JP2004195115A - エアーマッサージ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】各エアーバッグの排気時間を短時間化するとともに、各エアーバッグを排気するときにエアーバッグ出口や給排気切換用電磁弁で発生する騒音(エアー通過音)を一つのマフラーで消音可能にしたエアーマッサージ機を提供すること。
【解決手段】エアーバッグからの排気を流通させる集合排気管中にエゼクターを設け、エアーポンプから吐出された一部のエアーを1次エアーとしてエアーバッグからのエアーを誘引して排気する。
【選択図】 図1
【解決手段】エアーバッグからの排気を流通させる集合排気管中にエゼクターを設け、エアーポンプから吐出された一部のエアーを1次エアーとしてエアーバッグからのエアーを誘引して排気する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被施療部を押圧するための複数のエアーバッグを備え、このエアーバッグを給排気することによりマッサージを行うエアーマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
被施療部を押圧するための複数のエアーバッグを備え、このエアーバッグを給排気することによりマッサージを行うエアーマッサージ機としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものが従来知られている。この従来のものでは、敷き布団やマットレスのような敷き寝具の上面に4個の空気袋(エアーバッグ)が配置され、エアーコンプレッサー(エアーポンプ)の吐出側に1個の消音器(マフラー)を介して分配弁が接続され、またこの分配弁から4本のホースにより4個のエアーバッグが接続されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−89539号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、上述のエアーマッサージ機では、エアーコンプレッサーから吐出されたエアーは、消音器、分配弁、空気袋を接続するエアーホースを介して空気袋に供給される。その際、エアーコンプレッサーの駆動により騒音が発生する。また、上述のエアーマッサージ機においては、空気袋からエアーが排出される際及び空気袋から排気されるエアーが分配弁を通過する際にエアー通過音が発生するが、このエアー通過音は前述のマフラーでは消音することができないという問題があった。また、各空気袋のエアーの排出は、空気袋を大気に開放するだけであるので時間が長くなるという問題があった。
【0005】
本発明はこのような従来技術の問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、各エアーバッグの排気時間を短時間化するとともに、各エアーバッグを排気するときにエアーバッグ出口や給排気切換用電磁弁で発生する騒音を一つのマフラーで消音可能にしたエアーマッサージ機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るエアーマッサージ機は、被施療部を押圧するための複数のエアーバッグと、エアーバッグにエアーを供給するエアーポンプと、エアーポンプから吐出された吐出エアーを各エアーバッグに供給する分岐給気管と、各分岐給気管に接続された給排気切換用電磁弁と、各給排気切換用電磁弁と各エアーバッグとを接続する入口配管と、各給排気切換用電磁弁の切り換えによりエアーバッグのエアーを入口配管を介して排気可能とするように給排気切換用電磁弁に接続された分岐排気管と、分岐排気管を集合する集合排気管と、1次エアーを導入する接続口がエアーポンプの吐出側に接続され、誘引エアーを導入する接続口が集合排気管に接続されたエゼクターと、エゼクターのエアー吐出側に設けられた1個のマフラーとを備えてなることを特徴とする。
【0007】
このエアーマッサージ機によれば、エアーバッグから排気するエアーは給排気切換用電磁弁及び分岐排気管を介して1本の集合排気管を介して排出される。また、この排気は、集合排気管に接続されたエゼクターにおいて、エアーポンプから供給される1次エアーにより誘引されるので排気時間が短縮される。したがって、エアーバッグを速い周期で膨張収縮させることができる。また、このエゼクターの突出側にマフラーが接続されているので、各エアーバッグの出口や各給排気切換用電磁弁で発生する騒音(エアー通過音)をこの一つのマフラーで低下させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施の形態に係るエアーマッサージ機を図1〜図5に基づいて説明する。図1は本発明に係るエアーマッサージ機の概略構成図である。図2は同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、一つのエアーバッグを給気し、残部のエアーバッグを排気している状態を示す。図3は同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、他の一つのエアーバッグを給気し、残部のエアーバッグを排気している状態を示す。図4は同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、全てのエアーバッグを給気している状態を示す。
【0009】
実施の形態1に係るエアーマッサージ機は、図1に示すように、このエアーマッサージ機本体としてのマット1、マット1上面に配設された3個のエアーバッグ2、3、4、このエアーバッグ2、3、4にエアーを給気し、又はこのエアーバッグ2、3、4のエアーを排気する給排気回路5などから構成されている。
【0010】
マット1は、身体支持台として平面視長方形状でかつ肉厚に形成されている。また、マット1は、例えば通気性を有する発泡ウレタンフォームなどからなる軟質部材により構成されている。
エアーバッグ2、3、4は、マット1上において、使用者が仰向けに横たわった場合に、使用者の脚部をマッサージできるように配設されている。
【0011】
給排気回路5は、適宜の運転モードでエアーバッグ2、3、4にエアーを給気し、又はエアーバッグ2、3、4のエアーを排気するものである。また、給排気回路5は、エアーポンプ10、エアーポンプ10から吐出されたエアーを供給する主給気管11、主給気管11から分岐された分岐給気管12、13、14、この分岐給気管12、13、14に接続された給排気切換用電磁弁(この場合三方電磁弁)15、16、17、この三方電磁弁15、16、17とエアーバッグ2、3、4とを連通するエアーバッグ2、3、4の入口配管21、22、23、三方電磁弁15、16、17の排気口に接続された分岐排気管24、25、26、この分岐排気管24、25、26を集合する集合排気管27、集合排気管27に接続されたエゼクター29、エゼクター29の1次エアー導入口29aと主給気管11とを接続する1次エアー導入管30、1次エアー導入管30中に設けられた逆止弁付電磁弁31、エゼクター29の排出側に設けられた膨張型マフラー32などから構成されている。
【0012】
なお、三方電磁弁15、16、17は、分岐給気管12、13、14と入口配管21、22、23とを連通する導通位置(給気位置)Aと、エアーバッグ2、3、4からの排気を分岐排気管24、25、26を介して排気可能とするように入口配管21、22、23と分岐排気管24、25、26とを連通する開放位置(排気位置)Bとの間で切換可能とされている。なお、三方電磁弁15、16、17は、導通位置Aに切り換えられたときに、分岐給気管12、13、14からのエアーを入口配管21、22、23を介してエアーバッグ2、3、4に供給することができ、開放位置Bに切り換えられたときに、エアーバッグ2、3、4のエアーを入口配管21、22、23を介して分岐排気管24、25、26に導くことができる。
また、逆止弁付電磁弁31は、主給気管11とエゼクター29の1次エアー導入口29aとを連通する開位置C(図2、図3の状態)と、エアーポンプ10からのエアーをエゼクター29に流れないように逆止弁で閉鎖する閉位置D(図4の状態)との間で切換可能に構成されている。なお、逆止弁付電磁弁31は、開位置Cに切り換えられたときに、エアーポンプ10からのエアーを1次エアーとしてエゼクター29に供給することができ、閉位置Dに切り換えられたときに、エアーポンプ10からエゼクター29への1次エアーの流通を停止させ、エアーポンプ10からの吐出エアーの全量を分岐給気管12、13、14を介してエアーバッグ2、3、4に導入することができる。
【0013】
上記のように構成されたエアーマッサージ機において、エアーバッグ2を膨張させエアーバッグ3、4を排気状態とするときは、図2のように、三方電磁弁15を導通位置Aとし、三方電磁弁16、17を開放位置Bとし、更に、逆止弁付電磁弁31を開位置Cとするように切り換える。
これにより、エアーポンプ10から吐出された圧縮エアーは、主給気管11、分岐給気管12、三方電磁弁15、入口配管21を介してエアーバッグ2へ供給される。また、エアーポンプ10から吐出される圧縮エアーの一部は、1次エアー導入管30及び逆止弁付電磁弁31を介してエゼクター29に対し1次エアーとして供給される。一方、エアーバッグ3、4のエアーは入口配管22、23、三方電磁弁16、17及び集合排気管27を介しエゼクター29に導かれる。そして、エゼクター29で1次エアーにより誘引されて膨張型マフラー32を介して外部に排出される。
【0014】
また、上記のように構成されたエアーマッサージ機において、エアーバッグ3を膨張させエアーバッグ2、4を排気状態とするときは、図3のように、三方電磁弁16を導通位置Aとし、三方電磁弁15、17を開放位置Bとし、更に、逆止弁付電磁弁31を開位置Cとするように切り換える。
これにより、エアーポンプ10から吐出された圧縮エアーは、主給気管11、分岐給気管13、三方電磁弁16、入口配管22を介してエアーバッグ3へ供給される。また、エアーポンプ10から吐出される圧縮エアーの一部は、1次エアー導入管30及び逆止弁付電磁弁31を介してエゼクター29に対し1次エアーとして供給される。一方、エアーバッグ2、4のエアーは入口配管21、23、三方電磁弁15、17及び集合排気管27を介しエゼクター29に導かれる。そして、エゼクター29で1次エアーにより誘引されて膨張型マフラー32を介して外部に排出される。
【0015】
また、上記のように構成されたエアーマッサージ機において、エアーバッグ4を膨張させエアーバッグ2、3を排気状態とするときは、詳しくは説明しないが、上記の場合に準じて三方電磁弁15、16、17及び逆止弁付電磁弁31を操作すればよい。
【0016】
また、上記のように構成されたエアーマッサージ機において、全てのエアーバッグ2、3、4を給気状態とするときは、図4のように、三方電磁弁15、16、17を導通位置Aとし、更に、逆止弁付電磁弁31を閉位置Dとするように切り換える。
これにより、エアーポンプ10から吐出された圧縮エアーは、エゼクター29へ流れることがなく、全て主給気管11を通過して分岐給気管13、14、15に分流され、三方電磁弁15、16、17、入口配管21、22、23を介してエアーバッグ2、3、4へ供給される。
【0017】
以上のように構成された本実施の形態に係るエアーマッサージ機によれば、エアーバッグ2、3、4から排気するエアーは三方電磁弁15、16、17及び分岐排気管24、25、26を介して1本の集合排気管27を介して排出される。また、この排気は、集合排気管27に接続されたエゼクター29により、エアーポンプ10から供給されるエアーを1次エアーとして誘引されるので排気時間が短縮される。したがって、エアーバッグ2、3、4を速い周期で膨張収縮させることができる。また、このエゼクター29の出口側にマフラー32が接続されているので、各エアーバッグ2、3、4の出口や各三方電磁弁15、16、17で発生する騒音(冷媒通過音)をこの一つのマフラー32で消音(低下)させることができる。
【0018】
なお、上記実施の形態において、エアーバッグ2、3、4は、3個の例を示したが、この個数に限定されるものではない。
また、エアーバッグ2、3、4は、脚部をマッサージするものとして記載したが腰部などの他の被施療部をマッサージするものとしてもよい。
また、本実施の形態においては、マット1上にエアーバッグ2、3、4を配置する所謂マット式エアーマッサージ機について例示したが、これに限定されるものではなく椅子式等の他の形式のエアーマッサージ機に応用できることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】
この発明のエアーマッサージ機によれば、エアーバッグの膨張収縮を早くすることができるとともに、エアーバッグ排気時の騒音(エアー通過音)を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアーマッサージ機の概略構成図である。
【図2】同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、一のエアーバッグを給気し、残部のエアーバッグを排気している状態を示す。
【図3】同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、他の一のエアーバッグを給気し、残部のエアーバッグを排気している状態を示す。
【図4】同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、全てのエアーバッグを給気している状態を示す。
【符号の説明】
1 マット
2〜4 エアーバッグ
5 給排気回路
10 エアーポンプ
11 主給気管
12〜14 分岐給気管
15〜17 給排気切換用電磁弁(三方電磁弁)
21〜23 入口配管
24〜26 分岐排気管
27 集合排気管
29 エゼクター
29a 次エアー導入口
30 次エアー導入管
31 逆止弁付電磁弁
32 (膨張型)マフラー
【発明の属する技術分野】
本発明は、被施療部を押圧するための複数のエアーバッグを備え、このエアーバッグを給排気することによりマッサージを行うエアーマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
被施療部を押圧するための複数のエアーバッグを備え、このエアーバッグを給排気することによりマッサージを行うエアーマッサージ機としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものが従来知られている。この従来のものでは、敷き布団やマットレスのような敷き寝具の上面に4個の空気袋(エアーバッグ)が配置され、エアーコンプレッサー(エアーポンプ)の吐出側に1個の消音器(マフラー)を介して分配弁が接続され、またこの分配弁から4本のホースにより4個のエアーバッグが接続されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−89539号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、上述のエアーマッサージ機では、エアーコンプレッサーから吐出されたエアーは、消音器、分配弁、空気袋を接続するエアーホースを介して空気袋に供給される。その際、エアーコンプレッサーの駆動により騒音が発生する。また、上述のエアーマッサージ機においては、空気袋からエアーが排出される際及び空気袋から排気されるエアーが分配弁を通過する際にエアー通過音が発生するが、このエアー通過音は前述のマフラーでは消音することができないという問題があった。また、各空気袋のエアーの排出は、空気袋を大気に開放するだけであるので時間が長くなるという問題があった。
【0005】
本発明はこのような従来技術の問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、各エアーバッグの排気時間を短時間化するとともに、各エアーバッグを排気するときにエアーバッグ出口や給排気切換用電磁弁で発生する騒音を一つのマフラーで消音可能にしたエアーマッサージ機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るエアーマッサージ機は、被施療部を押圧するための複数のエアーバッグと、エアーバッグにエアーを供給するエアーポンプと、エアーポンプから吐出された吐出エアーを各エアーバッグに供給する分岐給気管と、各分岐給気管に接続された給排気切換用電磁弁と、各給排気切換用電磁弁と各エアーバッグとを接続する入口配管と、各給排気切換用電磁弁の切り換えによりエアーバッグのエアーを入口配管を介して排気可能とするように給排気切換用電磁弁に接続された分岐排気管と、分岐排気管を集合する集合排気管と、1次エアーを導入する接続口がエアーポンプの吐出側に接続され、誘引エアーを導入する接続口が集合排気管に接続されたエゼクターと、エゼクターのエアー吐出側に設けられた1個のマフラーとを備えてなることを特徴とする。
【0007】
このエアーマッサージ機によれば、エアーバッグから排気するエアーは給排気切換用電磁弁及び分岐排気管を介して1本の集合排気管を介して排出される。また、この排気は、集合排気管に接続されたエゼクターにおいて、エアーポンプから供給される1次エアーにより誘引されるので排気時間が短縮される。したがって、エアーバッグを速い周期で膨張収縮させることができる。また、このエゼクターの突出側にマフラーが接続されているので、各エアーバッグの出口や各給排気切換用電磁弁で発生する騒音(エアー通過音)をこの一つのマフラーで低下させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施の形態に係るエアーマッサージ機を図1〜図5に基づいて説明する。図1は本発明に係るエアーマッサージ機の概略構成図である。図2は同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、一つのエアーバッグを給気し、残部のエアーバッグを排気している状態を示す。図3は同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、他の一つのエアーバッグを給気し、残部のエアーバッグを排気している状態を示す。図4は同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、全てのエアーバッグを給気している状態を示す。
【0009】
実施の形態1に係るエアーマッサージ機は、図1に示すように、このエアーマッサージ機本体としてのマット1、マット1上面に配設された3個のエアーバッグ2、3、4、このエアーバッグ2、3、4にエアーを給気し、又はこのエアーバッグ2、3、4のエアーを排気する給排気回路5などから構成されている。
【0010】
マット1は、身体支持台として平面視長方形状でかつ肉厚に形成されている。また、マット1は、例えば通気性を有する発泡ウレタンフォームなどからなる軟質部材により構成されている。
エアーバッグ2、3、4は、マット1上において、使用者が仰向けに横たわった場合に、使用者の脚部をマッサージできるように配設されている。
【0011】
給排気回路5は、適宜の運転モードでエアーバッグ2、3、4にエアーを給気し、又はエアーバッグ2、3、4のエアーを排気するものである。また、給排気回路5は、エアーポンプ10、エアーポンプ10から吐出されたエアーを供給する主給気管11、主給気管11から分岐された分岐給気管12、13、14、この分岐給気管12、13、14に接続された給排気切換用電磁弁(この場合三方電磁弁)15、16、17、この三方電磁弁15、16、17とエアーバッグ2、3、4とを連通するエアーバッグ2、3、4の入口配管21、22、23、三方電磁弁15、16、17の排気口に接続された分岐排気管24、25、26、この分岐排気管24、25、26を集合する集合排気管27、集合排気管27に接続されたエゼクター29、エゼクター29の1次エアー導入口29aと主給気管11とを接続する1次エアー導入管30、1次エアー導入管30中に設けられた逆止弁付電磁弁31、エゼクター29の排出側に設けられた膨張型マフラー32などから構成されている。
【0012】
なお、三方電磁弁15、16、17は、分岐給気管12、13、14と入口配管21、22、23とを連通する導通位置(給気位置)Aと、エアーバッグ2、3、4からの排気を分岐排気管24、25、26を介して排気可能とするように入口配管21、22、23と分岐排気管24、25、26とを連通する開放位置(排気位置)Bとの間で切換可能とされている。なお、三方電磁弁15、16、17は、導通位置Aに切り換えられたときに、分岐給気管12、13、14からのエアーを入口配管21、22、23を介してエアーバッグ2、3、4に供給することができ、開放位置Bに切り換えられたときに、エアーバッグ2、3、4のエアーを入口配管21、22、23を介して分岐排気管24、25、26に導くことができる。
また、逆止弁付電磁弁31は、主給気管11とエゼクター29の1次エアー導入口29aとを連通する開位置C(図2、図3の状態)と、エアーポンプ10からのエアーをエゼクター29に流れないように逆止弁で閉鎖する閉位置D(図4の状態)との間で切換可能に構成されている。なお、逆止弁付電磁弁31は、開位置Cに切り換えられたときに、エアーポンプ10からのエアーを1次エアーとしてエゼクター29に供給することができ、閉位置Dに切り換えられたときに、エアーポンプ10からエゼクター29への1次エアーの流通を停止させ、エアーポンプ10からの吐出エアーの全量を分岐給気管12、13、14を介してエアーバッグ2、3、4に導入することができる。
【0013】
上記のように構成されたエアーマッサージ機において、エアーバッグ2を膨張させエアーバッグ3、4を排気状態とするときは、図2のように、三方電磁弁15を導通位置Aとし、三方電磁弁16、17を開放位置Bとし、更に、逆止弁付電磁弁31を開位置Cとするように切り換える。
これにより、エアーポンプ10から吐出された圧縮エアーは、主給気管11、分岐給気管12、三方電磁弁15、入口配管21を介してエアーバッグ2へ供給される。また、エアーポンプ10から吐出される圧縮エアーの一部は、1次エアー導入管30及び逆止弁付電磁弁31を介してエゼクター29に対し1次エアーとして供給される。一方、エアーバッグ3、4のエアーは入口配管22、23、三方電磁弁16、17及び集合排気管27を介しエゼクター29に導かれる。そして、エゼクター29で1次エアーにより誘引されて膨張型マフラー32を介して外部に排出される。
【0014】
また、上記のように構成されたエアーマッサージ機において、エアーバッグ3を膨張させエアーバッグ2、4を排気状態とするときは、図3のように、三方電磁弁16を導通位置Aとし、三方電磁弁15、17を開放位置Bとし、更に、逆止弁付電磁弁31を開位置Cとするように切り換える。
これにより、エアーポンプ10から吐出された圧縮エアーは、主給気管11、分岐給気管13、三方電磁弁16、入口配管22を介してエアーバッグ3へ供給される。また、エアーポンプ10から吐出される圧縮エアーの一部は、1次エアー導入管30及び逆止弁付電磁弁31を介してエゼクター29に対し1次エアーとして供給される。一方、エアーバッグ2、4のエアーは入口配管21、23、三方電磁弁15、17及び集合排気管27を介しエゼクター29に導かれる。そして、エゼクター29で1次エアーにより誘引されて膨張型マフラー32を介して外部に排出される。
【0015】
また、上記のように構成されたエアーマッサージ機において、エアーバッグ4を膨張させエアーバッグ2、3を排気状態とするときは、詳しくは説明しないが、上記の場合に準じて三方電磁弁15、16、17及び逆止弁付電磁弁31を操作すればよい。
【0016】
また、上記のように構成されたエアーマッサージ機において、全てのエアーバッグ2、3、4を給気状態とするときは、図4のように、三方電磁弁15、16、17を導通位置Aとし、更に、逆止弁付電磁弁31を閉位置Dとするように切り換える。
これにより、エアーポンプ10から吐出された圧縮エアーは、エゼクター29へ流れることがなく、全て主給気管11を通過して分岐給気管13、14、15に分流され、三方電磁弁15、16、17、入口配管21、22、23を介してエアーバッグ2、3、4へ供給される。
【0017】
以上のように構成された本実施の形態に係るエアーマッサージ機によれば、エアーバッグ2、3、4から排気するエアーは三方電磁弁15、16、17及び分岐排気管24、25、26を介して1本の集合排気管27を介して排出される。また、この排気は、集合排気管27に接続されたエゼクター29により、エアーポンプ10から供給されるエアーを1次エアーとして誘引されるので排気時間が短縮される。したがって、エアーバッグ2、3、4を速い周期で膨張収縮させることができる。また、このエゼクター29の出口側にマフラー32が接続されているので、各エアーバッグ2、3、4の出口や各三方電磁弁15、16、17で発生する騒音(冷媒通過音)をこの一つのマフラー32で消音(低下)させることができる。
【0018】
なお、上記実施の形態において、エアーバッグ2、3、4は、3個の例を示したが、この個数に限定されるものではない。
また、エアーバッグ2、3、4は、脚部をマッサージするものとして記載したが腰部などの他の被施療部をマッサージするものとしてもよい。
また、本実施の形態においては、マット1上にエアーバッグ2、3、4を配置する所謂マット式エアーマッサージ機について例示したが、これに限定されるものではなく椅子式等の他の形式のエアーマッサージ機に応用できることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】
この発明のエアーマッサージ機によれば、エアーバッグの膨張収縮を早くすることができるとともに、エアーバッグ排気時の騒音(エアー通過音)を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアーマッサージ機の概略構成図である。
【図2】同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、一のエアーバッグを給気し、残部のエアーバッグを排気している状態を示す。
【図3】同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、他の一のエアーバッグを給気し、残部のエアーバッグを排気している状態を示す。
【図4】同エアーマッサージ機の給排気回路図であって、全てのエアーバッグを給気している状態を示す。
【符号の説明】
1 マット
2〜4 エアーバッグ
5 給排気回路
10 エアーポンプ
11 主給気管
12〜14 分岐給気管
15〜17 給排気切換用電磁弁(三方電磁弁)
21〜23 入口配管
24〜26 分岐排気管
27 集合排気管
29 エゼクター
29a 次エアー導入口
30 次エアー導入管
31 逆止弁付電磁弁
32 (膨張型)マフラー
Claims (1)
- 被施療部を押圧するための複数のエアーバッグと、エアーバッグにエアーを供給するエアーポンプと、エアーポンプから吐出された吐出エアーを各エアーバッグに供給する分岐給気管と、各分岐給気管に接続された給排気切換用電磁弁と、各給排気切換用電磁弁と各エアーバッグとを接続する入口配管と、各給排気切換用電磁弁の切り換えによりエアーバッグのエアーを入口配管を介して排気可能とするように給排気切換用電磁弁に接続された分岐排気管と、分岐排気管を集合する集合排気管と、1次エアーを導入する接続口がエアーポンプの吐出側に接続され、誘引エアーを導入する接続口が集合排気管に接続されたエゼクターと、エゼクターのエアー吐出側に設けられた1個のマフラーとを備えてなることを特徴とするエアーマッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370540A JP2004195115A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | エアーマッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002370540A JP2004195115A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | エアーマッサージ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004195115A true JP2004195115A (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=32766430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002370540A Withdrawn JP2004195115A (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | エアーマッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004195115A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111301628A (zh) * | 2020-03-30 | 2020-06-19 | 大连海事大学 | 一种带有气体引射器的船舶防倾气囊装置 |
JP2020137903A (ja) * | 2019-03-01 | 2020-09-03 | 日東工器株式会社 | エアマッサージ器用圧迫具およびエアマッサージ器用圧迫具を備えるエアマッサージ装置 |
KR102221536B1 (ko) * | 2020-07-15 | 2021-03-02 | 박병성 | 공압식 지압장치 |
-
2002
- 2002-12-20 JP JP2002370540A patent/JP2004195115A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020137903A (ja) * | 2019-03-01 | 2020-09-03 | 日東工器株式会社 | エアマッサージ器用圧迫具およびエアマッサージ器用圧迫具を備えるエアマッサージ装置 |
CN111301628A (zh) * | 2020-03-30 | 2020-06-19 | 大连海事大学 | 一种带有气体引射器的船舶防倾气囊装置 |
KR102221536B1 (ko) * | 2020-07-15 | 2021-03-02 | 박병성 | 공압식 지압장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050506 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20060823 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |