JP2004185074A - 文字列の暗号受信方法、プログラムおよびシステム - Google Patents

文字列の暗号受信方法、プログラムおよびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】パスワード等に有意な文字列を設定した場合であってもネットワーク上には無意味なものが流れるようにする。
【解決手段】Webサーバにおいて、クライアント端末のユーザにとって順番を認識可能な情報の配列である第1のキーを抽出し、当該第1のキーに含まれる情報を並べ替えて第2のキーとし、当該第2のキーを背景画像として含む文字列入力画面を作成してクライアントに送信し、クライアントからの受信文字列を前記第2のキーと第1のキーとの対応関係に基づき並べ替えて、当初の文字列を得るようにする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は文字列の暗号受信方法、プログラムおよびシステムに関し、特に、ネットワーク上でのパスワード等の送信に際し、有意な文字列を無意味なものとして、第三者への漏洩を防止する方法、プログラムおよびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばインターネットの利用者が特定のWWWサーバまたはファイルにアクセスする際に、サービス内容や閲覧制限を利用者毎に管理したりアクセス内容や履歴をサーバ側で把握するため、利用者毎にIDが割り当てられ、パスワードが設定される。パスワードに生年月日や電話番号を用いると、ネットワーク上を流れる文字の並びと利用者情報を解析することで、パスワードが見破られてしまうことがある。近年ではインターネットを用いた情報の不正取得が大きな問題になっており、無作為な文字列をパスワードとして採用することが推奨されている。しかしパスワードを無作為なものとすると覚えにくくなるため、パスワードに有意な文字列を用いても安全な方策が求められていた。
【0003】
本願に関連すると思われる従来技術として、例えば特許文献1がある。この公報には、送信情報をバッファ上で一定の法則で並び換えて送信し、受信側で先の法則に従って元の情報に並べ直してから出力するシステムが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、選択した背景画において、マウスでクリックした位置と順序の情報を、秘密鍵を管理するパスワードとして登録する暗号化方法および装置が開示されている。
【0005】
また、特許文献3には、暗号化/復号化に用いる置換テーブルを指定するセッションキーを、セッション毎あるいは伝送中に時々変更する装置が開示されている。
【特許文献1】
特開昭64−39844号公報
【特許文献2】
特開平11−88324号公報
【特許文献3】
特表平9−510591号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記列挙した従来技術は入力情報をクライアント側で自動的に並べ替えネットワーク上に送出するものであり、情報の送り手と受け手の双方に専用の機能(暗号通信ソフト等)を実装しなければならない。本発明は、パスワードに有意な文字列を使用する場合であってもネットワーク上には無意味なものが流れるようにしてセキュリティの向上を図るとともに、従来技術に比して安価かつ簡便な、優れた代替技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本願に係る暗号受信方法は、通信ネットワークを介してクライアント端末から文字列を受信するWebサーバにおいて、前記クライアント端末のユーザにとって順番を認識可能な情報の配列である第1のキーを抽出するステップと、当該第1のキーに含まれる情報を並べ替えて第2のキーとするステップと、当該第2のキーを背景画像として含む文字列入力画面を用意するステップと、この文字列入力画面を前記クライアント端末に送出するステップと、前記クライアント端末から返信された文字列を受信するステップと、前記第2のキーと第1のキーとの対応関係に基づきこの受信文字列を並べ替えるステップと、を含むことを特徴とする。
【0008】
