JP2004183890A - Brake device of reach-type forklift - Google Patents
Brake device of reach-type forklift Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004183890A JP2004183890A JP2003372398A JP2003372398A JP2004183890A JP 2004183890 A JP2004183890 A JP 2004183890A JP 2003372398 A JP2003372398 A JP 2003372398A JP 2003372398 A JP2003372398 A JP 2003372398A JP 2004183890 A JP2004183890 A JP 2004183890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- lining
- contact
- type forklift
- brake device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
Description
本発明は、電磁石の吸引によりアーマチュアをライニングに押し付けて制動力を発生させるリーチ式フォークリフトのブレーキ装置に関する。 The present invention relates to a reach type forklift brake device that generates a braking force by pressing an armature against a lining by the attraction of an electromagnet.
従来より、リーチ式フォークリフトでは、特許文献1にあるように、従動輪である前輪にもブレーキ装置を設けて、例えば、荷重積載時に後輪側に加わる荷重が減少して、後輪側の制動では十分な制動が得られなくなるのを防止するため、制動時に、前輪を制動して制動距離の短縮を図ったものが提案されている。
しかしながら、こうした従来のものでは、電磁石とアーマチュアとの隙間を適正に組み立てる必要があるので、組立が煩わしく、また、適正な隙間に組み立てられないと、騒音の発生原因となる。また、繰り返し使用されるブレーキ装置のアーマチュア等の摩耗が進むと、摩耗した分、隙間が増加して、騒音の発生原因となるという問題があった。 However, in such a conventional device, it is necessary to properly assemble the gap between the electromagnet and the armature, so that the assembly is troublesome, and if it is not assembled in an appropriate gap, it causes noise. Further, when the wear of the armature or the like of the brake device that is repeatedly used progresses, there is a problem that a gap increases by an amount corresponding to the wear, which causes noise.
本発明の課題は、組立が容易で、騒音の発生が少ないリーチ式フォークリフトのブレーキ装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a reach type forklift brake device which is easy to assemble and generates less noise.
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
電磁石の吸引により摺動可能なアーマチュアをライニングに押し付けて制動力を発生させるリーチ式フォークリフトのブレーキ装置において、前記アーマチュアを前記ライニングに常時接触させる接触機構を設けたことを特徴とするリーチ式フォークリフトのブレーキ装置がそれである。
In order to achieve the object, the present invention has taken the following means to solve the object. That is,
In a brake device for a reach-type forklift that generates a braking force by pressing a slidable armature against a lining by the attraction of an electromagnet, a contact mechanism for constantly contacting the armature with the lining is provided. That is the braking device.
前記接触機構は、前記アーマチュアを摺動方向に押圧して前記ライニングに接触させるものでもよい。また、前記接触機構は、前記電磁石の吸引により前記アーマチュアを前記ライニングに軽く接触させるものでもよい。更に、前記接触機構は、前記アーマチュアを付勢力により前記ライニングに軽く接触させる弾性部材を有するものでもよい。前記弾性部材は、コイルスプリングであってもよい。前記接触機構は、前記アーマチュアにスライドピンを立設し、該スライドピンが摺動可能に挿入される摺動孔をホイールに設け、該摺動孔に前記弾性部材を収納したものでもよい。前記ホイールは、リーチ式フォークリフトの前輪ホイールであってもよい。 The contact mechanism may press the armature in a sliding direction to make contact with the lining. Further, the contact mechanism may be configured to lightly contact the armature with the lining by attracting the electromagnet. Further, the contact mechanism may include an elastic member that makes the armature lightly contact the lining by an urging force. The elastic member may be a coil spring. The contact mechanism may be one in which a slide pin is erected on the armature, a slide hole in which the slide pin is slidably inserted is provided in the wheel, and the elastic member is housed in the slide hole. The wheel may be a front wheel of a reach-type forklift.
