JP2004166507A - 亜鉛複合食物繊維及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】食物繊維に亜鉛を複合させ、食物繊維による体調維持効果に加えて、人体の亜鉛不足による種々の異常発生を抑制する効果を有する新規な食物繊維を提供する。
【解決手段】亜鉛をキレート結合したキトサンを含む細胞壁をもつリゾプス属菌糸体からなる亜鉛複合食物繊維であって、水溶性亜鉛化合物を添加した栄養培地中でリゾプス属菌を培養し、その培養液中から菌糸体を分離することにより製造する。また、栄養培地中の亜鉛含有量は5ppm未満であるのが好ましい。
【選択図】 なし
【解決手段】亜鉛をキレート結合したキトサンを含む細胞壁をもつリゾプス属菌糸体からなる亜鉛複合食物繊維であって、水溶性亜鉛化合物を添加した栄養培地中でリゾプス属菌を培養し、その培養液中から菌糸体を分離することにより製造する。また、栄養培地中の亜鉛含有量は5ppm未満であるのが好ましい。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、亜鉛を含有するリゾプス属菌糸体からなり、体調維持効果及び人体の必須金属である亜鉛の供給効果を有する新規な食物繊維及びその製造方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、食物繊維は栄養価を有しないが、摂取することにより建康の維持に有効であることから、セルロース、ヘミセルロース、ペクチンなどを多量に含む果物などに由来する植物繊維の採取が推奨されている。
【0003】
ところで、最近に至り、甲殻類表皮などに含まれるキチンやキトサンも食物繊維としての効果を示し、コレステロールを低下させる機能を有することが知られ、またこれらは食品添加物としても認められていることから、食物繊維の供給源として注目されるようになった。
【0004】
また、キチンやキトサンは、キノコなどの糸状菌の菌糸体にも含まれていることが知られ、特にリゾプス属菌の中にはキトサンを多く含む種類があるため、本発明者らは、先にリゾプス属菌を液体培地で培養したのち、その菌糸体に対し、炭酸ナトリウム又は水酸化ナトリウムを添加し、100〜130℃において温熱処理することにより食物繊維を製造する方法を提案した(特許文献1参照)。
【0005】
一方、近年、人体の必須ミネラル成分である亜鉛の摂取不足により、精力低下、味覚異常、皮膚異常を訴える人々が増加しつつあり、人体への亜鉛の補給が健康維持上の課題となっているが、これを食物繊維とともに供給することはまだ知られていない。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−9922号公報(特許請求の範囲等)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、食物繊維に亜鉛を複合させ、食物繊維による体調維持効果に加えて、人体の亜鉛不足による種々の異常発生を抑制する効果を有する新規な食物繊維を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、リゾプス属菌糸体中のキトサンを主体とする食物繊維について種々研究を重ねた結果、リゾプス属菌を亜鉛含有培地中で培養すれば、その菌糸体の細胞壁を構成するキトサンに亜鉛がキレート結合し、亜鉛を含有する食物繊維が得られることを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、亜鉛をキレート結合したキトサンを含む細胞壁をもつリゾプス属菌糸体からなる亜鉛複合食物繊維、及び水溶性亜鉛化合物を添加した栄養培地中でリゾプス属菌を培養し、その培養液中から菌糸体を分離することを特徴とする亜鉛複合食物繊維の製造方法を提供するものである。
なお、ここでいう食物繊維とは、培養液から分離された菌糸体繊維及びそれをアルカリ蒸煮により精製した精製菌糸体繊維の両方を意味する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の亜鉛複合食物繊維は、水溶性亜鉛化合物を添加した栄養培地中でリゾプス属菌を培養することにより生産される。
この際用いるリゾプス属菌は、接合菌類、ケカビ目クモノスカビ属(Rhizopus)に属する菌で、例えばリゾプス・アリズス(R.arrhizus)、リゾプス・オリザエ(R.oryzae)、リゾプス・ニグリカンス(R.nigricans)、・リゾプス・リゾポジホルミス(R.rhizopodiformis)、リゾプス・オリゴスポルス(R.oligosporus)、リゾプス・キネンシス(R.chinensis)などが知られているが、本発明においては、これらの中から任意に選んで用いることができる。これらのリゾプス属菌は、例えばアルコール発酵やテンペ食品、乳腐食品などの製造に一般的に用いられている食用上安全な菌である。
【0011】
次に、本発明方法において用いる栄養培地としては、穀類デンプン、ブドウ糖、廃糖蜜などの炭素源と慣用されている窒素源、リン酸源、無機塩を含む培地に水溶性亜鉛塩化合物を添加したものが用いられる。
【0012】
上記の水溶性亜鉛化合物には、例えば塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛などがある。これらの水溶性亜鉛化合物は、亜鉛濃度が環境安全許容範囲以下になるように、5ppm未満の濃度で添加するのが好ましい。この栄養培地は、液体培地でもよいし、固体培地でもよい。
【0013】
本発明方法においては、このような組成の栄養培地に、所定のリゾプス菌を接種して、好気条件下で培養する。培養温度としては、通常20〜35℃であり、培養時間は15〜75時間である。
【0014】
このようにして培養したのち、得られた培養液から、ろ過、遠心分離により菌糸体を分離する。この菌糸体の組成は、キチン、キトサンからなる細胞壁と、細胞質とに大別される。この細胞質には、タンパク質、核酸、脂肪など栄養価の高い成分が多く含まれる。したがって、本質的な意味での食物繊維に供するには、細胞質を除去して細胞壁のみとするアルカリ蒸煮のような精製処理を行うのが好ましいが、亜鉛複合食物繊維における亜鉛吸収効果はこれらの栄養分が存在しても阻害されないため、必ずしもこのような精製処理を必要としない。
このようにして得たリゾプス属菌の菌糸体にキトサンの亜鉛がキレートされていることは、例えば菌糸体を単純に水洗しても亜鉛が除かれないが、EDTAなどのキレート剤を用いて洗浄すれば亜鉛が除かれることによって確認することができる。
【0015】
【実施例】
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれによってなんら限定されるものではない。
【0016】
実施例1
蒸煮コーンスターチ300g、ポリペプトン50g、リン酸水素ニカリウム10g、硫酸マグネシウム5g、硫酸亜鉛0.1g、水10リットルからなる組成の液体培地を用い、通気量0.7vvm、29℃の条件でリゾブス属オリゴスポルス(Rhizopus oligosporus)を3日間培養した。次いで、培養液から菌糸体を濾別して十分に水洗したのち、5%水酸化ナトリウムを菌糸に対し40倍量添加してオートクレーブを用いて120℃で60分間加熱処理した。冷却後、菌糸体を濾別し、水で十分に洗浄した。得られた精製菌糸体細胞壁は中性であり、タンパク質、脂肪は検出されず、糖分析結果はキチン含有率45質量%、キトサン23質量%、セルロース等の繊維質30質量%、酸性多糖2質量%であった。この精製菌糸体細胞壁は亜鉛を5200ppm含む亜鉛複合食物繊維であった。
【0017】
上記で得られた亜鉛複合食物繊維を通常給餌に混合してラットに摂取させたところ、ラット体内の亜鉛含量が増加した。その体内亜鉛増加量は、ラットに亜鉛のみを摂取させた場合や、キトサンだけ摂取させた場合よりも、有意に大きかった。また、アルカリ精製処理をしない亜鉛複合食物繊維についても、同様の効果が認められた。
【0018】
実施例2
実施例1と同様の実験条件で、リゾプス属の3菌種について実験を行い、各菌種食物繊維の亜鉛含有量の分析を行った。その結果、リゾプス・オリゴスポルス(Rhizopus oligosporus)からは5200ppm、リゾプス・オリザエ(Rhizopus oryzae)からは7300ppm、リゾプス・キネンシス(Rhizopus chinensis)からは4300ppmの亜鉛を含む複合食物繊維が得られていることが分った。亜鉛の含有量は菌糸体中のキトサン含有量と相関関係にあった。
【0019】
実施例3
リゾプス属の実施例2で用いた上記3菌種について、実施例1の栄養源に準じて固体培養を行ったところ、得られた菌糸体及びアルカリ精製処理を行った菌糸体のいずれにも亜鉛が複合していることが認められた。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、通常の体調維持効果に加え、人体の必須金属である亜鉛の体内取り込み効果を有する新規な食物繊維が得られる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、亜鉛を含有するリゾプス属菌糸体からなり、体調維持効果及び人体の必須金属である亜鉛の供給効果を有する新規な食物繊維及びその製造方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、食物繊維は栄養価を有しないが、摂取することにより建康の維持に有効であることから、セルロース、ヘミセルロース、ペクチンなどを多量に含む果物などに由来する植物繊維の採取が推奨されている。
【0003】
ところで、最近に至り、甲殻類表皮などに含まれるキチンやキトサンも食物繊維としての効果を示し、コレステロールを低下させる機能を有することが知られ、またこれらは食品添加物としても認められていることから、食物繊維の供給源として注目されるようになった。
【0004】
また、キチンやキトサンは、キノコなどの糸状菌の菌糸体にも含まれていることが知られ、特にリゾプス属菌の中にはキトサンを多く含む種類があるため、本発明者らは、先にリゾプス属菌を液体培地で培養したのち、その菌糸体に対し、炭酸ナトリウム又は水酸化ナトリウムを添加し、100〜130℃において温熱処理することにより食物繊維を製造する方法を提案した(特許文献1参照)。
【0005】
一方、近年、人体の必須ミネラル成分である亜鉛の摂取不足により、精力低下、味覚異常、皮膚異常を訴える人々が増加しつつあり、人体への亜鉛の補給が健康維持上の課題となっているが、これを食物繊維とともに供給することはまだ知られていない。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−9922号公報(特許請求の範囲等)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、食物繊維に亜鉛を複合させ、食物繊維による体調維持効果に加えて、人体の亜鉛不足による種々の異常発生を抑制する効果を有する新規な食物繊維を提供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、リゾプス属菌糸体中のキトサンを主体とする食物繊維について種々研究を重ねた結果、リゾプス属菌を亜鉛含有培地中で培養すれば、その菌糸体の細胞壁を構成するキトサンに亜鉛がキレート結合し、亜鉛を含有する食物繊維が得られることを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、亜鉛をキレート結合したキトサンを含む細胞壁をもつリゾプス属菌糸体からなる亜鉛複合食物繊維、及び水溶性亜鉛化合物を添加した栄養培地中でリゾプス属菌を培養し、その培養液中から菌糸体を分離することを特徴とする亜鉛複合食物繊維の製造方法を提供するものである。
なお、ここでいう食物繊維とは、培養液から分離された菌糸体繊維及びそれをアルカリ蒸煮により精製した精製菌糸体繊維の両方を意味する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の亜鉛複合食物繊維は、水溶性亜鉛化合物を添加した栄養培地中でリゾプス属菌を培養することにより生産される。
この際用いるリゾプス属菌は、接合菌類、ケカビ目クモノスカビ属(Rhizopus)に属する菌で、例えばリゾプス・アリズス(R.arrhizus)、リゾプス・オリザエ(R.oryzae)、リゾプス・ニグリカンス(R.nigricans)、・リゾプス・リゾポジホルミス(R.rhizopodiformis)、リゾプス・オリゴスポルス(R.oligosporus)、リゾプス・キネンシス(R.chinensis)などが知られているが、本発明においては、これらの中から任意に選んで用いることができる。これらのリゾプス属菌は、例えばアルコール発酵やテンペ食品、乳腐食品などの製造に一般的に用いられている食用上安全な菌である。
【0011】
次に、本発明方法において用いる栄養培地としては、穀類デンプン、ブドウ糖、廃糖蜜などの炭素源と慣用されている窒素源、リン酸源、無機塩を含む培地に水溶性亜鉛塩化合物を添加したものが用いられる。
【0012】
上記の水溶性亜鉛化合物には、例えば塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛などがある。これらの水溶性亜鉛化合物は、亜鉛濃度が環境安全許容範囲以下になるように、5ppm未満の濃度で添加するのが好ましい。この栄養培地は、液体培地でもよいし、固体培地でもよい。
【0013】
本発明方法においては、このような組成の栄養培地に、所定のリゾプス菌を接種して、好気条件下で培養する。培養温度としては、通常20〜35℃であり、培養時間は15〜75時間である。
【0014】
このようにして培養したのち、得られた培養液から、ろ過、遠心分離により菌糸体を分離する。この菌糸体の組成は、キチン、キトサンからなる細胞壁と、細胞質とに大別される。この細胞質には、タンパク質、核酸、脂肪など栄養価の高い成分が多く含まれる。したがって、本質的な意味での食物繊維に供するには、細胞質を除去して細胞壁のみとするアルカリ蒸煮のような精製処理を行うのが好ましいが、亜鉛複合食物繊維における亜鉛吸収効果はこれらの栄養分が存在しても阻害されないため、必ずしもこのような精製処理を必要としない。
このようにして得たリゾプス属菌の菌糸体にキトサンの亜鉛がキレートされていることは、例えば菌糸体を単純に水洗しても亜鉛が除かれないが、EDTAなどのキレート剤を用いて洗浄すれば亜鉛が除かれることによって確認することができる。
【0015】
【実施例】
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれによってなんら限定されるものではない。
【0016】
実施例1
蒸煮コーンスターチ300g、ポリペプトン50g、リン酸水素ニカリウム10g、硫酸マグネシウム5g、硫酸亜鉛0.1g、水10リットルからなる組成の液体培地を用い、通気量0.7vvm、29℃の条件でリゾブス属オリゴスポルス(Rhizopus oligosporus)を3日間培養した。次いで、培養液から菌糸体を濾別して十分に水洗したのち、5%水酸化ナトリウムを菌糸に対し40倍量添加してオートクレーブを用いて120℃で60分間加熱処理した。冷却後、菌糸体を濾別し、水で十分に洗浄した。得られた精製菌糸体細胞壁は中性であり、タンパク質、脂肪は検出されず、糖分析結果はキチン含有率45質量%、キトサン23質量%、セルロース等の繊維質30質量%、酸性多糖2質量%であった。この精製菌糸体細胞壁は亜鉛を5200ppm含む亜鉛複合食物繊維であった。
【0017】
上記で得られた亜鉛複合食物繊維を通常給餌に混合してラットに摂取させたところ、ラット体内の亜鉛含量が増加した。その体内亜鉛増加量は、ラットに亜鉛のみを摂取させた場合や、キトサンだけ摂取させた場合よりも、有意に大きかった。また、アルカリ精製処理をしない亜鉛複合食物繊維についても、同様の効果が認められた。
【0018】
実施例2
実施例1と同様の実験条件で、リゾプス属の3菌種について実験を行い、各菌種食物繊維の亜鉛含有量の分析を行った。その結果、リゾプス・オリゴスポルス(Rhizopus oligosporus)からは5200ppm、リゾプス・オリザエ(Rhizopus oryzae)からは7300ppm、リゾプス・キネンシス(Rhizopus chinensis)からは4300ppmの亜鉛を含む複合食物繊維が得られていることが分った。亜鉛の含有量は菌糸体中のキトサン含有量と相関関係にあった。
【0019】
実施例3
リゾプス属の実施例2で用いた上記3菌種について、実施例1の栄養源に準じて固体培養を行ったところ、得られた菌糸体及びアルカリ精製処理を行った菌糸体のいずれにも亜鉛が複合していることが認められた。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、通常の体調維持効果に加え、人体の必須金属である亜鉛の体内取り込み効果を有する新規な食物繊維が得られる。
Claims (3)
- 亜鉛をキレート結合したキトサンを含む細胞壁をもつリゾプス属菌糸体からなる亜鉛複合食物繊維。
- 水溶性亜鉛化合物を添加した栄養培地中でリゾプス属菌を培養し、その培養液中から菌糸体を分離することを特徴とする亜鉛複合食物繊維の製造方法。
- 栄養培地中の亜鉛含有量が5ppm未満である請求項2記載の亜鉛複合食物繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002332830A JP2004166507A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 亜鉛複合食物繊維及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002332830A JP2004166507A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 亜鉛複合食物繊維及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004166507A true JP2004166507A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32697738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002332830A Pending JP2004166507A (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 亜鉛複合食物繊維及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004166507A (ja) |
-
2002
- 2002-11-15 JP JP2002332830A patent/JP2004166507A/ja active Pending
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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