JP2004194587A

JP2004194587A - Rotary tiller

Info

Publication number: JP2004194587A
Application number: JP2002368354A
Authority: JP
Inventors: Toshiyuki Yasukura; 敏行安倉; Katsunari Nagaya; 克成長屋; Noboru Fujiwara; 昇藤原
Original assignee: Kobashi Industries Co Ltd; Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Current assignee: Kobashi Industries Co Ltd; Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date: 2002-12-19
Filing date: 2002-12-19
Publication date: 2004-07-15
Anticipated expiration: 2022-12-19
Also published as: JP4171294B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a rotary tiller corresponding to a tilling operation from shallow tillage to deep tillage. <P>SOLUTION: A fulcrum shaft 27 for pivotally supporting a rear cover 28 freely turnable in the front and rear direction, installed in the rear part of a main cover 12 at the upper part of a rotary 8 for tillage, so as to be freely turnable, is installed so as to be freely moved and regulated between a normal tilling position at the vicinity of the rear part of the main cover 12, and a deep tilling position separated in the aslant rear upper direction from the normal tilling position, and is constituted so as to be moved by turning by centering a horizontal shaft 19 installed in the upper part of the rear part of the main cover 12. The fulcrum shaft 27 is moved through an arm 22 by an expanding and contracting structure 40 so as to be turnable. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、圃場の耕耘を行うロータリ耕耘装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
【特許文献１】特許第２６７３８１７号公報
上記特許文献１には、ロータリ式の耕耘装置において、ロータリの後方を覆うエプロン（リヤカバー）の回動支点軸を平行リンク機構によって略平行に上下に移動させて、上記ロータリ耕耘装置を幅広い耕耘深さに対応させるものが記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
通常上記特許文献１に記載されているようなロータリ耕耘装置には、ロータリの上方を覆うメインカバーと、ロータリ後方の上方側を覆うリヤカバーとが設けられており、耕耘作業時にリヤカバーが揺動しながら後方に排出される耕耘土の均平を行うように構成されている。
【０００４】
このときロータリにより耕耘される耕耘土は、ロータリとメインカバーとの間で前方側に持ち回され、この耕耘土の持ち回り時に土塊が砕土されて砕土性が向上し、圃場の凹凸を持回り土で埋め均すことにより均平性が向上するように構成されている。
【０００５】
ただし上記耕耘土の持ち回り性は、リヤカバーの揺動支点位置が圃場面により近い方が耕耘土の持ち回り性が高くなり、逆にリヤカバーの揺動支点位置が圃場面から離れる方が耕耘土のメインカバーからリヤカバー側への排出性が高くなる。従ってリヤカバーの揺動支点位置を低位置に設けることによって耕耘深さが比較的浅い耕耘作業に適するロータリ耕耘装置に、リヤカバーの揺動支点位置を高位置に設けることによって耕耘深さが比較的深い耕耘作業に適するロータリ耕耘装置になる。
【０００６】
特に上記耕耘土の排出性が低いロータリ耕耘装置を用いて、耕耘深さが深い耕耘作業を行うと、メインカバー内に耕耘土が滞留し、ロータリの駆動力が増大するため、この駆動力の制限によって耕耘深さが制限されることになる。このため上記特許文献１に記載のロータリ耕耘装置は、リヤカバーの揺動支点位置を上下方向に可変として、対応可能な耕耘深さを大きく取る構成となっている。
【０００７】
一方リヤカバーの揺動支点位置が、メインカバー側に近いと、耕耘時の耕耘土がリヤカバーの揺動支点部分に滞留し、これによりロータリの駆動力が増大するため、結局この駆動力の制限によって耕耘深さが制限されることになる。ただしこのリヤカバーの揺動支点部分への耕耘土の滞留の問題は、耕耘土を上方に跳ね上げるダウンカットによる耕耘作業を行うロータリに特に多く発生する。
【０００８】
このため上記特許文献１に記載のロータリ耕耘装置は、元来耕耘深さが比較的深い畑作用のロータリ耕耘装置であり、ロータリのアップカットにより耕耘作業を行う構成であるため、上記リヤカバーの揺動支点部分への耕耘土の滞留の問題は少なく、畑作用の耕耘範囲における耕耘深さの対応には十分である。
【０００９】
しかしロータリやリヤカバーの交換、あるいはロータリの回転方向の変更等を行うことなく、ロータリのダウンカットによる比較的耕耘深さが浅い水田での耕耘作業から、比較的耕耘深さが深い畑での耕耘作業までをカバーすることができるロータリ耕耘装置に、上記耕耘深さを対象としている上記特許文献１に記載のロータリ耕耘装置の構成を適用することはできない。
【００１０】
このため本発明は水田や畑における耕耘作業を、ロータリやリヤカバーの交換、あるいはロータリの回転方向の変更等を行うことなく行うことができるロータリ耕耘装置を提供することを課題としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明のロータリ耕耘装置は、耕耘用のロータリ８の上方にメインカバー１２を設け、前記メインカバー１２の後方に前後回動自在にリヤカバー２８を設けたロータリ耕耘装置において、前記リヤカバー２８を回動自在に枢支する支点軸２７を、メインカバー１２の後部に接近する普通耕耘位置と、該普通耕耘位置の斜め後上方に離間する深耕位置に移動調節自在に設けたことを第１の特徴としている。
【００１２】
第２にメインカバー１２の後部上方に横軸１９を設け、リヤカバー２８を回動自在に枢支する支点軸２７を、上記横軸１９を中心に前後揺動自在に支持し、該揺動によって支点軸２７が、普通耕耘位置と深耕位置との間を移動する構成としたことを特徴としている。
【００１３】
第３にメインカバー１２の後部上方の横軸１９にアーム２２を垂下させて取り付け、該アーム２２の先端側に支点軸２７を取り付けるとともに、上記横軸１９を回動させる伸縮機構４０を設け、該伸縮機構４０による横軸１９の回動によって支点軸２７を揺動移動させる構成であることを特徴としている。
【００１４】
第４にメインカバー１２とリヤカバー２８との間に、過負荷回避装置付きサブソイラ４７を設けたことを特徴としている。
【００１５】
【発明の実施の形態】
図１，図２は本発明のロータリ耕耘装置１の側面図及び平面展開図であり、該ロータリ耕耘装置１は、従来同様図示しないトラクタの後方に連結され、トラクタの走行に伴い圃場の耕耘作業を行うものである。
【００１６】
上記ロータリ耕耘装置１は、トラクタ側よりＰＴＯ動力が入力されるギヤケース２からパイプフレーム３が左右に突設され、該パイプフレーム３の一方（左）の外端部にチェーンケース４が、他方（右）の外端部にサイドフレーム６がそれぞれ下方に向かって一体的に取り付けられている。
【００１７】
そして上記サイドフレーム６とチェーンケース４の下部間に、従来同様爪軸に、圃場の耕耘作業を行う耕耘爪が複数突設された耕耘用のロータリ８が回転自在に軸支されており、ギヤケース２に入力される駆動力が、パイプフレーム３及びチェーンケース４に内装された伝動装置を介して爪軸に入力されてロータリ８がダウンカット方向に回転駆動され、圃場の耕耘作業を行うように構成されている。
【００１８】
一方ロータリ８の側方上方側には、パイプフレーム３とチェーンケース４又はサイドフレーム６側に固定されて、上記ロータリ８の側方上方側を覆うサイドカバー１１が設けられており、両サイドカバー１１の間にロータリ８の上方側を覆う側面視で円弧状をなすメインカバー１２が固定されている。なお左右のサイドカバー１１の後方には、第２サイドカバー１３が一体的に固定されている。
【００１９】
また図２，図３に示されるように、上記パイプフレーム３には、ギヤケース２を挟んだ左右にブラケット１６が固定されており、各ブラケット１６の後端部分には、後方に向かって連結板１７が一体的に固定されている。そして左右の連結板１７にはそれぞれ上方に突出する支持板１８が固定されており、左右の支持板１８間に、メインカバー１２の後部上方に位置して横軸１９が回動自在に軸支されている。
【００２０】
さらに上記横軸１９の左右両側には、下方に延出するアーム２２が一体的に固定されており、該アーム２２の下端にブラケット２３を介して横フレーム２４が左右方向に取り付けられている。これにより横フレーム２４は、アーム２２によって横軸１９を中心に前後揺動自在に支持されている。なお左右の支持板１８間には、横軸１９の下方位置にサブソイラ等の作業機取付け用のフレーム２１も固定されている。
【００２１】
そして上記横フレーム２４には、後方に向かって左右に複数のヒンジ２６が設けられており、図２〜図４に示されるように、各ヒンジ２６に挿通される支点軸２７を介して、ロータリ８の後方側を覆うリヤカバー２８の先端が回動自在に軸支されている。なおリヤカバー２８は、図１に示されるように、フレーム２１に吊りロッド２９を介して吊支されている（吊りロッド２９は図２においては中心線のみ記載）。
【００２２】
上記構成によりリヤカバー２８は、支点軸２７を介して横フレーム２４と一体的に横軸１９を揺動軸心とした前後への揺動移動が可能であり、且つパイプフレーム３側（フレーム２１）に、吊りロッド２９で下降位置が規制された状態又は吊りロッド２９に外嵌された加圧スプリング２９ａによって加圧付勢された状態で吊支されて、支点軸２７を揺動軸心として横フレーム２４に対して前後揺動自在に支持されている。
【００２３】
一方上記横フレーム２４の左右両端部は、図４に示されるように、外側からボルト３１により締結できるようになっており、該ボルト３１は、図１，図５に示されるように左右の第２サイドカバー１３に穿設されたガイド孔１３ａに挿通されている。このとき前記左右のガイド孔１３ａは、横軸１９の軸心を中心とした円弧状の長孔となっており、上記のような横軸１９の揺動時に、ボルト３１を介して横フレーム２４の移動をガイドし、両端においてボルト３１の移動、すなわち横フレーム２４の揺動範囲を規制している。
【００２４】
なお横フレーム２４の端面と第２サイドカバー１３の内側面との間には、横フレーム２４側に固定されてナイロン製のスライドカラー３３が介設されており、スライドカラー３３が第２サイドカバー１３に低μで摺接しながら横フレーム１９が揺動移動する。またボルト３１には、ボールベアリング３４が取り付けられており、ボルト３１は該ボールベアリングを介してガイド孔１３ａに接し、ボールベアリング３４によってガイド孔１３ａ内を円滑にスライドする。
【００２５】
そして左右の第２サイドカバー１３の外側面と左右のボルト３１のヘッド３１ａとの間には、座金３６が介設されており、左右のボルト３１を締めこむことによって摩擦力によって横フレーム２４をガイド孔１３ａの範囲内において第２サイドカバー１３に固定することができる。
【００２６】
一方上記横軸１９には下方に突出する左右一対のアーム３７が取り付けられており、両アーム３７の先端間には、回動自在にネジロッド支点ピン３８が設けられている。このとき該ピン３８の両アーム３７間には、軸心に直交してネジロッド３９が挿通されている。
【００２７】
そして上記ネジロッド３９の一端（ピン３８からの突出端部）には、ハンドル４１ａが設けられたパイプ４１が一体的に設けられており、またネジロッド３９の他端は、一端がパイプフレーム３に回動可能に連結されたロッド４３の他端に螺合され、上記パイプ４１，ハンドル４１ａ，ネジロッド３９，ロッド４３等によって、ハンドル４１ａの回転によって、ネジロッド３９のロッド４３からの突出長さを調節することができる螺子式調節機構（伸縮機構）４０が構成されている。
【００２８】
そしてハンドル４１ａを回転させ、螺子式調節機構（伸縮機構）４０を調整（ネジロッド３９のロッド４３からの突出長さの調整）することによって、図３に示されるように、アーム３７を揺動させ、このアーム３７の揺動によって横軸１９を回動させ、アーム２２を揺動させることができる。
【００２９】
すなわち左右のボルト３１を緩め、横フレーム２４を第２サイドカバー１３に対して揺動自在とした状態においては、ハンドル４１ａの回転によってリヤカバー２８（支点軸２７）を横軸１９を揺動軸心として容易に前後に揺動移動させ、支点軸２７の所定の位置でハンドル４１ａの回転を停止することによって、支点軸２７の前後位置を位置決め固定することができる。
【００３０】
そしてこの支点軸２７の所定の位置でボルト３１を締めこむことによってリヤカバー２８（支点軸２７）の前後位置を２次的に固定し、リヤカバー２８の前後位置を確実に位置決め固定することができる。なお本実施形態においては、上記のように横軸１９を回動させ、支点軸２７を揺動移動させる伸縮機構として、上記構成の螺子式調節機構４０を使用しているが、伸縮機構を電動シリンダや油圧シリンダ等から構成し、該電動シリンダや油圧シリンダ等を螺子式調節機構４０と同様にパイプフレーム３側とアーム３７との間に設け、上記電動シリンダや油圧シリンダ等を伸縮させることによって、支点軸２７を揺動移動させるように構成することもできる。
【００３１】
一方前記ガイド孔１３ａは、後端位置が前端位置より高位置に位置するように後方に行くに従って高さが高くなるように形成されており、すなわち支点軸２７は後方への移動に従い徐々に高さが高くなる。
【００３２】
そして図１及び図３の実線に示されるように、上記支点軸２７がメインカバー１２の後端側に近接する、支点軸２７の揺動範囲の前端位置を普通耕耘位置とし、標準的な約１５０ｍｍの耕耘深さでの耕耘作業（普通耕耘作業）において、メインカバー１２に接近するリヤカバー２８とメインカバー１２によって、耕耘された耕耘土の前方側への持ち回り量が確保され、砕土性が向上するサイズの空間がロータリ８の後方に形成されるように設定されている。これにより支点軸２７を普通耕耘位置に位置決めすることによって、水田等において普通耕耘作業を円滑に行うことができる。
【００３３】
また図５及び図３の仮想線に示されるように、支点軸２７が上記普通耕耘位置から斜め後上方に離間し、上記空間のサイズが後方及び上方側に広がる支点軸２７の揺動範囲の後端位置を深耕位置とし、標準的な耕耘深さより深く、耕耘作業時の耕耘土の発生が比較的多い約３００ｍｍの耕耘深さでの耕耘作業（深耕作業）において、リヤカバー２８が後方上方に退避することにより、メインカバー１２による該耕耘土の前方側への持ち回りが少なくなり、ロータリ８とリヤカバー２８との間の大きな空間によって、上記耕耘土が後方に円滑に排出されるように設定されている。
【００３４】
このとき耕耘土の前方側への持ち回りが少なくなるだけでなく、支点軸２７が、上方及び後方に移動するため、ダウンカットにより跳ね飛ばされる耕耘土のリヤカバー２８の連結部分（支点軸２７部分）への滞留が防止され、ロータリ８の駆動力の増大が防止されるため、ロータリ８の駆動力の制限による耕耘深さの制限が解消され、支点軸２７を深耕位置に位置決めすることによって、畑等においてより耕耘深さが深い深耕作業を円滑に行うことができる。
【００３５】
なお標準的な耕耘深さに比較して浅い約５０ｍｍの耕耘深さでの耕耘作業（浅耕作業）は、図３に示されるように、支点軸２７を普通耕耘位置に位置決めすることにより、リヤカバー２８の支点軸２７を揺動軸心とした前後揺動によって、普通耕耘作業の場合と同様に、耕耘土の持ち回り量を確保して円滑に行うことができる。これにより支点軸２７を普通耕耘位置に位置決めすることによって、水田における代掻き作業等のような耕耘深さが浅い浅耕耘作業を行うことができる。
【００３６】
また本実施形態においては、パイプフレーム３の前方側に支持ロッド５０を介して上下昇降自在にゲージ輪４５が設けられており、該ゲージ輪４５を昇降させることによって耕耘深さを設定し、このゲージ輪４５によって設定された耕耘深さに基づきロータリ耕耘装置１が耕耘作業を行うように設定されている。
【００３７】
以上により結局本ロータリ耕耘装置１は、支点軸２７の移動によるリヤカバー２８の前後揺動移動によって、浅耕作業から深耕作業までの耕耘作業に対応可能であり、各深さでの耕耘作業を円滑に行うことができ、水田に比較してより深い耕耘深さでの耕耘作業が求められる畑においてもロータリ８やリヤカバー２８の交換等を行うことなく、且つロータリ８の回転方向を変更することなく耕耘作業を円滑に行うことができる。
【００３８】
なお図１と図５との比較により明らかなように、上記支点軸２７は、深耕位置において、普通耕耘位置に比較して高位置に配置されるため、支点軸２７の移動に伴うリヤカバー２８の接地角度の変化が少なく、耕耘深さによって整地性が悪化することは無い。
【００３９】
一方図２，図３に示されるように、支点軸２７を深耕位置にして、前述のフレーム２１に、左右スライド自在にサブソイラブラケット４６を取り付け、該サブソイラブラケット４６にサブソイラ４７を取り付けることによって、特に深耕作業において、耕盤破壊作業を容易に行なうことができる。
【００４０】
このとき上記サブソイラ４７は、サブソイラブラケット４６に支持される本体４８と、該本体４８の先端に取り付けられる刃部４９とからなり、本体４８と刃部４９とは、上方の固定ボルト５５とシャーボルト５１によって連結されている。そしてこのサブソイラ４７は、サブソイラ４７側（刃部４９）に過負荷がかかると、シャーボルト５１が折損することによって、過負荷を回避する過負荷回避装置が備えられている。
【００４１】
このため耕盤破壊作業時に過負荷等によってシャーボルト５１が折損した場合に、刃部４９は図５の仮想線に示されるように、後方に屈曲するが、リヤカバー２８の支点軸２７が後方上方に移動しているため、刃部４９とリヤカバー２８とが当接することが防止され、リヤカバー２８の破損等が防止される。
【００４２】
【発明の効果】
以上のように構成される本発明の構成によると、普通耕耘位置にあるリヤカバーの支点軸を、深耕位置に移動させることにより、該支点軸が上方及び後方に移動し、ロータリとリヤカバーとの間に形成される空間が、上方及び後方側に拡大する。
【００４３】
これにより上記支点軸を普通耕耘位置にセットした場合に、標準的な耕耘深さでの耕耘作業（普通耕耘作業）において、耕耘された耕耘土の前方側への持ち回り量が確保され、砕土性が向上し、普通耕耘作業を円滑に行うことができるように設定した場合でも、上記支点軸を深耕位置に移動させると、上記空間の拡大により、深耕作業により増大する耕耘土のメインカバーによる前方側への持ち回りが少なくなり、且つ上記耕耘土が後方に円滑に排出されるため、深耕作業を円滑に行うことができる。
【００４４】
また支点軸を深耕位置に移動させることによって、支点軸が上方及び後方に移動し、ロータリをダウンカット方向に回転させて耕耘を行う場合でも、ダウンカットにより跳ね飛ばされる耕耘土の支点軸部分への滞留が防止され、ロータリの駆動力の増大が防止されるため、ロータリの駆動力の制限による耕耘深さの制限が解消され、畑等においてより耕耘深さが深い深耕作業を円滑に行うことができる。
【００４５】
従って水田に比較してより深い耕耘深さでの耕耘作業が求められる畑においてもロータリやリヤカバーの交換等を行うことなく、耕耘作業を円滑に行うことができ、水田及び畑作共用のロータリ耕耘装置を構成することができるという効果がある。このとき上記支点軸は、深耕位置において、普通耕耘位置に比較して高位置に配置されるため、支点軸の移動に伴うリヤカバーの接地角度の変化が少なく、耕耘深さによって整地性が悪化するということは無い。
【００４６】
なお支点軸を横軸を中心に揺動させて移動させる構成とすることによって、支点軸の移動機構を簡単に構成することができるという効果があり、また伸縮機構によって横軸を回動させ、支点軸を移動させる構造とすることによって、支点軸の移動、すなわちリヤカバーの移動操作を容易に行うことができるという利点がある。
【００４７】
そしてメインカバーとリヤカバーとの間に、過負荷回避装置付きサブソイラを設けた場合、通常サブソイラは深耕作業時に使用するため、耕盤破壊作業時に過負荷等によってサブソイラの刃部が後方に屈曲しても、リヤカバーの支点軸が上方及び後方に移動しており、サブソイラ側とリヤカバー側との当接が防止され、リヤカバーの破損等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図１】普通耕耘作業時のロータリ作業機の側面図である。
【図２】ロータリ作業機の平面展開図である。
【図３】ロータリ作業機の要部側面図である。
【図４】横フレームの端部分の平面断面図である。
【図５】深耕作業時のロータリ作業機の側面図である。
【符号の説明】
８ロータリ
１２メインカバー
１９横軸
２２アーム
２７支点軸
２８リヤカバー
４０螺子式調節機構（伸縮機構）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotary tillage device for plowing a field.
[0002]
[Prior art]
[Patent Document 1] Japanese Patent No. 2673817 [Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2673817 discloses a rotary tilling device in which a rotating fulcrum axis of an apron (rear cover) that covers the rear of a rotary is moved up and down substantially in parallel by a parallel link mechanism. In addition, there is described an apparatus in which the rotary tillage device is adapted to a wide range of tillage depth.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Usually, a rotary tilling device as described in Patent Document 1 described above is provided with a main cover that covers the upper part of the rotary and a rear cover that covers the upper part behind the rotary, and the rear cover swings during tilling work. It is configured to level the tilled soil that is discharged backward while doing so.
[0004]
At this time, the cultivated soil cultivated by the rotary is held forward between the rotary and the main cover, and when the cultivated soil is rotated, the soil mass is crushed to improve the crushability, and the soil with the unevenness of the field is rotated. It is configured so that leveling is improved by leveling.
[0005]
However, the revolving property of the cultivated soil is higher when the swinging fulcrum position of the rear cover is closer to the field scene, the higher the rotating property of the cultivated soil is. The discharge property from the cover to the rear cover side is increased. Therefore, by providing the swinging fulcrum position of the rear cover at a low position, the tillage depth is relatively deep by providing the swinging fulcrum position of the rear cover at a high position in a rotary tillage device suitable for tillage work in which the tillage depth is relatively shallow. It becomes a rotary tilling device suitable for tilling work.
[0006]
In particular, when a cultivation operation with a deep tilling depth is performed using a rotary tilling apparatus having a low dischargeability of the cultivated soil, the cultivated soil stays in the main cover, and the driving force of the rotary increases. The restriction will limit the tilling depth. For this reason, the rotary tillage device described in Patent Literature 1 has a configuration in which the swing fulcrum position of the rear cover is made variable in the up-down direction so that the corresponding tillable depth is large.
[0007]
On the other hand, if the swing fulcrum position of the rear cover is close to the main cover side, the cultivated soil at the time of tilling stays at the swing fulcrum portion of the rear cover, thereby increasing the driving force of the rotary. The tillage depth will be limited. However, the problem of stagnation of the cultivated soil at the swinging fulcrum of the rear cover occurs particularly frequently in a rotary that performs a tilling operation by a down cut in which the tilled soil is flipped upward.
[0008]
For this reason, the rotary tilling device described in Patent Document 1 is a rotary tilling device that originally has a relatively deep tilling depth and a field effect, and is configured to perform the tilling operation by a rotary up-cut. There is little problem of the tilling soil staying at the fulcrum, and it is enough to cope with the tilling depth in the tilling range of the field effect.
[0009]
However, without replacing the rotary or rear cover, or changing the rotation direction of the rotary, the tillage from paddy fields with relatively shallow tillage due to the rotary downcut can be replaced by plowing in fields with relatively deep tillage depth. The configuration of the rotary tilling device described in Patent Literature 1 that targets the tilling depth cannot be applied to a rotary tilling device that can cover up to work.
[0010]
Therefore, an object of the present invention is to provide a rotary tillage device capable of performing tillage work in a paddy field or a field without changing a rotary or a rear cover or changing a rotation direction of the rotary.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
A rotary tillage device according to the present invention for solving the above-mentioned problem is a rotary tillage device in which a main cover 12 is provided above a rotary till 8 and a rear cover 28 is provided behind the main cover 12 so as to be able to rotate back and forth. A fulcrum shaft 27 that pivotally supports the rear cover 28 is provided so as to be movable and adjustable between a normal tilling position approaching the rear portion of the main cover 12 and a deep tilling position that is separated from the normal tilling position obliquely rearward and upward. This is the first feature.
[0012]
Secondly, a horizontal shaft 19 is provided above the rear part of the main cover 12, and a fulcrum shaft 27 for rotatably supporting the rear cover 28 is supported so as to be swingable back and forth about the horizontal shaft 19. The fulcrum shaft 27 is configured to move between a normal tillage position and a deep tillage position.
[0013]
Third, the arm 22 is attached to the horizontal shaft 19 above the rear part of the main cover 12 by hanging the arm 22, the fulcrum shaft 27 is mounted on the distal end side of the arm 22, and a telescopic mechanism 40 for rotating the horizontal shaft 19 is provided. The fulcrum shaft 27 is swingably moved by the rotation of the horizontal shaft 19 by the telescopic mechanism 40.
[0014]
Fourth, a subsoiler 47 with an overload avoiding device is provided between the main cover 12 and the rear cover 28.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 and 2 are a side view and a developed plan view of a rotary tilling device 1 according to the present invention. The rotary tilling device 1 is connected to the rear of a tractor (not shown) as in the related art, and cultivates a field as the tractor travels. Is what you do.
[0016]
In the rotary tilling apparatus 1, a pipe frame 3 projects left and right from a gear case 2 to which PTO power is input from a tractor side, and a chain case 4 is provided at one (left) outer end of the pipe frame 3 and the other (left). Side frames 6 are integrally attached to the outer ends of (right) downward.
[0017]
Between the side frame 6 and the lower part of the chain case 4, a tilling rotary 8 having a plurality of tilling claws for tilling the field is projected on a claw shaft as in the related art, and is rotatably supported. 2 is input to the pawl shaft via a transmission device provided in the pipe frame 3 and the chain case 4 so that the rotary 8 is driven to rotate in the down-cut direction to perform the tilling work in the field. It is configured.
[0018]
On the other hand, a side cover 11 fixed to the pipe frame 3 and the chain case 4 or the side frame 6 and covering the upper side of the rotary 8 is provided on the upper side of the rotary 8. A main cover 12 that covers the upper side of the rotary 8 and has an arc shape in a side view is fixed between the main covers 12. A second side cover 13 is integrally fixed behind the left and right side covers 11.
[0019]
As shown in FIGS. 2 and 3, brackets 16 are fixed to the pipe frame 3 on the left and right sides of the gear case 2. 17 are integrally fixed. A support plate 18 projecting upward is fixed to each of the left and right connecting plates 17. A horizontal shaft 19 is rotatably supported between the left and right support plates 18 at a position above the rear part of the main cover 12. Have been.
[0020]
Further, an arm 22 extending downward is integrally fixed to the left and right sides of the horizontal shaft 19, and a horizontal frame 24 is attached to a lower end of the arm 22 via a bracket 23 in the left and right direction. Thereby, the horizontal frame 24 is supported by the arm 22 so as to be able to swing back and forth about the horizontal axis 19. A frame 21 for attaching a working machine such as a subsoiler is also fixed between the left and right support plates 18 at a position below the horizontal shaft 19.
[0021]
A plurality of hinges 26 are provided on the left and right sides of the horizontal frame 24 toward the rear, and as shown in FIGS. 2 to 4, rotary hinges are provided via fulcrum shafts 27 inserted through the hinges 26. The front end of a rear cover 28 that covers the rear side of the shaft 8 is pivotally supported. The rear cover 28 is suspended from the frame 21 via suspension rods 29 as shown in FIG. 1 (the suspension rod 29 is shown only in the center line in FIG. 2).
[0022]
With the above-described configuration, the rear cover 28 can swing back and forth integrally with the horizontal frame 24 via the fulcrum shaft 27 with the horizontal shaft 19 as the swing axis, and the pipe frame 3 side (frame 21). Is suspended in a state where the lowering position is regulated by the suspension rod 29 or in a state where the suspension is pressed and urged by a pressure spring 29 a externally fitted to the suspension rod 29. The frame 24 is supported to be able to swing back and forth.
[0023]
On the other hand, the left and right ends of the horizontal frame 24 can be fastened with bolts 31 from the outside as shown in FIG. 4. It is inserted through a guide hole 13 a formed in the two side cover 13. At this time, the left and right guide holes 13 a are arc-shaped long holes centered on the axis of the horizontal shaft 19, and when the horizontal shaft 19 swings as described above, the horizontal frame 24 , And restricts the movement of the bolt 31 at both ends, that is, the swing range of the horizontal frame 24.
[0024]
A nylon slide collar 33 fixed to the horizontal frame 24 side is interposed between the end surface of the horizontal frame 24 and the inner side surface of the second side cover 13, and the slide collar 33 is attached to the second side cover 13. The horizontal frame 19 oscillates while sliding on 13 at a low μ. A ball bearing 34 is attached to the bolt 31, and the bolt 31 contacts the guide hole 13a via the ball bearing, and slides smoothly in the guide hole 13a by the ball bearing 34.
[0025]
A washer 36 is interposed between the outer surfaces of the left and right second side covers 13 and the heads 31a of the left and right bolts 31. By tightening the left and right bolts 31, the horizontal frame 24 is formed by frictional force. It can be fixed to the second side cover 13 within the range of the guide hole 13a.
[0026]
On the other hand, a pair of right and left arms 37 projecting downward is attached to the horizontal shaft 19, and a screw rod fulcrum pin 38 is rotatably provided between the distal ends of both arms 37. At this time, a screw rod 39 is inserted between the arms 37 of the pin 38 at right angles to the axis.
[0027]
A pipe 41 provided with a handle 41a is integrally provided at one end (an end protruding from the pin 38) of the screw rod 39, and the other end of the screw rod 39 is turned to the pipe frame 3 at one end. The protrusion of the screw rod 39 from the rod 43 is adjusted by the rotation of the handle 41a by the pipe 41, the handle 41a, the screw rod 39, the rod 43, and the like. A screw-type adjustment mechanism (expansion and contraction mechanism) 40 is configured.
[0028]
Then, by turning the handle 41a and adjusting the screw-type adjusting mechanism (expanding / retracting mechanism) 40 (adjusting the length of the screw rod 39 protruding from the rod 43), the arm 37 is swung as shown in FIG. The horizontal axis 19 is rotated by the swing of the arm 37, so that the arm 22 can swing.
