JP2004192364A - クリエータ選定システム - Google Patents

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直紀 飯島
Shigeo Kakizaki
茂夫 柿崎
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真也 鈴木
Takeshi Nonomiya
猛 野々宮
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Abstract

【課題】才能あるクリエータを他のクリエータやスポンサがインターネット経由で効率的に発掘できると共に、当該クリエータに対し共同制作への勧誘や商品コンテンツの発注を可能とするシステムの実現。
【解決手段】センターサーバ12と、各クリエータのパソコン14と、各スポンサのパソコン18とが、インターネットを介して接続されている。センターサーバ12は、ユーザDB32と、コンテンツDB36と、評価DB40を備える。また、センターサーバ12は、コンテンツの検索結果をパソコン14、18に送信する手段、パソコン14、18にコンテンツを配信する手段、パソコン14、18からの評価データを登録する手段、クリエータの検索結果をパソコン14、18に送信する手段、特定クリエータに関する評価情報をパソコン14、18に送信する手段を備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はクリエータ選定システムに係り、特に、インターネット等の通信ネットワークを介して多数のクリエータやスポンサを結び付け、相互間での検索や評価等を通じて最適なクリエータを発掘すると共に、クリエータ間の共同作業を通じて高い完成度と商品性を備えたディジタルコンテンツの形成を可能とするシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルコンテンツの作成に必要なパーソナル・コンピュータ(以下「パソコン」)や各種ツール(アプリケーションプログラムやディジタルカメラ等)の高性能化・低価格化に伴い、現在では一般ユーザが手軽に動画や静止画、音楽といったディジタルコンテンツを作成することが可能となってきている。
また、ADSLやFTTHといった高速大容量の通信回線の普及に伴い、作成したコンテンツをユーザ自身がインターネット上のWebサイトで公開したり、ユーザ間でファイル交換することが可能となっている。
【0003】
このように、誰でもが手軽にコンテンツを作成し、これを流通させることができる環境が整うにつれて、有料でコンテンツを提供したいと希望する素人のクリエータが登場してくるのは自然の流れであり、また、優れたコンテンツであれば作者が素人であっても購入したいと希望するスポンサも出現することとなる。
この際、コンテンツの価格を如何に決定するかが一つの問題となるが、これを解決するものとして、「オンライン・コンテンツ対価形成システム」(特開2002−24594)が提案されている。
【0004】
このシステムは、コンテンツ製作者の端末からインターネット経由でサーバにアップロードされたコンテンツをWebサイトにおいて公開すると共に、閲覧者からの評価を収集してコンテンツ毎の対価を自動的に算出し、またコンテンツ毎に買い手(スポンサ)を募集して上記対価を製作者に還元する仕組みを備えている。
この結果、クリエータは自己のコンテンツに対する評価に基づいて算出された適正な対価を取得することが可能となり、またスポンサも既に一定の評価を勝ち得た成功率の高いコンテンツを調達することが可能となり、ディジタルコンテンツのオンライン流通が促進される旨が謳われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のシステムの場合、クリエータがアップロードしたコンテンツそのものが完成された商品として取引の対象となることを前提としているため、個々のコンテンツの完成度は比較的低いレベルに止まらざるを得ないという問題があった。
すなわち、いかに才能溢れるクリエータのコンテンツとはいえ、素人の作品がそのまま商品として通用することは希であり、スポンサ側の要求水準や方向性とは乖離した自己満足的なコンテンツの展示場に陥る可能性が高いといえる。
【0006】
また、スポンサが大掛かりなプロジェクトを発注する場合、通常は分野の異なる多数のクリエータによる共同作業(コラボレーション)を要する筈であるが、上記のシステムにあっては異なる分野のクリエータ同士を結び付けて共同作品を形成する機能が存在しないため、一個人で完結できる程度の比較的小粒のコンテンツが多くなることが予想される。
【0007】
この発明は、従来のシステムが抱えていた上記の問題点を解決するために案出されたものであり、才能豊かなクリエータを他のクリエータやスポンサが効率的に発掘することができると共に、通信ネットワークを介して当該クリエータに対して共同制作への勧誘や商品コンテンツの発注を可能とするシステムの実現を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載のクリエータ選定システムは、センターサーバと、各クリエータが利用する複数のコンピュータ(パソコンやPDA、携帯電話等)とを、インターネット等の通信ネットワークを介して接続した構成を備えている。
