JP2004171385A - Alarm and monitoring system for apartment house - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、共同住宅における自動火災報知設備およびインターホン設備を複合させた警報監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
共同住宅では、各住戸と管理室とに住戸機(住宅情報盤)および管理室機からなるインターホン設備が設けられ、各住戸の居住者と管理員との間でインターホンを通じて連絡が取れるようになっている。(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−69181号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のインターホン設備では、セキュリティ機能として住戸内に異常が発生して警報音を鳴動しているときに、管理室からインターホンで呼出しがあっても、住戸機において警報音が優先され、呼出動作が行えなかった。居住者が在宅の場合には、インターホンによる呼出しよりも、まず異常状態に対処することが優先されるのは、その点において実情に即しているものである。
【0005】
しかし、警報音の鳴動中において、居住者が在宅であればその警報に対する処置を行い、事後に不要な警報は居住者の操作によって停止されるが、不在のときには警報音を停止する者がいなくなってしまう。住戸外からは警報音の発生している住戸に居住者が居て異常に対処しているところなのか、それとも単に不在なのかは不明であり、警報中は、住戸外からの肉声による呼び掛けにも反応しずらく、近隣住戸の居住者等に認識されて管理員が確認しようとする段階においても、住戸内での警報音停止操作が必要となってしまう。
【0006】
したがって、共同住宅における自動火災報知設備およびインターホン設備を複合させた警報監視システムにおいて、住戸内の警報音を住戸外から停止できるシステムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少なくとも複合盤と複数の住宅情報盤とを有する共同住宅警報監視システムにおいて、前記複合盤は、前記住宅情報盤が警報を発しているときに、該警報音を停止させる警報音停止スイッチを備えていることを特徴とするものであり、さらには、複合盤と複数の住宅情報盤とが一対の伝送線で接続されており、前記複合盤は、警報音停止スイッチの操作入力があるときに、前記伝送線を介して部屋番号を指定した警報音停止信号を送出し、指定された部屋番号の住宅情報盤は、前記伝送線から前記警報音停止信号を受信するときに、警報音の鳴動を停止するものである。
【0008】
そして、部屋番号の指定は、複合盤がセキュリティ監視機能に基づく作動信号を受信している送信元の部屋番号、あるいは、複合盤盤面からの操作入力による部屋番号のいずれかであり、また、各住宅情報盤は、警報音の鳴動中には、前記警報音停止信号の受信後においてインターホン機能の呼出信号を受信するときに、呼出動作を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を利用する実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明を利用する共同住宅用警報監視複合システムのシステム系統図、図2および図3は図1に用いられる複合盤、住宅情報盤および集合玄関機についてのブロック構成図である。
【0010】
図1において、10は複合盤、20は集合玄関機、30は住宅情報盤、50はドアホン、61は熱式や煙式等の火災感知器、62はガス漏れ検知器、63は防犯スイッチ、64は非常呼出スイッチ、65は共用部に設けられる火災感知器、66は共用部に設けられる防排煙機器等の制御装置、70は映像アダプタ、L1は伝送線、L2は通話線、L3は映像線、L4はドアホン50への通話線、L5はドアホン50への制御線、L61、L62、L63、L64、L65およびL66はそれぞれ信号線である。
【0011】
複合盤10は、インターホン設備の通話制御装置としての通話制御機能と、テレビモニタシステムを提供するためのモニタ制御機能と、自動火災報知設備の火災受信機としてのセキュリティ監視機能とを有し、共同住宅の管理室等に設置される。
【0012】
集合玄関機20は、共同住宅への訪問者が操作して各住戸を呼出すための装置であって、共同住宅の集合玄関等に設置される。
【0013】
住宅情報盤30は、セキュリティ監視機能に必要な、火災感知器61、ガス漏れ検知器62、防犯スイッチ63、非常呼出スイッチ64等がそれぞれ信号線L61、L62、L63およびL64を介して接続されて各住戸に設置されるとともに、各住宅情報盤30は伝送線L1、通話線L2および映像線L3を介して複合盤10に接続されている。
【0014】
ドアホン50は、通話線L4および制御線L5を介して住宅情報盤30に接続されて、各住戸の玄関等に設置される。
【0015】
火災感知器65は、集合玄関、ホール、廊下、機械室、集会室等の共同住宅の共用部に設けられるものであり、また、制御装置66は、地区ベル装置、防排煙装置、消火装置等の火災発生時に制御される被制御機器であり、火災感知器65同様に共同住宅の共用部に設けられるものである。
【0016】
映像アダプタ70は、映像線L3へ接続および切離しを制御するために各住宅情報盤30に対応する各位置に設置されている。
【0017】
このような構成によって実現される各種機能について簡単に説明すると、通話制御機能において、複合盤10が集合玄関機20から例えば801号室の呼出信号を受信すると、複合盤10は、伝送線L1を介して呼出信号を801号室の住宅情報盤30に送信し、801号室の住宅情報盤30から応答信号を受信して、集合玄関機20および801号室の住宅情報盤30に接続信号を送信して、通話線L2に集合玄関機20および801号室の住宅情報盤30がそれぞれ接続して、通話線L2を介して通話路を形成する。
【0018】
また、映像制御機能において、上記通話制御機能の動作を利用し、接続信号を受信した例えば801号室の住宅情報盤30は、映像アダプタ70を介して映像線L3に接続して、集合玄関機20から送信される映像信号を映像線L3から受信する信号経路を形成する。
【0019】
また、セキュリティ監視機能について、ガス漏れ検知器62、防犯スイッチ63、非常呼出スイッチ64等の動作に基づくセキュリティ信号を住宅情報盤30から複合盤10が受信すると、複合盤10は、送信した住宅情報盤30が設置されている住戸の部屋番号やセキュリティ信号の種別等を表示および警報する。
【0020】
同様に、セキュリティ監視機能の一部として火災警報制御機能を備え、火災感知器61の作動に基づき住宅情報盤30から火災信号を複合盤10が受信すると、送信した住宅情報盤30が設置されている部屋番号および火災の旨の表示および警報を行うとともに、複合盤10から部屋番号を特定した警報信号を送出し、火災発生階とその直上階の住戸に設置されている住宅情報盤30が警報信号の部屋番号から判別して火災警報を発する。
【0021】
つぎに、複合盤10において、11は監視制御部、12は表示部、13は操作部、14は通話回路、15は送受話器、16はスピーカ、17は映像制御部、18はテレビモニタ、19は受信制御部である。
【0022】
監視制御部11は、図示しないが、CPUやメモリを有し、インターホン設備と自動火災報知設備とにおける伝送制御、通話制御、セキュリティ監視制御、火災監視警報制御、遠隔試験制御等を行う。
【0023】
表示部12は、インターホン設備と自動火災報知設備とに関係する各種表示灯と、LCD等の表示器とを有し、監視制御部11の制御によって各種表示を行う。
【0024】
操作部13は、インターホン設備と自動火災報知設備とに用いられるテンキー等の各種操作スイッチを有する。
【0025】
通話回路14は、複合盤10が設けられる管理室等から管理員がインターホン通話を行うものであり、送受話器15を有する。
【0026】
映像制御部17は、集合玄関機20からの映像線L3を介して、映像信号を受信し、各住宅情報盤30への映像線L3へその映像信号を送出するモニタ制御を行うとともに、受信した映像信号を複合盤10盤面のテレビモニタ18に映出できるようになっている。
【0027】
また、住宅情報盤30において、31は警報受信回路、33は警報音響回路、34は通話回路、35は送受話器、36は表示部、37は操作部、39は制御部、40はスピーカ、41は映像回路、42はテレビモニタ、43は映像切換制御回路、44は通話切換回路である。
【0028】
警報受信回路31は、火災感知器61、ガス漏れ検知器62、防犯スイッチ63、非常呼出スイッチ64等が接続されて、それらからの信号入力を監視している。
【0029】
警報音響回路33は、各種の警報内容等の音響および音声データを記憶した図示しないメモリ、音声合成回路およびアンプ等を有するものである。
【0030】
通話回路34は、住戸内から居住者がインターホン通話を行うものであり、送受話器35を備えるとともに、通話切換回路44を介して通話線L2またはL4に接続が行われる。
【0031】
操作部37は、詳細に示さないが、管理室(複合盤10)を呼出す呼出スイッチや集合玄関ドア解錠スイッチ等の各種スイッチを有する。
【0032】
制御部39は、詳細に示さないが、CPUやメモリを有し、伝送線L1を介して複合盤10との間で各種伝送制御を行い、住宅情報盤30全体の監視制御を行う。
【0033】
映像回路41は、映像線L3に送出される映像信号をテレビモニタ42に映出するものであり、住居内の居住者が集合玄関等に来訪した来客の顔や姿等を確認する。そして、映像回路41の映像線L3への接続は、映像線L3の所定位置にそれぞれ設けられている映像アダプタ70への切換制御を行う映像切換回路43からの切換出力による。
【0034】
また、図2のドアホン50において、51は呼出スイッチ、52はマイク、53はスピーカ、54は通電表示灯である。
【0035】
つぎに、図4によって複合盤10の表示部12および操作部13に関する盤面の一部を説明する。図4は、複合盤10の盤面のうち、インターホンによる呼出しに関するブロックを示すものであり、その他の自動火災報知設備としての火災表示や音声警報等に関するブロックも、図示しないが存在する。また、盤面としては、ハンドセット、スピーカ孔、LCD画面等も存在する。
【0036】
81は部屋番号表示部、82はテンキー、83はメモリ灯、84はメモリセットスイッチ、85はメモリリセットスイッチ、86は住戸音響停止スイッチ、87は緊急呼出スイッチ、88は一斉放送スイッチ、89は警報復旧スイッチ、90は呼出スイッチ、91は取消スイッチ、92は解錠スイッチ、93は解錠灯である。
【0037】
部屋番号表示部81は、通話相手の部屋番号やその他機能操作時入力された部屋番号を表示するものである。
【0038】
テンキー82は、呼出先の部屋番号等、数字入力が必要なときに用いる必要なキー群である。
【0039】
メモリ灯83は、いすれかの住宅情報盤30から呼出しがあり呼出情報が記憶部Mに記憶されているときに、呼出情報有りを示す表示灯である。
【0040】
メモリセットスイッチ84は、呼出情報が記憶部Mに記憶されているときに、呼出情報の部屋番号を部屋番号表示部81に表示させるためのスイッチであり、複数の呼出情報が記憶されているときには、メモリセットスイッチ84の再操作によって順送り的に表示される。なお、送受話器15を取り上げたオフフックの状態で、メモリセットスイッチ84を操作する場合、部屋番号表示部81に表示された部屋番号の住宅情報盤30に複合盤10から呼出し有りの呼出情報を、住宅情報盤30側に記憶させることができる。
【0041】
メモリリセットスイッチ85は、記憶部Mに記憶されている呼出情報の部屋番号を部屋番号表示部81に表示させた状態で操作するときに、その呼出情報を消去することができるスイッチであり、呼出情報が不要な場合に用いるものである。なお、送受話器15を取り上げたオフフックの状態で、メモリリセットスイッチ85を操作する場合、部屋番号表示部81に表示された部屋番号の住宅情報盤30にセットした住宅情報盤30側の呼出情報を消去することができる。
【0042】
住戸音響停止スイッチ86は、各住宅情報盤30のセキュリティ監視の結果として住戸内に異常を警報している場合に、その警報音を停止させるスイッチである。
【0043】
緊急呼出スイッチ87は、いずれかの住宅情報盤30において異常発生時に、複合盤10から緊急に該当住宅情報盤30を呼出すときに操作するスイッチであり、通話線L2が使用中であってもそれを開放してインターホン通話を可能とする。
【0044】
一斉放送スイッチ88は、住宅情報盤30全てに話し掛けるときに用いるスイッチであり、このスイッチ88を押圧することで、全ての住宅情報盤30が通話線L2に接続されて、通話内容を全住戸に流すことができるものである。
【0045】
警報復旧スイッチ89は、住宅情報盤30のセキュリティ機能による警報発生時に、安全を確認してから平常の監視状態に戻すときに操作されるスイッチである。
【0046】
呼出スイッチ90は、インターホン通話を行うときに、テンキー82から部屋番号を入力してから操作することによって、部屋番号表示部81に表示した部屋番号の住宅情報盤30を呼出すスイッチである。
【0047】
取消スイッチ91は、テンキー82からの部屋番号入力を誤ったときに、その入力を取り消すためのスイッチであり、部屋番号表示部81の表示がクリアされて未入力状態に戻るものである。
【0048】
解錠スイッチ92は、図示しない集合玄関の扉を遠隔的に開放することができるスイッチであり、この集合玄関の扉は、詳細に説明しないが、オートロックで自動的に鎖錠されるようになっている。
【0049】
解錠灯93は、図示しない集合玄関の扉が開放されているときに点灯する表示灯である。
【0050】
つぎに、上記構成による実施の形態の動作について、説明する。
【0051】
図5は、図1における複合盤10に関する動作を概略的に示したフローチャートであり、また、図6は、図1における住宅情報盤に関する動作を概略的に示したフローチャートである。
【0052】
このシステムの基本的動作として、集合玄関機20と各住宅情報盤30との間、複合盤10と各住宅情報盤30との間、および、集合玄関機20と複合盤10との間における通話制御が行われる。そのうちで、集合玄関機20からいずれかの住宅情報盤30を呼び出して通話する場合として説明する。
【0053】
例えば、301号室を訪問する来客が集合玄関に設けられている集合玄関機20の図示しないテンキーによって「301」を入力し、図示しない呼出スイッチを操作すると、集合玄関機20は、301号室の集合玄関機20からの呼出しに関する呼出信号が伝送線L1を介して複合盤10に送信される。また、集合玄関機20は、図示しないテレビカメラをオンして来客の撮影を開始し、その映像を映像信号として、映像線L3を介して複合盤10に送出する。
【0054】
複合盤10の監視制御部11は、呼出信号を受信すると(S12)、集合玄関機20から301号室を呼出すことを判別し、301号室のアドレスを付加して伝送線L1に通話制御信号を送信し、また、映像制御部17を起動させて集合玄関機20から受信した映像信号を映像線L3に送出する(S13)。
【0055】
上記通話制御信号を受信した301号室の住宅情報盤30の制御部39は、受信した通話制御信号から自己への呼出しであることを判別して(S32)、スピーカ40から呼出音を発生し、また、表示部36に集合玄関からの呼出しを示し、映像回路41を起動して映像切換回路43を介して映像アダプタ70へ切換出力を行う。
【0056】
この切換出力による映像アダプタ70の切換接続により、映像回路41は映像線L3に接続されて、集合玄関機20のカメラ機能として図示しないテレビカメラが撮影した映像信号を受信して、テレビモニタ42へ表示する(S33)。
【0057】
そして、301号室の居住者がテレビモニタ42に映出された映像から来客の顔等を確認し、送受話器35が持ち上げられると、制御部39は、自己アドレスを付加した伝送信号としてオフフック信号を、伝送線L1を介して複合盤10に送信し、また、切換回路44に切換出力を行い、通話回路34を通話線L2に接続させる(S33)。
【0058】
伝送信号としてオフフック信号を受信した複合盤10の監視制御部11は、集合玄関機20に上記と同様の通話制御信号を送信し、集合玄関機20の図示しない通話回路をオンさせる(S13)。これによって、集合玄関機20の前に存在する来客と、301号室の居住者との間でインターホン通話が行われる。
【0059】
通話が終わり、居住者が送受話器35を戻してオンフック状態となると、301号室における住宅情報盤30の制御部39は、自己アドレスを付加した伝送信号としてオンフック信号を、伝送線L1を介して複合盤10に送信し、また、通話切換回路44への切換出力を停止して通話回路34を通話線L2から切離し、同様に、映像切換制御回路43を介して映像アダプタ70への切換出力を停止して、映像回路41を映像線L3から切離し、それぞれ元の状態へ復帰する(S33)。
【0060】
伝送信号としてオンフック信号を受信した複合盤10の監視制御部11は、集合玄関機20に伝送信号として通話終了信号を送信し(S13)、集合玄関機20は、図示しない通話回路、映像回路、テレビカメラ等をオフして元の状態に復帰する。
【0061】
なお、その他の場合のインターホン通話も、上記と同様の通話制御およびモニタ制御がなされる。
【0062】
次に、この実施の形態におけるセキュリティ監視処理として、非常呼出スイッチ64が操作された場合について説明する。
【0063】
例えば、401号室で非常呼出スイッチ64が作動すると、401号室の住宅情報盤30において、警報受信回路31が非常呼出スイッチ64の作動信号を検出して制御部39に入力させ(S31)、制御部39は、自己のアドレスを付加した伝送信号としての非常呼出信号を、伝送線L1を介して複合盤10に送信する(S39)。
【0064】
この非常呼出信号を受信した複合盤10の監視制御部11は、伝送線L1を介して受信した伝送信号から、401号室からの非常呼出信号であることを判別し(S14)、表示部12の図示しない非常呼出の表示灯を点灯させ、また、401号室から非常呼出があったことを図示しないLCDに文字表示し、さらに、スピーカ16から警報音および非常呼出の旨の音声警報を出力する(S15)。
【0065】
この非常呼出の旨を複合盤10から認識した共同住宅の管理員は、現場確認を行って、異常がない、あるいは異常が解消されたことを確認し、事態が平常化して複合盤10の操作部13への復旧入力により元の状態に戻す。
【0066】
この管理員による現場確認の方法として、信号送出元の住戸へ赴くことが一番であるが、高層マンションのような場合に管理室から最上階等までは移動時間が長く、居住者からの連絡等でまずインターホン通話により状況が確認できることがある。
【0067】
そこで、この実施の形態によるシステムでは、上記のように401号室からの非常呼出信号を受信した場合に、複合盤10の表示部12から管理員が非常呼出信号を認識し、401号室をインターホンで呼出すことができる。
【0068】
ここで、複合盤10が非常呼出信号を受信した時点では、401号室内に、住宅情報盤30のスピーカ40から警報音が鳴動中である。この状態では、複合盤10から401号室の住宅情報盤30に対してインターホン通話を行おうとしても、住宅情報盤30において警報動作が優先されてしまう。
【0069】
このとき、管理員は、複合盤10の盤面からテンキー82によって「401」を入力し、部屋番号表示部81に「401」を表示させ、住戸音響停止スイッチ86を押圧操作する。この操作によって、複合盤10の監視制御部11は、住戸音響停止操作が行われたことを判別し(S11)、401号室のアドレスを付加して伝送信号としての住戸音響停止信号を伝送線L1に送信する(S24)。
【0070】
上記住戸音響停止信号を受信した401号室の住宅情報盤30の制御部39は、受信した通話制御信号から自己への住戸音響停止であることを判別して(S31)、スピーカ40からの警報音を停止する(S39)。
【0071】
そして、管理員は、上記住戸音響停止操作に引続き、緊急呼出操作を行う。すなわち、管理員は、複合盤10の盤面からテンキー82によって「401」を入力し、部屋番号表示部81に「401」を表示させ、緊急呼出スイッチ87を押圧操作する。この操作によって、複合盤10の監視制御部11は、緊急呼出操作が行われたことを判別し(S11)、401号室のアドレスを付加して伝送線L1に緊急呼出信号を送信する(S24)。
【0072】
なお、この緊急呼出動作において、住戸音響停止操作に連続するときに、住戸音響停止動作時の部屋番号を特定の記憶手段に一時保存し、緊急呼出動作において一時保存した部屋番号を利用して緊急呼出動作を行ってもよく、部屋番号入力の手間を1回分減らすことができる。
【0073】
上記緊急呼出信号を受信した各住宅情報盤30の制御部39は、インターホン通話が成立していても、通話切換回路44への切換出力を停止し、通話回路34を通話線L2から切離させる。また、映像回路41を停止して映像切換制御回路43を介して映像アダプタ70へ切換出力を停止する。そして、緊急に呼出したい401号室の住宅情報盤30の制御部39は、受信した緊急呼出信号から自己への呼出しであることを判別して、スピーカ40から呼出音を発生し、また、表示部36に緊急呼出しを表示する(S39)。
【0074】
そして、401号室の居住者によって、緊急事態ながらも送受話器35が持ち上げられると(S31)、制御部39は、自己アドレスを付加した伝送信号としてオフフック信号を、伝送線L1を介して複合盤10に送信し、また、通話切換回路44に切換出力を行い、通話回路34を通話線L2に接続させる(S33)。
【0075】
伝送信号としてのオフフック信号を受信した複合盤10の監視制御部11は、通話回路14をオンさせ、これによって、複合盤10による管理員と、401号室の住宅情報盤30による居住者との間でインターホン通話を行うことが可能となる。
【0076】
このようにして、管理員が直接住戸の居住者とインターホン通話でき、状況が確認できれば、わざわざ非常呼出信号のあった住戸まで赴いて確認する必要はなくなる。
【0077】
なお、この緊急呼出スイッチ86による動作に住戸音響停止の動作を含めることもできる。すなわち、緊急呼出しの際に警報音が鳴動中の場合は多く、自己の部屋番号が指定された緊急呼出信号を受信した住宅情報盤30が、上記のように警報音を停止し、その後にインターホン呼出音を鳴動させる動作を行うことにより、管理員の操作として、部屋番号のテンキー82が1回で済み、2回入力する必要はなくなる。これは、緊急時において、迅速な操作でかつ誤入力の機会が削減されるという大きな効果がある。
【0078】
つぎに、火災監視警報処理の動作について、例えば601号室で火災が発生した場合について説明する。
【0079】
601号室の火災感知器61が作動し、火災信号を出力すると、601号室の住宅情報盤30の警報受信回路31が火災信号を受信して(S34)、制御部39は、警報音響回路33の図示しない音声合成回路を制御してスピーカ40から「この住戸で火災感知器が作動しました」のような音声警報を発する(S35)。
【0080】
この住宅情報盤30からの音声警報によって、601号室の居住者が住戸内を確認して、誤報または火災の初期消火ができれば住宅情報盤30の図示しない復旧スイッチを操作して復旧操作を行えばよいが、初期消火が無理な火災の場合には住宅情報盤30の図示しない火災確定スイッチを操作して火災確定入力を行い、制御部39は、自己のアドレスを付加した伝送信号としての火災信号を、伝送線L1を介して複合盤10へ送信する(S35)。なお、601号室が不在等の火災確定入力がない場合であっても、制御部39は、警報受信回路31への火災感知器61からの火災信号の入力から所定時間(例えば2分等)の経過によって、上記のように伝送信号としての火災信号を送信する。
【0081】
伝送信号を受信した複合盤10の監視制御部11は、601号室からの火災信号であることを判別して(S16)、表示部12の図示しない火災の表示灯を点灯させ、また、601号室から火災があることを図示しないLCDに文字表示し、さらに、スピーカ16から警報音および火災の旨の音声警報を出力する(S17)。
【0082】
また、複合盤10の監視制御部11は、火災の発生した601号室と同一階である6階の各住戸の住宅情報盤30およびその直上階である7階の各住戸の住宅情報盤30に火災鳴動を行わせるため、フロア単位または個々の住宅情報盤30をアドレス指定した伝送信号としての警報制御信号を、伝送線L1を介して送信する(S17)。同時に、廊下等の共用部に制御装置66として地区ベル装置が設けられている場合、信号制御線L66を介して5階および7階の制御装置66に鳴動出力する(S17)。
【0083】
これによって、601号室を除く6階および7階の各住戸の住宅情報盤30において、制御部39が警報制御してスピーカ40から「601号室から火災が発生しました」等の火災警報を行う(S39)。
【0084】
そして、消防活動によって火災がなくなり、現状に復帰する際には、複合盤10の操作部13から図示しない火災復旧スイッチを操作するとともに、警報音を発している各住宅情報盤30の操作部37から図示しない火災復旧スイッチを操作する。これらによって、警報音を停止するとともに、警報の元となる非常事態を示す信号をクリアする。
【0085】
上記のように、この実施の形態における動作として、複合盤10の盤面において、テンキー82から部屋番号を入力して部屋番号表示部81に表示させ、住戸音響停止スイッチ85の押圧操作によって、その部屋番号の警報音を停止できることが示されているが、異なる方式を取ることもできる。
【0086】
なお、この実施の形態において、住戸音響停止信号を受信した住宅情報盤30は、音響停止状態を保持するものでなく、新たに異常が発生した場合、後続の警報が必要なときに再鳴動が可能とされている。また、住宅情報盤30に住戸音響停止信号をデータ保持して停止状態を維持するようにすることができるが、その場合は、複合盤10に住戸音響停止解除スイッチを追加して、複合盤10盤面から解除できるようにして、停止解除が自在にできることが好ましい。なお、停止状態の解除は住宅情報盤30に操作入力で解除できればよいが、解除忘れがないように、住宅情報盤30の制御部39にタイマ機能を設けて所定時間(例えば5分)で解除するようにしてもよい。
【0087】
まず第1の変形例として、複合盤10の監視制御部11では、セキュリティ監視機能を実現するため、伝送線L1を介して受信した伝送信号によって、どの部屋番号にどういった異常が発生しているかを認識し、図示しない記憶手段に情報として格納している。この図示しない記憶手段の情報を利用して、警報中の住戸の住宅情報盤30に住戸音響停止信号を送出することができる。
【0088】
すなわち、管理員が住戸音響停止スイッチ86を押圧操作することで、その操作入力を検知した監視制御部11が図示しない記憶手段の情報を読出し警報中の部屋番号を特定し、テンキー82に部屋番号を入力しなくとも、部屋番号を特定した住戸音響停止信号を、伝送線L1に送出することができる。このとき、図示しない記憶手段に複数の情報がある場合、各々の情報からそれぞれ住戸音響停止信号を出力する。
【0089】
また、第2の変形例として、部屋番号を特定しない住戸音響停止信号を出力することもできる。すなわち、管理員が住戸音響停止スイッチ86を押圧操作することで、そのまま監視制御部11が住戸音響停止信号を伝送線L1に送出し、非常呼出信号等を送出して警報中の住宅情報盤30は、この住戸音響停止信号に基づいて自己が鳴動中にそれを停止する動作を行うものである。
【0090】
これらの変形例においては、上記実施の形態に対して部屋番号を指定する手間がなく、管理員が簡便な操作で確実に住戸の警報音を停止できることになる。なお、当初の実施の形態においては、複数の住戸において警報音が鳴動中に、緊急呼出動作などによる対応を行う住戸の警報音は停止し、管理員が対処できない住戸については警報音の鳴動を継続させることができるという利点がある。そのため、異常状態の確認中は当初の実施の形態をベースとしながら、異常状態の解消後はいずれかの変形例を用いることができるように、選択的あるいは全てを組み合わせた実施の形態を用いることも効果的である。
【0091】
なお、この実施の形態において、住戸音響停止信号を受信した住宅情報盤30は、音響停止状態を保持するものでなく、後続の警報が必要な場合に、再鳴動が可能とされている。
【0092】
上記各実施の形態において、複合盤10の住戸音響停止スイッチ86は、警報音停止スイッチの一例であり、テンキー82は、部屋番号を指定する手段の一例である。なお、本発明の複合盤は、必ずしも実施の形態における複合盤10の機能を全て備えている必要はなく、例えばモニタ機能は必須でなく、操作制御盤として従来の管理室機および伝送制御の機能を備えていればよい。
【0093】
以上のように、本発明は、少なくとも複合盤と複数の住宅情報盤とを有する共同住宅警報監視システムにおいて、前記複合盤は、前記住宅情報盤が警報を発しているときに、該警報音を停止させる警報音停止スイッチを備えているので、管理員等が対処しようとするときに、警報音を停止させることが可能であり、住戸に対する肉声の呼掛けやインターホンでの呼出動作を可能とする。さらには、複合盤と複数の住宅情報盤とが一対の伝送線で接続されており、前記複合盤は、警報音停止スイッチの操作入力があるときに、前記伝送線を介して部屋番号を指定した警報音停止信号を送出し、指定された部屋番号の住宅情報盤は、前記伝送線から前記警報音停止信号を受信するときに、警報音の鳴動を停止するものであり、複合盤からの操作によって必要な住戸の住宅情報盤の警報音を停止することが可能である。
【0094】
そして、部屋番号の指定には、複合盤がセキュリティ監視機能に基づく作動信号を受信している送信元の部屋番号を利用することで、手入力の手間を省くことができ、また、複合盤盤面からの操作入力による部屋番号とするときには、対処しようとする住戸を指定できる。また、各住宅情報盤は、警報音の鳴動中には、前記警報音停止信号の受信後においてインターホン機能の呼出信号を受信するときに、呼出動作を行うことで、部屋番号入力を再度行う必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すシステム系統図。
【図2】図1の複合盤を示すブロック構成図。
【図3】図1の住宅情報盤を示すブロック構成図。
【図4】図1の複合盤盤面の一部を示す外観図。
【図5】図1の複合盤の動作を示すフローチャート。
【図6】図1の住宅情報盤の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 複合盤
11 監視制御部
13 操作部
30 住宅情報盤
39 制御部
40 スピーカ
82 テンキー
86 住戸音響停止スイッチ
L1 伝送線[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to an alarm monitoring system in which an automatic fire alarm system and an intercom system in an apartment house are combined.
[0002]
[Prior art]
In a multi-family apartment, an intercom system consisting of a dwelling unit (housing information panel) and a management room unit is installed in each dwelling unit and the management room, so that residents of each dwelling unit and managers can communicate with each other through the intercom. ing. (See, for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2000-69181 A
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional intercom equipment as described above, the alarm sound is given priority in the dwelling unit even if there is an intercom call from the control room when an alarm is sounding due to an abnormality occurring in the dwelling unit as a security function. , Could not be called. When the resident is at home, it is more realistic to deal with the abnormal state first than to call through the intercom.
[0005]
However, while the alarm is sounding, if the resident is at home, take action for that alarm, and after the fact, unnecessary alarms will be stopped by the resident's operation, but no one will stop the alarm when there is not. Would. It is unclear from outside the dwelling unit whether the resident is in the dwelling unit where the alarm sound is being generated and is coping with the abnormality, or whether it is just absent. It is difficult to respond, and even when the resident of the neighboring dwelling unit is recognized and the manager tries to confirm, it is necessary to stop the alarm sound in the dwelling unit.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a system for monitoring an alarm in a dwelling unit from outside the dwelling unit in an alarm monitoring system in which an automatic fire alarm system and an intercom system are combined in an apartment house.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to an apartment house alarm monitoring system having at least a composite panel and a plurality of house information panels, wherein the composite panel is configured to stop the alarm sound when the house information panel is issuing an alarm. A switch is provided, and furthermore, the composite panel and a plurality of house information panels are connected by a pair of transmission lines, and the composite panel has an operation input of an alarm sound stop switch. At one time, a warning sound stop signal specifying a room number is sent out via the transmission line, and the house information panel of the specified room number receives a warning sound stop signal from the transmission line when receiving the warning sound stop signal. This is to stop sounding.
[0008]
The designation of the room number is either the room number of the transmission source from which the composite panel receives the operation signal based on the security monitoring function, or the room number by operation input from the composite panel surface. During the sounding of the alarm sound, the house information panel performs a calling operation when receiving a calling signal of the intercom function after receiving the alarm sound stop signal.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a system diagram of a combined alarm / monitoring system for a residential complex utilizing the present invention, and FIGS. 2 and 3 are block diagrams of a complex panel, a house information panel, and a collective entrance machine used in FIG.
[0010]
In FIG. 1, 10 is a composite panel, 20 is a collective entrance machine, 30 is a house information panel, 50 is a door phone, 61 is a fire detector such as a thermal or smoke type, 62 is a gas leak detector, 63 is a security switch, 64 is an emergency call switch, 65 is a fire detector provided in the common area, 66 is a control device such as smoke prevention equipment provided in the common area, 70 is a video adapter, L1 is a transmission line, L2 is a communication line, and L3 is a communication line. A video line, L4 is a communication line to the
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
Briefly describing various functions realized by such a configuration, in the call control function, when the
[0018]
In the video control function, the
[0019]
When the
[0020]
Similarly, a fire alarm control function is provided as a part of the security monitoring function. When the
[0021]
Next, in the
[0022]
Although not shown, the monitoring control unit 11 has a CPU and a memory, and performs transmission control, call control, security monitoring control, fire monitoring alarm control, remote test control, and the like between the intercom equipment and the automatic fire alarm equipment.
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The video control unit 17 receives a video signal via the video line L3 from the
[0027]
Further, in the
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
Although not shown in detail, the
[0032]
Although not shown in detail, the control unit 39 has a CPU and a memory, performs various types of transmission control with the
[0033]
The video circuit 41 displays a video signal transmitted to the video line L3 on the
[0034]
Further, in the
[0035]
Next, a part of the board surface related to the
[0036]
81 is a room number display section, 82 is a numeric keypad, 83 is a memory light, 84 is a memory set switch, 85 is a memory reset switch, 86 is a dwelling unit sound stop switch, 87 is an emergency call switch, 88 is a broadcast switch, and 89 is an alarm. A recovery switch, 90 is a call switch, 91 is a cancel switch, 92 is an unlock switch, and 93 is an unlock light.
[0037]
The room number display section 81 displays the room number of the other party and the room number input when operating other functions.
[0038]
The
[0039]
The
[0040]
The memory set switch 84 is a switch for displaying the room number of the call information on the room number display unit 81 when the call information is stored in the storage unit M. When a plurality of call information is stored, , Are displayed in order by operating the memory set switch 84 again. When the memory set switch 84 is operated in the off-hook state with the
[0041]
The memory reset
[0042]
The dwelling unit
[0043]
The
[0044]
[0045]
The
[0046]
The
[0047]
The cancel switch 91 is a switch for canceling an incorrect entry of the room number from the
[0048]
The unlock switch 92 is a switch that can remotely open a door of a collective entrance (not shown). Although not described in detail, the door of the collective entrance is automatically locked by an automatic lock. Has become.
[0049]
The unlocking light 93 is an indicator light that lights when the unillustrated collective entrance door is open.
[0050]
Next, the operation of the embodiment having the above configuration will be described.
[0051]
FIG. 5 is a flowchart schematically showing the operation of the
[0052]
The basic operation of this system includes a call between the
[0053]
For example, when a visitor who visits room 301 inputs "301" by using a ten-key (not shown) of the
[0054]
Upon receiving the call signal (S12), the monitoring control unit 11 of the multi-panel 10 determines that the room 301 is to be called from the
[0055]
The control unit 39 of the
[0056]
By the switching connection of the
[0057]
Then, the resident of the room 301 confirms the face of the visitor from the image displayed on the
[0058]
The supervisory control unit 11 of the
[0059]
When the call ends and the resident returns the
[0060]
The supervisory control unit 11 of the
[0061]
In other cases, the intercom call is also subjected to the same call control and monitor control as described above.
[0062]
Next, the case where the emergency call switch 64 is operated will be described as the security monitoring processing in this embodiment.
[0063]
For example, when the emergency call switch 64 operates in the room 401, the
[0064]
The monitoring control unit 11 of the
[0065]
The condominium manager recognizing the emergency call from the
[0066]
The best way for the manager to check the site is to go to the dwelling unit that sent the signal.However, in the case of a high-rise apartment, the travel time from the management room to the top floor is long and communication from residents In some cases, the situation can first be confirmed through an interphone call.
