JP2004181052A - データ表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手書きやキー操作によらない簡単な操作で誤入力の危険性を防止して人体医療データの如き対象物の変化する状態を表す状態表示データの効率的データの収集作業を簡易な構成により実現するために用いられるデータ表示装置を提供する。
【解決手段】対象物の変化する状態を表す状態表示データを該対象物から検知信号として検知するセンサと、その検知信号を所望の時点で対応する必要なデータに変換するデータ変換手段と、そのデータを数値と該数値に対応するバーコードとを同時又は切換えで表示面上に表示する表示手段とを備えた構成を有している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、人体医療データの如き、対象物の変化する状態を表す状態表示データの収集に用いられる機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院では、看護士の主な業務は、患者の血糖値,体温,脈拍,血圧,等を測りそのデータの収集整理を行うことである。そのために、血糖値,体温,脈拍,血圧を計るための測定器を常に携帯している。更に、緊急を要する時に音声による指示を受けるものの手段として無線機を携帯している。この場合の通信手段は、病院という場所であるためPHSを用いることが通常である。
このように看護士は、多くの機器を携帯している。
【0003】
これらの機器で測定したデータは、手書きにより患者のIDと共にデータシートに記入し、後で過去のデータと比較する等のデータ集計をコンピュータ等の電子機器で行っている。また、手書き入力であるため、看護士は労力を要し、誤記入の危険性もあった。
【0004】
このような欠点を改善しようとしている例としては、手書きの部分が電子化されているPersonal Digtal (Data) Assistants (PDA)と呼ばれている電子機器があり、キー入力によりデータがPDAへ収集され、その後メインのコンピュータへデータを送りデータ整理が行われている。しかし、この場合でも、キー入力操作であるため手書き入力に比べ作業は軽減されるが、誤入力という危険性は、依然残っていることになる。
【0005】
医療データのうち、各患者を識別するためのIDデータを表示したバーコードを、血液試料,レントゲン像,超音波像,等のような各患者の医療試料またはその容器に誤りなく添付するために、各患者には当該患者にID情報を記憶する記憶装置を携行させておき、当該患者の医療試料を採取したときに、当該患者が携行している記憶装置から読み取った各患者のIDデータを各患者の医療データに付加して取り扱うことにより、各患者のIDデータの表示の誤りを防止しようとする試みが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−200706号公報
【0007】
しかし、この従来例に提示されたものでは、血液試料,レントゲン像,超音波像,等のような各患者の医療試料またはその容器に各患者のIDデータを誤りなく添付する方法を要旨とするものであり、体温,血圧などのように各患者の体調等により変化する状態を表す医療データは依然として手動処理で記載または記録がなされている。従って、各患者の体調等により変化する状態を表す医療データについては、この手動処理による誤記は防止することができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
(1)以上のように、従来例では、手書きで各々の医療計測器のデータを収集整理するため、非常に時間を要し、更に誤記入の可能性もあった。
(2)PDAを使用する場合には、手書き入力より業務量は軽減されるが、数値を打ち込む作業はなくならず、依然として手間がかかっており、この方法でもまだ誤入力という問題点がある。
(3)このような欠点を解消するために、医療機器全てに通信装置を付け各医療機器のデータを、患者のIDと共に送信できれば、手間もかからず、誤入力という問題点もなくなる。しかしながら、低価格の医療測定器を含む全ての機器に通信装置を付けることは、商品化を考えれば不可能である。
(4)また、看護士は、音声で指示を受けるための無線機(PHS)、医療品の確認を行うためバーコードリーダ、データ収集のためのPDA、及び各種の医療機器端末を携帯しており看護士の携帯品が多く煩雑であった。
【0009】
本発明の目的は、手書きやキー操作によらない簡単な操作で誤入力の危険性を防止して人体医療データの如き対象物の変化する状態を表す状態表示データの効率的データの収集作業を簡易な構成により実現するために用いられるデータ表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明によるデータ表示装置は、対象物の変化する状態を表す状態表示データを該対象物から検知信号として検知するセンサと、
該検知信号を所望の時点で対応する必要なデータに変換するデータ変換手段と、
該データを数値と該数値に対応するバーコードとを同時又は切換えで表示面上に表示する表示手段と
を備えた構成を有している。
前記状態表示データは、例えば、対象となる個人の体調を表す人体医療データである。
前記状態表示データが当該対象物の前記変化する状態の通常起こり得る範囲にあるときに正当な測定値範囲であることを表示する機能を、さらに、備えることができる。
前記表示面上に表示された前記バーコードを読み取りバーコードデータとして出力するバーコードリーダを、さらに備えることができる。
【0011】
【作用】
このように、例えば、医療機器からデータを入力する時は、これらの機器の表示をバーコード表示とし、バーコードリーダでこの値を入力する。このようにすることにより、人為的な入力ミスが無くなる。また、医療機器の表示部分のみにバーコード表示機能を付加すれば良いので、殆ど個々の機器の価格アップにはならない。
また、手書きのデータを書き留めるノートまたは、PDAを携帯する必要が無くなり、看護士の携帯物品の数値削減をすることができる。
さらに、入力されたデータは直ちにディジタル情報として記録されるので、パソコン等により、容易に処理編集して利用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明を人体医療データの収集に適用した場合の実施例であるバーコード表示機能付き医療機器のブロック図を示す。
バーコード表示機能付き医療機器301は、血糖値測定器、脈拍計、血圧計等の医療器にバーコード表示が出来るように構成されている。また、101は患者、201は患者の状態を示す医療データを測定するセンサ、202は測定されたデータ値をアナログからディジタルに変換するアナログ・ディジタル変換器、203はCPU(中央処理装置Central Processing Unit )、205は液晶表示を切替えるためのスイッチ、206は207の液晶パネルにデータを表示させるためのドライバ、207は液晶パネルである。
【0013】
患者10の医療データは、センサ201でアナログ信号に変換され、そのデータはA/D変換器202によりディジタル信号に変換される。CPU203は、液晶表示切替えスイッチ205の状態により、数値表示か、バーコード表示かを液晶ドライバ206へ指示する。CPU203は、表示に必要なデータを液晶ドライバ206へ送り、その信号を受け液晶パネル207に表示する。
看護士は、液晶表示切替えスイッチ205で医療機器の表示を、数値、又はバーコード表示に切替えることが出来る。バーコード表示はITF(Interleaved Two of Five の略、1987年にJISに制定された)コードを使用すれば、6桁表示の場合、7.1mmで表示することができる。この時の条件は、ナロウ幅対ワイド幅は、1対2.5で計算してある。小型の医療機器の表示も十分に対応できる大きさである。
【0014】
図2は本発明の一適用例であって、1はバーコード表示機能付き血糖値測定器、2はバーコード表示機能付き脈拍計、3はバーコード表示機能付き血圧計、4はベッドの横に掲示してある患者のID(名前)とそのバーコード、5は看護士のID(名札)とそのバーコード、11はバーコードリーダ付きPHS、18はアンテナである。PHS11に属するバーコードリーダには、CCDスキャン方式(光源に、LEDを使用)、レーザスキャン方式(光源に半導体レーザを使用)等の方式で表現する。医療品にはEAN128コードが多く用いられており、複数のコードを読めた方が便利なので、読み取り範囲の広いレーザスキャンで構成することにする。
【0015】
看護士は、先ずバーコードリーダ付きPHS11を使用し、看護士の名札に表示されているバーコードを検診者のIDとしてバーコードリーダで入力する。
次にバーコードリーダ付きPHS11を使用し、ベッドの横に掲示してある患者のIDを表すバーコードをバーコードリーダで入力する。
次に、バーコード表示機能付き血糖値測定器1、バーコード表示機能付き脈拍計2、バーコード表示機能付き血圧計3でそれぞれ測定を行う。看護士は、そのデータが起こり得る正当な測定値範囲にあるか、測定ミスは無いかを確認する。正当な測定値範囲にあればその表示をバーコード表示切替えスイッチ205でバーコード表示に変える。データが正当な誤り測定値範囲でない測定ミスの場合には、データが正当な測定値範囲内になるまで測定を繰り返す。バーコード表示されたデータをバーコードリーダ付きPHS11で入力する。入力されたデータはPHS11で病院内の通信網へ送信され、院内網内に設けられた図示しないホストコンピュータへ接続される。看護士への音声での指示も、PHS11で行うことが出来る。
病院内のホストコンピュータは、患者毎に各データの収集整理を行う。
【0016】
図3は、図2のバーコード付きPHSが音声とデータを分離した例である。13は無線通信(ここでは、Bluetooth )を備えたバーコードリーダである。12はBluetooth 付きPHSである。看護士は、先ずバーコードリーダ付きPHS11を使用し、看護士の名札に表示されているバーコードを検診者のIDとしてバーコードリーダで入力する。
次に、無線通信(ここでは、Bluetooth )を備えたバーコードリーダ13を使用し、ベッドの横に掲示してある患者のIDのバーコードをバーコードリーダで入力する。
また、バーコード表示機能付き血糖値測定器1、バーコード表示機能付き脈拍計2、バーコード表示機能付き血圧計3でそれぞれ測定を行う。看護士は、そのデータが正しいか、測定ミスは無いかを確認する。データが正当な測定値範囲にあればその表示をバーコード表示切替えスイッチ205でバーコード表示に変える。測定ミスの場合には、正当なデータが取得できるまで測定を繰り返す。バーコード表示されたデータをバーコードリーダ13で入力する。入力されたデータはBluetooth 付きPHS13によりPHS12へ転送される。転送されたデータは、PHSで病院内の通信網へ送信され、院内網の図示しないホストコンピュータへ接続される。看護士への音声での指示も、PHS12で行うことができる。病院内のホストコンピュータは、患者毎に各データの集計を行う。
【0017】
図4は、図2のバーコード付きPHS11でデータと音声とを分離した例である。バーコードリーダ付きPHS15は、データ通信のみを行う。
動作は、先ずバーコードリーダ付きPHS15を使用し、看護士の名札に表示されているバーコードを検診者のIDとしてバーコードリーダで入力する。
次に、バーコードリーダ付きPHS15を使用し、ベッドの横に掲示してある患者のIDのバーコードをバーコードリーダで入力する。
次に、バーコード表示機能付き血糖値測定器1、バーコード表示機能付き脈拍計2、バーコード表示機能付き血圧計3でそれぞれ測定を行う。看護士は、そのデータが正当な測定値範囲にあるか、測定ミスは無いかを確認する。データが正当な測定値範囲にあればその表示をバーコード表示切替えスイッチ205でバーコード表示に変える。測定ミスの場合には、正当なデータが取得できるまで測定を繰り返す。バーコード表示されたデータをバーコードリーダ15で入力する。入力されたデータはPHS15で病院内の通信網へ送信され、ホストのコンピュータへ接続される。看護士への音声での指示はPHS14で行う。病院内のホストコンピュータは、患者毎に各データの集計を行う。
【0018】
図5は、図2のバーコード付きPHS11と血糖値測定器とを一体化した例である。16はハンズフリー機能の付いたPHSとバーコードリーダと血糖値測定器が一体化された機器である。看護士は、先ず、バーコードリーダ付きPHS11を使用し、看護士の名札に表示されているバーコードを検診者のIDとしてバーコードリーダで入力する。
次に、バーコードリーダ16を使用し、ベッドの横に掲示してある患者4のIDのバーコードをバーコードリーダで入力する。
次に、バーコード表示機能付き脈拍計2、バーコード表示機能付き血圧計3でそれぞれ測定を行う。看護士は、そのデータが正当な測定値範囲にあるか、測定ミスは無いかを確認する。データが正当な測定値範囲にあればその表示をバーコード表示切替えスイッチ205でそれぞれバーコード表示に変える。測定ミスの場合には、正当なデータが取得できるまで測定を繰り返す。バーコード表示されたデータをバーコードリーダ11で入力する。入力されたデータと血糖値データは機器16の中のPHSで病院内の通信網へ送信され、ホストのコンピュータへ接続される。看護士への音声での指示も、機器16のPHSのハンズフリー機能を使い行うことができる。
病院内のホストコンピュータは、患者毎に各データの集計を行う。
【0019】
図6は、図5のハンズフリー機能の付いたPHSとバーコードリーダと血圧値測定器が一体化された機器の音声通話機能であるPHS16を音声とデータとを分離した例である。17はPHSとバーコードリーダと血糖値測定器が一体化された機器である。
看護士は、先ずバーコードリーダ付きPHS11を使用し、看護士の名札に表示されているバーコードを検診者のIDとしてバーコードリーダで入力する。