また、上記センターサーバが、各クリエータの得意ジャンルを属性情報と共に登録しておくクリエータデータベースと、各クリエータのコンピュータから送信されたディジタルコンテンツを、当該クリエータに関連付けて格納しておくコンテンツデータベースと、各クリエータのコンピュータからディジタルコンテンツの閲覧要求が送信された場合に、コンテンツ検索用のWebページを送信する手段と、同コンピュータから送信された検索条件に合致するディジタルコンテンツを抽出する手段と、同コンピュータから特定コンテンツの配信要求が送信された場合に、当該ディジタルコンテンツを配信する手段と、各クリエータのコンピュータからディジタルコンテンツの評価要求が送信された場合に、評価入力用のWebページを送信する手段と、同コンピュータから送信された評価情報を登録しておく評価データベースと、各クリエータのコンピュータから他のクリエータの検索要求が送信された場合に、クリエータ検索用のWebページを送信する手段と、同コンピュータから送信された検索条件に合致するクリエータを抽出する手段と、当該クリエータに関する属性情報を同コンピュータに送信する手段と、各クリエータのコンピュータから特定クリエータに係る評価実績の表示要求が送信された場合に、当該クリエータによる他のクリエータのコンテンツに対する評価情報、及び当該クリエータに対する他のクリエータからの評価情報を同コンピュータに送信する手段とを備えたことを特徴としている。
この結果、各クリエータは、共同制作のパートナーを探す際に、他のクリエータの登録作品(ディジタルコンテンツ)を閲覧すると共に、当該クリエータに係る評価実績をも検討することが可能となる。
しかも、この評価実績には、当該クリエータの作品に対する他のクリエータからの評価情報のみならず、当該クリエータによる他のクリエータの作品に対する評価情報も含まれるため、当該クリエータの評価姿勢や評価眼等を把握することが可能となる。
【0009】
請求項2に記載のクリエータ選定システムは、請求項1に記載のシステムを前提とし、さらに各スポンサが利用する複数のコンピュータをインターネット等を介して上記センターサーバに接続させた構成を備えている。
また、上記センターサーバが、各スポンサの業種カテゴリを属性情報と共に登録しておくスポンサデータベースと、各スポンサのコンピュータからディジタルコンテンツの閲覧要求が送信された場合に、コンテンツ検索用のWebページを送信する手段と、同コンピュータから送信された検索条件に合致するディジタルコンテンツを抽出する手段と、同コンピュータから特定コンテンツの配信要求が送信された場合に、当該ディジタルコンテンツを配信する手段と、各スポンサのコンピュータからディジタルコンテンツの評価要求が送信された場合に、評価入力用のWebページを送信する手段と、同コンピュータから送信された評価情報を登録しておく評価データベースと、各スポンサのコンピュータからクリエータの検索要求が送信された場合に、クリエータ検索用のWebページを送信する手段と、同コンピュータから送信された検索条件に合致するクリエータを抽出する手段と、当該クリエータに関する属性情報を同コンピュータに送信する手段と、各スポンサのコンピュータから特定クリエータに係る評価実績の表示要求が送信された場合に、当該クリエータによる他のクリエータのコンテンツに対する評価情報、及び当該クリエータに対する他のクリエータからの評価情報を同コンピュータに送信する手段と、各クリエータのコンピュータからスポンサの検索要求が送信された場合に、スポンサ検索用のWebページを送信する手段と、同コンピュータから送信された検索条件に合致するスポンサを抽出する手段と、当該スポンサに関する属性情報を同コンピュータに送信する手段と、各クリエータのコンピュータから特定スポンサに係る評価実績の表示要求が送信された場合に、当該スポンサによるクリエータのコンテンツに対する評価情報を同コンピュータに送信する手段とを備えたことを特徴としている。
この場合、仕事の依頼者であるスポンサにも最適なクリエータを見出す機会が与えられることとなる。
【0010】
請求項3に記載のクリエータ選定システムは、請求項1または2に記載のシステムを前提とし、さらに上記センターサーバが、各クリエータのコンピュータに各種質問事項が設定されたアンケートフォームを送信し、回答情報の入力を促す手段と、同コンピュータから送信された回答情報及び回答順位情報を、当該クリエータに関連付けて格納しておくアンケートデータベースと、各クリエータまたは各スポンサのコンピュータから特定クリエータに関するアンケート実績の表示要求が送信された場合に、当該クリエータに係る回答情報及び回答順位情報を同コンピュータに送信する手段とを備えたことを特徴としている。
この場合、各クリエータ及びスポンサは、最適クリエータの発掘に際してアンケートの回答情報や回答順位情報(アンケートに対する応答速度、ひいては積極性や意気込みを推し量るための情報)を参考にすることが可能となる。
【0011】
請求項4に記載のクリエータ選定システムは、請求項2または3に記載のシステムを前提とし、さらに上記センターサーバが、クリエータまたはスポンサのコンピュータから特定クリエータに対する勧誘情報が送信された場合に、当該勧誘情報を該当クリエータのコンピュータに転送する手段と、同コンピュータから勧誘受諾情報が送信された場合に、クリエータ間またはスポンサとクリエータ間で利用可能な専用の電子掲示板を設定する手段とを備えたことを特徴としている。この結果、クリエータは他のクリエータあるいはスポンサと専用の掲示板を通じて議論を深め、より完成度の高いコンテンツを制作可能となる。
【0012】
請求項5に記載のクリエータ選定システムは、請求項2〜4に記載のシステムを前提とし、さらに上記センターサーバが、クリエータのコンピュータから特定コンテンツの販売要求が送信された場合に、当該コンテンツ紹介用のWebページを生成し、複数のスポンサのコンピュータに送信する手段と、同コンピュータから購入希望情報が送信された場合に、これを上記クリエータのコンピュータに転送する手段と、当該クリエータ及びスポンサのコンピュータに契約書フォームを送信する手段とを備えたことを特徴としている。
この結果、クリエータは商品のレベルにまで完成度の高まったコンテンツを、センターサーバを介して多数のスポンサに売り込むことが可能となる。また、購入希望者が現れた場合には、システムを介して契約を締結することもできる。
【0013】
請求項6に記載のクリエータ選定システムは、請求項2〜5に記載のシステムを前提とし、さらに上記センターサーバが、スポンサのコンピュータからコンテンツの発注情報が送信された場合に、クリエータ募集用のWebページを生成し、複数のクリエータのコンピュータに送信する手段と、同コンピュータから応募情報が送信された場合に、これを上記スポンサのコンピュータに転送する手段とを備えたことを特徴としている。