この方法では、サーバ側で文字毎の入力順番を指示する背景画面を含む入力画面を用意し、ユーザはこの指示に従って文字列を入力する。送信情報はサーバ側で再び並べ替えされて当初の文字列が復元される。順番を並べ替えて文字を入力するため、ネットワーク上を流れる文字列が無意味なものとなる。この方法によれば、例えば有意な文字列をパスワードとして設定している場合等にも、ネットワーク上でパスワードが解析されて不正利用されるといった問題を防止することができる。
【0009】
本発明の方法において、前記並べ替えを行うステップは、前記クライアント端末からのアクセス毎に前記第1のキーをランダムに並べ替えて第2のキーとすることが望ましい。また、前記第1のキーは各ユーザが予め設定したものであるとともに、前記第1のキーを抽出するステップは、前記クライアント端末から通知されたユーザの識別情報に基づき当該ユーザの第1のキーを抽出することが望ましい。アクセス毎に第2のキーの配列をランダムに並べ替えることにより、クライアント端末からの送信文字列が毎回異なるものとなり、さらにユーザ毎に異なる第1のキーを設定可能とすればセキュリティ性を向上することができる。
【0010】
ある実施例では、前記文字列入力画面を用意するステップは、前記第2のキーを文字入力領域の背景色として前記入力画面を作成することができる。ここで、受信すべき文字列が第1のキーより長いことが予想されるような場合には、前記文字列入力画面を用意するステップは、前記第2のキーを複数回繰り返して前記文字入力領域の背景色として前記入力画面を作成するようにしてもよい。
【0011】
別の実施例では、前記文字列入力画面を用意するステップは、前記第2のキーを表す文字画像を背景画像に組み込んだ入力画面を用意することができる。第2のキーを文字コードではなく文字画像として背景画像に埋め込むことにより、ネット上を流れる文字コードから送信文字列が解析されるのを防止することができる。
【0012】
本発明の方法では、前記受信文字列が前記第2のキーより長い場合、前記受信情報を並べ替えるステップは、前記第2のキーが示す情報量の単位ブロックごとに前記受信文字列を並べ替えるステップと、空白があれば削除するステップとを含むことを特徴とする。
【0013】
さらに本願に係る発明は、上記方法を用いてパスワードの受信を行うことを特徴とするパスワード認証方法に関する。
【0014】
さらに本願に係る発明は、上記方法を前記Webサーバに実行させることを特徴とするコンピュータプログラムに関する。
【0015】
さらに本願に係る発明は、このプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0016】
さらに、本願に係るシステムの発明は、通信ネットワークを介してクライアント端末から文字列を受信するWebサーバシステムであって、前記クライアント端末のユーザにとって順番を認識可能な情報の配列である第1のキーを抽出する手段と、当該第1のキーに含まれる情報を並べ替えて第2のキーとする手段と、当該第2のキーを背景画像として含む文字列入力画面を用意する手段と、この文字列入力画面を前記クライアント端末に送出する手段と、前記クライアント端末から返信された文字列を受信する手段と、前記第2のキーと第1のキーとの対応関係に基づきこの受信文字列を並べ替える手段と、を備えることを特徴とする。
【0017】
実施例では、上記の各手段はWebサーバの備えるCPU、記憶装置、通信ポート等のハードウェアと、記憶装置に格納されたコンピュータプログラムとの協働により実現される。本発明ははネットワークを介して情報を受信する様々なWWWサーバに適用することができ、送受新情報のセキュリティを向上することができる。
【0018】
前記並べ替えを行う手段は、前記クライアント端末からのアクセス毎に前記第1のキーをランダムに並べ替えて第2のキーとすることが望ましい。また、このWebサーバは、各ユーザが予め設定した第1のキーが登録された管理テーブルを備えるとともに、前記第1のキーを抽出する手段は、前記クライアント端末から通知されたユーザの識別情報に基づき前記管理テーブルを参照して第1のキーを抽出することが望ましい。
【0019】
ある実施例では、前記文字列入力画面を用意する手段は、前記第2のキーを文字入力領域の背景色として前記入力画面を作成することを特徴とする。この場合、前記文字列入力画面を用意する手段は、前記第2のキーを複数回繰り返して前記文字入力領域の背景色として前記入力画面を作成するようにしてもよい。
【0020】
別の実施例では、前記文字列入力画面を用意するステップは、前記第2のキーを表す文字画像を背景画像に組み込んだ入力画面を用意することを特徴とする。
【0021】
前記受信情報を並べ替える手段は、前記受信文字列が前記第2のキーより長い場合、前記第2のキーが示す情報量の単位ブロックごとに前記受信文字列を並べ替えるとともに、空白があれば削除することが望ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は本発明のシステムの構成を示す概略図である。図1に示すように、本発明のシステムは、クライアント端末10と、WWWサーバ20と、両者を接続するネットワーク30で構成されている。ネットワーク30は例えばインターネットである。
【0023】
クライアント端末10はユーザが利用するパーソナルコンピュータ、携帯電話機、PHS、情報通信機能付のPDA等の通信端末である。このクライアント端末10はWebブラウザを備えており(図示せず)、ネットワーク30を介してサーバ20にアクセスし、サーバ20が提供する種々のサービスを利用することができる。クライアント端末10のブラウザは、HTTP(Hypertext Transport Protocol)をはじめとするプロトコルでWWWサーバ20にアクセスする。
【0024】
WWWサーバ20はネットワーク上でウェブサイトを公開するワークステーションサーバであり、クライアント端末10からのアクセスに対しパスワード認証を行う認証手段21と、ユーザ毎のIDおよびパスワードが登録された管理テーブル22を備えている。サーバ20はその他目的に応じたサービスを提供する手段(例えば、検索エンジン等)を備えているが、その内容は本願発明とは直接関連しないのでここに説明を省略する。
【0025】
図2は、管理テーブル22の一例を示す図である。図2に示すように、管理テーブル22にはユーザ毎のレコードが登録されており、各レコードには少なくとも、ユーザIDと、パスワードと、色配列が登録される。これらの情報は、クライアント端末10からサーバ20への初回アクセス時に、サーバ20のガイダンスに従って登録されるものである。
【0026】
すなわち、サーバ20への初回アクセス時には、図3に示すような新規ユーザ登録画面が表示される。ユーザはこの画面上でパスワードを指定するとともに、パスワードに対応させる色配列(すなわち、第1のキー)を登録する。ここで、登録するパスワードおよび色配列の長さはともに任意であってよい。一実施例として、図2に示すID00001のユーザはパスワードを「12345」、色配列を「青・黄・赤」に設定している。
【0027】
このシステムにおけるパスワード認証方法のフローを図4に示す。本図では、左側にクライアント端末10の処理を、右側にWWWサーバ20(パスワード認証手段21)の処理を示す。前述のようにパスワードおよびこれに対応する色配列を設定したユーザは、以降にサーバ20へアクセスする際にユーザID「00001」を送信する(ステップS1)。WWWサーバ20は、受信したユーザIDをもとにパスワード入力画面を作成し(ステップS3)、クライアント端末10に送信する(ステップS4)。ここで、パスワード入力画面の作成は以下のように行われる。
【0028】
WWWサーバ20は、受信したユーザID「00001」をもとに管理テーブル22を参照して当該ユーザに設定された色配列「青・黄・赤」を抽出し(図2参照)、この配列をランダムに並べ替える(例えば、「黄・赤・青」)。この並べ替えた色配列(第2のキー)は一時的にサーバに記憶しておく。次に、当該ユーザのパスワードを参照して、並べ替えた色配列の色数がパスワードの文字数以上となるように色配列をn回繰り返す(すなわち、n=パスワードの文字数÷色配列の色数(小数点以下切り上げ))。本例の場合、色配列が3色でなるのに対しパスワードは5文字であるので、並べ替えた色配列を2回繰り返して6桁になるようにする(n=5÷3=2(小数点切り上げ))。そして、並べ替えられn回繰り返された色配列「黄・赤・青・黄・赤・青」をパスワード入力画面におけるパスワード入力領域の背景色として設定する。なお、パスワード入力画面はこのようにして、ユーザからアクセスがある都度新たに作成される。
【0029】
このように作成されたパスワード入力画面は、図5に示す如くクライアント端末10に表示される(図4ステップS5)。図5に示すように、画面上には6つの文字入力領域が設けられ、各領域の背景色が「黄・赤・青・黄・赤・青」となっている。ユーザは、以前に登録したパスワードと色配列をもとに、図6に示すようなパスワード構成文字の割り当てを行い、これに従って文字を各領域に入力する。すなわち、図6に示すように、ユーザは自分で設定したパスワード「12345」の各文字に色配列「青・黄・赤」を繰り返した「青・黄・赤・青・黄」の色を割り当て、この割り当てに従って入力領域の配色に対応するパスワード文字を入力する。図5および図6の例では、入力後の画面は図7に示すものとなり、入力文字は「2315 4」となる。この文字列がWWWサーバ20に送出される(ステップS6)。
【0030】
これをより簡単にした実施例を図8および図9に示す。クライアント端末10に表示されたパスワード入力画面が図8に示すものであるとき、ユーザの登録した色配列から導かれる数字の割り当ては図6に示す如くであるので、入力後の画面は図9に示すものとなり、入力文字はそのまま「12345 」となる。
【0031】
クライアント端末10から入力文字の送信を受け取ったWWWサーバ20は(ステップS7)、管理テーブル22を参照して受信した文字列をパスワードとして並べ替える(ステップS8)。これは、以下のようにして行われる。
【0032】
サーバ20は管理テーブル22にて当該ユーザの色配列「青・黄・赤」を参照し、その色数(3)と等しい数の文字を1ブロックとして、ブロックごとに、登録された色配列(第1のキー)と並べ替えた色配列(第2のキー)の対応関係に基づき並べ替えを行う。すなわち、図5ないし図7に示す例において受信文字列が「2315 4」である場合、一時的に記憶している並べ替えた色配列「黄・赤・青」が、登録されている色配列「青・黄・赤」となるよう最初のブロック「231」を並べ替えて「123」とし、次に「5 4」を並べ替えて「45 」とし、空白を除いた後に各ブロックを再び連結して「12345」とのパスワードを得る。このパスワードを管理テーブル22に登録されたパスワードと比較し、一致したら本人であるとして以降のサービスを提供するようにする。
【0033】
このように、本発明では、予め登録された配列情報に基づきWWWサーバ20側でパスワード入力欄をランダムに作成し、ユーザは表示された入力欄の背景色に応じて自己のパスワードを並べ替えて入力する。これにより、有意の文字列をパスワードに使用した場合であっても、ネットワーク上には無意味な文字列が流れることになり、不正アクセス等の問題を防止することができる。
【0034】
次に、本発明の別の実施例について説明する。上記実施例では入力欄の背景色をパスワード文字の順番の指示に用いているが、この順番を指示するものとして文字の並びを利用することもできる。ただし、この場合は指示情報を文字コードとしてネットワーク上に流れないようにすることが重要であり、本実施形態では背景画像にビットマップ表示されるようにする。
【0035】
実施例として、パスワードを「ABCDEFG」、並べ替えを制御する文字列を「1・2・3」として管理テーブルに登録した場合を説明する。この場合、パスワードと制御用の文字列(第1のキー)は図10に示すように関連づけられる。WWWサーバ20には、並びを制御する文字列をもとに「1・2・3」、「1・3・2」、「2・1・3」、「2・3・1」、「3・1・2」、「3・2・1」(以上、第2のキー)を表示する画像ファイルが予め保存されているものとする。
【0036】
WWWサーバ20は、クライアント端末10からのアクセス要求を受けると、上記列挙した画像ファイルから1つをランダムに選択し、これを背景画像としたパスワード入力画面をクライアント端末10に送出する。クライアント端末10には図11のような画面が表示される。このパスワード入力画面には「312」の文字列が表示されているが、これは文字データではなく画像データとして存在するものである。ユーザはこれを見て指示されている順列を把握し、図7に示す対応関係をもとにパスワードを並べ替えて入力する。これにより入力後の画面は図12に示す如くとなり、サーバ20への送信文字列は「CABFDEG」となる。
【0037】
WWWサーバ20はこの文字列を受信すると、当該ユーザのレコードに登録されている制御用文字列「1・2・3」に基づき、この文字数を1ブロックとしてブロックごとに並べ替えを行い、最後に空白を除いてパスワード「ABCDEFG」を得る。このように、並べ替えの法則を示す文字列を文字コードではなく画像データで送信することにより、ネットワーク上を流れる文字コードを傍受されてパスワードが解析される可能性を排除することができる。
【0038】
本発明の実施の形態について上記説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施例に限定されるものではなく、他の様々な実施形態として実現することができる。特に、上記実施例で用いた色配列や「1・2・3」などの制御用文字列はこの例に限るものではなく、ユーザが順番を認識できるものであれば、例えば「ABCD・・・」、「松竹梅」、「子丑寅辰巳・・・」等の文字列、適宜の画像等を制御用情報として用いるようにしてもよい。また、パスワードの文字数や色配列の色数、すなわち第1のキーの情報数は上記実施例で説明した通りである必要はなく、適宜の桁数とすることができる。この場合、キーがパスワード以上の長さであれば色配列を繰り返して表示したり、受信文字列をブロックに分割して並べ替えるといった処理が不要となることは自明であろう。
【0039】
また、上記実施形態ではパスワード認証に本発明の暗号受信方法を用いるようにしているが、これもパスワード受信の場合に限るものではなく、クライアント端末からWWWサーバに送られる多種多様な情報について本発明の方法を適用することができる。また、上記実施例では第1のキーをユーザ毎に任意に登録できるようにしてセキュリティ性を向上させているが、これは予めサーバ側で用意した固定のものを用いるようにしても実現可能である。
【0040】
【発明の効果】
以上に詳細に説明したように、本願発明では、WWWサーバ側でパスワードの文字毎の入力順番を指示する背景画面を用意し、ユーザはこの指示に従ってパスワード文字を入力する。背景画面による指示はアクセス毎にランダムに組み立てられ、あるいは選択されるので、ネットワーク上を流れるパスワード文字列もランダムな毎回異なったものとなる。これにより、例えば有意な文字列をパスワードとして設定している場合等にも、パスワードが解析されて不正利用されるといった問題を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムの全体を示す図である。
【図2】WWWサーバ20の管理テーブルの登録内容を示す図である。
【図3】新規ユーザ登録画面の一実施例を示す図である。
【図4】WWWサーバ20の処理を説明するフロー図である。
【図5】クライアント端末10の画面例を示す図である。
【図6】色配列とパスワードの対応関係を示す図である。
【図7】クライアント端末10の画面例を示す図である。
【図8】クライアント端末10の画面例を示す図である。
【図9】クライアント端末10の画面例を示す図である。
【図10】制御情報とパスワードの対応関係を示す図である。
【図11】クライアント端末10の画面例を示す図である。
【図12】クライアント端末10の画面例を示す図である。
【符号の説明】
10 クライアント端末
20 WWWサーバ
21 パスワード認証手段
22 管理テーブル
30 ネットワーク

Claims (17)

  1. 通信ネットワークを介してクライアント端末から文字列を受信するWebサーバにおいて、前記クライアント端末のユーザにとって順番を認識可能な情報の配列である第1のキーを抽出するステップと、当該第1のキーに含まれる情報を並べ替えて第2のキーとするステップと、当該第2のキーを背景画像として含む文字列入力画面を用意するステップと、この文字列入力画面を前記クライアント端末に送出するステップと、前記クライアント端末から返信された文字列を受信するステップと、この受信文字列を前記第2のキーと第1のキーとの対応関係に基づき並べ替えるステップと、を含むことを特徴とする文字列の暗号受信方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、前記並べ替えを行うステップは、前記クライアント端末からのアクセス毎に前記第1のキーをランダムに並べ替えて第2のキーとすることを特徴とする文字列の暗号受信方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法において、前記第1のキーは各ユーザが予め設定したものであるとともに、前記第1のキーを抽出するステップは、前記クライアント端末から通知されたユーザの識別情報に基づき当該ユーザの設定した第1のキーを抽出することを特徴とする文字列の暗号受信方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の方法において、前記文字列入力画面を用意するステップは、前記第2のキーを文字入力領域の背景色として前記入力画面を作成することを特徴とする文字列の暗号受信方法。
  5. 請求項4に記載の方法において、前記文字列入力画面を用意するステップは、前記第2のキーを複数回繰り返して前記文字入力領域の背景色として前記入力画面を作成することを特徴とする文字列の暗号受信方法。
  6. 請求項1ないし3のいずれかに記載の方法において、前記文字列入力画面を用意するステップは、前記第2のキーを表す文字画像を背景画像に組み込んだ入力画面を用意することを特徴とする文字列の暗号受信方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の方法において、前記受信文字列が前記第2のキーより長い場合、前記受信情報を並べ替えるステップは、前記第2のキーが示す情報量の単位ブロックごとに前記受信文字列を並べ替えるステップと、空白があれば削除するステップとを含むことを特徴とする文字列の暗号受信方法。
  8. 請求項1ないし7に記載の方法を用いてパスワードの受信を行うことを特徴とするパスワード認証方法。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の方法を、前記Webサーバに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
  11. 通信ネットワークを介してクライアント端末から文字列を受信するWebサーバシステムであって、前記クライアント端末のユーザにとって順番を認識可能な情報の配列である第1のキーを抽出する手段と、当該第1のキーに含まれる情報を並べ替えて第2のキーとする手段と、当該第2のキーを背景画像として含む文字列入力画面を用意する手段と、この文字列入力画面を前記クライアント端末に送出するとともに当該クライアント端末から返信された文字列を受信する手段と、前記第2のキーと第1のキーとの対応関係に基づきこの受信文字列を並べ替える手段と、を備えることを特徴とするWebサーバシステム。
  12. 請求項11に記載のシステムにおいて、前記並べ替えを行う手段は、前記クライアント端末からのアクセス毎に前記第1のキーをランダムに並べ替えて第2のキーとすることを特徴とするWebサーバシステム。
  13. 請求項11または12に記載のシステムであって、各ユーザが予め設定した第1のキーが登録された管理テーブルを備えるとともに、前記第1のキーを抽出する手段は、前記クライアント端末から通知されたユーザの識別情報に基づき前記管理テーブルを参照して当該ユーザの第1のキーを抽出することを特徴とするWebサーバシステム。
  14. 請求項11ないし13のいずれかに記載の方法において、前記文字列入力画面を用意する手段は、前記第2のキーを文字入力領域の背景色として前記入力画面を作成することを特徴とするWebサーバシステム。
  15. 請求項14に記載の方法において、前記文字列入力画面を用意する手段は、前記第2のキーを複数回繰り返して前記文字入力領域の背景色として前記入力画面を作成することを特徴とするWebサーバシステム。
  16. 請求項11ないし13のいずれかに記載の方法において、前記文字列入力画面を用意するステップは、前記第2のキーを表す文字画像を背景画像に組み込んだ入力画面を用意することを特徴とする文字列の暗号受信方法。
  17. 請求項11ないし16のいずれかに記載の方法において、前記受信情報を並べ替える手段は、前記受信文字列が前記第2のキーより長い場合、前記第2のキーが示す情報量の単位ブロックごとに前記受信文字列を並べ替えるとともに、空白があれば削除することを特徴とするWebサーバシステム。
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