JP2004175657A5 - - Google Patents

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前記の目的を達成するために、本発明は、セルロースを含む繊維質物質と、セメントとを含有し、且つ20〜40体積%の気孔が存在する多孔質体であることを特徴とする。
すなわち、本発明においては、例えば、紙片を配合して発泡コンクリートとするようにしている。このため、紙片を消費することができるので、廃棄処理を行う紙片の分量を著しく減少することができるとともに、紙片を有効に循環再利用することもできる。
その上、紙片はセルロース等の繊維質がり込まれることによって構成されているので、この繊維質が発泡コンクリート内でフィラーとして作用する。このフィラー作用に基づいて、該発泡コンクリートが強度に優れたものとなる。また、気孔率が20〜40体積%と比較的大きいので、発泡コンクリートの重量が小さくなる。換言すれば、本発明に係る発泡コンクリートは、軽量ながらも優れた強度を示す。
また、本発明は、セルロースを含む繊維質物質と混合して原混合物とする工程と、
原混合物と、発泡剤によって発生した気泡を含むスラリーとを混合して撹拌する工程と、
撹拌混合物にさらにセメントを加えて撹拌する工程と、
を有し、
前記発泡剤は、得られる発泡コンクリートの気孔率が20〜40体積%となる量で添加されることを特徴とする。
例えば、紙の破砕物を使用する場合、該破砕物に水を十分含浸させることにより、スラリーと混合した際に気泡が消失することを回避することができ、軽量でありながら強度に優れた発泡コンクリートが得られるに至る。
必要に応じて、前記繊維質物質として紙の破砕物を用い、前記破砕物に土壌を混合して混合物を調製し、該混合物に水を含浸させて原混合物とするようにしてもよい。又は、水を含む前記原混合物と、発泡剤によって発生した気泡を含む前記スラリーとの混合物に対し、セメントと土壌とをさらに混合するようにしてもよい。
又は、土壌に代替して灰分を使用するようにしてもよい。すなわち、前記破砕物と灰分との混合物を調製して該混合物に水を含浸させて原混合物とするようにしてもよい。勿論、水を含む前記原混合物と、発泡剤によって発生した気泡を含むスラリーとの混合物に対し、セメントと灰分とをさらに混合するようにしてもよい。
本発明に係る発泡コンクリートによれば、紙片等のセルロースを含む繊維質物質や汚泥、灰分を配合するようにしている。このため、紙片や汚泥、灰分が同時且つ大量に消費されるので、廃棄処理を行う分量を著しく減少することができるとともに、資源の省資源化を図ることもできるという効果が達成される。
しかも、セルロースを含む繊維質物質を含有する発泡コンクリートは、この繊維質によって強度が向上するので、軽量でありながら高強度を示す。

Claims (13)

  1. セルロースを含む繊維質物質と、セメントとを含有し、且つ20〜40体積%の気孔が存在する多孔質体であることを特徴とする発泡コンクリート。
  2. 請求項1記載の発泡コンクリートにおいて、さらに、土壌を含有することを特徴とする発泡コンクリート。
  3. 請求項2記載の発泡コンクリートにおいて、前記土壌は、汚泥から得られたものであることを特徴とする発泡コンクリート。
  4. 請求項2又は3記載の発泡コンクリートにおいて、さらに、土壌に凝集剤が添加されていることを特徴とする発泡コンクリート。
  5. 請求項1記載の発泡コンクリートにおいて、さらに、灰分を含有することを特徴とする発泡コンクリート。
  6. 請求項5記載の発泡コンクリートにおいて、前記灰分が飛灰、焼却灰又は石炭灰であることを特徴とする発泡コンクリート。
  7. セルロースを含む繊維質物質と混合して原混合物とする工程と
    原混合物と、発泡剤によって発生した気泡を含むスラリーとを混合して撹拌する工程と、
    撹拌混合物にさらにセメントを加えて撹拌する工程と、
    を有し、
    前記発泡剤は、得られる発泡コンクリートの気孔率が20〜40体積%となる量で添加されることを特徴とする発泡コンクリートの製造方法。
  8. 請求項7記載の製造方法において、前記繊維質物質として紙の破砕物を用い、前記破砕物と土壌との混合物を調製して該混合物に水を含浸させて原混合物とすることを特徴とする発泡コンクリートの製造方法。
  9. 請求項7記載の製造方法において、前原混合物と、発泡剤によって発生した気泡を含む前記スラリーとの混合物に対し、セメントと土壌とをさらに混合することを特徴とする発泡コンクリートの製造方法。
  10. 請求項8又は9記載の製造方法において、前記土壌として汚泥を使用することを特徴とする発泡コンクリートの製造方法。
  11. 請求項7記載の製造方法において、前記繊維質物質として紙の破砕物を用い、前記破砕物と灰分との混合物を調製して該混合物に水を含浸させて原混合物とすることを特徴とする発泡コンクリートの製造方法。
  12. 請求項7記載の製造方法において、前原混合物と、発泡剤によって発生した気泡を含む前記スラリーとの混合物に対し、セメントと灰分とをさらに混合することを特徴とする発泡コンクリートの製造方法。
  13. 請求項11又は12記載の製造方法において、前記灰分として飛灰、焼却灰又は石炭灰を使用することを特徴とする発泡コンクリートの製造方法。
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