JP2004178116A - コミュニケーション活性化支援システム、該システムの機能を実現するプログラム及び記録媒体 - Google Patents

コミュニケーション活性化支援システム、該システムの機能を実現するプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】自治体と住民の情報共有を支援し、自治体と住民間及び住民と住民間のコミュニケーションの活性化をサポートし、これによって日々住民が電子自治体を利用する機会を促進させる。
【解決手段】住民の日頃の利用を促進する機能として、スケジュール管理機能、アドレス帳機能、メモパッド機能、申請書ダウンロード機能が提供される。また、住民の活動を支援する機能として、インフォメーション機能、伝言所在機能、回覧板機能、電子会議室機能、設備予約機能、電子窓口機能、イベント機能、相談窓口機能が提供される。さらに自治体組織内において住民とのコミュニュケーションを支援するための自治体内の各種管理機能として、インフォメーション機能、申請書ダウンロード機能、イベント機能、伝言所在機能、設備予約機能、相談窓口機能、電子会議室機能、電子窓口機能が提供される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自治体と住民の情報共有を支援し、自治体と住民間及び住民と住民間のコミュニケーションの活性化をサポートするためのシステム、該システムの機能を実現するプログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
省庁の業務を電子化する電子政府、あるいは自治体の業務を電子化する電子自治体を実現するための実証実験や計画が進められている。例えば、政府研究組織等においては、電子政府(電子自治体)向けのシステムとして住民票取得等の「電子申請」をメインに検討や実証実験等が行われている。
【0003】
電子自治体が実現すると、住民取得等の申請において住民が利益を享受することができる。しかしながら、個々の住民にとっては、電子自治体に対して申請手続きを行う頻度はそれほど多くないといえる。例えば、住民一人当たりの一年間の平均申請回数を2回として想定すると、年間の利用率は約0.5%であり、個々の住民にとっては、電子申請を利用する機会はそれ程多いものとはいえない。
【0004】
また、自治体からは、お知らせやイベント情報を発信するホームページが提供されている場合が多いが、単純な情報発信のためのホームページだけでは、日頃から住民により利用されることは難しい。すなわち、電子自治体のシステムを有効に利用し、自治体組織や住民同士の活性化を図るために、電子自治体に体する電子申請機能や、その他住民や自治体組織にとって利便性の高い各種機能を提供することによって、住民が日々有効に電子自治体を利用できるようにしたシステムは未だ提供されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述のごときの実情に鑑みてなされたもので、電子自治体に対する電子申請機能とともに住民の利便性を第一に考えたWebサービスを提供することで、自治体と住民の情報共有を支援し、自治体と住民間及び住民と住民間のコミュニケーションの活性化をサポートし、これによって日々住民が電子自治体を利用する機会を促進するようにした、コミュニケーション活性化支援システム、該システムの機能を実現するプログラム及び記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、地域住民が使用する端末装置及び自治体組織内の端末装置からネットワークを介して接続可能なサーバ装置を備え、該サーバ装置が保持するプログラムによって、地域住民の端末装置と前記自治体組織内の端末装置とによる電子情報のやりとりを可能にした自治体と住民におけるコミュニケーション活性化支援システムであって、前記サーバ装置は、前記地域住民の端末装置に対して、住民の利用促進を図るためのスケジュール管理手段、アドレス帳手段、メモパッド手段、及び申請書ダウンロード手段、のいずれかまたは複数を提供することを特徴としたものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記サーバ装置は、前記地域住民の端末装置に対して、住民同士の活動を支援するためのインフォメーション提供手段、伝言手段、電子回覧板手段、電子会議室提供手段、設備予約手段、電子窓口手段、イベント情報提供手段、電子相談窓口提供手段、のいずれかまたは複数を提供することを特徴としたものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項2に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記サーバ装置は、自治体組織内の端末装置に対して、住民とのコミュニケーションを図るために、前記インフォメーション提供手段、前記伝言手段、前記電子会議室手段、前記申請書ダウンロード手段、前記設備予約手段、前記電子窓口手段、前記イベント情報提供手段、前記相談窓口提供手段の管理/運営を可能とする機能を提供することを特徴としたものである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項2または3に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記伝言手段は、自治体組織内の端末装置に対して、メンバーの所在情報を確認可能とする伝言・所在機能を提供することを特徴としたものである。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記サーバ装置は、前記地域住民の端末装置とインターネットを介して接続され、かつ前記自治体の端末装置とイントラネットによって接続されることを特徴としたものである。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記スケジュール管理手段は、地域住民の使用する電子スケジュール機能を提供するものであり、該電子スケジュールは、地域住民個人及びグループのスケジュールを、切り替え可能な期間単位で一覧表示するともに、スケジュールデータの検索機能、過去の行動履歴を参照可能とする機能、グループの設定機能、スケジュール情報に対するアクセス権の設定機能、スケジュール予定日に基づいてメールによってアラームを通知する機能、CSVによるインポート/エクスポート機能を有することを特徴としたものである。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記アドレス帳手段は、地域住民の電子アドレス帳機能を提供するものであり、該電子アドレス帳は、個人アドレスの登録、及びアドレスグループの設定が可能であり、該アドレスグループ一覧から特定のグループ名を選択することによってグループメンバーのアドレスを参照可能とするとともに、キーワードによるアドレス検索機能、CSVによるインポート/エクスポート機能を備えることを特徴としたものである。
【0013】
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記メモパッド手段は、地域住民個人の電子メモ帳を実現するものであり、該電子メモ帳は、電子メモ情報をカテゴリ別に登録可能であり、個人ユーザが登録した電子メモ情報は、メモタイトルの一覧にて参照可能であって、ユーザは任意のメモタイトルを選択することによって該選択したメモの内容を参照可能とする機能を備えることを特徴としたものである。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記申請書ダウンロード手段は、自治体で取り扱う各種申請用の書類フォームを地域住民の端末装置にダウンロード可能とするものであり、前記サーバ装置の管理下に電子自治体申請用のフォームを保持するDBを備え、該サーバ装置は、前記地域住民の端末装置からの要求に応じて申請用のフォームのリストを該DBから読み出して前記要求を行った地域住民の端末装置にダウンロードさせることを特徴としたものである。
【0015】
請求項10の発明は、請求項9に記載のコミュニケーション活性化システムにおいて、前記サーバ装置は、自治体組織内の端末装置に対して、前記地域住民の端末装置にダウンロードさせる申請書類フォームを前記サーバ装置にアップロードする機能を提供することを特徴としたものである。
【0016】
