JP2004169663A - Separator for liquid seal type vacuum pump - Google Patents
Separator for liquid seal type vacuum pump Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004169663A JP2004169663A JP2002339010A JP2002339010A JP2004169663A JP 2004169663 A JP2004169663 A JP 2004169663A JP 2002339010 A JP2002339010 A JP 2002339010A JP 2002339010 A JP2002339010 A JP 2002339010A JP 2004169663 A JP2004169663 A JP 2004169663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- tank body
- gas
- vacuum pump
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、気液混在相を分離する液封式真空ポンプ用セパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示されるように、液封式真空ポンプVPは、ケーシング1に水などの液を入れ、このケーシング1内に偏心軸支されたインペラ2を回転させることにより、液はケーシング1の内壁に押付けられて回転し還流3を形成し、その還流3の中心に三日月形の空間4を作る。この三日月形の空間4は、インペラ2の各羽根5により細かく分割されてセルを形成し、回転により膨張収縮を繰返す。そして、このインペラ2の側面に設けられた制御板6の膨張サイクル位置に吸気口7を設けるとともに、収縮サイクル位置に排気口8を設けることにより、真空対象から吸引されたガスは、連続的に吸気口7より膨張サイクルのセルに吸気され、収縮サイクルのセルより排気口8に排気される。
【0003】
このような液封式真空ポンプVPは、真空を発生させるために封液が必要であり、よって、排気口8からは排気ガスと封液とが混在した気液混在相が排出される。
【0004】
したがって、排気口8には、気体と液とを分離する装置を接続する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
図5は、液封式真空ポンプVPを稼働するためのシステムを示し、モータ11により駆動される液封式真空ポンプVPの吸気口7に、真空対象物に配管接続される吸気用の逆止弁12が設けられ、また、排気口8に配管13を介して、気体と液とを分離する装置としてのセパレータ14が接続され、このセパレータ14には、分離された液を排出する排液口15と、気体を排出する排気口16とが設けられ、さらに、液を補給する注液用の電磁弁17を介して注液管18が挿入され、また、液を液封式真空ポンプVPに循環させるための配管19が引出され、この配管19中に、液を冷却するための熱交換器21および流量計22が設けられている。
【0006】
従来のセパレータ14は、図6および図7に示されるように、円筒形の槽体23の下部内に、液封式真空ポンプVPからの気液混在相を導入するための前記配管13に接続された入口管24が挿入されて、図7に示されるように、その先端部は接線方向に彎曲され、さらに、前記排液口15を有する下向きに彎曲された排液管25が挿入され、また、槽体23の上板部中央に前記排気口16を有する排気管26が挿入され、この排気管26の下部と槽体23との間にパンチングメタル27が溶接付けされ、このパンチングメタル27の上側空間にグラスウールなどの吸音材28が充填されている。入口管24と排気管26との間には、十分な気液分離用の高さを確保するための気液分離空間部29が設けられている。
【0007】
そして、気液分離のために、十分な大きさの気液分離空間部29を設けることで、空塔速度を小さくし、気相部の高さを確保し、また、吸音材28により排気音を消音するようにしている。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−147167号公報(第1頁、図1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来は、吸音材28および気液分離空間部29を必要とすることから、セパレータ14が大きなものになってしまい、また、高価であるという問題がある。
【0010】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、小型化で安価な液封式真空ポンプ用セパレータを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明は、密閉形の槽体と、槽体の下部から槽体内に挿入されて上方へ立上げ形成され液封式真空ポンプから排出された気液混在相を槽体内に導入する気液導入管と、気液導入管の上部に開口され気液混在相を槽体の上部内に開放する上部開放穴と、気液導入管の上部開放穴より下側にて槽体に設けられ槽体内に溜められた液を外部へ排出する排液口と、排液口より下側にて気液導入管の立上げ部に開口され気液混在相を液中で槽体内に開放する液中開放穴と、槽体の天井面に対向して上向きに開口された排気口を有し外部へ気体を排出する排気管とを具備した液封式真空ポンプ用セパレータであり、気相中にある上部開放穴のみの場合は排気音が大きく、液中にある液中開放穴のみの場合は液面を波立たせるのでミストが発生し易いが、上記のように上部開放穴および液中開放穴を両方設け、上部開放穴と液中開放穴との関係をバランスさせることで、排気音を抑えながら、液面の波立ちによるミストの発生を抑えることができ、また、排気管の排気口を上向きにすることで、排気流に乗って移動するミストがこの排気口に直接流入することを防止できる。このため、液面の波立ちを抑える構成と、排気口の上向き構成とにより、排液口と排気口との間の距離を縮めることができ、小型のセパレータを提供できる。さらに、液中開放穴により消音機能を持たせることができるので、吸音材などが不要となり、安価で小型のセパレータを提供できる。