次に、バーコードリーダ17を使用し、ベッドの横に掲示してある患者のIDのバーコードをバーコードリーダで入力する。
また、バーコード表示機能付き脈拍計2、バーコード表示機能付き血圧計3でそれぞれ測定を行う。看護士は、そのデータが正当な測定値範囲にあるか、測定ミスは無いかを確認する。正当な測定値範囲にあればその表示をバーコード表示切替えスイッチ205でそれぞれバーコード表示に変える。測定ミスの場合には、データが正当な測定値範囲になるまで測定を繰り返す。バーコード表示されたデータをバーコードリーダ17で入力する。入力されたデータと血糖値データはバーコードリーダ17の中のPHSで病院内の通信網へ送信され、院内網内の図示しないホストコンピュータへ接続される。看護士への音声での指示は、PHS14を用いて行う。院内網内のホストコンピュータは、患者毎に各データの集計を行う。
【0020】
図7は、図2の使用例の動作を説明するためのフローチャートである。
(A01)先ず、検診を行う看護士は、自分のIDの名札につけてあるバーコードをPHS付きバーコードリーダ11で入力する。
(A02)次に、ベッドに取り付けられている患者のIDであるバーコードをPHS付きバーコードリーダ11で入力する。
(A03)患者に必要な医療データを測定する医療機器を選択する。
(A04)医療器で測定する。この時、看護士は、そのデータが正当な測定値範囲か、否かを数値表示で確認する。
(A05)測定値が正当な測定値範囲内にないときには、もう1度検診をする。正当なデータが得られる正しい検診ができるまで繰り返す。
(A06)正しい検診データを確認した看護士は、医療機器に付いている液晶表示切替えスイッチ205で数値データをバーコード表示に変える。
(A07)そのバーコードをPHS付きバーコードリーダ11で入力する。
(A08)患者の検診が終わるまで必要な医療データを測定する。
(A09)看護士のID、患者のID、患者に必要な検診データを病院内の通信網であるPHSを使用し送信する。
(A010)全ての患者のデータを測定するまで上記手順を繰り返す。
【0021】
次に、医療機器のデータにおける正当な測定範囲の1例をバーコードリーダで読む時の手順とともに説明する。医療機器で表示されたデータは、まず数値表示される。この時看護士はその数値が妥当であるかどうかを判断する。例えば、体温計の場合、約34℃〜42℃が予想可能のデータである。表示が25℃或いは50℃と表示されれば、誤り(異常)と判断し再測定する。
別の例では、ある患者が通常は36.4度であった場合に、ある日突然37.2度となったときには、通常の人間の体温としては、予想できる数値であるが、この患者にとっては、異常値である。そこで看護士は、再確認のために、もう1度再検査を行う。
このようにバーコードリーダに数値データとして読み込む前に、看護士が過去のデータ等を考慮の上、測定ミスかどうか判断、或いは、疑い、確認作業を行う事ができる。
機械では正常と判断された数値は、看護士の本来の医療判断としてチェックを行うことが可能となり、その数値データはバーコードで表示される。これは、測定データを有線、無線で直接ホストコンピュータへ伝送する場合に比べ、看護士のチェックが入るため、はるかに信頼性が向上する。
この例の場合、測定表示の際、有り得る範囲の値を予め表示装置に付随するCPUに記憶させておき、その範囲以外の値が測定された場合は、エラー表示が出るように構成すれば、明らかな機械的な誤検診が除かれ、看護士の本来の判断業務に専念でき、看護士の業務を軽減することに繋がる効果がある。
【0022】
図8は、このような医療データを測定する手順を実行する制御動作を説明するためのフロー図である。
図8(a)は、この制御の基本的動作を示すフロー図であり、医療機器で検診がなされた際に(S1)、「数値データは正しいか」のテストが行われ(S2)、そのテストが正しいと判断されたとき(YES)、医療機器の液晶表示をバーコード表示に切替えをし(S3)、そのテストが正しいと判断されなかったときに(NO)、再び医療機器で検診が行われる(S1)。
【0023】
図8(b)は、図8(a)による制御の詳細例を示すものであり、医療機器で検診が行われた後(S1)、その「測定値は正常値上限以内か」(体温計による人体の体温測定の場合には、上限値は例えば42℃)をテストし(S21)、そのテストが正しいと判断されたときにその「測定値は正常値下限以内か」(上記の体温計の場合には、下限値は例えば34.5℃)をテストする(S12)。これらのS21,S22のテストが正しいと判断されなかったときには、再び「医療機器で検診」をし(S1)、S22のテストが正しいと判断されたときに(YES)、「患者の過去のデータから判断して正常か」(患者の通常の体温が例えば36.4℃であったときに、例えば36.4℃±0.5の範囲にあるか)のテストをし(S23)、そのテストがこの範囲を越えて例えば37.2℃であったとき(NO)に、再測定をする(S24)。その再測定の結果に対して「測定データに再現性はあるか」のテストをする(S25)。このテストの結果がNOであったときには、再測定(S24)をし、S23とS25の各テストがYESであったときには、医療機器の液晶表示をバーコード表示に切替えする(S3)。
【0024】
図9は、人体の体温を測定するための体温計に、図1の構成をとり、図8(b)に示すような制御動作を行う場合の体温計の具体例を示すものであり、(a)は液晶パネル207に36.5℃の数値が示されている場合を示しており、液晶表示切替えスイッチ205を制御することにより、(b)に示すように液晶パネル207にバーコード表示がなされる。
【0025】
以上は主として、病院等における人体医療データを収集するために用いるデータ表示装置として本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこのような例に限らず、対象物の「変化する状態」を表す「状態表示データ」を表示する場合に適用可能である。
例えば、温室,冷凍庫等の室内外空気温度の表示、給水施設,プール等の水温表示、外気圧の表示、等のように、一般的にメータによるアナログ表示又はディジタル表示している状態表示データに適用可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、手書きやキー操作によらない簡単な操作で誤入力の危険性を防止して人体医療データの如き対象物の変化する状態を表す状態表示データの効率的データの収集作業を簡易な構成により実現させることができ、その表示データは直ちにディジタル情報として記録され、パソコン等により容易に処理編集して利用することができるので、実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を人体医療データの収集に適用した場合の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明を人体医療データの収集に適用した場合の実施例を説明するためのブロック図である。
【図3】図2の使用例の変形を示すブロック図である。
【図4】図2の使用例の他の変形を示すブロック図である。
【図5】図2の使用例の他の変形を示すブロック図である。
【図6】図5の使用例の変形を示すブロック図である。
【図7】図2の使用例の動作を説明するためのフロー図である。
【図8】本発明装置における制御動作を説明するためのフロー図である。
【図9】本発明を人体の体温を測定する体温計に適用した場合の装置例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 血糖値測定器
2 脈拍計
3 血圧計
4 患者
5 看護士
11 PHS(バーコードリーダ付)
12 PHS(Blue tooth付)
13 バーコードリーダ(Blue tooth)
14 PHS
15 PHS(バーコードリーダ付)
16 ハンズフリー機能付きPHS(バーコードリーダ付)
17 PHS(血糖値測定器)
18 PHS
101 患者
201 センサ
202 A/D変換器
203 CPU
205 液晶表示切替スイッチ
206 液晶ドライバ
207 液晶パネル
301 バーコード表示付き医療機器

Claims (4)

  1. 対象物の変化する状態を表す状態表示データを該対象物から検知信号として検知するセンサと、
    該検知信号を所望の時点で対応する必要なデータに変換するデータ変換手段と、
    該データを数値と該数値に対応するバーコードとを同時又は切換えで表示面上に表示する表示手段と、
    を備えたデータ表示装置。
  2. 前記状態表示データは、対象となる個人の体調を表す人体医療データであることを特徴とする請求項1に記載のデータ表示装置。
  3. 前記状態表示データが当該対象物の前記変化する状態の通常起こり得る範囲にあるときに正当な測定値範囲であることを表示する機能を、さらに、備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ表示装置。
  4. 前記表示面上に表示された前記バーコードを読み取りバーコードデータとして出力するバーコードリーダを、さらに備えたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のデータ表示装置。
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