JP2004196017A

JP2004196017A - Blade rubber of wiper

Info

Publication number: JP2004196017A
Application number: JP2002363895A
Authority: JP
Inventors: Mamoru Kagawa; 衛香川
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 2002-12-16
Filing date: 2002-12-16
Publication date: 2004-07-15

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a blade rubber for a wiper which lessens dispersion in the contacting angle and suppressing vibrations. <P>SOLUTION: The blade rubber 32 of the wiper for a windshield is composed of: a rubber body 44 supported by a yoke 31; a narrow neck part 45 extending from the rubber body; a triangular section part 46 having approximately a triangular section extending from the neck part; and a lip part 47 extending from the triangular section part and contacted with the windshield. The yoke is furnished with a plurality of engaging pawls 35 for supporting the rubber body, and the length of the neck part is enlarged gradually from Nh in the engaging pawl position toward nh in the middle position 38 between the two engaging pawls. It is easier to make deflection gradually as going toward the middle position, and the contacting angle in the middle position can be enlarged to a value approximately equal to the contacting angle in the engaging pawl position even with a small pressing force. Accordingly dispersion in the contacting angle can be lessened, and vibrations can be suppressed. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はウインドガラスを拭くワイパのブレードラバーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のブレードラバーは、幅や高さを長手方向に変えている。（例えば、特許文献１参照。）。
また、ブレードラバーの幅のみを長手方向に変えているものもある（例えば、特許文献２参照。）。
【０００３】
【特許文献１】
特許第２５４６９７６号公報（第２−３頁、図２−図４）
【特許文献２】
特公平６−７８０５４号公報（第２頁、第２図−第４図）
【０００４】
以上の特許文献１、２を、図面を参照の上、詳しく説明する。
図１８（ａ）〜（ｃ）は従来の第１のワイパブレードの説明図である（特許文献１の図１の写しを（ａ）とし、図２の写しを（ｂ）とし、図３の写しを（ｃ）とした。）。
（ａ）において、従来の第１のワイパブレード２は、ヨーク８・・・（・・・は複数を示す。以下同様。）と、これらの４個のヨーク８・・・で保持したブレードラバー１とを有する。１はブレードラバー、３は枢着ピン、５，７はリベット、６はヨーク用レバー、９は取付具を示す。
【０００５】
（ｂ）は、（ａ）のｂ−ｂ線断面図で、基端部を示し、ネック１２の幅Ｌ３、ネック１２の長さＬ１、払拭側面１１ａ，１１ａの幅Ｌ５を示す。１０は基部、１１は払拭部を示す。
（ｃ）は、（ａ）のｃ−ｃ線断面図で、基端部から徐々に各寸法を、ネック１２の幅Ｌ３より大きい幅Ｌ４に設定し、ネック１２の長さＬ１より短いＬ２に設定し、払拭側面１１ａ，１１ａの幅Ｌ５より広いＬ６に設定したことを示す。その結果、振動の防止や良好な払拭性能を維持することができるというものである。
【０００６】
図１９（ａ）〜（ｄ）は従来の第２のワイパブレードの説明図である（特許文献２の第１図の写しを（ａ）、第２図の写しを（ｂ）、第３図の写しを（ｃ）、第４図の写しを（ｄ）とした。）。
（ａ）において、従来の第２のワイパブレード２は、ブレードラバー１を備える。３は枢着ピン、４は長尺用レバー、５，７はリベット、６はヨーク用レバー、８はヨーク、９は取付具を示す。
【０００７】
（ｂ）は、（ａ）のｂ−ｂ線断面図で、揺動軸に近いブレードラバー１の基端部を示し、払拭側面１１ａ，１１ａの幅Ｌ１を示す。１０は基部、１１は払拭部、１２はネックを示す。
（ｃ）は、（ａ）のｃ−ｃ線断面図で、中央部の払拭側面１１ａ，１１ａの幅を、幅Ｌ１より大きい幅Ｌ２に設定したことを示す。
（ｄ）は、（ａ）のｄ−ｄ線断面図で、先端の払拭側面１１ａ，１１ａの幅を、幅Ｌ２より大きい幅Ｌ３に設定したことを示すとともに、先端までの幅を徐々に大きくすることで、弾発力を増大させ、ブレードラバー１全体の摩耗のバランスを保つようにしていることを示す。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記図１８のワイパブレード２では、ウインドガラスにブレードラバー１を押し付けた場合、押し付け力は部位により異なっている。具体的には、ヨーク８・・・で保持した８箇所の押し付け力は大きく、保持していない箇所の押し付け力は小さくなり、ウインドガラスを拭く際のネック１２から下方が倒れたときの接触角に大きな差が生じるので、振動（ビビリ）の発生を抑制する配慮が必要となる。
【０００９】
上記図１９のワイパブレード２でも図１８のワイパブレード２と同様に、ネック１２から倒れたときの接触角に大きな差が生じるので、振動（ビビリ）の発生を抑制する配慮が必要となる。
【００１０】
そこで、本発明の目的は、接触角のばらつきを小さくし、振動を抑制するワイパのブレードラバーを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項１は、ヨークで支えるラバー本体と、このラバー本体から延ばす狭幅のネック部と、このネック部から延ばす略三角形断面の三角断面部と、この三角断面部から延ばし、ウインドガラスに接触させるリップ部とからなるウインドガラス払拭用ブレードラバーにおいて、ヨークは、所定ピッチで設けた複数本の係止爪を備え、これらの係止爪によりラバー本体を支えるようにし、ネック部の長さは、係止爪位置から２つの係止爪の中間位置に向かって漸次長くしたことを特徴とする。
【００１２】
ウインドガラスにブレードラバーを押し付けた場合、押し付け力は、ヨークで支える係止爪位置で大きく、係止爪位置から離れた中間位置で小さくなる。ネック部の長さは、係止爪位置から２つの係止爪の中間位置に向かって漸次長くしたので、中間位置に向かって次第にたわみやすくなり、小さな押し付け力でも、中間位置の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値まで大きくすることができると同時に、係止爪位置から中間位置までの間の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値にすることができる。従って、接触角のばらつきは小さくなり、振動を抑制する。
【００１３】
請求項２は、ヨークで支えるラバー本体と、このラバー本体から延ばす狭幅のネック部と、このネック部から延ばす略三角形断面の三角断面部と、この三角断面部から延ばし、ウインドガラスに接触させるリップ部とからなるウインドガラス払拭用ブレードラバーにおいて、ヨークは、所定ピッチで設けた複数本の係止爪を備え、これらの係止爪によりラバー本体を支えるようにし、ネック部の幅は、２つの係止爪の中間位置から係止爪位置に向かって漸次幅を広くしたことを特徴とする。
【００１４】
係止爪位置に向かって次第にたわみ難くなり、大きな押し付け力が作用しても、接触角が大きくなり過ぎることはなく、係止爪位置の接触角を中間位置の接触角にほぼ等しい値に抑えることができる。従って、接触角のばらつきは小さくなり、振動を抑制する。
【００１５】
請求項３は、ヨークで支えるラバー本体と、このラバー本体から延ばす狭幅のネック部と、このネック部から延ばす略三角形断面の三角断面部と、この三角断面部から延ばし、ウインドガラスに接触させるリップ部とからなるウインドガラス払拭用ブレードラバーにおいて、ヨークは、所定ピッチで設けた複数本の係止爪を備え、これらの係止爪によりラバー本体を支えるようにし、係止爪から下方に位置するラバー本体の下部の長さは、払拭の回動中心軸に対して外方に位置する外端から内端に向けて漸次長くしたことを特徴とする。
【００１６】
内端は柔軟性が向上して、内端の三角断面部およびリップ部の倒れ（接触角）は外端の倒れ（接触角）に対して、滑らかに追従すことができる。従って、速度の違いによる振動を抑制する。
【００１７】
請求項４は、ヨークで支えるラバー本体と、このラバー本体から延ばす狭幅のネック部と、このネック部から延ばす略三角形断面の三角断面部と、この三角断面部から延ばし、ウインドガラスに接触させるリップ部とからなるウインドガラス払拭用ブレードラバーにおいて、ヨークは、所定ピッチで設けた複数本の係止爪を備え、これらの係止爪によりラバー本体を支えるようにし、三角断面部の３辺の内でネック部に連なる連続辺の角度は、係止爪位置に設定した直角から２つの係止爪の中間位置に設定した鈍角に向かって漸次角度を増加させたことを特徴とする。
【００１８】
中間位置に向かって次第にたわみやすくなり、小さな押し付け力でも、中間位置の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値まで大きくすることができる。従って、接触角のばらつきは小さくなり、振動を抑制する。
【００１９】
請求項５は、ヨークで支えるラバー本体と、このラバー本体から延ばす狭幅のネック部と、このネック部から延ばす略三角形断面の三角断面部と、この三角断面部から延ばし、ウインドガラスに接触させるリップ部とからなるウインドガラス払拭用ブレードラバーにおいて、ヨークは、所定ピッチで設けた複数本の係止爪を備え、これらの係止爪によりラバー本体を支えるようにし、リップ部の長さは、係止爪位置から２つの係止爪の中間位置に向かって漸次長くしたことを特徴とする。
【００２０】
中間位置に向かって次第にたわみやすくなり、小さな押し付け力でも、中間位置の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値まで大きくすることができる。従って、接触角のばらつきは小さくなり、振動を抑制する。
【００２１】
請求項６は、ヨークで支えるラバー本体と、このラバー本体から延ばす狭幅のネック部と、このネック部から延ばす略三角形断面の三角断面部と、この三角断面部から延ばし、ウインドガラスに接触させるリップ部とからなるウインドガラス払拭用ブレードラバーにおいて、ヨークは、所定ピッチで設けた複数本の係止爪を備え、これらの係止爪によりラバー本体を支えるようにし、リップ部の幅は、２つの係止爪の中間位置から係止爪位置に向かって漸次幅を広くしたことを特徴とする。
【００２２】
係止爪位置に向かって次第にたわみ難くなり、大きな押し付け力が作用しても、接触角が大きくなり過ぎることはなく、係止爪位置の接触角を中間位置の接触角にほぼ等しい値に抑えることができる。従って、接触角のばらつきは小さくなり、振動を抑制する。
【００２３】
請求項７は、ヨークで支えるラバー本体と、このラバー本体から延ばす狭幅のネック部と、このネック部から延ばす略三角形断面の三角断面部と、この三角断面部から延ばし、ウインドガラスに接触させるリップ部とからなるウインドガラス払拭用ブレードラバーにおいて、ヨークは、所定ピッチで設けた複数本の係止爪を備え、これらの係止爪によりラバー本体を支えるようにし、ネック部の中心、三角断面部の中心およびリップ部の中心はともに一体で、中心のオフセット量は、係止爪位置から２つの係止爪の中間位置に向かって漸次オフセット量を大きくしたことを特徴とする。
【００２４】
中間位置に向かって次第に倒れやすくなり、小さな押し付け力でも、中間位置の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値まで大きくする。従って、接触角のばらつきは小さくなり、振動を抑制する。
【００２５】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図１は本発明に係るワイパの正面図（第１実施の形態）であり、ワイパ１１は、図右の回動中心１２に端を配置したワイパアーム１３と、このワイパアーム１３に取り付けたワイパブレード１４とを備える。
【００２６】
ワイパアーム１３は、回動中心軸としてのピボットシャフト１７に取り付けたアームヘッド１８と、アームヘッド１８に連結ピン２１で回動可能に連結したリテーナ２２と、リテーナ２２とアームヘッド１８との間に掛け渡したウインドガラス押圧用ばね２３と、リテーナ２２に固定したアームピース２４と、からなり、ばね２３でワイパブレード１４に所定の押え力Ｆを加える。
【００２７】
ワイパブレード１４は、ワイパアーム１３に嵌めるクリップ２６と、クリップ２６を取り付けたプライマリレバー２７と、プライマリレバー２７の両端に連結したセカンダリレバー２８，２８と，セカンダリレバー２８の両端に連結したヨーク３１，３１と、ヨーク３１・・・で支持したブレードラバー３２と、からなり、ブレードラバー３２でウインドガラス３３を拭く。Ｌはブレードラバー３２の全長を示す。
【００２８】
ヨーク３１は、本体３４の両端に係止爪３５，３５を形成し、これらの係止爪３５，３５でブレードラバー２３に設定した係止爪位置３７，３７を支える。３８・・・はブレードラバー２３に設定した２つの係止爪３５，３５の中間位置、Ｐ１，Ｐ２は所定ピッチを示す。
【００２９】
ここで、回動中心１２並びに回動中心軸としてのピボットシャフト１７側に位置するブレードラバー３２の端を内端４１とし、内端４１の逆の端で且つ回動中心軸（ピボットシャフト１７）に対して外方（矢印▲１▼の方向）に位置する端を外端４２とし、この外端４２から順に係止爪位置３７をそれぞれ係止爪位置Ｂ１〜Ｂ８とし、外端４２から順に中間位置３８をそれぞれ中間位置ｂ１〜ｂ７とする。
【００３０】
図２は図１の２−２線断面図（第１実施の形態）であり、係止爪３５で支持した係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）の断面を示す。
ブレードラバー３２は、ヨーク３１の係止爪３５で支えるラバー本体４４と、このラバー本体４４から延ばすネック部４５と、このネック部４５から延ばす略三角形断面の三角断面部４６と、この三角断面部４６から延ばし、ウインドガラス３３に接触させるリップ部４７とからなる。４８はラバー本体４４の中心軸線、４９はネック部４５からリップ部４７までの中心軸線を示す。
【００３１】
ラバー本体４４は、係止爪３５を嵌める溝５１を形成し、この溝５１から下方に連続して下部５２を形成した部位である。
三角断面部４６は、ネック部４５に連なる連続辺５３を形成し、連続辺５３に連ねて斜辺５４，５４を形成したものである。
係止爪位置Ｂ２（図１参照）〜Ｂ８（図１参照）の断面形状は、係止爪位置Ｂ１の断面形状と同じであり、説明を省略する。
【００３２】
ブレードラバー３２の係止爪位置３７の各寸法は、ネック部４５の長さをＮｈ、ネック部４５の幅をＮｗ、ラバー本体４４の下部５２の長さをＲｈ、三角断面部４６の連続辺５３のネック部４５に対する角度をβ（例えば、β＝９０°）、リップ部４７の長さをＬｈ、リップ部４７の幅をＬｗに設定した。
【００３３】
図３は図１の３−３線断面図（第１実施の形態）であり、２つの係止爪の中間位置３８（中間位置ｂ１）の断面で、ブレードラバー３２の断面のみを示す。
ブレードラバー３２の中間位置３８のネック部４５の長さをｎｈに設定した。長さｎｈは、ｎｈ＞Ｎｈ（図２参照）である。
【００３４】
図４は図３の４−４線断面図であり、本発明に係るブレードラバーのネック部の斜視図（第１実施の形態）で、ネック部４５の長さは、係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）のＮｈから中間位置３８（中間位置ｂ１）のｎｈに向かって漸次長くしたことを示す。
同様に、ネック部４５の長さは、係止爪位置Ｂ２（図１参照）のＮｈから中間位置ｂ１のｎｈに向かって漸次長くした。
【００３５】
既に説明した係止爪位置Ｂ１〜中間位置ｂ１と同様に、図１の係止爪位置Ｂ２〜中間位置ｂ２、中間位置ｂ２〜係止爪位置Ｂ３、係止爪位置Ｂ３〜中間位置ｂ３、中間位置ｂ３〜係止爪位置Ｂ４、係止爪位置Ｂ４〜中間位置ｂ４、中間位置ｂ４〜係止爪位置Ｂ５、係止爪位置Ｂ５〜中間位置ｂ５、中間位置ｂ５〜係止爪位置Ｂ６、係止爪位置Ｂ６〜中間位置ｂ６、中間位置ｂ６〜係止爪位置Ｂ７、係止爪位置Ｂ７〜中間位置ｂ７および中間位置ｂ７〜係止爪位置Ｂ８も設定した。
【００３６】
以上に述べたワイパのブレードラバーの作用を次に説明する。
図５（ａ）〜（ｃ）は本発明に係るブレードラバー（第１実施の形態）の作用図である。
（ａ）において、ワイパブレード１４のプライマリレバー２７に所定の押え力Ｆを加えると、ブレードラバー３２の押し付け力の分布は、等分布ではなく、係止爪位置３７でＦｍ、中間位置３８でｆ（ｆ＜Ｆｍ）、となり、係止爪位置３７の押し付け力Ｆｍは大きくなり、中間位置３８の押し付け力ｆは係止爪位置３７に比べて小さくなる。
【００３７】
（ｂ）において、ワイパブレード１４でウインドガラス３３を払拭するために、ワイパブレード１４を矢印▲２▼の方向に回動させると、係止爪位置３７のブレードラバー３２は接触角θ１だけ傾けた状態でウインドガラス３３を拭く。
【００３８】
（ｃ）において、ワイパブレード１４を矢印▲２▼の方向に回動させると、中間位置３８のブレードラバー３２は接触角θ１にほぼ等しい接触角θ２だけ傾けた状態になり、ウインドガラス３３を拭く。すなわち、中間位置３８のネック部４５の長さｎｈは長く且つ、ネック部４５の長さは、係止爪位置３７のＮｈから２つの係止爪の中間位置３８のｎｈに向かって漸次長くしたので、中間位置３８に向かって次第にたわみやすくなり、小さな押し付け力ｆでも、中間位置３８の接触角をθ１にほぼ等しいθ２まで大きくすることができると同時に、係止爪位置３７から中間位置３８までの間の接触角をほぼθ２にすることができる。従って、接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００３９】
ここで説明した係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）〜中間位置３８（中間位置ｂ１）と同様に、図１の係止爪位置Ｂ２〜中間位置ｂ１から中間位置ｂ７〜係止爪位置Ｂ８までの間でも接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。つまり、ワイパブレード１４の内端４１（図１参照）から外端４２（図１参照）までの間での接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００４０】
次に、本発明に係るブレードラバーの別実施の形態を示す。
図６（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバーのネック部の断面図（第２実施の形態）であり、（ａ）は図２に対応し、係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）の断面図、（ｂ）は（ａ）のｂ−ｂ線断面図で、係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）から中間位置３８（中間位置ｂ１）までの断面である。上記図１および図２に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
【００４１】
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｂは、係止爪位置３７のネック部４５の幅をｎｗに設定した。幅ｎｗは、ｎｗ＞Ｎｗ（図２参照）である。
（ｂ）において、ネック部４５の幅は、２つの係止爪の中間位置３８のＮｗから係止爪位置３７のｎｗに向かって漸次幅を広くした。
【００４２】
図７（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバー（第２実施の形態）の作用図である。
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｂを矢印▲２▼の方向に回動させると、係止爪位置３７のブレードラバー３２Ｂは接触角θ３だけ傾けた状態でウインドガラス３３を拭く。
【００４３】
（ｂ）において、ブレードラバー３２Ｂを矢印▲２▼の方向に回動させると、中間位置３８のブレードラバー３２Ｂは接触角θ３にほぼ等しい接触角θ４だけ傾けた状態になり、ウインドガラス３３を拭く。
【００４４】
このように、ブレードラバー３２Ｂでは、ネック部４５の幅は、２つの係止爪の中間位置３８から係止爪位置３７に向かって漸次幅を広くしたので、係止爪位置３７に向かって次第にたわみ難くなり、大きな押し付け力Ｆｍが作用しても、接触角が大きくなり過ぎることはなく、係止爪位置３７の接触角をθ４にほぼ等しいθ３に抑えることができる。従って、ワイパブレード１４の内端４１（図１参照）から外端４２（図１参照）までの間での接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００４５】
図８（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバーのラバー本体の断面図（第３実施の形態）であり、（ａ）は内端４１の断面図、（ｂ）は（ａ）のｂ−ｂ線断面図で、内端４１から外端４２までの断面である。上記図１および図２に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
【００４６】
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｃは、内端４１のラバー本体４４の下部５２の長さをｒｈに設定した。下部５２の長さｒｈは、ｒｈ＞Ｒｈ（図２参照）である。
（ｂ）において、ラバー本体４４の下部５２の長さは、払拭の回動中心軸としてのピボットシャフト１７（図１参照）に対して外方（矢印▲１▼の方向）に位置する外端４２のＲｈから内端４１のｒｈに向けて漸次長くした。
【００４７】
図９（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバー（第３実施の形態）の作用図である。
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｃを矢印▲２▼の方向に回動させると、外端４２のブレードラバー３２Ｃは所定の速度Ｖｍおよび所定の接触角でウインドガラス３３を拭く。
【００４８】
（ｂ）において、ブレードラバー３２Ｃを矢印▲２▼の方向に回動させると、内端４１のブレードラバー３２Ｃは所定の速度Ｖｎおよび所定の接触角でウインドガラス３３を拭く。
【００４９】
ブレードラバー３２Ｃの内端４１の速度Ｖｎは外端４２の速度Ｖｍより遅くなるが、ラバー本体４４の下部５２の長さは、外端４２から内端４１のｒｈに向けて漸次長くしたので、内端４１は柔軟性が向上して、内端４１の三角断面部４６およびリップ部４７の倒れ（接触角）は外端４２の倒れ（接触角）に対して、滑らかに追従すことができる。従って、速度の違いによる振動を抑制することができる。
【００５０】
図１０（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバーの三角断面部の断面図（第４実施の形態）であり、（ａ）は図３に対応し、２つの係止爪の中間位置３８（中間位置ｂ１）の断面図、（ｂ）は（ａ）のｂ−ｂ線断面図で、係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）から中間位置３８（中間位置ｂ１）までの断面図である。上記図１〜図３に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
【００５１】
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｄは、中間位置３８の三角断面部４６の連続辺５３の角度をα（例えば、１０７°）に設定した。角度αは、α＞θ（図２参照）である。
（ｂ）において、三角断面部４６の連続辺５３の角度は、係止爪位置３７に設定した直角（角度β）から２つの係止爪の中間位置３８に設定した鈍角（角度α）に向かって漸次角度を増加させた。
【００５２】
図１１（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバー（第４実施の形態）の作用図である。
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｄを矢印▲２▼の方向に回動させると、係止爪位置３７のブレードラバー３２Ｄは接触角θ１だけ傾けた状態でウインドガラス３３を拭く。
【００５３】
（ｂ）において、ブレードラバー３２Ｄを矢印▲２▼の方向に回動させると、中間位置３８のブレードラバー３２Ｄは接触角θ１にほぼ等しい接触角θ２だけ傾けた状態になり、ウインドガラス３３を拭く。すなわち、三角断面部４６の連続辺５３の角度は、係止爪位置３７に設定した直角（角度β）から２つの係止爪の中間位置３８に設定した鈍角（角度α）に向かって漸次角度を増加させたので、三角断面部４６の倒れる方向に対する肉厚が薄くなり、言い換えると、曲げに対する高さの値が小さくなることで断面係数が減少し、中間位置３８に向かって次第にたわみやすくなり、小さな押し付け力ｆでも、中間位置３８の接触角をθ１にほぼ等しいθ２まで大きくすることができると同時に、係止爪位置３７から中間位置３８までの間の接触角をほぼθ２にすることができる。その結果、ブレードラバー３２Ｄの内端４１（図１参照）から外端４２（図１参照）までの間での接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００５４】
図１２（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバーのリップ部の断面図（第５実施の形態）であり、（ａ）は図３に対応し、２つの係止爪の中間位置３８（中間位置ｂ１）の断面図、（ｂ）は係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）から中間位置３８（中間位置ｂ１）までの断面図である。上記図１〜図３に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
【００５５】
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｅの中間位置３８のリップ部４７の長さをＬｘに設定した。長さＬｘは、Ｌｘ＞Ｌｈ（図２参照）である。
（ｂ）において、リップ部４７の長さは、係止爪位置３７のＬｈから２つの係止爪の中間位置３８のＬｘに向かって漸次長くした。
【００５６】
図１３（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバー（第５実施の形態）の作用図である。
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｅを矢印▲２▼の方向に回動させると、係止爪位置３７のブレードラバー３２Ｅは接触角θ１だけ傾けた状態でウインドガラス３３を拭く。
【００５７】
（ｂ）において、ブレードラバー３２Ｅを矢印▲２▼の方向に回動させると、中間位置３８のブレードラバー３２Ｅは接触角θ１にほぼ等しい接触角θ２だけ傾けた状態になり、ウインドガラス３３を拭く。すなわち、リップ部４７の長さは、係止爪位置３７から２つの係止爪の中間位置３８に向かって漸次長くしたので、中間位置３８に向かって次第にたわみやすくなり、小さな押し付け力ｆでも、中間位置３８の接触角をθ１にほぼ等しいθ２まで大きくすることができると同時に、係止爪位置３７から中間位置３８までの間の接触角をほぼθ２にすることができる。その結果、ブレードラバー３２Ｅの内端４１（図１参照）から外端４２（図１参照）までの間での接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００５８】
図１４（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバーのリップ部の断面図（第６実施の形態）であり、（ａ）は図２に対応し、係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）の断面図、（ｂ）は係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）から中間位置３８（中間位置ｂ１）までの断面図である。上記図１および図２に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
【００５９】
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｆの係止爪位置３７のリップ部４７の幅をＬｙに設定した。長さＬｙは、Ｌｙ＞Ｌｗ（図２参照）である。
（ｂ）において、リップ部４７の幅は、２つの係止爪の中間位置３８のＬｗから係止爪位置３７のＬｙに向かって漸次幅を広くした。
【００６０】
図１５（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバー（第６実施の形態）の作用図である。
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｆを矢印▲２▼の方向に回動させると、係止爪位置３７のブレードラバー３２Ｆは接触角θ４だけ傾けた状態でウインドガラス３３を拭く。
【００６１】
（ｂ）において、ブレードラバー３２Ｆを矢印▲２▼の方向に回動させると、中間位置３８のブレードラバー３２Ｆは接触角θ４にほぼ等しい接触角θ５だけ傾けた状態になり、ウインドガラス３３を拭く。
【００６２】
このように、ブレードラバー３２Ｆでは、リップ部４７の幅は、２つの係止爪の中間位置３８のから係止爪位置３７に向かって漸次幅を広くしたので、係止爪位置３７に向かって次第にたわみ難くなり、大きな押し付け力Ｆｍが作用しても、接触角が大きくなり過ぎることはなく、係止爪位置３７の接触角をθ５にほぼ等しいθ４に抑えることができる。従って、ブレードラバー３２Ｆの内端４１（図１参照）から外端４２（図１参照）までの間での接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００６３】
図１６（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバーのネック部の断面図（第７実施の形態）であり、（ａ）は図３に対応し、２つの係止爪の中間位置３８（中間位置ｂ１）の断面図、（ｂ）は係止爪位置３７（係止爪位置Ｂ１）から中間位置３８（中間位置ｂ１）までの断面図である。上記図１および図２に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
【００６４】
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｇのネック部４５の中心としての中心軸線４９、三角断面部４６の中心としての中心軸線４９およびリップ部４７の中心としての中心軸線４９をラバー本体４４の中心軸線４８に対して、距離ｇだけオフセットした。
【００６５】
（ｂ）において、ネック部４５からリップ部４７（（ａ）参照）までの中心軸線４９はともに一体で、中心軸線４９のオフセット量は、係止爪位置３７から２つの係止爪の中間位置３８のｇに向かって漸次オフセット量を大きくした。
【００６６】
図１７（ａ），（ｂ）は本発明に係るブレードラバー（第７実施の形態）の作用図である。
（ａ）において、ブレードラバー３２Ｇを矢印▲２▼の方向に回動させると、係止爪位置３７のブレードラバー３２Ｇは接触角θ１だけ傾けた状態でウインドガラス３３を拭く。
【００６７】
（ｂ）において、ブレードラバー３２Ｇを矢印▲２▼の方向に回動させると、中間位置３８のブレードラバー３２Ｇは接触角θ１にほぼ等しい接触角θ２だけ傾けた状態になり、ウインドガラス３３を拭く。すなわち、ネック部４５の中心軸線４９、三角断面部４６の中心軸線４９およびリップ部４７の中心軸線４９はともに一体で、中心軸線４９のオフセット量は、係止爪位置３７から２つの係止爪の中間位置３８のｇに向かって漸次オフセット量を大きくしたので、中間位置３８に向かって次第に倒れやすくなり、小さな押し付け力ｆでも、中間位置３８の接触角をθ１にほぼ等しいθ２まで大きくすることができると同時に、係止爪位置３７から中間位置３８までの間の接触角をほぼθ２にすることができる。その結果、ブレードラバー３２Ｇの内端４１（図１参照）から外端４２（図１参照）までの間での接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００６８】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項１では、ヨークは、所定ピッチで設けた複数本の係止爪を備え、これらの係止爪によりラバー本体を支えるようにし、ネック部の長さは、係止爪位置から２つの係止爪の中間位置に向かって漸次長くしたので、中間位置に向かって次第にたわみやすくなり、小さな押し付け力でも、中間位置の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値まで大きくすることができると同時に、係止爪位置から中間位置までの間の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値にすることができる。従って、接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００６９】
請求項２では、ヨークは、所定ピッチで設けた複数本の係止爪を備え、これらの係止爪によりラバー本体を支えるようにし、ネック部の幅は、２つの係止爪の中間位置から係止爪位置に向かって漸次幅を広くしたので、係止爪位置に向かって次第にたわみ難くなり、大きな押し付け力が作用しても、接触角が大きくなり過ぎることはなく、係止爪位置の接触角を中間位置の接触角にほぼ等しい値に抑えることができる。従って、ワイパブレードの接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００７０】
請求項３では、係止爪から下方に位置するラバー本体の下部の長さは、払拭の回動中心軸に対して外方に位置する外端から内端に向けて漸次長くしたので、内端は柔軟性が向上して、内端の三角断面部およびリップ部の倒れ（接触角）は外端の倒れ（接触角）に対して、滑らかに追従すことができる。従って、速度の違いによる振動を抑制することができる。
【００７１】
請求項４では、ウインドガラス払拭用ブレードラバーの三角断面部の３辺の内でネック部に連なる連続辺の角度は、係止爪位置に設定した直角から２つの係止爪の中間位置に設定した鈍角に向かって漸次角度を増加させたので、中間位置に向かって次第にたわみやすくなり、小さな押し付け力でも、中間位置の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値まで大きくすることができる。従って、ワイパブレードの接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００７２】
請求項５では、ウインドガラス払拭用ブレードラバーのリップ部の長さは、係止爪位置から２つの係止爪の中間位置に向かって漸次長くしたので、中間位置に向かって次第にたわみやすくなり、小さな押し付け力でも、中間位置の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値まで大きくすることができる。従って、ワイパブレードの接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００７３】
請求項６では、ウインドガラス払拭用ブレードラバーのリップ部の幅は、２つの係止爪の中間位置から係止爪位置に向かって漸次幅を広くしたので、係止爪位置に向かって次第にたわみ難くなり、大きな押し付け力が作用しても、接触角が大きくなり過ぎることはなく、係止爪位置の接触角を中間位置の接触角にほぼ等しい値に抑えることができる。従って、ワイパブレードの接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【００７４】
請求項７は、ウインドガラス払拭用ブレードラバーのネック部の中心、三角断面部の中心およびリップ部の中心はともに一体で、中心のオフセット量は、係止爪位置から２つの係止爪の中間位置に向かって漸次オフセット量を大きくしたので、中間位置に向かって次第に倒れやすくなり、小さな押し付け力でも、中間位置の接触角を係止爪位置の接触角にほぼ等しい値まで大きくする。従って、ワイパブレードの接触角のばらつきを小さくすることができ、振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るワイパの正面図（第１実施の形態）
【図２】図１の２−２線断面図
【図３】図１の３−３線断面図（第１実施の形態）
【図４】図３の４−４線断面図
【図５】本発明に係るブレードラバー（第１実施の形態）
【図６】本発明に係るブレードラバーのネック部の断面図（第２実施の形態）
【図７】本発明に係るブレードラバー（第２実施の形態）の作用図
【図８】本発明に係るブレードラバーのラバー本体の断面図（第３実施の形態）
【図９】本発明に係るブレードラバー（第３実施の形態）
【図１０】本発明に係るブレードラバーの三角断面部の断面図（第４実施の形態）
【図１１】本発明に係るブレードラバー（第４実施の形態）
【図１２】本発明に係るブレードラバーのリップ部の断面図（第５実施の形態）
【図１３】本発明に係るブレードラバー（第５実施の形態）
【図１４】本発明に係るブレードラバーのリップ部の断面図（第６実施の形態）
【図１５】本発明に係るブレードラバー（第６実施の形態）
【図１６】本発明に係るブレードラバーのネック部の断面図（第７実施の形態）
【図１７】本発明に係るブレードラバー（第７実施の形態）
【図１８】従来の第１のワイパブレードの説明図
【図１９】従来の第２のワイパブレードの説明図
【符号の説明】
１１…ワイパ、３１…ヨーク、３２，３２Ｂ〜３２Ｇ…ブレードラバー、３５…係止爪、３７…係止爪位置、３８…中間位置３８。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiper blade rubber for wiping a window glass.
[0002]
[Prior art]
Conventional blade rubber changes the width and height in the longitudinal direction. (For example, refer to Patent Document 1).