【0012】
請求項2に記載された発明は、請求項1記載の液封式真空ポンプ用セパレータにおいて、排気管に接続され排気管より断面積の大きな停滞室により気体中のミストを除去するミストトラップと、ミストトラップ内で捕捉された液を槽体内に戻す液戻し管とを具備したものであり、排気口の上向き開口の構成と、ミストトラップを設けた構成とで、気液混在相内の液相を確実に捕捉でき、また、ミストトラップに溜まった液を液戻し管により槽体内に戻す構成により、ミストの外部への流出を確実に防止できる。
【0013】
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載の液封式真空ポンプ用セパレータにおいて、槽体の下部に設けられ液封式真空ポンプに槽体内の液を封液として循環供給するための循環口を具備したものであり、槽体に液封式真空ポンプの封液を溜める循環タンク機能を持たせ、槽体内の溜り液を循環口より液封式真空ポンプへの循環液として利用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1および図2に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
【0015】
図1は、液封式真空ポンプ用セパレータを示し、31は密閉形の槽体であり、この槽体31の下部から、気液導入管32が、槽体31内に挿入されて上方へ立上げ形成され、この気液導入管32により、液封式真空ポンプVPから排出された気液混在相が槽体31内に導入される。
【0016】
この気液導入管32の立上げ部33の上部には、上部開放穴34が開口され、この上部開放穴34より、気液混在相が槽体31の上部内に開放される。
【0017】
この気液導入管32の上部開放穴34より下側にて、槽体31に排液口35が設けられ、この排液口35より、槽体31内に溜められた液Lが外部へオーバフローされ排出される。
【0018】
この排液口35より下側にて、前記気液導入管32の立上げ部33に複数の液中開放穴36が開口され、これらの液中開放穴36より気液混在相が液中で槽体31内に開放される。
【0019】
また、槽体31の天井面に対向して、排気管41の内端側の排気口42が上向きに開口され、この排気口42より、排気管41を経て槽体31の外部へ気体が排出される。
【0020】
排気管41の外端側には、ミストトラップ43が接続されている。このミストトラップ43は、排気管41より断面積の大きな停滞室44により、気体中に混在するミストなどの液相を除去する。ミストトラップ43の排気管41の接続面と対向する側面には、排気管41より上側に位置する外部排気管41aが接続されている。
【0021】
このミストトラップ43の底部には、ミストトラップ43内で捕捉された液を槽体31内に戻す液戻し管45が接続されている。
【0022】
また、槽体31の下部には、液封式真空ポンプVPに槽体31内の液Lを封液として循環供給するための循環口46が設けられている。
【0023】
図2に示されるように、前記気液導入管32の上部はT字形に設けられ、その上端部47は閉じられ、左右部に上部開放穴34がそれぞれ開口されている。したがって、気液混在相は、気液導入管32の上端部47に衝突してから、左右側方へ向きを変えて、上部開放穴34より排出されるので、上端部47に衝突した気液混在相が液相に変化し易いとともに、慣性を持つ液相が上昇し難い効果がある。
【0024】
次に、この図1および図2に示された実施の形態の作用を説明する。
【0025】
液封式真空ポンプVPから吐出された気液混在相は、気液導入管32に入ると、その立上げ部33内で上昇するときに、一部が液中開放穴36から槽体31内の液L中に流出し、液相は液L中に吸収され、気相のみが液面上に浮上する。このとき、液面で緩やかな波立ちが生じ、若干のミストが発生する。
【0026】
気液導入管32内の残りの気液混在相は、さらに上昇して、上部開放穴34から槽体31内の気相中に放出される。このとき、気液混在相は、気液導入管32の上端部47に衝突してから、左右側方へ向きを変えて、上部開放穴34より排出されるので、上端部47に衝突した気液混在相が液相に変化し易いとともに、慣性を持つ液相は上昇し難いので、気相からの液相の分離が進む。
【0027】
さらに、上部開放穴34から放出された気液混在相は、気相中を移動しながら、排気管41の排気口42に吸込まれる。このとき、排気管41の排気口42を上向きに構成されているので、排気流に乗って移動するミストなどの液相がこの排気口42に直接流入することがなく、気相からの液相の分離が進む。
【0028】
気液混在相が排気管41を経てミストトラップ43まで移動すると、その停滞室44内で減速した気流から液相の分離が進む。このとき、排気管41より上側に位置する外部排気管41aにより、気流の直進が妨げられるので、ここでも、気相からの液相の分離が進む。
【0029】
このミストトラップ43内の液は、液戻し管45により槽体31内に回収される。この槽体31内の液Lは、排液口35から外部へオーバフローされて、液面レベルが一定に維持されるとともに、循環口46より熱交換器を経て液封式真空ポンプVPに循環される。
【0030】
次に、この図1および図2に示された実施の形態の効果を説明する。
【0031】
(a)上部開放穴34のみの場合は排気音は大きいが、ミストが発生し難い。一方、液中開放穴36のみの場合は排気音は小さいが、液面を波立たせるのでミストが発生し易い。これに対し、液中にある液中開放穴36と、気相中にある上部開放穴34とを両方設け、これらの上部開放穴34と液中開放穴36との関係をバランスさせることで、排気音を抑えながら、液面の波立ちによるミストの発生を抑えることができる。
【0032】
(b)排気管41の排気口42を上向きに構成することで、排気流に乗って移動するミストがこの排気口42に直接流入することを防止できる。
【0033】
このため、(a)の液面の波立ちを抑える構成と、(b)の排気口42の上向き構成とにより、排液口35と排気口42との間の距離を縮めることができ、セパレータを小型化できる。
【0034】
さらに、(a)の液中開放穴36の構成により、消音機能を持たせることができる。これにより、吸音材などが不要となり、安価で小型のセパレータを製作できる。
