JP2004180173A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】人物の顔の画像を好ましく撮影する。
【構成】プレ撮影を行い,主被写体像を抽出する(ステップ22)。抽出された主被写体像の横方向の大きさが撮影範囲の横方向の大きさの1/10以上であり,かつ抽出された主被写体像が1つであると(ステップ23でYES),主被写体像のヒストグラムが算出される(ステップ24)。ヒストグラムの分布が輝度レンジの40%以上であれば(ステップ25でYES),ポートレート用の軟調特性が設定され(ステップ26),軟調化処理される。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【技術分野】
この発明は,撮影装置およびその制御方法ならびにその撮影装置に適する主被写体像判定装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
ディジタル・スチル・カメラ,ディジタル・ムービ・ビデオ・カメラなどの撮影装置を用いて,風景撮影,人物撮影などが行われる。人物撮影には,風景を背景にして主被写体である人物を撮影するスナップ撮影,撮影範囲全体にわたって主被写体である人物を配置して撮影するポートレート撮影などがある。ポートレート撮影は,人物の顔が中心となるから,風景撮影,スナップ撮影などと異なる処理が必要となることがある。
【0003】
このために,顔の領域を抽出してポートレート撮影かどうかを判断するものがある(たとえば,特許文献1)。一般的な肌の色かどうかにもとづいて,顔の領域を抽出している。しかしながら,誤判断を起こすことがある。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−233423号公報
【0005】
【発明の開示】
この発明は,誤判断を未然に防止することを目的とする。
【0006】
第1の発明による撮影装置は,被写体を撮影し,被写体像を表すカラー画像データを出力する撮影手段および上記撮影手段から出力されたカラー画像データをガンマ補正特性にもとづいてガンマ補正するガンマ補正手段を備えた撮像装置において,上記撮影手段から出力されたカラー画像データによって表されるカラー被写体像から人物の顔の色をもつ主被写体像を抽出する抽出手段,上記抽出手段によって抽出された主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定する第1の判定手段,上記第1の判定手段によって上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定する第2の判定手段,ならびに上記第2の判定手段によって,上記主被写体像が人物の顔の画像との判定に応じて,上記撮影手段から出力されたカラー画像データを軟調化処理するように上記ガンマ補正手段のガンマ補正特性を制御する手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
第1の発明は,上記撮影装置に適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,被写体を撮影し,被写体像を表すカラー画像データを得,得られたカラー画像データをガンマ補正特性にもとづいてガンマ補正する撮影装置において,得られたカラー画像データによって表されるカラー被写体像から人物の顔の画像の色をもつ主被写体像を抽出し,抽出した主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定し,上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定し,上記主被写体像が人物の顔の画像との判定に応じて,上記撮影により得られたカラー画像データを軟調化処理を行うものである。
【0008】
第1の発明によると,被写体が撮影され,カラー被写体像を表すカラー画像データが得られる。得られたカラー画像データによって表されるカラー被写体像のうち人物の顔の画像の色をもつ主被写体像が抽出される。抽出された主被写体像の大きさが一定以上かどうかが判定される。主被写体像の大きさが一定以上の大きさであると判定されると,主被写体像が人物の顔の画像かどうかが判定される。
【0009】
主被写体像が人物の顔の画像との判定があると,撮影により得られた画像データに軟調化処理が行われる。
【0010】
第1の発明によると,主被写体像が人物の顔の画像であると判定されると,軟調化処理が行われる。主被写体像が人物の顔の場合には,スナップ撮影により得られた画像,風景撮影により得られた画像よりも軟調に処理される。このように主被写体像が人物の顔の場合には,軟調化処理が行われるので,比較的好ましい被写体像が得られる。
【0011】
とくに,人物の顔の画像の色をもつ主被写体像のの大きさが一定以上かどうかを判定したのちに,主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定しているので,主被写体像が人物の顔の画像で無いにも関わらず,人物の顔の画像と誤判断してしまうことを未然に防止できる。
【0012】
上記第2の判定手段は,たとえば,上記主被写体像が一人の人物の顔の画像かどうかをさらに判定するものである。この場合,上記制御手段は,上記第2の判定手段によって,上記主被写体像が一人の人物の顔の画像との判定に応じて,上記撮像手段から出力されたカラー画像データを軟調化処理するように上記ガンマ補正手段のガンマ補正特性を制御するものとなろう。
【0013】
主被写体像が複数人の場合には,それぞれの主被写体までの距離が異なってしまうことがあるので,軟調化処理が行われない。
【0014】
上記第2の判定手段は,たとえば,上記主被写体像の輝度分布(ヒストグラム)にもとづいて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定するものである。
【0015】
主被写体像が人物の顔の画像の場合には,陽の当たる箇所と陰になる箇所とがある。このために,輝度分布が広くなる。これに対して,土や木の色は顔の色と似ていることがあるが,一般的には,輝度分布は狭い。このように輝度分布にもづいて主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定できる。
【0016】
第2の発明による撮影装置は,被写体を撮影し,被写体像を表すカラー画像データを出力する撮影手段,被写体像を表すプレ・カラー画像データを出力するように上記撮影手段を制御する第1の撮影制御手段,上記第1の撮影制御手段の制御のもとに,上記撮影手段から出力されたプレ・カラー画像データによって表される被写体像から人物の顔の画像の色をもつ主被写体像を抽出する抽出手段,上記抽出手段によって抽出された主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定する第1の判定手段,上記第1の判定手段によって,上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定する第2の判定手段,与えられた画像データをガンマ補正特性にもとづいてガンマ補正するガンマ補正手段,上記第2の判定手段によって,上記主被写体像の人物の顔の画像との判定に応じて,軟調化処理を行うように上記ガンマ補正手段のガンマ補正特性を調整する調整手段,被写体像を表す本画像データを出力するように,上記撮像手段を制御する第2の撮影制御手段,および上記第2の撮影制御手段の制御のもとに上記撮影手段から出力された本画像データに,設定されたガンマ補正特性にもとづいて処理を行うように上記ガンマ補正手段を制御する制御手段を備えていることを特徴とする。
【0017】
第2の発明は,上記撮影装置に適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,与えられた画像データをガンマ補正特性にもとづいてガンマ補正するガンマ補正手段を備えた撮影装置において,被写体をプレ撮影し,被写体像を表すプレ・カラー画像データを得,得られたプレ・カラー画像データによって表される被写体像から人物の顔の画像の色をもつ主被写体像を抽出し,抽出された主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定し,上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定し,上記主被写体像の人物の顔の画像との判定に応じて,軟調化処理を行うように上記ガンマ補正手段のガンマ補正特性を調整し,被写体を本撮影し,被写体像を表す本カラー画像データを得,上記本撮影により得られた本カラー画像データに,設定されたガンマ補正特性にもとづく処理を行うように上記ガンマ補正手段を制御するものである。
【0018】
第2の発明によると,プレ撮影が行われる。プレ撮影により得られたカラー画像データによって表される被写体像のうち,主被写体像の色が人物の顔の画像の色かどうかが判定される。主被写体像の色が人物の顔の画像の色と判定されると,主被写体像が人物の顔の画像かどうかが判定される。
【0019】
主被写体像が人物の顔の画像であるとの判定があると,軟調化処理が行われるようにガンマ補正特性が調整される。本撮影が行われ,得られた本画像データについて軟調化処理が行われる。
【0020】
第2の発明においても,主被写体像が人物の顔の場合には,軟調化処理が行われるので,比較的好ましい被写体像が得られる。
【0021】
第3の発明による主被写体像判定装置は,カラー被写体像のうち,人物の顔の画像の色をもつ主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定する第1の判定手段,および上記第1の判定手段によって上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定する第2の判定手段を備えていることを特徴とする。
【0022】
第3の発明においても上記主被写体像判定装置に適した制御方法を提供するようにしてもよい。
【0023】
第3の発明によると,人物の顔の画像の色をもつ主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定し,一定以上と判定された場合に,主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定しているので,主被写体像を人物の顔の画像と誤判定することを未然に防止できる。
【0024】
第4の発明は,被写体を撮影し,被写体像を表す画像データを出力する撮影手段,上記撮影手段から出力された画像データによって表される被写体像の主被写体像が人物像かどうかを判定する判定手段,および上記判定手段により,上記主被写体像が人物像であると判定されたことに応じて,被写体像のうち主被写体像の背景画像をぼかす処理を上記撮影手段から出力された画像データについて行う画像処理手段を備えていることを特徴とする。
【0025】
第4の発明は,上記撮影装置に適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,被写体を撮影し,被写体像を表す画像データを得,上記撮影により得られた画像データによって表される被写体像の主被写体像が人物像かどうかを判定し,上記主被写体像が人物像であると判定されたことに応じて,被写体像のうち主被写体像の背景画像をぼかす処理を上記撮影手段から出力された画像データについて行うものである。
【0026】
第4の発明によると,主被写体像が人物像かどうかが判定される。人物像と判定されると,被写体像のうち背景画像をぼかす処理が行われる。主被写体像である人物像が見やすくなる。
【0027】
上記撮像手段は,たとえば,カラー被写体像を表すカラー画像データを出力するものである。この場合,上記判定手段は,上記カラー被写体像のうち上記主被写体像の色を検出する色検出手段,および上記主被写体像の大きさを検出する大きさ検出手段を備えるものとなろう。そして,上記色検出手段によって検出された色と上記大きさ検出手段によって検出された大きさとから主被写体像が人物像かどうかを判定するものとなろう。
【0028】
また,上記撮影手段の露光量を制御する露光装置(シャッタ制御装置,絞り,絞り制御装置など),および上記判定手段により主被写体像が人物像であると判定されたことにより人物像でないと判定されたときに比べて被写体深度が浅くなるように上記露光装置を制御する露光装置制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0029】
【実施例の説明】
図1は,この発明の実施例を示すもので,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
【0030】
ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,CPU6によって統括される。
【0031】
この実施例によるディジタル・スチル・カメラは,CPU6においてガンマ補正特性にもとづくガンマ補正が行われる。ガンマ補正特性には,通常撮影用(ポートレート撮影以外の撮影)の第1の特性とポートレート撮影用の第2の特性とがある。第1の特性は通常のガンマ補正特性であり,第2の特性は軟調化処理が行われる特性である。軟調化処理は,画像の高輝度部分と低輝度部分との差を軟調化特性にしたがって縮めるものである。
【0032】
図2は,通常撮影用の第1の特性とポートレート撮影用の第2の特性とを示している。
【0033】
第1の特性と第2の特性とを比較すると,第1の特性よりも第2の特性の方が高輝度レベルと低輝度レベルとのレベル差が小さくなっている。第2の特性を用いた補正処理が行われると軟調化処理が施されることとなる。
【0034】
図1に戻って,電源スイッチ,シャッタ・レリーズ・ボタン等の操作スイッチ8からの出力信号は,CPU6に入力する。
【0035】
ズーム・レンズ1のズーム位置は,レンズ駆動回路11によって制御される。また,絞り2の絞り値は,絞り駆動回路12によって制御される。さらに,シャッタ3のシャッタ速度は,シャッタ駆動回路13によって制御される。これらのレンズ駆動回路11,絞り駆動回路12およびシャッタ駆動回路13は,CPU6によって制御される。
【0036】
被写体像を表す光像は,絞り2およびシャッタ3を通ってズーム・レンズ1によって撮像素子4の受光面上に結像する。撮像素子4は,撮像素子駆動回路14によって制御される。撮像素子4から被写体像を表す映像信号が出力される。
【0037】
映像信号は,信号処理回路5において,アナログ/ディジタル変換,ガンマ補正,白バランス調整,輝度データ,色差データ生成処理などの信号処理が行われる。信号処理回路5から出力される輝度データおよび色差データは,CPU6に入力する。
【0038】
CPU6において,入力した輝度データおよび色差データにもとづいて通常撮影かポートレート撮影かが判断される。この判断について詳しくは,後述する。
【0039】
通常撮影と判断されると,上述したように,入力した輝度データについて第1の特性にしたがってガンマ補正処理が行われる。ポートレート撮影と判断されると,入力した輝度データについて第2の特性にしたがって軟調化処理が行われる。
【0040】
軟調化処理が行われた輝度データおよび色差データは,データ圧縮等が行われて記録制御回路7に与えられる。記録制御回路7によって,圧縮された輝度データおよび色差データがメモリ・カード9に記録される。
【0041】
図3は,顔の画像の輝度データのレベル分布を示し,図4は,土や木の画像の輝度データのレベル分布を示している。
