JP2004180616A - Film for inhibiting behavior of insect pest and method for inhibiting behavior of insect pest - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a film and a method for simply inhibiting various behaviors of insect pests by a reduced agrochemical-using system or an agrochemical-free system. <P>SOLUTION: The film for inhibiting the behaviors of insect pests blocks ≥ 90% of electromagnetic wave having shorter wavelengths than nearly 500 nm and transmits ≥70% of light having wavelengths from nearly 500 nm to nearly 650 nm. The method for inhibiting behaviors of insect pests comprises keeping electromagnetic wave having wavelengths from nearly 200 nm to nearly 500 nm in a power of ≤0.05 W/m<SP>2</SP>as a whole and keeping light having wavelengths from nearly 500 nm to nearly 650 nm in ≥1.0 lux as a whole at night in a plant culturing area. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、害虫の行動抑制フィルム及び行動抑制方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
種々の植物の栽培において害虫は大敵である。よって、農業においてはこの害虫をいかに防除するかが第一の課題といっても過言ではない。
従来は、殺虫剤で害虫を防除することがメインであり、卵から孵化した幼虫及び蛹から羽化した成虫の段階(卵及び蛹には殺虫剤が効きにくい)で殺虫剤を散布し、幼虫及び成虫を防除するよう努めている。
【0003】
また、夜間の照明(特に紫外線)に集合するような性質を持つ害虫を寄せ付けないように、これを切っているところも多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、対象とする害虫をすべて殺虫することはほぼ不可能である。殺虫剤を相当多量に(所定量以上に)散布しない限り、すべての害虫に殺虫剤をかけることは実際に難しいためである。
また、産卵自体を防止する方法も考えられている。しかし、完全に成功している方法はないようである。
【0005】
最近では、化学農薬の利用が環境汚染等の問題から敬遠されており、できる限り減農薬・無農薬方式が望まれてきている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上のような状況に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明害虫の行動抑制フィルム及び行動抑制方法を完成したものであり、その特徴とするところは、フィルムにあっては、蛍光灯にカバーして用いるものであって、波長が500nm付近より短波長の電磁波はその90%以上を遮断し、波長500nm付近〜650nm程度までの波長の光は70%以上透過させる点にあり、行動抑制方法にあっては、植物栽培区域に夜間において、波長200nm付近〜500nm付近までの電磁波は、ほぼ全体として0.05W/m(ワット毎平方メートル)以下にし、波長500nm付近〜650nm程度までの波長の光は、ほぼ全体として1.0ルクス以上に保つ害虫の行動抑制方法であって、蛍光灯に請求項1記載のフィルムを巻きつけて電磁波の強度を調整する点にある。
【0007】
本発明でいう行動抑制とは、交尾抑制、飛来抑制、吸汁抑制等をいう。即ち、交尾や産卵を抑制する、近づかないようにする、果実等の汁を吸わないようにする等である。
【0008】
本発明フィルムは、波長が500nm付近より短波長の電磁波はその90%以上を遮断し、500nm付近より長波長の電磁波は70%以上透過させることがポイントである。ここで、500nm付近とは、470nm〜520nm程度であり、これ以下の電磁波(可視光と紫外線等)を90%以上カットするのである。このように、470nm〜520nmまで幅があるのは生物が相手であるためである。
これ以下をカットするのは、紫外線に向かって飛来する害虫が多いため、そのような害虫を寄せ付けないためである。
また、波長500nm付近〜650nm程度までの波長の光は、その70%以上を透過させるのである。これは、夜行性の害虫は、夜間に交尾し産卵(吸汁その他の行動も)するものが多い。また、このような長波長の光の有無によって昼か夜の判断をしているようである。よって、この長波長の光があれば昼と錯覚して交尾等をしないことが研究で分かってきたのである。
【0009】
実験で効果のあった害虫の例としては、交尾抑制としては、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウ、オオタバコガ、スジキリヨトウ、
飛来抑制としては、ベニフキノメイガ、コクロヒメハマキ、アワノメイガ、チャノホソガ、チャバネアオカメムシ、タマナギンウワバ、ナシヒメシンクイ
吸汁抑制としては、アケビコノハ、アカエグリバ、ヒメエグリバ等であった。
これらも、複数の抑制効果のあるもの等もあり限定するものではない。
【0010】
このような特殊な電磁波を発生する装置があればそれでよいが、それでは高価で通常の農家には負担が大きいため、本発明者はこれを通常の蛍光灯等にカバーするフィルムで達成しようとして開発したものである。
【0011】