【0035】
また、(b)の排気口42の上向き開口の構成と、(c)ミストトラップ43を設け、さらに排気管41より上側に位置する外部排気管41aから外部へ排気する構成とで、気液混在相内の液相を確実に捕捉でき、また、ミストトラップ43に溜まった液を液戻し管45により槽体31内に戻す構成により、ミストの外部への流出を確実に防止できる。
【0036】
さらに、(d)槽体31に液封式真空ポンプVPの封液を溜める循環タンク機能を持たせ、槽体31内の溜り液を循環口46より液封式真空ポンプVPへの循環液として利用できる。
【0037】
次に、図3は、前記気液導入管32の上部開放穴34の変形例を示し、この上部開放穴34は、上方へ開口されているが、この上部開放穴34の上側に、取付部材48を介して、傘形の衝突板49が設けられているので、上部開放穴34より排出された気液混在相は、この衝突板49に衝突してから、斜め下方へ向きを変えるので、衝突板49に衝突した気液混在相が液相に変化し易いとともに、慣性を持つ液相が上昇し難い効果がある。
【0038】
なお、本発明は、水、油、溶剤などの液を用いた液封式真空ポンプのセパレータとして利用できる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、気相中にある上部開放穴のみの場合は排気音が大きく、液中にある液中開放穴のみの場合は液面を波立たせるのでミストが発生し易いが、上部開放穴および液中開放穴を両方設け、上部開放穴と液中開放穴との関係をバランスさせることで、排気音を抑えながら、液面の波立ちによるミストの発生を抑えることができ、また、排気管の排気口を上向きにすることで、排気流に乗って移動するミストがこの排気口に直接流入することを防止できる。このため、液面の波立ちを抑える構成と、排気口の上向き構成とにより、排液口と排気口との間の距離を縮めることができ、小型のセパレータを提供できる。さらに、液中開放穴により消音機能を持たせることができるので、吸音材などが不要となり、安価で小型のセパレータを提供できる。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、排気口の上向き開口の構成と、ミストトラップを設けた構成とで、気液混在相内の液相を確実に捕捉でき、また、ミストトラップに溜まった液を液戻し管により槽体内に戻す構成により、ミストの外部への流出を確実に防止できる。
【0041】
請求項3記載の発明によれば、槽体に液封式真空ポンプの封液を溜める循環タンク機能を持たせ、槽体内の溜り液を循環口より液封式真空ポンプへの循環液として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液封式真空ポンプ用セパレータの一実施の形態を示す断面図である。
【図2】同上セパレータに用いられている気液導入管の上部構造の一例を示す断面図である。
【図3】同上セパレータに用いられている気液導入管の上部構造の変形例を示す断面図である。
【図4】液封式真空ポンプの一例を示す断面図である。
【図5】液封式真空ポンプの稼働システムを示す回路図である。
【図6】従来の液封式真空ポンプ用セパレータの一例を示す垂直方向断面図である。
【図7】同上従来セパレータの水平方向断面図である。
【符号の説明】
31 槽体
32 気液導入管
34 上部開放穴
35 排液口
36 液中開放穴
41 排気管
42 排気口
43 ミストトラップ
44 停滞室
45 液戻し管
46 循環口
L 液[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid ring vacuum pump separator for separating a gas-liquid mixed phase.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 4, the liquid ring vacuum pump VP puts a liquid such as water into a casing 1 and rotates an
[0003]
Such a liquid ring vacuum pump VP needs a sealing liquid to generate a vacuum, and therefore, a gas-liquid mixed phase in which the exhaust gas and the sealing liquid are mixed is discharged from the
[0004]
Therefore, it is necessary to connect a device for separating gas and liquid to the exhaust port 8 (for example, see Patent Document 1).
[0005]
FIG. 5 shows a system for operating the liquid ring vacuum pump VP. The check valve for suction is connected to the suction port 7 of the liquid ring vacuum pump VP driven by the
[0006]
As shown in FIGS. 6 and 7, a
[0007]
By providing a gas-
[0008]
[Patent Document 1]
JP-A-6-147167 (page 1, FIG. 1)
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, conventionally, since the
[0010]
The present invention has been made in view of such a point, and an object of the present invention is to provide a compact and inexpensive liquid ring vacuum pump separator.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a closed-type tank body and a gas-liquid mixed phase inserted into the tank body from the lower part of the tank body and formed to rise upward and discharged from the liquid ring vacuum pump are formed in the tank body. A gas-liquid introduction pipe, an upper opening hole opened at the top of the gas-liquid introduction pipe to open the gas-liquid mixed phase into the upper part of the tank body, and a tank below the upper opening hole of the gas-liquid introduction pipe. A drain port provided on the body for discharging the liquid stored in the tank body to the outside, and a gas-liquid mixed phase opened in the rising portion of the gas-liquid introduction pipe below the drain port to allow the liquid inside the tank body A liquid-sealed vacuum pump separator comprising: a submerged release hole that opens to, and an exhaust pipe that has an exhaust port opened upward facing the ceiling surface of the tank body and exhausts gas to the outside, The exhaust sound is loud when only the upper open hole in the gas phase is used. Although it is easy to occur, by providing both the upper open hole and the submerged open hole as described above and balancing the relationship between the upper open hole and the submerged open hole, the mist caused by the waving of the liquid surface while suppressing the exhaust noise In addition, by making the exhaust port of the exhaust pipe upward, it is possible to prevent mist moving along with the exhaust flow from flowing directly into the exhaust port. For this reason, the distance between the liquid discharge port and the exhaust port can be reduced by the configuration that suppresses the waving of the liquid surface and the upward configuration of the exhaust port, and a compact separator can be provided. Further, since a sound-absorbing function can be provided by the opening in the liquid, a sound-absorbing material or the like is not required, and an inexpensive and compact separator can be provided.
[0012]
According to a second aspect of the present invention, in the liquid ring vacuum pump separator according to the first aspect, a mist trap that is connected to the exhaust pipe and removes mist in the gas by a stagnant chamber having a larger sectional area than the exhaust pipe, A liquid return pipe for returning the liquid trapped in the mist trap to the inside of the tank, and having a configuration in which an upward opening of the exhaust port and a configuration in which the mist trap is provided, the liquid phase in the gas-liquid mixed phase And the liquid collected in the mist trap is returned to the tank body by the liquid return pipe, whereby the mist can be reliably prevented from flowing out.
[0013]
According to a third aspect of the present invention, in the separator for a liquid ring vacuum pump according to the first or second aspect, the liquid in the tank body is circulated and supplied to the liquid ring vacuum pump provided below the tank body as a sealed liquid. The tank has a circulating tank function to store the sealing liquid of the liquid ring vacuum pump in the tank body, and the pool liquid in the tank body is used as a circulating liquid from the circulation port to the liquid ring vacuum pump. Available.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to an embodiment shown in FIGS.
[0015]
FIG. 1 shows a separator for a liquid ring vacuum pump. Reference numeral 31 denotes a sealed tank body. From the lower part of the tank body 31, a gas-
[0016]
An
[0017]
A drain port 35 is provided in the tank body 31 below the upper
[0018]
Below the drain port 35, a plurality of submerged open holes 36 are opened in the rising
[0019]
An exhaust port 42 on the inner end side of the exhaust pipe 41 is opened upward facing the ceiling surface of the tank body 31, and gas is discharged from the exhaust port 42 to the outside of the tank body 31 through the exhaust pipe 41. Is done.
[0020]
A mist trap 43 is connected to the outer end of the exhaust pipe 41. The mist trap 43 removes a liquid phase such as mist mixed in the gas by a stagnation chamber 44 having a larger sectional area than the exhaust pipe 41. An
[0021]
A liquid return pipe 45 for returning the liquid captured in the mist trap 43 to the inside of the tank 31 is connected to the bottom of the mist trap 43.
[0022]
In addition, a circulation port 46 for circulating and supplying the liquid L in the tank body 31 to the liquid ring vacuum pump VP as a sealed liquid is provided below the tank body 31.
[0023]
As shown in FIG. 2, the upper part of the gas-
[0024]
Next, the operation of the embodiment shown in FIGS. 1 and 2 will be described.
[0025]
When the gas-liquid mixed phase discharged from the liquid ring vacuum pump VP enters the gas-
[0026]
The remaining gas-liquid mixed phase in the gas-
[0027]
Further, the gas-liquid mixed phase discharged from the
[0028]
When the gas-liquid mixed phase moves to the mist trap 43 via the exhaust pipe 41, the separation of the liquid phase proceeds from the gas flow decelerated in the stagnant chamber 44. At this time, since the
[0029]
The liquid in the mist trap 43 is collected in the tank 31 by the liquid return pipe 45. The liquid L in the tank body 31 overflows from the drain port 35 to the outside, the liquid level is maintained at a constant level, and is circulated from the circulation port 46 to the liquid ring vacuum pump VP via the heat exchanger. You.
[0030]
Next, effects of the embodiment shown in FIGS. 1 and 2 will be described.
[0031]
(A) When only the
[0032]
(B) By configuring the exhaust port 42 of the exhaust pipe 41 to face upward, it is possible to prevent mist moving along with the exhaust flow from directly flowing into the exhaust port 42.
[0033]
For this reason, the distance between the drain port 35 and the exhaust port 42 can be reduced by the configuration of suppressing the waving of the liquid level in (a) and the upward configuration of the exhaust port 42 in (b), and the separator can be used. Can be downsized.
[0034]
Further, the configuration of the submerged opening 36 shown in FIG. This eliminates the need for a sound absorbing material or the like, and makes it possible to manufacture an inexpensive and compact separator.
[0035]
Further, the configuration of the upward opening of the exhaust port 42 in (b) and the configuration in which (c) the mist trap 43 is provided and the exhaust is exhausted to the outside from the
[0036]
Further, (d) the tank 31 is provided with a circulating tank function for storing the sealing liquid of the liquid ring vacuum pump VP, and the pool liquid in the tank 31 is circulated from the circulation port 46 to the liquid ring vacuum pump VP. Available.
[0037]
Next, FIG. 3 shows a modified example of the upper
[0038]
The present invention can be used as a separator of a liquid ring vacuum pump using a liquid such as water, oil, or a solvent.
