JP2004197572A - 長さ通電可変合金細線アクチュエータ - Google Patents

長さ通電可変合金細線アクチュエータ Download PDF

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Masamitsu Nagaoka
昌光 永岡
Masaru Honma
大 本間
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Toki Corp
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Abstract

【課題】短い形状記憶合金線で大きなストローク距離が得られ且つ部品点数が少なく小型で摩擦の問題がなく、往復運動の他円弧運動も得られる長さ通電可変合金細線アクチュエータの実現。
【解決手段】基台3に、所定の長さの弾性部材2の一端を固定し、この弾性部材2の長さ方向途中位置に、電流を流すと長さが収縮し、電流を切ると元の長さに戻る長さ通電可変合金(形状記憶合金)可撓細線1をV字状に掛け渡して、その両端を基台3の合金線固定箇所5,5に固定し、ここから電流を流せるようにする。電流を流すと形状記憶合金線1の長さが収縮するため弾性部材2を下へ押し下げ、電流を切ると長さが元に戻るため、弾性部材2も元の位置に上る。弾性部材2の長さを長くすると先端7の動きは大きくなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電流を流さなければナイロン糸のようにしなやかであるが、電流を流すとピアノ線のように硬くなって強い力で収縮するという長さ通電可変合金可撓細線を駆動源として用いたアクチュエータの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
長さ通電可変合金可撓細線は一種の形状記憶合金であって、例えばチタン−ニッケル(Ti−Ni)合金がある。
この合金を細線状にしたものは、常温ではマルテンサイト相にありナイロン糸のように柔らかくしなやかな状態を呈しているが、電流を流す(通電する)などして加熱されると記憶している母相に戻り、長さが短くなるとともに固くて剛い針金状になる。この形状記憶合金の性質を利用して、これを駆動源としたアクチュエータが従来用いられている。
【0003】
図4は従来の形状記憶合金線アクチュエータの構成例を示す図である。
(a)は形状記憶合金線が通電されておらず弛緩状態の図であり、(b)は形状記憶合金線に通電し、緊張状態となった図である。
枠体11の可動体案内孔16に可動体15が上下可動に嵌合されており、可動体15の下方には挿通孔23が設けられており、この挿通孔23には形状記憶合金線18が挿通され、その両端は側壁13の固定点19に固定されている。
【0004】
可動体15の下端には引っ張りコイルばね17が取り付けられ、引っ張りコイルばね17の下端は底部14に固定されており可動体15を底部14の方に向けて弾性付勢している。
形状記憶合金線18の両端が固定されている両側の固定点19にはそれぞれ導線20が接続され、それらの導線20はスイッチ22および電源21に接続されている。
形状記憶合金線18の長さは、通電によって緊張したときの長さが枠体11の両側固定点19,19間の距離と同じかやや短い程度に設定されている。
【0005】
従って、図の(a)のように、スイッチ22が開で通電していないときは、形状記憶合金線18は弛緩状態(マルテンサイト相)で長さが長くしなやかになっているため、可動体15は引っ張りコイルばね17に引っ張られて下方へ下がった位置にある。
【0006】
これに対して、(b)のようにスイッチ22が閉じられ形状記憶合金線18に電流が流れるとジュール熱により加熱されて母相となり、長さが短くなるので横一直線に緊張するため、引っ張りコイルばね17の引っ張り力に抗して可動体15を上に押し上げることになる。
かくして、形状記憶合金線18に対する通電のオン・オフにより可動体15を上下移動させることが可能となる。
【0007】
図4では通電のオン・オフをスイッチ22の開閉で示しているが、このオン・オフを制御回路等によって行わせることにより、上下移動する可動体15を各種制御システムのアクチュエータとして機能させることができる。
【0008】
以上のように、形状記憶合金線を用いた従来のアクチュエータは、電流が流れていない弛緩した状態の形状記憶合金線の両端を、電流が流れて剛直に収縮したときの長さと同じかそれより僅か長い寸法の間隔で固定し、その中央部をばねによって、両端を結ぶ線と直角をなす方向に引っ張っておき、動作させたいときに形状記憶合金線に電流を流し剛直収縮させて直線になることにより、合金線の中央部がばねの引っ張り力に抗して移動することを利用しているものである(例えば特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特公平6−70429号公報(第2頁、第1図、第2図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成には以下に述べるような問題がある。
まず第1の問題は、可動体15の1ストロークの移動量が、用いている形状記憶合金線18の長さの割には少ないということである。
図5は、両端を固定点19に固定した形状記憶合金線18に電流を流したときと流さないときの状態を示す図である。
電流を流していないときは、弛緩状態のものを引っ張りコイルばね17で引っ張っているから広角V字状となり、電流を流したときは剛直収縮して横一直線になる。
従って、中央部24の動く距離Dが図4の可動体15の1ストローク距離となる。
【0011】
電流を流していないときの形状記憶合金線の全長はLであり、電流を流して縮まったときの全長はWである。
そして、この長さの収縮率は大体5%前後である。
即ち、WはLのほぼ95%程度ということである。このような収縮率のとき、可動体15の1ストローク距離がどのような値になるかを見てみると次のようになる。
まず、D、L、Wの間にはピタゴラスの定理により数式1が成立する。
【0012】
【数1】
Figure 2004197572
【0013】
これより、ストローク距離Dは数式2で表される。
【0014】
【数2】
Figure 2004197572
【0015】
今、前述のようにW=0.95Lとすれば、Dは数式3のようになる。
【0016】
【数3】
Figure 2004197572
【0017】
即ち、ストローク距離Dは、非通電時の全長の15.6%となる。具体的例として、15.6mmのストローク距離を得ようとすると、非通電時100mmの長さの形状記憶合金線を約95mmの間隔の固定点間に張らなければならないということである。
【0018】
ここでの問題は、或るストローク距離を得ようとすると、その距離の約6.4倍の長さの形状記憶合金線を必要とし且つその合金線をその長さの95%の距離間隔で張り渡さなければならないということである。これは取りも直さず、必要なストローク距離に較べて長い形状記憶合金線を張り渡さなければならないといことであり、材料費が高くなるとともに小型化がむずかしいということである。また、形状記憶合金線が長いと剛直収縮させる場合の電力消費が大きいという問題もある。
【0019】
第2の問題は構造および必要部品点数の問題である。従来の構造では図4に示すように、形状記憶合金線18の両端を固定し、その中央部を引っ張りコイルばね17で引っ張り、電流をオン・オフすることにより中央点が距離Dのストロークをしたとしても、それだけではこのストロークを活用することはできない。このストロークを活用するには、図4に示されるように、形状記憶合金線18の中央部24と連結して連動する可動体15が必要となる。そして、可動体15を連結しただけではそのストロークの方向が定まらないから、その方向を定めるために上蓋部12に設けられた可動体案内孔16のようなガイド機構が必要になる。更に、可動体が可動体案内孔16を移動することによる摩擦によって損失や摺擦粉発生の問題も生ずる。
【0020】
第3の問題は、従来の構成では図4から明らかなように円弧運動は得られず可動体の直線運動のみである。もし、図4のものを用いて円弧運動を得ようとすると、回動軸によって回動可能に軸支され且つ一方の回動方向に弾性付勢されている腕部材を図4の可動体15に当接させて駆動する必要がある。そのため、部品点数が増加するとともに回動軸部分の摩擦損失や摺擦粉発生の問題が生ずる。
【0021】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑みて、必要なストローク距離に対して従来よりも短い形状記憶合金線を用い低消費電力且つ小型で部品数が少なく、摩擦部分も殆どなく、回転軸を用いずに回動運動が得られ軸による摩擦損失や摺擦粉発生の問題のない形状記憶合金線(長さ通電可変合金線)アクチュエータを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。即ち、第1の構成は、下記の各手段を具備することを特徴とする長さ通電可変合金細線アクチュエータである。
(イ) 一端が固定され任意の方向に延び、長さ方向途中位置に、外力を加えるとその方向が変化し、外力を取り除くと元の方向に戻る弾性部材
(ロ) 前記弾性部材の長さ方向途中位置に交差するようにしてV字状に掛け渡されて両端が固定され、その両端から電流を流すと熱により長さが収縮して前記弾性部材に外力を加えてその方向を変え、電流を切ると元の長さに復帰し弾性部材の方向を元の方向に復帰させる長さ通電可変合金可撓細線(形状記憶合金線)
(ハ) 前記弾性部材の一端および長さ通電可変合金可撓細線の両端が固定される基台
【0023】
本発明の第2の構成は、前記第1の構成において、弾性部材の、長さ通電可変合金可撓細線が掛けられる位置に凹部を有し、長さ通電可変合金可撓細線の掛る位置が移動しないようにしたことを特徴とする長さ通電可変合金細線アクチュエータである。
【0024】
本発明の第3の構成は、前記第1の構成又は第2の構成において、弾性部材の固定端側が、弾性部材の延びる方向と交差する方向が中心軸となるコイル状となっていることを特徴とする長さ通電可変合金細線アクチュエータである。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の基本形態を図1に示す。
基台3の弾性部材固定箇所4に弾性部材2の一端を固定する。この弾性部材2は固定箇所における角度θが小さくなる方向に長さ方向の途中で外力を加えたとき元へ戻ろうとする弾性を有するものである。
この弾性部材2の長さ方向の途中の所へ形状記憶合金線1を掛けてその両端を合金線固定箇所5,5へ固定する。この状態で形状記憶合金線1に電流を流すとジュール熱加熱により収縮して弾性部材2を角度θが小さくなる方向(図では下方)へ押すことにより弾性部材2の先端7は略円弧状の運動をすることになる。
【0026】
形状記憶合金線に電流を流さず弛緩したときの弾性部材2の角度が丁度外力を加えないときの角度とし、電流を流して剛直収縮したときの長さと合金線固定箇所5,5間の距離とを一致させておくと、電流のオン・オフによる弾性部材2の係合点6の可動範囲は最大のDとなる。
【0027】
ここで、本発明の特徴は、弾性部材2の先端7の可動範囲は、係合点6における可動範囲よりも、弾性部材固定箇所4から係合点6までの距離と先端7までの距離との比の倍数だけ大きくなるということである。この比を増幅比とする。
即ち、その倍数だけの増幅作用があるということである。
従って、係合点6の可動範囲は、弾性部材2の先端7における必要な可動範囲の、前記倍数分の1だけあればよいということになる。
【0028】
図4の従来の構成においては、形状記憶合金線18と引っ張りコイルばね17との係合点(即ち中央部)の可動範囲は可動体15に必要とされる可動範囲と同じであったのに対して、本発明においては、係合点6の可動範囲はアクチュエータとして作用する弾性部材2の先端7に必要とされる可動範囲の増幅比分の1でよいことになる。その結果、形状記憶合金線の長さを短くすることができ、電流加熱用の電力消費を少なくすることができるとともに当然小型化を図ることが可能となってくる。
【0029】
また、弾性部材2は剛体でありその先端7は何らのガイド機構を要することなく形状記憶合金線1の収縮および戻りに応じて若干円弧味を帯びてはいるが上下運動をするので、図4の従来構成の可動体15の上端に対応する。従って、本発明においては図4の可動体15およびこれをガイドするための可動体案内孔16のような部材が必要ないのである。即ち、部品点数を少なくすることが可能である。その結果、従来の可動体15と可動体案内孔16との摩擦による損失や摺擦粉の発生という問題も生じる余地がない。
【0030】
このように、先端7の動きに着眼すれば、若干円弧味を帯びた上下運動であるが、これを上下の直線運動と見做して利用することが充分可能であるほか、弾性部材2の向きの動きに着眼すれば、これは回動運動であり、図4の従来の構成では更なる部材、例えば回動軸と軸受を追加しない限り実現できない運動である。このような回動運動は物を振る運動を行わせるのに活用できるし、また、模型の蝶の羽の動きなどを行わせることもできる。
このように、従来の構成では得られない回動運動が単純な構成で得られるという特徴がある。
【0031】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図2は弾性部材2の一端を基台3に固定した側面図である。(a)は弾性部材2の一端を折り曲げてその折り曲げ部分を基台3の弾性部材固定箇所4に半田付けした例である。弾性部材2に上から力を加えると点線で示されたように下るが力を除くと実線の位置に戻るという弾性を有する。
【0032】
弾性部材2の途中に設けられている係止凹部8は、この部分に形状記憶合金線1を掛けることにより通電して収縮したときに力の作用点が移動しないようにするためのものであるが、常に必要というものではなく、作用点の移動が少ない場合には不要である。
【0033】
(b)は、弾性部材2の一端を(a)の場合と逆に下方へ折り曲げ、その部分を基台3に設けられている孔へ挿入して半田付けした例である。点線は上から外力を加えたときの傾きを示していることは(a)の場合と同様である。
【0034】
(c)は弾性部材2の一端をコイル状に巻いてその先を基台3に設けられている孔へ挿入して半田付けしたものである。この場合、コイル状に巻かれている部分が弾力性に寄与している。図では巻数は1回であるが何回でもよい。
【0035】
以上の弾性部材は、弾性を有し、長さを有するものであればよく、その材質は金属に限られずその他の自然材料や人工材料であってもよいし、固定部分やその他の部分の形状も何ら限定されるものではない。
【0036】
図3は、弾性部材2に掛け渡された形状記憶合金線1の両端を基台3に固定した例の正面図である。
基台3の合金線固定箇所5に設けられた孔に端部を挿入し裏面側で半田付けしたものである。半田付け部分には通電用電極10が設けられている。
合金線固定箇所5,5間の距離は最長で、形状記憶合金線1が通電により剛直収縮したときの長さと同じ位である。
【0037】
なお、図1,図2,図3を通じて基台3は板状のものが示されているが、何らこれに限られるものではなく、骨組状のものであってもブロック状のものであってもその他の形状のものであってもよい。
また、弾性部材固定箇所4と合金線固定箇所5とは一体構造物上にあっても或いは分割構造物上にあってもよい。要するに、相互に固定関係にありさえすればよい。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の長さ通電可変合金細線アクチュエータは、一端が固定され任意の方向に延びる弾性部材の途中に、通電のオン・オフによって長さの変化する形状記憶合金線(長さ通電可変合金可撓細線)を掛け渡して両端を固定し、通電により長さが収縮したときに弾性部材に力を加える構成としたことにより、弾性部材の先端の可動範囲は、固定点から掛け渡し点までの距離と先端までの距離との比だけ増幅されるので、アクチュエータの可動範囲を同じとすれば従来の構成に較べて形状記憶合金線の長さを大幅に短くすることができ、その結果、小型にすることができるとともに通電時の消費電力も小さくすることができるという利点がある。また、弾性部材の先端自体がアクチュエータとして作用し得るので、従来のように別に可動体や可動体案内孔が不要であるから部品点数が少なくて済み、従来のような可動体とその案内孔の摩擦の問題も発生する余地がないという利点がある。
【0039】
更に、弾性部材の先端の運動は若干円弧味を帯びてはいるが直線運動と見做して機能させることができる他に、弾性部材の向きの動きに着目すれば回動運動が得られ、従来の構成では得られなかった動きが得られるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の基本形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例において、弾性部材の一端を基台に固定した側面図である。
【図3】本発明の実施例において、弾性部材に掛け渡された形状記憶合金線の両端を基台に固定した正面図である。
【図4】従来の形状記憶合金線アクチュエータの構成例を示す図である。
【図5】両端を固定点に固定した形状記憶合金線に電流を流したときと、流さないときの状態を示す図である。
【符号の説明】
1 形状記憶合金線
2 弾性部材
3 基台
4 弾性部材固定箇所
5 合金線固定箇所
6 係合点
7 先端
8 係止凹部
9 半田
10 通電用電極
11 枠体
12 上蓋部
13 側壁
14 底部
15 可動体
16 可動体案内孔
17 引っ張りコイルばね
18 形状記憶合金線
19 固定点
20 導線
21 電源
22 スイッチ
23 挿通孔
24 中央部

Claims (3)

  1. 下記の各手段を具備することを特徴とする長さ通電可変合金細線アクチュエータ。
    (イ) 一端が固定され任意の方向に延び、長さ方向途中位置に、外力を加えるとその方向が変化し、外力を取り除くと元の方向に戻る弾性部材
    (ロ) 前記弾性部材の長さ方向途中位置に交差するようにしてV字状に掛け渡されて両端が固定され、その両端から電流を流すと熱により長さが収縮して前記弾性部材に外力を加えてその方向を変え、電流を切ると元の長さに復帰し弾性部材の方向を元の方向に復帰させる長さ通電可変合金可撓細線
    (ハ) 前記弾性部材の一端および長さ通電可変合金可撓細線の両端が固定される基台
  2. 弾性部材の、長さ通電可変合金可撓細線が掛けられる位置に凹部を有し、長さ通電可変合金可撓細線の掛る位置が移動しないようにしたことを特徴とする請求項1記載の長さ通電可変合金細線アクチュエータ。
  3. 弾性部材の固定端側が、弾性部材の延びる方向と交差する方向が中心軸となるコイル状となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の長さ通電可変合金細線アクチュエータ。
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