけ離れるようにパイプ湾曲部2内、あるいは、上記パイプ導管上に配置されている。図2から確認できるように、測定プローブ10の延長部11は、断面11全体を横切って、開口14とは反対側にあるパイプ湾曲部2の他方側の適当な凹部22内へ伸びている。
図3は、図2の線III−IIIに沿った断面図を示す。本発明に係る装置の好適な寸法は図3によって説明されている。上記パイプ導管部分、すなわち、障害物8及び測定プローブ10が配置されているパイプ湾曲部2の部分は直径Dを有する。流向Sにおいて、三角形の断面を有する障害物8は長さLを有する。流向Sを横切る方向においては、該障害物8は、その基部が、すなわち、流向Sに対して前部にあたる前端部24が幅dを有する。流向Sにおける障害物8は、その前端部から先細りまたは三角形状に伸びている。障害物8は、図3に示すように、パイプ湾曲部2のパイプ導管を通る径の方向におけるその延長部全体にわたって一定の断面を有する。障害物8は、同時に、パイプ湾曲部2のパイプの内部において中心に配置されている。
障害物8の流向Sにおける前端部または前端部24は、膜12が配置されている測定プローブ10の中間部から距離Xだけ離れている。
距離L、距離L(図2参照)、直径D、距離X及び幅d及びそれらの互いの関係の好適な寸法を、次の表1に記載する。この場合、個々の変形例に対する好適な最小値及び最大値を記載してある。列A、B、Cには、別の3つの特定の実施形態が示されており、上記流量センサの好適な実施形態のための各寸法が記載されている。
Figure 2004205519
上記表の最後の2つの行には、各変形例に対する最小値または最大値が記載されている。このデザインの場合、2,500から50,000のレイノルズ数を達成できる。
本発明に係る流量センサを有するパイプ導管部分の断面斜視図。 パイプ導管の長手方向における、図1によるパイプ導管部分の断面図。 図2の線III−IIIに沿った図2によるパイプ導管部分の断面図。
符号の説明
2 パイプ湾曲部
4 端部
6 端部
8 障害物
10 測定プローブ
11 延長部
12 膜
14 開口部
16 安全ボウ
18 シーリングリング
20 端部
22 凹部
24 前端部
S 流向

Claims (16)

  1. 流れの中に突出している障害物(8)を有し、かつ、障害物(8)によって生成された渦を測定する少なくとも一つの測定プローブ(10)を有する流量センサであって、測定プローブ(10)が、少なくとも一つの膜(12)と、該膜の偏向を検知するために膜(12)上に直接設けられた測定素子と、を備えることを特徴とする流量センサ。
  2. 障害物(8)及び測定プローブ(10)がパイプ導管部(2)内に配置されている請求項1記載の流量センサ。
  3. パイプ導管部(2)が10mm以上の直径Dを有する請求項2記載の流量センサ。
  4. 障害物(8)がパイプ導管部(2)の1つの構成としてデザインされている請求項2又は請求項3記載の流量センサ。
  5. 上記膜が絶対圧力値を計算するために圧力によって一方の側に衝突してもよい請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の流量センサ。
  6. 膜(12)が差圧を計算するために圧力によっていずれの場合にも両側に衝突してもよい請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の流量センサ。
  7. 膜(12)は圧密な方法で実装され、電気的絶縁層が膜(12)及びこの上に設けられた前記測定素子上に直接被覆され、該絶縁層は少なくとも液密である非晶質金属層で覆われている請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の流量センサ。
  8. 測定プローブ(10)がパイプ導管部分(2)の開口部(14)内に挿入されるハウジング内に配置されている請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の流量センサ。
  9. 測定プローブ(10)が障害物(8)と一体化している請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の流量センサ。
  10. 測定プローブ(10)が流向(S)に対して障害物(8)の後方に配置されている請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の流量センサ。
  11. 流向(S)において、障害物(8)の前端部(24)が測定プローブ(10)の中間部から距離Xだけ離れており、障害物(8)が内部に配置されているパイプ導管部分(2)が直径Dを有し、比率X/Dが1から2の間にある請求項10記載の流量センサ。
  12. 流向(S)において、障害物(8)の前端部(24)が測定プローブ(10)の中間部から距離Xだけ離れており、障害物(8)が該流向を横切って幅dを有し、比率X/dが2.5から10の間にある請求項10又は請求項11記載の流量センサ。
  13. 障害物(8)が流向(S)に対して長さLを有し、かつ流向(S)を横切って幅dを有し、比率L/dが1から2の間にある請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の流量センサ。
  14. 障害物(8)が流向(S)において長さLを有し、障害物(8)が中に配置されているパイプ導管部分(2)が直径Dを有し、比L/Dが0.4から10の間にある請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載の流量センサ。
  15. 障害物(8)が該流向を横切って幅dを有し、障害物(8)が中に配置されているパイプ導管部分(2)が直径Dを有し、比率d/Dが0.2から0.4の間にある請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の流量センサ。
  16. 流向(S)における障害物(8)が、障害物(8)が中に配置されている前記パイプ導管部分の湾曲を越えた少なくとも距離Lに位置しており、L=4×Dであり、Dが該パイプ導管断面の直径である請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の流量センサ。
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