JP2004180315A - Ackフィルタリングを用いる改良されたプロトコル性能 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信システムにおける性能を改良する方法とシステムを提供する。
【解決手段】本発明における通信システムにおける性能を改良する方法は、送信機(14)から複数のデータパケット(18)を受信するステップと;各々がデータパケットの内の1つ以上が受信されたことを示す複数の肯定応答(20)から成るキューを発生するステップと;このキュー中の最後の肯定応答(20)だけを送信機(14)に送出して、これら肯定応答がそれに対してキューイングされたデータパケットのすべてが受信されたことを示すステップと;を含む。
【選択図】図1
【解決手段】本発明における通信システムにおける性能を改良する方法は、送信機(14)から複数のデータパケット(18)を受信するステップと;各々がデータパケットの内の1つ以上が受信されたことを示す複数の肯定応答(20)から成るキューを発生するステップと;このキュー中の最後の肯定応答(20)だけを送信機(14)に送出して、これら肯定応答がそれに対してキューイングされたデータパケットのすべてが受信されたことを示すステップと;を含む。
【選択図】図1
Description
本発明は、一般的には通信システムに関し、より詳しくは、プロトコル性能を改良するシステムと方法に関する。
DOCSIS1.0は、家庭に対するケーブルを介してのIP接続性を獲得することへの最初のステップであった。それは、データ/インターネット接続性のために必要とされるベストエフォート型のサービスを提供することに焦点を合わせた努力であり、Webサーフィングとファイルのダウンロード動作がもっとも主要なアプリケーションであった。DOCSIS1.1は、さまざまなタイプのサービスが、ケーブルアクセスに加えて、良好に働くことが可能であるようにすることにその焦点を合わせるものであった。帯域幅と待ち時間保証は、音声の配送にとっては不可欠であった。DOCSIS1.1を定義する作業は、広範囲にわたる努力であった。この作業の最終的な結果は、とりわけ、ツールの集合である仕様の作成であった。これらのツールによって、さまざまなアプリケーションが必要とするさまざまなタイプのサービスの流れが設定可能となる。DOCSIS1.1は音声に焦点をあわせたものであるとはいえ、DOCSIS1.1のツールは、他のトラフィックシナリオにも重大な価値をもたらすものである。最も一般的なトラフィックシナリオの1つは、インターネットに対するデータの接続性である。最新の繰り返しはDOCSIS2.0であり、これは、改良されたツールを提供しようとする努力を継続するものである。
図1と4を参照すると、最も一般的なアプリケーション(すなわち、Webサーフィング、FTP)は、接続ベースのTCP上で実行される。サーバ10からクライアント側PC12に向かってケーブルの下流24をデータ18が流れるには、肯定応答20を送り返す必要がある。たとえば、FTP「獲得」では、下流方向における一般的なジャケットサイズは1518バイトであり、一方、ACKは64バイトである。
TCPは、スライドするウインドウで動作する。いくつかのパケットがサーバ10から送られると、次に、このサーバはACK20を受信する(一般的に、2パケット毎に1つのACKがエンドPC12が受信する)ことを期待する。サーバは、数バイトから成る「ウインドウ」番号を自身がすでに送出したにもかかわらずACK20を受信しない場合、送出を停止して、ACK20を待つ。下流経路24(256QAM変調で40mbits/sec)の高スループットポテンシャルのボトルネックは、上流方向26でのACK20の送信である。
DOCSIS1.1は、さまざまなタイプのサービスを定義している。これらの内、最も一般的に使用されるサービスは、データ送信用のBest Effortと音声用のConstant Bit Rateである。ベストエフォートサービスとは、その名前が示すとおり、特定のレベルのスループットや待ち時間を保証するものではない。これらのサービスは、システムの負荷と、システムがそれによって作動するように構成されている物理的パラメータとに依存している。ベストエフォートデータのための要求/許可ハンドシェイクによって、送信される秒毎のバーストの数が制限される。これが、上流チャネル26のボトルネックである。
PC12とサーバ10は双方とも、TCPの性能に影響する。PC12は、自身の受信ウインドウサイズを喧伝している。TCP受信ウインドウのサイズが小さいと、サーバ10は、それぞれがRTTのパケット18の小さいウインドウを送信するだけである。この結果、下流24のトラフィックのバーストが短くなり、それに対して、サーバ10が上流26からACK20が到着するのを待っている間のこのバースト同士間の遅延が比較的長くなる。
一般的に、そして、本発明のある形態では、通信システムにおける性能を改良する方法とシステムが提供される。本発明によれば:送信機から複数のデータパケットを受信するステップと;各々がデータパケットの内の1つ以上が受信されたことを示す複数の肯定応答から成るキューを発生するステップと;このキュー中の最後の肯定応答だけを送信機に送出して、これら肯定応答がそれに対してキューイングされたデータパケットのすべてが受信されたことを示すステップと;を含む、通信システムにおける性能を改良する方法が提供される。
本発明の別の形態では:送信機から第1のデータパケットを受信するステップと;データパケットが受信されたことを示す肯定応答を発生するステップと;データパケットの送信機に対して肯定応答の送出を求める要求を送出するステップと;送信機から1つ以上の追加のデータパケットを受信するステップと;追加のデータパケットの受信を示す1つ以上の追加の肯定応答を発生するステップと;要求に反応して送信機から許可を受信するステップと;肯定応答がそれに対して許可されたデータパケットのすべてが受信されたことを示すように発生された最後の肯定応答だけを送出するステップと;を含む、通信システムにおける性能を改良する方法が提供される。
本発明のさらに別の形態では:1つ以上の第1のデータパケットを送信機から受信するステップと;第1のデータパケットが受信されたことを示す第1の肯定応答を発生するステップと;送信機に対する第1の肯定応答の送信を第1の所定の遅延時間だけ遅延させるステップと;1つ以上の第2のデータパケットが遅延時間中に受信された場合に第2の肯定応答を発生するステップと;第2の肯定応答が発生されなかった場合に、遅延時間が完了したら又はその後で送信機に対して第1の肯定応答を送出するステップと;遅延時間が満了する以前に第2の肯定応答が発生された場合に、第2の肯定応答を送出して、第1の肯定応答を廃棄するステップと;を含む、通信システムにおける性能を改良する方法が提供される。
他にもシステムと方法が提供される。
本発明による特定の実施形態を、例として、また、以下の図面において同様の参照符号が同様の部品を示す添付図面を参照して、説明する。
さまざまな図と表における対応している数値と記号は、別様の指示がない限り、対応する部品を示す。
本発明は、ケーブルモデムシステムやTCPプロトコルに適用されるとはいえ、他の形態の通信システムやプロトコルにも適用される。
さまざまな図と表における対応している数値と記号は、別様の指示がない限り、対応する部品を示す。
本発明は、ケーブルモデムシステムやTCPプロトコルに適用されるとはいえ、他の形態の通信システムやプロトコルにも適用される。
DOCSISの上流メディアアクセス制御層に特有の係数は、瞬間的及び長期にわたって、特定のTCPセッションに対して利用可能な上流帯域幅の量を、下流24方向のデータ流れを損なう程度にまで減少させかねない。その結果、TCPセッションは、利用可能である下流24の帯域幅をその全体にわたって使用することはない。そのうえ、DOCSIS1.1の連結メカニズムは、バースト中のパケットをセッションから見て送信し、これが、定常的なACK20のストリームの下流24の送信パターン特徴の平滑さを部分的に抹殺してしまう。これは、効率的なセッション動作には貢献しないACK20を送信することによって上流26の帯域幅が無駄にされていることを意味する。本発明のある実施形態では、このような問題点は、「ACKフィルタリング」として知られるパケットスケジューリング技法を、DOCSIS上流26の可変のパケット遅延に適切な仕方で適用することによって解消される。
本発明の一部の実施形態は、図1に示すネットワークなどのDOCSIS(ケーブル)データネットワークの環境下でのTCPベースのデータ転送に関する。この環境下では、PC12又は他のユーザは、ケーブルモデム終端システム14へのDOCSIS接続線でケーブルモデム16に接続されており、一方、これは、公共のインターネット10などのTCP/IPデータネットワークに接続されている。TCPベースのダウンロード(HTTPやFTPなどの)は、しばしば、このような環境化で実行される。データパケット18は、DOCSIS下流24リンク上を流れる。TCPプロトコル肯定応答20は、DOCSIS上流26のリンク上を流れる。
図2の図は、ACKパケット20が上流26上に十分迅速に到着しないため下流データチャネル24を用いていない送信機を示している。
