JP2004173142A - 移動体通信システムおよび移動体通信方法 - Google Patents

移動体通信システムおよび移動体通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】汎用ルータを使用できる安価な移動体通信システムを提供する。
【解決手段】移動体40の位置情報を管理する移動体位置管理装置17と、移動体40の位置情報が蓄積されていると共に、データの送信先アドレスを制御するルータ11と、ルータ11に接続され、移動体40位置情報と共に、移動体に向けて送信されたデータを、全基地局向けのデータにアドレスを変換するアドレス変換機14を有した中央局10と、中央局10から送信される位置情報に基づいて自局の通信エリア内に存在す移動体を検出すると共に、中央局10から送信されたデータが自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータであるか否かを判断し、自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータである場合は、当該移動体にデータを送信する複数の基地局30a,30b,・・・30nを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、新幹線の列車や高速道路を走行する自動車のように、既定の走行路線を走行する移動体同士の間、あるいは移動体と地上に設置された機器との間の通信を、IP( Internet Protocol )技術を用いて実現する移動体通信システムおよび移動体通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、移動体同士の間あるいは移動体と地上に設置された機器との間の通信(情報配信)を行う従来の移動体通信システムの概略構成を示す図である。
図において、100は中央局、110は中央局100に設置されたルータ(
router)であり、ルータ110はIPデータの行き先を制御する。
【0003】
また、120は上記ルータ110内で蓄積されている移動体の移動体の位置を管理するデータ(即ち、位置情報)、13a、13bは中央局100に設置され、移動体との間あるいは地上に設置された機器との間で通信(情報配信)を行う端末である。
なお、図では、端末は13a、13bの2台が示されているが、中央局100内の端末の設置台数はこれに限られるものではない。
また、200aおよび200bは中央局100の負荷を考慮して適宜配置されるサブ中央局、21aおよび21bはサブ中央局200aおよび200bにそれぞれ配置されたIPデータの行き先を制御するルータ、22a、22bはルータ21aおよびルータ21b内にそれぞれ蓄積されている移動体の位置を管理するデータ(即ち、移動体の位置情報)である。
【0004】
300a、300b、・・・300nは、移動体との間で電波の送受信により通信(情報配信)を行うための基地局である。
基地局300a、300b、・・・300nは、各基地局間で通信エリアが途絶えることがないように移動体の走行路線に沿って所定の間隔を有して配置されている。
また、31a、31b、・・・31nは、基地局300a、300b、・・・・300nにそれぞれ設置されるIPデータの行き先を制御するルータである。
【0005】
また、32a、32b、・・・32nは、基地局300a、300b、・・・・300nのそれぞれのエリア内に存在している移動体を管理している移動体管理データ、33a、33b、・・・33nは、基地局300a、300b、・・・・300nにそれぞれ設置され、無線(電波)により移動体との間でIPデータを送受信するための基地局設置無線機である。
また、400は移動体(例えば、列車)であり、41は移動体400内のIPデータの行き先を制御するルータである。
【0006】
また、42aおよび42bは移動体400内のデータをやり取りするための端末、43は各基地局との間で無線(電波)によりIPデータを送受信するための移動体設置無線機である。
なお、図では、移動体400内の端末は、42aおよび42bの2台が示されているが、端末の設置台数はこれに限られるものではない。
また、移動体400も1台に限られるものではなく、走行路線において複数の移動体が存在してもよいし、あるいは、一部の移動体に代わり、移動体と同様の構成を有し、基地局との間でIPデータの送受信が可能な地上に設置された機器であってもよい。
【0007】
次、図2に示した従来のシステムにおける動作について説明する。
いま、移動体400が、例えば、基地局300bの通信エリア内に入った場合を考える。
この場合、移動体400のルータ41から移動体設置無線機43bおよび基地局設置無線機33bを介して基地局300b内に設置されたルータ31bに移動体400の位置の登録要求を行い、ルータ31b内の移動体管理データ32bの更新を行う。
基地局300bのルータ31bは、移動体管理データ32bを更新した後、中央局100に設置のルータ110に移動体の位置情報を送信し、ルータ110は内部に蓄積している移動体位置情報120の更新を行う。
【0008】
中央局100に設置のルータ110は、移動体位置情報を更新した後、サブ中央局200aおよび200bにそれぞれ設置のルータ21aおよび21bに対して、移動体の位置更新情報を送信する。
