JP2004166701A - 防草・抑草・除草用材の施工方法及び防草・抑草・除草用被覆板、シート体 - Google Patents

防草・抑草・除草用材の施工方法及び防草・抑草・除草用被覆板、シート体 Download PDF

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Abstract

【課題】 山野に放置されたり産業廃棄物として処理される松葉の有効利用を図るとともに、抑草、除草、防草効果に優れた防草・抑草・除草用材とその施工方法を提供する。
【解決手段】 庭、庭園、畑地などの抑草、除草或いは防草すべき箇所に膜体を敷設し、その上に松葉を0.5〜5cm厚に敷きつめ、次いでネット及び1〜3cm厚の土を被せて、除草・防草用材を形成する。松葉は、松葉エキスや塩類、タール分を混合した防草処理液に浸漬して使用する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、新規な防草・抑草・除草方法或いは防草・抑草・除草用材に係わり、剪定後の松葉や落ち松葉の有効利用を図るとともに、残留害の少ない防草・抑草・除草用材や被覆板、シート体及びその施工方法を提供するものに関するものである。
農業や林業に携わる者にとって、春期から秋期にかけては雑草との戦争の季節でもある。古くは、人海戦術で丁寧に除草していたが、近来では人手が無いこともあり、除草剤に頼りきっているがの実情である。ただ、薬害や残留農薬の弊害が社会問題化されてきたため、現在では人畜や昆虫への害や土壌残留性のない除草剤も次第に開発されてきている。
また、畑地におけるマルチフイルムの使用や水田における合鴨の飼育など、除草剤を使用しない栽培方法もひろがってきている。
しかし、畑地の周囲や、果樹園、公園、庭、道路端、荒れ地などでは、人手に頼って手間ひまを掛けるか、薬害を心配しながら除草剤の世話になるのが一般的である。このことは、造園業者や広い庭園の所有者にとっても、同様である。しかし、除草剤の散布も年に数回は必要で結構手間がかかる。
このような観点から、雑草の発生や生育を抑制或いは防止する土壌や工法の開発が種々行われている。例えば、天然有機物粉末と黒色炭素質粉末にバインダーを加えて攪拌混合した雑草発生抑制剤(特開2000−327501公報)、木材系有機物を破砕又は造粒したものの表面にシリコーンコーティングした除草土(特開平6−296449号公報)、セメントを混合したもの(特開2002−186401公報)など様々な技術が提案されている。また、マルチについては多数の出願があるが、特開2002−226303には特定の除草剤とマルチを混和することにより高い除草剤活性を与える技術が開示されている。マルチとは、土壌中の水分を保持しそして雑草の成長を抑制する地上に広げられた全ての材料(覆い)のことを言い、裁断された木材、干し草、粉砕プラスチックなどが用いられる。
特開2000−327501公報 特開平6−296449号公報 特開2002−186401公報 特開2002−226303公報
しかし、黒色炭素質粉末を使用するものは土壌が黒くなり庭などには使用できないし、シリコーンは高コストになる。セメントを混合したものは土壌が固くなって後処理が大変であるし、マルチに除草剤を混和したものは薬害が心配であるなど、除草や防草に関する技術は多数提供されているが、いずれも一長一短で決定打的なものがないのが現状である。
そこで本発明者は、昔から松の木の下には草が生え難い或いは生えても成長し難いと言われていることから、松葉に着目し、種々研究の上本発明を完成させたものである。この言い伝えは、松が生い茂って日光が遮断されるためと思われるが、更に、松の木や松葉が、草の成長を阻害する何らかの物質(アレロパシー)を産出していることによるためとも思われる。ただ、本発明者の実験によれば、松葉だけでは防草効果やその持続性が薄く、これに松葉エキスや木タール、塩類などを混合することにより除草や防草、抑草の効果が向上し且つ長続きすることが判明した。
