JP2004204514A - 屋根材 - Google Patents

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Hajime Ishiyama
元 石山
Junji Sato
淳二 佐藤
Masaru Tomeba
勝 留場
Shigeru Akashi
繁 明石
Masahiko Suzuki
雅彦 鈴木
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Abstract

【目的】本発明は、今までにない外観を呈し、かつ防水機能、断熱機能、結露防止機能、雪止め機能の強化、等を形成した屋根材に係るものである。
【構成】幅方向の側端縁に引っかけ構造の雄雌連結構造を形成した金属製屋根材Bの化粧面4の水下側の先端を上方に突出して垂直片6を形成すると共に、先端を水上側に突出した屋根材Aである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、今までにない外観を呈し、かつ防水機能、断熱機能、結露防止機能、雪止め機能の強化、等を形成した屋根材に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋根は耐振性、強度、施工性、重量の関係で、金属製屋根材が注目を浴びてきた。しかしながら、金属製屋根材は意匠性に乏しく、また、凹凸が大きい瓦屋根のような屋根材に比べて、屋根に積もった雪が簡単に軒下に落下する危険性があり、屋根材本体に雪止め機能を付加した屋根材を使用した屋根構造が開発されている。(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−003524号公報
【特許文献2】
特開2002−121868号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種構造では、下段の屋根材に上段の屋根材を施工する際に、上段の屋根材に折り曲げ加工を施して下段の屋根材を施工するものであった。このために、▲1▼施工性が悪い、▲2▼施工が難しい、▲3▼施工を確実にしないと雨漏れの原因になる、▲4▼屋根材表面に傷が付く、等の欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような欠点を解決するために、幅方向の側端縁に引っかけ構造の雄雌連結構造を形成した金属製屋根材の化粧面の水下側の先端を上方に突出して垂直片を形成すると共に、先端を水上側に突出した屋根材を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に図面を用いて本発明に係る屋根材について詳細に説明する。図1は金属製屋根材Bと裏打材Cよりなる屋根材Aの代表的一例を示す説明図、図2は屋根材Aの施工状態を示す説明図、図3(a)、(b)はジョイナD(Eはパッキング材)とその施工状態を示す説明図である。図中、αは下地、βは釘等の固定具を示している。なお、図3(b)は図3(a)のa−a部端面図である。
【0007】
下地αは、新築の際は図2に示すように垂木1、野地板2、防水シート3(一点鎖線で示す)から構成した木造下地を示したものである。すなわち、垂木1上に野地板2を敷設し、野地板2上に防水シート3を配設した一般的な構造の下地αである。また、下地αとしてH形鋼、I形鋼、ミゾ形鋼、軽量ミゾ形鋼、リップ溝形鋼、等辺山形鋼、不等辺山形鋼、角形鋼(角パイプ)、円形鋼(円形パイプ)、等を使用した鉄骨下地でも良いものである。勿論、既存の屋根をそのまま改修する屋根の際には、これら下地α上に新生瓦や瓦棒等の既存屋根(図示せず)が形成された既存屋根構造が下地αとなるものである。勿論、防水シート3を形成しない下地αでも良いものである。
【0008】
金属製屋根材Bは、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したものである。勿論、屋根材Aの表面材として、金属製屋根材Bの代わりに窯業系素材、もしくは合成樹脂材(プラスチック)、等で形成してもよいものである。
【0009】
さらに説明すると、金属製屋根材Bは長尺板状であり、図1に示すように、略水平面状の化粧面4と、裏面5と、化粧面4の水下側端部を上方に突出した垂直片6と、垂直片6の先端を水上側に屈曲した突出片4aと、下側、すなわち、裏面5側に水上側に開口するように略コ字状に屈曲して差込縁7を形成し、化粧面4と段差化粧面6と差込縁7とから略U字状の引っかけ溝8を形成して雄型連結部9としたものである。
【0010】
また、図1に示すように、化粧面4の水上側端部には化粧面4の先端を水下側に開口して断面略U字状に形成した前記差込縁7と嵌合する嵌合溝10と、嵌合溝10の上縁となる嵌合縁11と、固定面12と、固定面12の先端を上方に突出した防水片14を形成し雌型連結部13を形成したものである。また、化粧面4の端部には図3(b)に示すような係止片15を形成し、図3(a)に示すジョイナDの係合片16に係止することにより屋根材Aを下地α上に固定するものである。