この結果、スポンサは商品コンテンツの形成に必要なクリエータをセンターサーバを介して募集することが可能となる。
【0014】
請求項7に記載のクリエータ選定システムは、請求項2〜6に記載のシステムを前提とし、さらに上記センターサーバが、スポンサのコンピュータから特定クリエータに対する広告掲載要求が送信された場合に、同コンピュータに広告情報入力用のフォームを送信する手段と、同コンピュータから送信された広告情報を格納しておく広告データベースと、他のクリエータまたはスポンサのコンピュータから該当クリエータに係るコンテンツの閲覧要求が送信された場合に、当該コンテンツと共に上記広告情報を同コンピュータに配信する手段とを備えたことを特徴としている。
このように、特定のクリエータに関連付けて広告情報を登録しておくことで、当該クリエータの作品が配信される際には、常に広告情報が同時に表示されることとなる。すなわち、当該クリエータの人気が高まるにつれて、広告の掲載頻度も高まる仕掛けとなる。
【0015】
請求項8に記載のクリエータ選定システムは、請求項2〜7に記載のシステムを前提とし、さらに上記センターサーバが、スポンサのコンピュータから特定コンテンツに対する広告掲載要求が送信された場合に、同コンピュータに広告情報入力用のフォームを送信する手段と、同コンピュータから送信された広告情報を格納しておく広告データベースと、他のクリエータまたはスポンサのコンピュータから該当コンテンツの閲覧要求が送信された場合に、当該コンテンツと共に上記広告情報を同コンピュータに配信する手段とを備えたことを特徴としている。この場合、特定のクリエータの特定のコンテンツに関連付けて広告情報を登録しておくことで、当該コンテンツの人気の高まりにつれて広告の掲載頻度が高まることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明に係るクリエータ選定システム10の全体構成を示す概念図であり、センターサーバ12と、各クリエータが利用する複数のパソコン14と、各閲覧者が利用する複数のパソコン16と、各スポンサが管理する複数のパソコン18とを備えている。
各パソコン14,16,18とセンターサーバ12とは、インターネット等の通信ネットワークを介して接続されている。
【0017】
上記クリエータとは、このシステム10を通じて各種コンテンツを形成する者を指し、閲覧者とは、クリエータが形成したコンテンツを閲覧・評価する者をいう。
ただし、クリエータと閲覧者との区別は相対的なものであり、クリエータも他のクリエータのコンテンツを閲覧・評価する際には閲覧者となり、逆に閲覧者がコンテンツを形成・登録する場面においてはクリエータとなる。以下においては、クリエータと閲覧者を総じて「ユーザ」と称する場合がある。
また、後述のように、クリエータ及び閲覧者にはこのシステムの利用に際し登録を済ませることが求められるが、非登録のユーザに対して一定範囲内でこのシステムの利用を許容することもできる。
【0018】
上記スポンサとは、このシステム10を自己のビジネスに利用する者を意味し、具体的には、クリエータに対してコンテンツを発注したり、クリエータが制作したコンテンツを購入し、あるいはクリエータのコンテンツに対して広告を掲載する企業や個人が該当する。
【0019】
センターサーバ12は、WWWサーバ機能、認証サーバ機能、データベースサーバ機能、メールサーバ機能、アプリケーションサーバ機能、ストリーミングサーバ機能等を備えている。
各閲覧者のパソコン16及び各スポンサのパソコン18には、それぞれWebブラウザプログラムやメーラがセットアップされている。
また、各クリエータのパソコン14には、Webブラウザプログラムやメーラの他に、コンテンツを作成するための専用ツール(アプリケーションプログラムやハードウェア)がセットアップされている。
【0020】
図2は、このシステム10の機能構成を示すブロック図であり、センターサーバ12は、掲示板処理部20と、電子メール処理部22と、検索処理部24と、Webページ処理部26と、コンテンツ配信部28と、情報登録部30と、ユーザデータベース32と、スポンサデータベース34と、コンテンツデータベース36と、プロジェクトデータベース38と、評価データベース40と、アンケートデータベース42と、勧誘データベース44と、掲示板データベース46と、広告データベース48と、契約書データベース49とを少なくとも備えている。
上記掲示板処理部20、電子メール処理部22、検索処理部24、Webページ処理部26、コンテンツ配信部28、及び情報登録部30は、センターサーバ12のCPUがOS及びアプリケーションプログラムに従って必要な処理を実行することによって実現される。
また、上記ユーザデータベース32、スポンサデータベース34、コンテンツデータベース36、プロジェクトデータベース38、評価データベース40、アンケートデータベース42、勧誘データベース44、掲示板データベース46、広告データベース48、及び契約書データベース49は、センターサーバ12のハードディスク内に格納されている。
【0021】
このシステム10を利用するに際し、各クリエータ及び閲覧者は事前にユーザ登録を行い、ユーザデータベース32内に自己のレコードを確保する必要がある。
ユーザデータベース32内には、例えば、ユーザIDを筆頭にパスワード、ハンドルネーム、氏名、住所、年齢、性別、メールアドレス、URL、電話番号、座右の銘、将来の目標、尊敬する人物、アピールポイント、カテゴリ、所属チーム名等のデータ項目が設定されている。
上記「カテゴリ」には、各クリエータの得意ジャンル、例えばイラスト、マンガ、作詞、作曲、コピー、シナリオ、CG、ゲームプログラム、写真、映画等が記述される(複数登録も可能)。これに対し、得意ジャンルを有さない単なる閲覧者の場合には、カテゴリ項目に「なし」あるいは「閲覧専門」と記述される。各クリエータは、気心の通じた者同士でチームを形成し、そのチーム名を用いてコンテンツを登録することが認められている。この場合、上記「所属チーム名」の項目に当該チームの名称が記述される。
