JP2004180896A - 柄付き清掃具類の吊り下げ用キャップ - Google Patents

柄付き清掃具類の吊り下げ用キャップ Download PDF

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Katsumi Arita
克己 有田
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Fuse Kagaku Kogyo Kk
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Abstract

【課題】柄の端部に取り付けた状態で柄の端部を隠蔽することができ、柄の端部処理の仕上がり形態が向上する柄付き清掃具類の吊り下げ用キャップを提供する。
【解決手段】清掃具類のパイプ製の柄3における端部に装着するキャップ本体22と、このキャップ本体22の上端に回転自在に突設した吊り環23とからなる吊り下げ用キャップ21において、キャップ本体22が、柄3の内部に嵌挿する挿入筒25と、この挿入筒25の外側に設けられ、柄3の端部外周に外嵌する端部隠蔽筒26とを備え、柄3の端部にキャップ本体22を取り付けると、柄3の端部周壁を端部隠蔽筒26で覆うようになっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、箒やモップ等の柄付き清掃具類において、柄の端部に取り付けることによって清掃具類を吊り下げ状態にできるようにする吊り下げ用キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2(a)のように、箒やモップ等の柄付き清掃具類1は、使用しないときに壁面等に設けたフック等に吊り下げ状とし、掃部材2が傷まないようにしたり、安定よく格納することができるようになっており、このため、柄3の端部に合成樹脂製の吊り下げ用キャップ4が取り付けられている。
【0003】
従来の吊り下げ用キャップ4として、最も簡単なものは、柄3の端部に外嵌固定するキャップ本体の上端面に吊り環を一体に形成した構造になっているが、このようなキャップは、吊り環が回転しないため、柄3の端部に固定すると、掃部材2と吊り環の位相関係が一定化し、吊り下げ状とした格納時において、壁面等に設けたフック等の条件によっては、掃部材2が壁面から突出するような状態が発生することになる。
【0004】
このため、キャップ本体に対して吊り環を回転自在に取り付け、掃部材と吊り環の位相関係を取り付け部分の条件に合わせて変更することができるようにした吊り下げ用キャップが提案されている。
【0005】
図2(a)と(b)は、吊り環を回転自在とした従来の吊り下げ用キャップ4を示し、キャップ本体5が、柄3の内部に嵌挿する挿入筒6の上端に、柄3の外径と略同径となる端部覆い用の円板状鍔部7を設けて形成され、吊り環8は上下に長く、円板状鍔部7と同径の円軸状で上下方向の長孔9が設けられ、下端面に一対の弾性係止片10が突設されている。
【0006】
上記キャップ本体5には、円板状鍔部7から挿入筒6の途中にわたって、吊り環8の係止孔11が設けられ、吊り環8の弾性係止片10をこの係止孔11に圧入することにより、弾性係止片10の下端大形部12が係止孔11の下端面に係合し、キャップ本体5に対して吊り環8を抜け止め状態で回転自在に取り付けた構造になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の回転式吊り下げ用キャップ4は、柄3の端部に取り付けた状態で、柄3の端面に円板状鍔部7が当接し、柄3の端面をこの円板状鍔部7で隠蔽するようになっているが、柄3の端面は、柄3の軸心に対して正確な直角に切断されていない場合が往々にしてあり、このため、柄3の端面と円板状鍔部7の間に隙間が発生し、見た目が極めて不体裁になる。
【0008】
また、柄3が合成樹脂被覆金属パイプで形成されているような場合、柄3の端部における合成樹脂被覆の処理が悪いと金属パイプが露見し、これがそのまま見えることになるので、この場合も見た目が極めて不体裁になる。
【0009】
そこで、この発明の課題は、柄の端部に取り付けた状態で柄の端部を隠蔽することができ、上記のような隙間や金属パイプが露見することがなく、柄の端部処理の仕上がり形態が向上する柄付き清掃具類の吊り下げ用キャップを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この発明は、清掃具類のパイプ製の柄における端部に装着するキャップ本体と、このキャップ本体の上端に回転自在に突設した吊り環とからなり、上記キャップ本体が、柄の内部に嵌挿する挿入筒と、この挿入筒の外側に設けられ、柄の端部外周に外嵌する端部隠蔽筒とを備え、挿入筒と端部隠蔽筒との間に、柄の周壁の厚みが嵌り合う環状隙間を形成した構成を採用したものである。
【0011】
上記キャップ本体と吊り環は、合成樹脂を用い、キャップ本体は、円板状頭部の下面側に挿入筒と端部隠蔽筒を同軸心状に連成し、円板状頭部に上端で開口する円形凹部と、この円形凹部の底面から挿入筒の途中で開口する係止孔を設けて形成されている。
【0012】
また、吊り環は、上記円形凹部内に嵌合する円形板の上面に突設した立ち上がり部に長孔を設け、円形板の下端面に上記係止孔に挿入する一対の弾性係止片を突設して形成され、吊り環の弾性係止片を係止孔に圧入することにより、弾性係止片の下端大形部が係止孔の下端面に係合し、キャップ本体に対して吊り環が抜け止め状態で回転自在に取り付けられることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0014】