このような特定波長以下は遮断し、それ以上は遮断しないという効果は、顔料又は染料によって行なう。顔料や染料の種類は自由であり、このような効果があればよい。勿論、それらを複数混合してもよい。
発明者の実験では、アゾ系イエローが好適であり、なかでも、ビスアゾ系がより好適であった。
【0012】
このような顔料又は染料は、フィルムに練り込んでもよいし、染色しても、コーティングしてもよい。
【0013】
フィルム本体は、透明であればよく、PET(ポリエステル樹脂)、PC(ポリカーボネート樹脂)、MS(スチレンアクリル樹脂)その他、470nm〜520nm程度以上の長波長の電磁波の透過に問題がない限りはどのようなものでもよい。
【0014】
このフィルムはヒートセットしておいてもよい。ヒートセットとは、加熱することによって、シートを所定の状態に自然となるように成形することをいう。加熱温度は、通常120〜150℃程度である。また、所定の形状は蛍光灯管より少し細い筒状が好ましい。製法は、蛍光灯管よりわずかに細いものにプラスチックシートを巻きつけ、加熱する方法や、巻いたものを筒に入れその状態で加熱する等自由である。公知の方法でよい。
【0015】
このようにヒートセットしておけば、蛍光灯管に簡単に巻きつけることができ、ほとんど手間は不要である。勿論、それだけで落下もしないが安全のため粘着テープ等で固定してもよい。
また、シュリンク法や接着、粘着テープ止め等によって、蛍光灯管に予め巻きつけておいてもよい。この場合、蛍光灯管を交換するだけでフィルムを巻く手間は不要である。
【0016】
次に行動抑制方法について説明する。
これは、請求項1記載のフィルムを用いて、栽培エリアにおける害虫の交尾、産卵等を抑制するもので、植物栽培区域に夜間において、波長200nm付近〜500nm付近までの電磁波は、ほぼ全体として0.05W/m以下にし、波長500nm付近〜650nm程度までの波長の光は、ほぼ全体として1.0ルクス以上に保つ害虫の行動抑制方法であって、蛍光灯に請求項1記載のフィルムを巻きつけて電磁波の強度を調整するものである。
ここで、波長200nm付近の意味は、180nm〜220nm程度であり、波長500nm付近の意味は、470nm〜520nm程度であり、幅があるのは前記した通りである。
200nm〜500nmにしているのは、この範囲の電磁波に集まる虫が多いためである。
ここでいうほぼ全体とは、植物栽培区域のほぼ全域であり、数学的に1箇所の影もなく、どの隅もすべて等という意味ではない。また、波長200nm付近〜500nm付近までの電磁波が、例えば10nm幅の電磁波強度測定において、その合計値が0.05W/m以下ということである。
0.05W以下にしているのは、0.05W以上では、引き寄せられる害虫が多くなるためである。
また波長500nm付近〜650nm程度までの波長の光を1.0ルクス以上にしているのは、これ以下では交尾等の行動をするものが多くなるためである。
【0017】
本発明は、この栽培エリアへの電磁波の波長の違いによる照射程度の差を、特別な装置を用いずにカバーフィルムで行なうものである。これは、簡単であること、安価であること、またフィルムによって蛍光灯管の飛散防止にもなる等のメリットからである。
【0018】
本発明方法は、他の行動抑制方法と併用しても構わない。例えば、性フェロモン放出方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面に示す実施の形態に基づいて、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明シート1の1例を示す斜視図である。この例の材質は、主材がPETであり、それに顔料(ビスアゾ系イエロー)をコーティングしている。紫外線に近い範囲がカットされているため、人間の目には、黄色に見える。
ヒートセットによって、内径が約2cmになるよう2〜3回巻き込んだ形状になっている。管径が32.5mmの蛍光灯管2用である。これを蛍光灯管2に巻きつけるか、その中に蛍光灯管を挿入すればよい。図2のように巻きつければよい。
【0020】
図3は、本発明方法を実施している果樹園の模式平面図である。50m×20mの広さ(10a)の範囲に図のように12基の蛍光灯2を設置した。それぞれに本発明フィルムを巻きつけた。蛍光灯は通常の40W(白色又は昼色)である。
これを点灯すると、ほぼ隅々まで1ルクス以上が確保できた。勿論、蛍光灯に近いところは非常に明るいが、200nm〜500nmはほとんど遮断されているため、走光性のある飛翔昆虫もほとんど集まらない。
波長500nm〜650nmの電磁波(光)が、ほぼ1.0ルクス確保されているため、ハスモンヨトウ等が卵を産み付けることはほとんどなかった。
【0021】
【発明の効果】
本発明フィルム及び行動抑制方法には次のような大きな利点がある。
(1) 本発明フィルムを用いると、高価な特殊蛍光灯管を用いることなく、そのような蛍光灯管と同様の発光特性を出すことができる。
(2) 安価である。
(3) 農薬を使用せず害虫を排除できるため環境問題がない。
(4) 紫外線を遮断しているため、紫外線に引き寄せられる害虫も排除でき、暗いところで交尾等する害虫も抑制されるため効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明シート1の1例を示す斜視図である。
【図2】本発明シート1の1例を巻きつけているところを示す斜視図である。
【図3】本発明方法を実施している果樹園の模式平面図である。
【符号の説明】
1 本発明シート
2 蛍光灯管
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a pest behavior suppression film and a behavior suppression method.
[0002]
[Prior art]
Pests are great enemies in the cultivation of various plants. Therefore, it is not an exaggeration to say that the first task in agriculture is how to control these pests.
