JP2004182733A - 3−(2−アザシクロアルキリデン)−1,3−ジヒドロインドル−2−オン誘導体を含有する光保護化粧品用組成物及びその用途 - Google Patents

3−(2−アザシクロアルキリデン)−1,3−ジヒドロインドル−2−オン誘導体を含有する光保護化粧品用組成物及びその用途 Download PDF

Info

Publication number
JP2004182733A
JP2004182733A JP2003401906A JP2003401906A JP2004182733A JP 2004182733 A JP2004182733 A JP 2004182733A JP 2003401906 A JP2003401906 A JP 2003401906A JP 2003401906 A JP2003401906 A JP 2003401906A JP 2004182733 A JP2004182733 A JP 2004182733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
saturated
unsaturated
ring
alkyl group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003401906A
Other languages
English (en)
Inventor
Roger Rozot
ロゾ ロジェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JP2004182733A publication Critical patent/JP2004182733A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/49Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
    • A61K8/4906Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom
    • A61K8/4926Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom having six membered rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/35Ketones, e.g. benzophenone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/49Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
    • A61K8/4906Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom
    • A61K8/4913Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom having five membered rings, e.g. pyrrolidone carboxylic acid
    • A61K8/492Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom having five membered rings, e.g. pyrrolidone carboxylic acid having condensed rings, e.g. indol
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q17/00Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
    • A61Q17/04Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations

Abstract

【課題】化粧品特性、溶媒への溶解性、遮蔽特性が良好であるばかりでなく、光安定性も優れた光保護のための組成物を提供する。
【解決手段】
化粧品的に許容可能な担体中に、次の式(I):
【化1】
Figure 2004182733

[上式中、R及びRは水素、A基で置換されていてもよいC-C22アルキル基等であり、R及びRも水素、A基で置換されていてもよいC-C22アルキル基等であり、AはFハロゲン、A基で置換されていてもよいC-C22アルキル基等であり、Aはハロゲン、C-C22アルキル基等であり、y=1、2、3又は4、x=1〜2n+2である]
に相当する少なくとも一の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体を含有せしめて皮膚及び/又は毛髪の光保護のための局所使用用組成物とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、特定の構造を有する少なくとも一の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体を有効量含有する、紫外線、特に太陽光線から皮膚及び/又は毛髪を光保護することを意図した化粧品用又は皮膚用組成物に関する。
また本発明は、特に紫外線領域において活性のあるサンスクリーン剤としての、これら3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体の、光保護化粧品用又は皮膚用組成物自体又は該組成物の調製における使用に関する。
280nmと400nmの間の波長を有する光線によりヒトの表皮はサンタン状態となり、UV-B線の名称で知られている280と320nmの間の波長を有する光線により、皮膚は自然なサンタン状態の形成を妨害するサンバーン状態となったり紅斑が形成されたりすることが知られている。これらの理由並びに美的理由から、皮膚の色調をコントロールするために自然なサンタン状態をコントロールする手段の必要性が増大している。よって、このUV-B線は遮蔽することが望ましい。
また、320nmと400nmの間の波長を有し、皮膚をサンタン状態にするUV-A線も皮膚の損傷を誘発するおそれがあることが知られており、敏感肌又は絶えず太陽光線にさらされている皮膚の場合は特にしかりである。UV-A線は、特に、皮膚の弾性を喪失させ、しわを出現せしめ、皮膚を時期尚早の老化に導く原因となるものである。UV-A線は紅斑反応の惹起を誘発したり、ある人々においてはこの反応を増幅させ、光毒性又は光アレルギー反応の原因にもなりうる。従って、例えば皮膚本来の弾力性を維持するという美的及び美容的理由から、益々多くの人々が皮膚へのUV-A線の影響をコントロールすることを望んでいる。よって、UV-A線も遮蔽することが望ましい。
皮膚を光保護(UV-A及び/又はUV-B)することを意図した多数の化合物が、現在までに提案されている。
それらのほとんどは、280nmと315nmの間の領域、又は350nmと400nmの間の領域、又はこれら2つの領域の全体の紫外線を吸収する芳香族化合物である。それらは、しばしば水中油型エマルション(すなわち、分散させる水性連続相と分散させられた油性非連続相とからなる化粧品的に許容可能な担体)の形態で提供される抗日光組成物に調製され、よって有害な紫外線を選択的に吸収可能な芳香族官能基を有する、一又は複数の一般的な親油性及び/又は親水性有機遮蔽剤を種々の濃度で含有してなり、これらの遮蔽剤(及びその量)は、所望の日光保護ファクター(日光保護ファクターは、紫外線遮蔽剤を用いない場合の紅斑形成閾値に達するまでに必要な照射時間に対する、紫外線遮蔽剤を用いた場合の紅斑形成閾値に達するまでに必要な照射時間の比率を数学的に表したもの)に応じて選択される。
それら遮蔽力に加えて、これらの抗-UV活性を有する化合物は、それらを含有する組成物における良好な化粧品特性、慣習的な溶媒、特に油及び脂等の脂肪物質における良好な溶解性、及び紫外線に対する良好な安定性(光安定性)を有する。
本出願人は、驚くべきことに、UV-A及び/又はUV-B線領域における優れた遮蔽特性に加えて、常套的な有機溶媒、特に油等の脂肪物質中での非常に良好な溶解性、優れた光安定性、及び優れた化粧品特性を示し、かつ光酸化活性を欠き、よって紫外線から皮膚及び/又は毛髪を保護することを意図した化粧品用組成物における日光遮蔽剤としての使用に特に適している3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体型の新規なファミリーの有機紫外線遮蔽剤を見出した。
よって本発明の第1の主題は、化粧品的に許容可能な担体中に、次の式(I):
Figure 2004182733
[上式中:
及びRは同一又は異なっており:
− 水素原子、
− 一又は複数のA基で置換されていてもよい、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基、
− 一又は複数のA基で置換されていてもよく、他の環と縮合していてもよく、N、O及びSからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよい、飽和又は不飽和の4-ないし7-原子の環で、これらの基が一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であるもの、
− C(=NR)R'、C(=NR)NR'R''、COR、CSR、COOR、CONRR'、CSNRR'、SO、SONRR'の基の一つで、R、R'及びR''は同一又は異なっており、水素、直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基又は4-ないし7-原子の環で、他の環と縮合するか分離しており、N、O、Sからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよいものを示し、ここでこれらの環が一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、該環のアルキル基は飽和又は不飽和で、少なくとも一のA置換基で置換されていてもよいもの、
であってよく;
及びRは同一又は異なっており:
− 水素原子、
− 一又は複数のA基で置換されていてもよい、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基、
− 一又は複数のA基で置換されていてもよく、N、O及びSからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよい、飽和又は不飽和の4-ないし7-原子の環で、この環が本発明の主題である3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン構造を有する環と、又は他の環と縮合可能であり、これらの環が一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、またこの環がイミダゾリウム、ピリジニウム、ピラゾリウム、トリアゾリウムのように正に荷電可能であるもの、
− F、Cl、Br等のハロゲン、
− CF、CN、OR、SR、NRR'、C(=NR)R'、C(=NR)NR'R''、NRC(=NR')NR''R'''、COR、CSR、COOR、CONRR'、NRCOR'、NRCONR'R''、CSNRR'、SONRR'、NRSOR'、SO、NRR'R''R''' の基の一つで、R、R'、R''及びR'''は同一又は異なっており、水素、直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基又は4-ないし7-原子の環で、他の環と縮合するか分離しており、N、O、Sからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよいものを示し、ここでこれらの環が一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、アルキル基又は該環は飽和又は不飽和で、少なくとも一のA置換基で置換されていてもよいもの、