[0039]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when only the upper open hole in the gas phase is used, the exhaust noise is loud, and when only the open hole in the liquid is used, the liquid surface is rippled, and mist is generated. Although it is easy to do, by providing both the upper open hole and the submerged open hole and balancing the relationship between the upper open hole and the submerged open hole, it is possible to suppress the generation of mist due to the ripple of the liquid surface while suppressing the exhaust sound. Also, by making the exhaust port of the exhaust pipe upward, it is possible to prevent the mist moving on the exhaust flow from flowing directly into the exhaust port. For this reason, the distance between the liquid discharge port and the exhaust port can be reduced by the configuration that suppresses the waving of the liquid surface and the upward configuration of the exhaust port, and a compact separator can be provided. Further, since a sound-absorbing function can be provided by the opening in the liquid, a sound-absorbing material or the like is not required, and an inexpensive and compact separator can be provided.
[0040]
According to the second aspect of the present invention, the configuration of the upward opening of the exhaust port and the configuration provided with the mist trap make it possible to reliably capture the liquid phase in the gas-liquid mixed phase, and to collect the liquid accumulated in the mist trap. The mist can be reliably prevented from flowing out of the tank by returning the mist into the tank body by the liquid return pipe.
[0041]
According to the third aspect of the present invention, the tank body is provided with a circulation tank function for storing the sealing liquid of the liquid ring vacuum pump, and the pool liquid in the tank body is used as a circulating liquid from the circulation port to the liquid ring vacuum pump. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing an embodiment of a separator for a liquid ring vacuum pump according to the present invention.
FIG. 2 is a sectional view showing an example of an upper structure of a gas-liquid introduction pipe used in the separator.
FIG. 3 is a sectional view showing a modification of the upper structure of the gas-liquid introduction pipe used in the separator.
FIG. 4 is a sectional view showing an example of a liquid ring vacuum pump.
FIG. 5 is a circuit diagram showing an operating system of the liquid ring vacuum pump.
FIG. 6 is a vertical sectional view showing an example of a conventional liquid ring vacuum pump separator.
FIG. 7 is a horizontal sectional view of the conventional separator.
[Explanation of symbols]
31
Claims (3)
槽体の下部から槽体内に挿入されて上方へ立上げ形成され液封式真空ポンプから排出された気液混在相を槽体内に導入する気液導入管と、
気液導入管の上部に開口され気液混在相を槽体の上部内に開放する上部開放穴と、
気液導入管の上部開放穴より下側にて槽体に設けられ槽体内に溜められた液を外部へ排出する排液口と、
排液口より下側にて気液導入管の立上げ部に開口され気液混在相を液中で槽体内に開放する液中開放穴と、
槽体の天井面に対向して上向きに開口された排気口を有し外部へ気体を排出する排気管と
を具備したことを特徴とする液封式真空ポンプ用セパレータ。A closed tank,
A gas-liquid introduction pipe which is inserted into the tank body from the lower part of the tank body, rises upward and is formed, and introduces a gas-liquid mixed phase discharged from the liquid ring vacuum pump into the tank body;
An upper opening hole which is opened at an upper part of the gas-liquid introduction pipe and opens a gas-liquid mixed phase into an upper part of the tank body;
A drain port provided in the tank body below the upper opening hole of the gas-liquid introduction pipe to discharge the liquid stored in the tank body to the outside,
A submerged release hole which is opened at the rising portion of the gas-liquid introduction pipe below the drain port and opens the gas-liquid mixed phase into the tank body in the liquid;
A separator for a liquid ring vacuum pump, comprising: an exhaust pipe having an exhaust port opened upward facing the ceiling surface of the tank body and exhausting gas to the outside.
ミストトラップ内で捕捉された液を槽体内に戻す液戻し管と
を具備したことを特徴とする請求項1記載の液封式真空ポンプ用セパレータ。A mist trap that is connected to the exhaust pipe and removes mist in the gas by a stagnation chamber having a larger cross-sectional area than the exhaust pipe;
2. The separator for a liquid ring vacuum pump according to claim 1, further comprising a liquid return pipe for returning a liquid trapped in the mist trap into the tank body.