Conventionally, insecticides are mainly used to control pests, and insecticides are sprayed at the stage of larvae hatched from eggs and adult adults emerged from pupae (the insecticide is difficult to work on eggs and pupae). We try to control adults.
[0003]
In many cases, it is turned off to keep out pests that have the property of gathering under nighttime lighting (especially ultraviolet light).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, it is almost impossible to kill all the pests of interest. This is because it is actually difficult to apply insecticide to all pests unless the insecticide is applied in a considerably large amount (more than a predetermined amount).
Also, a method of preventing the spawning itself has been considered. However, there seems to be no completely successful method.
[0005]
Recently, the use of chemical pesticides has been shunned from problems such as environmental pollution, and there has been a demand for a reduced pesticide-free / pesticide-free system as much as possible.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above situation, the present inventor has completed the behavior control film and behavior control method of the pest of the present invention as a result of earnest research, and the feature thereof is that, in the film, fluorescent light is used. It is used as a cover. Electromagnetic waves having a wavelength shorter than about 500 nm block 90% or more of the electromagnetic waves, and light having a wavelength from about 500 nm to about 650 nm is transmitted through 70% or more. In the method, the electromagnetic wave having a wavelength of about 200 nm to about 500 nm at night in the plant cultivation area is almost 0.05 W / m 2 (watt per square meter) or less, and the wavelength of about 500 nm to about 650 nm. Is a method for suppressing the behavior of pests that keeps the total light at 1.0 lux or more as a whole, wherein the film according to claim 1 is wound around a fluorescent lamp. Lies in adjusting the intensity of the wave.
[0007]
The behavior suppression in the present invention refers to copulation suppression, flying suppression, sucking suppression and the like. In other words, it suppresses copulation and spawning, keeps them from approaching, does not suck juice of fruits, and the like.
[0008]
The point of the film of the present invention is that 90% or more of the electromagnetic wave having a wavelength shorter than around 500 nm is blocked, and 70% or more of the electromagnetic wave having a longer wavelength than around 500 nm is transmitted. Here, the vicinity of 500 nm is about 470 nm to 520 nm, and cuts electromagnetic waves (visible light, ultraviolet light, and the like) less than 90 nm by 90% or more. Thus, there is a range from 470 nm to 520 nm because an organism is a partner.
The reason for cutting below this is that many pests fly toward the ultraviolet rays, so that such pests are not attracted.
Further, light having a wavelength of about 500 nm to about 650 nm transmits 70% or more of the light. This is because many nocturnal pests mate during the night and lay eggs (also sucking and other actions). Further, it seems that day or night is determined based on the presence or absence of such long wavelength light. Therefore, research has shown that if this long-wavelength light is present, the illusion of daytime and no mating or the like will occur.
[0009]
Examples of pests that were effective in the experiment include copulation suppression, Japanese armyworm, Spodoptera litura, Helicoverpa armigera, Spodoptera litura,
As the flying suppression, Benifukinomeiga, Kokurohimehamaki, Awanomeiga, Chanohosoga, Chabanea stinkbug, Tamanagininuwaba, and Nashihimeshiningu sucking suppression include Akebikonoha, Akaeguriba, Himeegliba and the like.
These are also not limited since some of them have a plurality of suppressing effects.
[0010]
It is sufficient if there is a device that generates such special electromagnetic waves. However, since it is expensive and burdens ordinary farmers, the present inventor has attempted to achieve this with a film that covers ordinary fluorescent lamps and the like. It was done.
[0011]
Such an effect of blocking at a specific wavelength or less and not blocking at a specific wavelength or more is performed by a pigment or a dye. The types of pigments and dyes are free, and it is sufficient if such effects are provided. Of course, a plurality of them may be mixed.
In experiments by the inventor, azo-based yellow was preferred, and among them, bisazo-based was more preferred.
[0012]
Such a pigment or dye may be kneaded, dyed, or coated with the film.
[0013]
The film body may be transparent as long as it has no problem in transmission of long-wave electromagnetic waves of about 470 nm to 520 nm or more, such as PET (polyester resin), PC (polycarbonate resin), MS (styrene acrylic resin). May be something.
[0014]
This film may be heat set. Heat setting refers to forming a sheet into a predetermined state by heating. The heating temperature is usually about 120 to 150 ° C. Further, the predetermined shape is preferably a cylindrical shape slightly thinner than the fluorescent lamp tube. The manufacturing method is free, for example, by wrapping a plastic sheet around an object slightly thinner than a fluorescent lamp tube and heating, or by heating the wrapped object in a tube in that state. A known method may be used.
[0015]
By heat setting in this way, it can be easily wound around the fluorescent lamp tube, and almost no work is required. Of course, it does not drop by itself, but may be fixed with an adhesive tape or the like for safety.
Alternatively, it may be wound around a fluorescent lamp tube in advance by a shrink method, adhesion, adhesive tape fixing, or the like. In this case, it is unnecessary to wind the film only by replacing the fluorescent lamp tube.
[0016]
Next, a behavior suppressing method will be described.
This is to suppress the copulation and spawning of pests in the cultivation area by using the film according to claim 1, and the electromagnetic wave having a wavelength of about 200 nm to about 500 nm in the plant cultivation area at night is almost zero. 0.05 W / m 2 or less, and a light having a wavelength of from about 500 nm to about 650 nm is a method for suppressing the action of pests, which is maintained at 1.0 lux or more as a whole. It adjusts the strength of the electromagnetic wave by winding.
Here, the meaning near the wavelength of 200 nm is about 180 nm to 220 nm, the meaning near the wavelength of 500 nm is about 470 nm to 520 nm, and the width is as described above.
The reason for setting the wavelength to 200 nm to 500 nm is that many insects gather in this range of electromagnetic waves.
The term “substantially the entirety” as used herein refers to substantially the entire area of the plant cultivation area, and does not mathematically mean that there is no single shadow and that all corners are not equal. Further, the total value of electromagnetic waves having a wavelength of about 200 nm to about 500 nm is, for example, 0.05 W / m 2 or less in an electromagnetic wave intensity measurement having a width of 10 nm.
The reason for setting it to 0.05 W or less is that if it is 0.05 W or more, many pests are attracted.