【0011】
裏打材Cは防水材、断熱材、吸音材、緩衝材、防火材、結露防止材、等として機能するものであり、不織布、合成樹脂製発泡シート(架橋化発泡ポリエチレンシート、等)、ロックウール、テックス(軟質繊維板)、ゴムシート、樹脂シート、等、あるいはこれらに遮音材、耐火材等を含浸、含有、混合、積層(一層、あるいは複数層)、サンドイッチ、等したものを使用することもできる。特に不織布は、縦糸と横糸を交差させて繊維から織物にする従来の方法と異なり、各種の繊維を接着剤等で結合した不織布等である。この不織布はまず繊維が平行に交差するか、また無秩序に配列された薄いフェルト状のものを接着剤で結合させるか、または主体となる繊維状態の中に別の熱可塑性繊維を混在させて、加熱および加圧して溶融し相互に結合させたりして作られたものである。勿論、素材自体に防水性の無いものには、樹脂材をコーティング、あるいは撥水剤、防水コーティング剤、等で防水機能を片面あるいは両面に付加したものである。
【0012】
垂直片6は、上側に屈曲することにより雪止として機能する部分である。
【0013】
突出片4aは、垂直片6の先端を水上側に屈曲して形成したものであり、降雪時に突出片4aで雪が落雪しないように形成した部分である。
【0014】
以上説明したのは本発明に係る屋根材の一実施例にすぎず、図4(a)、(b)〜9(a)、(b)に示すように形成することもできる。
【0015】
また、Fは補強材であり、金属製あるいは合成樹脂製等よりなるものである。
【0016】
Gは裏面材であり、金属材、あるいはアスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート等からなるものである。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る屋根材によれば、▲1▼垂直片が今までにない外観を呈し、重厚な屋根を形成できる。▲2▼垂直片が雪止めの機能を具備するために、雪止金具施工による雨漏れの心配がない。▲3▼難しい雪止金具の施工がない。または少なくて済む。▲4▼コストの低下が図れる。▲5▼一般的なロール成形で加工された金属製屋根材を、折り曲げだけの簡単な加工で垂直片が形成できる。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る屋根材の代表的一例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る屋根材の施工状態を示す説明図である。
【図3】本発明に係る屋根材の施工に使用するジョイナを示す説明図である。
【図4】本発明に係る屋根材のその他の例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る屋根材のその他の例を示す説明図である。
【図6】本発明に係る屋根材のその他の例を示す説明図である。
【図7】本発明に係る屋根材のその他の例を示す説明図である。
【図8】本発明に係る屋根材のその他の例を示す説明図である。
【図9】本発明に係る屋根材のその他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
α 下地
β 固定具
γ 空間
A 屋根材
B 金属製屋根材
C 裏打材
D ジョイナ
E パッキング材
F 補強材
G 裏面材
1 垂木
2 野地板
3 防水シート
4 化粧面
4a 突出片
5 裏面
6 垂直片
7 差込縁
8 引っかけ溝
9 雄型連結部
10 嵌合溝
11 嵌合縁
12 固定片
13 防水片
14 雌型連結部
15 係止片
16 係合片

Claims (1)

  1. 幅方向の側端縁に引っかけ構造の雄雌連結構造を形成した金属製屋根材の化粧面の水下側の先端を上方に突出して垂直片を形成すると共に、先端を水上側に突出したことを特徴とする屋根材。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11152864A (ja) * 1997-11-21 1999-06-08 Daiwa House Ind Co Ltd 屋 根
JP2001077394A (ja) * 1999-09-02 2001-03-23 Canon Inc 雪止め金具を使用した太陽電池モジュールアレイおよびその固定方法
JP2002256664A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Sanyo Electric Co Ltd 屋根用太陽電池モジュール及びその設置方法

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