であってよく;
は:
− F、Cl、Br等のハロゲン、
− 一又は複数のA基で置換されていてもよい、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基、
− CF、CN、OR、SR、NRR'、C(=NR)R'、C(=NR)NR'R''、NRC(=NR')NR''R'''、COR、CSR、COOR、CONRR'、NRCOR'、NRCONR'R''、CSNRR'、SONRR'、NRSOR'、SO、SiRR'R''、SiR(OSiR'R''R''')OSiR'R''R'''、NRR'R''R''' の基の一つで、R、R'、R''及びR'''は同一又は異なっており、水素、直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基又は4-ないし7-原子の環で、他の環と縮合するか分離しており、N、O、Sからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよいものを示し、ここでこれらの環が一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、アルキル基又は該環は飽和又は不飽和で、少なくとも一のA置換基で置換されていてもよいもの、
− 一又は複数のA基で置換されていてもよく、N、O及びSからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよい、飽和又は不飽和の4-ないし7-原子の環で、この環が本発明の主題である3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン構造を有する環と、又は他の環と縮合可能であり、これらの環が一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、またこの環がイミダゾリウム、ピリジニウム、ピラゾリウム、トリアゾリウムのように正に荷電可能であるもの、
であってよく;
は:
− F、Cl、Br等のハロゲン、
− 飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基、
− CF、CN、OR、SR、NRR'、C(=NR)R'、C(=NR)NR'R''、NRC(=NR')NR''R'''、COR、CSR、COOR、CONRR'、NRCOR'、NRCONR'R''、CSNRR'、SONRR'、NRSOR'、SOR、SiRR'R''、SiR(OSiR'R''R''')OSiR'R''R'''、NRR'R''R'''の基の一つで、R、R'、R''及びR'''は同一又は異なっており、水素、又は直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基を示すもの、
であってよく;
− y=1、2、3又は4;
− x=1〜2n+2
である]
に相当する少なくとも一の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体を含有せしめてなることを特徴とする、特に皮膚及び/又は毛髪を光保護するための、局所使用用化粧品組成物にある。
飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基の例としては:メチル、イソプロピル、2-エチルヘキシル、tert-ブチル、エチレン、プロピレンを挙げることができる。この列挙に限定されるものではない。
複素環の例としては:ピロール、フラン、チオフェン、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、イソキサゾール、イソチアゾール、トリアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、テトラゾール、ピリジン、ピペリジン、ピリミジン、ピペラジン、ピリダジン、ピラジン、トリアジン、モルホリン、ピロリジン、チアゾリジンを挙げることができる。この列挙に限定されるものではない。
飽和又は不飽和で4-、5-、6-又は7-原子の炭素環の例としては:シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、フェニル又はシクロヘプチルを挙げることができる。この列挙に限定されるものではない。
本発明の式(I)の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体のいくつかは、化学文献において公知であり、特にそれらのいくつかは、Indian Journal of Chemistry(1983), 22B, 1083-1086、及びJournal of Medicinal Chemistry(1989), 32, 437-444の論文に記載されている。
本発明の式(I)の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体は、上述した論文に引用されている次の反応スキーム:
Figure 2004182733
に従い、無水エーテル中で、室温にて、1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体とラクタムのアセタールを使用する合成方法により調製され得る。
多くの1,3-ジヒドロインドル-2-オン及びラクタム誘導体は、例えば次に示すような、化学製品の殆どの供給者から入手することができる:
Figure 2004182733
Figure 2004182733
Figure 2004182733
ラクタムのアセタール類は、Tetrahedron letters(1994), 35(18), 2951-2954及びJournal of Organic Chemistry(1984), 49, 3659-3660の文献に開示されている次の反応スキーム:
Figure 2004182733
に従い、ラクタム類から得ることができる。
出発ラクタムによっては、当業者によく知られているように、例えばOH又はNHのような所定の官能基を保護し、ついで脱保護する工程が必要となる場合がある。
式(I)の好ましい化合物として、次の式(II)又は(III):
Figure 2004182733
[上式中:
及びRは同一又は異なっており、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、フェニル基、又はRが飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示すCOR又はSOの基を示し;
は、水素;飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基;フェニル基;R及びR'が同一又は異なっており、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示す、OR、NRR'、NRCOR'、COOR及びCONRR'の基の一つ;CF基を示し;
は、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、フェニル基、又はRが、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示すOR基を示し;
x、y及びzが1、2、3又は4に等しい]
のものを挙げることができる。
式(I)の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体として、さらには:
が、水素、R及びR'は同一又は異なっており、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示す、OR、NRCOR'又はNRR'を示し;
が水素を示し;
及びRが同一又は異なっており、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示す;
式(II)のもの、また特にSpecs/Biospecs(スペックス/バイオスペックス社)から商業的に入手可能な、以下の表に記載されているものを特に挙げることができる。
Figure 2004182733
式(I)の化合物は、組成物の全重量に対して、一般的に0.01重量%〜20重量%、好ましくは0.1重量%〜10重量%の割合で本発明の組成物中に存在する。
本発明の組成物は、概して、UVA及び/又はUVBにおいて活性があり、水溶性又は脂溶性又は一般的に使用されている化粧品用溶媒に不溶である、他の付加的な有機又は無機紫外線遮蔽剤を含有してよい。
付加的な有機遮蔽剤は、特にアントラニラート類;ケイ皮酸誘導体;ジベンゾイルメタン誘導体;サリチル酸誘導体;ショウノウ誘導体;トリアジン誘導体、例えば米国特許第4367390号、欧州特許出願第863145号、欧州特許出願第517104号、欧州特許出願第570838号、欧州特許出願第796851号、欧州特許出願第775698号、欧州特許出願第878469号、欧州特許出願第933376号、欧州特許出願第507691号、欧州特許出願第507692号、欧州特許出願第790243号及び欧州特許出願第944624号に記載されているもの;ベンゾフェノン誘導体;β,β-ジフェニルアクリラート誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、ベンザルマロナート誘導体、ベンゾイミダゾール誘導体;イミダゾリン類;欧州特許第669323号及び米国特許第2463264号に記載されているようなビス-ベンゾアゾリル誘導体;p-アミノ安息香酸(PABA)誘導体;米国特許第5237071号、米国特許第5166355号、英国特許出願第2303549号、独国特許出願第19726184号及び欧州特許出願第893119号に記載されているような、メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)誘導体;欧州特許出願第0832642号、欧州特許出願第1027883号、欧州特許出願第1300137号及び独国特許出願第10162844号に記載されているようなベンゾオキサゾール誘導体、遮蔽ポリマー及び遮蔽シリコーン類、例えば特に国際公開第93/04665号に記載されているもの;α-アルキルスチレンから誘導された二量体、例えば独国特許出願第19855649号に記載されているもの;4,4-ジアリールブタジエン類、例えば欧州特許出願第0967200号、独国特許出願第19746654号、独国特許出願第19755649号、欧州特許出願公開第1008586号、欧州特許出願第1133980号及び欧州特許出願第1133981号に記載されているもの、及びそれらの混合物から選択される。
付加的な有機遮蔽剤の例としてはINCI名で以下に示すものを挙げることができる:
(パラ-アミノ安息香酸誘導体)
PABA、
エチルPABA、
エチル-ジヒドロキシプロピルPABA、
特に、ISPから「ESCALOL(エスカロール)507」の名称で販売されているエチルヘキシル-ジメチルPABA、
グリセリルPABA、
BASFから「UVINUL(ユビヌル)P25」の名称で販売されているPEG-25PABA。
(サリチル酸誘導体)
Rona(ロナ)/EM Industries(インダストリーズ)から「Eusolex(ユーソレックス)HMS」の名称で販売されているホモサラート(homosalate)、
Haarmann and REIMER(ハーマンアンドレイマー社)から「NEO HELIOPAN(ネオ・ヘリオパン)OS」の名称で販売されているサリチル酸エチルヘキシル、
SCHER(シェア社)から「DIPSAL(ディプサル)」の名称で販売されているジプロピレングリコールサリチラート、
Haarmann and REIMERから「NEO HELIOPAN TS」の名称で販売されているTEAサリチラート。
(ジベンゾイルメタン誘導体)
特にHOFFMANN LA ROCHE(ホフマン・ラ・ロシュ社)から「PARSOL(パルソール)1789」の商品名で販売されているブチルメトキシジベンゾイルメタン、
イソプロピルジベンゾイルメタン。
(ケイ皮酸誘導体)
特にHOFFMANN LA ROCHEから「PARSOL MCX」の商品名で販売されているエチルヘキシル-メトキシシンナマート、
メトキシケイ皮酸イソプロピル、
HAARMANN and REIMERから「NEO HELIOPAN E1000」の商品名で販売されているメトキシケイ皮酸イソアミル、
シノキサート、
DEAメトキシシンナマート、
メチルケイ皮酸ジイソプロピル、
グリセリル-エチルヘキサノアート-ジメトキシシンナマート。
(β,β'-ジフェニルアクリラート誘導体)
特にBASFから「UVINUL N539」の商品名で販売されているオクトクリレン(Octocrylene)、
特にBASFから「UVINUL N35」の商品名で販売されているエトクリレン(Etocrylene)。
(ベンゾフェノン誘導体)
BASFから「UVINUL 400」の商品名で販売されているベンゾフェノン-1、
BASFから「UVINUL D50」の商品名で販売されているベンゾフェノン-2、
BASFから「UVINUL M40」の商品名で販売されているベンゾフェノン-3又はオキシベンゾン、
BASFから「UVINUL MS40」の商品名で販売されているベンゾフェノン-4、
ベンゾフェノン-5、
Norquay(ノーケイ社)から「Helisorb(ヘリソーブ)11」の商品名で販売されているベンゾフェノン-6、
American Cyanamid(アメリカン・シアナミド社)から「Spectra-Sorb(スペクトラ-ソーブ)UV-24」の商品名で販売されているベンゾフェノン-8、
BASFから「UVINUL DS-49」の商品名で販売されているベンゾフェノン-9、
ベンゾフェノン-12。
2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸n-ヘキシル。
(ベンジリデンショウノウ誘導体)
CHIMEX(シメックス社)から「MEXORYL(メギゾリル)SD」の名称で製造されている3-ベンジリデンショウノウ、
MERCK(メルク社)から「EUSOLEX 6300」の名称で販売されている4-メチルベンジリデンショウノウ、
CHIMEXから「MEXORYL SL」の名称で製造されているベンジリデンショウノウスルホン酸、
CHIMEXから「MEXORYL SO」の名称で製造されているメト硫酸ショウノウベンザルコニウム、
CHIMEXから「MEXORYL SX」の名称で製造されているテレフタリリデンジショウノウスルホン酸、
CHIMEXから「MEXORYL SW」の名称で製造されているポリアクリルアミドメチルベンジリデンショウノウ。
(フェニルベンゾイミダゾール誘導体)
特にMERCKから「EUSOLEX 232」の商品名で販売されているフェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、
Haarmann and REIMERから「NEO HELIOPAN AP」の商品名で販売されているフェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム。
(トリアジン誘導体)
CIBA GEIGY(チバ・ガイギー社)から「TINOSORB(チノソーブ)S」の商品名で販売されているアニソトリアジン、
特にBASFから「UVINUL T150」の商品名で販売されているエチルヘキシルトリアゾン、
2,4,6-トリス(ジイソブチル-4'-アミノベンザルマロナート)-s-トリアジン、
Sigma(シグマ)3Vから「UVASORB(ユバソーブ)HEB」の商品名で販売されているジエチルヘキシルブタミドトリアゾン。
(フェニルベンゾトリアゾール誘導体)
RHODIA CHIMIE(ローディア・シミー社)から「Silatrizole(シラトリゾール)」の名称で販売されているドロメトリゾール(Drometrizole)トリシロキサン、
CIBA SPECIALTY CHEMICALS(チバ・スペシャルティー・ケミカルズ社)から「TINOSORB M」の商品名で水性分散液中の微小化形態のものとして、もしくはFAIRMOUNT CHEMICAL(フェアマウント・ケミカル社)から「MIXXIM(ミキシム)BB/100」の商品名で固形形態のものとして販売されているメチレンビス-ベンゾトリアゾリル-テトラメチルブチルフェノール。
(アントラニル誘導体)
Haarmann and REIMERから「NEO HELIOPAN MA」の商品名で販売されているアントラニル酸メンチル。
(イミダゾリン誘導体)
エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオナート。
(ベンザルマロナート誘導体)
HOFFMANN LA ROCHEから「PARSOL SLX」の商品名で販売されている製品ポリシリコーン-15として販売されているベンザルマロナート官能基を有するポリオルガノシロキサン。
(4,4-ジアリールブタジエン誘導体)
1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン。
(ベンゾオキサゾール誘導体)
Sigma 3VからUvasorb K2Aの商品名で販売されている2,4-ビス-[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル-(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)-イミノ-1,3,5-トリアジン、
及びそれらの混合物。
好ましい付加的な有機紫外線遮蔽剤は次の化合物:
− サリチル酸エチルヘキシル、
− メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、
− オクトクリレン、
− フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、
− ベンゾフェノン-3、
− ベンゾフェノン-4、
− ベンゾフェノン-5、
− 2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸n-ヘキシル、
− 4-メチルベンジリデンショウノウ、
− テレフタリリデンジショウノウスルホン酸、
− フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム、
− 2,4,6-トリス(ジイソブチル-4'-アミノベンザルマロナート)-s-トリアジン、
− アニソトリアジン、
− エチルヘキシルトリアゾン、
− ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、
− メチレンビス-ベンゾトリアゾリル-テトラメチルブチルフェノール、
− ドロメトリゾールトリシロキサン、
− ポリシリコーン-15、
− 1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン、
− 2,4-ビス-[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル-(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)-イミノ-1,3,5-トリアジン、
及びそれらの混合物、
から選択される。
付加的な無機遮蔽剤は、被覆又は非被覆の、金属酸化物の顔料又はナノ顔料(一次粒子の平均径:一般的に5nm〜100nm、好ましくは10nm〜50nm)、例えば、それ自体、全てUV光保護剤としてよく知られている酸化チタン(アモルファス、又はルチル及び/又はアナターゼ型の結晶)、酸化鉄、酸化亜鉛、又は酸化ジルコニウム又は酸化セリウムのナノ顔料から選択される。また一般的なコーティング剤は、アルミナ及び/又はステアリン酸アルミニウムである。このような、被覆又は非被覆の金属酸化物のナノ顔料は、特に、欧州特許出願第518772号及び欧州特許出願第518773号に記載されている。
本発明の付加的な紫外線遮蔽剤は、一般的に、組成物の全重量に対して0.01〜20重量%の範囲、好ましくは、組成物の全重量に対して0.1〜10重量%の範囲の割合で、本発明の組成物に存在する。
また、本発明の化粧品用組成物は、皮膚を人工的に褐色にする及び/又はサンタン状態にするための薬剤(自己サンタン剤)、例えばジヒドロキシアセトン(DHA)をさらに含有してもよい。
また本発明の組成物は、特に、脂肪物質、有機溶媒、イオン性又は非イオン性の増粘剤、緩和剤、湿潤剤、酸化防止剤、保湿剤、落屑剤、抗フリーラジカル剤、汚染防止剤、抗菌剤、抗炎症剤、脱色素剤、色素誘発剤(propigmenting agents)、乳白剤、安定剤、エモリエント、シリコーン類、消泡剤、昆虫忌避剤、香料、防腐剤、アニオン性、カチオン性、非イオン性、双性イオン性又は両性の界面活性剤、サブスタンスPアンタゴニスト、サブスタンスCGRPアンタゴニスト、フィラー、顔料、ポリマー類、噴霧剤、アルカリ性化又は酸性化剤、又は化粧品及び/又は皮膚科学の分野において通常使用されている任意の他の成分から選択される一般的な化粧品用アジュバントをさらに含有してもよい。
脂肪物質は油又はロウ又はそれらの混合物からなり得る。油という表現は、室温で液状の化合物を意味すると理解される。ロウという表現は、室温で固体又は実質的に固体であり、その融点が一般的に35℃を越える化合物を意味すると理解される。
油としては、鉱物性油(パラフィン);植物性油(スイートアルモンド、マカダミア、クロフサスグリ種又はホホバ油);合成油、例えばペルヒドロスクアレン、脂肪アルコール、脂肪酸又は脂肪酸エステル(例えばWITCOから「Finsolv(フィンソルブ)TN」の商品名で販売されている安息香酸C12-C15アルコール、パルミチン酸オクチル、ラノリン酸イソプロピル、カプリン酸/カプリル酸のものを含むトリグリセリド)、オキシエチレン化又はオキシプロピレン化された脂肪エステル及びエーテル;シリコーン油(シクロメチコーン、ポリジメチルシロキサン又はPDMS)又はフッ化油、ポリアルキレン類を挙げることができる。
ロウ状化合物としては、パラフィン、カルナウバロウ、ミツロウ、硬化ヒマシ油を挙げることができる。
有機溶媒としては、低級アルコール及びポリオールを挙げることができる。ポリオールは、グリコール類及びグリコールエーテル、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール又はジエチレングリコールから選択され得る。
増粘剤は、特にCarbomers(カーボマー)である架橋アクリルポリマー、Amerchol(アメルコール社)からVISCOPHOBE DB 1000の名称で販売されているポリアクリラート-3タイプ又はPemulen(ペミュレン)の架橋アクリラート/C10-C30アクリル酸アルキルのポリマー;ポリアクリルアミド類、例えばSEPPIC(セピック社)からSEPIGEL(セピゲル)305の名称で販売されているポリアクリルアミド、C13-C14イソパラフィン及びlaureth(ラウレス)-7のエマルション、AMPSのホモポリマー又はコポリマー、例えばCLARIANT(クラリアント社)から販売されているHOSTACERIN(ホスタセリン)AMPS、グアーガム、及び変性又は未変性のセルロース類、例えばヒドロキシプロピル化グアーガム、メチルヒドロキシエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロース、キサンタンガム、エアロシル(Aerosil)タイプのナノメートルサイズのシリカ類から選択され得る。
もちろん、当業者であれば、本発明の化合物に固有の有利な特性が、考えられる添加により損なわれないか、又は実質的に損なわれないように留意して、上述した付加的な化合物又は化合物類及び/又はそれらの量を選択するであろう。
本発明の組成物は、当業者によく知られた技術、特に、水中油型又は油中水型のエマルションの調製のための技術に従い調製され得る。
この組成物は、特に、単純又は複合エマルション(O/W、W/O、O/W/O又はW/O/W)の形態、例えばクリーム又はミルク、ゲル又はクリームゲルの形態、ローション、油、パウダー又は固形スティックの形態で提供されてもよく、また、任意にエアゾールとして包装されてもよく、ムース又はスプレーの形態で提供されてもよい。
好ましくは、本発明の組成物は、水中油型又は油中水型エマルションの形態で提供される。
エマルションである場合、その水相は、公知の方法[Bangham(バンガム)、Standish(スタンディッシュ)及びWatkins(ワトキンス)、J. Mol. Biol. 13, 238(1965)、仏国特許第2315991号及び仏国特許第2416008号]により調製される非イオン性の小胞体分散液を含有してもよい。
本発明の化粧品用組成物が、ヒトの表皮を手入れするために使用される場合、組成物は、脂肪物質又は溶媒に分散又は懸濁した形態、非イオン性の小胞体分散液の形態、又はエマルション、好ましくは水中油型エマルションの形態、例えばクリーム又はミルク、又は膏薬、ゲル、ゲルクリーム、抗日光用オイル、固形スティック、パウダー、エアゾールムース又はスプレーの形態で提供されてもよい。
本発明の化粧品用組成物が、ヘアケア用途で使用される場合、それは、シャンプー、ローション、ゲル、エマルション、非イオン性の小胞体分散液の形態で提供されてもよく、また、例えばシャンプーの前又は後、染色又は脱色の前又は後、又はパーマネントウエーブ又は毛髪のストレート化処理の前、処理中又は処理後に適用されてすすがれる組成物、毛髪のスタイリング又はトリートメント用のローション又はゲル、ブロー乾燥又は毛髪のセット用のローション又はゲル、パーマネントウエーブ、毛髪のストレート化、染色又は脱色のための組成物を構成し得る。
組成物が、爪、唇、まつげ、眉毛又は皮膚用のメークアップ製品、例えば、表皮用トリートメントクリーム、ファンデーション、口紅、アイシャドウ、ほほ紅、マスカラ又はアイライナーとして使用される場合、それは、無水又は水性で固体状又はペースト状の形態、例えば、水中油型又は油中水型のエマルション、非イオン性の小胞体分散液又は懸濁液として提供され得る。
指針として、水中油型エマルション型の担体を有する本発明の抗日光組成物において、水相(特に親水性の遮蔽剤を含有する)は、全組成物に対して、一般的に50〜95重量%、好ましくは70〜90重量%、油相(特に親油性の遮蔽剤を含有する)は、全組成物に対して5〜50重量%、好ましくは10〜30重量%、(共)乳化剤(類)は、全組成物に対して0.5〜20重量%、好ましくは2〜10重量%である。
本発明の他の主題は、化粧品用又は皮膚用組成物における紫外線遮蔽剤としての、上述した式(I)の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体の使用にある。
また本発明の他の主題は、化粧品用組成物における紫外線による皮膚の色調変化をコントロールする薬剤としての、上述した式(I)の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体の使用にある。
さらに本発明の他の主題は、合成ポリマー、例えばプラスチック又はガラス、特にメガネ又はコンタクトレンズ等を光安定化させる薬剤としての、上述した式(I)の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体の使用にある。
本発明を例証するものであって限定するものではない実施例を以下に記載する。
実施例1
1-エチル-3-(1-メチルピロリジン-2-イリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン(化合物1)
Figure 2004182733
この化合物は、照会名AH-262/33341016でSpecs/Biospecsから購入されたものであってもよいし、上述した合成方法に従い、1-エチル-1,3-ジヒドロインドル-2-オン(cas:61-28-9)及び1-メチルピロリジン-2-オン(cas:872-50-4)から得られるものであってもよい。
この化合物は、次の日光遮蔽特性を有する:
λmax=350nm(92.8%アセトニトリル+7.2%DMSO)
εmax=17501 l.mol−1.cm−1.
E1%=722。
この化合物は次の実験で示されるように、光安定性である:
この化合物を0.5%含有する油性皮膜に太陽シミュレータ(UVA=18.6mW/cm、UV-B=0.6mW/cm)で1時間の照射を施した後、該化合物の残留レベルは92%であった。
RPE(共鳴常磁性電子)研究により、この化合物は、同じ条件下で照射した処方媒体において、酸化促進作用(pro-oxidizing activity)を何ら示さないことが示された。
実施例2
1-エチル-3-ピロリジン-2-イリデン-1,3-ジヒドロインドル-2-オン(化合物2)
Figure 2004182733
この化合物は、照会名AH-262/33341015でSpecs/Biospecsから購入されたものであってもよいし、上述した合成方法に従い、1-エチル-1,3-ジヒドロインドル-2-オン(cas:61-28-9)及び1-ピロリジン-2-オン(cas:616-45-5)から得られるものであってもよい。
この化合物は、次の日光遮蔽特性を有する:
λmax=326nm(92.8%アセトニトリル+7.2%DMSO)
εmax=22600 l.mol−1.cm−1
実施例3
3-ピロリジン-2-イリデン-1,3-ジヒドロインドル-2-オン(化合物3)
Figure 2004182733
この化合物は、照会名AH-262/33341017でSpecs/Biospecsから購入されたものであってもよいし、上述した合成方法に従い、1,3-ジヒドロインドル-2-オン(cas:59-48-3)及び1-ピロリジン-2-オン(cas:616-45-5)から得られるものであってもよい。
この化合物は、次の日光遮蔽特性を有する:
λmax=328nm(92.8%アセトニトリル+7.2%DMSO)
εmax=8100 l.mol−1.cm−1
組成物1の実施例
組成物の実施例として、Miglyol(ミグリオール)中に0.5%の濃度で実施例1の化合物を含有する抗日光ローションを挙げることができる。

Claims (19)

  1. 化粧品的に許容可能な担体中に、次の式(I):
    Figure 2004182733
    [上式中:
    及びRは同一又は異なっており:
    − 水素原子、
    − 一又は複数のA基で置換されていてもよい、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基、
    − 一又は複数のA基で置換されていてもよく、他の環と縮合していてもよく、N、O及びSからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよい、飽和又は不飽和の4-ないし7-原子の環で、これらの基が一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であるもの、
    − C(=NR)R'、C(=NR)NR'R''、COR、CSR、COOR、CONRR'、CSNRR'、SO、SONRR'の基の一つで、R、R'及びR''は同一又は異なっており、水素、直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基又は4-ないし7-原子の環で、他の環と縮合するか分離しており、N、O、Sからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよいものを示し、ここでこれらの環は一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、アルキル基又は該環は飽和又は不飽和で、少なくとも一のA置換基で置換されていてもよいもの、
    であってよく;
    及びRは同一又は異なっており:
    − 水素原子、
    − 一又は複数のA基で置換されていてもよい、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基、
    − 一又は複数のA基で置換されていてもよく、N、O及びSからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよい、飽和又は不飽和の4-ないし7-原子の環で、この環が3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン構造を有する環と、又は他の環と縮合可能であり、これらの環が一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、またこの環がイミダゾリウム、ピリジニウム、ピラゾリウム、トリアゾリウムのように正に荷電可能であるもの、
    − F、Cl、Br等のハロゲン、
    − CF、CN、OR、SR、NRR'、C(=NR)R'、C(=NR)NR'R''、NRC(=NR')NR''R'''、COR、CSR、COOR、CONRR'、NRCOR'、NRCONR'R''、CSNRR'、SONRR'、NRSOR'、SO、NRR'R''R''' の基の一つで、R、R'、R''及びR'''は同一又は異なっており、水素、直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基又は4-ないし7-原子の環で、他の環と縮合するか分離しており、N、O、Sからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよいものを示し、ここでこれらの環は一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、アルキル基又は該環が飽和又は不飽和で、少なくとも一のA置換基で置換されていてもよいもの、
    であってよく;
    は:
    − F、Cl、Br等のハロゲン、
    − 一又は複数のA基で置換されていてもよい、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基、
    − CF、CN、OR、SR、NRR'、C(=NR)R'、C(=NR)NR'R''、NRC(=NR')NR''R'''、COR、CSR、COOR、CONRR'、NRCOR'、NRCONR'R''、CSNRR'、SONRR'、NRSOR'、SO、SiRR'R''、SiR(OSiR'R''R''')OSiR'R''R'''、NRR'R''R''' の基の一つで、R、R'、R''及びR'''は同一又は異なっており、水素、直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基又は4-ないし7-原子の環で、他の環と縮合するか分離しており、N、O、Sからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよいものを示し、ここでこれらの環は一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、アルキル基又は該環が飽和又は不飽和で、少なくとも一のA置換基で置換されていてもよいもの、
    − 一又は複数のA基で置換されていてもよく、N、O及びSからの少なくとも一のヘテロ原子を有していてもよい、飽和又は不飽和の4-ないし7-原子の環で、この環が3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン構造を有する環と、又は他の環と縮合可能であり、これらの環が一又は複数のカルボニル又はチオカルボニル官能基を含有可能であり、またこの環がイミダゾリウム、ピリジニウム、ピラゾリウム、トリアゾリウムのように正に荷電可能であるもの、
    であってよく;
    は:
    − F、Cl、Br等のハロゲン、
    − 飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基、
    − CF、CN、OR、SR、NRR'、C(=NR)R'、C(=NR)NR'R''、NRC(=NR')NR''R'''、COR、CSR、COOR、CONRR'、NRCOR'、NRCONR'R''、CSNRR'、SONRR'、NRSOR'、SOR、SiRR'R''、SiR(OSiR'R''R''')OSiR'R''R'''、NRR'R''R'''の基の一つで、R、R'、R''及びR'''は同一又は異なっており、水素、又は直鎖状又は分枝状のC-C22アルキル基を示すもの、
    であってよく;
    − y=1、2、3又は4;
    − x=1〜2n+2
    である]
    に相当する少なくとも一の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体を含有せしめてなることを特徴とする、特に皮膚及び/又は毛髪の光保護のための、局所使用用化粧品組成物。
  2. 式(I)の化合物が、次の式(II)又は(III):
    Figure 2004182733
    [上式中:
    及びRは同一又は異なっており、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、フェニル基、又はRが飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示すCOR又はSOの基を示し;
    は、水素;飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基;フェニル基;R及びR'が同一又は異なっており、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示す、OR、NRR'、NRCOR'、COOR及びCONRR'の基の一つ;CF基を示し;
    は、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、フェニル基、又はRが、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示すOR基を示し;
    x、y及びz=1、2、3又は4]
    のものから選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 式(II)の化合物が、
    が、水素、R及びR'は同一又は異なっており、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示す、OR、NRCOR'又はNRR'を示し;
    が水素を示し;
    及びRが同一又は異なっており、水素、飽和又は不飽和で直鎖状又は分枝状のC-Cアルキル基、又はフェニル基を示す;
    ものから選択される請求項2に記載の組成物。
  4. 式(II)の化合物が、次の化合物:
    1-エチル-3-(1-メチルピロリジン-2-イリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン
    1-エチル-3-ピロリジン-2-イリデン-1,3-ジヒドロインドル-2-オン
    ピロリジン-2-イリデン-1,3-ジヒドロインドル-2-オン
    から選択されることを特徴とする請求項3に記載の組成物。
  5. 式(I)の化合物が、組成物の全重量に対して0.01重量%〜20重量%、好ましくは組成物の全重量に対して0.1重量%〜10重量%の範囲の量で組成物中に存在していることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 前記化粧品的に許容可能な担体が水中油型又は油中水型エマルションの形態で提供されることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. UV-A及び/又はUV-Bにおいて活性のある一又は複数の付加的な有機又は無機遮蔽剤をさらに含有することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 前記付加的な有機遮蔽剤が、アントラニラート類;ケイ皮酸誘導体;ジベンゾイルメタン誘導体;サリチル酸誘導体;ショウノウ誘導体;トリアジン誘導体;ベンゾフェノン誘導体;β,β-ジフェニルアクリラート誘導体;ベンゾトリアゾール誘導体;ベンザルマロナート誘導体;ベンゾイミダゾール誘導体;イミダゾリン類;ビス-ベンゾアゾリル誘導体;p-アミノ安息香酸(PABA)誘導体;メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)誘導体;ベンゾオキサゾール誘導体;遮蔽ポリマー及び遮蔽シリコーン類;α-アルキルスチレンから誘導された二量体;4,4-ジアリールブタジエン誘導体、及びそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
  9. 前記付加的な有機遮蔽剤が:
    サリチル酸エチルヘキシル、
    メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、
    オクトクリレン、
    フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、
    ベンゾフェノン-3、
    ベンゾフェノン-4、
    ベンゾフェノン-5、
    n-ヘキシル-2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)ベンゾアート、
    4-メチルベンジリデンショウノウ、
    テレフタリリデンジショウノウスルホン酸、
    フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム、
    2,4,6-トリス(ジイソブチル-4'-アミノベンザルマロナート)-s-トリアジン、
    アニソトリアジン、
    エチルヘキシルトリアゾン、
    ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、
    メチレンビス-ベンゾトリアゾリル-テトラメチルブチルフェノール、
    ドロメトリゾールトリシロキサン、
    ポリシリコーン-15、
    1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン、
    2,4-ビス-[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル-(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)-イミノ-1,3,5-トリアジン、
    及びそれらの混合物、
    から選択されることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
  10. 付加的な無機遮蔽剤が、被覆又は非被覆の、金属酸化物の顔料又はナノ顔料であることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
  11. 前記顔料又はナノ顔料が、被覆又は非被覆の、チタン、亜鉛、鉄、ジルコニウム及びセリウムの酸化物並びにその混合物から選択されることを特徴とする請求項10に記載の組成物。
  12. 皮膚を人工的に褐色にする及び/又はサンタン状態にするための少なくとも一の薬剤をさらに含有していることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 脂肪物質、有機溶媒、イオン性又は非イオン性の増粘剤、緩和剤、湿潤剤、酸化防止剤、保湿剤、落屑剤、抗フリーラジカル剤、汚染防止剤、抗菌剤、抗炎症剤、脱色素剤、色素誘発剤、乳白剤、安定剤、エモリエント、シリコーン類、消泡剤、昆虫忌避剤、香料、防腐剤、アニオン性、カチオン性、非イオン性、双性イオン性又は両性の界面活性剤、サブスタンスPアンタゴニスト、サブスタンスCGRPアンタゴニスト、フィラー、顔料、ポリマー類、噴霧剤、アルカリ性化又は酸性化剤から選択される少なくとも一のアジュバントをさらに含有していることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. ヒトの表皮の保護組成物又は抗日光組成物であり、非イオン性の小胞体分散液、水中油型エマルション等のエマルション、クリーム、ミルク、ゲル、ゲルクリーム、懸濁液、分散液、オイル、パウダー、固形スティック、ムース又はスプレーの形態で提供されることを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 爪、まつげ、眉毛又は皮膚用のメークアップ用組成物であり、無水又は水性、固体状又はペースト状の形態、又はエマルション、懸濁液又は分散液の形態で提供されることを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 紫外線から毛髪を保護するための組成物であり、シャンプー、ローション、ゲル、エマルション又は非イオン性の小胞体分散液の形態で提供されることを特徴とする、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の組成物。
  17. 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の式(I)の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体の、化粧品用又は皮膚用組成物中での紫外線遮蔽剤としての使用。
  18. 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の式(I)の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体の、化粧品用組成物中での、紫外線による皮膚の色調変化をコントロールする薬剤としての使用。
  19. 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の式(I)の3-(2-アザシクロアルキリデン)-1,3-ジヒドロインドル-2-オン誘導体の、合成ポリマー又はガラスを光安定化させる薬剤としての使用。
JP2003401906A 2002-11-29 2003-12-01 3−(2−アザシクロアルキリデン)−1,3−ジヒドロインドル−2−オン誘導体を含有する光保護化粧品用組成物及びその用途 Pending JP2004182733A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0215054A FR2847813A1 (fr) 2002-11-29 2002-11-29 Compositions cosmetiques photoprotectrices contenant des derives de 3-(2-azacycloalkylidene)-1,3-dihydro-indol-2-one et utilisations

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004182733A true JP2004182733A (ja) 2004-07-02

Family

ID=32241708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003401906A Pending JP2004182733A (ja) 2002-11-29 2003-12-01 3−(2−アザシクロアルキリデン)−1,3−ジヒドロインドル−2−オン誘導体を含有する光保護化粧品用組成物及びその用途

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1424063A1 (ja)
JP (1) JP2004182733A (ja)
FR (1) FR2847813A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101845190B1 (ko) 2017-02-01 2018-04-05 경북대학교 산학협력단 신규한 화합물 및 이를 포함하는 액정표시장치용 컬러필터

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3325499A (en) * 1964-11-02 1967-06-13 Mcneilab Inc 1-(1-hydrocarbyl-4-piperdyl)-2-indolinone
US4476307A (en) * 1982-09-20 1984-10-09 Pfizer Inc. Heteroylidene indolone compounds
DE3519926A1 (de) * 1985-06-04 1986-12-04 Bayer Ag Indolinderivate, verfahren zu ihrer herstellung und diese indolinderivate enthaltende kosmetische lichtschutzmittel
US5037640A (en) * 1989-11-22 1991-08-06 Clairol Incorporated Skin coloring and sunscreening compositions containing indoles and M-nitro alkoxybenzenes
DE19756778A1 (de) * 1997-12-19 1999-06-24 Basf Ag Verwendung von Isoindolinonderivaten als Stabilisatoren für organische Materialien
KR20010075501A (ko) * 1998-10-02 2001-08-09 에프. 아. 프라저, 에른스트 알테르 (에. 알테르), 한스 페터 비틀린 (하. 페. 비틀린), 피. 랍 보프, 브이. 스펜글러, 페. 아에글러 일광 차단제로서의 인돌린 유도체
JP2005517792A (ja) * 2002-02-21 2005-06-16 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド ラクタムベースの顔料、及び着色されたプラスチック又はポリマー性着色粒子の製造におけるそれらの使用

Also Published As

Publication number Publication date
EP1424063A1 (fr) 2004-06-02
FR2847813A1 (fr) 2004-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100183529A1 (en) Cosmetic compositions comprising photostabilized dibenzoylmethane compounds and 2-pyrrolidinone-4- carboxy esters
US20030152532A1 (en) Synergistically uv-photoprotecting compositions comprising mixed screening agents
JP2013006847A (ja) 二つのアミノベンゾアート又はアミノベンズアミド基で置換されたケイ素含有s−トリアジンによるジベンゾイルメタンの光安定化;光保護組成物、新規なケイ素含有s−トリアジン化合物
US20070218022A1 (en) Photostable sunscreen compositions comprising cinnamic acid ester UV-B filters, dibenzoylmethane UV-A filters and s-triazine compounds
JP4180371B2 (ja) 遮蔽剤の相乗混合物をベースにした化粧品用抗日光組成物及びその使用
JP4732814B2 (ja) トリアジン誘導体、少なくとも1つの追加の光防護剤および安息香酸アリールアルキル誘導体を含む光防護組成物、これらの化粧用使用
JP4364140B2 (ja) 少なくとも二のシラン性パラ−アミノベンザルマロナート基を有するs−トリアジン誘導体;これらの誘導体を含有する光保護化粧品用組成物;該s−トリアジン誘導体の使用
KR20030047810A (ko) 디벤조일메탄 유도체형의 차단제 및 아미노 치환2-히드록시벤조페논 유도체를 함유하는 차단 조성물
US7217821B2 (en) Photoprotective cosmetic compositions comprising para-aminobenzalmalonate-substituted s-triazine compounds
US7326407B2 (en) Amine, amide, sulphonamide and carbamate derivatives of benzalmalonic salts and photoprotective cosmetic compositions comprised thereof
JP3955922B2 (ja) n−ブチルフタルイミド/イソプロピルフタルイミドの共融混合物に溶解したトリアジン誘導体を含有する組成物;美容用途
AU2002302149B2 (en) Antisun cosmetic compositions based on a synergistic mixture of screening agents, and uses
JP4117742B2 (ja) シンナマート、シンナマミド、ベンザルマロナミド又はベンザルマロナート官能基を有するメチルトリアルキルシラン類をベースにした光保護組成物
JP3893336B2 (ja) ベンゾイルメタン誘導体及び1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタンを含有する遮蔽用組成物
JP3844349B2 (ja) 遮蔽剤の相乗混合物をベースにした化粧品用サンスクリーン組成物及び使用
US20040151677A1 (en) 1,3,5-Triazine sunscreens solubilized in mixed phthalimide eutectics
JP2004517096A (ja) 1,3,5−トリアジン誘導体とジベンゾイルメタン誘導体と4,4−ジアリールブタジエン化合物を含有する遮蔽組成物
US20040136932A1 (en) Photoprotective cosmetic compositions comprising dibenzoylmethane compounds and 3-(2-azacycloalkylidene)-1,3-dihydroindol-2-one compounds
JP4242332B2 (ja) 4,4−ジアリールブタジエン官能基を有するメチルトリアルキルシラン類、それらを含有する化粧品用又は皮膚科学用の光保護用組成物及びその使用
JP2007204477A (ja) シンナメートエステルタイプのUV−Bスクリーニング剤及びs−トリアジン誘導体を含む組成物;シンナメートエステルタイプのUV−Bスクリーニング剤の光安定化方法
JP2004182733A (ja) 3−(2−アザシクロアルキリデン)−1,3−ジヒドロインドル−2−オン誘導体を含有する光保護化粧品用組成物及びその用途
US20040136931A1 (en) Photoprotective cosmetic compositions comprising 3-(2-azacycloalkylidene)-1,3-dihydroindol-2-one compounds
JP4301561B2 (ja) 少なくとも一のグラフト化パラ−アミノベンザルマロン酸塩を有する新規のs−トリアジン誘導体とこれらの誘導体を含有する光保護用化粧品組成物
US7229609B2 (en) Diarylbutadiene-substituted methyltrialkylsilanes and photoprotective compositions comprised thereof
JP2004182732A (ja) 少なくとも一のジベンゾイルメタン誘導体と少なくとも一の3−(2−アザシクロアルキリデン)−1,3−ジヒドロインドル−2−オン誘導体を含有する遮蔽組成物及び光安定化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050308

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050830