尚、前述の除草剤を混和するマルチの一例として、松葉が記載されている。ただ、この発明ではマルチは細断された木材や樹皮、チップ、新聞紙などの有機材料や石などの無機材料等、地面上に広げられた全ての材料を意味しており、松葉のみの特性に着目したものではない。そして、この発明はこれらのマルチと反応しない特定の除草剤を混和したことを最大の特徴とするものである。これに対し本発明では、最も簡単な態様である散布や敷きつめにおいても、松葉を裁断或いは粉砕したものを使用するので、松葉のエキスが浸出しやすくて抑草の効果を発揮するものである。更に、この裁断或いは粉砕した松葉に松葉エキスやタール類、塩類などを混合しておけば、抑草や防草の効果が大きく且つ長持ちするものである。
松葉は、以前は貴重な燃料として農家などが里山などで収拾していたが、現在では燃料として使用されることもなく、山野には毎年大量の落ち松葉が発生しそのまま放置されている。また、庭や庭園などの松は年2回定期的に剪定され、これらは産業廃棄物として処理されている。本発明はこれら産業廃棄物の有効利用にも資するものである。また、松葉が大量に必要になれば、減反で余っている田畑に松の苗木を植えれば、数年の内に大量の松葉が採取できることになる。
これに加えて、本発明では、必要な期間だけ除草、防草の効果を発揮し、庭や畑に植物を植栽、栽培したい場合には、簡単に元に戻せるようにすることもできる。また、完全な除草や防草は期待できないが、広い範囲にわたって草の成長を抑える技術も開発した。
本発明の態様として最も簡単なものは、前述した裁断或いは粉砕した松葉や松の小枝を散布或いは敷きつめるものである。裁断はカッター、粉砕はクラッシャーなどで行い、長さは3cm以下で0.1〜1cm程度とすることが好ましい。これは、特に放置畑地や草原、川原土手などの広い範囲の抑草に向いている。この場合、松葉や小枝は短いのでたとえ雑草が生えていてもその隙間に落下しエキス分を放出して雑草の成長を抑制する。また、風で飛ばされることも少ない。尚、松葉の散布或いは敷きつめは、草刈りした後に行うことが好ましい。その結果、その後の雑草は草丈が余り大きくならず、草苅機による除草作業なども簡単になる利点がある。尚、散布はできるだけ隙間なく行うのが望ましいが、雑草が存在する状態ではなかなか難しい。散布や敷きつめの厚さは1〜2cm程度あれば好ましいが、場所によっては0.1mm或いは0のこともある。尚、松の小枝は松葉に比べて腐蝕が早くまたエキス分も少ないのでその混入は好ましくないが、松葉のみを集めるよりも小枝ごと裁断などをすれば処理が簡単であるため、多少の混入は致し方ない。
次に、庭、庭園、墓地、畑地の周縁や道路端など比較的狭い場所で、しかも松葉や小枝を散布或いは敷きつめただけでは外観が悪いような場合、その上に土砂を被せて被覆土とする態様がある。被覆土は、美観のほか松葉が風などで散逸したり吹き寄せられたりするのを防止する役目も果たす。この場合、面積が小さいこともあり、松葉や松の小枝は0.5〜10cm厚、より好ましくは1〜5cm厚に敷きつめる。上から土砂で抑えるので松葉や小枝は裁断せず葉を毟ったり枝付きのまま用いてもよい。厚みが十分あるので、侵出する松エキスも十分にある。裁断や粉砕した場合には、容積が減るのでより薄く1〜3cm程度でも十分である。被せる土砂(被覆土)はマサ土や砂、或いは瓦などの焼き物の不良品を0.5〜3mm程度に粉砕した粉砕砂などが、透水性や施工性及び後述する防草処理の点で好ましく用いられる。その厚みは1〜3cm程度である。尚、松葉や小枝の散布や敷きつめに際し、施工箇所の草刈りや、根の完全除去(深さ5〜10cm程度まで掘り起こして行う)を行うと、防草性がより完璧となる。
松葉や松の小枝の層をネットや寒冷紗、不織布等のカバー材で覆い、その上を被覆土で覆えば、土砂が松葉等の隙間に落ちることが少ない。このカバー材は、被覆土上に落下した雑草の種子が発芽しても、根の伸長を妨げて雑草の生育を防止する効果もある。更に、松葉の下の土壌層から発芽する種子への日光の照射を遮りその成長を防止する。この目的においては、カバー材は黒色のものが好ましい。以上のように、この態様の場合、十分な防草効果更には除草効果をも示す。本発明において、抑草効果とは、雑草類が大きく成長するのを抑制して草刈り等の作業をし易くすることを言い、防草効果とは、雑草が新たに生えたり成長するのを防止することを言う。また除草効果とは、すでに生えている雑草類を枯らして消滅させることを言う。尚、前述の広い場所での抑草を目的とする場合でも、草が生えない冬季や草刈り後に松葉の散布や敷きつめた後、その上から土砂の層を設ければ、防草の効果も果たす。手間はかかるが、カバー材を使用すれば更に大きな効果が得られる。
更に異なる態様として、庭や庭園、畑地などで一旦設置した松葉の層を簡単に除去できるような施工方法がある。これは、庭、庭園、畑地などの防草或いは除草すべき箇所に、不織布や寒冷紗、メッシュビニールシート等の膜体を敷設し、その上から松葉や松の小枝を敷きつめ、更にその上から土砂を被せるものである。この場合の松葉や松の小枝の形態や敷きつめる厚み、被覆土の厚み等は前述の場合と同様である。そして、植栽や畑作を再開したいような場合には、その部分を掘り返し、必要な部分の膜体ごと松葉や土砂を引き剥がせば、当該箇所の松葉や土砂を簡単に除去することができる。
膜体としては、ビルールシートなどの不透水性シート類を使用する場合、雨水などが完全に遮断されるので、松葉のエキス分など後述の防草成分の流出はないが水分により松葉の腐植を早める。そこで、幾分かの透水性を持たすために、適宜小孔を穿設してもよい。膜体が寒冷紗など透水性の大きなものの場合、ニスやコールタールなどの皮膜材を塗布して目つぶしを施しておくと、低透水性となり、防草成分が松葉層に保持されやすい効果がある。
膜体は、前記のカバー材と相まって、松葉の下の土壌層から発芽する種子への或いはすでに存在する雑草への日光の照射を遮りその成長をほぼ完全に防止する効果を奏する。この目的においては、膜体は黒色のものが好ましい。従って、この場合には施工箇所の除草は殆ど行わずにそのまま施工することも可能であるので、除草などの手間が掛からない利点もある。尚、草刈りや根絶やしを行うと防草がより完全になる。
松葉や松の小枝は、防草処理を施すと、除草・防草・抑草効果が増大し、場合によってはその周辺に除草・防草・抑草の効果をもたらす。防草処理は、松葉エキスと食塩や塩化カルシウム、塩化マグネシウム等の塩類を主体とした防草処理液、或いはこれに木タール、竹タール、コールタール、クレオソートなどのタール分やロジンを混合した防草処理液に浸漬することにより行う。防草処理液は、おおよそ次の割合で処方する。まず、水10Lに対し塩類を0.5〜1.5L加え、これに枝付きの松葉5〜10L(容積)を入れて煮込む。この結果、約8〜10Lの松葉エキスが得られる。このエキスを常温に冷却後、タール分0.5〜1.5Lと粉砕したロジンを80〜120ccを加えて攪拌する。更にリグニンや石灰を添加してもよいし、ロジンは省略してもよい。木酢液や竹酢液を0.2〜0.8L程度混入しておくと、虫避けになるとともに犬や猫の忌避効果も発揮する。
防草処理液は、現在本発明者が実験した限りでは、上記の松葉エキス、塩類及びタール分の組み合わせが最も好ましい。松葉エキス或いはこれに塩類を加えただけのものは、防草効果の持続性が短く、せいぜい1〜2年程度である。一方、防草処理液としてタール分のみを使用した場合、防草効果があまりない。しかし、この両者を混合すると持続性が向上する。その理由は定かではないが、松葉エキス分がタール分によって松葉に付着残留しやすくなるからではないかとも思われる。ロジンは効果は高いが、松葉を固めてしまう難点がある。
もっとも、防草処理は上記方法に限ることはなく、松葉を食塩、塩化カルシウム、塩化マグネシウムなどの塩類の飽和水溶液に浸漬するだけでもよい。また、米糠を松葉の2〜4割程度混合して使用してもよい。もっとも、米糠を使用するとミミズが繁殖しそれを狙って野外動物が土壌を引っ繰り返すので、木酢液や竹酢液を混ぜるとか使用場所を選ぶとかの対策が必要になる。
防草処理を施した松葉や松の小枝からは、防草成分がネット等のカバー材の目を通って被覆土に吸い上げられるので、雑草の種子が被覆土上に落下してきたとしても、発芽や発根が妨げられる。たとえ発芽しても、カバー材に妨げられて大きく成長することはないし、カバー材の下側に有る松葉層や防草成分に触れて枯死するに至る。防草処理を施さない松葉でも松葉エキスは浸出するので、効果は劣るが雑草の種子の発芽や発根を妨げる効果は同様にある。
防草処理は、カバー材や膜体、更には被覆に用いる土砂に対しても行えば、抑草や防草、除草の効果は更に亢進される。カバー材や膜体は処理後乾燥保存する。土砂として、マサ土や砂、或いは瓦などの粉砕砂を用いれば、この防草処理が簡単確実に行える。特に、粉砕砂の場合は防草成分の吸収や保持能力が大きい利点がある。
このように、防草処理した松葉や松の小枝の層の上に同じく防草処理した被覆土を被せ、更にカバー材や膜体にも防草処理を施しておけば、防草や除草の効果は3〜4年程度は持続する。更に、この被覆土の上から防草処理液を散布して置いてもよい。この散布を施工後も適宜間隔(数ケ月毎等)をおいて追加して行えば、効果は更に長持ちする。また、裁断した松葉等を雑草の上から散布した場合でも、防草処理液散布の効果はある。
防草成分の内タール分や塩類、ロジンは市販のものが使用できる。松葉エキスは、松葉を松の小枝などと一緒に或いは裁断や粉砕したものを、煮出して得る。この場合、塩類や石灰も一緒に加熱してもよい。そして、煮出した松葉等の出し殻は、松葉の増量材として使用することもできる。煮出した松葉からは松葉エキスはでてこないが、防草処理液の担持体の役目を果たす。その割合は2〜3割程度までとする。
次に、本発明の除草用被覆板或いはシート体について説明する。上記した方法の内松葉等を散布する抑草方法の場合は別として、カバー材や膜体を使用する場合には、現場で寒冷紗や不織布等を敷いたり持ち込んだ松葉を敷きつめたりするため大がかりで非常に手間を要する作業となる。また、松葉が入手し難い場所へは遠方から嵩張る松葉を搬送しなければならない。
このような場合に使用するものとして、本発明者は、防草・抑草・除草用被覆板或いはシート体を開発した。被覆板は、適宜大きさ例えば30〜100cm角など、手で取扱い易い寸法に裁断した膜体の上に、松葉や松の小枝を0.5〜10cm厚より好ましくは3〜6cm厚に載せ、次いで適宜大きさに裁断したカバー材を被せて加圧圧縮したものである。輸送に便利なように、紐で締結したり、容器中内に圧縮収納するようにしてもよい。裁断や粉砕したした松葉や松の小枝の場合、厚みは1〜3cmでよい。
シート体は、適宜大きさ例えば30〜100cm角に製袋した不織布や寒冷紗、メッシュビニールシート等の膜体製袋に松葉や松の小枝を詰め込み、厚みが0.5〜10cmより好ましくは1〜5cm程度に仕上げたものである。尚、膜体製袋は長尺のものとし、松葉や松の小枝を収納して均したのち、適宜寸法に逢い目を入れて区画すると、施工効率が向上する。裁断や粉砕したした松葉や松の小枝の場合、前記例同様、厚みは1〜3cmでよい。
被覆板のもう一つの例として、松葉や松の小枝に粘土と水を加えて混練したもを加圧成形したのち乾燥したものが挙げられる。用いる粘土の種類に限定はないが、瓦などの破砕時に生じる微粉末を使用すれば、廃棄物の有効利用となる。成形時の圧は低すぎると被覆板が脆くなるので、粘土の種類や使用割合、水分濃度等にもよるが、0.2〜0.4ton/cm2 程度とする。尚、粘土は、10〜30容量%が好ましい。被覆板の厚みは薄過ぎると割れやすくまた厚過ぎるとコスト高になるので、2〜5cm程度とする。補強のために、被覆板の上下面を不織布などでカバーしておいてもよい。
このようにして得られた被覆板やシート体は、施工箇所に敷きつめ、そのまま或いは更に全体をネットなどのカバー材で覆い、その上に1〜3cm程度の厚さで土を被せるようにして使用する。並べた被覆板やシート体の間に隙間が生じる場合には、その間隙を松葉で埋めるようにするとよい。
松葉や松の小枝を裁断したり破砕すること、松葉や松の小枝更にはカバー材や膜体に防草処理を施すことが望ましいのは、被覆板やシート体の場合でも同様である。松葉層の上更には被せた土の上から、防草成分を散布することも、前記した防草・抑草・除草用材の施工方法の場合と同様である。
本発明は、以上詳述したように、抑草、防草或いは除草すべき場所に応じて、松葉の裁断品や破砕品を散布したり、松葉層の上に被覆土を被せたり松葉層の下に膜体を敷設したりし、更にはタール分や松葉エキス等の防草成分をこれらに浸透させて防草効果を高めるなどして、防草・抑草・除草用材を施工するものである。
従って、以下に述べるような特徴を有する。
(1)放置畑地や草原、川原土手などの広い範囲の雑草に対し、裁断或いは粉砕した松葉や松の小枝を散布或いは敷きつめることにより松葉エキスを放出して雑草の成長を抑制する。その結果、草苅機による除草作業などが簡単になる利点がある。タール分や塩類、松抽出成分などの防草成分の添加で、抑草効果は更に向上する。
(2)庭や庭園、墓地その他平坦で比較的狭い場所において、敷きつめた松葉等に被覆土を被せることにより、松葉の散逸防止や美観保護が図られる。とともに、被覆土上に飛んできた雑草の種子は、逆浸透した松葉エキスにより発芽や成長が抑止される。松葉の下の土壌層にある種子の発芽成長や雑草の成長も松葉エキスにより抑制される。松葉や土砂に防草成分を添加しておけば、この抑止効果は更に増大する。
(3)松葉や松の小枝の層をカバー材で覆ったうえ土砂を被せれば、土砂の松葉等の隙間への落下減少を防ぐ効果があるうえ、被覆土上に落下した雑草の種子が発芽しても、根の伸長を妨げて雑草の生育を防止する効果もある。たとえ根が伸長しても、松葉層に接触して腰するに至る。従って、被覆土上には殆ど雑草が生育せず、砂やマサ土のままの状態を示す。
(4)松葉や松の小枝を膜体を敷いた上に敷きつめると、必要な期間だけ防草や除草の効果を発揮し、施工箇所の一部に植栽や野菜の栽培を再開したい場合には、その部分を掘り返し、必要な部分の膜体ごと松葉などを除去することにより、簡単に対応できる。
(5) カバー材や膜体は遮光効果があり、膜体より下側の植物の発芽や成長を阻害する。従って、膜体を使用する場合には施工箇所の除草は殆ど行わずにそのまま施工できるので、手間が掛からない利点もある。
(6) 膜体として、寒冷紗や不織布にニスやコールタールなどの皮膜材を塗布して目つぶし兼防水層を形成しておくと、防草成分が松葉層に保持されやすい効果がある。
(6) 材料として松葉や食塩、木タールなどの天然自然物を使用しているので、薬品公害の心配がないし、残留害も少ない。

(7) 山野に放置されたり産業廃棄物として処理される松葉の有効利用が図れる。また、松は成長が早いので、放置田畑に植栽すれば、減反対策としても有効である。
更に、予め防草・抑草・除草用被覆板やシート体を製造しておくと、現場で膜体を敷いたり松葉を持ち込んだりする大がかりな作業が不要になり、作業効率が大幅に向上する。また、松葉が入手し難い場所へは遠方から嵩張る松葉を搬送する必要もないし、墓地など小面積の場合の施工も簡単になるなどの利点がある。
防草或いは除草すべき箇所に、不織布等の膜体を敷設し、その上から松葉や松の小枝を敷きつめ、更にその上をカバー材で覆ったのち土砂を被せるもことにより、優れた防草、除草効果を発揮する。松葉や松の小枝は防草成分を含浸させた後短く裁断して用い、カバー材や膜体も防草成分を含浸させておくと、防草効果は更に向上する。
図1は、傾斜地(25〜30度、長さ約5m)1に短く裁断(0.2〜0.6cm)した松葉や松の小枝を散布した場合の模式図である。全体を昨年の6月ごろ草刈り機で除草し、A区はそのまま放置、B区は裁断した松葉2を1〜2cm厚に敷きつめ、C区は裁断した松葉及び松の小枝3を防草処理液に浸漬施した後1〜2cm厚に敷きつめたものである。その結果、その年の暮れには、A区では雑草4aの草丈が1m前後になり枝分かれして繁茂したが、B区では雑草4bの草丈が30〜40cm、C区に至っては雑草4cの草丈が20〜30cmにしか伸長せず枝分かれも殆ど見られなかった。その結果、B区やC区では、A区に比べてその後の草刈り作業が大幅に捗った。今年に入ってからも、草丈が伸びる初夏から初秋にかけて、B区やC区では昨年よりも草丈が短いように感じられた。
次に、防草処理液について説明する。まず水10Lに対し岩塩を1L加え、これに枝付きの松葉7L(容積)を入れて2時間ほど煮込み、約9Lの松葉エキスを得た。エキスを常温に冷却後、コールタール1Lと粉砕したロジンを100cc、及び竹酢液を0.5L混入攪拌して防草処理液を得た。この処理液に、裁断した松葉や松の小枝を約24時間浸漬してから引き上げ、乾燥させた。
図2は、本発明の他の方法により施工された防草・抑草・除草用材の断面図を示す。この防草・抑草・除草用材5は、先ず施工すべき地面GL上に、膜体6を敷設し、その上に松葉7を3cm厚に敷きつめ、次いでネット8及び2cm厚の被覆土9を被せたものである。膜体6は、寒冷紗にコールタールを部分的に塗布して透水性を低下させたものである。被覆土9としては、マサ土を使用した。
松葉7は、小枝を付けたままの状態で、水槽に塩類10として食塩、塩化カルシウム及び塩化マグネシウムを等量ずつ過剰に投入した過剰飽和水溶液に2日間浸漬したものを使用した。水溶液から引き揚げた後米糠11をまぶして使用した。米糠11は松葉7に対し約1/3使用した。更に、被覆土9上に、食塩、塩化カルシウム、塩化マグネシウムの水溶液を散布した。
このようにすると、施工箇所の地面GLに生えていた雑草12は、遮光されるため成長が阻害されるし、松葉7や米糠11の溶出物や塩類10のためについには枯死する。地面GLに落ちていた雑草の種子13も発芽が妨害される。
また、被覆土9上に飛んできた雑草の種子14は、逆浸透した塩類などにより発芽や成長が抑止されるが、例え発芽、発根したとしても、根はネット8に妨げられて大きく成長することはないし、ネット8の下側に有る松葉や米糠、塩類などに接触して枯死するに至る。従って、被覆土9上には殆ど雑草が生育せず、マサ土のままの状態を示す。
尚、膜体6として、目つぶしした寒冷紗に変えて、ビニールシートなどのシート類を使用してもよい。この場合、雨水などは地面GLには浸透しないため、松葉成分や米糠成分・塩類の流出がほぼ防止されるが、松葉の腐植を早めるおそれがある。膜体6として、小孔を多数穿設したビニールシートを使用すると、目つぶしした寒冷紗同様低透水性の膜となり、膜体より下層の土壌への松葉成分や米糠成分・塩類の流出が少なく、松葉層に保持されやすい効果がある。
そして、施工箇所の一部に植栽や野菜の栽培を再開したい場合には、その部分を掘り返し、必要な部分の膜体6ごと松葉などを除去することにより、簡単に対応できる利点がある。この場合、松葉や糠からの除草・防草成分や塩類等は地面GLには余り残留していないので、植木の植栽や野菜の栽培には殆ど影響しない。尚、松葉は腐植しにくいので、本発明の除草・防草用材の効果は数年(3〜5年)間は持続する。
図3は、更に異なる他の方法により施工された防草・抑草・除草用材の断面図を示す。この防草・抑草・除草用材15は、先ず施工すべき地面GLを1〜2cm程度削って雑草を根の一部とともに除去し、その上に直に5mm程度に裁断した松葉及び松の小枝16を3cm厚に敷きつめる。その上を寒冷紗17で覆い、更に被覆土18を3cm厚に被せたものである。被覆土18は、瓦の破砕品(0.5〜3mm)を使用した。
松葉及び松の小枝16は、実施例1と同様に防草処理液に24時間浸漬した後乾燥させて使用した。また、寒冷紗17も同様に防草処理液に24時間浸漬した後乾燥させて使用した。被覆土18も防草処理液に丸2日間浸漬した後使用した。
本例の場合、松葉16はもとより寒冷紗17も被覆土18も全て防草処理がなされているので、地面GLに落ちていた雑草の種子19及び被覆土18上に飛んできた雑草の種子20も共に大きな防草、除草作用を受け、長期に渡って発芽や発根は殆ど阻止される。稀に、被覆土18上に飛んできた種子20が発芽しても、その下にあるカバー材としての寒冷紗17により根の伸長が妨げられ、ひ弱なものとなるので、除去も簡単である。図中、符号21は、乾燥した防草処理液成分である。
前記した各防草・抑草・除草用材5や15は、現場で一から施工するものであるが、この防草・抑草・除草用材を予めブロック状に形成しておき、現場ではこのブロックを並べるだけで防草・抑草・除草用材が施工できれば、作業の大きな省力化が図れる。図4の防草・抑草・除草用被覆板22は、このような観点から開発されたものである。防草・抑草・除草用被覆板22は、容器23として、発泡スチロール製の廃トロ箱(寸法40cm×60cm)を用い、この底部にネット24を敷き、その上に実施例2と同様に塩類の過剰飽和水溶液に浸漬した松葉7と米糠11を混合したものを載せ、寒冷紗をコールタールで目つぶしした膜体6で覆い加圧圧縮したものである。尚、松葉7は、2〜5cm程度の長さに裁断したものを使用した。
この防草・抑草・除草用被覆板22は、実施例2の防草・抑草・除草用材5と上下反対に構成されているが、これは、図3に示すように、施工時に容器23を反転させ、そのまま地面に敷設できるようにしたためである。勿論、図4とは上下反対に積み重ねてもよい。また、膜体6は、容器23よりも幾分大きく裁断してあるが、これは、防草・抑草・除草用被覆板22の敷設時にダブさせるためである。
図5は、この防草・抑草・除草用被覆板22を、施工する状態を示す断面図である。まず、図4に示す防草・抑草・除草用被覆板22を、容器23を逆さまにして中身を取り出し、必要個数地面GL上に並べる。この際、膜体6が幾分はみ出しているので、重ねあわすようにする。また、防草・抑草・除草用被覆板22間に隙間が生じた場合、松葉7を充填するとよい。
次いで、この敷き並べた防草・抑草・除草用被覆板22の上から、2cmの厚みに、砂やマサ土などの被覆土9を被せる。尚、防草・抑草・除草用被覆板22の上から、更にネット24を全体に被せるようにした後、被覆土9で覆ってもよい。その結果、図2に示す防草・抑草・除草用材5と同様のものが得られた。
図6に示す防草・抑草・除草用シート体25は、前記防草・抑草・除草用被覆板22と同様の考え方から開発したものである。この防草・抑草・除草用シート体25は、40cm角に製袋した不織布製袋26に、実施例3と同様に防草処理して乾燥させた裁断松葉及び松の小枝16を、厚みが3cm程度になるように詰め込んで仕上げたものである。不織布製袋26も同様に防草処理液に24時間浸漬した後乾燥させて使用した。符号26aは縫い目である。
図7は、この防草・抑草・除草用シート体25を施工する状態を示す断面図である。まず、図6に示す防草・抑草・除草用シート体25を必要個数地面GL上に隙間なく並べる。防草・抑草・除草用シート体25間に隙間が生じた場合、松葉を充填するとよい。次いで、この敷き並べた防草・抑草・除草用シート体25の上から、2cmの厚みに被覆土18を被せる。被覆土18は実施例3と同様に防草処理した瓦の破砕品を用いた。
その結果、松葉層の上下を不織布で挟んだ図2に示す防草・抑草・除草用材5と同様のものが得られたが、このシート体25は前記例の防草・抑草・除草用被覆板22に比べて製造及び取扱が簡単である。尚、図示は省略するが、不織布製袋は長尺のものとし、松葉や松の小枝を収納して均したのち、適宜寸法に逢い目を入れて区画すると、施工効率が更に向上する。一方、本例の場合、施工箇所の一部に植栽や野菜の栽培を再開したいような場合、その部分を掘り返して必要な部分のシート体25のみを取り出せばよいので、非常に簡単に対応できる利点がある。
図8に示す防草・抑草・除草用被覆板27は、実施例3と同様に処理した松葉や松の小枝16に粘土28と水を加えて混練したものを40cm四方に加圧成形したのち乾燥したものである。粘土28は不良品瓦の破砕時に生じた微粉末を松葉80に対し20の割合(容量%)で使用した。加圧は、瓦用の60tonプレスを用い、厚み6cmのものが4cmに仕上がった。また、水には実施例3で使用した防草処理液を半分程度加えた。
図9は、この防草・抑草・除草用被覆板27を施工する状態を示す断面図である。先ず施工すべき地面GLを1〜2cm程度削って雑草を根の一部とともに除去して不織布からなる膜体29を敷設し、その上に防草・抑草・除草用被覆板27を必要個数隙間なく並べる。次いで、寒冷紗からなるカバー材30で覆い、その上に3cm厚に被覆土(海砂)31を被せる。カバー材30及び被覆土31は、実施例3と同様に防草処理した。施工後、水を含むと粘土28が溶けて一体化する。
本発明防草・抑草・除草用材の施工例の一例を示す模式図である。(実施例1) 本発明防草・抑草・除草用材の施工例の一例を示す断面図である。(実施例2) 本発明防草・抑草・除草用材の施工例の他の例を示す断面図である。(実施例3) 本発明防草・抑草・除草用被覆板の一例を示す断面図である。(実施例4) 防草・抑草・除草用被覆板を施工する状態を示す断面図である。(実施例4) 本発明防草・抑草・除草用シート体の一例を示す一部断面斜視図である。(実施例5) 防草・抑草・除草用シート体を施工する状態を示す断面図である。(実施例5) 本発明防草・抑草・除草用被覆板の他の例を示す斜視図である。(実施例6) 防草・抑草・除草用被覆板を施工する状態を示す断面図である。(実施例6)
符号の説明
1 傾斜地
2 松葉
3 浸漬松葉
5 防草・抑草・除草用材
6 膜体
7 松葉
9 被覆土
12 雑草
GL 地面
15 防草・抑草・除草用材
16 松葉及び松の小枝
17 寒冷紗
18 被覆土
22 防草・抑草・除草用被覆板
23 容器
25 防草・抑草・除草用シート体
26 不織布製袋
27 防草・抑草・除草用被覆板
28 粘土

Claims (20)

  1. 庭、庭園、墓地、畑地の周縁や放置畑地、道路端、草原、川原土手などの防草、抑草或いは除草すべき箇所に、裁断或いは粉砕した松葉や松の小枝を散布或いは敷きつめることを特徴とする、防草・抑草・除草用材の施工方法。
  2. 松葉や松の小枝の層の上に、土砂の層を設けるものである、請求項1記載の防草・抑草・除草用材の施工方法。
  3. 松葉や松の小枝の層をネットや寒冷紗、不織布等のカバー材で覆い、その上に土砂の層を設けるものである、請求項2記載の防草・抑草・除草用材の施工方法。
  4. 庭、庭園、墓地、畑地の周縁や放置畑地、道路端、草地などの除草或いは防草すべき箇所に、不織布や寒冷紗、メッシュビニールシート等の膜体を敷設し、その上から松葉や松の小枝を敷きつめ、更にその上から土砂を被せることを特徴とする、防草・抑草・除草用材の施工方法。
  5. 敷きつめた松葉や松の小枝をネットや寒冷紗、不織布等のカバー材で覆い、その上から土砂を被せるものである、請求項4記載の防草・抑草・除草用材の施工方法。
  6. 松葉や松の小枝は、裁断或いは粉砕したものを使用するものである、請求項4又は請求項5記載の防草・抑草・除草用材の施工方法。
  7. 松葉や松の小枝は、松葉エキスに食塩や塩化カルシウム等の塩類を溶解した防草処理液に浸漬して使用するものである請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6記載の防草・抑草・除草用材の施工方法。
  8. 防草処理液に、木タール、竹タール、コールタール、クレオソートなどのタール分を配合するものである、請求項8記載の防草・抑草・除草用材の施工方法。
  9. 膜体やカバー材は、防草処理液に含浸させて使用するものである、請求項3、請求項4又は請求項5記載の防草・抑草・除草用材の施工方法。
  10. 土砂は、防草処理液に浸漬するとともに、唐がらしのエキスや粉末、木酢、竹酢等の犬猫用忌避剤を混入しておくものである、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の防草・抑草・除草用材の施工方法。
  11. 適宜大きさに裁断した不織布や寒冷紗、メッシュビニールシート等の膜体の上に松葉や松の小枝を載せ、次いで適宜大きさに裁断したネットや寒冷紗、不織布等のカバー材を被せて加圧圧縮したことを特徴とする防草・抑草・除草用被覆板。
  12. 不織布や寒冷紗、メッシュビニールシート等の膜体製袋に松葉や松の小枝を収納したことを特徴とする防草・抑草・除草用シート体。
  13. 膜体製袋は長尺ものであり、松葉や松の小枝を収納して均したのち、適宜寸法に逢い目を入れて区画するものである、請求項12記載の防草・抑草・除草用シート体。
  14. 膜体やカバー材は、防草処理液に含浸させて使用するものである、請求項11、請求項12又は請求項13記載の防草・抑草・除草用被覆板又は防草・抑草・除草用シート体。
  15. 松葉や松の小枝に粘土と水を加えて混練したもを加圧成形したのち乾燥したことを特徴とする防草・抑草・除草用被覆板。
  16. 松葉や松の小枝は、裁断或いは粉砕したものを使用するものである、請求項11、請求項12、請求項13、請求項14又は請求項15記載の防草・抑草・除草用被覆板又は防草・抑草・除草用シート体。
  17. 松葉や松の小枝は、松葉エキスに食塩や塩化カルシウム等の塩類を溶解した防草処理液に浸漬して使用するものである請求項11、請求項12、請求項13、請求項14、請求項15又は請求項16記載の防草・抑草・除草用被覆板又は防草・抑草・除草用シート体。
  18. 防草処理液に、木タール、竹タール、コールタール、クレオソートなどのタール分を配合するものである、請求項17防草・抑草・除草用被覆板又は防草・抑草・除草用シート体。
  19. 請求項11乃至請求項18に記載する除草・防草用被覆板又は除草・防草用シート体を除草、防草すべき箇所に敷設し、その上に土砂を被せるものである、防草・抑草・除草用被覆板又は防草・抑草・除草用シート体の施工方法。
  20. 土砂は、防草処理液に浸漬するとともに、唐がらしのエキスや粉末、木酢、竹酢等の犬猫用忌避剤を混入しておくものである、請求項19記載の防草・抑草・除草用被覆板又は防草・抑草・除草用シート体の施工方法。
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