【0042】
鼻の先,頬などには,光がよく当たり,小鼻の横などには光はあまり当たらない。これらのことから,顔を撮影した場合に得られる顔の画像は,比較的明るい部分や比較的暗い部分があり,顔の画像の輝度レベルは低輝度から高輝度まで全体的に分布している(図3参照)。これに対して,土や木などは光が当たっている部分と陰となる部分とが両方とも含まれていることはあまりない。このために土や木を撮影したときに得られる画像の輝度レベルは低輝度から高輝度まで全体に分布していることは少ない(図4参照)。
【0043】
この実施例によるディジタル・スチル・カメラにおいては,輝度レベルの分布状況にもとづいて顔の画像か否かを判定する。
【0044】
図5は,ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。
【0045】
次に示すように,プレ撮影と本撮影との2回の撮影が行われるが必ずしも2回の撮影を行わなくともよい。
【0046】
まず,撮像素子4によって,被写体のプレ撮影が行われる(ステップ21)。プレ撮影によりプレ色差データおよびプレ輝度データが信号処理回路5において得られ,上述したようにCPU6に入力する。入力したプレ色差データおよびプレ輝度データにもとづいて,主被写体画像と判断される領域の輝度データおよび色差データが抽出される(ステップ22)。この実施例においてはポートレート撮影と通常撮影とで階調特性を変えるものであるから,顔の画像部分を抽出することができればよい。このために,たとえば,あらかじめ一般的な顔の色と考えられる輝度データのレベルの範囲および色差データのレベルの範囲を定めておき,定められた範囲内のデータによって表される画像部分が顔の画像部分と判断することができよう。
【0047】
つづいて,抽出された主被写体像の横方向の大きさが,撮影範囲の横方向の大きさの1/10以上であり,かつ1/10以上の大きさがある主被写体像が1つかどうかが確認される(ステップ23)。主被写体像の大きさが小さい場合には,人物撮影であっても必ずしもポートレート撮影とはいえない。また,主被写体像が複数ある場合には,ポートレート撮影ではない場合が多いので,軟調の程度が大きい軟調化処理が行われてしまうと違和感の生じる画像となってしまう。これらの理由から,抽出された主被写体像の横方向の大きさが,撮影範囲の横方向の大きさの1/10未満である,または1/10以上の大きさがある主被写体像が複数ある場合には(ステップ23でNO),通常撮影用の特性が設定される(ステップ27)。
【0048】
抽出された主被写体像の横方向の大きさが,撮影範囲の横方向の大きさの1/10以上であり,かつ1/10以上の大きさがある主被写体像が1つの場合には(ステップ23でYES),抽出された主被写体像のヒストグラムが算出される(ステップ24)。上述したように,主被写体像が顔の場合には輝度データの分布が広い。これに対して,主被写体像が土や木の場合には,輝度データの分布は狭い。算出されたヒストグラムの分布が輝度レンジの40%以上であれば(第2の判定:たとえば,輝度レンジが0から255で表されるとすると100以上:ステップ25でYES),抽出された主被写体像は人間の顔の画像と判定される。ポートレート撮影用軟調特性が設定される(ステップ26)。算出されたヒストグラムの分布が40%未満であれば(ステップ25でNO),主被写体像は,人間の顔以外の画像と判断される。通常撮影用の特性が設定される(ステップ27)。
【0049】
つづいて本撮影が行われ(ステップ27),上述したようにCPU6に本輝度データおよび本色差データが入力する。入力した本気度データについて,設定された軟調特性にもとづく軟調化処理が行われる。軟調化処理が行われた本輝度データおよび色差データが圧縮されてメモリ・カード9に記録されることとなる。
【0050】
たとえば,シャッタ・レリーズ・ボタンが二段ストローク・タイプのものであれば,第一段階の押下に応じてプレ撮影が行われ,第二段階の押下に応じて本撮影が行われることとなろう。
【0051】
図6から図9は,他の実施例を示している。
【0052】
図6は,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。この図において,図1に示すものと同一物には,同一符号を付して説明を省略する。
【0053】
ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,CPU16によって統括される。
【0054】
この実施例によるディジタル・スチル・カメラは,複数のプログラム線図のうち一つのプログラム線図の設定が可能である。第1のプログラム線図は,通常撮影用のものであり,第2のプログラム線図は,ポートレート撮影用のものである。
【0055】
図7は,通常撮影用プログラム線図である。
【0056】
通常撮影の場合には,EV値が10未満のときには,絞りはF2.8(開放)(AV3)となり,露光量はシャッタ速度により制御される。EV値が10以上12未満のときには,絞りはF4となる。EV値が12以上14未満のときには,絞りはF5.6となる。EV値が14以上17未満のときには,絞りはF8とされる。
【0057】
図8は,ポートレート撮影用プログラム線図である。
【0058】
ポートレート撮影の場合には,なるべく開いた絞りが使用されるような(被写体深度が浅くなるような)プログラム線図となっている。このために,EV値が12.5未満までは絞りはF2.8とされる。EV値が12.5以上14未満のときには,絞りはF4とされる。EV値が14以上15未満のときには,絞りはF5.6とされる。EV値が15以上17未満のときには,絞りはF8とされる。主被写体の背景画像がぼけ,主被写体がはっきりとした画像が得られるようになる。また,シャッタ速度が速めになるので,手ぶれが起きにくい。
【0059】
これらのプログラム線図にもとづいて,絞り駆動回路12およひシャッタ駆動回路13が制御され,絞り2の絞り値およびシャッタ3のシャッタ速度が決定される。
【0060】
図9は,ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。
【0061】
被写体のプレ撮影が行われ(ステップ21),上述したように被写体像を表すプレ輝度データおよびプレ色差データが信号処理回路5からCPU16に入力する。CPU16において,入力したプレ輝度データおよびプレ色差データから主被写体像を表す輝度データおよび色差データが抽出される(ステップ22)。上述したのと同様に,抽出された主被写体像の横方向の大きさが撮影範囲の横方向の1/10以上であり,かつ1つかどうかが確認される(ステップ23)。
【0062】
抽出された主被写体像の横方向の大きさが撮影範囲の横方向の1/10以上であり,かつ1つであれば(ステップ23でYES),ポートレート撮影と判断され,ポートレート用プログラム線図が設定される(ステップ31)。抽出された主被写体像の横方向の大きさが撮影範囲の横方向の1/10未満である,または主被写体像が複数あると(ステップ23でNO),通常撮影と判断され,通常撮影用のプログラム線図が設定される(ステップ32)。
【0063】
また,入力したプレ輝度データにもとづいて,露光量が算出される。算出された露光量にもとづいて,設定されたプログラム線図を用いて絞り値およびシャッタ速度が決定される。絞り2が決定された絞り値となるように,絞り駆動回路12が制御される。また,シャッタ3のシャッタ速度が決定されたシャッタ速度となるように,シャッタ3がシャッタ駆動回路13により駆動される。
【0064】
設定された絞り値およびシャッタ速度で被写体の本撮影が行われる(ステップ28)。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】軟調化特性を示している。
【図3】顔の画像のヒストグラムを示している。
【図4】土や木の像のヒストグラムを示している。
【図5】ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図7】通常撮影のプログラム線図を示している。
【図8】ポートレート撮影のプログラム線図を示している。
【図9】ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 絞り
3 シャッタ
4 撮像素子
5 信号処理回路
6,16 CPU
12 絞り駆動回路
13 シャッタ駆動回路
14 撮像素子駆動回路

Claims (11)

  1. 被写体を撮影し,被写体像を表すカラー画像データを出力する撮影手段および上記撮影手段から出力されたカラー画像データをガンマ補正特性にもとづいてガンマ補正するガンマ補正手段を備えた撮像装置において,
    上記撮影手段から出力されたカラー画像データによって表されるカラー被写体像から人物の顔の色をもつ主被写体像を抽出する抽出手段,
    上記抽出手段によって抽出された主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定する第1の判定手段,
    上記第1の判定手段によって上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定する第2の判定手段,ならびに
    上記第2の判定手段によって,上記主被写体像が人物の顔の画像との判定に応じて,上記撮影手段から出力されたカラー画像データを軟調化処理するように上記ガンマ補正手段のガンマ補正特性を制御する手段,
    を備えた撮影装置。
  2. 上記第2の判定手段は,上記主被写体像が一人の人物の顔の画像かどうかをさらに判定するものであり,
    上記制御手段が,
    上記第2の判定手段によって,上記主被写体像が一人の人物の顔の画像との判定に応じて,上記撮像手段から出力されたカラー画像データを軟調化処理するように上記ガンマ補正手段のガンマ補正特性を制御するものである,
    請求項1に記載の撮影装置。
  3. 上記第2の判定手段が,上記主被写体像の輝度分布にもとづいて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定するものである,
    請求項1に記載の撮影装置。
  4. 被写体を撮影し,被写体像を表すカラー画像データを出力する撮影手段,
    被写体像を表すプレ・カラー画像データを出力するように上記撮影手段を制御する第1の撮影制御手段,