[0067]
Therefore, in the system according to the present embodiment, when the emergency call signal from room 401 is received as described above, the manager recognizes the emergency call signal from the
[0068]
Here, at the time when the
[0069]
At this time, the manager inputs “401” from the board of the
[0070]
The control unit 39 of the
[0071]
Then, the manager performs an emergency call operation following the dwelling unit sound stop operation. That is, the administrator inputs “401” from the board of the
[0072]
In the emergency call operation, when the dwelling unit sound stop operation is continued, the room number at the time of the dwelling unit sound stop operation is temporarily stored in a specific storage unit, and the room number temporarily stored in the emergency call operation is used to make an emergency. A paging operation may be performed, and labor for inputting a room number can be reduced by one time.
[0073]
The control unit 39 of each
[0074]
Then, when the
[0075]
Upon receiving the off-hook signal as a transmission signal, the monitoring control unit 11 of the
[0076]
In this way, if the manager can make an intercom call directly with the resident of the dwelling unit and can check the situation, there is no need to go to the dwelling unit where the emergency call signal was issued and check.
[0077]
The operation by the
[0078]
Next, the operation of the fire monitoring / alarm processing will be described, for example, when a fire occurs in room 601.
[0079]
When the fire detector 61 of the room 601 operates and outputs a fire signal, the
[0080]
If the resident of the room 601 confirms the inside of the dwelling unit by the voice alarm from the
[0081]
Upon receiving the transmission signal, the monitoring control unit 11 of the
[0082]
In addition, the monitoring control unit 11 of the
[0083]
Thus, in the
[0084]
Then, when the fire disappears due to the firefighting activity and the fire returns, the fire recovery switch (not shown) is operated from the
[0085]
As described above, as an operation in this embodiment, a room number is input from the
[0086]
In this embodiment, the
[0087]
First, as a first modified example, in the monitoring control unit 11 of the
[0088]
That is, when the manager presses the dwelling unit
[0089]
In addition, as a second modified example, a dwelling unit acoustic stop signal that does not specify a room number can be output. That is, when the manager presses the dwelling unit
[0090]
In these modified examples, there is no need to designate a room number in the above embodiment, and the administrator can reliably stop the alarm sound of the dwelling unit by a simple operation. In the first embodiment, while the alarm sound is sounding in a plurality of dwelling units, the alarm sound of dwelling units responding to the emergency call operation is stopped, and the alarm sound is sounded for dwelling units that cannot be dealt with by the administrator. There is an advantage that it can be continued. Therefore, while checking the abnormal state, use the embodiment based on the first embodiment, and use an embodiment that is selective or a combination of all so that any of the modified examples can be used after the abnormal state is resolved. Is also effective.
[0091]
In this embodiment, the
[0092]
In each of the above embodiments, the dwelling unit
[0093]
As described above, the present invention relates to an apartment house alarm monitoring system having at least a composite panel and a plurality of house information panels, wherein the composite panel emits the alarm sound when the house information panel issues an alarm. Since an alarm sound stop switch for stopping is provided, it is possible to stop the alarm sound when a manager or the like tries to cope, and it is possible to call the real voice to the dwelling unit or to call operation with the intercom. . Further, the composite panel and the plurality of house information panels are connected by a pair of transmission lines, and the composite panel specifies a room number via the transmission line when an operation input of an alarm sound stop switch is input. The alarm information stop signal is transmitted, and the house information panel of the designated room number stops sounding of the alarm sound when receiving the alarm sound stop signal from the transmission line. It is possible to stop the necessary alarm sound of the house information panel of the dwelling unit by the operation.
[0094]
The room number can be specified by using the room number of the transmission source from which the composite panel receives the operation signal based on the security monitoring function, thereby reducing the need for manual input. When the room number is obtained by the operation input from the user, the dwelling unit to be dealt with can be specified. In addition, during the sounding of the alarm sound, each house information panel needs to perform the calling operation when receiving the calling signal of the intercom function after receiving the alarm sound stop signal, so that the room number input needs to be performed again. There is no.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system diagram showing an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing the composite board of FIG. 1;
FIG. 3 is a block diagram showing the house information panel of FIG. 1;
FIG. 4 is an external view showing a part of the composite board of FIG. 1;
FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the composite board of FIG. 1;
FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the house information panel of FIG. 1;
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS
Claims (4)
前記複合盤は、前記住宅情報盤が警報を発しているときに、該警報音を停止させる警報音停止スイッチを備えていることを特徴とする共同住宅警報監視システム。In a combined house alarm monitoring system having at least a composite board and a plurality of house information boards,
The combined house alarm monitoring system, characterized in that the complex panel includes an alarm sound stop switch for stopping the alarm sound when the house information panel emits an alarm.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002338180A JP2004171385A (en) | 2002-11-21 | 2002-11-21 | Alarm and monitoring system for apartment house |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008092400A (en) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Matsushita Electric Works Ltd | Interphone system for multiple-dwelling house |
JP2010109899A (en) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Aiphone Co Ltd | Condominium intercom system |
-
2002
- 2002-11-21 JP JP2002338180A patent/JP2004171385A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008092400A (en) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Matsushita Electric Works Ltd | Interphone system for multiple-dwelling house |
JP2010109899A (en) * | 2008-10-31 | 2010-05-13 | Aiphone Co Ltd | Condominium intercom system |
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