In some cases, only the width of the blade rubber is changed in the longitudinal direction (for example, see Patent Document 2).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2546976 (page 2-3, FIG. 2 to FIG. 4)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Publication No. 6-78054 (Page 2, FIG. 2 to FIG. 4)
[0004]
The above Patent Documents 1 and 2 will be described in detail with reference to the drawings.
FIGS. 18A to 18C are explanatory views of a conventional first wiper blade (a copy of FIG. 1 of Patent Document 1 is (a), a copy of FIG. 2 is (b), and a copy of FIG. The copy was designated as (c).)
In FIG. 1A, a conventional first wiper blade 2 includes yokes 8... (... Denotes a plurality. The same applies hereinafter) and a blade rubber held by these four yokes 8. And 1. 1 is a blade rubber, 3 is a pivot pin, 5 and 7 are rivets, 6 is a yoke lever, and 9 is a fixture.
[0005]
(B) is a cross-sectional view taken along the line bb of (a), showing a base end portion, showing a width L3 of the neck 12, a length L1 of the neck 12, and a width L5 of the wiping side surfaces 11a, 11a. Reference numeral 10 denotes a base, and 11 denotes a wiping unit.
(C) is a cross-sectional view taken along the line cc of (a), in which each dimension is gradually set from the base end to a width L4 larger than the width L3 of the neck 12, and is set to L2 shorter than the length L1 of the neck 12. This indicates that L6 is set to be wider than the width L5 of the wiping side surfaces 11a, 11a. As a result, vibration can be prevented and good wiping performance can be maintained.
[0006]
FIGS. 19 (a) to 19 (d) are explanatory views of a conventional second wiper blade (a copy of FIG. 1 of Patent Document 2 is (a), a copy of FIG. 2 is (b), and FIG. (C) and (d) in FIG. 4).
1A, a conventional second wiper blade 2 includes a blade rubber 1. Reference numeral 3 denotes a pivot pin, 4 denotes a long lever, 5 and 7 denote rivets, 6 denotes a yoke lever, 8 denotes a yoke, and 9 denotes a fixture.
[0007]
(B) is a cross-sectional view taken along the line bb of (a), showing the base end of the blade rubber 1 near the swing axis, and showing the width L1 of the wiping side surfaces 11a, 11a. Reference numeral 10 denotes a base, 11 denotes a wiping unit, and 12 denotes a neck.
(C) is a cross-sectional view taken along the line cc in (a), and shows that the width of the wiping side surfaces 11a, 11a at the center is set to a width L2 larger than the width L1.
(D) is a sectional view taken along line dd of (a), showing that the width of the wiping side surfaces 11a, 11a at the tip is set to a width L3 larger than the width L2, and the width up to the tip is gradually increased. By doing so, it is shown that the resilience is increased and the wear balance of the entire blade rubber 1 is maintained.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the wiper blade 2 shown in FIG. 18, when the blade rubber 1 is pressed against the window glass, the pressing force differs depending on the part. More specifically, the pressing force at the eight positions held by the yokes 8... Is large, and the pressing force at the non-held portions is small, and the contact angle when the window glass is wiped downward from the neck 12 when wiping the window glass. Therefore, consideration must be given to suppressing the occurrence of vibration (chatter).
[0009]
The wiper blade 2 in FIG. 19 also has a large difference in the contact angle when it falls down from the neck 12, similarly to the wiper blade 2 in FIG. 18, so that consideration must be given to suppressing the generation of vibration (chatter).
[0010]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a wiper blade rubber that reduces variation in contact angle and suppresses vibration.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a first aspect of the present invention provides a rubber body supported by a yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a triangular cross section extending from the triangular cross section. In the windshield blade rubber for extending and extending the lip portion that comes into contact with the window glass, the yoke has a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and the rubber body is supported by these locking claws, The length of the neck portion is gradually increased from the position of the locking claw toward an intermediate position between the two locking claws.
[0012]
When the blade rubber is pressed against the window glass, the pressing force is large at the position of the locking claw supported by the yoke, and is small at an intermediate position away from the locking claw position. Since the length of the neck portion is gradually increased from the locking claw position toward the middle position between the two locking claws, it becomes easier to bend toward the middle position, and the contact angle at the middle position can be controlled even with a small pressing force. At the same time, the contact angle between the locking claw position and the intermediate position can be set to a value substantially equal to the contact angle at the locking claw position. Therefore, the variation in the contact angle is reduced, and the vibration is suppressed.
[0013]
The rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a triangular cross section extending from the triangular cross section are brought into contact with the window glass. In a windshield wiping blade rubber including a lip portion, the yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and the rubber main body is supported by the locking claws. The width is gradually increased from the middle position between the two locking claws toward the locking claw position.
[0014]
It becomes difficult to bend gradually toward the locking claw position, and even if a large pressing force is applied, the contact angle does not become too large, and the contact angle at the locking claw position is suppressed to a value substantially equal to the contact angle at the intermediate position. be able to. Therefore, the variation in the contact angle is reduced, and the vibration is suppressed.
[0015]
According to a third aspect of the present invention, the rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a triangular cross section extending from the triangular cross section are brought into contact with the window glass. In a blade rubber for wiping a window glass comprising a lip portion, a yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, the rubber claws support the rubber body, and the yoke is positioned below the locking claws. The length of the lower part of the rubber main body is gradually increased from an outer end located outside the rotation center axis of the wiping to an inner end.
[0016]
The inner end has improved flexibility, and the falling (contact angle) of the triangular cross section and the lip at the inner end can smoothly follow the falling (contact angle) of the outer end. Therefore, vibration due to a difference in speed is suppressed.
[0017]
According to a fourth aspect of the present invention, a rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and extending from the triangular cross section, are brought into contact with the window glass. In a windshield wiping blade rubber comprising a lip portion, the yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and these rubber claws support the rubber main body. The angle of the continuous side connected to the neck portion gradually increases from a right angle set at the locking claw position to an obtuse angle set at an intermediate position between the two locking claws.
[0018]
It becomes easier to bend toward the intermediate position, and the contact angle at the intermediate position can be increased to a value substantially equal to the contact angle at the locking claw position even with a small pressing force. Therefore, the variation in the contact angle is reduced, and the vibration is suppressed.
[0019]
A fifth aspect of the present invention provides a rubber body supported by a yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a triangular cross section extending from the triangular cross section and brought into contact with the window glass. In the windshield wiper rubber composed of the lip portion, the yoke has a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and the rubber body is supported by these locking claws, and the length of the lip portion is The present invention is characterized in that the length is gradually increased from the locking claw position toward an intermediate position between the two locking claws.
[0020]
It becomes easier to bend toward the intermediate position, and the contact angle at the intermediate position can be increased to a value substantially equal to the contact angle at the locking claw position even with a small pressing force. Therefore, the variation in the contact angle is reduced, and the vibration is suppressed.
[0021]
According to a sixth aspect of the present invention, the rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a triangular cross section extending from the triangular cross section are brought into contact with the window glass. In a windshield wiper rubber comprising a lip portion, the yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and the rubber main body is supported by these locking claws. The width is gradually increased from the middle position between the two locking claws toward the locking claw position.
[0022]
It becomes difficult to bend gradually toward the locking claw position, and even if a large pressing force is applied, the contact angle does not become too large, and the contact angle at the locking claw position is suppressed to a value substantially equal to the contact angle at the intermediate position. be able to. Therefore, the variation in the contact angle is reduced, and the vibration is suppressed.
[0023]
A seventh aspect of the present invention provides a rubber body supported by a yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and extending from the triangular cross section to contact the window glass. In a windshield wiping blade rubber comprising a lip portion, a yoke is provided with a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and the rubber main body is supported by these locking claws. The center of the portion and the center of the lip are both integrated, and the offset amount at the center is gradually increased from the position of the locking claw toward the intermediate position between the two locking claws.
[0024]
It becomes easier to fall down toward the intermediate position, and even with a small pressing force, the contact angle at the intermediate position is increased to a value substantially equal to the contact angle at the locking claw position. Therefore, the variation in the contact angle is reduced, and the vibration is suppressed.
[0025]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The drawings should be viewed in the direction of reference numerals.