[0029]
That is, in a state where the left and right bolts 31 are loosened and the horizontal frame 24 is swingable with respect to the second side cover 13, the rotation of the handle 41a causes the rear cover 28 (fulcrum shaft 27) to swing the horizontal shaft 19 to the swing shaft center. By swinging back and forth easily and stopping the rotation of the handle 41a at a predetermined position of the fulcrum shaft 27, the front and rear position of the fulcrum shaft 27 can be positioned and fixed.
[0030]
By tightening the bolt 31 at a predetermined position of the fulcrum shaft 27, the front and rear position of the rear cover 28 (fulcrum shaft 27) is secondarily fixed, and the front and rear position of the rear cover 28 can be reliably positioned and fixed. In this embodiment, the screw-type adjusting mechanism 40 having the above-described configuration is used as the telescopic mechanism for rotating the horizontal shaft 19 and swinging the fulcrum shaft 27 as described above. The electric cylinder, the hydraulic cylinder, and the like are provided between the pipe frame 3 side and the arm 37 in the same manner as the screw type adjusting mechanism 40, and the electric cylinder, the hydraulic cylinder, and the like are expanded and contracted. , The fulcrum shaft 27 can be configured to swing.
[0031]
On the other hand, the guide hole 13a is formed so that the height increases toward the rear so that the rear end position is higher than the front end position, that is, the fulcrum shaft 27 gradually increases in height as it moves rearward. Becomes higher.
[0032]
As shown by the solid lines in FIGS. 1 and 3, the front end position of the swing range of the fulcrum shaft 27 where the fulcrum shaft 27 is close to the rear end side of the main cover 12 is a normal tilling position, In the tilling operation at a tilling depth of 150 mm (ordinary tilling operation), the rear cover 28 approaching the main cover 12 and the main cover 12 ensure the amount of circling of the cultivated tilled soil to the front side and improve the crushability. The size of the space is set to be formed behind the rotary 8. Thus, by positioning the fulcrum shaft 27 at the normal tilling position, normal tilling work can be performed smoothly in a paddy field or the like.
[0033]
As shown by the imaginary lines in FIGS. 5 and 3, the fulcrum shaft 27 is separated from the normal tilling position obliquely rearward and upward, and the size of the space is increased in the swing range of the fulcrum shaft 27 extending rearward and upward. The rear end position is defined as the deep tillage position. In the tillage operation (deep tillage operation) at a tillage depth of about 300 mm, which is deeper than the standard tillage depth and the occurrence of tillage soil during the tillage operation is relatively large, the rear cover 28 is positioned rearward and upward. By retreating, the rotation of the cultivated soil to the front side by the main cover 12 is reduced, and the large space between the rotary 8 and the rear cover 28 is set so that the cultivated soil is smoothly discharged backward. ing.
[0034]
At this time, not only the rotation of the tilling soil to the front side decreases, but also the fulcrum shaft 27 moves upward and backward, so that the connecting portion of the rear cover 28 of the tilling soil that is repelled by the down cut (the fulcrum shaft 27 portion). And the increase in the driving force of the rotary 8 is prevented, so that the limitation of the tillage depth due to the limitation of the driving force of the rotary 8 is eliminated. For example, deep tillage work with a deeper tillage depth can be performed smoothly.
[0035]
In addition, as shown in FIG. 3, the tilling operation (shallow tilling operation) at a tilling depth of about 50 mm, which is shallower than the standard tilling depth, is performed by positioning the fulcrum shaft 27 at the normal tilling position, as shown in FIG. By swinging back and forth with the fulcrum shaft 27 of the rear cover 28 as the swing axis, as in the case of ordinary tillage work, the amount of rotation of the tillable soil can be ensured and smoothing can be performed. Thus, by positioning the fulcrum shaft 27 at the normal tilling position, it is possible to perform a shallow tilling operation with a shallow tilling depth such as a substitute scraping operation in a paddy field.
[0036]
Further, in the present embodiment, a gauge wheel 45 is provided on the front side of the pipe frame 3 so as to be vertically movable via a support rod 50, and the tillage depth is set by moving the gauge wheel 45 up and down. The rotary tillage device 1 is set to perform the tillage operation based on the tillage depth set by the gauge wheel 45.
[0037]
As described above, the rotary tilling apparatus 1 can respond to the tilling work from the shallow tilling operation to the deep tilling operation by the swinging movement of the rear cover 28 by the movement of the fulcrum shaft 27, and the tilling operation at each depth can be performed smoothly. Even in a field where tilling at a deeper tilling depth is required than in a paddy field, without replacing the rotary 8 or the rear cover 28, and without changing the rotation direction of the rotary 8 Tilling work can be performed smoothly.
[0038]
As is clear from the comparison between FIG. 1 and FIG. 5, the fulcrum shaft 27 is located at a higher position in the deep tillage position than in the normal tilling position. There is little change in the contact angle, and the tillage depth does not deteriorate the leveling ability.
[0039]
On the other hand, as shown in FIGS. 2 and 3, the fulcrum shaft 27 is set in the deep plowing position, the subsoiler bracket 46 is slidably mounted on the frame 21, and the subsoiler 47 is mounted on the subsoiler bracket 46. In the deep tillage operation, the tillage destruction operation can be easily performed.
[0040]
At this time, the subsoiler 47 includes a main body 48 supported by the subsoiler bracket 46 and a blade portion 49 attached to the tip of the main body 48. The main body 48 and the blade portion 49 are fixed to an upper fixing bolt 55 and an upper shear bolt 55. It is connected by 51. The subsoiler 47 is provided with an overload avoiding device that avoids an overload by breaking the shear bolt 51 when an overload is applied to the subsoiler 47 side (the blade portion 49).
[0041]
For this reason, when the shear bolt 51 breaks due to overload or the like during the tillage destruction work, the blade portion 49 bends rearward as shown by the phantom line in FIG. 5, but the fulcrum shaft 27 of the rear cover 28 moves upward and rearward. Therefore, contact between the blade portion 49 and the rear cover 28 is prevented, and damage to the rear cover 28 and the like are prevented.
[0042]
【The invention's effect】
According to the configuration of the present invention configured as described above, by moving the fulcrum axis of the rear cover in the normal tilling position to the deep cultivation position, the fulcrum axis moves upward and backward, and the distance between the rotary and the rear cover is increased. Is expanded upward and rearward.
[0043]
Thus, when the fulcrum shaft is set at the normal tilling position, in the tilling operation at a standard tilling depth (normal tilling operation), the amount of rotation of the tilled tilled soil to the front side is secured, and the crushing property is improved. When the fulcrum axis is moved to the deep cultivation position, even if it is set so that the ordinary tilling work can be performed smoothly, the expansion of the space causes the cultivated soil to be increased by the deep cultivation work. Since the rotation to the side is reduced and the cultivated soil is smoothly discharged backward, the deep plowing operation can be performed smoothly.
[0044]
Also, by moving the fulcrum shaft to the deep tillage position, the fulcrum shaft moves upward and backward, and even when rotating the rotary in the downcut direction to perform tilling, the fulcrum shaft portion of the cultivated soil that is bounced off by the downcut. Stagnation is prevented, and the increase in the driving force of the rotary is prevented, so that the limitation of the tilling depth due to the limitation of the driving force of the rotary is eliminated, and the deep tilling work with a deeper tilling depth in a field or the like is smoothly performed. Can be.
[0045]
Therefore, even in a field where tillage at a deeper tillage depth is required compared to a paddy field, the tillage operation can be performed smoothly without replacing the rotary and rear cover, etc. Has the effect of being able to configure At this time, the fulcrum axis is located at a higher position in the deep tillage position than in the normal tilling position, so that a change in the ground contact angle of the rear cover due to the movement of the fulcrum shaft is small, and the tillage depth deteriorates the leveling property. There is no such thing.
[0046]
In addition, by adopting a configuration in which the fulcrum shaft is swung about the horizontal axis to move the fulcrum shaft, there is an effect that the moving mechanism of the fulcrum shaft can be easily configured. By adopting a structure in which the fulcrum shaft is moved, there is an advantage that the movement of the fulcrum shaft, that is, the operation of moving the rear cover can be easily performed.
[0047]
And, if a subsoiler with an overload avoiding device is provided between the main cover and the rear cover, the subsoiler is usually used during deep plowing work, so the blade part of the subsoiler is bent backward due to overload etc. Also, the fulcrum shaft of the rear cover moves upward and backward, so that contact between the subsoiler and the rear cover is prevented, and damage to the rear cover and the like are prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a rotary working machine at the time of ordinary tillage work.
FIG. 2 is a developed plan view of the rotary working machine.
FIG. 3 is a side view of a main part of the rotary working machine.
FIG. 4 is a plan sectional view of an end portion of the horizontal frame.
FIG. 5 is a side view of the rotary working machine at the time of deep tillage work.
[Explanation of symbols]
8 rotary 12 main cover 19 horizontal shaft 22 arm 27 fulcrum shaft 28 rear cover 40 screw type adjustment mechanism (expansion and contraction mechanism)

Claims

In a rotary tilling apparatus, a main cover (12) is provided above a tilling rotary (8), and a rear cover (28) is provided behind the main cover (12) so as to be able to rotate back and forth. A rotary shaft which is rotatably supported at a normal tilling position approaching a rear portion of the main cover (12) and a deep cultivating position which is separated from the normal tilling position obliquely rearward and upward. Tillage equipment.

A horizontal shaft (19) is provided above the rear part of the main cover (12), and a fulcrum shaft (27) that pivotally supports the rear cover (28) is swingable back and forth about the horizontal shaft (19). The rotary tilling apparatus according to claim 1, wherein the fulcrum shaft (27) is supported and moved between the normal tilling position and the deep tilling position by the swing.

The arm (22) is attached to the horizontal axis (19) above the rear part of the main cover (12) by hanging it. 3. The rotary tillage device according to claim 2, wherein a rotary expansion and contraction mechanism (40) is provided, and the fulcrum shaft (27) is swung by the rotation of the horizontal axis (19) by the expansion and contraction mechanism (40).

4. The rotary tilling device according to claim 1, wherein a subsoiler with an overload avoiding device is provided between the main cover and the rear cover.