JP2004162915A - ソレノイドバルブのアセンブリと、ソレノイドバルブのアセンブリの構成方法 - Google Patents

ソレノイドバルブのアセンブリと、ソレノイドバルブのアセンブリの構成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ソレノイドバルブ内のスリーブの移動を誘発せるような流体圧の発生を除去する方法乃至は手段を備えた、バルブボデーを構造物の一部として利用でき、また信頼性が高く、製造コストが低い、ソレノイドバルブのアセンブリとこの構成方法を提供すること。
【解決手段】荷重を支持する部材としてバルブボデー12を構成するとともに、この一方の端部に設けたインレット18と連通するように横方向に配向したポート20から流体を供給されるようにコレクタグルーブ42を設ける。さらに、複数の円弧状のスロット64を備えるように、環状のスリーブの形態でアーマチュア44を構成し、ソレノイド作用によって、コレクタグルーブ42を弁操作するように軸方向に移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソレノイドバルブに関する。特に、本発明は、システム内に取付けられる際、張力または圧縮力を支持するとともに、システム内の構造物の一部として利用できるソレノイドバルブに関する。
上記ソレノイドバルブの取付例として、例えばマクファーソンソトラット(McPherson struts)や、自動車の車輪のサスペンションに用いられるショックアブソーバ、また特に電子制御器を用いて走行中にサスペンションの剛性やダイナミックレスポンスを変化させるタイプのサスペンションを挙げることができる。
特に、ショックアブソーバの伸縮移動のために、二方向に流体を流すことが必要とされる場合には、車両用サスペンションのショックアブソーバ内の作動油の流れを制御するために、電子制御弁を備えることが必要とされている。より特徴的には、ショックアブソーバによってサスペンションに伝達される減衰の量や比率を変化させたり、また制御させるために、ショックアブソーバ内の減衰用オリフィス内を流れる流体の流動度を電子制御することが求められている。
従来、このような電子制御型の可変式ショックアブソーバでは、ショックアブソーバの大きさを最小にするとともにサスペンション内への取付けを容易にするために、ショックアブソーバのセントラルロッドつまりピストン内に制御弁を取付けていた。但し、この構成では、制御弁は荷重を支持する部材として、またショックアブソーバのピストンロッドとして取付けられる必要があり、このため、所望の弁機能を満足させるように弁を構成する際に問題を生じさせることがあった。
図8は、従来公知のショックアブソーバ用の制御弁の構成例の一つを示している。図示するように、バルブボデー1はこの両端部を、荷重を支持する部材に取付けられるように構成し、この上に環状のアーマチュア(電気子)であるスリーブ2をスライド移動自在に取付けるとともに、横方向(ラジアル方向)に配向するようにポート(アウトレットポート)3を備えて、バルブボデーの端部側のインレットからコレクタグルーブ(集合溝)4まで流体を流せるようにする。このコレクタグルーブ4はバルブボデー1内に形成された横方向に配向するポート3の列によって流体を供給され、またスリーブ2内に形成された横方向に配向するポート5によって弁操作される。図8に示す従来公知の弁構造では、アーマチュアの軸方向移動によって急なステップが行われて、ポート5がコレクタグルーブ4の縁部と連通するとき、静圧を増大させるという問題を生じさせていたが、このことは、コイル6によって生じる磁場の影響を受けない閉口位置までアーマチュアをさらに移動させることがある、沈滞した流体の圧力によってアーマチュアの外側から内側まで流体が流動するときに生じていた。また、アーマチュアの内側から外側まで流体が逆流する場合、コレクタグルーブとポート内で増大した静圧が、またアーマチュアを閉口位置まで押し込むように圧力を作用させることがあった。
図8に示す従来公知の弁構造では、スリーブが部分的にポート3を閉口させて、バルブボデーのインレットから流れる流体がポート3を横切って、スリーブのポート5から外側に流れるとき、流体がスリーブ2のポート5の側部と衝突して、流体の反作用を受けた軸方向の一部をポートの側部に対向させて、ポート5の側部がポート3から流れる流体と衝突しなくなるまで、スリーブを閉口位置まで移動させるように作用する場合があった。この場合、ソレノイドコイルに電圧を加えなくとも、自動的に部分的に弁を閉口させていた。
上記問題を解決するために、従来、リターンスプリング7の剛性を増加させることが試みられてきたが、反面、コイルを操作するための電流量、つまり消費電力を大幅に増加させる結果を生じさせていた。このことは、通常、比較的低い直流電圧で操作されている、車載型の車両用電力源の電力消費を最小にするために、コイルの抵抗を最小にすることが必要となる場合に問題があった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、ソレノイドバルブ内のスリーブの移動を誘発させるような好ましくない流体圧の発生を除去する方法乃至は手段を備えた、バルブボデーを構造物の一部として利用でき、また信頼性が高く、製造コストが低い、ソレノイドバルブのアセンブリと、ソレノイドバルブのアセンブリの構成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、弁が取付けられるシステム内で、荷重を支持する部材としてバルブボデーを取付けられるとともに、バルブボデーに設けた横方向のポートをバルブ操作するために、バルブボデー上に環状のスリーブをスライド移動自在に設けたソレノイドバルブのアセンブリと、ソレノイドバルブのアセンブリの構成方法を提供する。この際、スリーブのバルブポートを円弧状(または弓形状)のスロットとして構成して、横方向のポートから流れる流体がスリーブのポートの側部と衝突することによって生じる圧力が、ソレノイドの電磁力の及ばない場所までスリーブを付勢させたり、自動的に移動させるようなことが生じることを最小にする。好ましくは、この円弧状のスロットはスリーブの全周の約70%にわたって延び、またバルブボデーの横方向のポートの直径の約40%の軸方向の厚さを有する。
即ち、請求項1に記載した発明においては、常開型のソレノイドバルブのアセンブリであって、(a)内部にインレットポートを形成して備える端部と、該端部から離れた表面上に、この周囲に離間して、前記インレットポートと連通するように、複数の横方向に配向したアウトレットポートとを有するバルブボデーと、(b)前記アウトレットポートの上方で、密着して当接するように、スライド移動自在に設けられる環状のアーマチュアと、(c)前記アーマチュアと関連して設けられるコイルと、かつ、(d)前記アーマチュアの一方の端部と近接して設けられ、前記アーマチュアとの間にエアーギャップを形成する環状のフラックスコレクタ(ポールピース)とを有し、この際、前記環状のアーマチュアは内部に複数の円弧状に延びるスロットを備えて、前記アウトレットポートをバルブ操作することを特徴とする。
また、請求項12に記載した発明においては、常開型のソレノイドバルブのアセンブリを構成する方法であって、(a)バルブボデーの一方の端部にインレットポートを形成し、この内部に複数の横方向に配向したアウトレットポートを周囲に離間して、前記インレットポートと連通するように形成して備え、(b)環状のアーマチュアを前記バルブボデー上にスライド移動自在に備え、前記アーマチュアに複数の円弧状に延びるスロットを形成し、さらに、前記スライド移動を行うことで、前記アウトレットポートのバルブ操作を効果的に行えるように前記スロットを位置させ、(c)前記アーマチュアと近接して環状のフラックスコレクタ(ポールピース)を備え、前記アーマチュアとの間にエアーギャップを形成し、かつ、(d)前記アーマチュアの上方にコイルを設けて、該コイルに電圧を加えることで前記アーマチュアを効果的に移動させるステップを有することを特徴とする。
以下、本発明に係る好適な実施形態について、添付した図を参照して説明する。
図1〜図6を参照すると、符号10を用いて本発明の実施の形態に係るソレノイドバルブを示しており、符号12に示すバルブボデーを有することを示している。好ましくは、バルブボデー12は略円筒形状であって、この両端部側におねじ14とめねじ16を備えて、図示しないシステム内に取付けられるようにしている。このシステム内では、バルブボデー12は構造上、荷重を支持する部材として用いられるため、システムとの取付部から張力や圧縮力がバルブボデー12に伝達される。このような取付例として、例えば、車両のサスペンションのショックアブソーバ内で作動油の流動度の制御や変化を行うためにソレノイドバルブを取付ける場合を挙げることができる。
バルブボデー12の下方端部には、流体圧のインレット通路つまりボア18が内部に形成され、このボア18の周囲には離間して、複数の横方向(ラジアル方向)に配向したアウトレットポートつまりクロスポート20がボア18と連通するように設けられる。また、バルブボデー12上には環状のフラックスコレクタ(フラックスコレクタリング)22が備えられ、この内側には排気ポート24が好ましくは軸方向に沿って延びるように形成して備えられる。また、バルブボデー12の上方には環状部材26の形態としてポールピース(磁極片)が備えられるが、この内部にはコイル30を巻き上げたコイルボビン28が備えられる。コイル30は任意のハウジングやケーシング32によって覆われるが、この上方端部にはポールピース26をバルブボデー上に保持するように、ラジアル方向に内側に向って延びるようにフランジ34が備えられる。また、ケーシング32の下方端部はフラックスコレクタリング22上に形成されるフランジ36に対して固定されるが、好ましくはかしめ(ステーキング)やクリンピングのように変形して固定される。
めねじ16のボア内にはスイッチ38が、ターミナル(端子)40を介して上記コイルと接続されるように設けられる。本発明の実施の形態が典型的なショックアブソーバに利用される場合には、スイッチは、ショックアブソーバのピストンロッドとして弁を取付けるシステムの一部を構成するアクチュエータ部材(図示せず)によって作動されることができる。
バルブボデー12内のクロスポート20は、バルブボデー12内に形成される環状のコレクタグルーブ(集合溝)42と連通し、このコレクタグルーブ42の上方には環状のアーマチュア(電気子)つまりスリーブ44が密着して当接するようにスライド移動自在に取付けられる。このスリーブ44はポールピース26上に設けられる任意の弾性部材(スプリング)48によって、バルブボデー12上に設けられる環状のフランジ46に向って下方に付勢される。この際、スプリング48は下方端部をスリーブ44上に形成される環状のフランジ50に対して取付けられるとともに、この上方端部をボビンのフランジ52に対して取付けられる。
また、アーマチュア44の上方端部側に環状のテーパ部54を設けるとともに、ポールピース(環状のフラックスコレクタ)26の下方端部側に対応する形状で、環状のチャンファ(面取り部)56を設けて、これら表面54、56によってスリーブ44の上方端部とポールピース26の下方端部の間で、環状で軸方向に延びるようにエアーギャップを形成する。
また、本発明に係る好適な実施の形態では、バルブボデーに形成したスロット60内にキー58を設ける。このキー58はスロット60から外側に延びて、フラックスコレクタ22内に形成された、対面するスロット62と当接して、排気ポート24とキー58を回転方向に調整するが、またキー58は弁が取付けられる構造物(図示せず)の一部と係合するように構成される。
ここで、特に図3〜図6を参照すると、環状のアーマチュアつまりスリーブ44は、アーマチュアの周囲に、好ましくは等間隔で配置されるように、複数の円弧状または弓形状に延びるスロット64を備える。
上記スロット64はアーマチュア44の下方端部に合わせて、アーマチュア44上に軸方向に設けられて、アーマチュアが「オフ」状態のとき、つまり図1に示すようにコイルに電圧が加えられていない状態のとき、アーマチュアの下方端部をフランジ46に対して当接させて、スロット64がコレクタグローブ42と完全に連通するようにし、そしてクロスポート20が弁を完全に開口した状態にするようにする。
図2を参照すると、コイルに電圧を加えて、アーマチュアをポールピース26に引き付けて、表面54と56の間のエアーギャップを閉口した状態の弁を示している。図2から明らかなように、完全に電圧が加えられた状態では、円弧状のスロット64はコレクタグルーブ42との流通を閉口する位置まで上方向に移動して、ポート20からの流体の流れを防ぐようにアーマチュア44上で軸方向に配置される。
本発明に係る実施の形態では、円弧状のスロット64は約1.25mmの軸方向の幅を有し、全体では、全周の約70%の長さ、円周方向に延びる。また、好ましくは、アーマチュアは周囲に等間隔で、3つ、円弧状に離間するようにスロットを備える。また、好ましくは、スロットの各々は、アーマチュアの全周の約23%にわたって延びる。また、好ましくは、アーマチュは一方の端部を凸凹状に構成する。また、好ましくは、円弧状に延びるスロットはこの幅の約15倍の長さを有する。また、好ましくは、アーマチュは約20mmの直径を有する。
従って、本発明に係る実施の形態は、簡単で、製造が容易で、比較的低コストなソレノイドバルブのアセンブリと、ソレノイドバルブのアセンブリの構成方法を提供するが、この際、バルブボデーをソレノイドバルブが取付けられるシステムの荷重を支持する構造体として構成する。本発明の実施の形態に係るソレノイドバルブは、特に車両用のショックアブソーバやストラットに利用することができる。また、本発明の実施の形態に係るソレノイドバルブは、アーマチュアとして環状のスリーブを利用するが、この内部に円弧状のスロットを形成して、ソレノイドバルブ上に設けられるソレノイドコイルの電流を変化させてアーマチュアを軸方向に移動させることで、バルブボデー内の横方向のポートによって供給される環状のコレクタグルーブをバルブ操作する。
以上、添付した図面を参照して、本発明に係る好適な実施の形態について説明したが、しかしながら、上述した好適な実施の形態に対して、様々な変形及び修正を行うことは可能であって、故に、本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲によってのみ定められることを理解されたい。
発明の実施の形態に係るソレノイドバルブをコイルに電圧を加えない状態で示した断面図である。 図1と同様の断面図であるが、コイルに電圧を加えてソレノイドバルブを閉口状態にしたときの図である。 図1に示したソレノイドバルブを構成する環状のスリーブの側面図である。 図3に示した環状のスリーブの底面図である。 図3に示した環状のスリーブの5−5線に沿った断面図である。 図3に示した環状のスリーブの6−6線に沿った断面図である。 図1に示したソレノイドバルブの分解図である。 従来技術のソレノイドバルブの分解図である。
符号の説明
1、12 バルブボデー
2、44 アーマチュア(スリーブ)
3、20 アウトレットポート(クロスポート)
4、42 コレクタグルーブ
5 ポート
6、30 コイル
7、48 弾性部材(スプリング)
10 ソレノイドバルブ
18 インレット通路(ボア)
22 環状のフラックスコレクタ(フラックスコレクタリング)
26 環状のフラックスコレクタ(ポールピース)
54 表面(テーパ部)
56 表面(チャンファ)
58 キー
64 スロット

Claims (17)

  1. 常開型のソレノイドバルブのアセンブリであって、
    (a)内部にインレットポートを形成して備える端部と、該端部から離れた表面上に、この周囲に離間して、前記インレットポートと連通するように、複数の横方向に配向したアウトレットポートとを有するバルブボデーと、
    (b)前記アウトレットポートの上方で、密着して当接するように、スライド移動自在に設けられる環状のアーマチュアと、
    (c)前記アーマチュアと関連して設けられるコイルと、かつ、
    (d)前記アーマチュアの一方の端部と近接して設けられ、前記アーマチュアとの間にエアーギャップを形成する環状のフラックスコレクタとを有し、この際、前記環状のアーマチュアは内部に複数の円弧状に延びるスロットを備えて、前記アウトレットポートをバルブ操作することを特徴とするソレノイドバルブのアセンブリ。
  2. 前記アーマチュアは環状のフランジを有し、該フランジに対してリターンスプリングの一方の端部を取付けることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  3. 前記アーマチュアは前記スロットが前記アウトレットポートを開口する位置と、前記アウトレットポートを閉口する位置との間を軸方向に移動自在であることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  4. 前記アーマチュアは周囲に等間隔で、3つ、円弧状に離間するように前記スロットを備えることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  5. 前記バルブボデーは略円筒形状であって、前記インレットポートを中央のボアと連通させるとともに、前記アウトレットポートを周囲に等間隔で離間して設けることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  6. 前記スロットの各々は、前記アーマチュアの全周の約23%にわたって延びることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  7. 前記複数のスロットは、全体で、全周の約70%にわたって円弧状に延びることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  8. 前記アーマチュは一方の端部を凸凹状に構成することを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  9. 前記アーマチュは前記エアーギャップを形成するために、一方の端部にテーパ付けることを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  10. 前記円弧状に延びるスロットはこの幅の約15倍の長さを有することを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  11. 前記アーマチュは約20mmの直径を有し、かつ前記スロットは約1.25mmの幅を有することを特徴とする請求項1に記載のソレノイドバルブのアセンブリ。
  12. 常開型のソレノイドバルブのアセンブリを構成する方法であって、
    (a)バルブボデーの一方の端部にインレットポートを形成し、この内部に複数の横方向に配向したアウトレットポートを周囲に離間して、前記インレットポートと連通するように形成して備え、
    (b)環状のアーマチュアを前記バルブボデー上にスライド移動自在に備え、前記アーマチュアに複数の円弧状に延びるスロットを形成し、さらに、前記スライド移動を行うことで、前記アウトレットポートのバルブ操作を効果的に行えるように前記スロットを位置させ、
    (c)前記アーマチュアと近接して環状のフラックスコレクタを備え、前記アーマチュアとの間にエアーギャップを形成し、かつ、
    (d)前記アーマチュアの上方にコイルを設けて、該コイルに電圧を加えることで前記アーマチュアを効果的に移動させるステップを有することを特徴とするソレノイドバルブのアセンブリの構成方法。
  13. 前記複数のアウトレットポートを形成するステップでは、前記アーマチュアの移動方向に対して共通の特定の位置で前記アウトレットポートを形成することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記複数の円弧状に延びるスロットを形成するステップでは、周囲に3つ、離間するように前記スロットを形成することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 前記複数の円弧状に延びるスロットを形成するステップでは、周囲に複数、等間隔で離間するように前記スロットを形成することを特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. 前記コイルを設けるステップでは、前記アーマチュアと前記フラックスコレクタの上方に前記コイルを設けることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  17. 前記エアーギャップを形成するステップでは、環状で、軸方向に前記エアーギャップを形成することを特徴とする請求項12に記載の方法。
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