JP2004193959A - コンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成方法,サーバ装置,二次コンテンツ再生クライアント装置,コンテンツ作成プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

コンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成方法,サーバ装置,二次コンテンツ再生クライアント装置,コンテンツ作成プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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雅和 遠藤
Tomohiro Yamada
智広 山田
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Abstract

【課題】ユーザが利用したコンテンツをもとに,時刻情報に基づいた二次コンテンツの作成を容易かつ柔軟に行うことができるようにする。
【解決手段】サーバ装置4のコンテンツ保存手段41およびコンテンツ利用情報登録手段42は,可視コンテンツ録画クライアント装置1および音声コンテンツ再生クライアント装置2から受信したコンテンツファイル,ユーザ情報,コンテンツ利用情報をコンテンツアーカイブDB48およびコンテンツ利用情報DB49に保存する。二次コンテンツ再生クライアント装置3からユーザ情報と時刻の範囲情報とを指定したコンテンツ作成要求を受信すると,指定されたユーザが指定された時刻の範囲内に利用したコンテンツをコンテンツ利用情報DB49から検索し,検索結果のコンテンツをもとに二次コンテンツを作成し,要求元の二次コンテンツ再生クライアント装置3へ配信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,コンテンツ作成方法に関し,特に,インターネットなどの通信網を介して,ユーザが過去に利用したコンテンツ情報を蓄積し,ユーザが,ユーザを一意に識別するためのユーザ情報と,過去の時刻の範囲とを指定してコンテンツ作成要求およびコンテンツ検索要求を行った際に,指定した時刻の範囲内に,指定したユーザが利用したコンテンツをもとに作成した二次コンテンツの作成を行い,二次コンテンツを要求元であるユーザに配信し閲覧可能とする,コンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,ユーザが過去の特定の期間に録画や再生を行った複数のコンテンツをもとに,写真アルバムのような,コンテンツの集合からなる二次コンテンツを作成する方法として,ユーザがhtml等の技術を利用して,過去の特定の期間に録画や再生を行った複数のコンテンツを同一のWebぺージに複数挿入し,同ぺージのタイトル等を利用して時刻に関するメタ情報を付与した形態で,Webブラウザ上での閲覧を可能とし,付与したタイトル等をキーワードとしたコンテンツへのアクセスを可能にする方法が用いられている。
【0003】
さらに,例えば下記の非特許文献1に記載されたコニカオンラインラボの「オンラインアルバム」や,「公開アルバム」といったサービスのように,サービス提供者等が,ユーザから提示された複数の画像ファイルをもとに,上記の方法と同様の形態で作成したぺージを,Webブラウザで閲覧可能とするプログラムを提供し,ユーザが上記プログラムを利用することにより,ユーザによる二次コンテンツの作成を可能とする方法も用いられている。
【0004】
また,ユーザ端未上の特定の保存場所に保存されたコンテンツファイルを,一覧で表示し,利用時刻等を基準に並べ替えを行うことのできるソフトウェアを用いて,ユーザが特定の期間に録画や再生を行った複数のコンテンツを同一画面上で閲覧することを可能にする方法も用いられている。
【0005】
【非特許文献1】
オンラインラボ,コニカコーポレーション,[online],[平成14年11月19日検索],インターネット<URL:https://www.konica−lab.net/ >
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,以上のような従来技術には,以下に述べるような問題がある。すなわち,前者の非特許文献1に記載された従来技術を用いた場合,複数のコンテンツの集合からなる二次コンテンツをいったん作成すると,既存の二次コンテンツに対する新規録画コンテンツの追加といった二次コンテンツの変更に対して,コンテンツを新たに作成する手間がかかるという間題がある。
【0007】
一方,後者の従来技術のようなユーザ端末上のソフトウェアでコンテンツを閲覧する方法では,コンテンツファイル,コンテンツを利用した時刻等の全ての情報をユーザ端末上で管理しているため,ユーザが管理したコンテンツを,自分以外のユーザに公開することが困難であるという問題がある。
【0008】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって,ユーザが自分の利用したコンテンツをもとに,時刻情報に基づいた二次コンテンツの作成を容易かつ柔軟に行うことができ,作成した二次コンテンツを,自分以外のユーザに対して容易に公開できるようにする新たなコンテンツ作成方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために,本発明では,本発明に係るコンテンツ作成装置と,そのコンテンツ作成装置にネットワークを介して接続されるコンテンツ録画装置,コンテンツ再生装置,二次コンテンツ再生装置とを使って,コンテンツ作成システムを構成する。
【0010】