本発明のある実施形態では、ACK20は、COSSIS連結(concatenation)32内から削除されている。DOCSISケーブルモデム16が、DOCSIS連結フレーム32内の特定のTCPセッションに属す、シリーズを成すACK20を送出する準備をしているような状況下において、本発明のある実施形態では、最終のACK36(すなわち、最高の肯定応答番号を担持しているACK)だけが送信されるようにする。連結32が、2つ以上のセッションに属すACK20を含むことになっていた又はACK20をデータと一緒に含むことになっていた場合、各々の特定のデータセッションの最終のACK36だけを、この実施形態では送信するのが望ましい。図3と4に、先行技術による方式と本発明の実施形態との比較を示す。
特定のTCPセッションに属すACK20のシリーズがDOCSISトークンバケットレートリミッタの前面でキューイング28される環境下では、第1のACK38のトークンが利用可能となると最終のACK36だけが送信される。一般的なスケジューリングで、第1のACK38が送信される又はDOCSIS連結32中のパケット20のシリーズが送信される。連結32中のシリーズ20全体を送信するのではなくシリーズ20中の最終のACK36を送信することによって、必要とされる帯域幅の量が減少し、また、他のトラフィック用に利用可能な帯域幅が増す。
図3に示す先行技術による方式では、DOCSIS MACスケジューラ30は、ACK20のシリーズをDOCSIS連結フレーム32にパッケージングして、この連結フレーム32をケーブル上流26に送信する。本発明のある実施形態では、DOCSIS MACスケジューラ30は、シリーズ20の最終のACK36だけを送信する。ACK20は、それがDOCSIS MAC送信における位置付けによって、廃棄されるように選択されても良い。連結32中のシリーズ20全体を送信するのではなくシリーズ20中の最終のACK36を送信することによって、セッションによって必要とされる帯域幅の量が減少し、他のトラフィック用に利用可能な帯域幅が増し、また、より多くのデータの送出を開始することを送信機に対してより即座に可能とする(これによって、スループットが増す)。
一般に、ACKフィルタリング技法は、TCPトラフィックのバースト性を増加させるという好ましくない副次効果を持っている。しかしながら、DOCSIS連結32のすでにバースト的であるという性質のため、セッションの流れのバースト性に対する本発明の影響が最小となることが保証される。具体的には、DOCSIS上流26の送信当たりのオーバーヘッドのため、1つのACK36が、それが連結フレーム32の最終のACKであった場合と同じ時点に送信機に到着する。本発明の本実施形態は、DOCSIS上流26MACのこのすでにバースト的であるという性質を利用し、これで、ACK20を廃棄しても、ネットワーク上にすでに存在するバースト性が増すことはないようにしている。DOCSIS連結32のこのバースト的性質によって、このようにすることによってセッションの流れのバースト性に対する影響が最小化されるように保証している。
本発明のある実施形態では、DOCSIS上流26MACアルゴリズムの範囲内にACKが導入される。特定のTCPセッションに属するACKパケット44がDOCSIS許可(grant)40を待っている上流26リンクの前面で(すなわち、DOCSIS上流26の帯域幅要求に次いで)キューイング28されるようになった状況下では、本発明のある実施形態では、DOCSIS許可40が結局受信されると同じセッションからの最新に受信されたACK46が送信されて、先行するACK44がすべて廃棄される。
言い換えれば、特定のTCPに属すACK20のシリーズが、(大1のキューイング済みACK44用の)DOCSIS許可40を待っている上流26リンクの前面でキューイング(queued)28されるようになると、その代わりに最終のACK46が、DOCSIS許可40が受信されてそれより早期のACK44が削除されたら、送信される。この方式では、DOCSIS要求/許可メカニズムが送信バーストサイズしか指定せず、このため、同じサイズの別のパケットが導入されるという事実が利用されている。図5と6に、先行技術による方式と本発明のある実施形態とを比較している。
図5に示す先行技術による方式では、DOCSIS要求42と許可40との間に受信されたACK46がキューイングされる。本発明のある実施形態では、DOCSIS要求42と許可40との間に受信されたACK46は、第1のACK44(TCPプロトコルの制限と要件を受ける)の代わりに送信される。
本発明のある実施形態では、DOCSIS上流MACアルゴリズムの範囲内にACK46が導入される。DOCSIS上流26MAC帯域幅要求42と許可40との間に、ACK46が導入される。DOCSIS要求42と許可40との間にACKパケット46を導入すると、セッションによって必要とされる帯域幅の量が減少し、他のトラフィックにとって利用可能な帯域幅が増し、また、より多くのデータの送出を開始することを送信機に対してより即座に可能とする(これによって、スループットが増す)。
DOCSIS要求42と許可40との間にACKパケット46を導入するという方式は、DOCSIS要求/許可メカニズムが送信バーストサイズしか指定せず、このため、同じサイズの別のパケットが導入されるという事実を利用している。DOCSIS要求42と許可40との間にACKパケット46を導入することによって、また、セッションによって使用される上流26の帯域幅の量が減少し、パケット待ち時間/往復時間が減少し;これによってTCPセッションの性能とスループットが向上する。
先行技術によるACKフィルタリングを用いる方式とは異なって、本発明では、MAC層によるパケット送信が始まった後でさえもACK44を廃棄することが許容される。これは特に重要であり、それは、DOCSIS要求42と許可44との間の時間はしばしば2ミリ秒以上であり、これは、最初のACK以後でいくつかのACKをしばしば受信することができる時間量であるからである。
本発明のある実施形態では、ACK20の送信をDOCSISレート制限にしたがって遅延させ、これで、レート制限されているチャネルでさえもACKフィルタリングを可能としている。ACK20の送信を、所定の時間期間だけ遅延させることが可能である。この時間内で、多分、同じTCPの流れの別のACK20もまた送信28のためにキューイングされる。その結果、第1のACK44がフィルタリングされる。「多分フィルタリングされる」ACK44に追加された遅延の持続時間は、TCPセッションのレートで決まる。セッションレートが高いほど、必要とされる遅延は少なくなる。新しいACK46が遅延時間内に到着しない場合、遅延されたACK44が送信される。ACKをレート制限された環境下で遅延させることによって、ACKフィルタリングを利用する。先行技術によるレート制限されたDOCSIS上流チャネルでは、たとえセッションに冗長性があってもACKフィルタリングは発生しない。ACK遅延をこのようなシナリオで利用することによって、ACK20用に必要とされるチャネル26におけるトラフィックの量が減少する。
本発明は、セッションの遅速開始フェーズ間でのACK廃棄や、バースト性や再送信タイムアウトの防止のための廃棄ACKの数制限などをしない他の状況下では、ACKフィルタリングに適用されるのと同じ限定を受ける。
本発明を図示の実施形態を参照して説明したが、本明細書は、限られた意味で解釈されることを意味するものではない。本発明の他のさまざまな実施形態が、本明細書を読めば当業者にはあきらかである。たとえば、上記の実施形態はケーブルモデムシステムという状況で説明した。しかしながら、本発明は他のタイプの通信システムで用いられ得る。更なる例として、TCPプロトコルとACKパケットという状況で実施形態が記載されている。しかしながら、本発明は、他の適切なプロトコルや部品に適用され得る。
したがって、添付クレームは、本実施形態のいかなる修正例をも本発明の真の範囲と精神内に入るものとして含むものである。
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
(1)送信機から複数のデータパケットを受信するステップと;
各々がデータパケットの内の1つ以上が受信されたことを示す複数の肯定応答から成るキューを発生するステップと;
このキュー中の最後の肯定応答だけを送信機に送出して、肯定応答がそれに対してキューイングされたデータパケットのすべてが受信されたことを示すステップと;
を含む、通信システムにおける性能を改良する方法。
(2)送信機から第1のデータパケットを受信するステップと;
データパケットが受信されたことを示す肯定応答を発生するステップと;
データパケットの送信機に対して肯定応答の送出を求める要求を送出するステップと;
送信機から1つ以上の追加のデータパケットを受信するステップと;
追加のデータパケットの受信を示す1つ以上の追加の肯定応答を発生するステップと;
要求に反応して送信機から許可を受信するステップと;
肯定応答がそれに対して許可されたデータパケットのすべてが受信されたことを示すように発生された最後の肯定応答だけを送出するステップと;
を含む、通信システムにおける性能を改良する方法。
(3)1つ以上の第1のデータパケットを送信機から受信するステップと;
第1のデータパケットが受信されたことを示す第1の肯定応答を発生するステップと;
送信機に対する第1の肯定応答の送信を第1の所定の遅延時間だけ遅延させるステップと;