In addition, the reason why the light having a wavelength of about 500 nm to about 650 nm is set to 1.0 lux or more is that light having a wavelength of less than 1.0 lux acts to mate.
[0017]
In the present invention, the difference in the degree of irradiation to the cultivation area due to the difference in the wavelength of the electromagnetic wave is performed using a cover film without using a special device. This is because it is simple, inexpensive, and the film also prevents scattering of the fluorescent lamp tube.
[0018]
The method of the present invention may be used in combination with another behavior suppressing method. For example, a sex pheromone release method.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail based on embodiments shown in the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing an example of the sheet 1 of the present invention. In this example, the main material is PET, which is coated with a pigment (bisazo yellow). Since the area near ultraviolet rays has been cut, it appears yellow to human eyes.
By heat setting, it is wound into the shape of being wound two or three times so that the inner diameter becomes about 2 cm. It is for a fluorescent lamp tube 2 having a tube diameter of 32.5 mm. This may be wound around the fluorescent light tube 2 or a fluorescent light tube may be inserted therein. What is necessary is just to wind like FIG.
[0020]
FIG. 3 is a schematic plan view of an orchard implementing the method of the present invention. As shown in the figure, twelve fluorescent lamps 2 were installed in a range of 50 m × 20 m (10 a). The film of the present invention was wound around each. The fluorescent lamp has a normal 40 W (white or daylight).
When this was turned on, 1 lux or more could be secured almost everywhere. Of course, the area close to the fluorescent light is very bright, but almost 200 nm to 500 nm is blocked, so that almost no flying insects with phototaxis gather.
Since electromagnetic waves (light) having a wavelength of 500 nm to 650 nm were secured at approximately 1.0 lux, the cutworm, etc. hardly laid eggs.
[0021]
【The invention's effect】
The film and the behavior suppressing method of the present invention have the following great advantages.
(1) When the film of the present invention is used, the same light emission characteristics as those of such a fluorescent lamp tube can be obtained without using an expensive special fluorescent lamp tube.
(2) It is inexpensive.
(3) There is no environmental problem because pests can be eliminated without using pesticides.
(4) Since the ultraviolet rays are blocked, pests attracted to the ultraviolet rays can be eliminated, and pests that copulate in a dark place are suppressed, so that the effect is large.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a sheet 1 of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a state where an example of the sheet 1 of the present invention is wound.
FIG. 3 is a schematic plan view of an orchard implementing the method of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Sheet 2 of the present invention Fluorescent tube

Claims (3)

蛍光灯にカバーして用いるものであって、波長が500nm付近より短波長の電磁波はその90%以上を遮断し、波長500nm付近〜650nm程度までの波長の光は70%以上透過させることを特徴とする害虫の行動抑制フィルム。It is used to cover fluorescent lamps. Electromagnetic waves with wavelengths shorter than about 500 nm cut off 90% or more of them, and light with wavelengths from about 500 nm to about 650 nm are transmitted through 70% or more. Pest behavior control film. 蛍光灯管に自然に巻きつくように、筒状にヒートセットしたものである請求項1記載の害虫の行動抑制フィルム。The pest behavior suppressing film according to claim 1, wherein the film is heat-set in a tubular shape so as to be naturally wound around the fluorescent light tube. 植物栽培区域に夜間において、波長200nm付近〜500nm付近までの電磁波は、ほぼ全体として0.05W/m(ワット毎平方メートル)以下にし、波長500nm付近〜650nm程度までの波長の光は、ほぼ全体として1.0ルクス以上に保つ害虫の交尾抑制方法であって、蛍光灯に請求項1記載のフィルムを巻きつけて電磁波の強度を調整することを特徴とする害虫の行動抑制方法。At night in the plant growing area, the electromagnetic wave having a wavelength of about 200 nm to about 500 nm is almost 0.05 W / m 2 (watt per square meter) or less as a whole, and the light having a wavelength of about 500 nm to about 650 nm is almost entirely emitted. A method for suppressing copulation of pests, which is maintained at 1.0 lux or more, wherein the intensity of electromagnetic waves is adjusted by wrapping the film according to claim 1 around a fluorescent lamp.
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