コンテンツ作成装置は,ネットワークを介して接続される二次コンテンツ再生装置から発行されるコンテンツ作成要求に応答して,コンテンツの作成処理を行うものであって,▲1▼ユーザがコンテンツ録画装置およびコンテンツ再生装置を用いて,コンテンツの録画や再生を行った際に,コンテンツを利用したユーザ情報と,コンテンツの録画や再生を行った時刻や利用種別といったコンテンツ利用情報と,録画や再生を行ったコンテンツファイルとを入手する手段と,▲2▼入手したユーザ情報と,コンテンツ利用情報と,コンテンツファイルとを保持する手段と,▲3▼二次コンテンツ再生装置からコンテンツ作成要求として送信されてくるユーザ情報と,時刻の範囲情報とを入手する手段と,▲4▼入手したユーザ情報を持つユーザを処理対象として,そのユーザが上記入手した時刻の範囲内に利用したコンテンツを検索する手段と,▲5▼検索に合致したコンテンツファイルを取得し,取得したコンテンツファイルをもとに,二次コンテンツを作成する手段と,▲6▼作成した二次コンテンツを,コンテンツ作成要求元の二次コンテンツ再生装置に返却する手段とを備える。
【0011】
また,二次コンテンツ再生装置は,ネットワークを介して接続される上記コンテンツ作成装置によって作成された二次コンテンツの再生処理を行うものであって,▲1▼コンテンツ作成装置に対して,ユーザの情報と,時刻の範囲情報を指定して,指定したユーザが指定した時刻の範囲内に利用した複数のコンテンツをもとに二次コンテンツを作成することを依頼するコンテンツ作成要求を発行する手段と,▲3▼そのコンテンツ作成要求に対して返信されてくる二次コンテンツを受信して,再生する手段とを備える。
【0012】
コンテンツ録画装置は,ネットワークを介して接続される上記コンテンツ作成装置に対して,ユーザが録画したコンテンツに関する情報を通知する処理を行うものであって,▲1▼ユーザが写真等の可視コンテンツを録画する手段と,▲2▼可視コンテンツを録画した時刻を取得する手段と,▲3▼可視コンテンツを録画したユーザの情報を入力する手段と,▲4▼録画したコンテンツファイルと,その録画時刻と,コンテンツを録画したユーザ情報とを,コンテンツ作成装置へ送信する手段とを備える。
【0013】
コンテンツ再生装置は,ネットワークを介して接続される上記コンテンツ作成装置に対して,ユーザが再生したコンテンツに関する情報を通知する処理を行うものであって,▲1▼ユーザが音楽等の音声コンテンツを再生する手段と,▲2▼音声コンテンツを再生した時刻を取得する手段と,▲3▼再生するコンテンツファイルに対して,コンテンツを一意に識別するためのID(以下,コンテンツIDという)が付与されていた場合,コンテンツファイルからコンテンツIDを取得する手段と,▲4▼音声コンテンツを再生したユーザの情報を入力する手段と,▲5▼音声コンテンツの再生時刻と,音声コンテンツを再生したユーザ情報と,再生した音声コンテンツのコンテンツIDまたはコンテンツファイルとを,コンテンツ作成装置に送信する手段とを備える。
【0014】
なお,本明細書においてコンテンツの録画または作成を行った時刻とは,必ずしも厳密な意味での時刻でなくてもよく,実際に録画や再生を行っている最中の時刻に限らず,例えばコンテンツ作成装置に利用情報を通知するときの時刻でもよい。
【0015】
以上の各装置におけるコンテンツ作成のための処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
【0016】
このように構成される本発明により実現されるコンテンツ作成システムでは,二次コンテンツ再生装置は,二次コンテンツを閲覧する際には,まず最初に,コンテンツ作成装置に対して,ユーザの情報と,時刻の範囲情報を指定して,指定したユーザが指定した時刻の範囲内に利用したコンテンツをもとに二次コンテンツを作成することを依頼するコンテンツ作成要求を発行する。
【0017】
これを受けて,コンテンツ作成装置は,どのユーザがどのコンテンツをいつどのように利用したのかという情報を保存する記憶装置を参照するとともに,コンテンツの保存場所等を保持する記憶装置を参照することで,コンテンツ作成要求で指定されるユーザが,指定される時刻の範囲内に利用した複数のコンテンツを取得し,取得したコンテンツをもとに二次コンテンツを作成し,作成要求を発行した二次コンテンツ再生装置に返信する。
【0018】
これを受けて,二次コンテンツ再生装置は,返信される二次コンテンツを受信して,再生する。
【0019】
また,コンテンツ録画装置およびコンテンツ再生装置は,ユーザがコンテンツの録画および再生を行った際に,どのユーザがどのコンテンツをいつ録画,再生したのかという情報を取得し,コンテンツ作成装置に対して,コンテンツ利用情報登録要求を発行する。
【0020】
これを受けて,コンテンツ作成装置は,どのユーザがどのコンテンツをいつどのように利用したのかという情報を,コンテンツ作成装置内部の記憶装置に登録し,ユーザのコンテンツ利用情報を参照可能とする。
【0021】
従来のシステムと大きく異なる点は,コンテンツの管理をサーバ側で一括して行うことと,二次コンテンツの作成をクライアント(ユーザ)側で行うのではなく,サーバ側でクライアントからの要求によって行い,クライアント側へ送信することである。
【0022】
このようにして,本発明によれば,インターネットなどの通信網を介して,指定した時刻の範囲内に指定したユーザが利用したコンテンツをもとに作成された二次コンテンツの閲覧ができるようになるので,自分の指定した過去の時期に利用したコンテンツをもとに作成される,個人のアルバム的な二次コンテンツを,既存の方法と比べて,より効果的に作成することが可能となり,自分以外のユーザに公開することも容易となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下,図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1に,本発明により実現されるコンテンツ作成システムのシステム構成を図示する。この図に示すように,本発明により実現されるコンテンツ作成システムは,可視コンテンツ録画クライアント装置1と,音声コンテンツ再生クライアント装置2と,二次コンテンツ再生クライアント装置3と,サーバ装置4とを含み,各クライアント装置とサーバ装置4は,インターネットなどの通信網(図示されていない)を介して接続される。
【0024】
なお,可視コンテンツ録画クライアント装置1と,音声コンテンツ再生クライアント装置2と,二次コンテンツ再生クライアント装置3は,物理的に同じ装置であってもよく,同一装置上に存在することもあり得る。
【0025】
また,各クライアント装置は複数存在することがあるが,説明の簡略化のため,以下では各々1台の可視コンテンツ録画クライアント装置1,音声コンテンツ再生クライアント装置2,二次コンテンツ再生クライアント装置3が存在する場合の例について説明する。
【0026】
〔イ〕可視コンテンツ録画クライアント装置1の構成
可視コンテンツ録画用クライアント装置1は,ユーザが録画したコンテンツに関する情報をサーバ装置4へ通知する処理を行うものであって,図1に示すように,コンテンツ録画手段11と,録画時刻取得手段12と,ユーザ情報入力インタフェース13と,コンテンツ・録画情報送信手段14と,ローカルディスク15とを備える。
【0027】
コンテンツ録画手段11は,カメラ等の機能を利用して,画像や映像などの可視コンテンツを録画する。録画時刻取得手段12は,コンテンツ録画手段11を利用して可視コンテンツを録画した時刻を取得する。ユーザ情報入力インタフェース13は,サーバ装置4が提供するサービスを利用するために必要なユーザID・パスワード等のユーザ情報の入力手段を与える。
【0028】
コンテンツ・録画情報送信手段14は,コンテンツ録画手段11で録画したコンテンツファイルと,録画時刻取得手段12で取得したコンテンツの録画時刻と,ユーザ情報入力インタフェース13を利用して入力されたユーザ情報とを,サーバ装置4に送信する。ローカルディスク15は,録画したコンテンツファイルと録画時刻を保存する記憶装置である。
【0029】
〔ロ〕音声コンテンツ再生クライアント装置2の構成
音声コンテンツ再生クライアント装置2は,ユーザが再生したコンテンツに関する情報をサーバ装置4へ通知する処理を行うものであって,図1に示すように,ユーザ情報入力インタフェース21と,コンテンツ再生制御手段22と,コンテンツID取得手段23と,コンテンツ・再生情報送信手段24と,ローカルディスク25とを備える。
【0030】
ユーザ情報入力インタフェース21は,サーバ装置4が提供するサービスを利用するために必要なユーザID・パスワード等のユーザ情報の入力手段を与える。コンテンツ再生制御手段22は,ローカルディスク25に保存されている音声コンテンツファイル26や,コンテンツ配信サーバ等から配信される音声コンテンツファイル26の,再生・停止といった制御を行う。コンテンツID取得手段23は,コンテンツファイル26のヘッダ部等に理め込まれたコンテンツの一意識別子であるコンテンツIDを,コンテンツファイル26から取得する。
【0031】
ここで,音声コンテンツファイル26からコンテンツIDを取得する方法は,コンテンツファイル26のへッダ部等に予め理め込まれたコンテンツIDを読み取る方法や,電子透かし等によって埋め込まれたコンテンツIDを読み出す方法,音声コンテンツファイル26と対応付けされたコンテンツ情報を記述したテキストファイルから取得する方法等が考えられる。
【0032】
コンテンツ・再生情報送信手段24は,コンテンツID取得手段23を利用して取得したコンテンツIDと,ユーザ情報入力インタフェース21を利用して入力されたユーザ情報と,上記の情報を送信した時刻とを,コンテンツ再生情報としてサーバ装置4に送信する。ローカルディスク25は,ユーザが再生するコンテンツファイル26を保存する記憶装置である。
【0033】
このような音声コンテンツ再生クライアント装置2の例として,特願2002−153360号「コンテンツ販売仲介方法及びその装置と,コンテンツ販売仲介プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体と,コンテンツ購入方法及びその装置と,コンテンツ購入プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体」で示されているコンテンツ購入プログラム等の利用が考えられる。
【0034】
このコンテンツ購入プログラムは,コンテンツを購入するユーザのユーザ端末で動作し,ネットワークで接続されるコンテンツ販売仲介装置を介してコンテンツを購入する場合に,以下の処理を行う。
(1) コンテンツ販売仲介装置に対して,コンテンツの情報を指定して,そのコンテンツと特徴が類似するコンテンツの再生要求を発行したユーザの検索要求を発行する。
(2) この検索要求に対して返信されてくるユーザ一覧の情報を受信し,ユーザに提示する。
(3) ユーザ一覧から,あるユーザが選択され指定されると,そのユーザについてのコンテンツ利用履歴情報の通知要求をコンテンツ販売仲介装置に対して発行する。
(4) コンテンツ販売仲介装置からコンテンツ利用履歴情報が通知されると,それをユーザに提示する。
(5) 提示したコンテンツ利用履歴情報から,あるコンテンツが選択され指定されると,そのコンテンツ購入要求をコンテンツ販売仲介装置に対して発行する。
【0035】
このコンテンツ購入プログラムによって,ユーザが嗜好の類似した自分以外のユーザのコンテンツ利用履歴情報を閲覧して,その中から購入するコンテンツを選択できるようになるので,ユーザは自分の嗜好に合ったコンテンツを簡単に購入できるようになる。
【0036】
〔ハ〕二次コンテンツ再生クライアント装置3の構成
二次コンテンツ再生クライアント装置3は,サーバ装置4によって作成された二次コンテンツの再生処理を行うものであって,図1に示すように,ユーザ情報入力インタフェース31と,時刻入力インタフェース32と,コンテンツ作成要求送信手段33と,二次コンテンツ再生プレイヤ34とを備える。
【0037】
ユーザ情報入力インタフェース31は,サーバ装置4が提供するサービスを利用するために必要なユーザID・パスワード等のユーザ情報の入力手段を与える。時刻入力インタフェース32は,サーバ装置4へのコンテンツ作成要求の際に必要な時刻情報の入力手段を与える。コンテンツ作成要求送信手段33は,ユーザ情報入力インタフェース31を利用して入力されたユーザ情報と,時刻入力インタフェース32を利用して入力された時刻情報とをコンテンツ作成要求として,サーバ装置4に送信する。二次コンテンツ再生プレイヤ34は,コンテンツ再生要求送信手段33でサーバ装置4に送信したコンテンツ作成要求の応答として,サーバ装置4から返信される二次コンテンツを受信し,再生する。
【0038】
〔ニ〕サーバ装置4の構成
サーバ装置4は,二次コンテンツ再生クライアント装置3から発行されるコンテンツ作成要求に対して,コンテンツの作成処理を行うものであって,図1に示すように,コンテンツ保存手段41と,コンテンツ利用情報登録手段42と,コンテンツ検索手段43と,コンテンツ情報参照手段44と,コンテンツ取得手段45と,二次コンテンツ作成手段46と,二次コンテンツ配信手段47と,コンテンツアーカイブDB48と,コンテンツ利用情報DB49と,コンテンツ情報DB50と,二次コンテンツアーカイブDB51と,配信コンテンツアーカイブDB52とを備える。
【0039】
コンテンツ利用情報DB49のデータ構造の例を図2に示す。コンテンツ利用情報DB49には,コンテンツID,ユーザID,利用時刻,利用種別などの情報が格納される。利用種別は,利用形態が録画(Record)であるか再生(Play)であるかなどを示す情報である。
【0040】
コンテンツ情報DB50のデータ構造の例を図3に示す。コンテンツ情報DB50には,コンテンツID,コンテンツのタイトル,アーティストの名前,可視コンテンツであるか音声コンテンツであるかなどのコンテンツ種別,端末種別,コンテンツ保存場所などの情報が格納される。端末種別としては,例えば携帯型情報機器(moblie),パーソナルコンピュータ(PC)など,コンテンツを利用可能な装置の種別データを複数(n個)設定することができる。コンテンツ保存場所の情報は,例えばURL(Uniform Resource Locator)のようなものでもよく,またコンテンツファイルがサーバ装置4内にある場合には,サーバ装置4におけるファイルシステムのディレクトリ名とファイル名のようなものでもよい。
【0041】
コンテンツアーカイブDB48は,可視コンテンツ録画クライアント装置1から送信される可視コンテンツファイルを保存するための記憶装置である。二次コンテンツアーカイブDB51は,サーバ装置4で作成される二次コンテンツファイルを保存するための記憶装置である。
【0042】
配信コンテンツアーカイブDB52は,音声コンテンツ再生クライアント装置2で再生可能な形態で配信する音声コンテンツファイルを保存するための記憶装置である。配信コンテンツアーカイブDB52は,サーバ装置4と別装置であることが一般的であるが,説明の簡略化のため,以下,同じサーバ装置4上にあるものとして説明する。
【0043】
コンテンツ保存手段41は,可視コンテンツ録画クライアント装置1から送信される可視コンテンツファイルに対して,サーバ装置4内でコンテンツファイルを一意に識別するためのコンテンツIDを付与し,コンテンツアーカイブDB48に保存する。
【0044】
コンテンツ利用情報登録手段42は,可視コンテンツ録画クライアント装置1および音声コンテンツ再生クライアント装置2から送信されるコンテンツ利用情報(ユーザIDと,ユーザが利用したコンテンツのコンテンツIDと,ユーザがコンテンツの録画・再生処理を行った利用時刻等)を,コンテンツ利用情報DB49に保存する。
【0045】
コンテンツ検索手段43は,二次コンテンツ再生クライアント装置3からコンテンツ作成要求を受信し,作成する二次コンテンツの元となるコンテンツIDを,コンテンツ利用情報DB49から検索する。コンテンツIDの検索条件は,二次コンテンツ再生クライアント装置3からコンテンツ作成要求として送信されるユーザIDと,時刻範囲であり,検索対象のコンテンツIDは,受信したユーザIDの該当ユーザが,受信した時刻範囲内に録画・再生を行ったコンテンツのコンテンツIDである。
【0046】
コンテンツ情報参照手段44は,指定されたコンテンツIDで管理されるコンテンツの中から,コンテンツ作成要求元である二次コンテンツ再生クライアント装置3の端末種別で再生可能なフォーマットのコンテンツファイル保存場所を,コンテンツ情報DB50より取得する。
【0047】
コンテンツ取得手段45は,指定されたコンテンツファイル保存場所から,コンテンツファイルを取得する。二次コンテンツ作成手段46は,複数の可視コンテンツファイルと音声コンテンツファイルを融合した二次コンテンツファイルを作成し,二次コンテンツアーカイブDB51に保存する。
【0048】
ここで,可視コンテンツファイルと音声コンテンツファイルの融合とは,例えば,複数の可視コンテンツの表示を数秒ごとに切り替え,同時に音楽等の音声コンテンツを再生するなどの融合をいう。このような可視コンテンツファイルと音声コンテンツファイルの融合には,例えばMacromedia社のFlashや,ブラウザ上で複数のコンテンツファイルを同期再生するSMILE等の既存技術を利用することができる。二次コンテンツ配信手段47は,二次コンテンツ作成手段46で作成した二次コンテンツファイルをコンテンツ作成要求元である二次コンテンツ再生クライアント装置3に配信する。
【0049】
次に,本発明の実施の形態によるコンテンツ作成システムの全体的な動作について説明する。図4および図5は,本発明の実施の形態に係るコンテンツ作成システムの全体フローチャートである。
【0050】
本発明の対象とする音声コンテンツには,コンテンツを一意に識別するためのコンテンツIDが付与され,コンテンツファイルから付与されたコンテンツIDを取得することができ,予めコンテンツ提供者等が登録したコンテンツ保存場所を,コンテンツIDをもとに参照することができ,登録したコンテンツ保存場所からコンテンツファイルを取得できる必要がある。
【0051】
そのため,本システムの処理前に,以下の前処理を行う必要がある。
(1) コンテンツ提供者等がコンテンツ保存場所等のコンテンツ情報をコンテンツ情報DB50に登録する。
(2) 登録されたコンテンツに対して,コンテンツ作成システムがコンテンツの一意識別子であるコンテンツIDを発行する。
(3) 発行されたコンテンツIDを,コンテンツファイルのへッダ部への書き込みや,電子透かし技術等を利用した埋め込みにより,コンテンツファイルに埋め込む。
(4) コンテンツ提供者等が,コンテンツファイルを,サーバ装置4がアクセス可能な配信コンテンツアーカイブDB52に保存する。
【0052】
以上の前処理の後,以下のフローで処理を行う。
【0053】
[1]可視コンテンツ録画クライアント装置1のコンテンツ利用情報登録処理フロー
〈ステップS1〉:コンテンツ(画像等)録画処理
コンテンツ録画手段11は,画像や動画といった可視コンテンツを録画し,ローカルディスク15に保存する。
【0054】
〈ステップS2〉:録画時刻取得処理
ステップS1の処理と同時に,録画時刻取得手段12は,現在時刻を取得し,録画した可視コンテンツファイルと取得した現在時刻とを関連付けて,ローカルディスク15に保持する。
【0055】
〈ステップS3〉:ユーザ情報入力処理
本サービスを利用するユーザの指示により,録画したコンテンツをサーバ装置4に送信する。その際,ユーザ情報入力インタフェース13を用いて,ユーザを一意に識別するためのユーザID・パスワード等のユーザ情報を入力する。
【0056】
〈ステップS4〉:コンテンツ・録画情報送信処理
コンテンツ・録画情報送信手段14は,ステップS1で録画した可視コンテンツファイルと,ステップS2にて取得した可視コンテンツ録画時刻と,ステップS3にて入力したユーザ情報とをサーバ装置4に送信する。
【0057】
[2]音声コンテンツ再生クライアント装置2のコンテンツ利用情報登録処理フロー
〈ステップS5〉:ユーザ情報入力処理
本サービスを利用するユーザは,コンテンツの再生情報をサーバ装置4に送信する。その際,ユーザを一意に識別するためのユーザID・パスワード等のユーザ情報を,ユーザ情報入力インタフェース21を用いて入力する。ユーザ情報を入力する契機は,コンテンツの再生を開始した時点や,再生プレイヤを起動した時点等が考えられるが,後述するステップS9,S10でコンテンツの再生情報がサーバ装置4に送信する以前に行われる必要がある。
【0058】
〈ステップS6〉:コンテンツ(音声)再生処理
コンテンツ再生制御手段22は,ユーザが選択した音楽等の音声コンテンツファイルを再生する。音声コンテンツ再生形式として,音声コンテンツ再生クライアント装置2の記憶装置上に存在する場合(ダウンロード型という)と,コンテンツ配信業者等の運営するコンテンツ配信サーバ上に存在するストリーム配信用コンテンツの場合(ストリーム型という)とがある。
【0059】
〈ステップS7〉:コンテンツID取得処理
コンテンツID取得手段23は,コンテンツ再生制御手段22の再生プレイヤにて再生される音声コンテンツファイルから,電子透かしの技術や,へッダ等に予め埋め込まれたコンテンツIDを取得する。
【0060】
〈ステップS8〉:コンテンツID埋め込み有無判断
コンテンツファイルへのコンテンツID理め込み有無を判断する。
【0061】
〈ステップS9〉:再生情報送信処理
コンテンツファイルにコンテンツIDが理め込まれていた場合,コンテンツ・再生情報送信手段24は,ステップS5で入力されたユーザ情報と,ステップS7で取得した音声コンテンツファイルのコンテンツIDと,送信時(再生時)の時刻とを,コンテンツ再生情報としてサーバ装置4に送信する。
【0062】
〈ステップS10〉:コンテンツ・再生情報送信処理
コンテンツファイルにコンテンツIDが埋め込まれていなかった場合,コンテンツ・再生情報送信手段24は,再生するコンテンツファイルと,送信時の時刻と,ステップS5で入力されたユーザ情報とをサーバ装置4に送信する。
【0063】
[3]サーバ装置4のコンテンツ利用情報登録処理フロー
〈ステップS11〉:コンテンツ保存処理
コンテンツ保存手段41は,ステップS4で可視コンテンツ録画クライアント10から送信される可視コンテンツファイルおよびステップS10で音声コンテンツ再生クライアント装置2から送信される音声コンテンツファイルを,コンテンツアーカイブDB48に保存する。同時に,受信したコンテンツファイルの情報をコンテンツ情報DB50に登録する。
【0064】
〈ステップS12〉:コンテンツ利用情報登録処理
ステップS11の処理と同時に,コンテンツ利用情報登録手段42は,ステップS4にて,可視コンテンツ録画クライアント装置1から送信されるコンテンツ録画情報(ユーザ情報,可視コンテンツ録画時刻,利用種別)と,ステップS11で保存された可視コンテンツファイルの保存場所とをコンテンツ利用情報DB49に保存する。また,ステップS9およびS10にて,音声コンテンツ再生クライアント装置2から送信されるコンテンツ再生情報(ユーザ情報,コンテンツID(サーバ装置4で付される場合もある),音声コンテンツ再生時刻,利用種別)を,コンテンツ利用情報DB49に保存する。
【0065】
[4]コンテンツ作成処理フロー
〈ステップS13〉:ユーザ・時刻情報入力処理
本サービスを利用するユーザは,ユーザ情報入力インタフェース31と,時刻入力インタフェース32を利用して,ユーザを一意に識別するためのユーザID・パスワード等のユーザ情報と,入力時点より過去の時刻範囲とを入力する。二次コンテンツ再生クライアント装置3のコンテンツ作成要求送信手段33は,入力されたユーザ情報と時刻範囲とを,サーバ装置4にコンテンツ作成要求メッセージとして送信する。
【0066】
〈ステップS14〉:コンテンツ検索処理
サーバ装置4のコンテンツ検索手段43は,二次コンテンツ再生クライアント装置3から送信されるユーザIDと時刻範囲とを受信し,受信したユーザIDに該当するユーザが,受信した時刻範囲内に利用(録画または再生)したコンテンツのコンテンツIDの全てを,コンテンツ利用情報DB49から取得する。
【0067】
〈ステップS15〉:コンテンツ保存場所取得処理
コンテンツ情報参照手段44は,ステップS14で取得したコンテンツIDの全てに対して,コンテンツ保存場所をコンテンツ情報DB50から取得する。
【0068】
〈ステップS16〉:コンテンツ取得処理
コンテンツ取得手段45は,ステップS15で取得したコンテンツ保存場所から,コンテンツファイルを取得する。
【0069】
〈ステップS17〉:二次コンテンツ作成処理
二次コンテンツ作成手段46は,ステップS16で取得した全ての可視コンテンツファイルおよび音声コンテンツファイルを融合し,二次コンテンツファイルを作成し,二次コンテンツアーカイブDB51に保存する。ここで,可視コンテンツファイルと音声コンテンツファイルの融合とは,例えば,複数の可視コンテンツの表示を数秒ごとに切り替え,同時に音楽等の音声コンテンツを再生するなどの融合をいう。このような可視コンテンツファイルと音声コンテンツファイルの融合には,前述したように,例えばMacromedia社のFlashや,ブラウザ上で複数のコンテンツファイルを同期再生するSMILE等の既存技術が利用できる。
【0070】
〈ステップS18〉:二次コンテンツ配信処理
二次コンテンツ配信手段47は,ステップS17で作成された二次コンテンツファイルを,二次コンテンツアーカイブDB51から,二次コンテンツ再生クライアント装置3ヘ配信する。
【0071】
〈ステップS19〉:二次コンテンツ再生処理
二次コンテンツ再生クライアント装置3の二次コンテンツ再生プレイヤ34は,二次コンテンツ配信手段47から配信される二次コンテンツファイルを受信し,再生する。
【0072】
なお,上記ステップS14によるコンテンツ検索結果のコンテンツ数が,あらかじめ定められた個数より多い場合,またはユーザからの指定があった場合には,検索結果の全てのコンテンツを融合して二次コンテンツを作成するのではなく,二次コンテンツを作成する前に,コンテンツ検索結果の一覧を二次コンテンツ再生クライアント装置3へ送信し,その一覧からユーザにいくつかの必要なコンテンツを選択させ,選択されたコンテンツから二次コンテンツを作成するような実施も可能である。
【0073】
次に,図6に従って,上述した全体的な処理フローにおけるステップS11のコンテンツ保存処理とステップS12のコンテンツ利用情報登録処理について,さらに詳しく説明する。
【0074】
コンテンツ利用情報登録手段42が,可視コンテンツ録画クライアント装置1および音声コンテンツ再生クライアント装置2から,ユーザのコンテンツ利用情報(ユーザID・利用時刻・利用種別,またはこれらとコンテンツID)を受信し,また,利用コンテンツが各クライアント装置上に存在した場合にはコンテンツファイルを受信すると,コンテンツ利用情報登録手段42は,コンテンツ利用種別が録画であるか再生であるかを判別する(ステップS1101)。
【0075】
(1)利用種別が,「録画(Record)」の場合
コンテンツ保存手段41は,受信した録画コンテンツファイルに対して,以下の形式で一意のコンテンツファイル名を付与し,コンテンツアーカイブDB48に保存する(ステップS1102)。
【0076】
・コンテンツファイル名=[ユーザID]+[録画時刻]+“.”+[ファイル拡張子]
上記の式において,[ ]で囲まれた項は,[ ]内に記述された内容を表す文字列を示し,“ ”で囲まれた項は“ ”内に記述された文字列そのものを示す。記号「+」は,文字列の連結を示す。
【0077】
例えば,ユーザID:「endo001」のユーザから,利用時刻:「2002年1月1日17:05:10」,利用種別:「Record」なるコンテンツ利用情報および録画コンテンツファイルを受信した場合,JPG画像ファイル再生可能端末用としてコンテンツアーカイブDB48に保存される録画コンテンツのファイル名は,「endo00120020101170510.jpg」のように付与される。
【0078】
同時に,コンテンツ保存手段41は,各クライアント装置から受信したコンテンツ利用情報と,ステップS1102において利用コンテンツに付与したコンテンツファイル名をもとに,受信したコンテンツファイルのコンテンツID,コンテンツ種別,コンテンツ保存場所といった情報を,例えば下記の形式に従って,コンテンツ情報DB50に登録する(ステップS1103)。
【0079】
・コンテンツID=[ユーザID]+“/”+[録画時刻]
・コンテンツ種別=“visual”(可視コンテンツの意)
・コンテンツ保存場所=“archive/”+[コンテンツファイル名]
コンテンツ情報DB50における端末種別には,図7に示すような端末種別にごとに再生可能なファイルフォーマット(ファイルタイプ)およびファイル最大サイズ等を一覧にした再生可能ファイルマスタの表を予め用意し,そのデータをもとに,受信したコンテンツファイルを再生可能な端末種別を判断し,登録する。その他の項目の登録については,任意とする。
【0080】
コンテンツ利用情報登録手段42は,受信したコンテンツ利用情報(ユーザID,利用時刻,利用種別)と,ステップS1103において付与したコンテンツID([ユーザID]+“/”+[録画時刻])とをもとにコンテンツ利用情報を生成する(ステップS1104)。
【0081】
(2)利用種別が,「Play(再生)」の場合
コンテンツ利用情報登録手段42は,ユーザが再生したコンテンツにコンテンツIDが理め込まれているかいないかを判別する(ステップS1105)。
【0082】
(2−1)コンテンツIDが埋め込まれていないコンテンツの場合
受信したコンテンツファイルに対して,ステップS1103と同様の形式で一意のコンテンツファイル名を付与し,コンテンツアーカイブDB48に保存する(ステップS1106)。
【0083】
同時に,コンテンツ保存手段41は,各クライアント装置から受信したコンテンツ利用情報と,ステップS1106において利用コンテンツに付与したコンテンツファイル名とをもとに,受信したコンテンツファイルのコンテンツID,コンテンツ種別,コンテンツ保存場所といった情報を,ステップS1104と同様の形式でコンテンツ情報DB50に登録する(ステップS1107)。
【0084】
コンテンツ利用情報登録手段42は,受信したコンテンツ利用情報(ユーザID,利用時刻,利用種別)と,ステップS1107において付与したコンテンツIDをもとにコンテンツ利用情報を生成する(ステップS1108)。
【0085】
(2−2)コンテンツIDが埋め込まれているコンテンツの場合(例えば,ストリーム型の場合)
コンテンツ利用情報登録手段42は,受信したコンテンツ利用情報(コンテンツIDを含む)をもとにコンテンツ利用情報を生成する(ステップS1109)。
【0086】
コンテンツ利用情報登録手段42は,ステップS1104,S1108,S1109で生成されたコンテンツ利用情報を,コンテンツ利用情報DB49に登録する(ステップS1110)。
【0087】
次に,図8に従って,全体的な処理フローにおけるステップS15のコンテンツ保存場所取得処理についてさらに詳しく説明する。
【0088】
コンテンツ情報参照手段44は,コンテンツの作成を要求した二次コンテンツ再生クライアント装置3の端末種別:HostType1を,二次コンテンツ再生クライアント装置3のメッセージから取得する(ステップS1501)。
【0089】
コンテンツ情報参照手段44は,ステップS14のコンテンツ検索処理で,検索条件に合致したコンテンツのコンテンツID:cIDk(k=1〜n:nは検索条件に合致したコンテンツ数)を取得する(ステップS1502)。次に,ループ変数kを1に初期化し(ステップS1503),以下の処理を繰り返す。
【0090】
コンテンツ情報参照手段44は,コンテンツ情報DB50から,以下の条件で,検索に合致したコンテンツのうち,コンテンツ作成要求元クライアントで利用可能なコンテンツファイルのコンテンツ保存場所を取得する(ステップS1504)。
【0091】
・コンテンツID=cIDk
・端末種別=HostType1
ステップS1503で取得したコンテンツ保存場所からコンテンツファイルを取得する(ステップS1505)。
【0092】
上記の操作を,ステップS14で検索されたn個のコンテンツに対して繰り返す。すなわち,k≧nかを判断し(ステップS1506),k<nの場合には,kを+1インクリメントして(ステップS1507),ステップS1504以降を繰り返す。k≧nになったならば,処理を終了する。
【0093】
なお,以上の実施の形態の説明は,本発明の一例についての理解を容易にするために記載されたものであるから,本発明は,以上説明した実施の形態に限定されるわけではないことは言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】
本発明によれば,ユーザにとっては,特定の期間を指定することにより,自分がその期間に録画したコンテンツと,それと同期間に再生したコンテンツを融合した二次コンテンツを,写真アルバムのように,効果的に閲覧することが可能となる。さらに,作成した二次コンテンツを,自分以外のユーザに容易に公開することが可能となる。コンテンツ提供者にとっては,提供するコンテンツを二次利用される機会が増加することにより,コンテンツの販売を促進させるという効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテンツ作成システムのシステム構成の概要を示す図である。
【図2】コンテンツ利用情報DBのデータ構造の例を示す図である。
【図3】コンテンツ情報DBのデータ構造の例を示す図である。
【図4】コンテンツ作成方法の全体フローチャートである。
【図5】コンテンツ作成方法の全体フローチャートである。
【図6】コンテンツ保存処理およびコンテンツ利用情報登録処理の詳細フローチャートである。
【図7】再生可能ファイルマスタのデータ構造の例を示す図である。
【図8】コンテンツ保存場所取得処理の詳細フローチャートである。
【符号の説明】
1 可視コンテンツ録画クライアント装置
2 音声コンテンツ再生クライアント装置
3 二次コンテンツ再生クライアント装置
4 サーバ装置
11 コンテンツ録画手段
12 録画時刻取得手段
13,21,31 ユーザ情報入力インタフェース
14 コンテンツ・録画情報送信手段
15,25 ローカルディスク
22 コンテンツ再生制御手段
23 コンテンツID取得手段
24 コンテンツ・再生情報送信手段
26 コンテンツファイル
32 時刻入力インタフェース
33 コンテンツ作成要求送信手段
34 二次コンテンツ再生プレイヤ
41 コンテンツ保存手段
42 コンテンツ利用情報登録手段
43 コンテンツ検索手段
44 コンテンツ情報参照手段
45 コンテンツ取得手段
46 二次コンテンツ作成手段
47 二次コンテンツ配信手段
48 コンテンツアーカイブDB
49 コンテンツ利用情報DB
50 コンテンツ情報DB
51 二次コンテンツアーカイブDB
52 配信コンテンツアーカイブDB

Claims (7)

  1. ネットワークを介して接続される第1のクライアント装置から発行されるコンテンツ作成要求に対して,コンテンツの作成処理を行うサーバ装置によるコンテンツ作成方法であって,
    前記第1のクライアント装置またはそれと異なる第2のクライアント装置にて,ユーザがコンテンツの録画または再生を行った際に,そのクライアント装置から,少なくとも,そのコンテンツの録画または再生を行ったユーザを一意に識別するためのユーザ情報と,コンテンツの録画または再生を行った利用時刻の情報と,録画または再生を行ったコンテンツまたはそのコンテンツを一意に識別するためのコンテンツIDとを受信する過程と,
    上記受信したユーザ情報と,利用時刻の情報と,ユーザが録画または再生を行ったコンテンツのコンテンツIDとを対応付けてコンテンツ利用情報データベースに記録する過程と,
    ユーザが録画または再生を行ったコンテンツを受信した場合にはそのコンテンツを保存し管理する過程と,
    上記第1のクライアント装置からユーザ情報と時刻の範囲情報とを指定したコンテンツ作成要求を受信する過程と,
    上記受信したユーザ情報に該当するユーザが上記受信した時刻の範囲内に利用したコンテンツのコンテンツIDを,上記コンテンツ利用情報データベースから検索する過程と,
    上記検索結果のコンテンツIDに基づき該当するコンテンツを取得し,それらのコンテンツをもとに二次コンテンツを作成する過程と,
    作成した二次コンテンツを,上記コンテンツ作成要求元の第1のクライアント装置へ送信する過程とを有する
    ことを特徴とするコンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成方法。
  2. ネットワークを介して接続されるサーバ装置に対してコンテンツ作成要求を送信することにより,上記サーバ装置から作成されたコンテンツを受信する第1のクライアント装置によるコンテンツ作成方法であって,
    前記第1のクライアント装置またはそれと異なる第2のクライアント装置にて,ユーザがコンテンツの録画または再生を行った際に,そのクライアント装置から,少なくとも,そのコンテンツの録画または再生を行ったユーザを一意に識別するためのユーザ情報と,コンテンツの録画または再生を行った利用時刻の情報と,録画または再生を行ったコンテンツまたはそのコンテンツを一意に識別するためのコンテンツIDとを,上記サーバ装置へ送信し,送信したユーザ情報と,利用時刻の情報と,ユーザが録画または再生を行ったコンテンツのコンテンツIDとを対応付けて,コンテンツ利用情報として上記サーバ装置に管理させる過程と,
    上記第1のクライアント装置から上記サーバ装置に対し,ユーザ情報と時刻の範囲情報とを指定したコンテンツ作成要求を送信することにより,上記送信したユーザ情報に該当するユーザが上記送信した時刻の範囲内に利用したコンテンツのコンテンツIDを,上記サーバ装置に検索させ,その検索結果のコンテンツIDに該当するコンテンツをもとに,二次コンテンツを上記サーバ装置に作成させる過程と,
    上記作成された二次コンテンツを上記サーバ装置から受信し,再生する過程とを有する
    ことを特徴とするコンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成方法。
  3. 請求項1または請求項2記載のコンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成方法において,
    上記サーバ装置によって作成される二次コンテンツは,上記クライアント装置にてカメラを利用して録画された画像や映像の可視コンテンツと,上記クライアント装置にてコンテンツ再生プレイヤを利用して再生された音声コンテンツとを含むコンテンツの組み合わせから作成される
    ことを特徴とするコンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成方法。
  4. ネットワークを介して接続される第1のクライアント装置から発行されるコンテンツ作成要求に対して,コンテンツの作成処理を行うサーバ装置であって,
    前記第1のクライアント装置またはそれと異なる第2のクライアント装置にて,ユーザがコンテンツの録画または再生を行った際に,そのクライアント装置から,少なくとも,そのコンテンツの録画または再生を行ったユーザを一意に識別するためのユーザ情報と,コンテンツの録画または再生を行った利用時刻の情報と,録画または再生を行ったコンテンツまたはそのコンテンツを一意に識別するためのコンテンツIDとを受信する手段と,
    上記受信したユーザ情報と,利用時刻の情報と,ユーザが録画または再生を行ったコンテンツのコンテンツIDとを対応付けてコンテンツ利用情報データベースに記録する手段と,
    ユーザが録画または再生を行ったコンテンツを受信した場合にはそのコンテンツを保存し管理する手段と,
    上記第1のクライアント装置からユーザ情報と時刻の範囲情報とを指定したコンテンツ作成要求を受信する手段と,
    上記受信したユーザ情報に該当するユーザが上記受信した時刻の範囲内に利用したコンテンツのコンテンツIDを,上記コンテンツ利用情報データベースから検索する手段と,
    上記検索結果のコンテンツIDに基づき該当するコンテンツを取得し,それらのコンテンツをもとに二次コンテンツを作成する手段と,
    作成した二次コンテンツを,上記コンテンツ作成要求元の第1のクライアント装置へ送信する手段とを備える
    ことを特徴とするコンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成用のサーバ装置。
  5. 請求項4記載のサーバ装置に対してコンテンツ作成要求を送信することにより,上記サーバ装置から作成されたコンテンツを受信する二次コンテンツ再生クライアント装置であって,
    コンテンツの録画または再生を行ったユーザを一意に識別するためのユーザ情報を入力する手段と,
    時刻の範囲情報を入力する手段と,
    上記サーバ装置に対し,入力したユーザ情報と時刻の範囲情報とを指定したコンテンツ作成要求を送信する手段と,
    上記コンテンツ作成要求によって作成された二次コンテンツを上記サーバ装置から受信し,再生する手段とを備える
    ことを特徴とする二次コンテンツ再生クライアント装置。
  6. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のコンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成方法をコンピュータに実行させるためのコンテンツ作成プログラム。
  7. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のコンテンツ利用情報を活用した二次コンテンツ作成方法をコンピュータに実行させるためのコンテンツ作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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