1つ以上の第2のデータパケットが遅延時間中に受信された場合に第2の肯定応答を発生するステップと;
第2の肯定応答が発生されなかった場合に、遅延時間が完了したら又はその後で送信機に対して第1の肯定応答を送出するステップと;
遅延時間が満了する以前に第2の肯定応答が発生された場合に、第2の肯定応答を送出して、第1の肯定応答を廃棄するステップと;
を含む、通信システムにおける性能を改良する方法。
(4)データパケットが下流チャネル上で送信され、最後の肯定応答が上流チャネル上で送出される、第(1)項に記載の方法。
(5)前記通信システムがケーブルモデムシステムであり、前記送信機がケーブルモデム終端システムであり、肯定応答がケーブルモデムによって発生される、第(4)項に記載の方法。
(6)送信機(14)から複数のデータパケット(18)を受信するステップと;各々がデータパケットの内の1つ以上が受信されたことを示す複数の肯定応答(20)から成るキューを発生するステップと;このキュー中の最後の肯定応答(20)だけを送信機(14)に送出して、これら肯定応答がそれに対してキューイングされたデータパケットのすべてが受信されたことを示すステップと;を含む、通信システムにおける性能を改良する方法。
各々がデータパケットの内の1つ以上が受信されたことを示す複数の肯定応答から成るキューを発生するステップと;
このキュー中の最後の肯定応答だけを送信機に送出して、肯定応答がそれに対してキューイングされたデータパケットのすべてが受信されたことを示すステップと;
を含む、通信システムにおける性能を改良する方法。
(2)送信機から第1のデータパケットを受信するステップと;
データパケットが受信されたことを示す肯定応答を発生するステップと;
データパケットの送信機に対して肯定応答の送出を求める要求を送出するステップと;
送信機から1つ以上の追加のデータパケットを受信するステップと;
追加のデータパケットの受信を示す1つ以上の追加の肯定応答を発生するステップと;
要求に反応して送信機から許可を受信するステップと;
肯定応答がそれに対して許可されたデータパケットのすべてが受信されたことを示すように発生された最後の肯定応答だけを送出するステップと;
を含む、通信システムにおける性能を改良する方法。
(3)1つ以上の第1のデータパケットを送信機から受信するステップと;
第1のデータパケットが受信されたことを示す第1の肯定応答を発生するステップと;
送信機に対する第1の肯定応答の送信を第1の所定の遅延時間だけ遅延させるステップと;
1つ以上の第2のデータパケットが遅延時間中に受信された場合に第2の肯定応答を発生するステップと;
第2の肯定応答が発生されなかった場合に、遅延時間が完了したら又はその後で送信機に対して第1の肯定応答を送出するステップと;
遅延時間が満了する以前に第2の肯定応答が発生された場合に、第2の肯定応答を送出して、第1の肯定応答を廃棄するステップと;
を含む、通信システムにおける性能を改良する方法。
(4)データパケットが下流チャネル上で送信され、最後の肯定応答が上流チャネル上で送出される、第(1)項に記載の方法。
(5)前記通信システムがケーブルモデムシステムであり、前記送信機がケーブルモデム終端システムであり、肯定応答がケーブルモデムによって発生される、第(4)項に記載の方法。
(6)送信機(14)から複数のデータパケット(18)を受信するステップと;各々がデータパケットの内の1つ以上が受信されたことを示す複数の肯定応答(20)から成るキューを発生するステップと;このキュー中の最後の肯定応答(20)だけを送信機(14)に送出して、これら肯定応答がそれに対してキューイングされたデータパケットのすべてが受信されたことを示すステップと;を含む、通信システムにおける性能を改良する方法。
Claims (1)
- 送信機から複数のデータパケットを受信するステップと;
各々がデータパケットの内の1つ以上が受信されたことを示す複数の肯定応答から成るキューを発生するステップと;
このキュー中の最後の肯定応答だけを送信機に送出して、肯定応答がそれに対してキューイングされたデータパケットのすべてが受信されたことを示すステップと;
を含む、通信システムにおける性能を改良する方法。
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EP1536588A1 (en) | 2005-06-01 |
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Legal Events
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