図1(a)は、柄付き清掃具類1として箒を例示し、上下に長い柄3の下端に掃部材2を設けて形成され、柄3には合成樹脂被覆金属パイプや合成樹脂パイプを用い、この柄3の上端に吊り下げ用キャップ21が取り付けられる。
【0015】
なお、他の柄付き清掃具類1としては、モップや床ブラシ等を挙げることができる。
【0016】
図1(b)のように、上記吊り下げ用キャップ21は、柄3の端部に装着するキャップ本体22と、このキャップ本体22の上端に回転自在に突設した吊り環23とからなり、上記キャップ本体22は、合成樹脂を用い、円板状頭部24の下面側に、柄3の内部に圧入嵌挿する長い挿入筒25と、この挿入筒25の上端部外側に設けられ、柄3の端部外周に外嵌する端部隠蔽筒26とを同軸心状に連成し、挿入筒25と端部隠蔽筒26との間に、柄3の周壁の厚みが嵌り合う環状隙間27を形成している。
【0017】
このキャップ本体22には、円板状頭部24に上端で開口する円形凹部28と、この円形凹部28の底面から挿入筒25の途中で段付き状に開口するテーパ状の係止孔29が設けられている。
【0018】
また、吊り環23は、合成樹脂を用い、上記円形凹部28内に嵌合する円形板30の上面に突設した立ち上がり部31に上下方向の長孔32を設け、円形板30の下端面に上記係止孔29に挿入する一対の弾性係止片33を突設して形成され、吊り環23の弾性係止片33を係止孔29に圧入することにより、弾性係止片33の下端大形部34が係止孔29の下端面に係合し、キャップ本体22に対して吊り環23が抜け止め状態で回転自在に取り付けられることになる。
【0019】
この発明の吊り下げ用キャップは、上記のような構成であり、キャップ本体22の係止孔29に吊り環23の弾性係止片33を圧入することにより、係止孔29を通過した弾性係止片33の下端大形部34が係止孔29の下端面に係合し、キャップ本体22に対して吊り環23が、円形凹部28内に円形板30が納まる抜け止め状態で回転自在となる吊り下げ用キャップ21が組み立てられている。
【0020】
上記吊り下げ用キャップ21の柄3に対する取り付けは、柄3の上端部内に挿入筒25を圧入嵌挿すればよく、図1(b)のように、挿入筒25と端部隠蔽筒26との間に形成した環状隙間27が柄3の端部周壁に嵌合することで、端部隠蔽筒26が柄3の端部外周に外嵌する。なお、挿入筒25は接着剤を用いて柄3に固定化するようにしてもよい。
【0021】
このような吊り下げ用キャップ21の取り付け状態で、柄3の端部は環状隙間27内に収まり、柄3の端部周壁の外面が端部隠蔽筒26で覆われることになるので、柄3の端部が外部に露見するようなことがなく、従って、柄3の端面が柄3の軸心に対して正確な直角に切断されていない場合や、合成樹脂被覆金属パイプの端部で合成樹脂被覆が剥がれているような場合でも、これらの部分が端部隠蔽筒26で覆われて隠れ、柄3の端部に吊り下げ用キャップ21を取り付けることにより、柄3の端部処理を体裁よく仕上げることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、清掃具類のパイプ製の柄における端部に装着するキャップ本体と、このキャップ本体の上端に回転自在に突設した吊り環とからなる吊り下げ用キャップにおいて、柄の端部周壁を端部隠蔽筒で覆うようにしたので、柄の端部が外部に露見するようなことがなくなり、柄の端面が柄の軸心に対して正確な直角に切断されていない場合や、合成樹脂被覆金属パイプの端部で合成樹脂被覆が剥がれているような場合でも、これらの部分が隠れることになり、柄の端部に吊り下げ用キャップを取り付けることにより、柄の端部処理を体裁よく仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は柄付き清掃具類として箒の例を示し、この箒の柄に吊り下げ用キャップを取り付けた正面図、(b)は同上における吊り下げ用キャップの取り付け部分を拡大した縦断正面図
【図2】(a)は柄付き清掃具類として箒の例を示し、この箒の柄に従来の吊り下げ用キャップを取り付けた正面図、(b)は同上における吊り下げ用キャップの取り付け部分を拡大した縦断正面図
【符号の説明】
1 柄付き清掃具類
2 掃部材
3 柄
21 吊り下げ用キャップ
22 キャップ本体
23 吊り環
24 円板状頭部
25 挿入筒
26 端部隠蔽筒
27 環状隙間
28 円形凹部
29 係止孔
30 円形板
31 立ち上がり部
32 長孔
33 弾性係止片
34 下端大形部

Claims (1)

  1. 清掃具類のパイプ製の柄における端部に装着するキャップ本体と、このキャップ本体の上端に回転自在に突設した吊り環とからなり、上記キャップ本体が、柄の内部に嵌挿する挿入筒と、この挿入筒の外側に設けられ、柄の端部外周に外嵌する端部隠蔽筒とを備え、挿入筒と端部隠蔽筒との間に、柄の周壁の厚みが嵌り合う環状隙間を形成した柄付き清掃具類の吊り下げ用キャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011099561A1 (ja) 2010-02-12 2011-08-18 花王株式会社 清掃具
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