請求項11の発明は、請求項2ないし10のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化システムにおいて、前記インフォメーション提供手段は、住民及び自治体組織員が参加可能な電子掲示板を実現するもので、個人ないしグループから住民及び/または自治体組織員に対する通知や情報を一定期間掲示することができる機能を備えるとともに、前記自治体内の端末装置に対して、前記電子掲示板を管理運営するための処理として不適切な掲示情報を削除可能とする機能を提供することとを特徴としたものである。
【0017】
請求項12の発明は、請求項2ないし11のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記伝言手段は、グループに所属する住民メンバー間における伝言機能、あるいは自治体から住民、あるいは自治体の組織員同士における伝言機能を実現するものであり、グループ一覧とユーザ登録メンバーの一覧から伝言の発信者が任意のグループメンバーを設定することにより、設定されたメンバーに対して伝言メッセージを発信する機能と、グループ及びメンバーの追加・削除を受け付ける機能と、発信者の連絡先を複数設定可能とする機能とを備えることを特徴としたものである。
【0018】
請求項13の発明は、請求項2ないし12のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子回覧板手段は、グループに所属するメンバー間による電子回覧板を実現するものであり、該電子回覧板は、登録されている電子回覧板の一覧を表示させる機能と、グループ一覧とユーザ登録のメンバーの一覧から任意のグループメンバーに対して電子回覧板を回覧させる機能と、前記電子回覧板を受け取ったユーザによる回覧情報に対するコメントの入力を受け付ける機能と、各ユーザが自分より前に回覧したユーザのコメントの履歴を確認することができる機能と、回覧受け取り時の確認手段の設定を受け付ける機能とを備えることを特徴としたものである。
【0019】
請求項14の発明は、請求項2ないし13のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子会議室提供手段は、前記地域住民の端末装置及び自治体組織の端末装置に対して電子会議室の実行機能を提供するためのものであり、テーマの提案者がテーマを作成して登録することにより、複数のユーザの端末装置同士で電子情報による意見交換等を可能とする機能と、キー情報によって電子会議室における発言を検索可能とする機能と、各電子会議室に対するアクセスログの参照機能と、各電子会議室に対するアクセスランキングの参照機能と、電子会議室を管理運営する自治体の端末装置に対して、各電子会議室における不適切な発言を削除する管理処理を実行可能とする機能とを備えることを特徴としたものである。
【0020】
請求項15の発明は、請求項2ないし14のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記設備予約手段は、自治体が運営管理する各種公共施設の住民による予約申請及び該申請の抽選を可能とするものであって、該設備予約手段は、予め設定された設備の使用予約状況を一覧で確認することができる機能と、該一覧で表示された設備予約状況を確認しながら、希望の設備予約を申請可能とする機能と、抽選によって利用者を決定する設備の場合に受け付けた申請に従って抽選処理を行って申請を許可する利用者を決定する機能とを備えることを特徴としたものである。
【0021】
請求項16の発明は、請求項2ないし15のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子窓口手段は、自治体に対する各種手続き及び申請の受付となる窓口を実現するための機能を備えるものであって、該電子窓口手段は、予め利用者登録を行った地域住民に対して認証情報を発行する機能と、前記地域住民の端末装置からの要求に従って電子申請を行うための申請書のフォームをダウンロードさせる機能と、必要事項が入力された申請書を認証情報とともに受け付ける機能と、受け付けた電子申請と認証情報とを審査して該審査の結果を申請者の端末装置に対して通知する機能とを備えることを特徴としたものである。
【0022】
請求項17の発明は、請求項2ないし15のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子窓口手段は、自治体に対する各種手続き及び申請の受付となる窓口を実現するための機能を備えるものであって、該電子窓口手段は、前記地域住民の端末装置方の要求に従って電子申請を行うための申請書のフォームをダウロードさせる機能と、必要な情報が入力された申請書を受信して該申請書の受理の処理を行う機能とを備えることを特徴としたものである。
【0023】
請求項18の発明は、請求項2ないし17のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記イベント情報提供手段は、各種イベントないし催しものの情報を地域住民及び自治体内の前記端末装置から閲覧可能に設定する機能と、イベントないし催しものに対する参加申し込みを受け付ける機能と、前記自治体内の端末装置からイベント情報や催しもの情報をアップロードする処理を受け付ける機能とを備えることを特徴としたものである。
【0024】
請求項19の発明は、請求項2ないし18のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子相談窓口提供手段は、自治体で受け付けている各種相談の窓口をホームページ上に設定する機能と、地域住民の端末装置から対象の電子相談窓口に対して送信された相談内容を受け付ける機能と、受け付けた相談内容を自治体担当の端末装置に提示する機能と、該相談内容に対する回答を相談者に閲覧可能な状態にアップロード可能とする機能とを備えることを特徴としたものである。
【0025】
請求項20の発明は、請求項1ないし19のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記サーバ装置は、グループ登録において、グループのメンバーから任意のユーザに対するグループ加入の勧誘、一般のユーザから特定のグループに対する参加申し込み、及びグループのメンバーの脱退申し込みを電子情報によって実行できる機能を備えることを特徴としたものである。
【0026】
請求項21の発明は、請求項1ないし20のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムの機能をコンピュータに実現させるプログラムである。
請求項22の発明は、請求項21に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の自治体と地域住民のコミュニュケーション活性化システムが適用されるシステム構成例を概念的に示す図である。図1において、10は自治体内システム、11はルータ、12はファイヤウォール、13はWebサーバ、14は自治体内の端末群を接続するイントラネット、20はインターネット、30はインターネット接続されたユーザの端末装置である。
【0028】
自治体内システム10において、本発明の活性化システムの機能を実現するプログラムは、Webサーバ13に保持され、自治体内のイントラネット14の端末群及びインターネットを介して接続された住民の端末装置30によって利用可能である。ここで、イントラネット14の端末群と住民の端末装置30(クライアント端末)は、ブラウザによってWebサーバ13にアクセスすることにより、上記プログラムを利用し、データ送受信を可能とする。
【0029】
ファイヤウォール12は、ルータ11の自治体内部側に接続され、Webサーバ13にDMZ(Demilitarized Zone)を形成する。ファイヤウォール12は、プロキシサーバとしての機能を果たし、パケットフィルタリング、アクセス制御、アクセス監視、ユーザ認証、暗号化などのセキュリティ機能を有する。
【0030】
上記のごとくのシステムによって、住民ユーザは、端末装置30からWebサーバ13のプログラムを利用することにより、住民同士のコミュニュケーションを図ったり、また自治体等行政機関とのやりとりを行うことができる。また自治体内では、イントラネット14の端末装置からWebサーバ13のプログラムを利用することにより、自治体職員同士や職員と住民との情報共有や情報のやりとりとを可能するものである。
【0031】
本発明による自治体と住民とのコミュニュケーション活性化支援システムによれば、自治体からのお知らせやイベント情報を発信するだけのホームページだけでなく、スケジュール帳やアドレス帳等の住民の利便性を第一に考えたWebサービスを提供することで、日々住民が電子自治体を利用する機会を提供することができる。また自治体と住民のコミュニケーションを支援することができる。
【0032】
図2は、本発明の地域コミュニュケーション活性化システムにおいて端末装置から利用可能な機能について説明するための図である。地域コミュニケーション活性化システムは、住民の日頃の利用促進、住民の活動の支援、及び自治体組織内の業務の効率化、のための機能を提供する。住民の日頃の利用を促進する機能として、スケジュール管理機能、アドレス帳機能、メモパッド機能、申請書ダウンロード機能が提供される。また、住民の活動を支援する機能として、インフォメーション機能、伝言機能、回覧板機能、電子会議室機能、設備予約機能、電子窓口機能、イベント機能、相談窓口機能、が提供される。さらに自治体組織内において住民とのコミュニュケーションを支援するための自治体内の各種管理機能として、インフォメーション機能、伝言・所在機能、電子会議室機能、申請書ダウンロード機能、設備予約機能、電子窓口機能、イベント機能、相談窓口機能が提供される。また、自治体内において、自治体の業務合理化を実現するための各種基本機能が付加されている。これら業務効率化のための基本機能の具体例は後述する。
【0033】
上記の各機能を利用するために、住民の端末装置や自治体内の端末装置からWebサーバ13にアクセスすることにより、Webサーバ13のプログラムによって端末装置の表示画面に表示されるポータルメニューを通じて、上記の各種機能を任意に利用することができる。
【0034】
上記のインフォメーション機能、伝言機能、電子会議室機能、申請書ダウンロード機能、設備予約機能、電子窓口機能、イベント機能、相談窓口機能は、住民側ではこれらの機能によって住民相互のコミュニュケーションを図るとともに、自治体との間で申請や相談を行うツールとして利用するもので、一方、自治体組織側においては、上記住民によって利用される各種機能を運営、管理し、及び申請や相談の受け付けとその処理を実行するツールとして利用する。また、上記伝言機能は、自治体の内部に対しては、自治体メンバーの在席/離席等の所在情報を確認できる伝言・所在機能として利用できる。以下に各機能について説明する。
【0035】
(スケジュール機能)
スケジュール機能は、住民におけるスケジュール帳を実現するもので、自治会やPTA等の所属グループ全員のスケジュールを把握できるようにしたものである。スケジュール機能においては、個人・グループのスケジュールを、日単位、週単位、月単位で一覧による参照が可能で、画面上では、タブの切替により、これらのスケジュール表示を切り替えることができる。
【0036】
また本スケジュール機能は、スケジュールデータを検索できる機能を有し、過去のスケジュールデータのリスト表示から、過去の行動履歴等を簡単に検索することができる。また、個人グループの設定、アクセス権設定、CSVインポート/エクスポートなどの機能を有している。この他、アラーム機能として、スケジュールとして登録された予定日が近くづくと、予め定めた連絡先に対して、自動的にメールによってそのスケジュール内容を通知するように設定することができる。スケジュール通知は、毎日指定した時間にメール配信させることができる。
【0037】
図3及び図4は、スケジュール機能によるグループの週間スケジュールの表示画面の一例を示す図で、図4は、図3に続く表示画面を示す図である。図3及び図4に示すように、例えば、ママさんバレーのグループが登録したスケジュールの週間予定を一覧表示させることができる。ここでは、ママさんバレーに予め登録した、メンバーについて、週間のスケジュール31を一覧で確認できる。またメンバーの個人スケジュールも同時に表示できる。ここでは、メンバーの個人スケジュールを非公開で登録しておくことができる。例えば、図3において、田中雄一氏のスケジュールにおける“展示会”32と“住民票の受け取り”33は非公開であり、“懇親会”34は公開可能に設定されている。また図5は、個人の月間スケジュール表示画面の一例を示す図である。
【0038】
スケジュール画面における表示選択は、図3,図4に示す“便利な機能”35における“リスト表示”37から選択することができる。便利な機能35としては、体育館や運動場などの自治体管理下にある設備予約の空き状況を確認することができる空き状況確認36、個人またはグループの週間または月間のリスト表示を選択するリスト表示37,各個人またはグループの印刷用スケジュールの表示を行う印刷用表示38がある。各個人が設定できる個人設定39として、表示フォームの個人設定を行う表示設定40,CSVファイルから本スケジュール機能にデータをインポートするためのインポート41,本スケジュール機能からCSVファイルへデータをエクスポートするためのエクスポート42、例えば“参観日”や“少年サッカークラブの試合”等の個人予定項目を設定する予定項目設定43、例えば“市民会館”や“スポーツセンター”などの場所項目を設定する場所項目設定44、表示するグループを設定する表示グループ設定45、個人が所属するグループを設定する個人ループ設定46、情報に対する参照,追加,変更,削除のアクセス権をユーザに対して設定するアクセス権設定47を使用することができる。
【0039】
(アドレス帳機能)
アドレス帳は、住民のアドレス帳を実現する機能である。アドレス帳においては、個人アドレスの登録、及びアドレスグループの設定が可能である。アドレスグループとしては、自治会やPTA、サークル活動等任意のグループを設定でき、グループメンバーを登録することができる。ユーザは、個人アドレスグループ一覧から特定のグループ名を選択することによって、グループメンバーのアドレスを参照することができる。またキーワードによるアドレス検索機能を有する。
【0040】
また、アドレス帳に対するCSVファイルからのインポート、及びアドレス帳からCSVファイルへのエクスポートが可能である。この機能により、例えば、既存のアドレス帳から簡単にデータを移行することができる。また、メールアドレスへのリンクを設定することにより、メールアドレスをクリックするだけで、普段使用しているメールソフトを起動するようにしてもよい。
【0041】
図6は、アドレス帳の表示画面の一例を示す図である。アドレス帳には、個人アドレスとして氏名、電話番号、メールアドレスが一覧表示される。また、表示設定によって、さらに詳細なアドレス情報を表示することもできる。このアドレス帳においては、個人アドレスグループ一覧61によって、例えば“町内会”、“ママさんバレー”、ないし“少年サッカー”等のグループのメンバのアドレス一覧を表示させることができる。また個人設定62によって、個人ごとのアドレス帳設定が可能である。ここでは、個人設定62として、アドレス帳の表示を設定する表示設定63,個人のアドレスグループを設定登録する個人アドレスグループ設定64,個人アドレスグループの一括削除65,CSVファイルから本アドレス帳機能にデータをインポートするためのインポート66,本アドレス帳機能からCSVファイルへデータをエクスポートするためのエクスポート67等の機能を使用することができる。
【0042】
(メモパッド機能)
図7は、メモパッドの表示画面の一例を示す図である。メモパッド機能は、住民個人のメモ帳を実現するものである。メモ情報をカテゴリー別(例えば、“会社メモ”,“個人メモ”,“落書き”,“アイデア帳”等)に登録することができ、またメモ情報にファイルを添付することもできる。登録するメモ情報においては、作成日時及び更新日時を指定することができる。
【0043】
個人ユーザが登録したメモ情報は、図7に示すごとくのメモタイトルの一覧71にて参照することができる。一覧表示画面においては、表示件数設定72,表示の分類設定73が利用可能である。そしてユーザは任意のメモタイトルを選択することによって、そのメモの内容を参照することができる。また重要なメモ情報等に付箋を設定することができる。また、添付されたファイルによってサムネイル表示を行うようにしてもよい。例えば、添付されたファイルがJPEGもしくはGIFファイルの場合には、添付ファイルをサムネイル表示するように設定することができる。
【0044】