サブ中央局200a、200bにそれぞれ設置されているルータ21aおよび21bは、受信した移動体の位置更新情報に基づいて、移動体の位置管理データ22aおよび22bの更新を行う。
以上により、中央局100のルータ110、各サブ中央局のルータ21aおよび21bおよび各基地局のルータ31a、31b、・・・31nは、移動体400が基地局間を移動してもその位置を常に把握できる。
【0009】
例えば、中央局100の端末13aから移動体400内の端末42bに対してIPデータを送信する場合の動作について説明を行う。
中央局100内のルータ120およびサブ中央局200a、200b内のルータ21a、21bは、全ての各移動体内の端末のホームアドレスと気付アドレスの2種類のアドレスが管理できるようになっており、予め移動体のホームアドレスが登録されている。
中央局100の端末13aから移動体400にIPデータを送信する場合に、中央局100の端末13aは移動体400の端末42bのホームアドレスを宛先にしてデータを送信する。
【0010】
中央局100のルータ110、サブ中央局200aおよび200bのルータ21aおよび21bでは、上記の移動体400の位置登録時に移動体400に対する送信データが位置されている基地局300b宛てに届くように、移動体400宛てのIPデータの宛先アドレス(即ち、気付アドレス)を登録する。
中央局100のルータ110は、届いた移動体400の端末42b宛てのIPデータに対して、上記気付アドレスを付加したデータ(即ち、気付けアドレスが付加されたIPデータ)を基地局300b宛てに送信する。
【0011】
送信された気付アドレスの付いたIPデータは、サブ中央局200a内のルータ21aを経由して基地局300bに届く。
基地局300b内に設置のルータ31bは、内部に蓄積している移動体判定用のデータである移動体管理データ32bと照合を行い、受信したIPデータが自基地局に存在する移動体400内の端末42b宛てのIPデータであると判定すると、受信データに付いていた気付アドレス部を削除し、宛先を端末42bのホームアドレス宛のIPデータとして、無線機33bに送信する。
基地局設置無線機33bから電波として送信されたデータは移動体400内の移動体設置無線機43で受信され、ルータ41に届き、ルータ41は端末42b宛てのIPデータと判断し、端末42b宛てに送信する。
そして、端末42bはルータ41から送信されたIPデータを受信する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述した通り、従来のIP技術による移動体通信システムでは、移動体が基地局間を移動する毎に、中央局、サブ中央局および基地局に設置しているIPデータの行先を制御するルータ内で管理している移動体の行先を示すルーティングテーブルを移動体の位置が変化するに従って変更する必要があり、かつ、移動体向けの送信データの宛先を、ホームアドレス、気付アドレスと言う2種類のアドレスで管理し、移動体向けのデータ(ホームアドレス宛てのデータ)を移動体の位置により決まる気付アドレス(基地局までの経路を規定するアドレス)を付加して送信し、電波で送信する前に気付アドレスを削除する機能に対応したルータを使用する必要があった。
【0013】
本発明は、従来ではルーティングテーブルを移動体の移動の変化により動的に変更することができ、かつ、移動体対応にホームアドレス、気付アドレスの2種類のアドレスを管理できるルータが必用であったのに対して、そのような機能を必要としない汎用のルータを使用した安価な移動体通信システムあるいは移動体通信方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る移動体通信システムは、通信エリアが連続するように複数の基地局が配置された走行路線を移動する移動体用の通信システムであって、
移動体がどの基地局の通信エリア内に存在するのかの位置情報を管理する移動体位置管理装置と、移動体の位置情報が蓄積されていると共に、データの送信先アドレスを制御するルータと、上記ルータに接続され、上記移動体の位置情報と共に、移動体に向けて送信されたデータを、全基地局向けのデータにアドレスを変換するアドレス変換機を有した中央局と、
上記中央局から送信される位置情報に基づいて自局の通信エリア内に存在す移動体を検出すると共に、上記中央局から送信されたデータが自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータであるか否かを判断し、自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータである場合は、当該移動体にデータを送信する複数の基地局を備えたものである。
【0015】
また、この発明に係る移動体通信方法は、通信エリアが連続するように複数の基地局が配置された走行路線を移動する移動体用の通信方法であって、
各基地局は常に自局内に存在する移動体を検知でき、移動体に対してデータを送信する場合は必ずデータが中央局を経由するようにし、中央局でデータを全基地局に対して送信できるようにアドレス変換し、各基地局において中央局から送信されてきたデータのアドレスを分析し、自局に存在する移動体向けのデータである場合は、当該移動体に対してデータを送信するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、従来のものと同一符号は、同一あるいは相当のものを表す。
実施の形態1.
図1は、移動体同士の間あるいは移動体と地上に設置された機器との間の通信(情報配信)を行う実施の形態1によるシステムの概略構成を示す図である。
図において、10は中央局、11は中央局10に設置されたルータ(router)であり、ルータ11はIPデータの行き先を制御する。
なお、一般的にルータ(router)とはネットワークで経路の選択や信号のやりとりの制御を行う機器のことである。
【0017】
また、12は上記ルータ11内で蓄積されている移動体の移動体の位置を管理するデータ(即ち、位置情報)、13a、13bは中央局100に設置され、移動体との間あるいは地上に設置された機器との間で通信(情報配信)を行う端末である。
なお、図では、端末は13a、13bの2台が示されているが、中央局10内の端末の設置台数はこれに限られるものではない。
また、14はルータ11に接続されるアドレス変換機、15はアドレス変換機14に接続されるLANスイッチ、16はアドレス変換機14内に記憶されている全移動体の宛先を示すデータ(移動体アドレス表)、17は中央局10に設置され、移動体の位置情報を管理する移動体位置管理装置である。
【0018】
30a、30b、・・・30nは移動体との間で電波の送受信により通信(情報配信)を行うための基地局である。
基地局30a、30b、・・・30nは、各基地局間で通信エリアが途絶えることがないように移動体の走行路線に沿って所定の間隔を有して配置されている。
34a、34b、・・・34nは、各基地局30a、30b、・・・30nにそれぞれ設置され、中央局10のLANスイッチ15から送られてきたIPデータを受けるLANスイッチである。
【0019】
35a、35b、・・・35nは、LANスイッチ34a、34b、・・・34nにそれぞれ接続され、中央局10から送られてきたIPデータを分析し、自基地局(自局)の通信エリア内に存在する移動体向けのデータであるかどうかを判断し、自基地局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータである場合は、自基地局内の基地局設置無線機33a、33b、・・・33nにそれぞれデータを送信する基地局制御装置である。
また、36a、36b、・・・36nは、基地局制御装置35a、35b、・・・35n内にそれぞれ記憶されている自基地局の通信エリア内に存在する移動体を識別する為の移動体判定用データである。
【0020】
40は移動体であり、41は移動体40内に設置されたIPデータの行先を制御するルータ、42aおよび42bは移動体40内に設置されたデータをやり取りする端末、43は移動体40内に設置された電波を送受信する移動体設置無線機、44は移動体40内に設置され、基地局間移動を検出した位置登録要求を送信する移動体制御装置ある。
なお、図1では、移動体40内の端末は、42aおよび42bの2台が示されているが、端末の設置台数はこれに限られるものではない。
また、移動体40も1台に限られるものではなく、複数の移動体が存在してもよいし、一部の移動体に代わり、移動体と同様の構成を有し、基地局との間でIPデータの送受信が可能な地上に設置された機器であってもよい。
【0021】
次に、図1に示した本実施の形態による移動体通信システムの動作について説明する。
図1において、移動体40内の移動体制御装置44は、基地局間を移動したことを検出すると、中央局10の移動体位置管理装置17に対して、位置登録録要求とて、例えば、移動体40の宛先番号、進入した基地局を示す基地局番号を送信する。
移動体位置管理装置17は、移動体40より送信された上記データを元に位置管理データの更新を行い、更新後のデータを全基地局の基地局制御装置35a、35b、・・・35n宛てに送信する。
【0022】
基地局制御装置35a、35b、・・・35nは、受信した移動体の位置更新情報を元に装置内に蓄積している自基地局内に存在する移動体判定用データ36a、36b、・・・36nの更新を行う。
いま、例えば、中央局10に設置された端末13aから移動体40内に設置された端末42bに対してデータを送信する場合、中央局10の端末13aから移動体40の端末42bの宛先を示すアドレスを付けて狙い撃ち(ユニキャスト)でIPデータを送信する。
【0023】
中央局10内に設置のルータ11は、予め全ての移動体内の端末向けIPデータがアドレス変換機14に対して流れるように設定しておく。
また、中央局10内に設置した端末13aから移動体40内に設置の端末42bへ送信されたIPデータもアドレス変換機14に送信される。
アドレス変換機14は、内部に蓄積している移動体アドレス表16と受信したIPデータ内に記録されている移動体40の端末42bを示すアドレスを照合し、当該データが移動体向けのIPデータと判断する。
【0024】
アドレス変換機14は、移動体向けIPデータと判断した場合は当該データをユニキャストデータからブロードキャストデータに変換し、中央局10内に設置のLANスイッチ15に対してIPデータを送信する。
中央局10内に設置のLANスイッチ15は、ブロードキャストデータとして受信したデータを全基地局30a、30b、・・・30n向けに送信を行う。
各基地局30a、30b、・・・30n内にそれぞれ設置のLANスイッチ35a、35b、・・・35nは、中央局10内に設置のLANスイッチ15から送信されたIPデータを受信し、基地局制御装置35a、35b、・・・35nへ送信する。
【0025】
移動体40が基地局30bの通信エリア内に存在する場合、基地局30b内に設置された基地局制御装置35bは、装置内に蓄積している移動体判定用データ36bと、受信したIPデータ内に記録されている移動体40宛てのアドレスを照合し、一致すれば、自基地局内に存在する移動体宛てデータであると判断し、IPデータを基地局設置無線機33bに送信し、基地局設置無線機33bは電波としてIPデータを送信する。
【0026】
また、基地局制御装置35a、・・・35nは、それぞれ装置内に蓄積している移動体判定用データ36a、・・・36nと、受信したIPデータ内に記録されている移動体40宛てのアドレスを照合し、一致しなければ、自基地局内に存在しない移動体宛てデータであると判断して、それぞれの基地局設置無線機33に対してデータを送信し、この時点でデータが消滅する。
【0027】
移動体40に設置された移動体設置無線機43は、基地局30bに設置された基地局設置無線機33bから出力された電波を受信し、受信したデータをIPデータして移動体制御装置44に送信し、移動体制御装置44は移動体40内設置のルータ41にIPデータを送信する。
ルータ41は、受信したIPデータのアドレスを調べ、移動体40に設置の端末42宛てのデータと判断し、端末42bに対してIPデータを送信する。
端末42bは、ルータ41より送信されたIPデータを受信する。
【0028】
以上説明したように、本実施の形態に係る移動体通信システムは、通信エリアが連続するように複数の基地局が配置された走行路線を移動する移動体用の通信システムであって、
移動体40がどの基地局の通信エリア内に存在するのかの位置情報を管理する移動体位置管理装置17と、移動体40の位置情報が蓄積されていると共に、データの送信先アドレスを制御するルータ11と、ルータ11に接続され、移動体40の位置情報と共に、移動体40に向けて送信されたデータを、全基地局向けのデータにアドレスを変換するアドレス変換機14を有した中央局10と、中央局10から送信される位置情報に基づいて自局の通信エリア内に存在す移動体40を検出すると共に、中央局10から送信されたデータが自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータであるか否かを判断し、自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータである場合は、当該移動体にデータを送信する複数の基地局を備えているので、従来では、移動体に対応するホームアドレスと気付けアドレスの2種類のアドレスを管理でき、ルーティングテーブルを移動体の移動の変化により動的に変更できるルータが必用であったのに対して、本発明ではルーティングテーブルを動的に変更しなくてもよい安価な汎用のルータを使ってシステムを構築できる。
【0029】
【発明の効果】
この発明による移動体通信システムは、通信エリアが連続するように複数の基地局が配置された走行路線を移動する移動体用の通信システムであって、
移動体がどの基地局の通信エリア内に存在するのかの位置情報を管理する移動体位置管理装置と、移動体の位置情報が蓄積されていると共に、データの送信先アドレスを制御するルータと、上記ルータに接続され、移動体の位置情報と共に、移動体に向けて送信されたデータを、全基地局向けのデータにアドレスを変換するアドレス変換機を有した中央局と、中央局から送信される位置情報に基づいて自局の通信エリア内に存在す移動体を検出すると共に、中央局から送信されたデータが自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータであるか否かを判断し、自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータである場合は、当該移動体にデータを送信する複数の基地局を備えているので、移動体に対応するホームアドレスと気付けアドレスの2種類のアドレスを管理する必要がなく、ルーティングテーブルを動的に変更しなくてもよい汎用のルータを使用できる安価な移動体通信システムを提供できる。
【0030】
また、この発明による移動体通信方法は、通信エリアが連続するように複数の基地局が配置された走行路線を移動する移動体用の通信方法であって、
各基地局は常に自局内に存在する移動体を検知でき、移動体に対してデータを送信する場合は必ずデータが中央局を経由するようにし、中央局でデータを全基地局に対して送信できるようにアドレス変換し、各基地局において中央局から送信されてきたデータのアドレスを分析し、自局に存在する移動体向けのデータである場合は、当該移動体に対してデータを送信するので、移動体に対応するホームアドレスと気付けアドレスの2種類のアドレスを管理する必要がなく、ルーティングテーブルを動的に変更しなくてもよい汎用のルータを使用できる安価な移動体通信方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による移動体通信システムの概略の構成を示す図である。
【図2】従来の移動体通信システムの概略の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 中央局 11 ルータ
12 移動体位置情報 13a、13b 中央局の端末
14 アドレス変換機 15 LANスイッチ
16 移動体アドレス表 17 移動体位置管理装置
30a、30b、・・・30n 基地局
33a、33b、・・・33n 基地局設置無線機
34a、34b、・・・34n LANスイッチ
35a、35b、・・・35n 基地局制御装置
36a、36b、・・・36n 移動体判定用データ
40 移動体 41 ルータ
42a、42b 移動体内の端末 43 移動体設置無線機
44 移動体制御装置

Claims (2)

  1. 通信エリアが連続するように複数の基地局が配置された走行路線を移動する移動体用の通信システムであって、
    移動体がどの基地局の通信エリア内に存在するのかの位置情報を管理する移動体位置管理装置と、移動体の位置情報が蓄積されていると共に、データの送信先アドレスを制御するルータと、上記ルータに接続され、上記移動体の位置情報と共に、移動体に向けて送信されたデータを、全基地局向けのデータにアドレスを変換するアドレス変換機を有した中央局と、
    上記中央局から送信される位置情報に基づいて自局の通信エリア内に存在す移動体を検出すると共に、上記中央局から送信されたデータが自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータであるか否かを判断し、自局の通信エリア内に存在する移動体向けのデータである場合は、当該移動体にデータを送信する複数の基地局を備えたことを特徴とする移動体通信システム。
  2. 通信エリアが連続するように複数の基地局が配置された走行路線を移動する移動体用の通信方法であって、
    各基地局は常に自局内に存在する移動体を検知でき、移動体に対してデータを送信する場合は必ずデータが中央局を経由するようにし、中央局でデータを全基地局に対して送信できるようにアドレス変換し、各基地局において中央局から送信されてきたデータのアドレスを分析し、自局に存在する移動体向けのデータである場合は、当該移動体に対してデータを送信することを特徴とする移動体通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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