FIG. 1 is a front view of a wiper according to the present invention (first embodiment). A wiper 11 includes a wiper arm 13 having an end located at a rotation center 12 on the right side of the figure, and a wiper blade 14 attached to the wiper arm 13. And
[0026]
The wiper arm 13 includes an arm head 18 attached to a pivot shaft 17 as a rotation center axis, a retainer 22 rotatably connected to the arm head 18 by a connecting pin 21, and a hook between the retainer 22 and the arm head 18. The spring 23 applies a predetermined pressing force F to the wiper blade 14 with the passed window glass spring 23 and the arm piece 24 fixed to the retainer 22.
[0027]
The wiper blade 14 includes a clip 26 fitted to the wiper arm 13, a primary lever 27 to which the clip 26 is attached, secondary levers 28 connected to both ends of the primary lever 27, and yokes 31 connected to both ends of the secondary lever 28. And a blade rubber 32 supported by the yokes 31..., And the windshield 33 is wiped with the blade rubber 32. L indicates the entire length of the blade rubber 32.
[0028]
The yoke 31 has locking claws 35, 35 formed at both ends of the main body 34, and the locking claws 35, 35 support the locking claw positions 37, 37 set on the blade rubber 23. 38 indicate the intermediate positions of the two locking claws 35 set on the blade rubber 23, and P1 and P2 indicate a predetermined pitch.
[0029]
Here, the end of the blade rubber 32 located on the side of the pivot shaft 12 as the rotation center 12 and the rotation center axis is defined as an inner end 41, and the end opposite to the inner end 41 and the rotation center axis (pivot shaft 17). , The end located outward (in the direction of arrow {circle around (1)}) is defined as the outer end 42, and the locking claw positions 37 are sequentially defined as the locking claw positions B1 to B8 from this outer end 42, and sequentially from the outer end 42. The intermediate positions 38 are referred to as intermediate positions b1 to b7, respectively.
[0030]
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line 2-2 of FIG. 1 (first embodiment), and shows a cross section of a locking claw position 37 (a locking claw position B1) supported by a locking claw 35.
The blade rubber 32 includes a rubber body 44 supported by the locking claw 35 of the yoke 31, a neck 45 extending from the rubber body 44, a triangular cross-section 46 having a substantially triangular cross-section extending from the neck 45, and a triangular cross-section 46. And a lip portion 47 extending from 46 and brought into contact with the window glass 33. Reference numeral 48 denotes a central axis of the rubber body 44, and reference numeral 49 denotes a central axis from the neck 45 to the lip 47.
[0031]
The rubber main body 44 is a portion in which a groove 51 for fitting the locking claw 35 is formed, and a lower portion 52 is continuously formed downward from the groove 51.
The triangular cross-section 46 is formed by forming a continuous side 53 connected to the neck 45 and forming oblique sides 54 and 54 connected to the continuous side 53.
The cross-sectional shapes of the locking claw positions B2 (see FIG. 1) to B8 (see FIG. 1) are the same as the cross-sectional shape of the locking claw position B1, and a description thereof will be omitted.
[0032]
The dimensions of the locking claw position 37 of the blade rubber 32 are as follows: the length of the neck portion 45 is Nh, the width of the neck portion 45 is Nw, the length of the lower portion 52 of the rubber body 44 is Rh, and the continuous side of the triangular cross section 46. The angle of 53 with respect to neck 45 is set to β (for example, β = 90 °), the length of lip 47 is set to Lh, and the width of lip 47 is set to Lw.
[0033]
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line 3-3 in FIG. 1 (first embodiment), showing a cross section of the intermediate position 38 (intermediate position b1) of the two locking claws, and shows only a cross section of the blade rubber 32.
The length of the neck 45 at the intermediate position 38 of the blade rubber 32 was set to nh. The length nh is nh> Nh (see FIG. 2).
[0034]
FIG. 4 is a cross-sectional view taken along the line 4-4 in FIG. 3 and is a perspective view of the neck portion of the blade rubber according to the present invention (first embodiment). This shows that the length gradually increases from Nh at the locking claw position B1) toward nh at the intermediate position 38 (intermediate position b1).
Similarly, the length of the neck portion 45 is gradually increased from Nh at the locking claw position B2 (see FIG. 1) toward nh at the intermediate position b1.
[0035]
Similar to the locking claw positions B1 to the intermediate position b1 already described, the locking claw positions B2 to the intermediate position b2, the intermediate positions b2 to the locking claw positions B3, the locking claw positions B3 to the intermediate positions b3, and the intermediate positions in FIG. Position b3 to locking claw position B4, locking claw position B4 to intermediate position b4, intermediate position b4 to locking claw position B5, locking claw position B5 to intermediate position b5, intermediate position b5 to locking claw position B6, The stop claw position B6 to the middle position b6, the middle position b6 to the lock claw position B7, the lock claw position B7 to the middle position b7, and the middle position b7 to the lock claw position B8 were also set.
[0036]
The operation of the wiper blade rubber described above will be described below.
FIGS. 5A to 5C are operation diagrams of the blade rubber according to the present invention (first embodiment).
In (a), when a predetermined pressing force F is applied to the primary lever 27 of the wiper blade 14, the distribution of the pressing force of the blade rubber 32 is not uniform, but Fm at the locking claw position 37 and f at the intermediate position 38. (F <Fm), the pressing force Fm at the locking claw position 37 increases, and the pressing force f at the intermediate position 38 becomes smaller than that at the locking claw position 37.
[0037]
In (b), when the wiper blade 14 is rotated in the direction of arrow (2) to wipe the window glass 33 with the wiper blade 14, the blade rubber 32 at the locking claw position 37 is inclined by the contact angle θ1. In this state, the window glass 33 is wiped.
[0038]
In (c), when the wiper blade 14 is rotated in the direction of arrow {circle around (2)}, the blade rubber 32 at the intermediate position 38 is inclined by the contact angle θ2 substantially equal to the contact angle θ1, and the window glass 33 is wiped. . That is, the length nh of the neck portion 45 at the intermediate position 38 is long, and the length of the neck portion 45 is gradually increased from Nh at the locking claw position 37 toward nh at the intermediate position 38 between the two locking claws. Therefore, it becomes easier to bend toward the intermediate position 38, and even with a small pressing force f, the contact angle at the intermediate position 38 can be increased to θ2 substantially equal to θ1, and at the same time, from the locking claw position 37 to the intermediate position 38. Can be approximately θ2. Therefore, variation in the contact angle can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0039]
Similar to the locking claw position 37 (locking claw position B1) to the intermediate position 38 (intermediate position b1) described here, the locking claw position B2 to the intermediate position b7 to the locking claw position in FIG. Variations in the contact angle can be reduced even up to B8, and vibration can be suppressed. That is, the variation in the contact angle between the inner end 41 (see FIG. 1) and the outer end 42 (see FIG. 1) of the wiper blade 14 can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0040]
Next, another embodiment of the blade rubber according to the present invention will be described.
6A and 6B are cross-sectional views (second embodiment) of the neck portion of the blade rubber according to the present invention. FIG. 6A corresponds to FIG. (B) is a cross-sectional view taken along the line bb in (a), and is a cross section from the locking claw position 37 (locking claw position B1) to the intermediate position 38 (intermediate position b1). . 1 and 2 are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0041]
In (a), in the blade rubber 32B, the width of the neck 45 at the locking claw position 37 is set to nw. The width nw is nw> Nw (see FIG. 2).
In (b), the width of the neck portion 45 is gradually increased from Nw at the intermediate position 38 of the two locking claws toward nw at the locking claw position 37.
[0042]
FIGS. 7A and 7B are operation diagrams of a blade rubber (second embodiment) according to the present invention.
In (a), when the blade rubber 32B is rotated in the direction of arrow (2), the window glass 33 is wiped while the blade rubber 32B at the locking claw position 37 is inclined by the contact angle θ3.
[0043]
In (b), when the blade rubber 32B is rotated in the direction of the arrow (2), the blade rubber 32B at the intermediate position 38 is inclined by the contact angle θ4 substantially equal to the contact angle θ3, and the window glass 33 is wiped. .
[0044]
As described above, in the blade rubber 32B, since the width of the neck portion 45 gradually increases from the intermediate position 38 between the two locking claws toward the locking claw position 37, the width gradually increases toward the locking claw position 37. Deflection becomes difficult, and even if a large pressing force Fm acts, the contact angle does not become too large, and the contact angle at the locking claw position 37 can be suppressed to θ3 which is almost equal to θ4. Therefore, the variation in the contact angle between the inner end 41 (see FIG. 1) and the outer end 42 (see FIG. 1) of the wiper blade 14 can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0045]
8A and 8B are cross-sectional views (third embodiment) of a rubber main body of a blade rubber according to the present invention, where FIG. 8A is a cross-sectional view of an inner end 41, and FIG. 4 is a cross-sectional view taken along line bb of FIG. 1 and 2 are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0046]
In (a), the length of the lower portion 52 of the rubber body 44 of the inner end 41 of the blade rubber 32C is set to rh. The length rh of the lower part 52 is rh> Rh (see FIG. 2).
In (b), the length of the lower portion 52 of the rubber main body 44 is the outer end (in the direction of the arrow (1)) located outward (in the direction of the arrow (1)) with respect to the pivot shaft 17 (see FIG. The length was gradually increased from Rh of 42 toward rh of the inner end 41.
[0047]
FIGS. 9A and 9B are action diagrams of a blade rubber (third embodiment) according to the present invention.
In (a), when the blade rubber 32C is rotated in the direction of arrow (2), the blade rubber 32C of the outer end 42 wipes the window glass 33 at a predetermined speed Vm and a predetermined contact angle.
[0048]
In (b), when the blade rubber 32C is rotated in the direction of the arrow (2), the blade rubber 32C at the inner end 41 wipes the window glass 33 at a predetermined speed Vn and a predetermined contact angle.
[0049]
The speed Vn of the inner end 41 of the blade rubber 32C is lower than the speed Vm of the outer end 42, but the length of the lower portion 52 of the rubber body 44 gradually increases from the outer end 42 to the rh of the inner end 41, The inner end 41 has improved flexibility, and the inclination (contact angle) of the triangular cross section 46 and the lip portion 47 of the inner end 41 can smoothly follow the inclination (contact angle) of the outer end 42. . Therefore, vibration due to a difference in speed can be suppressed.
[0050]
10 (a) and 10 (b) are cross-sectional views (fourth embodiment) of a triangular cross section of the blade rubber according to the present invention, and FIG. 10 (a) corresponds to FIG. A cross-sectional view at a position 38 (intermediate position b1), and (b) is a cross-sectional view taken along the line bb of (a), showing a state from a locking claw position 37 (locking claw position B1) to an intermediate position 38 (middle position b1). It is sectional drawing. The same components as those in the embodiment shown in FIGS. 1 to 3 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0051]
In (a), the blade rubber 32D sets the angle of the continuous side 53 of the triangular cross section 46 at the intermediate position 38 to α (for example, 107 °). The angle α is α> θ (see FIG. 2).
In (b), the angle of the continuous side 53 of the triangular cross section 46 changes from a right angle (angle β) set at the locking claw position 37 to an obtuse angle (angle α) set at the intermediate position 38 between the two locking claws. The angle was gradually increased.
[0052]
FIGS. 11A and 11B are operation diagrams of a blade rubber (fourth embodiment) according to the present invention.
In (a), when the blade rubber 32D is rotated in the direction of arrow {circle around (2)}, the window glass 33 is wiped while the blade rubber 32D at the locking claw position 37 is inclined by the contact angle θ1.
[0053]
In (b), when the blade rubber 32D is rotated in the direction of arrow {circle around (2)}, the blade rubber 32D at the intermediate position 38 is inclined by the contact angle θ2 substantially equal to the contact angle θ1, and the window glass 33 is wiped. . That is, the angle of the continuous side 53 of the triangular section 46 gradually increases from a right angle (angle β) set at the locking claw position 37 to an obtuse angle (angle α) set at the intermediate position 38 between the two locking claws. Is increased, the thickness in the direction in which the triangular cross section 46 falls is reduced, in other words, the height value for bending is reduced, so that the section modulus is reduced, and it becomes easier to bend toward the intermediate position 38 gradually. Even with a small pressing force f, the contact angle at the intermediate position 38 can be increased to θ2 substantially equal to θ1, and at the same time, the contact angle between the locking claw position 37 and the intermediate position 38 can be substantially θ2. it can. As a result, the variation in the contact angle between the inner end 41 (see FIG. 1) and the outer end 42 (see FIG. 1) of the blade rubber 32D can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0054]
FIGS. 12A and 12B are cross-sectional views (fifth embodiment) of the lip portion of the blade rubber according to the present invention. FIG. 12A corresponds to FIG. 38 is a cross-sectional view of an intermediate position b1 (intermediate position b1), and FIG. 18B is a cross-sectional view of an intermediate position 38 (intermediate position b1) from the locking claw position 37 (locking claw position B1). The same components as those in the embodiment shown in FIGS. 1 to 3 are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0055]
In (a), the length of the lip 47 at the intermediate position 38 of the blade rubber 32E is set to Lx. The length Lx is Lx> Lh (see FIG. 2).
In (b), the length of the lip portion 47 is gradually increased from Lh at the locking claw position 37 to Lx at the intermediate position 38 between the two locking claws.
[0056]
FIGS. 13A and 13B are action diagrams of the blade rubber (fifth embodiment) according to the present invention.
In (a), when the blade rubber 32E is rotated in the direction of arrow {circle around (2)}, the window glass 33 is wiped while the blade rubber 32E at the locking claw position 37 is inclined by the contact angle θ1.
[0057]
In (b), when the blade rubber 32E is rotated in the direction of arrow {circle around (2)}, the blade rubber 32E at the intermediate position 38 is inclined by the contact angle θ2 substantially equal to the contact angle θ1, and the window glass 33 is wiped. . That is, since the length of the lip portion 47 is gradually increased from the locking claw position 37 toward the intermediate position 38 between the two locking claws, the length of the lip portion 47 is gradually increased toward the intermediate position 38, and even with a small pressing force f, The contact angle at the intermediate position 38 can be increased to θ2 substantially equal to θ1, and at the same time, the contact angle between the locking claw position 37 and the intermediate position 38 can be approximately θ2. As a result, variation in the contact angle between the inner end 41 (see FIG. 1) and the outer end 42 (see FIG. 1) of the blade rubber 32E can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0058]
FIGS. 14A and 14B are cross-sectional views (sixth embodiment) of the lip portion of the blade rubber according to the present invention. FIG. 14A corresponds to FIG. (B) is a cross-sectional view from the locking claw position 37 (locking claw position B1) to an intermediate position 38 (intermediate position b1). 1 and 2 are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0059]
In (a), the width of the lip 47 at the locking claw position 37 of the blade rubber 32F is set to Ly. The length Ly is Ly> Lw (see FIG. 2).
In (b), the width of the lip portion 47 gradually increases from Lw at the intermediate position 38 between the two locking claws toward Ly at the locking claw position 37.
[0060]
FIGS. 15A and 15B are operation diagrams of a blade rubber (sixth embodiment) according to the present invention.
In (a), when the blade rubber 32F is rotated in the direction of arrow {circle around (2)}, the window glass 33 is wiped while the blade rubber 32F at the locking claw position 37 is inclined by the contact angle θ4.
[0061]
In (b), when the blade rubber 32F is rotated in the direction of the arrow (2), the blade rubber 32F at the intermediate position 38 is inclined by the contact angle θ5 substantially equal to the contact angle θ4, and the window glass 33 is wiped. .
[0062]
As described above, in the blade rubber 32F, since the width of the lip portion 47 is gradually increased from the intermediate position 38 between the two locking claws toward the locking claw position 37, the width is increased toward the locking claw position 37. It becomes difficult to bend gradually, and even if a large pressing force Fm acts, the contact angle does not become too large, and the contact angle at the locking claw position 37 can be suppressed to θ4 substantially equal to θ5. Therefore, variation in the contact angle between the inner end 41 (see FIG. 1) and the outer end 42 (see FIG. 1) of the blade rubber 32F can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0063]
16A and 16B are cross-sectional views (seventh embodiment) of the neck portion of the blade rubber according to the present invention. FIG. 16A corresponds to FIG. 3 and is an intermediate position between two locking claws. 38 is a cross-sectional view of an intermediate position b1 (intermediate position b1), and FIG. 18B is a cross-sectional view of an intermediate position 38 (intermediate position b1) from the locking claw position 37 (locking claw position B1). 1 and 2 are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0064]
In (a), the center axis 49 as the center of the neck 45 of the blade rubber 32G, the center axis 49 as the center of the triangular cross section 46, and the center axis 49 as the center of the lip 47 are aligned with the center axis 48 of the rubber body 44. Is offset by the distance g.
[0065]
In (b), the central axis 49 from the neck part 45 to the lip part 47 (see (a)) is integral, and the offset amount of the central axis 49 is the intermediate position between the locking claw position 37 and the two locking claws. The offset amount was gradually increased toward g of 38.