前述したように本発明のリーチ式フォークリフトのブレーキ装置は、電磁石の吸引、あるいは弾性部材の付勢力等により、アーマチュアとライニングとを接触させるので、隙間調整等の組立作業を必要とせず、組立が容易になり、吸引時の騒音を抑制できるという効果を奏する。 As described above, the reach type forklift brake device of the present invention brings the armature into contact with the lining by the attraction of the electromagnet or the urging force of the elastic member. This makes it easier to suppress noise during suction.
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図2に示すように、1はリーチ式フォークリフトで、リーチ式フォークリフト1の車両前方には、一対のアウトリガ2が設けられている。一対のアウトリガ2の間には、左右一対のフォーク4を支持するマスト6が移動可能に設けられている。一対のアウトリガ2の前端には前輪8が設けられ、車両後部には機台10が設けられると共に、後輪12が設けられている。
Hereinafter, the best mode for carrying out the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
As shown in FIG. 2,
前輪8は、図1に示すように、アウトリガ2から水平方向に突出した支持軸14に支持されている。支持軸14には、一対のベアリング16,18が嵌着されており、このベアリング16,18の外周にはホイール20が嵌着され、ホイール20が支持軸14に回転可能に支持されている。ベアリング18は支持軸14に螺着されたナット22により、抜け止めが図られている。ホイール20の外周には、タイヤ24が嵌着されている。
As shown in FIG. 1, the
アウトリガ2には、支持軸14を中心として配置された、リング状の電磁石26がホイール20と対向して固定されている。電磁石26は内蔵されたコイル28とホイール20に対向したライニング30とを備えている。電磁石26とホイール20との間には、リング状のアーマチュア32が配置されている。
A ring-
アーマチュア32には、ホイール20側にトルクピン34が立設されている。ホイール20には、このトルクピン34が挿入される挿入孔36が形成されており、トルクピン34が挿入孔36内を軸方向に摺動できるように構成されている。このトルクピン34と挿入孔36は、同一円周上に複数設けられている。尚、挿入孔36とトルクピン34との間に、滑り軸受けとしてのブッシュを設けてもよい。
The armature 32 has a torque pin 34 erected on the
また、アーマチュア32には、ホイール20側にトルクピン34と平行にスライドピン40が立設されている。ホイール20には、このスライドピン40が摺動可能に挿入される摺動孔42が形成されている。摺動孔42はホイール20を貫通して形成されており、ホイール20の外側には、カバー44がボルト46により固定されて、摺動孔42が閉塞されている。
A
スライドピン40とカバー44との間の摺動孔42には、弾性部材48が収納されている。本実施形態では、弾性部材48にコイルスプリングが用いられているが、これに限らず、ゴム製やスポンジ製のものであってもよい。弾性部材は48は、摺動孔42に圧縮されて収納されており、弾性部材48の付勢力により、アーマチュア32はスライドピン40を介してライニング30に向かって付勢されている。
An elastic member 48 is accommodated in the slide hole 42 between the
この付勢により、アーマチュア32はライニング30に接触するように構成されている。この接触は、ライニング30に軽く触れる程度でよく、弾性部材48の付勢力によりアーマチュア32がライニング30に接触しても、アーマチュア32とライニング30との間の摩擦が極力小さくなるように、弾性部材48の付勢力を設定する。
With this bias, the armature 32 is configured to come into contact with the
また、アーマチュア32やライニング30が摩耗すると、アーマチュア32が弾性部材48の付勢力により押されて移動し、ライニング30との接触を維持するが、その移動により、弾性部材48の長さが変化しても、付勢力の変化が小さいように、ばね定数は小さい方がよい。本実施形態では、弾性部材48はそのばね定数を0.1N/mに、付勢力を100gに設定している。
When the armature 32 or the
尚、弾性部材48は実験等により設定するようにしてもよい。また、スライドピン40、摺動孔42、弾性部材48は、同一円周上に等間隔で、複数組、本実施形態では3組設けられている。更に、スライドピン40がトルクピン34を兼用するように構成してもよい。本実施形態では、スライドピン40、摺動孔42、カバー44、ボルト46、弾性部材48により接触機構Aが構成されている。
Incidentally, the elastic member 48 may be set by an experiment or the like. Also, a plurality of sets of the
次に、本実施形態のリーチ式フォークリフトのブレーキ装置の作動について説明する。
電磁石26のコイル28に通電されて励磁されると、アーマチュア32がライニング30に吸引される。アーマチュア32が電磁力によりライニング30に押し付けられて密着されると、トルクピン34を介してホイール20に制動トルクが伝達され、前輪8が制動される。
Next, the operation of the brake device of the reach type forklift according to the present embodiment will be described.
When the
アーマチュア32は弾性部材48の付勢力により、ライニング30に接触されているので、電磁石26を励磁した際に、アーマチュア32の移動はほぼ零である。よって、電磁石26を励磁して制動しても、アーマチュア32のライニング30への接触音の発生がない。
Since the armature 32 is in contact with the
コイル28への通電が停止された電磁石26の非励磁時には、アーマチュア32のライニング30への吸引が解除され、前輪8の制動が解除される。解除された状態のときでも、アーマチュア32は弾性部材48の付勢力により、ライニング30に接触されている。アーマチュア32とライニング30とが接触した状態で、前輪8が回転しても、付勢力は非常に小さいので、アーマチュア32とライニング30との摩擦も小さく、制動力の発生はほとんどなく、しかも、この接触によるアーマチュア32やライニング30の摩耗量も非常に少ない。
At the time of non-excitation of the
制動が繰り返されると、ライニング30やアーマチュア32が摩耗する。摩耗しても、アーマチュア32は弾性部材48の付勢力により、ライニング30に接触する状態が維持され、アーマチュア32とホイール20の側面との隙間dが増加する。
When braking is repeated, the
一方、組立時には、アーマチュア32とライニング30との隙間を管理・調整することなく、組み立てることができる。アーマチュア32は弾性部材48の付勢力により、ライニング30に接触されるので、特別の調整を必要としないので、組立が容易である。
On the other hand, at the time of assembling, the assembling can be performed without controlling and adjusting the gap between the armature 32 and the
次に、前述した本実施形態と異なる第2実施形態のリーチ式フォークリフトのブレーキ装置について、図3によって説明する。尚、前述した実施形態と同じ部材については、同一番号を付して詳細な説明を省略する。 Next, a brake device for a reach type forklift according to a second embodiment different from the above-described embodiment will be described with reference to FIG. Note that the same members as those in the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals, and detailed description is omitted.
第2実施形態では、弾性部材48の付勢力に代えて、電磁石26の吸引力を制御することにより、アーマチュア32をライニング30に接触させるようにしている。図3に示すように、電磁石26のコイル28には、切換回路50が接続されており、切換回路50にはブレーキ電流回路52及び接触電流回路54が接続されている。
In the second embodiment, the armature 32 is brought into contact with the lining 30 by controlling the attractive force of the
切換回路50は、ブレーキ電流回路52または接触電流回路54とコイル28とを選択的に接続する回路で、制動時にはブレーキ電流回路52とコイル28とを接続し、非制動時には接触電流回路54とコイル28とを接続する。ブレーキ電流回路52は、アーマチュア32を吸引して制動に必要な電磁力を発生させる電流をコイル28に通電する。接触電流回路54は、アーマチュア32を吸引してライニング30に軽く接触させる程度の弱い電流をコイル28に通電する。
The switching
第2実施形態では、前述した実施形態と同様に、制動時に、切換回路50がブレーキ電流回路54とコイル28とを接続して、前輪8を制動する。非制動時には、切換回路50が接触電流回路54とコイル28とを接続して、アーマチュア32をライニング30に軽く接触させているので、電磁石26を励磁して制動しても、アーマチュア32のライニングへの接触音の発生がない。
In the second embodiment, the switching
尚、本第2実施形態では、切換回路50、ブレーキ電流回路52、接触電流回路54が接触機構Bとして構成されている。第2実施形態では、切換回路50及び接触電流回路54により、コイル28に通電して、アーマチュア32をライニング30に軽く接触させているが、特に、切換回路50及び接触電流回路54を設けて通電することなく、接触機構を電磁石26の制動時の残留磁気により、アーマチュア32をライニング30に軽く接触させるようにしても実施可能である。但し、この残留磁気を用いる場合は、ブレーキオフ後、残留磁気は比較的早く消失するため、ブレーキのオン・オフを頻繁に繰り返すような、非常に頻繁な乗り降り、前後進切り替えを行なう作業形態のリーチ式フォークリフトに適用できる。
In the second embodiment, the switching
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。 The present invention is not limited to such an embodiment at all, and can be implemented in various modes without departing from the gist of the present invention.
1…リーチ式フォークリフト
2…アウトリガ 4…フォーク
6…マスト 8…前輪
10…機台 12…後輪
14…支持軸 16,18…ベアリング
20…ホイール 24…タイヤ
26…電磁石 28…コイル
30…ライニング 32…アーマチュア
34…トルクピン 36…挿入孔
40…スライドピン 42…摺動孔
44…カバー 48…弾性部材
50…切換回路 52…ブレーキ電流回路
54…接触電流回路
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記アーマチュアを前記ライニングに常時接触させる接触機構を設けたことを特徴とするリーチ式フォークリフトのブレーキ装置。 In a reach-type forklift brake device that generates a braking force by pressing a slidable armature against a lining by the attraction of an electromagnet,
A brake device for a reach-type forklift, comprising a contact mechanism for constantly bringing the armature into contact with the lining.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003372398A JP2004183890A (en) | 2002-11-22 | 2003-10-31 | Brake device of reach-type forklift |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339561 | 2002-11-22 | ||
JP2003372398A JP2004183890A (en) | 2002-11-22 | 2003-10-31 | Brake device of reach-type forklift |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004183890A true JP2004183890A (en) | 2004-07-02 |
Family
ID=32774703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003372398A Pending JP2004183890A (en) | 2002-11-22 | 2003-10-31 | Brake device of reach-type forklift |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004183890A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008215613A (en) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Textron Inc | Assistive front electric brake for vehicle driven by gasoline or electric power |
-
2003
- 2003-10-31 JP JP2003372398A patent/JP2004183890A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008215613A (en) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Textron Inc | Assistive front electric brake for vehicle driven by gasoline or electric power |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003301872A (en) | Braking mechanism for linear motor device | |
JP2009041654A (en) | Brake control device | |
JP5435755B2 (en) | Elevator brake equipment | |
JP2003301876A (en) | Electromagnetic drum brake | |
JP2015021529A (en) | Electromagnetic brake device | |
JP4845881B2 (en) | Motor with built-in electromagnetic brake device | |
WO2004039717A1 (en) | Brake device of elevator | |
JP2004183890A (en) | Brake device of reach-type forklift | |
WO2008114754A1 (en) | Electromagnetic brake | |
JP2015036568A (en) | Electromagnetic brake | |
JP2004142925A (en) | Brake device of reach type forklift | |
JP2004207134A (en) | Electromagnetic switch for starter | |
JP5846924B2 (en) | Braking device | |
JP2009108928A (en) | Manual release device for deenergized operating brake | |
JP2007044720A (en) | Press driving servomotor with brake mechanism | |
JP2002372078A (en) | Deenergizing actuated brake | |
JP2006199408A (en) | Hoist machine for elevator | |
JP2011112099A (en) | Deenergized operating brake | |
JP4837639B2 (en) | Brake device | |
JP2003247572A (en) | Leaf spring electromagnetic brake device | |
JP2004150603A (en) | Electromagnetic brake | |
JP2002005205A (en) | Spring-close type electomagnetic brake and motor having the brake built-in | |
JPH0725469Y2 (en) | Electromagnetic brake | |
JP2001227569A (en) | Holding device for shaft to move in straight line | |
JP3526967B2 (en) | Electromagnetic brake for motor |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20060120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080311 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080701 |