【0022】
また、各スポンサも、このシステム10を利用するに際しスポンサ登録を行うことが求められる。
スポンサデータベース34内には、例えば、スポンサIDを筆頭にパスワード、名称、住所、担当者、メールアドレス、URL、電話番号、カテゴリ等のデータ項目が設定されている。
上記「カテゴリ」には、各スポンサの業種(自動車、電機、玩具、ゲームソフト、食品、酒造等)が記述される。
【0023】
各クリエータや閲覧者には、定期又は不定期に実施されるアンケートに対し、回答する義務が課せられている。
例えば、クリエータが自己のID及びパスワードを入力してセンターサーバ12のWebサイトにログインし、Webページ中に表示されたアンケート実施を告知する文字やボタン等をクリックすると、Webページ処理部26からアンケートフォームが送信され、パソコンのWebブラウザ上に表示される。
クリエータは、このアンケートフォームに表示された設問の選択肢にチェックを入れたり、回答欄に文字を記述した後、センターサーバ12に返信する。
これを受けた情報登録部30は、当該アンケートの回答データ、回答日時データ、回答順位データを、当該クリエータのユーザIDに関連付けてアンケートデータベース42内に格納する。
【0024】
また、各クリエータは、自己の作品(素材コンテンツ)を随時センターサーバ12にアップロードすることができる。
例えば、アニメーションや楽曲を作成したクリエータは、当該素材コンテンツのファイルを、ファイル転送プログラムを用いてセンターサーバ12に送信する。これを受けた情報登録部30は、当該ファイルをクリエータのユーザID及びカテゴリに関連付けてコンテンツデータベース36内に格納する。
【0025】
コンテンツデータベース36内に蓄積された素材コンテンツは、原則として他のクリエータ、閲覧者、スポンサの自由な閲覧に供される。
例えば、アニメーションの視聴を希望する閲覧者は、パソコン16からインターネット経由でセンターサーバ12のWebサイトにアクセスし、素材コンテンツの検索ページにおいて「アニメーション」にチェックを入れ、絞り込み検索をリクエストする。
これを受けた検索処理部24は、コンテンツデータベース36内からアニメーションのカテゴリが付された素材コンテンツを抽出し、Webページ処理部26に渡す。これに対しWebページ処理部26は、タイトル、クリエータのハンドルネーム、登録日時等が一行表示されたリストを生成し、閲覧者のパソコン16に送信する。
【0026】
閲覧者がこのリスト中の特定タイトルをクリックすると、コンテンツ配信部28から当該アニメーションのファイルが閲覧者のパソコン16に対しストリーミング配信される。
この結果、閲覧者のパソコン16上で再生プログラムが自動的に起動し、当該アニメーションが再生される。
図3はその一例を示すものであり、Webページ50内に設けられた動画再生領域52においてアニメーションファイルが再生表示される様子が描かれている。音声付のアニメーションの場合には、パソコン16のスピーカを通じて音声の再生も行われる。
【0027】
素材コンテンツを視聴した閲覧者やクリエータ、スポンサは、これに対し評価を行うことができる。
すなわち、パソコン16上での再生が終了し、Webページ50中の「評価する」ボタン54をクリックすると、Webページ処理部26から図4に示す評価入力用フォーム56が送信される。
これに対し、閲覧者等は自由に評価ポイントを選択入力し、また評価コメントを記述してセンターサーバ12に送信する。
これを受けた情報登録部30は、当該評価データを閲覧者等のIDに関連付けて評価データベース40内に格納する。
【0028】
各クリエータは、他のクリエータと共同で一つの素材コンテンツを制作することができる。以下、図5及び図6のフローチャートに従い、その場合の処理手順を説明する。
例えば、自分で作成したアニメーションに音楽を付けることを希望するクリエータ(以下「アニメータ」)は、パソコン14の画面上にクリエータの検索ページを表示させる(図示省略)。
アニメータは、この検索ページにおいて「作曲」のカテゴリにチェックを入れ、作曲を得意とするクリエータ(以下「作曲家」)の検索処理を求める(S10)。
これを受けた検索処理部24は、ユーザデータベース32から作曲家を抽出し(S11)、一覧リストをアニメータのパソコン14に送信する(S12)。
【0029】
これに対し、アニメータがある作曲家のハンドルネームをクリックすると、Webページ処理部26から当該作曲家の紹介ページが送信され、パソコン画面に表示される。
この紹介ページには、当該作曲家の座右の銘やアピールポイント等と共に、登録済みコンテンツのリストがクリッカブルに表示されている。
アニメータがこのリストに列記された曲名をクリックすると(S13)、コンテンツ配信部28を通じて該当の音声ファイルがストリーミング配信され(S14)、パソコン14上で再生される(S15)。
【0030】
また、アニメータが上記Webページ中の「評価実績の表示」ボタンをクリックすると(S16)、Webページ処理部26から当該クリエータに関する評価実績リストが送信される(S17)。
この評価実績リストには、総獲得ポイント数や平均ポイント数、ポイント偏差値等の他、当該作曲家の素材コンテンツに対する他のクリエータやスポンサ等からの評価案件が一覧表示されている。
これに対しアニメータが特定の評価案件をクリックすると(S18)、評価ポイントや評価コメントが記述されたWebページが送信され(S19)、パソコン14上に表示される。この結果、アニメータは当該作曲家の作品に対する客観的な評価を把握することができる。
この評価実績リストには、当該作曲家が他のクリエータの作品に対して行った評価案件も一覧表示されており、アニメータは他のクリエータの作品に対する評価コメントを閲覧することにより、当該作曲家の批評姿勢や批評眼をチェックすることができる。
【0031】
さらに、アニメータが上記Webページ中の「アンケート実績の表示」ボタンをクリックすると(S20)、Webページ処理部26から当該クリエータに関するアンケート実績リストが送信される(S21)。
このアンケート実績リストには、当該作曲家が過去に回答したアンケートのタイトル、回答順位、回答日時が一覧表示されている。もちろん、各アンケートのタイトルをクリックすることにより(S22)、アンケートの回答データがWebページ処理部26から送信される(S23)。
このアンケート実績を参照することにより、アニメータは当該作曲家の本システムに対する貢献度や忠誠心、几帳面さを推し量ることができる。
また、アンケートの回答データを検討することで、当該作曲家の趣味嗜好を把握することもできる。例えば、「あなたの好きなアーティストは?」という設問に対する回答を閲覧することにより、アニメータは自分の音楽的趣味と合うか否かをある程度判断することができる。
【0032】
上記の検討の結果、特定の作曲家に目星を付けたアニメータは、上記Webページ中の「勧誘」ボタンをクリックする(S24)。
この結果、Webページ処理部26からは勧誘文の入力フォームが送信される(S25)。これに対しアニメータが必要事項を入力して返信すると(S26)、当該勧誘文データは情報登録部30を介して勧誘データベース44内に格納される(S27)。
つぎに、センターサーバ12の電子メール処理部22によって当該勧誘文が本文に記述された電子メールが自動生成され、当該作曲家のメールアドレスに宛てて送信される(S28)。
この電子メールを作曲家が受信し(S29)、パソコン上で開封すると、「今回の勧誘に興味がある場合には、すぐにWebサイトにアクセスして下さい」といったメッセージや該当のURLが表示される。
【0033】
これに従って作曲家がWebサイトにアクセスすると、Webページ処理部26から勧誘ページが送信され、Webブラウザ上に表示される(S30)。
この勧誘ページ中の「勧誘を受ける」ボタンをクリックすると(S31)、掲示板処理部20によって専用電子掲示板(BBS)が掲示板データベース46内に設置される(S32)。
同時に、電子メール処理部22を通じて勧誘受諾通知メールが自動生成され、アニメータのメールアドレス宛に送信される(S33)。この通知メールには、上記専用掲示板のURLが記述されている。
また、作曲家に対しても、専用掲示板のURLが電子メール経由で通知される(S34)。
以後、アニメータと作曲家は専用掲示板を通じて意見交換や議論を行い、また電子メール等を介してファイルを交換し合うことにより、共同で一つの作品を制作することが可能となる。
【0034】
この共同作業の成果物は、素材コンテンツとして随時センターサーバ12にアップロードされ、他のクリエータや閲覧者、スポンサの閲覧に供される。
したがって、当該素材コンテンツに対する他のクリエータやスポンサ等からの評価を参照し、各クリエータはさらに作品の完成度を高めていくことができる。なお、上記専用掲示板は一般公開することも可能であるし、各クリエータの希望によって非公開扱いとすることもできる。
【0035】
上記の共同作業を通じてコンテンツの完成度が高まり、各クリエータが商品のレベルにまで達したと判断した場合、Webサイト上において「商品コンテンツの登録」をリクエストし、購入者の募集を求めることができる。
これを受けた情報登録部30は、当該コンテンツに係るファイルや書誌的情報をコンテンツデータベース36内に格納する。
また、Webページ処理部26は、各スポンサやクリエータ等がWebサイトにアクセスした際に、商品コンテンツの紹介ページをそれぞれのパソコンに送信する。
【0036】
この紹介ページを通じて商品コンテンツを視聴した結果、購入意欲を覚えたスポンサは、紹介ページに表示された「購入希望」ボタンをクリックする。
以後、電子メールや掲示板を介した条件交渉がクリエータとスポンサとの間で繰り返され、合意に達した時点でWebページ処理部26から各人に契約書のフォームが送信される。この契約書フォーム中には、一般的・定型的な条項の他に、当事者間で合意した内容が記述されている。
また、この契約書フォームの送信時点において、初めてスポンサ側にクリエータの実名や住所等が開示されることとなる。
【0037】
契約書フォームの内容に納得したクリエータ及びスポンサは、電子メール等によってシステム運用者にその旨を連絡する。
これを受けたシステム運用者は、契約書データベース49内に登録された契約条項をプリントアウトすると共に、クリエータ及びスポンサに郵送し、正式な契約書として押印を求める。最終的には、クリエータ、スポンサ及びシステム運用者がそれぞれ同一の契約書を保持する状態となる。
なお、商品コンテンツの「購入」には、スポンサがクリエータからコンテンツの著作権を譲り受ける場合の他、ライセンスの供与を受ける場合も含まれる。
また、購入に際しては金銭の授受が当然に発生するが、これに関してはシステム運用者を間に介して処理されることが望ましい。
【0038】
上記契約交渉の過程で、スポンサはクリエータの評価実績情報及びアンケート実績情報を検索処理部24及びWebページ処理部26を通じて自由に閲覧することができる。
また、クリエータも、交渉相手であるスポンサの評価実績情報(クリエータに対する過去の評価情報)や属性情報を検索処理部24及びWebページ処理部26を通じて自由に閲覧することができる。
【0039】
上記にあっては、クリエータの側で商品コンテンツを企画・制作し、成果物をスポンサ側に売り込む事例を説明したが、逆にスポンサの側からクリエータに対して商品コンテンツの制作を発注することもできる。以下、図7のフローチャートに従い、その場合の処理手順を説明する。
まず、スポンサはセンターサーバ12のWebサイトにおいて、「プロジェクトの立ち上げ」を選択する(S40)。
これを受けたWebページ処理部26からは、新規プロジェクト募集用フォームがスポンサのパソコンに送信される(S41)。
【0040】
これに対しスポンサは、プロジェクトの概要や趣旨、必要とされる商品コンテンツのカテゴリ、納期、対価、知的所有権の帰属等を同フォーム中に記述し、センターサーバ12に送信する(S42)。
この際、すでに意中のクリエータが決まっている場合には、当該クリエータのハンドルネームをも記述する(クリエータの特定がない場合には、後述のように、一般公募案件として処理される)。
これを受けた情報登録部30は、入力データをスポンサIDに関連付けてプロジェクトデータベース38内に格納する(S43)。
【0041】
また、電子メール処理部22が起動し、スポンサが指名したクリエータ宛てに勧誘メールを送信する(S44)。
この電子メールをクリエータが受信し(S45)、パソコン上で開封すると、スポンサが記述したプロジェクトの概要や趣旨、必要とされる商品コンテンツのカテゴリ、納期、対価、知的所有権の帰属等の他、「今回の勧誘に興味がある場合には、すぐにWebサイトにアクセスして下さい」といったメッセージと、該当のURLが表示される。
これに従ってクリエータがWebサイトにアクセスすると、Webページ処理部26から勧誘ページが送信され、Webブラウザ上に表示される(S46)。
この勧誘ページ中の「勧誘を受ける」ボタンをクリエータがクリックすると(S47)、掲示板処理部20によって専用掲示板が掲示板データベース46内に設置される(S48)。
同時に、電子メール処理部22を通じて勧誘受諾通知メールが自動生成され、スポンサのメールアドレス宛に送信される(S49)。この通知メールには、上記専用掲示板のURLが記述されている。
また、クリエータに対しても、専用掲示板のURLが電子メール経由で通知される(S50)。
【0042】
同時に、掲示板処理部20によって専用掲示板が掲示板データベース46内に設定され、そのURLがクリエータ及びスポンサに電子メール経由で通知される。
以後、クリエータとスポンサは、当該専用掲示板を通じて意見交換や議論を行い、プロジェクトを遂行することが可能となる。
このプロジェクト専用掲示板は、非公開を原則としているが、スポンサの希望によって一般公開することも可能である。
【0043】
スポンサがプロジェクトの概要書においてクリエータを指名していない場合、あるいは一部のクリエータのみが指名されている場合、Webページ処理部26は必要なカテゴリに属するクリエータの一般公募処理を実行する。以下、図8及び図9のフローチャートに従い、その場合の処理手順を説明する。
すなわち、Webページ処理部26は、プロジェクトの募集要項が記述された公募用Webページを生成し、各クリエータがWebサイトにアクセスした際にパソコンに送信する(S61)。
この結果、クリエータのパソコン上にプロジェクトの公募用Webページが表示される(S62)。これに対し、クリエータが「応募する」ボタンをクリックすると(S63)、応募用フォームがWebページ処理部26から送信される(S64)。
これに対しクリエータが、ハンドルネームやパスワード、応募動機といった必要事項を記述して返信すると(S65)、情報登録部30によって入力データがクリエータのIDに関連付けられてプロジェクトデータベース38内に格納される(S66)。
また、電子メール処理部22が起動し、応募者のハンドルネームが記述された電子メールを生成し、スポンサ宛てに送信する(S67)。
【0044】
この電子メールを受け取ったスポンサは、Webサイトの検索ページにおいて各クリエータの作品(登録済みの素材コンテンツ)を閲覧したり、評価実績情報やアンケート実績情報をチェックすることにより(S68〜S75)、採否を決定する。
例えば、スポンサが酒造メーカである場合、当該クリエータが過去のアンケートにおいて「酒が好き」と回答しているか否かを確認することができる。
以上の検討の結果、スポンサが当該クリエータの採用を決定した場合、上記電子メール中に記述されたURLにアクセスし、表示されるWebページ中において「採用する」ボタンをクリックする(S76)。
これを受けた掲示板処理部20は、専用の電子掲示板(BBS)を掲示板データベース46内に設置する。 同時に、そのURLが電子メール経由でスポンサに通知される(S78)。
また、電子メール処理部22は、クリエータのメールアドレス宛に採用通知メールを送信する(S79)。
クリエータがこの電子メールを受信し(S80)、本文欄に記述されたURLにアクセスすると、当該プロジェクト専用の掲示板がパソコン画面に表示される(S81)。
【0045】
上記専用掲示板を介したやり取りを通じてコンテンツの完成度が十分に高まり、スポンサが購入可能なレベルにまで達したと判断した場合、Webサイト上において「商品コンテンツの購入」ボタンをクリックする。
この結果、システム管理者から各クリエータ及びスポンサに対し、契約書データベース49内に蓄積された契約書のフォームが送信される。
また、この契約書フォームの送付時点において、初めてスポンサ側にクリエータの実名や住所等が開示される。
契約書フォームの内容に納得したクリエータ及びスポンサは、電子メール等によってシステム運用者にその旨を連絡する。
これを受けたシステム運用者は、クリエータ及びスポンサに正式な契約書を郵送して押印を求め、最終的にクリエータ、スポンサ及びシステム運用者がそれぞれ同一の契約書を保持する状態となる。
【0046】
スポンサは、特定のクリエータを指名して広告を出稿することもできる。
この場合、センターサーバ12のWebサイトにおいて意中のクリエータに関する紹介ページを呼び出し、同ページ中の「広告を掲載する」ボタンを選択する。
これを受けたセンターサーバ12のWebページ処理部26は、特定のURLが記述された広告原稿入力フォームをスポンサのパソコンに送信する。
これに対しスポンサは、入力フォーム中に広告のタイトル、キャッチコピー等を入力して返信すると共に、上記URLに動画ファイルや静止画ファイルを転送する。
これを受けた情報登録部30は、広告に関する入力データや動画ファイル等を、指名されたクリエータのIDに関連付けて広告データベース48内に格納する。
【0047】
以後、当該クリエータの作品(素材コンテンツ)に対する表示要求が他のクリエータやスポンサ等から出力されると、Webページ処理部26によって上記広告データベース48から必要なデータやファイルが抽出され、広告表示用のWebページが生成される。
例えば、図3に示したように、クリエータの素材コンテンツを再生表示するための領域52の近傍に広告表示用の領域58を併設し、両者を同時に再生させることが挙げられる。
この場合、当該クリエータの人気が高まるにつれて広告の表示回数が増加することとなる。もちろん、スポンサに対しては当該広告の表示回数が定期的に報告される。
【0048】
スポンサは、クリエータの特定の作品を指定して広告を表示させることも可能であるし、期間を限定して広告表示を依頼することもできる。
システムの運用者は、スポンサから所定の広告料を徴収して運転資金に充てると共に、その一部をクリエータに還元することができる。
【0049】
【発明の効果】
請求項1に記載のクリエータ選定システムによれば、各クリエータは共同制作のパートナーを探す際に他のクリエータの登録作品(ディジタルコンテンツ)を閲覧すると共に、当該クリエータに係る評価実績をも検討することが可能となる。
しかも、この評価実績には、当該クリエータの作品に対する他のクリエータからの評価情報のみならず、当該クリエータによる他のクリエータの作品に対する評価情報も含まれるため、当該クリエータの評価姿勢や評価眼等を把握することが可能となる。
【0050】
請求項2に記載のクリエータ選定システムによれば、仕事の依頼者であるスポンサにも最適なクリエータを見出す機会が与えられることとなる。
請求項3に記載のクリエータ選定システムによれば、各クリエータ及びスポンサは、最適クリエータの発掘に際してアンケートの回答情報や回答順位情報を参考にすることが可能となる。
請求項4に記載のクリエータ選定システムによれば、クリエータは他のクリエータあるいはスポンサと専用の掲示板を通じて議論を深め、より完成度の高いコンテンツを制作可能となる。
請求項5に記載のクリエータ選定システムによれば、クリエータは商品のレベルにまで完成度の高まったコンテンツを、センターサーバを介して多数のスポンサに売り込むことが可能となる。また、購入希望者が現れた場合には、システムを介して契約を締結することも可能となる。
請求項6に記載のクリエータ選定システムによれば、スポンサは商品コンテンツの形成に必要なクリエータをセンターサーバを介して募集することが可能となる。
請求項7に記載のクリエータ選定システムによれば、特定のクリエータに関連付けて広告情報を登録しておくことで、当該クリエータの作品が配信される際に広告情報を同時に表示させることが可能となる。
請求項8に記載のクリエータ選定システムによれば、特定のクリエータの特定のコンテンツに関連付けて広告情報を登録しておくことで、当該コンテンツが配信される際に広告情報を同時に表示させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るクリエータ選定システムの全体構成を示す概念図である。
【図2】このシステムの機能構成を示すブロック図である。
【図3】Webページ内に設けられた動画再生領域においてアニメーションファイルが再生表示される様子を示すレイアウト図である。
【図4】評価入力用フォームを示すレイアウト図である。
【図5】あるクリエータが他のクリエータを選定する際の手順を示すフローチャートである。
【図6】あるクリエータが他のクリエータを選定する際の手順を示すフローチャートである。
【図7】スポンサが特定のクリエータを勧誘する際の手順を示すフローチャートである。
【図8】スポンサが必要なクリエータを公募する際の手順を示すフローチャートである。
【図9】スポンサが必要なクリエータを公募する際の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 クリエータ選定システム
12 センターサーバ
14 クリエータのパソコン
16 閲覧者のパソコン
18 スポンサのパソコン
20 掲示板処理部
22 電子メール処理部
24 検索処理部
26 Webページ処理部
28 コンテンツ配信部
30 情報登録部
32 ユーザデータベース
34 スポンサデータベース
36 コンテンツデータベース
38 プロジェクトデータベース
40 評価データベース
42 アンケートデータベース
44 勧誘データベース
46 掲示板データベース
48 広告データベース
49 契約書データベース
50 Webページ
52 動画再生領域
54 「評価する」ボタン
56 評価入力用フォーム
58 広告表示用の領域

Claims (8)

  1. センターサーバと、各クリエータが利用する複数のコンピュータとを、通信ネットワークを介して接続したクリエータ選定システムであって、
    上記センターサーバが、各クリエータの得意ジャンルを属性情報と共に登録しておくクリエータデータベースと、
    各クリエータのコンピュータから送信されたディジタルコンテンツを、当該クリエータに関連付けて格納しておくコンテンツデータベースと、
    各クリエータのコンピュータからディジタルコンテンツの閲覧要求が送信された場合に、コンテンツ検索用のWebページを送信する手段と、
    同コンピュータから送信された検索条件に合致するディジタルコンテンツを抽出し、検索結果を送信する手段と、
    同コンピュータから特定コンテンツの配信要求が送信された場合に、当該ディジタルコンテンツを配信する手段と、
    各クリエータのコンピュータからディジタルコンテンツの評価要求が送信された場合に、評価入力用のWebページを送信する手段と、
    同コンピュータから送信された評価情報を登録しておく評価データベースと、各クリエータのコンピュータから他のクリエータの検索要求が送信された場合に、クリエータ検索用のWebページを送信する手段と、
    同コンピュータから送信された検索条件に合致するクリエータを抽出する手段と、
    当該クリエータに関する属性情報を同コンピュータに送信する手段と、
    各クリエータのコンピュータから特定クリエータに係る評価実績の表示要求が送信された場合に、当該クリエータによる他のクリエータのコンテンツに対する評価情報、及び当該クリエータのコンテンツに対する他のクリエータからの評価情報を同コンピュータに送信する手段とを備えたことを特徴とするクリエータ選定システム。
  2. 請求項1に記載のクリエータ選定システムであって、
    上記センターサーバには、通信ネットワークを介して各スポンサが利用する複数のコンピュータが接続されており、
    さらに上記センターサーバが、各スポンサの業種カテゴリを属性情報と共に登録しておくスポンサデータベースと、
    各スポンサのコンピュータからディジタルコンテンツの閲覧要求が送信された場合に、コンテンツ検索用のWebページを送信する手段と、
    同コンピュータから送信された検索条件に合致するディジタルコンテンツを抽出し、検索結果を送信する手段と、
    同コンピュータから特定コンテンツの配信要求が送信された場合に、当該ディジタルコンテンツを配信する手段と、
    各スポンサのコンピュータからディジタルコンテンツの評価要求が送信された場合に、評価入力用のWebページを送信する手段と、
    同コンピュータから送信された評価情報を登録しておく評価データベースと、各スポンサのコンピュータからクリエータの検索要求が送信された場合に、クリエータ検索用のWebページを送信する手段と、
    同コンピュータから送信された検索条件に合致するクリエータを抽出する手段と、
    当該クリエータに関する属性情報を同コンピュータに送信する手段と、
    各スポンサのコンピュータから特定クリエータに係る評価実績の表示要求が送信された場合に、当該クリエータによる他のクリエータのコンテンツに対する評価情報、及び当該クリエータのコンテンツに対する他のクリエータからの評価情報を同コンピュータに送信する手段と、
    各クリエータのコンピュータからスポンサの検索要求が送信された場合に、スポンサ検索用のWebページを送信する手段と、
    同コンピュータから送信された検索条件に合致するスポンサを抽出する手段と、
    当該スポンサに関する属性情報を同コンピュータに送信する手段と、
    各クリエータのコンピュータから特定スポンサに係る評価実績の表示要求が送信された場合に、当該スポンサによるクリエータのコンテンツに対する評価情報を同コンピュータに送信する手段とを備えたことを特徴とするクリエータ選定システム。
  3. 上記センターサーバが、各クリエータのコンピュータに各種質問事項が設定されたアンケートフォームを送信し、回答情報の入力を促す手段と、
    同コンピュータから送信された回答情報及び回答順位情報を、当該クリエータに関連付けて格納しておくアンケートデータベースと、
    各クリエータまたは各スポンサのコンピュータから特定クリエータに関するアンケート実績の表示要求が送信された場合に、当該クリエータに係る回答情報及び回答順位情報を同コンピュータに送信する手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載のクリエータ選定システム。
  4. 上記センターサーバが、クリエータまたはスポンサのコンピュータから特定クリエータに対する勧誘情報が送信された場合に、当該勧誘情報を該当クリエータのコンピュータに転送する手段と、
    同コンピュータから勧誘受諾情報が送信された場合に、クリエータ間またはスポンサとクリエータ間で利用可能な専用の電子掲示板を設定する手段とを備えたことを特徴とする請求項2または3に記載のクリエータ選定システム。
  5. 上記センターサーバが、クリエータのコンピュータから特定コンテンツの販売要求が送信された場合に、当該コンテンツ紹介用のWebページを生成し、複数のスポンサのコンピュータに送信する手段と、
    同コンピュータから購入希望情報が送信された場合に、これを上記クリエータのコンピュータに転送する手段と、
    当該クリエータ及びスポンサのコンピュータに契約書フォームを送信する手段とを備えたことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載のクリエータ選定システム。
  6. 上記センターサーバが、スポンサのコンピュータからコンテンツの発注情報が送信された場合に、クリエータ募集用のWebページを生成し、複数のクリエータのコンピュータに送信する手段と、
    同コンピュータから応募情報が送信された場合に、これを上記スポンサのコンピュータに転送する手段とを備えたことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載のクリエータ選定システム。
  7. 上記センターサーバが、スポンサのコンピュータから特定クリエータに対する広告掲載要求が送信された場合に、同コンピュータに広告情報入力用のフォームを送信する手段と、
    同コンピュータから送信された広告情報を格納しておく広告データベースと、他のクリエータまたはスポンサのコンピュータから該当クリエータに係るコンテンツの閲覧要求が送信された場合に、当該コンテンツと共に上記広告情報を同コンピュータに配信する手段とを備えたことを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載のクリエータ選定システム。
  8. 上記センターサーバが、スポンサのコンピュータから特定コンテンツに対する広告掲載要求が送信された場合に、同コンピュータに広告情報入力用のフォームを送信する手段と、
    同コンピュータから送信された広告情報を格納しておく広告データベースと、他のクリエータまたはスポンサのコンピュータから該当コンテンツの閲覧要求が送信された場合に、当該コンテンツと共に上記広告情報を同コンピュータに配信する手段とを備えたことを特徴とする請求項2〜7の何れかに記載のクリエータ選定システム。
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