を具備したことを特徴とする請求項1または2記載の液封式真空ポンプ用セパレータ。3. The separator for a liquid ring vacuum pump according to claim 1, further comprising a circulation port provided at a lower portion of the tank body for circulating and supplying the liquid in the tank body as a sealing liquid to the liquid ring vacuum pump. .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339010A JP4164343B2 (en) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | Separator for liquid ring vacuum pump |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339010A JP4164343B2 (en) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | Separator for liquid ring vacuum pump |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004169663A true JP2004169663A (en) | 2004-06-17 |
JP4164343B2 JP4164343B2 (en) | 2008-10-15 |
Family
ID=32702061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002339010A Expired - Fee Related JP4164343B2 (en) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | Separator for liquid ring vacuum pump |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4164343B2 (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107744998A (en) * | 2017-11-28 | 2018-03-02 | 建瓯市恒顺炭业有限公司 | A kind of environmental protection type for smoke collects control set for adjusting and its application |
CN107816435A (en) * | 2017-10-31 | 2018-03-20 | 中冶北方(大连)工程技术有限公司 | A kind of vavuum pump accessory system |
CN107905780A (en) * | 2017-12-21 | 2018-04-13 | 辽宁瑞邦石油技术发展有限公司 | A kind of Weighing type oil well meter of gas-liquid multiphase measurement |
CN108786283A (en) * | 2018-08-31 | 2018-11-13 | 中冶北方(大连)工程技术有限公司 | A kind of ore dressing dewatering operation three-level Separate System of Water-jet |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002339010A patent/JP4164343B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107816435A (en) * | 2017-10-31 | 2018-03-20 | 中冶北方(大连)工程技术有限公司 | A kind of vavuum pump accessory system |
CN107744998A (en) * | 2017-11-28 | 2018-03-02 | 建瓯市恒顺炭业有限公司 | A kind of environmental protection type for smoke collects control set for adjusting and its application |
CN107744998B (en) * | 2017-11-28 | 2023-11-10 | 建瓯市恒顺炭业有限公司 | Environment-friendly flue gas collection, adjustment and control device and application thereof |
CN107905780A (en) * | 2017-12-21 | 2018-04-13 | 辽宁瑞邦石油技术发展有限公司 | A kind of Weighing type oil well meter of gas-liquid multiphase measurement |
CN108786283A (en) * | 2018-08-31 | 2018-11-13 | 中冶北方(大连)工程技术有限公司 | A kind of ore dressing dewatering operation three-level Separate System of Water-jet |
CN108786283B (en) * | 2018-08-31 | 2023-10-10 | 中冶北方(大连)工程技术有限公司 | Three-stage gas-liquid separation system for mineral separation and dehydration operation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4164343B2 (en) | 2008-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1276975B1 (en) | Improved marine engine silencer | |
JP2004169663A (en) | Separator for liquid seal type vacuum pump | |
AU2013383597A1 (en) | Engine exhaust gas system apparatus and package-type engine power generator | |
AU2001259249A1 (en) | Improved marine engine silencer | |
JP4657422B2 (en) | Gas-liquid separator | |
JP4000108B2 (en) | Co-generation system | |
CN211582668U (en) | Water-steam separation device and water dispenser | |
JP4979433B2 (en) | Air / water separator | |
CN221629830U (en) | Ceiling bellows and range hood comprising same | |
JP2005000864A (en) | Gas-liquid separator | |
CN218924081U (en) | Water-vapor separation device of roaming intermediate frequency wave therapeutic instrument | |
JP2002058932A (en) | Gas-liquid separator | |
JP2005164109A (en) | Accumulator | |
JP4684398B2 (en) | Gas-liquid separator | |
JP2004257269A (en) | Device using stationary type engine | |
JP2003126634A (en) | Gas/liquid separator | |
JP2002048096A (en) | Drain pump for air conditioner | |
JP2005155553A (en) | Cogeneration system | |
JP2003205212A (en) | Gas-liquid separator | |
JP2005000865A (en) | Gas-liquid separator having liquid discharge valve | |
JP2003236325A (en) | Gas-liquid separator provided with drain valve | |
JP2005000863A (en) | Gas-liquid separator | |
JP6082977B2 (en) | Self-priming pump | |
JP2002336622A (en) | Gas-liquid separator | |
JP2020112286A (en) | Heat recovery system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071114 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080702 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080728 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4164343 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |