JP2004198366A - 雨量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】転倒升の転倒時間を短縮することによって計測精度を向上させる。
【解決手段】雨水Xを受けて下方に連続的に排出する濾水器7と、転倒自在に支持され、該濾水器7から排出された雨水Xを一方の雨水受升5aと他方の雨水受升5bとで交互に受ける転倒升5とを備え、上記転倒升5の転倒回数を計測して降雨量を示す計測信号を出力する雨量計であって、一方あるいは他方の雨水受升5a,5bに転倒雨量の雨水Xが溜まった時に、上記雨水Xは、雨水Xの溜まった雨水受升5a,5bの雨水上に滴下される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、転倒升を備えた雨量計に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
周知のように転倒升を備えた雨量計は、該転倒升の転倒回数を計測して降雨量を示す計測信号として電話回線を介して気象センターに出力している。図6に示すように、上記転倒升5は、所定容量の一方及び他方の雨水受升5a,5bを備えている。転倒升5は、上方に配置された濾水器から排出される雨水を一方及び他方の雨水受升5a,5bで交互に受けるものである。つまり転倒升5は、一方の雨水受升5aに転倒雨量の雨水が溜まると、その溜まった雨水の重量によって転倒して他方の雨水受升5bで濾水器から排出される雨水を受ける。また、一方の雨水受升5aに溜まった雨水は、転倒升5の転倒によって転倒升5から排水される。そして、転倒升5は、他方の雨水受升5bに転倒雨量の雨水が溜まると再び転倒して一方の雨水受升5aで雨水を受けると共に他方の雨水受升5bに溜まった雨水を排水する。雨量計は、上述のように繰り返される転倒升5の転倒回数を計測し、その計測結果を降雨量を示すパルス信号(計測信号)として出力する。
【0003】
上記一方及び他方の雨水受升5a,5bは、中央隔壁部5gによって転倒升5が左右対称に分離されることによって形成されている。そして、通常、中央隔壁部5gは、図示するように、その上部から下部に亘って傾斜面5g’,5g”を有するように形状設定されている。中央隔壁部5gが傾斜面5g’,5g”を有するように形状設定されることによって上記雨水受升5a,5bに溜まる雨水は、転倒升5の排水側寄りに溜まる。雨水が転倒升5の排水側寄りに溜まると、溜まった雨水の重量が転倒升5の支点fから離れた転倒升5上の部位にかかるため、転倒升5の転倒速度が速くなり転倒升5の感度が向上される。
【0004】
ところで、現状の雨量計は、図7に示すように、濾水器から排出された雨水が傾斜面5g’あるいは傾斜面5g”上に連続的に滴下されている。例えば、一方の雨水受升5aに転倒雨量の雨水が溜まり、転倒升5が矢印方向に転倒する際に中央隔壁部5gに上記転倒升5の転倒を抑制する押圧力Fが働く。上記中央隔壁部5gに転倒升5の転倒を抑制する押圧力Fが働くと一方の雨水受升5aに転倒雨量の雨水が溜まってから他方の雨水受升5bに切り替わる時間が遅くなり、その遅延時間の間に一方の雨水受升5aに滴下された雨水が計測誤差となる。また、上記濾水器からの時間当たりの滴下量が多いほど転倒升5の転倒を抑制する押圧力Fは大きくなるので、降雨量が多いほど雨量計の計測誤差は大きくなる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−249774号公報
【0006】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、転倒升の転倒時間を短縮することによって計測精度を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、第1の手段として、雨水(X)を受けて下方に連続的に排出する濾水器(7)と、転倒自在に支持され、該濾水器(7)から排出された雨水Xを一方の雨水受升(5a)と他方の雨水受升(5b)とで交互に受ける転倒升(5)とを備え、上記転倒升(5)の転倒回数を計測して降雨量を示す計測信号を出力する雨量計であって、一方あるいは他方の雨水受升(5a,5b)に転倒雨量の雨水(X)が溜まった時に、上記雨水(X)は、雨水(X)の溜まった雨水受升(5a,5b)の雨水上に滴下されるという構成を採用する。
【0008】
第2の手段として、上記第1の手段において、一方あるいは他方の雨水受升(5a,5b)に転倒雨量の雨水(X)が溜まった時からその雨水受升(5a,5b)に雨水(X)が滴下されている間において、上記雨水(X)は、その雨水受升(5a,5b)に溜まった雨水(X)上に滴下されるという構成を採用する。
【0009】
第3の手段として、上記第1または第2の手段において、上記一方の雨水受升(5a)と上記他方の雨水受升(5b)は、中央隔壁部(5g)によって転倒升(5)が左右対称に分離されることによって形成されており、上記中央隔壁部(5g)の下部(5g2)は、雨水(X)が転倒升(5)の排水側寄りに溜まるように突出しているという構成を採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る雨量計の一実施形態について説明する。
【0011】
図1は、本実施形態に係る雨量計の構成を示す図面であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は正面図におけるA−A’線矢視図である。これらの図において、符号1は円形台座、2は外筒、3は雨水取込部、Sは被収納部材、また、Xは雨水である。
【0012】
これらの図に示すように、本雨量計は、円形台座1上に配置された被収納部材Sと、該被収納部材Sを収納するように円形台座1に着脱自在に装着される中空円筒状の外筒2と、該外筒2の上部に取り付けられた漏斗状の雨水取込部3とから構成されている。この雨水取込部3には、落ち葉等の比較的大型の異物が内部に侵入しないように網等の簡単な濾過部材が設けられている。また、円形台座1の下面には本雨量計を固定する取付脚が設けられている。
【0013】
被収納部材Sは、転倒升支持具4によって転倒自在に支持されると共に、左右に所定容量の一方及び他方雨水受升5a,5bが形成された転倒升5と、濾水器支持具6によって転倒升5の上方に支持されると共に、雨水取込部3の中心部から排出された雨水Xを受け、該雨水Xを濾過してから転倒升5に滴下する濾水器7と、転倒升5の左右下方に1対設けられ、転倒升5から排水された雨水Xを外部に排出する排水部8A,8Bと、転倒升5の下方に備えられ、転倒升5の転倒角度θを規制するストッパ9A,9Bとから構成されている。
【0014】
なお、転倒角度θは、転倒升5が転倒していない状態を基準(0°)として、この基準から転倒升5がどの程度の角度、転倒しているかを示すものである。また、本実施形態において、転倒升5が一方の雨水受升5aで雨水Xを受けるように転倒している場合には、転倒角度θは正の値を示すものとし、転倒升5が他方の雨水受升5bで雨水Xを受けるように転倒している場合には、転倒角度θは負の値を示すものとする。これに加え、上記ストッパ9A,9Bは、転倒角度θが−30°〜30°の範囲で変化するように転倒升5の転倒角度θを規制する。
【0015】
また、図示しないが、このような被収納部材Sには、転倒升5の転倒動作を非接触で検出するリードスイッチが設けられている。転倒升5の転倒開始から転倒終了するまでの動作(転倒動作)の回数(転倒回数)は降雨量に応じた値となるので、本雨量計は、例えば電話回線を介することにより上記リードスイッチの検出結果を降雨量を示すパルス信号として気象センターに出力する。
【0016】
次に、本雨量計の特徴的構成要素である転倒升5の詳細構成について、図2を参照して説明する。この図2において、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。なお、以下の図2の説明において、転倒角度θは0°の状態であるとする。
【0017】
底部材5cは、転倒升5の底部を形成するものであり、直方体形の板状部材である。側壁部5d,5eは、長辺が上記底部材5cの長辺と同じ長さに設定された二等辺三角形状の板状部材である。これらの側壁部5d,5eは、図示するように、上記底部材5cの短辺方向の端部5c1,5c2に各々垂直状態で設置されている。連結具5fは、上記転倒升支持具4と転倒升5を連結する部材であり、上記底部材5cの下面に設置されている。
【0018】
中央隔壁部5gは、上記転倒升5を左右対称に分離することによって上記一方の雨水受升5aと上記他方の雨水受升5bを形成するものであり、上記底部材5cの上面、かつ、中央に垂直状態に設置されている。図示するように、この中央隔壁部5gの上部5g1は、平板形状に形成されている。中央隔壁部5gの下部5g2は、雨水Xが転倒升5の排水側寄りに溜まるように傾斜している。
【0019】
中央隔壁部5gの下部5g2の傾斜している面である傾斜面5g21は、濾水器7から排出された雨水Xが一方の雨水受升5aに滴下される場合、すなわち転倒升5が一方の雨水受升5aに雨水Xが溜まるように転倒している場合(転倒角度θが30°の場合)に、濾水器7の下方に位置するように位置設定されている。また、中央隔壁部5gの下部5g2の傾斜している面である傾斜面5g22は、濾水器7から排出された雨水Xが他方の雨水受升5bに滴下される場合、すなわち転倒升5が他方の雨水受升5bに雨水Xが溜まるように転倒している場合(転倒角度が−30°の場合)に、濾水器7の下方に位置するように位置設定されている。なお、中央隔壁部5gの下部5g2とは、一方あるいは他方の雨水受升5a,5bに転倒雨量の雨水Xが溜まった場合に少なくとも水没する部位である。
【0020】
すなわち、一方の雨水受升5aは、底部材5c、側壁部5d,5e及び中央隔壁部5gから構成されると共に傾斜面5g21を含む容器であり、他方の雨水受升5bは、底部材5c、側壁部5d,5e及び中央隔壁部5gから構成されると共に傾斜面5g22を含む容器である。
【0021】
ストッパ受け5h,5iは、上記ストッパ9A,9Bの先端部を受けることによって転倒升5がストッパ9Aあるいはストッパ9Bと接触する時の衝撃力を緩衝するものであり、上記底面部5cの端部5c1の所定部位に設置されている。
【0022】
次に、このように構成された本実施形態に係る雨量計の動作について説明する。なお、降雨開始直後、転倒升5は一方の雨水受升5aで雨水Xを受けるような状態に転倒している(転倒角度θが30°)とする。
【0023】
天候が悪化して雨が降り始めると、外筒2の上開放端から降り注いだ雨水Xは、漏斗状の雨水取込部3によって比較的大型の異物を取り除かれた後、上方から濾水器7に供給される。そして雨水Xは、濾水器7によって残留した異物を取り除かれた後、上方から転倒升5に連続的に排出される。
【0024】
転倒升5に連続的に滴下された雨水Xは、図3に示すように、上記一方の雨水受升5aに含まれた傾斜面5g21上に滴下される。雨水Xは、濾水器7から連続的に排出されることによって一方の雨水受升5aに溜まっていく。そして、図4に示すように、雨水Xが一方の雨水受升5aに転倒雨量近傍まで溜まると上記傾斜面5g21は水没し、濾水器7から排出された雨水Xは、一方の雨水受升5aに溜まった雨水X上に滴下する。
【0025】
続いて、一方の雨水受升5aに雨水Xが溜まると、転倒升5は一方の雨水受升5aに溜まった雨水Xの重量によって転倒するが、転倒升5の転倒角度θが0°より大きい場合、濾水器7から排出された雨水Xは、常に一方の雨水受升5aに溜まった雨水X上に滴下される。すなわち、転倒升5に直接雨水Xが滴下されないので、転倒升5の転倒を抑制する押圧力が発生しない。なお、押圧力が発生しないとは、本雨量計の計測結果に影響しない程度に押圧力が十分に抑制されるという意味である。
【0026】
ここで、図5を参照して一方の雨水受升5aに転倒雨量の雨水Xが溜まった時から一方の雨水受升5aに雨水Xが滴下されている間、つまり転倒角度θが0°〜30°の間の転倒升5の動作についてさらに詳しく説明する。この図において、(a)は上記転倒角度θが30°の場合を示し、(b)は上記転倒角度θが15°の場合を示し、(c)は上記転倒角度θが10°の場合を示し、(d)は上記転倒角度θが5°の場合を示している。
【0027】
(a)に示すように、一方の雨水受升5aに転倒雨量の雨水Xが溜まると転倒升5は矢印で示す方向に支点fを中心として転倒動作を開始する。この場合、濾水器7から排出された雨水Xは、上述のように一方の雨水受升5aに溜まった雨水X上に滴下される。
【0028】
そして、(b)〜(d)に示すように、一方の雨水受升5aに溜まった雨水Xは、その形状をほぼ保ったまま上記転倒升5の転倒に伴って移動する。なお、ここで言う形状とは、転倒雨量の雨水Xが一方の雨水受升5aに溜まった際の雨水Xの全体の外見形状のことであり、すなわち、雨水受升5aの雨水Xが溜まる部分の形状のことである。この場合にも、図示するように、濾水器7から排出された雨水Xは、一方の雨水受升5aに溜まった雨水X上に滴下される。
【0029】
すなわち、一方の雨水受升5aに転倒雨量の雨水Xが溜まった時から一方の雨水受升5aに雨水Xが滴下されている間、濾水器7から排出された雨水Xは、一方の雨水受升5aに溜まった雨水X上に滴下されるので、転倒升5の転倒を抑制する押圧力が発生しない。
【0030】
そして、転倒升5の転倒角度θが0°より小さくなった時点から濾水器7から排出された雨水Xは、他方の雨水受升5bの傾斜面5g22上に滴下される。そして、一方の雨水受升5aに溜まった雨水Xは、一方の雨水受升5aから排水されて排水部8Aを介して外部に排出される。
【0031】
続いて、他方の雨水受升5bに転倒雨量の雨水Xが溜まると、転倒升5は、上記一方の雨水受升5aの場合と同様に転倒する。そして、濾水器7から排出された雨水Xは、再び一方の雨水受升5aの傾斜面5g21上に滴下される。このように繰り返される転倒升5の転倒動作は、リードスイッチによって検出され、降雨量を示すパルス信号として例えば電話回線を介して気象センターに出力される。
【0032】
すなわち、一方の雨水受升5aに転倒雨量の雨水Xが溜まった時から一方の雨水受升5aに雨水Xが滴下されている間及び他方の雨水受升5bに転倒雨量の雨水Xが溜まった時から他方の雨水受升5bに雨水Xが滴下されている間、濾水器7から排出された雨水Xは、溜まった雨水X上に滴下される。そのため、転倒升5の転倒の際に上記転倒升5の転倒を抑制する押圧力の発生を抑制することができ、したがって、転倒升5の転倒時間が短縮される。また、中央隔壁部5gの下部5g2は、雨水Xが転倒升5の排水側寄りに溜まるように傾斜しているので、溜まった雨水Xの重量が転倒升5の支点fから離れた転倒升5上の部位にかかることによって転倒升5の転倒速度が速くなり、したがって、転倒升5の転倒時間がさらに短縮される。
【0033】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような変形例も考えられる。
(1)上記実施形態において、転倒升5の転倒角度θの範囲を−30°〜30°とした。しかしながら、この範囲は雨量計の形状の許容範囲において任意である。
【0034】
(2)上記実施形態において、最もスタンダードな構造の雨量計について説明した。しかしながら、本発明に係る雨量計の適用範囲は、これに限定されるものではなく、例えば、寒冷地で用いられるヒータを内蔵した雨量計等にも適用できるものである。
【0035】
(3)上記実施形態において、本雨量計は、降雨量を示すパルス信号を出力した。しかしながら、演算機能を有する変換器を設け、該変換器において上記パルス信号に基づいて所定時間内の降雨量を示す積算値を算出して、該積算値を出力しても良い。
【0036】
(4)上記実施形態において、中央隔壁部5gの下部5g2は、雨水Xが転倒升5の排水側寄りに溜まるように傾斜しているとした。しかしながら、中央隔壁部5gの下部5g2は、雨水Xが転倒升5の排水側寄りに溜まるように突出していれば良い。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、雨水を受けて下方に連続的に排出する濾水器と、転倒自在に支持され、該濾水器から排出された雨水を一方の雨水受升と他方の雨水受升とで交互に受ける転倒升とを備え、上記転倒升の転倒回数を計測して降雨量を示す計測信号を出力する雨量計であって、一方あるいは他方の雨水受升に転倒雨量の雨水が溜まった時に、上記雨水は、雨水の溜まった雨水受升の雨水上に滴下される。すなわち、転倒升の転倒動作を抑制する押圧力が発生しないので、転倒升の転倒時間を短縮することによって計測精度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る雨量計の構成を示す図面である。
【図2】本発明の一実施形態に係る転倒升5の詳細構成を示す図面である。
【図3】本発明の一実施形態に係る転倒升5に雨水Xが滴下される様子を示した図面である。
【図4】本発明の一実施形態に係る転倒升5に雨水Xが滴下される様子を示した図面である。
【図5】本発明の一実施形態に係る転倒升5の転倒動作を説明するための図面である。
【図6】本発明の従来技術を説明するための図面である。
【図7】本発明の従来技術を説明するための図面である。
【符号の説明】
1……円筒台座
2……外筒
3……雨水取込部
4……転倒升支持具
5……転倒升
6……濾水器支持具
7……濾水器
8A,8B……排水部
9A,9B……ストッパ
S……被収納部材
X……雨水

Claims (3)

  1. 雨水を受けて下方に連続的に排出する濾水器と、転倒自在に支持され、該濾水器から排出された雨水を一方の雨水受升と他方の雨水受升とで交互に受ける転倒升とを備え、前記転倒升の転倒回数を計測して降雨量を示す計測信号を出力する雨量計であって、
    一方あるいは他方の雨水受升に転倒雨量の雨水が溜まった時に、前記雨水は、雨水の溜まった雨水受升の雨水上に滴下されることを特徴とする雨量計。
  2. 一方あるいは他方の雨水受升に転倒雨量の雨水が溜まった時からその雨水受升に雨水が滴下されている間において、前記雨水は、その雨水受升に溜まった雨水上に滴下されることを特徴とする請求項1記載の雨量計。
  3. 前記一方の雨水受升と前記他方の雨水受升は、中央隔壁部によって転倒升が左右対称に分離されることによって形成されており、前記中央隔壁部の下部は、雨水が転倒升の排水側寄りに溜まるように突出していることを特徴とする請求項1または2記載の雨量計。
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