JP2004165843A - 端末アドレス管理装置および端末アドレス管理方法 - Google Patents

端末アドレス管理装置および端末アドレス管理方法 Download PDF

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幹雄 長谷川
Homare Murakami
誉 村上
Khaled Mahmud
カレド マハムド
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Abstract

【課題】1人のユーザが所有する複数のIP端末群から、的確な端末を選択しIPパケットを送信する。
【解決手段】一人のユーザが所有し、それぞれ固有のIPアドレスを持った複数のIP通信用端末に同一のホスト名文字列アドレスを対応させる。端末アドレス管理サーバ105は、IPアドレス解決依頼のメッセージを受け取り、メッセージ中のホスト名文字列に対応する端末群の管理データを、アドレス管理データベース503から参照し、パケット送信の優先度が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、その端末のIPアドレスを返信する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、IP(Internet Protocol)通信網に接続される端末アドレス管理装置および端末アドレス管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話をはじめとした、PDA(Personal DigitalAssistant)、ノートパソコンなどの携帯端末の普及が目覚しく、これらの携帯端末は多様な通信機能を備えるようになってきている。例えば、携帯電話はインターネット接続機能を持ち、通話だけでなくデータ通信も行えるようになっている。一方、PDAやノートパソコンは、無線あるいは有線のデータ通信機能に加え、音声を扱えるものも出現している。携帯電話、PDA、ノートパソコン等、複数の携帯端末を所有し、パソコンなどの固定端末も含め用途に応じて使い分けているユーザも多い。今後、このように複数のインターネット接続端末を併用するユーザは増えていくと考えられる。
【0003】
現在、携帯端末をインターネットへ接続する場合には、携帯端末には固有のインターネットアドレス、即ちIPアドレスを持たせず、インターネット接続プロバイダによって一時的に与えられるIPアドレスを使用して接続するものが主流である。しかし、近い将来、全ての携帯端末に固有のIPアドレスが与えられるようになる。その結果、携帯電話網を含めた既存回線交換網が設営コストや維持コストの安いインターネット網によって実現され、すべての通信インフラがIPに統一されることが予測される。
【0004】
IP網はパケット通信網であり、通信網上に固定的に配置され、パケットの中継を行うルータを介した有線接続で構成されている。各パケットには行き先IPアドレスが付されており、目的地までの送信経路は、ルータにより行き先IPアドレスに基づいて決定される。パケットは目的地まで複数のルータを経由することにより配信される。そのため、仮に固定的にIPアドレスが付与されても、IP網への接続場所が変わった場合、パケット配信が出来なくなるという問題点があった。
【0005】
この問題に対する解決策の1つとしてモバイルIPという技術がある。モバイルIPでは、携帯端末が固有のIPアドレスを持つ。そのIPアドレスによって本来接続されるべきサブネットワーク上に、ホームエージェントと呼ばれる機能を配置する。携帯端末は、本来接続されるべきサブネットワークから移動した時には、その移動先のサブネットワークにおけるIPアドレスが与えられる。この新たに与えられたIPアドレスはホームエージェントに通知される。ホームエージェントは、携帯端末宛てに送られてきたパケットを捕捉し、携帯端末が現在接続されているサブネットワークで与えられたIPアドレスに転送する。この技術を用いると、携帯端末の接続位置に関わらず、付与されている固定IPアドレスによって携帯端末を特定することが出来る。
【0006】
その他に、携帯端末をその固有のIPアドレスで発呼する技術はUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)やCellularIPなど、いくつかの無線システムで実現されている。これらの無線システムにおいては、インターネットに接続された端末がある携帯端末と通信する時には、その携帯端末固有のIPアドレスにIPパケットを送信して発呼することにより、携帯端末をIP通信可能な状態にできる。また、携帯端末上に音声通信のセッションを管理するSIP(Session Initiation Protocol)サーバを配することにより、携帯端末を電話として使用することも可能である。
【0007】
以上のように、携帯端末が固有のIPアドレスを持つようになる一方で、音声、データを統合したIPによる通信環境も実現されるようになっている。このような通信環境においては、一人のユーザが、携帯電話、PDA、ノートパソコン等の携帯端末、さらに、有線に固定的に接続されたパソコン等の固定端末など複数の端末を目的や状況によって使い分けることが考えられる。
例えば、出先でのプレゼンテーションを行う場合にはノートパソコンを携行し、また、簡単なメッセージ送受信と通話ができれば良い場合には、携帯電話のみ携行するといった使い分けが考えられる。また、オフィスで作業する場合には、携帯端末は使用せず、有線接続された固定端末のみを使用するといったものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯端末による通信環境は以上のように構成されているので、IP通信によって統合化された通信環境のもとで、ユーザが目的に応じて複数の端末を使用する際、端末の使用状況に応じたIPパケットの受信が実現されていないという問題があった。一人のユーザが複数のIP端末を有する場合、そのユーザ宛てに送信された電子メール等のIPパケットが、その時使用している端末に届くようにすることで利便性を向上させるという課題がある。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、あるユーザが所有するIP端末群において、ユーザが使用中、もしくは携帯中の端末に、的確にIPパケットを送信することを可能にする端末アドレス管理装置および端末アドレス管理方法を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る端末アドレス管理装置は、同一ユーザが所有する1以上のインターネット接続端末について、ユーザに固有の共通アドレスを設定し、共通アドレスに対応させて、各端末の固有インターネットアドレスとユーザ宛てにIPパケットを送信する際の各端末の優先順位とを保持するアドレス管理データベースと、外部からIPパケット送信先アドレス取得依頼を受信し、アドレス管理データベースに対して送信先アドレス取得依頼が要求するアドレスと一致する共通アドレスを検索し、検索した共通アドレスに対応付けられた1以上のインターネット接続端末の中から優先順位が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、選択した端末の固有インターネットアドレスをIPパケット送信先アドレス取得依頼に対する返答として送信する端末アドレス管理部を備えたものである。
【0011】
この発明に係る端末アドレス管理装置は、アドレス管理データベースには各端末の通信状態を保持し、端末アドレス管理部は、通信状態を参照することにより通信可能な端末を選択するものである。
【0012】
この発明に係る端末アドレス管理装置は、端末アドレス管理部はドメインネームシステム応答部を備え、共通アドレスとしてホスト名文字列を設定し、端末アドレス管理部は、ドメインネームシステム応答部を介して既存のドメインネームシステムによるインターネットアドレス取得依頼を受信し、インターネットアドレス取得依頼が要求するホスト名文字列に対応付けられた1以上のインターネット接続端末の中から優先順位が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、選択した端末の固有インターネットアドレスをインターネットアドレス取得依頼に対する返答とするものである。
【0013】
この発明に係る端末アドレス管理装置は、ホームエージェント機能を持つパケット転送部をさらに備え、共通アドレスとしてユーザ代表インターネットアドレスを設定し、端末アドレス管理部は、パケット転送部を介してユーザ代表インターネットアドレスを受信し、ユーザ代表インターネットアドレスに対応付けられた1以上のインターネット接続端末の中から優先順位が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、選択した端末の固有インターネットアドレスをパケット転送部に返信し、パケット転送部は、ユーザ代表インターネットアドレス宛てのパケットを、返信された固有インターネットアドレス宛てに転送するものである。
【0014】
この発明に係る端末アドレス管理装置は、端末アドレス管理部は、優先順位が最も高い端末が通信不能な状態である場合は端末に対して発呼を行い、発呼に成功した場合には端末の固有インターネットアドレスを選択し、発呼に失敗した場合には次に優先順位の高い端末を選択するものである。
【0015】
この発明に係る端末アドレス管理装置は、端末アドレス管理部は認証部を備え、外部の端末からアドレス管理データベースの更新処理を行う場合、認証部は端末が登録済みかどうかの認証を行うものである。
【0016】
この発明に係る端末アドレス管理装置は、端末アドレス管理部は、ある端末の通信状態に変化があった場合には、端末より通信状態の更新依頼を受信し、アドレス管理データベースの通信状態を更新するものである。
【0017】
この発明に係る端末アドレス管理方法は、同一ユーザが所有する1以上のインターネット接続端末について、ユーザに固有の共通アドレスを設定し、共通アドレスに対応させて、各端末の固有インターネットアドレスとユーザ宛てにIPパケットを送信する際の各端末の優先順位とをアドレス管理データベース上に保持し、端末アドレス管理部が外部からIPパケット送信先アドレス取得依頼を受信し、アドレス管理データベースに対して送信先アドレス取得依頼が要求するアドレスと一致する共通アドレスを検索し、検索した共通アドレスに対応付けられた1以上のインターネット接続端末の中から優先順位が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、選択した端末の固有インターネットアドレスをIPパケット送信先アドレス取得依頼に対する返答として送信するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による端末アドレス管理装置を含む通信ネットワークの構成例を示す図である。図において、101は広域IP網、102、108および111は、広域IP網101のサブネットワーク、103は広域IP網101に接続された固定端末、104はドメインネームシステムサーバ(以下、DNSサーバと呼ぶ。)、105は端末アドレス管理サーバ(端末アドレス管理装置)、106、107、109、110および112はインターネット接続端末(以下、端末と呼ぶ。)である。
広域IP網101は、いわゆるインターネット網であり、適用されるIPバージョンは現在広く普及しているIPv4でもよいし、またはIPv6でも良い。ここではIPv6が適用されているものとする。広域IP網101はいくつかのサブネットワークにより構成され、端末の固定アドレスはいずれかのサブネットワークに所属する。
DNSサーバ104は、例えば、kailua.isl.melco.co.jpのような、ホスト名を表す文字列をIPアドレスに変換するサービスを提供する。端末アドレス管理サーバ105は、DNSサーバとして広域IP網101のサブネットワーク102に設置され、DNSサーバ104と端末アドレス管理サーバ105の間は階層化されている。端末アドレス管理サーバ105があるホスト名についての問い合わせ要求を受け、IPアドレスへの変換が出来ない場合には、上位の階層に位置するDNSサーバ104を経由して、問い合わせ要求を受けたホストが属するドメインに対応するサブネットワークのDNSサーバまたは端末アドレス管理サーバに問い合わせを行なう。
【0019】
図5は、実施の形態1による端末アドレス管理サーバ105の構成図である。図において、501はドメインネームシステムインタフェース(ドメインネームシステム応答部;以下DNSインタフェースと呼ぶ。)、502は端末アドレス管理部、503はアドレス管理データベース、504はネットワークインタフェースである。DNSインタフェース501はDNSサーバ104からの問い合わせメッセージを受け取る機能を持つ。アドレス管理データベース503は、あるユーザが所有する端末群に割り当てられたホスト名文字列(共通アドレス)と、各端末の固有IPアドレスおよび優先度等の情報を保持するデータベースである。アドレス管理データベース503の構成の詳細は後述する。
【0020】
端末106、107は、サブネットワーク102に属するIPアドレスをそれぞれの固有IPアドレスとして所有している。同様に、端末109、110はサブネットワーク108に属するIPアドレスを固有IPアドレスとしており、端末112はサブネットワーク111に属するIPアドレスを固有IPアドレスとしている。端末106、107、109、110、112は、ある一人のユーザが所有する端末であり、ここでは、端末106を携帯電話、端末107をPDA、端末109をノートパソコン、端末110をオフィス内パソコン、端末112を自宅用パソコンとする。
【0021】
次に動作について説明する。
固定端末103がSAKAKURA.MYDOMAIN.COM にSIPセッションの開始要求パケットを送信する場合を例として説明する。まず、開始要求はTCP/IP(Transmission Control Protocol/InternetProtocol)により送信されるので、TCP/IPセッションを先に確立する必要がある。固定端末103上のSIPクライアントアプリケーションは、SAKAKURA.MYDOMAIN.COM にコネクト要求を発行する。同じく固定端末103上のDNSクライアントは、SAKAKURA.MYDOMAIN.COM をIPパケット送信可能なIPアドレスに変換するため、DNSサーバ104に対し図2の201に示すメッセージを送信する。なお、固定端末103が利用するDNSサーバは予め登録されている。
【0022】
図2は、DNSクライアントによる問い合わせメッセージのフォーマットを説明する図である。問い合わせメッセージ201はメッセージの1例を示している。202はメッセージ種類とそのIDを示し、図においては、メッセージ種類として問い合わせメッセージを表すQUERY、メッセージIDとしてID997が登録されている。203は問い合わせ種類とそのクラスを示し、図では問い合わせ種類としてホストのIPアドレス問い合わせを表すA、問い合わせクラスとしてインターネットを表すINが設定されている。204には、解決したいホスト名文字列「SAKAKURA.MYDOMAIN.COM 」が設定されている。
【0023】
固定端末103のDNSクライアントが送信する問い合わせメッセージ201は、DNSサーバ104に受信される。しかし、DNSサーバ104は「MYDOMAIN.COM」のデータを所有していないので、サブネットワーク102に接続された端末アドレス管理サーバ105上のDNSインタフェース501に問い合わせメッセージ201を転送する。DNSインタフェース501は端末アドレス管理部502に問い合わせメッセージ201を渡す。端末アドレス管理部502はアドレス管理データベース503を使用してIPアドレス解決を実行する。
【0024】
図6は、端末アドレス管理部502によるIPアドレス解決処理のフローチャートである。
端末アドレス管理部502は問い合わせメッセージ201を受けると、アドレス管理データベース503に対して指定されたホスト名文字列204を検索する。(ステップST601)
【0025】
図3は、アドレス管理データベース503で管理されるレコードの構成を示す図である。レコード301はレコードの1例であり、ホスト名「SAKAKURA.MYDOMAIN.COM 」に対応する端末データを管理するレコードである。図中、302〜306は各端末のデータであり、「V6ADDR」は固有IPアドレス、「PRI」は端末の優先度、「STAT」は端末の通信状態を示している。優先度はIPパケットを送信する優先順位を示しており、数値が大きい端末が優先して選択される。通信状態は、各端末が通信可能であれば「ON」、通信不可能な状態であれば「OFF」が設定される。アドレス管理データベース503への端末の登録や優先度および通信状態の更新は、端末アドレス管理サーバ105に備えられた入力手段、または外部の端末を介して行われる。外部の端末からの入力方法については、実施の形態3で説明する。
302は、サブネットワーク102に所属する携帯電話で、固有IPアドレス「20BC::AA01」を持ち、優先度は「4」、通信状態は「ON」である。303は、同じくサブネットワーク102に所属するPDAで、固有IPアドレス「20BC::AA02」を持ち、優先度は「3」で、通信不可能である。304および305はサブネットワーク108に所属するノートパソコンとオフィス内パソコンで、それぞれ固有IPアドレスは「30BC::AA03」、「30BC::AA04」であり、優先度は「2」と「1」、どちらも通信不可能である。また、306はサブネットワーク111に所属する自宅用パソコンで、固有IPアドレスは「30DD::EF02」、優先度は最も低い「0」となっており、通信不可能である。
【0026】
端末アドレス管理部502は、アドレス管理データベース503中に当該ホスト名文字列が存在しなければ、該当するIPアドレスは存在しないとしてエラー報告を行なう。(ステップST602、ステップST608)
【0027】
アドレス管理データベース503中に当該ホスト名文字列に相当するレコードが存在した場合は、レコード中、最も優先度の高い端末を選択する。(ステップST602、ステップST603)
選択した端末が通信可能ならば、選択した端末の固有IPアドレスを報告して処理を終了する。(ステップST604、ステップST605)
選択した端末が通信不可能な場合、当該端末を候補から除き、次に優先度の高い端末を選択する。(ステップST604、ステップST606、ステップST607、ステップST603)
通信可能な端末がなければ該当する端末なしとしてエラー報告を行い、処理を終了する。(ステップST606、ステップST608)
【0028】
端末アドレス管理部502でIPアドレス解決に成功すると、DNSインタフェース501は図4の401に示すDNS応答メッセージを作成し、問い合わせ元のDNSサーバ104に返送する。図において、402はメッセージ「ID997」に対する応答メッセージであることを示し、問い合わせメッセージ201の内容に応答データ付加情報405と解決されたIPアドレス406が付加されている。端末アドレス管理部502でIPアドレス解決に失敗した時は、DNS失敗応答メッセージを作成して返送する。
【0029】
さらに、DNSサーバ104はDNS応答メッセージ401を中継して、固定端末103に返信する。固定端末103は解決されたIPアドレスに対して、SYNパケットを送信してTCP/IPセッションを確立し、SIPセッション開始要求を送信することにより、選択された端末106と音声通信セッションを開始する。
【0030】
以上のように、この実施の形態1によれば、一人のユーザが所有し、それぞれ固有のIPアドレスを持った複数のIP通信用端末に、ユーザ固有のホスト名文字列アドレスを対応させる。端末アドレス管理サーバ105は、IPアドレス解決依頼のメッセージを受け取り、メッセージ中のホスト名文字列に対応する端末群の管理データを、アドレス管理データベース503から参照し、IPパケット送信の優先度が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、その端末のIPアドレスをIPアドレス解決依頼に対する返答として送信するようにしたので、ユーザが使用中、もしくは携帯中の端末に、的確にIPパケットを送信することが出来るという効果が得られる。
【0031】
実施の形態2.
無線によるIP通信システムにおいては、通信可能な状態にない端末に対してIPパケットを送信すると、各無線システムにおいてページングおよびシグナリング手順を実行し、通信可能状態とすることが実現されている。サブネットワーク102はそのような無線システムで構成されており、端末106と107は、該無線システムにおける携帯電話およびPDAであるとする。
【0032】
実施の形態2による端末アドレス管理サーバ105の構成は、図5で示した実施の形態1によるものと同一である。実施の形態2では、端末アドレス管理部502によるIPアドレス解決処理が実施の形態1と異なる。
図7は実施の形態2による端末アドレス管理部502によるIPアドレス解決処理のフローチャートである。選択された最も優先度の高い端末が通信不可能状態であった場合、その端末に対しIPパケットの送信を行ない、応答を待つ。(ステップST604、ステップST701)
この時、端末上に標準で備えられているアプリケーションのTCPポートを利用しても良い。端末より応答があれば、当該端末の通信状態を「ON」とする。(ステップST702、ステップST703)
端末より応答がない場合は、当該端末を候補から除き、次に優先度の高い端末を選択する。(ステップST702、ステップST606)
その他の処理は実施の形態1と同様である。
【0033】
以上のように、この実施の形態2によれば、最適な端末が通信不可能であった場合、その端末に対して発呼を行なって通信可能とし、IPアドレスの解決を行なうことができる。
【0034】
実施の形態3.
実施の形態3における端末アドレス管理サーバは、アドレス管理データベースに対して、外部から端末の追加/削除、通信状態の変更などの更新処理を安全に実行するための機能を備える。
【0035】
図8は、実施の形態3による端末アドレス管理サーバの構成図である。図5と同一の符号は同一の構成要素を表す。図において、505は認証部であり、アドレス管理データベース503が保持するレコードに対し、外部から更新処理を行う際の認証処理を行う。
認証部505は、端末アドレス管理サーバ105に備えられたTCPポートを経由して、データ更新要求を受け付ける。データ更新要求は、アドレス管理データベース503に登録されている端末に限らず、コマンド送受信できるプログラムを備えた広域IP網101の接続端末であるならば実行可能である。
【0036】
次に動作について説明する。
図9は、認証部505による認証処理のフローチャートである。認証部505はデータ更新要求を受け取ると、ホスト名文字列をログイン名として認証処理を行なう。(ステップST801)
【0037】
認証に成功すると、受信したコマンドが端末アドレス管理サーバ105に予め用意されているコマンドの内のどれに相当するかを解析し、コマンド内容に応じてアドレス管理データベース503の更新処理を実行する。(ステップST802、ステップST803、ステップST804)
認証に失敗した場合は、コマンド解析、実行は行わず、処理を終了する。
【0038】
以下に、端末アドレス管理サーバ105に予め用意されるコマンドの例を示す。
chstat IP−address ON|OFF
機能:ステートの変更
パラメータ1:IPアドレス
パラメータ2:ON、あるいはOFF
chpri IP−address pri−level
機能:プライオリティの変更
パラメータ1:IPアドレス
パラメータ2:プライオリティレベル
del IP−address
機能:端末の削除
パラメータ1:IPアドレス
パラメータ2:IPアドレス
add IP−address [−p pri−level] [−s ON|OFF] [−a info−string]
機能:端末の追加
パラメータ1:IPアドレス
パラメータ2(オプション):プライオリティレベル
パラメータ3(オプション):ON、あるいはOFF
パラメータ4(オプション):付加情報文字列
【0039】
以上のように、この実施の形態3によれば、端末アドレス管理サーバ105に認証部505を設けたので、アドレス管理サーバ503に対し、外部の端末から安全に更新処理を行うことが出来るという効果が得られる。
【0040】
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、従来のDNSサーバと連係することにより複数端末を対象としたIPアドレス解決を行った。実施の形態4では、モバイルIP技術を使った通信環境下での、複数端末を対象としたIPアドレス解決を実現する。
従来の技術で説明したように、モバイルIPは、固有のIPアドレスを持つ移動端末をそのIPアドレスが属するサブネットワークから移動して別のIPサブネットワークに接続した時にも、移動端末へのIP通信を固有のIPアドレスを使用して行うことを可能にするものである。
【0041】
モバイルIPのシステムは、ホームエージェントとフォーリンエージェントと呼ばれるエージェントにより構成される。ホームエージェントは、移動端末が固有に持つIPアドレスが属するIPサブネットワークに設置される。移動端末がホームエージェントのあるサブネットワークを離れて他のサブネットワーク内に移動し、有効なフォーリンエージェント下に入ると、ホームエージェントに対しフォーリンエージェントのIPアドレスを通知する。このフォーリンエージェントのIPアドレスを気付けアドレスと呼んでいる。
【0042】
移動端末から気付けアドレスの登録を受けたホームエージェントが、移動端末宛てに送られてきたIPパケットを受け取ると、送られてきたIPパケットを捕捉し、気付けアドレスで指定されたフォーリンエージェントに届くようにIPパケットをカプセル化して転送する。フォーリンエージェントはカプセル化されたIPパケットを受け取ると、IPパケットをデカプセル化して当該移動端末に送信する。フォーリンエージェントと移動端末間は2層接続、またはあらゆるIPアドレスを有効とする独立したIP網として実現される。また、フォーリンエージェントを移動端末上に配置し、移動端末が移動接続先で得たIPアドレスをそのまま気付けアドレスとする方法もある。
【0043】
実施の形態1では、DNSサーバへ適用するため、ユーザが所有する端末をホスト名文字列で管理した。実施の形態4では、ホスト名文字列ではなく、代表IPアドレス(ユーザ代表インターネットアドレス、共通アドレス)で管理する。代表IPアドレスは、あるサブネットワークで有効なIPアドレスである。
【0044】
図10は、実施の形態4による端末アドレス管理サーバの構成図である。図5または図8と同一の符号は同一の構成要素を表している。図において、903はホームエージェント(パケット転送部)である。
【0045】
図1の固定端末103により、「SAKAKURA.MYDOMAIN.COM 」に対してSIPセッションの開始要求パケットが送信された場合を考える。ここでは、「SAKAKURA.MYDOMAIN.COM 」の代表IPアドレスが「20BC::AA00」であり、サブネットワーク102で有効であるとする。「SAKAKURA.MYDOMAIN.COM 」はDNSサーバ104により「20BC::AA00」に名前解決される。固定端末103はSIPセッション要求送信用のTCPポート確保のため、「20BC::AA00」へTCPヘッダにSYNが付されたIPパケットを送信する。
【0046】
端末アドレス管理サーバ105のホームエージェント903は、この「20BC::AA00」宛てに送信されたIPパケットを捕捉する。次に、ホームエージェント903は、端末アドレス管理部502に代表IPアドレスを渡すことにより、IPパケットの転送先の気付けアドレスを取得する。
【0047】
図12は、実施の形態4による端末アドレス管理部502によるIPアドレス解決処理のフローチャートである。
端末アドレス管理部502は、アドレス管理データベース503に対し、代表IPアドレスに該当するレコードを検索し、図11の301に示すレコードを得る。(ステップST1101)
以降の処理は、実施の形態2と同様に行われる。
【0048】
ホームエージェント903は、端末アドレス管理部502により得られた気付けアドレスを代表IPアドレスに対する転送先として登録する。以後、該代表IPアドレス宛てに送信されたIPパケットは、登録した気付けアドレスを固有のIPアドレスとして持つ端末に転送される。
【0049】
ここで、ある代表IPアドレスに属する端末のうち通信可能状態のものは0または1台であるとする。この場合、ある端末が通信可能状態であれば、その端末の転送先気付けアドレス、即ち、固有IPアドレスはホームエージェント903上に既に登録済みである。よって、ホームエージェント903はあらためて端末アドレス管理部502に対して問い合わせを行うことなくパケットの転送を実行する。
【0050】
また、通信可能な端末は、通信を終了する前に、アドレス管理データベース503のレコード上の通信状態を「OFF」に更新し、ホームエージェント903上の転送先気付けアドレスの設定を解除する。
【0051】
また、実施の形態4においても実施の形態3と同様に、外部からアドレス管理データベース503に対して端末の通信状態変更や、端末の追加/削除などのデータ更新を行う場合には、認証部505による認証処理が行われる。
【0052】
以上のように、この実施の形態4によれば、端末アドレス管理サーバにホームエージェント903を設け、アドレス管理データベース503において1人のユーザが所有する複数の端末を共通の代表IPアドレスで管理するようにしたので、モバイルIP技術を使用した通信環境において、実施の形態1と同様に最適な端末にIPパケットを送信することが出来るという効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、あるユーザが所有するIP端末群において、ユーザが使用中、もしくは携帯中の端末に、的確にIPパケットを送信することを可能にする端末アドレス管理装置および端末アドレス管理方法を得られるという効果がある。
【0054】
この発明によれば、既存のドメインネームシステムとの連係が可能で、1人のユーザが所有する複数の端末に的確にIPパケットを送信できる端末アドレス管理装置を得られるという効果がある。
【0055】
この発明によれば、モバイルIP技術に対応可能で、1人のユーザが所有する複数の端末に的確にIPパケットを送信できる端末アドレス管理装置を得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による端末アドレス管理装置を含む通信ネットワークの構成例を示す図である。
【図2】DNSクライアントによる問い合わせメッセージのフォーマットを説明する図である。
【図3】この発明の実施の形態1によるアドレス管理データベースで管理されるレコードの構成を示す図である。
【図4】DNSインタフェースが作成するDNS応答メッセージのフォーマットを説明する図である。
【図5】この発明の実施の形態1による端末アドレス管理サーバの構成図である。
【図6】この発明の実施の形態1による端末アドレス管理部によるIPアドレス解決処理のフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態2による端末アドレス管理部によるIPアドレス解決処理のフローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態3による端末アドレス管理サーバの構成図である。
【図9】この発明の実施の形態3による認証部による認証処理のフローチャートである。
【図10】この発明の実施の形態4による端末アドレス管理サーバの構成図である。
【図11】この発明の実施の形態4によるアドレス管理データベースで管理されるレコードの構成を示す図である。
【図12】この発明の実施の形態4による端末アドレス管理部によるIPアドレス解決処理のフローチャートである。
【符号の説明】
101 広域IP網、102,108,111 サブネットワーク、103 固定端末、104 ドメインネームシステムサーバ、105 端末アドレス管理サーバ(端末アドレス管理装置)、106,107,109,110,112 インターネット接続端末、501 ドメインネームシステムインタフェース、502 端末アドレス管理部、503 アドレス管理データベース、504 ネットワークインタフェース、505 認証部、903 ホームエージェント(パケット転送部)。

Claims (8)

  1. 同一ユーザが所有する1以上のインターネット接続端末について、上記ユーザに固有の共通アドレスを設定し、上記共通アドレスに対応させて、上記各端末の固有インターネットアドレスと上記ユーザ宛てにIPパケットを送信する際の上記各端末の優先順位とを保持するアドレス管理データベースと、
    外部からIPパケット送信先アドレス取得依頼を受信し、上記アドレス管理データベースに対して上記送信先アドレス取得依頼が要求するアドレスと一致する共通アドレスを検索し、検索した共通アドレスに対応付けられた1以上のインターネット接続端末の中から優先順位が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、選択した端末の固有インターネットアドレスを上記IPパケット送信先アドレス取得依頼に対する返答として送信する端末アドレス管理部を備えた端末アドレス管理装置。
  2. アドレス管理データベースには各端末の通信状態を保持し、端末アドレス管理部は、上記通信状態を参照することにより通信可能な端末を選択することを特徴とする請求項1記載の端末アドレス管理装置。
  3. 端末アドレス管理部はドメインネームシステム応答部を備え、
    共通アドレスとしてホスト名文字列を設定し、
    端末アドレス管理部は、上記ドメインネームシステム応答部を介して既存のドメインネームシステムによるインターネットアドレス取得依頼を受信し、上記インターネットアドレス取得依頼が要求するホスト名文字列に対応付けられた1以上のインターネット接続端末の中から優先順位が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、選択した端末の固有インターネットアドレスを上記インターネットアドレス取得依頼に対する返答とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の端末アドレス管理装置。
  4. ホームエージェント機能を持つパケット転送部をさらに備え、
    共通アドレスとしてユーザ代表インターネットアドレスを設定し、
    端末アドレス管理部は、上記パケット転送部を介してユーザ代表インターネットアドレスを受信し、上記ユーザ代表インターネットアドレスに対応付けられた1以上のインターネット接続端末の中から優先順位が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、選択した端末の固有インターネットアドレスを上記パケット転送部に返信し、
    上記パケット転送部は、上記ユーザ代表インターネットアドレス宛てのパケットを、返信された固有インターネットアドレス宛てに転送することを特徴とする請求項1または請求項2記載の端末アドレス管理装置。
  5. 端末アドレス管理部は、優先順位が最も高い端末が通信不能な状態である場合は上記端末に対して発呼を行い、発呼に成功した場合には上記端末の固有インターネットアドレスを選択し、発呼に失敗した場合には次に優先順位の高い端末を選択することを特徴とする請求項3または請求項4記載の端末アドレス管理装置。
  6. 端末アドレス管理部は認証部を備え、外部の端末からアドレス管理データベースの更新処理を行う場合、上記認証部は上記端末が登録済みかどうかの認証を行うことを特徴とする請求項3または請求項4記載の端末アドレス管理装置。
  7. 端末アドレス管理部は、ある端末の通信状態に変化があった場合には、上記端末より通信状態の更新依頼を受信し、アドレス管理データベースの通信状態を更新することを特徴とする請求項6記載の端末アドレス管理装置。
  8. 同一ユーザが所有する1以上のインターネット接続端末について、上記ユーザに固有の共通アドレスを設定し、上記共通アドレスに対応させて、上記各端末の固有インターネットアドレスと上記ユーザ宛てにIPパケットを送信する際の上記各端末の優先順位とをアドレス管理データベース上に保持し、
    端末アドレス管理部が外部からIPパケット送信先アドレス取得依頼を受信し、
    上記アドレス管理データベースに対して上記送信先アドレス取得依頼が要求するアドレスと一致する共通アドレスを検索し、
    検索した共通アドレスに対応付けられた1以上のインターネット接続端末の中から優先順位が最も高く、且つ通信可能な端末を選択し、
    選択した端末の固有インターネットアドレスを上記IPパケット送信先アドレス取得依頼に対する返答として送信する端末アドレス管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014013492A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Canon Inc 情報処理システム、情報処理装置、デバイス選択方法およびプログラム

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