    上記第1の撮影制御手段の制御のもとに,上記撮影手段から出力されたプレ・カラー画像データによって表される被写体像から人物の顔の画像の色をもつ主被写体像を抽出する抽出手段,
    上記抽出手段によって抽出された主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定する第1の判定手段,
    上記第1の判定手段によって,上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定する第2の判定手段,
    与えられた画像データをガンマ補正特性にもとづいてガンマ補正するガンマ補正手段,
    上記第2の判定手段によって,上記主被写体像の人物の顔の画像との判定に応じて,軟調化処理を行うように上記ガンマ補正手段のガンマ補正特性を調整する調整手段,
    被写体像を表す本画像データを出力するように,上記撮像手段を制御する第2の撮影制御手段,および
    上記第2の撮影制御手段の制御のもとに上記撮影手段から出力された本画像データに,設定されたガンマ補正特性にもとづいて処理を行うように上記ガンマ補正手段を制御する制御手段,
    を備えた撮影装置。
  5. カラー被写体像のうち,人物の顔の画像の色をもつ主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定する第1の判定手段,および
    上記第1の判定手段によって上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定する第2の判定手段,
    を備えた主被写体像判定装置。
  6. 被写体を撮影し,被写体像を表す画像データを出力する撮影手段,
    上記撮影手段から出力された画像データによって表される被写体像の主被写体像が人物像かどうかを判定する判定手段,および
    上記判定手段により,上記主被写体像が人物像であると判定されたことに応じて,被写体像のうち主被写体像の背景画像をぼかす処理を上記撮影手段から出力された画像データについて行う画像処理手段,
    を備えた撮影装置。
  7. 上記撮像手段は,カラー被写体像を表すカラー画像データを出力するものであり,
    上記判定手段が,
    上記カラー被写体像のうち上記主被写体像の色を検出する色検出手段,および
    上記主被写体像の大きさを検出する大きさ検出手段を備え,
    上記色検出手段によって検出された色と上記大きさ検出手段によって検出された大きさとから主被写体像が人物像かどうかを判定するものである,
    請求項6に記載の撮影装置。
  8. 上記撮影手段の露光量を制御する露光装置,および
    上記判定手段により主被写体像が人物像であると判定されたことにより,人物像でないと判定されたときに比べて被写体深度が浅くなるように上記露光装置を制御する露光装置制御手段,
    をさらに備えた請求項6に記載の撮影装置。
  9. 被写体を撮影し,被写体像を表すカラー画像データを得,得られたカラー画像データをガンマ補正特性にもとづいてガンマ補正する撮影装置において,
    得られたカラー画像データによって表されるカラー被写体像から人物の顔の画像の色をもつ主被写体像を抽出し,
    抽出した主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定し,
    上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定し,
    上記主被写体像が人物の顔の画像との判定に応じて,上記撮影により得られたカラー画像データを軟調化処理するように上記ガンマ補正特性を調整する,
    を備えた撮影装置の制御方法。
  10. 与えられた画像データをガンマ補正特性にもとづいてガンマ補正するガンマ補正手段を備えた撮影装置において,
    被写体をプレ撮影し,被写体像を表すプレ・カラー画像データを得,
    得られたプレ・カラー画像データによって表される被写体像から人物の顔の画像の色をもつ主被写体像を抽出し,
    抽出された主被写体像の大きさが一定以上かどうかを判定し,
    上記主被写体像の大きさが一定以上であると判定されたことに応じて,上記主被写体像が人物の顔の画像かどうかを判定し,
    上記主被写体像の人物の顔の画像との判定に応じて,軟調化処理を行うように上記ガンマ補正手段のガンマ補正特性を調整し,
    被写体を本撮影し,被写体像を表す本カラー画像データを得,
    上記本撮影により得られた本カラー画像データに,設定されたガンマ補正特性にもとづく処理を行うように上記ガンマ補正手段を制御する,
    撮影装置の制御方法。
  11. 被写体を撮影し,被写体像を表す画像データを得,
    上記撮影により得られた画像データによって表される被写体像の主被写体像が人物像かどうかを判定し,
    上記主被写体像が人物像であると判定されたことに応じて,被写体像のうち主被写体像の背景画像をぼかす処理を上記撮影手段から出力された画像データについて行う,
    撮影装置の制御方法。
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