また、本メモパッド機能を各種PDA端末のメモ機能と連携させるようにすることもできる。このときに、シンクモジュールを使用することで各種PDA端末のメモ機能とデータの同期を行うようにしてもよい。
【0045】
(申請書ダウンロード機能)
申請書のダウンロード機能は、自治体で取り扱う各種申請用の書類フォームを住民の端末にダウンロード可能とするものである。Webサーバの管理下に電子自治体申請用のフォームのDBを備え、Webサーバのプログラムは、住民の端末装置からの要求に応じて申請用のフォームのリストを端末装置に提示する。住民ユーザは、端末装置に提示された申請用のフォームから任意のフォームを選択することにより、該当する申請書類フォームを端末装置にダウンロードすることができる。
【0046】
申請書類フォームをダウンロードしたユーザは、そのフォームを印刷出力させることによって、申請書類を作成することができる。作成した申請書類は、所定の自治体窓口に提出することができる。なお、自治体側で電子申請によって申請処理を行う体制ができている場合、後述する電子窓口機能を用いて電子情報による申請処理を行うことができる。
【0047】
一方、自治体組織内の端末装置では、上記申請諸ダウンロード機能で住民端末にダウンロードさせる申請書類フォームをアップロードする機能が提供される。
【0048】
(インフォメーション機能)
インフォメーション機能は、住民及び自治体職員等が参加可能な電子掲示板を実現するもので、例えば、自治体や自治会、PTA等のグループや団体からの住民に対する通知や情報等を一定期間掲示することができるようにしたものである。
【0049】
掲示板に掲示する情報登録において、タイトルと閲覧先(閲覧ユーザ)、閲覧期間、及び情報内容を登録できる。閲覧期間の設定によって、掲示板への掲載予約が可能となる。また、重要な掲示に対して付箋を設定することができる。さらに、掲示情報に対して添付ファイルを添付させることができる。掲示情報を作成する際は、複写機能を用いて既存の掲示情報を元に新規の掲示情報を作成することができる。
【0050】
図8は、インフォメーション機能を実現する電子掲示板の表示画面例を示す図である。図8に示すように、電子掲示板では、ユーザから登録された掲示内容の一覧を掲示することができる。また、電子掲示板に新着した掲載情報に対して「New」(図示せず)を表示させる機能や、掲載情報の既読・未読の表示切替を行うことができる。また表示設定81において、1ページの表示件数、新着情報の表示設定、表示する期間等を設定することができる。
【0051】
電子掲示板を閲覧するユーザは、一覧表示されている掲示情報のタイトルを選択することによって、その掲示情報の内容を参照することができる。また、ユーザは、検索機能を実現する表示板検索82を用いて電子掲示板における登録情報を検索することができる。
【0052】
一方、自治体組織内の端末装置においては、自治体で発行する公報の情報掲示や、その他自治体側から住民に対する情報の掲示を行うことができる。また、自治体側では、電子掲示板を管理運営するための処理として、不適切な掲示情報を削除する処理を行うことができる。
【0053】
(伝言機能,伝言・所在機能)
伝言機能は、自治体や自治会、PTA等のグループや団体に所属する住民メンバー間における伝言機能、あるいは自治体から住民、自治体の職員同士における伝言機能を実現するものである。図9は、伝言機能を実現するための表示画面例を示す図で、伝言メッセージの登録画面を示す図である。伝言メッセージの登録画面において、グループ一覧91と、ユーザ登録メンバーの一覧92が表示可能で、登録ユーザは、任意のグループメンバーを登録先に設定することができる。登録された登録先は、登録先一覧93に表示させる。
【0054】
すなわち、ユーザが特定のグループのメンバーに対して伝言メッセージを発信しようとする場合、そのユーザは、グループ一覧91から対象のグループを選択し、伝言メッセージの登録先のメンバーを決定する。伝言メッセージを送信するグループ及びメンバーはさらに追加・削除が任意に可能である。また、グループの登録及び削除とそのメンバーの追加・変更登録は随時可能である。
【0055】
次いで、ユーザは伝言メッセージのタイトル94、内容95、連絡先96を記入して、伝言メッセージを登録する。連絡先96の情報としては、自宅や勤務先の電話、携帯電話、もしくはその他任意の連絡先のいずれかを設定することができる。
【0056】
登録された伝言メッセージは、登録先のメンバー(ユーザ)宛に設定され、その宛先メンバーが伝言メッセージ画面を開くときにメッセージのタイトル一覧が表示される。登録先のメンバーは、これら一覧表示から任意に選択を行うことにより、伝言メッセージを確認することができる。図10に伝言メッセージの一覧表示画面例を示す。メッセージの一覧表示画面において、ユーザが任意のメッセージの表題をクリックすると、その詳細(伝言内容、連絡先)が表示される。このとき、ユーザが忘れてしまわないよう、付箋登録(フラグ登録)を行うことによりさらに便利に使用することができる。
【0057】
また、伝言が登録されたメンバーに対して、伝言の主旨をメールで知らせるようにすることもできる。また、インターネット接続機能を有する携帯電話や携帯情報端末から、自分宛の伝言を確認できるようにすることで、ユーザの利便性を更に高めることができる。
【0058】
また、前述したように伝言機能は、自治体の内部に対しては、自治体メンバーの在席/離席等の所在情報を確認できる伝言・所在機能として利用できる。ここでは、伝言メッセージの登録、表示画面において、登録グループのメンバーの在席/離席を示す所在情報97を確認することができる(自治体向けの在席/離席情報は図示せず)。ここでは名前をクリックするとそのメンバーの所在情報や、その人宛てに残されている伝言を確認できる。また、各個人メンバーは、所在登録・変更画面を開いて、在席/離席及びその期間に関する情報を登録することができる。また、連絡先96としては、在籍中の連絡先、離席中の連絡先、といったように自分の連絡先を“所在内容”に応じて複数設定することができる。例えば、在席中は内線番号とし、離席中は携帯電話の番号とする、というように連絡先を設定することができる。
【0059】
(回覧板機能)
回覧板機能は、自治体、PTA等のグループや団体に所属するメンバー間による電子回覧板を実現するものである。本回覧板機能では、選択された複数人に対して、確実に情報を伝える必要があるときに有用である。例えば、メールの場合は、送信相手先によってメールが閲覧されているかどうかが発信元からは通常わからないが、回覧板機能を用いることによって、閲覧したメンバーを容易に判別することができる。また、本回覧板機能では、予め登録してある書式を使用することができるほか、閲覧者からのコメント入力や、閲覧していない人に対してメールで通知することができる。
【0060】
図11は、電子回覧板の表示画面の一例を示す図である。ここでは、登録されている電子回覧板の一覧111を表示させることができる。また表示する電子回覧板の表示条件を選択することができる。電子回覧板を受け取ったユーザは、電子回覧された情報の表題をクリックすることにより、回覧情報の内容を参照することができる。
【0061】
図12は、電子回覧板の作成登録画面の一例を示す図である。電子回覧板の作成登録においては、作成者は、表題121、回覧先122を設定し、回覧内容123を入力することによって電子回覧板を登録することができる。表題121については、予め定めた表題パターンを登録しておくことにより、その一覧を表示させて選択することができる。また、回覧内容の書式について予め雛形を用意しておき、回覧内容の書式選択124を用いることにより、その書式の一覧を表示させ、そのなかから選択した書式を用いて回覧板を作成することができる。回覧書式としては、例えば、“歓迎会”,“講習会の案内”,“注意事項”,“連絡事項”等を設定することができる。
【0062】
回覧先122の設定においては、予め登録したグループ一覧から電子回覧板を回覧させるグループを選択することができる。グループの選択画面においては、登録グループの一覧とそのメンバーの確認が可能である。またグループ及びメンバーの登録及び削除と、構成メンバーの追加、変更等は随時可能である。
【0063】
電子回覧板を受け取ったユーザは、その回覧情報に対するコメントを入力することができる。そして次の回覧ユーザに電子回覧板を回覧する。電子回覧板におおけるコメントの入力画面では、自分より前に回覧したユーザのコメントの履歴を確認することができる。
【0064】
また、回覧板機能の表示画面には、個人設定として、表示設定112,回覧先設定113、回覧受け取り時の確認手段の設定114を利用できる。表示設定112は、例えば、1ページの表示件数が設定可能である。また、個人の回覧先設定113では、予め回覧先を個人登録しておき、電子回覧板の回覧先を設定するときに、その個人登録先を用いて設定することができる。さらに回覧受け取り時の確認手段の設定114では、各ユーザ個人が、自分宛に回覧が届いた際の確認手段を設定することができる。ここでは、例えば、回覧を受け取ったことをメールで通知してもらうように設定することができる。
【0065】
回覧先の各メンバー(ユーザ)は、他のメンバーの回覧情報の確認状況や回覧情報を確認した際のコメントを一覧で確認することができる。また、また各メンバーは、現時点でどのメンバーが回覧情報を確認済みであるのかを一覧で確認することができる。さらに、重要な回覧情報などには付箋を設定しておくことにより、有用性が高まる。さらに、本電子回覧板機能では、キーワード、作成者、重要度、作成日をキーにして電子回覧板の検索を行うことができる。
【0066】
(電子会議室機能)
図13は、電子会議室の機能を提供するための画面の一例を示す図である。電子会議室では、テーマの提案者がテーマを作成して登録することにより、時間、場所を問わず複数のユーザ同士で意見交換等を行うことができる。設定登録された電子会議室として、その会議室名131、作成者132、開始日133、総投稿数情報134が一覧表示される。ユーザは、会議室名131の任意の項目をクリックすることにより、その電子会議室に関する投稿内容を参照することができる。またユーザは、参照情報に対する返信を行うことができる。
【0067】
また、記事検索135を用いて、タイトルや発言者、発言内容をキーとして電子会議室における発言を検索することができる。また、個人設定136では、表示設定137及び会議室表示設定138を行うことができる。さらに、管理機能139として、新会議室の作成140,会議室の管理141,各会議室に対するアクセスログの参照142,各会議室に対するアクセスランキングの参照143を実行することができる。アクセスランキングでは、電子会議室の利用頻度や、ユーザごとのアクセス頻度を参照することができる。
【0068】
上記のタイトル一覧においては、新規の掲示情報に対して「New」を表示することにより、ユーザに新規の掲示情報であることを示すことができる。また、既読・未読も一目で分かるようにしてもよい。さらに、ユーザの投稿のタイトル一覧においては、ツリー表示、一覧表示、トピックス表示の3種類の表示形式を設定することができる。
【0069】
また、電子会議室を管理運営する自治体では、その端末装置により、各電子会議室における不適切な発言を削除する等の管理処理を実行することができる。
【0070】
(設備予約機能)
自治体が運営管理する体育館、テニスコート、公民館等の各種公共施設の住民による予約申請や、申請の抽選を可能とするものである。住民や自治体の端末装置では、予め設定された設備の使用予約状況を一覧で確認することができる。
【0071】
住民は、一覧表示された設備予約状況を確認しながら、希望の設備予約を申請することができる。抽選によって利用者を決定する設備の場合は、受け付けた申請に従って本システムに係わるプログラムが抽選処理を行い、申請を許可する利用者を決定する。自治体側の端末装置では、予約の管理や抽選処理の管理を行うことができる。住民側では、設備の予約申請と同時に、参加メンバーのスケジュールを登録することもできる。
【0072】
設備予約状況の一覧表示においては、日単位、週単位、月単位の表示が可能で、画面上では、タブの操作によってこれら設備予約状況の一覧表示を切り替えることができる。またユーザは、キーワード検索によって、設備予約状況の検索を行うことができる。
【0073】
また、前述したスケジュール機能の実行画面から、設備の予約を行うようにすることができる。また同様に、設備予約機能の実行画面から、スケジュール機能におけるメンバーのスケジュールを登録できるようにすることができる。さらに、設備の予約の確定に伴って、メールによって該当メンバーに通知し、また上述した伝言・所在機能を利用して、設備予約の登録と同時に対象メンバーに伝言メッセージを送るようにしてもよい。
【0074】
(電子窓口機能)
電子窓口機能は、自治体に対する各種手続きや申請の受付となる窓口を実現するもので、電子情報による電子申請を受け付ける機能を提供するものである。住民が電子申請としては、例えば、住民票の電子申請、印鑑証明書の電子申請等がある。その他、自治体による電子申請の実行に伴って、各種申請書類の電子申請化を実現することができる。
【0075】
例えば、住民票や印鑑証明書の電子申請を行う場合、住民は予め端末装置から利用者登録を行っておき、認証情報として例えばIDとパスワードを取得しておく。実際の申請に当たっては、住民は端末装置から住民票あるいは印鑑証明書の交付申請書のフォームをダウンロードし、その交付申請書に必要事項を記入して、自治体に送信する。自治体では、電子申請を受け付けて審査を行い、申請通りに住民票や印鑑証明書を発行するのであれば、その旨をメールによって通知する。メールを受け取った住民は、指定された日時以降に自治体の窓口に行って、申請した住民票や印鑑証明書を受け取ることができる。このようなシステムを利用することにより、住民は、自治体の窓口で交付申請書を記入する必要なく、証明書類の受け取りが可能となる。また、自治体では、住民からの電子申請を受け取ったときに、電子メールによって住民に受け付けの通知を行い、その後審査結果を通知するメールを送信するようにしてもよい。
【0076】
また、電子申請を行う場合に、上述した申請書ダウンロード機能によって申請書類のフォームをダウロードし、その申請フォームに必要な情報を入力して、電子窓口に送信することによって、電子申請の受理の処理を行うことができるようにしてもよい。
【0077】
(イベント機能)
イベント機能は、各種イベントや催しもの等の情報の閲覧、及び参加申し込みの受け付けを可能とするものである。自治体において開催される各種イベント、もしくは催しものを住民に対して案内するもので、住民及び自治体職員は、端末装置からイベント情報のページを開くことにより、イベントや催しもの情報を閲覧することができる。
【0078】
また、上記のイベントページでは、イベントや催しものに対する参加申し込みが可能で、住民が端末装置から参加申し込みを行うこうとによって、自治体側で申し込みを受け付けることができる。また自体側の端末装置では、イベント情報や催しもの情報をアップロードする処理を行うことができる。
【0079】
(相談窓口機能)
自治体が運営する各種相談窓口をネットワーク上で実現するものである。すなわち、自治体側では、従来自治体の窓口で受け付けていた各種相談の窓口をホームページ上に設定することによって、住民は、端末装置を用いて対象の窓口を検索し、相談内容を入力して送信することができる。自治体の端末装置では、住民の端末装置から送信された相談内容を管轄の職員が参照して、その回答を端末装置に入力し、相談者に閲覧可能な状態にアップロードする。もしくは、相談者の端末装置に対してメールにて回答を送信する。また、回答がアップされたことを相談者にメールで通知し、相談者が端末装置からWebサーバにアクセスして回答を閲覧するようにしてもよい。
【0080】
本システムによって提供されるTOP画面においては、住民等のユーザが本システムを使用するための基礎となるユーザ登録機能、各ユーザがTOP画面にブックマークを登録することができるブックマーク登録機能、及び上述した各種機能を実行する対象として使用されるグループを設定するグループ設定機能を有している。図14ないし図17は、これらユーザ登録、任意のWebサイトのブックマーク登録、及びグループ登録機能を実行するための画面表示例で、ユーザ登録画面を図14及び図15に、ブックマークの設定画面を図16に、グループの登録画面を図17に示す。
【0081】
図14におけるユーザ情報の登録は、ユーザの各種属性情報を登録することができる。電子メールアドレス151及び電話番号152は、複数の電話番号及びアドレスを設定登録することができ、また、電子メールアドレス151には、それぞれ公開/非公開を設定することができる。
【0082】
図16におけるブックマーク設定画面では、すでに登録されているブックマーク一覧の表示、個人ブックマークの新規登録、個人ブックマークの変更を行うことができる。登録したブックマークは、オリジナルMENUとして画面表示される。
【0083】
図17に示すごとくのグループ登録画面おいてグループ登録を行うことができる。グループ登録においては、グループ名171、例えば自治体・自治会等のカテゴリー172、責任者名173、責任者連絡先174、参加資格・備考175を登録することができる。また、グループの責任者等グループのメンバーから任意のユーザに対するグループ加入の勧誘、一般のユーザから特定のグループに対する参加申し込み、あるいはグループのメンバの脱退申し込みをシステム上で行うことができる。勧誘先として、例えば自治会メンバー等のカテゴリを選択することによって、選択されたメンバに勧誘通知が送られるようにすることができる。選択メンバーはさらに任意に追加・削除が可能である。このようなシステムにより、グループの新規登録、メンバの新規登録・追加・変更、メンバの勧誘及び参加・脱退申し込み、責任者の変更、カテゴリの変更等をシステム上で実行することができる。
【0084】
(自治体管理のためのその他基本機能)
上記のごとくの住民からの各種申請や相談を電子化し、また住民とのコミュニケーションを計るための各機能に加え、自治体の業務の効率化を促進するための各種基本機能が提供される。これらの基本機能は、自治体内の端末装置で利用可能に設定されるものである。これら基本機能は、全てが必須の機能ではなく、これらのうち複数を備えていてもよく、また他の管理機能を適宜追加することができる。
【0085】
図18は、自治体内の業務効率化のための基本機能を示す図である。以下に各機能の概要を説明する。
【0086】
(スケジュール)
自治体内の個人やグループのスケジュールを、日単位、週単位、月単位で参照可能とする。ここでは、他ユーザへスケジュールを登録する際にメールや伝言(電子伝言)によって通知する機能、付箋機能、予定通知機能と連動されるアラーム機能などを有している。また、メンバー全員のスケジュールの空き状況をボタン一つで検索することができる。
【0087】
(キャビネット)
個人で管理したい文書や画像データを保管することができる。保管した画像データは、サムネイル表示を可能とし、これにより保管画像の内容を一目瞭然で確認することができる。また設定により他のユーザに保管データを公開することもできる。さらに、メールに添付されている画像データを自動的にキャビネットのフォルダに保存し、管理することができる。
【0088】
(ウェブメール)
ウェブメール機能は、端末装置を複数のメールアカウントに対応した高機能ウェブメールクライアントとして機能させるもので、インターネットに接続されたブラウザさえあれば、どこででも自治体内のメールの送受信を行うことができる。またアドレス帳や後述するユーザ名簿と連携させるようにすることもできる。
【0089】
(伝言・所在)
行き先などの登録と不在時の伝言内容登録・確認を行うことができる。タイムカードボードとの連携で、自治体内のメンバーの在席・離席を一目で確認することができ、オート機能によりスケジュールに登録されている内容がそのまま所在に反映される。また、伝言内容を伝言相手先にメールで送ることができる。
【0090】
(タイムカード)
タイムカード機能によって、自治体職員の「出社」,「外出」,「戻り」,「退社」などの打刻データを記録・集計することができる。例えば、勤務体系に応じて最大8打刻まで入力が可能な上、外部打刻などは内容に合わせ色別で打刻されるようにすることができる。また月、年毎の就業実績集計を行うことができ、集計データはCSV形式でダウンロード可能とする。
【0091】
(レポート提出)
レポート提出機能によって、一つの案件に対して複数の人がレポートを記入して提出することができる。また日報などの報告書を提出することもできる。レポートの受け手側では、アドバイス等のコメントを入力して提出者に返信することもできる。これらは繰返し送信可能で、無制限にやりとりを行うことができる。
【0092】
(プロジェクト管理)
自治体に係わるプロジェクトの進捗状況を、時間、日、週間、月間、3ヶ月、半年、一年というあらゆる単位のあらゆるビューで閲覧することができ、よりきめ細やかなプロジェクトの進捗状況を一目で把握することができる。また、プロジェクトに係わる予算や人員の管理を行うことができるのみならず、プロジェクトの進捗状況の報告を行うことができる。
【0093】
(購買予約)
自治体職員からの備品や消耗品の購買予約を行うことができる。購入予約品は、画面上でまとめられるため効率がよい。また、一日単位の全員の購入品の集計や、月単位の個人の集計機能を有している。さらに注文の品物単位で購入締め切り時間を設定することができる。
【0094】
(設備予約)
自治体職員が使用する設備予約及びその管理を行う機能で、設備グループ単位の管理を実現し、これにより会議室、携帯電話、プロジェクタなど、複数の設備の予約状況を同時に把握することができる。また、設備予約と同時に参加メンバーのスケジュールを登録することもできる。
【0095】
(回覧板)
自治地体内で、選択したメンバーに対して確実に情報を伝えるために有用な電子回覧板機能を提供する。ここでは、予め登録してある書式を使用することができる。また、閲覧者からのコメント入力や、閲覧していない人に対してメールで通知することができる。
【0096】
(ワークフロー)
自治体内における各種の承認が必要な書類を決められたユーザに送信することができる。メールとの連携で承認者への通知ができるほか、自動処理設定により承認者が不在な時には自動承認も可能とすることができる。これより承認処理の滞留を防ぐことができる。また、承認ボタンを押すと承認者の印鑑イメージが表示される。
【0097】
(仮払精算)
交通費や物品購入費など、業務で発生する費用を精算登録することができる。精算費目等のカテゴリが自由に設定できるので、様々な精算に対応することができる。また精算・未精算が一目で確認することができ、管理を効率的に行うことができる
【0098】
(インフォメーション)
自治体職員を対象とし、ある一定期間メッセージ等の情報を掲示することができる電子掲示板機能を実現する。また登録情報の掲示開始時期を予約する予約登録も可能とする。また、新着の掲示情報に対して「New」を表示させ、さらに掲示情報の既読・未読の表示切替を可能とする。
【0099】
(ToDo)
ToDo機能は、仕事の進捗状況や期日を即座に把握することができるようにしたものである。仕事の優先順位を表示し、その並べ替えが可能であって、仕事の期限を決めて、その期限前にアラームで通知することも可能とする。
【0100】
(電子会議室)
自治体内の電子会議室機能を提供する。電子会議室によって自治体内で様々な人と意見交換を行うことができる。また表示形式は、発言一覧やスレッド一覧などに適宜変更することができる。さらに各議題に対するアクセスランキングやログの集計を行うことができる。
【0101】
(メモパッド)
自治体職員を対象とした個人の電子メモ帳を提供する。カテゴリ別にメモ情報を登録することができ、ファイルを添付することもできる。また、各種PDA端末のメモ機能と連携させるようにすることもできる。
【0102】
(アラーム)
登録したスケジュールの期日が近づいたとき等のアラーム機能を実現する。ユーザがよく持ち歩くモバイル端末や携帯電話にアラーム情報の送り先を指定しておくことにより、ユーザ本人が確認する必要なくスケジュール等の通知を受けることができる。
【0103】
(備品管理)
自治体内で共通で使用する文房具などの備品を一元管理する機能を提供する。ここでは、在庫された備品を誰がいつどういう目的で出庫したかなどの履歴を備品単位で管理することができる。また在庫が少なくなった備品について、管理者にメールで通知することができる。
【0104】
(アドレス帳)
「個人」,「共有」の使い分けを行うことができる。CSV形式によるデータのインポート、エクスポートを行うことができる。
【0105】
(ユーザ名簿)
本システムに登録されたユーザ情報を一元管理するための名簿機能を提供する。名簿情報の閲覧の他、自分のユーザ情報はその場で編集することできる。
【0106】
(文書管理)
共有文書を一元管理する機能を提供する。ここでは、常に最新の共有文書を参照することができ、また共有文書の更新を行うことができる。
【0107】
本発明のプログラムを記録した記録媒体としては、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、メモリカードやメモリスティック及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述したごとくの本発明の各実施形態の機能を実現するためのプログラムを記録して流通させることにより、当該機能の実現を容易にする。そしてWebサーバに上記のごとくの記録媒体から読み出したプログラムを保持させておくことにより、本発明に関わるコミニュケーション活性化支援システムの機能を実現することができる。
【0108】
以上、本発明の具体的な実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されることなく、請求項に記載の発明の範囲において適宜応用が可能であることはいうまでもない。
【0109】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電子自治体に対する電子申請機能とともに住民の利便性を第一に考えた総合的なWebサービスを提供することで、自治体と住民の情報共有を支援し、自治体と住民間及び住民と住民間のコミュニケーションの活性化をサポートし、これによって日々住民が電子自治体を利用する機会を促進するようにした、コミュニケーション活性化支援システム、該システムの機能を実現するプログラム及び記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自治体と地域住民のコミュニュケーション活性化システムが適用されるシステム構成例を概念的に示す図である。
【図2】本発明の地域コミュニュケーション活性化システムにおいて端末装置から利用可能な機能について説明するための図である。
【図3】スケジュール機能によるグループの週間スケジュールの表示画面の一例を示す図である。
【図4】スケジュール機能によるグループの週間スケジュールの表示画面の一例を示す図で、図3に続く表示画面を示す図である。
【図5】個人の月間スケジュール表示画面の一例を示す図である。
【図6】アドレス帳の表示画面の一例を示す図である。
【図7】メモパッドの表示画面の一例を示す図である。
【図8】インフォメーション機能を実現する電子掲示板の表示画面例を示す図である。
【図9】伝言・所在機能を実現するための表示画面例を示す図で、伝言メッセージの登録画面を示す図ある。
【図10】伝言メッセージの一覧表示画面例を示す図である。
【図11】電子回覧板の表示画面の一例を示す図である。
【図12】電子回覧板の作成登録画面の一例を示す図である。
【図13】電子会議室の機能を提供するための画面の一例を示す図である。
【図14】ユーザ登録を実行するための画面表示例である。
【図15】ユーザ登録を実行するための画面表示例で、ユーザ登録画面を示す他の図で、図14に続く図である。
【図16】任意のWebサイトのブックマーク登録を実行するための画面表示例である。
【図17】グループ登録機能を実行するための画面表示例を示す図である。
【図18】自治体内の業務効率化のための基本機能を示す図である。
【符号の説明】
10…自治体内システム、11…ルータ、12…ファイヤウォール、13…Webサーバ、14…イントラネット、20…インターネット、30…住民の端末装置、31…週間のスケジュール、32…“展示会”、33…“住民票の受け取り”、34…“懇親会”、35…“便利な機能”、36…空き状況確認、37…リスト表示、38…印刷用表示、39…個人設定、40…表示設定、41…インポート、42…エクスポート、43…予定項目設定、44…場所項目設定、45…表示グループ設定、46…個人ループ設定、47…アクセス権設定、61…個人アドレスグループ一覧、62…個人設定、63…表示設定、64…個人アドレスグループ設定、65…個人アドレスグループの一括削除、66…インポート、67…エクスポート、71…メモタイトルの一覧、72…表示件数設定、73…表示の分類設定、81…表示設定、82…表示板検索、91…グループ一覧、92…ユーザ登録メンバーの一覧、93…登録先一覧、94…伝言メッセージのタイトル、95…内容、96…連絡先、97…所在情報、121…表題、122…回覧先、123…回覧内容、124…回覧内容の書式選択、111…電子回覧板の一覧、112…表示設定、113…回覧先設定、114…確認手段の設定、131…会議室名、132…作成者、133…開始日、134…総投稿数情報、135…記事検索、136…個人設定、137…表示設定、138…会議室表示設定、139…管理機能、140…新会議室の作成、141…会議室の管理、142…アクセスログの参照、143…アクセスランキング、151…電子メールアドレス、152…電話番号、171…グループ名、172…カテゴリー、173…責任者名、174…責任者連絡先、175…参加資格・備考。

Claims (22)

  1. 地域住民が使用する端末装置及び自治体組織内の端末装置からネットワークを介して接続可能なサーバ装置を備え、該サーバ装置が保持するプログラムによって、地域住民の端末装置と前記自治体組織内の端末装置とによる電子情報のやりとりを可能にした自治体と住民におけるコミュニケーション活性化支援システムであって、前記サーバ装置は、前記地域住民の端末装置に対して、住民の利用促進を図るためのスケジュール管理手段、アドレス帳手段、メモパッド手段、及び申請書ダウンロード手段、のいずれかまたは複数を提供することを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  2. 請求項1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記サーバ装置は、前記地域住民の端末装置に対して、住民同士の活動を支援するためのインフォメーション提供手段、伝言手段、電子回覧板手段、電子会議室提供手段、設備予約手段、電子窓口手段、イベント情報提供手段、電子相談窓口提供手段、のいずれかまたは複数を提供することを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  3. 請求項2に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記サーバ装置は、自治体組織内の端末装置に対して、住民とのコミュニケーションを図るために、前記インフォメーション提供手段、前記伝言手段、前記電子会議室手段、前記申請書ダウンロード手段、前記設備予約手段、前記電子窓口手段、前記イベント情報提供手段、前記相談窓口提供手段の管理/運営を可能とする機能を提供することを特徴とする前記コミュニケーション活性化支援システム。
  4. 請求項2または3に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記伝言手段は、自治体組織内の端末装置に対して、メンバーの所在情報を確認可能とする伝言・所在機能を提供することを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記サーバ装置は、前記地域住民の端末装置とインターネットを介して接続され、かつ前記自治体の端末装置とイントラネットによって接続されることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記スケジュール管理手段は、地域住民の使用する電子スケジュール機能を提供するものであり、該電子スケジュールは、地域住民個人及びグループのスケジュールを、切り替え可能な期間単位で一覧表示するともに、スケジュールデータの検索機能、過去の行動履歴を参照可能とする機能、グループの設定機能、スケジュール情報に対するアクセス権の設定機能、スケジュール予定日に基づいてメールによってアラームを通知する機能、CSVによるインポート/エクスポート機能を有することを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記アドレス帳手段は、地域住民の電子アドレス帳機能を提供するものであり、該電子アドレス帳は、個人アドレスの登録、及びアドレスグループの設定が可能であり、該アドレスグループ一覧から特定のグループ名を選択することによってグループメンバーのアドレスを参照可能とするとともに、キーワードによるアドレス検索機能、CSVによるインポート/エクスポート機能を備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記メモパッド手段は、地域住民個人の電子メモ帳を実現するものであり、該電子メモ帳は、電子メモ情報をカテゴリ別に登録可能であり、個人ユーザが登録した電子メモ情報は、メモタイトルの一覧にて参照可能であって、ユーザは任意のメモタイトルを選択することによって該選択したメモの内容を参照可能とする機能を備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記申請書ダウンロード手段は、自治体で取り扱う各種申請用の書類フォームを地域住民の端末装置にダウンロード可能とするものであり、前記サーバ装置の管理下に電子自治体申請用のフォームを保持するDBを備え、該サーバ装置は、前記地域住民の端末装置からの要求に応じて申請用のフォームのリストを該DBから読み出して前記要求を行った地域住民の端末装置にダウンロードさせることを特徴とするコミュニケーション活性化システム。
  10. 請求項9に記載のコミュニケーション活性化システムにおいて、前記サーバ装置は、自治体組織内の端末装置に対して、前記地域住民の端末装置にダウンロードさせる申請書類フォームを前記サーバ装置にアップロードする機能を提供することを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  11. 請求項2ないし10のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化システムにおいて、前記インフォメーション提供手段は、住民及び自治体組織員が参加可能な電子掲示板を実現するもので、個人ないしグループから住民及び/または自治体組織員に対する通知や情報を一定期間掲示することができる機能を備えるとともに、前記自治体内の端末装置に対して、前記電子掲示板を管理運営するための処理として不適切な掲示情報を削除可能とする機能を提供することとを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  12. 請求項2ないし11のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記伝言手段は、グループに所属する住民メンバー間における伝言機能、あるいは自治体から住民、あるいは自治体の組織員同士における伝言機能を実現するものであり、グループ一覧とユーザ登録メンバーの一覧から伝言の発信者が任意のグループメンバーを設定することにより、設定されたメンバーに対して伝言メッセージを発信する機能と、グループ及びメンバーの追加・削除を受け付ける機能と、発信者の連絡先を複数設定可能とする機能とを備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  13. 請求項2ないし12のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子回覧板手段は、グループに所属するメンバー間による電子回覧板を実現するものであり、該電子回覧板は、登録されている電子回覧板の一覧を表示させる機能と、グループ一覧とユーザ登録のメンバーの一覧から任意のグループメンバーに対して電子回覧板を回覧させる機能と、前記電子回覧板を受け取ったユーザによる回覧情報に対するコメントの入力を受け付ける機能と、各ユーザが自分より前に回覧したユーザのコメントの履歴を確認することができる機能と、回覧受け取り時の確認手段の設定を受け付ける機能とを備えることを特徴とするコミュニケーション活性化システム。
  14. 請求項2ないし13のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子会議室提供手段は、前記地域住民の端末装置及び自治体組織の端末装置に対して電子会議室の実行機能を提供するためのものであり、テーマの提案者がテーマを作成して登録することにより、複数のユーザの端末装置同士で電子情報による意見交換等を可能とする機能と、キー情報によって電子会議室における発言を検索可能とする機能と、各電子会議室に対するアクセスログの参照機能と、各電子会議室に対するアクセスランキングの参照機能と、電子会議室を管理運営する自治体の端末装置に対して、各電子会議室における不適切な発言を削除する管理処理を実行可能とする機能とを備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  15. 請求項2ないし14のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記設備予約手段は、自治体が運営管理する各種公共施設の住民による予約申請及び該申請の抽選を可能とするものであって、該設備予約手段は、予め設定された設備の使用予約状況を一覧で確認することができる機能と、該一覧で表示された設備予約状況を確認しながら、希望の設備予約を申請可能とする機能と、抽選によって利用者を決定する設備の場合に受け付けた申請に従って抽選処理を行って申請を許可する利用者を決定する機能とを備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  16. 請求項2ないし15のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子窓口手段は、自治体に対する各種手続き及び申請の受付となる窓口を実現するための機能を備えるものであって、該電子窓口手段は、予め利用者登録を行った地域住民に対して認証情報を発行する機能と、前記地域住民の端末装置からの要求に従って電子申請を行うための申請書のフォームをダウンロードさせる機能と、必要事項が入力された申請書を認証情報とともに受け付ける機能と、受け付けた電子申請と認証情報とを審査して該審査の結果を申請者の端末装置に対して通知する機能とを備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  17. 請求項2ないし15のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子窓口手段は、自治体に対する各種手続き及び申請の受付となる窓口を実現するための機能を備えるものであって、該電子窓口手段は、前記地域住民の端末装置方の要求に従って電子申請を行うための申請書のフォームをダウロードさせる機能と、必要な情報が入力された申請書を受信して該申請書の受理の処理を行う機能とを備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  18. 請求項2ないし17のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記イベント情報提供手段は、各種イベントないし催しものの情報を地域住民及び自治体内の前記端末装置から閲覧可能に設定する機能と、イベントないし催しものに対する参加申し込みを受け付ける機能と、前記自治体内の端末装置からイベント情報や催しもの情報をアップロードする処理を受け付ける機能とを備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  19. 請求項2ないし18のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記電子相談窓口提供手段は、自治体で受け付けている各種相談の窓口をホームページ上に設定する機能と、地域住民の端末装置から対象の電子相談窓口に対して送信された相談内容を受け付ける機能と、受け付けた相談内容を自治体担当の端末装置に提示する機能と、該相談内容に対する回答を相談者に閲覧可能な状態にアップロード可能とする機能とを備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  20. 請求項1ないし19のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムにおいて、前記サーバ装置は、グループ登録において、グループのメンバーから任意のユーザに対するグループ加入の勧誘、一般のユーザから特定のグループに対する参加申し込み、及びグループのメンバーの脱退申し込みを電子情報によって実行できる機能を備えることを特徴とするコミュニケーション活性化支援システム。
  21. 請求項1ないし20のいずれか1に記載のコミュニケーション活性化支援システムの機能をコンピュータに実現させるプログラム。
  22. 請求項21に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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