[0066]
FIGS. 17A and 17B are operation diagrams of the blade rubber (seventh embodiment) according to the present invention.
In (a), when the blade rubber 32G is rotated in the direction of arrow (2), the window glass 33 is wiped while the blade rubber 32G at the locking claw position 37 is inclined by the contact angle θ1.
[0067]
In (b), when the blade rubber 32G is rotated in the direction of arrow {circle around (2)}, the blade rubber 32G at the intermediate position 38 is inclined by the contact angle θ2 substantially equal to the contact angle θ1, and the window glass 33 is wiped. . That is, the central axis 49 of the neck 45, the central axis 49 of the triangular cross-section 46, and the central axis 49 of the lip 47 are all integral with each other. Since the offset amount is gradually increased toward g of the intermediate position 38, it becomes easy to gradually fall toward the intermediate position 38, and the contact angle of the intermediate position 38 is increased to θ2 substantially equal to θ1 even with a small pressing force f. At the same time, the contact angle between the locking claw position 37 and the intermediate position 38 can be set to approximately θ2. As a result, the variation in the contact angle between the inner end 41 (see FIG. 1) and the outer end 42 (see FIG. 1) of the blade rubber 32G can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0068]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects by the above configuration.
According to the first aspect, the yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and the rubber claws support the rubber main body. Since it gradually increases toward the intermediate position of the pawl, it becomes easier to flex toward the intermediate position, and even with a small pressing force, the contact angle at the intermediate position can be increased to a value almost equal to the contact angle at the locking pawl position. At the same time, the contact angle between the locking claw position and the intermediate position can be made substantially equal to the contact angle at the locking claw position. Therefore, variation in the contact angle can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0069]
According to the second aspect, the yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and the rubber main body is supported by these locking claws, and the width of the neck portion is set from a middle position between the two locking claws. As the width is gradually increased toward the locking claw position, it becomes difficult to bend gradually toward the locking claw position, and even if a large pressing force is applied, the contact angle does not become too large. The contact angle can be suppressed to a value substantially equal to the contact angle at the intermediate position. Therefore, variation in the contact angle of the wiper blade can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0070]
According to the third aspect, the length of the lower portion of the rubber body located below the locking claw is gradually increased from the outer end located outside the rotation center axis of the wiping to the inner end. The end has improved flexibility, and the inclination (contact angle) of the triangular cross section and the lip at the inner end can smoothly follow the inclination (contact angle) of the outer end. Therefore, vibration due to a difference in speed can be suppressed.
[0071]
According to the fourth aspect, the angle of the continuous side connected to the neck portion among the three sides of the triangular cross section of the window glass wiping blade rubber is set to a middle position between the two locking claws from a right angle set at the locking claw position. The angle gradually increases toward the obtuse angle, so that it becomes easier to flex toward the intermediate position, and even with a small pressing force, the contact angle at the intermediate position can be increased to a value almost equal to the contact angle at the locking claw position. it can. Therefore, variation in the contact angle of the wiper blade can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0072]
In claim 5, the length of the lip portion of the window glass wiping blade rubber is gradually increased from the locking claw position toward the middle position between the two locking claws, so that it becomes easier to bend toward the middle position. Even with a small pressing force, the contact angle at the intermediate position can be increased to a value substantially equal to the contact angle at the locking claw position. Therefore, variation in the contact angle of the wiper blade can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0073]
According to the sixth aspect, the width of the lip portion of the window glass wiping blade rubber is gradually increased from the intermediate position between the two locking claws toward the locking claw position, so that the width gradually bends toward the locking claw position. Therefore, even if a large pressing force acts, the contact angle does not become too large, and the contact angle at the locking claw position can be suppressed to a value substantially equal to the contact angle at the intermediate position. Therefore, variation in the contact angle of the wiper blade can be reduced, and vibration can be suppressed.
[0074]
The center of the neck portion, the center of the triangular cross-section portion, and the center of the lip portion of the window glass wiping blade rubber are all integral with each other, and the offset amount of the center is between the two locking claws from the locking claw position. Since the offset amount is gradually increased toward the position, it becomes easier to fall gradually toward the intermediate position, and even with a small pressing force, the contact angle at the intermediate position is increased to a value substantially equal to the contact angle at the locking claw position. Therefore, variation in the contact angle of the wiper blade can be reduced, and vibration can be suppressed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a wiper according to the present invention (first embodiment).
FIG. 2 is a sectional view taken along line 2-2 of FIG.
FIG. 3 is a sectional view taken along line 3-3 of FIG. 1 (first embodiment);
FIG. 4 is a sectional view taken along line 4-4 in FIG. 3;
FIG. 5 is a blade rubber according to the present invention (first embodiment).
FIG. 6 is a sectional view of a neck portion of a blade rubber according to the present invention (second embodiment).
FIG. 7 is an operation view of a blade rubber (second embodiment) according to the present invention.
FIG. 8 is a sectional view of a rubber main body of a blade rubber according to the present invention (third embodiment).
FIG. 9 shows a blade rubber according to the present invention (third embodiment).
FIG. 10 is a sectional view of a triangular section of a blade rubber according to the present invention (fourth embodiment).
FIG. 11 shows a blade rubber according to the present invention (fourth embodiment).
FIG. 12 is a sectional view of a lip portion of a blade rubber according to the present invention (fifth embodiment).
FIG. 13 shows a blade rubber according to the present invention (fifth embodiment).
FIG. 14 is a sectional view of a lip portion of a blade rubber according to the present invention (sixth embodiment).
FIG. 15 shows a blade rubber according to the present invention (sixth embodiment).
FIG. 16 is a sectional view of a neck portion of a blade rubber according to the present invention (seventh embodiment).
FIG. 17 shows a blade rubber according to the present invention (seventh embodiment).
FIG. 18 is an explanatory view of a conventional first wiper blade.
FIG. 19 is an explanatory view of a conventional second wiper blade.
[Explanation of symbols]
11: Wiper, 31: Yoke, 32, 32B to 32G: Blade rubber, 35: Locking claw, 37: Locking claw position, 38: Intermediate position 38.

Claims

A rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a lip portion extending from the triangular cross section and contacting the window glass. In windshield blade rubber for wiping,
The yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and these rubber claws support the rubber body.
The blade rubber of the wiper, wherein a length of the neck portion is gradually increased from the position of the locking claw toward an intermediate position between the two locking claws.

A rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a lip portion extending from the triangular cross section and contacting the window glass. In windshield blade rubber for wiping,
The yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and these rubber claws support the rubber body.
A wiper blade rubber, wherein the width of the neck portion is gradually increased from an intermediate position between the two locking claws toward a locking claw position.

A rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a lip portion extending from the triangular cross section and contacting the window glass. In windshield blade rubber for wiping,
The yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and these rubber claws support the rubber body.
The length of the lower portion of the rubber body located below the locking claw is gradually increased from an outer end located outside to a rotation center axis of the wiping toward an inner end. Wiper blade rubber.

A rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a lip portion extending from the triangular cross section and contacting the window glass. In windshield blade rubber for wiping,
The yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and these rubber claws support the rubber body.
Of the three sides of the triangular cross section, the angle of the continuous side connected to the neck portion gradually increases from a right angle set at the locking claw position to an obtuse angle set at an intermediate position between the two locking claws. A wiper blade rubber.

A rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a lip portion extending from the triangular cross section and contacting the window glass. In windshield blade rubber for wiping,
The yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and these rubber claws support the rubber body.
The wiper blade rubber, wherein the length of the lip portion is gradually increased from the position of the locking claw toward an intermediate position between the two locking claws.

A rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a lip portion extending from the triangular cross section and contacting the window glass. In windshield blade rubber for wiping,
The yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and these rubber claws support the rubber body.
The wiper blade rubber, wherein the width of the lip portion is gradually increased from an intermediate position between the two locking claws toward a locking claw position.

A rubber body supported by the yoke, a narrow neck portion extending from the rubber body, a triangular cross section having a substantially triangular cross section extending from the neck portion, and a lip portion extending from the triangular cross section and contacting the window glass. In windshield blade rubber for wiping,
The yoke includes a plurality of locking claws provided at a predetermined pitch, and these rubber claws support the rubber body.
The center of the neck, the center of the triangular cross-section, and the center of the lip are all integral with each other, and the center offset is gradually offset from the locking claw position toward the intermediate position between the two locking claws. A wiper blade rubber characterized by a larger size.