JP2004162341A - Heliport - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、デッキ材の伸縮に伴う弊害を抑制できるヘリポートに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、アスファルト製やコンクリート製のヘリポートに代わって、アルミ製のプレハブ式ヘリポートが普及しつつある。このヘリポートは、アスファルト製等のヘリポートと比較して、プレハブ式なので建築物の屋上や地面等に簡易に設置でき、また、軽量なので建築物の構造強度を低減できる等の種々の利点を有する。なお、上記従来のヘリポートについて、後述する解決課題に関連する国内出願は為されていないため、関連する特許文献の記載を省略する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図17は、従来のヘリポートの要部を示す斜視図である。従来のヘリポート100では、ヘリポート面をの一部を構成するデッキ材110にボルト孔111を設け、これを梁120に対して直接ボルト112で固定していた。ここで、アルミ製のデッキ材110は、季節の変化に伴う寒暖差等により長手方向に大幅に伸縮変位する。しかしながら、デッキ材110が伸縮すると、デッキ材110が湾曲したり、固定ボルト112が破損したりする等の問題が生じる。
【0004】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、デッキ材の伸縮に伴う弊害を抑制できるヘリポートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明にかかるヘリポートは、長尺構造を有すると共に土台上に敷き詰められてヘリポート面を構成する複数のデッキ材を含み、且つ、前記デッキ材が、長手方向にスライド可能なスライド構造により前記土台に対して固定される。
【0006】
この発明では、ヘリポート面を構成するデッキ材を、土台に対して、その長手方向にスライド可能に設置する。すると、デッキ材が寒暖差等により長手方向に伸縮しても、デッキ材が土台に対してスライドするので、少なくとも長手方向の伸縮分については、土台に対する固定による拘束を受けない。これにより、デッキ材の伸縮による弊害を効果的に防止できる利点がある。なお、土台には、例えば、建造物上に設けられた梁、建造物の屋上、地面が含まれる。また、スライド構造は、デッキ材が拘束されることなく長手方向に伸縮できる構造であればよく、その具体的な構造は、特に限定がない。したがって、スライド構造には、当業者公知のスライド構造、ならびに、公知のスライド構造から当業者自明の範囲内にあるスライド構造が含まれる。
【0007】
また、この発明にかかるヘリポートは、前記スライド構造は、前記土台側に設けられると共に前記デッキ材を長手方向に非拘束で前記土台に対して固定する固定手段を含み構成される。
【0008】
この発明では、固定手段を土台側に設け、この固定手段によりデッキ材を長手方向に非拘束で土台に対して固定する。この発明によれば、一般に固定手段を土台に後付する作業は簡易であるので、既存の土台に対して、スライド構造を簡易に形成できる利点がある。
【0009】
また、この発明にかかるヘリポートは、前記デッキ材は、スライド部分を押出成形により長手方向に一体で成形される。
【0010】
この発明では、デッキ材のスライド部分を押出成形により長手方向に一体で成形する。これにより、例えば、デッキ材にボルト穴を設ける場合と比較して、デッキ材の製造工程を短縮化できる利点がある。
【0011】
また、この発明にかかるヘリポートは、前記スライド構造は、前記デッキ材に長手方向に沿って形成された第1嵌合部と、前記土台に形成されると共に前記デッキ材の設置状態にて前記第1嵌合部と嵌め合わされる第2嵌合部とを含み構成される。
【0012】
この発明では、デッキ材側に長手方向に沿って第1嵌合を形成し、土台側に第2嵌合部を形成する。そして、これらが嵌め合わさるようにデッキ材を設置する。これにより、デッキ材に伸縮による長手方向へのスライドを可能としつつ、第1嵌合部と第2嵌合部との嵌め合わせにより、ヘリポート使用時におけるデッキ材のぐらつきを抑制できる利点がある。なお、第1嵌合部および第2嵌合部には、例えば、デッキ材の凹部14および押さえ金具の凸部41が含まれる。
【0013】
また、この発明にかかるヘリポートは、前記スライド構造は、前記土台に設けられると共に、前記デッキ材の長手方向に対して側方から前記デッキ材を係留する係留手段を含み構成される。
【0014】
この発明では、係留手段を土台に設けて、デッキ材を側方から係留する。かかる構成によっても、デッキ材は、土台に設置された状態にて長手方向へ伸縮できる。なお、係留手段の形状は、特に限定されないが、例えば、T字型形状や逆L字型状等の部材を土台に設けて、ここにデッキ材を係留する構成としてもよい。
【0015】
また、この発明にかかるヘリポートは、前記スライド構造は、前記土台に固定されると共に、前記デッキ材の少なくとも一部を前記土台との間に挟み込み保持する挟持手段を含み構成される。
【0016】
この発明では、デッキ材を土台との間に挟み込み保持するので、デッキ材を土台に対してしっかりとに固定できる利点がある。なお、挟持手段の形状は、特に限定されないが、例えば、板状形状とすれば、デッキ材との接触面が増大して、デッキ材をよりしっかりと保持できる利点がある。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のものが含まれる。
【0018】
図15および図16は、この実施の形態にかかるヘリポートを示す全体構成図(図15)および組立斜視図(図16)である。このヘリポート1は、プレハブ式を採用し、デッキ材10と、小梁20と、大梁30とを含み構成される。このデッキ材10は、小梁20上に複数架け渡されて敷き詰められ、ヘリポート面Hを形成する。このヘリポート1は、デッキ材10をアルミ製とすることにより、コンクリート製やアスファルト製のヘリポートと比較して、大幅に軽量化される。小梁20は、H鋼から成り、大梁30上に複数架け渡されてデッキ材10の土台となる。なお、小梁20をアルミ製とせずに鋼製としたのは、ヘリポート1の構造上の強度を維持するためである。したがって、強度が維持できれば、小梁20もアルミ製にして軽量化しても良い。大梁30は、鉄鋼製であり、地面や建築物の屋上フロアに設けられる。ヘリポート1は、上記構成により全体としてバネ構造を有し、ヘリコプターの発着時に生ずる特有の集中荷重および衝撃荷重を吸収する。
【0019】
図1および図2は、この実施の形態にかかるヘリポートの要部を示す組立斜視図(図1)および断面図(図2)である。また、図3は、図1および図2に記載した押さえ金具を示す背面図である。このヘリポート1では、デッキ材10が略T字型の断面形状を有する長尺部材から成り、押出加工により長手方向に一様に形成される。デッキ材10は、頂部11にてヘリポート面Hの一部を構成し、小梁20上に複数敷き詰められて略正方形の平坦なヘリポート面Hを形成する(図15および図16参照)。また、デッキ材10は、頂部11の背面側から下方に延びた脚部12の下端にて、小梁20上に設置される。このとき、デッキ材10は、小梁20の長手方向に対して直交して配置される(図1参照)。デッキ材10は、脚部12下端の両側に裾部13、13を有する。裾部13の上面には、デッキ材10の長手方向に沿って凹部14が設けられる。この凹部14は、矩形断面を有する細溝であり、デッキ材10の形成時にて一時に設けられる。ただし、凹部14の形状、位置、大きさ及び範囲は、特に限定がない。
【0020】
デッキ材10は、略板状形状を有するアルミ製の押さえ金具40、40により、両側の裾部13、13を上方から押さえられて小梁20上に固定される。押さえ金具40は、背面側の両縁部に凸部41を有し、中央部に幅広のボルト穴43を有する。押さえ金具40は、凸部41をデッキ材10の凹部14に上方から差し込み嵌め合わされて設置され、ボルト42を長孔43に挿通されて小梁20上に固定される。この構成では、デッキ材10が寒暖差等により長手方向に伸縮しても、押さえ金具40の凸部41がデッキ材10の凹部14に対してスライドするので、デッキ材10は、その伸縮による変位を拘束されない。これにより、デッキ材10の伸縮に伴う問題を防止できる利点がある。また、隣接するデッキ材10、10同士は、押さえ金具40の凸部41によりその距離を拘束されて、等間隔に保持される。これにより、デッキ材10の並びを整えてヘリポート面Hのバラツキを防止できる利点がある。
【0021】
なお、このヘリポート1では、デッキ材10の形状を略T字型断面としたが、これに限らず、デッキ材10の形状は、頂部11にてヘリポート面Hの一部を構成できる形状であればよい。例えば、I字型断面や横転させたH字型断面であっても良い。なお、デッキ材10をかかる断面形状とすれば、デッキ材10をその脚部12にて小梁20に固定できるので、へリポート面H側への押さえ金具40の突出を防止して、ヘリポート面Hを平坦化できる利点がある。
【0022】
また、このヘリポート1では、デッキ材10が、その凹部14と押さえ金具40の凸部41との付勢力もしくは摩擦力により小梁20上に固定されるが、この固定力を強固にするため、さらに、押さえボルト(図示省略)を任意の位置に設けてもよい。これにより、デッキ材10を確実に固定して、ヘリポート使用時におけるデッキ材10のぐらつきを抑制できる利点がある。ただし、押さえボルトは、デッキ材10が長手方向に伸縮できるように設けられる。また、このヘリポート1では、押さえ金具40をボルト42により小梁20上に固定したが、これは、既存の小梁20に対しても簡易に適用できる点で好ましい。しかし、これに限らず、押さえ金具40を溶接により固定しても良い。
【0023】
(変形例1)
また、このヘリポート1では、デッキ材10を小梁20上に設けたが、これに限らず、デッキ材10を地面や屋上フロアに対して直接設置しても良い。図4は、この変形例1にかかるヘリポートの一例を示す正面図である。このヘリポート2では、デッキ材10が地面G上に直接敷き詰めて配列され、その裾部13が押さえ金具40により押さえられると共に、この押さえ金具40が地面Gに固定される。これにより、デッキ材10が地面G上に固定設置される。かかるヘリポート2は、大梁30および小梁20から成る大がかりな土台を要しないので、簡易に設置できる利点がある。さらに、各デッキ材10を、人が背負える程の大きさ及び重量とすれば、人力による設置が可能となるので、より簡易に、且つ、任意の場所にヘリポート1を設置できる利点がある。
【0024】
(変形例2)
また、このヘリポート1では、デッキ材10側に凹部14を設けると共に、押さえ金具40側に凸部41を設けてこれらを嵌め合わせたが、かかる嵌め合わせ可能なスライド構造は、これに限定されず、当業者自明の構造を採用しても良い。また、凹部14および凸部41の位置、大きさ、および範囲も、特に限定はなく、上記スライド構造が実現できる限り、任意に選択できる。図5は、この変形例2にかかるヘリポートのデッキ材の配置を示す斜視図であり、図6は、図5に記載したデッキ材に用いられる押さえ金具の背面図(a)および正面図(b)である。これらの図において、上記実施の形態にかかるヘリポート1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。このヘリポート2では、デッキ材52が、凹部14(図1参照)に代えて、裾部13にその長手方向に沿って凸部51を有する(図5参照)。また、押さえ金具52が、凸部41(図1および図3参照)に代えて、背面側の両縁部付近に、凸部51に嵌まり合う凹部53を有する(図6参照)。そして、デッキ材50は、その凸部51を押さえ金具52の凹部53に嵌め合わされ、この押さえ金具52が小梁20上にボルト42で結合されることにより、小梁20に対してに固定設置される。このように、デッキ材52および押さえ金具52のいずれの嵌合部を、凹部もしくは凸部としても良い。
【0025】
(変形例3)
図7は、この変形例3にかかるヘリポートの要部を示す正面図である。また、図8および図9は、図7に記載したデッキ材の接続部を示す拡大図(図8)および側面図(図9)である。また、図10は、図7および図8に記載した押さえ金具を示す平面図である。これらの図において、上記実施の形態にかかるヘリポート1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。このヘリポート3では、デッキ材60が、凹部14(図1参照)と異なる凹部61を、その裾部13に有する(図7〜図9参照)。この凹部61は、底部を広げた矩形断面形状を有し、裾部13の側面にその長手方向に沿ってそれぞれ設けられる。また、押さえ金具62が、凸部41(図1および図3参照)に代えて、その側面に、凹部61に嵌め合わさる凸部63をそれぞれ有する(図7,図8および図10参照)。そして、デッキ材60は、その凹部61に押さえ金具62の凸部63を正面から嵌め込まれ、この押さえ金具62が小梁20上にボルト42で固定されることにより、小梁20に対して固定設置される(図7および図8参照)。かかる構成でも、デッキ材60が長手方向にスライドして自由に伸縮できる。
【0026】
また、この変形例3では、デッキ材60の裾部13同士が押さえ金具62を介して平面方向に相互に接続されるので、デッキ材60同士の接続が強固となり、ヘリポート面Hの強度を安定化できる利点がある。また、凹部61および凸部63の嵌め合わせ構造により、デッキ材60同士の平面方向に対する接続角度をある程度拘束できるので、ヘリポート面Hの平面度を向上できる利点がある。特に、ヘリポート3を、小梁20上ではなく、凹凸のある地面等に臨時的に設置する場合には、ヘリポート面Hの平面度をより向上できる利点がある。また、デッキ材60側に凹部61を設けたので、幾分でもデッキ材60を軽量化して運搬し易くできる利点がある。特に、人力によりヘリポート3の構成材料を運搬する場合には、他の資材と比較して重量が嵩むデッキ材60を、軽量化できる利点は有用である。
【0027】
(変形例4)
図11は、この変形例4にかかるヘリポートの要部を示す正面図である。同図において、上記実施の形態にかかるヘリポート1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。このヘリポート4では、実施の形態のへリポート1と比較して、デッキ材10および押さえ金具40が有する凹凸部14,41を省略する点で相異する。デッキ材70は、裾部13上方から押さえ金具71の袖部72を当てられ、この押さえ金具71がボルト42により小梁上に固定されることで袖部72と小梁20との間に挟み込まれる。これにより、デッキ材70は、押さえ金具71から付勢力および摩擦力を受けて、小梁20上にしっかりと固定される。また、この変形例4では、デッキ材70に凹部14を要しないので、凹部14を有しない既存のデッキ材に適用することにより、簡易にデッキ材70のスライド構造を形成できる利点がある。
【0028】
なお、この変形例4において、さらに、デッキ材70に対する押さえ金具71の付勢力を省略し、押さえ金具71が、デッキ材70の幅方向へのずれを防止する係留手段としてのみ機能する構成としても良い。このように、デッキ材70を挟み込み保持しなくとも、デッキ材70の係留にあたり、押さえ金具71の寸法を調整して所定の拘束力を持たせれば、デッキ材70のぐらつきを必要十分に防止できる利点がある。また、付勢力を持たせる場合と比較して、押さえ金具71を簡易に設置できる利点がある。また、この変形例4において、押さえ金具71の形状は、特に限定されない。例えば、デッキ材70を単に係留するのみであれば、L字型の留め具73を用いてもよい(図12参照)。また、この変形例4に関わらず、デッキ材70の裾部13と、押さえ金具40の袖部72とを、合決構造により係合させても良い(図12参照)。
【0029】
また、上記実施の形態およびその変形例1〜4にかかるデッキ材のスライド構造は、相互に組み合わされて構成されても良い(図示省略)。また、これらのスライド構造は、相互に重複する作用、効果および変形例を有する場合がある。
【0030】
(変形例5)
また、上記実施の形態およびその変形例1〜4に関わらず、従来のヘリポートを改良した簡易な構成により、スライド構造を形成しても良い。図14は、この変形例5にかかるヘリポートの要部を示す斜視図である。同図において、上記実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。このヘリポート5は、従来のヘリポート1と比較して、ボルト孔111をデッキ材80の長手方向に拡径した点に特徴を有する。かかる構成では、ボルト穴81の長さL分だけデッキ材80がスライドできるので、デッキ材10の伸縮を効果的に吸収できる利点がある。
【0031】
なお、このヘリポート5では、デッキ材10に、大きなボルト孔81を多数設けるため、デッキ材10の強度が低下するおそれがある。この点において、上記実施の形態のヘリポート1では、デッキ材10にボルト穴81を設けないので、デッキ材10の強度が優れているという利点がある。また、このヘリポート5では、デッキ材10が伸縮できる量が、ボルト穴81の長さLにより制限される。この点において、ヘリポート1では、デッキ材10の凹部14が、押さえ金具40の凸部41に対してほぼ制限なくスライドできるので、デッキ材10の伸縮量に対する許容が大きい利点がある。また、このヘリポート5では、デッキ材110を押出成形した後に、デッキ材10にボルト穴81を設ける別工程が必要となる。この点において、ヘリポート1では、凹部14をデッキ材10の押出成形時にて一時に形成できるので、かかる別工程を省略できる利点がある。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明にかかるヘリポートによれば、ヘリポート面を構成するデッキ材を、土台に対してその長手方向にスライド可能に設置するので、デッキ材が寒暖差等により長手方向に伸縮しても、デッキ材が土台に対してスライドし、デッキ材の伸縮による弊害を効果的に防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施の形態にかかるヘリポートの要部を示す組立斜視図である。
【図2】この実施の形態にかかるヘリポートの要部を示す断面図である。
【図3】図1および図2に記載した押さえ金具を示す背面図である。
【図4】この変形例1にかかるヘリポートの一例を示す正面図である。
【図5】この変形例2にかかるヘリポートのデッキ材の配置を示す斜視図である。
【図6】図5に記載したデッキ材に用いられる押さえ金具の背面図(a)および正面図(b)である。
【図7】この変形例3にかかるヘリポートの要部を示す正面図である。
【図8】図7に記載したデッキ材の接続部を示す拡大図である。
【図9】図7に記載したデッキ材の接続部を示す側面図である。
【図10】図7および図8に記載した押さえ金具を示す平面図である。
【図11】この変形例4にかかるヘリポートの要部を示す正面図である。
【図12】この変形例4にかかるヘリポートの要部を示す正面図である。
【図13】この変形例4にかかるヘリポートの要部を示す正面図である。
【図14】この変形例5にかかるヘリポートの要部を示す斜視図である。
【図15】この実施の形態にかかるヘリポートを示す全体構成図である。
【図16】この実施の形態にかかるヘリポートを示す組立斜視図である。
【図17】従来のヘリポートの要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1〜5 ヘリポート
10、50、52、60、70、80 デッキ材
40、52、62、71 押さえ金具
71 金具
72 袖部
73 具
80 デッキ材
H ヘリポート面[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a helipad that can suppress adverse effects due to expansion and contraction of a deck material.
[0002]
[Prior art]
In recent years, prefabricated heliports made of aluminum have been spreading in place of heliports made of asphalt or concrete. This heliport has various advantages, such as a prefabricated type, which can be easily installed on the roof or the ground of a building, and a light weight which can reduce the structural strength of the building, as compared with a heliport made of asphalt or the like. As for the above-mentioned conventional heliport, since a domestic application related to a solution problem to be described later has not been filed, the description of the related patent document is omitted.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
FIG. 17 is a perspective view showing a main part of a conventional heliport. In the
[0004]
Then, this invention was made in view of the above, and an object of this invention is to provide the heliport which can suppress the bad effect accompanying expansion and contraction of a deck material.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a heliport according to the present invention includes a plurality of deck materials having a long structure and laid on a base to form a heliport surface, and wherein the deck materials are arranged in a longitudinal direction. It is fixed to the base by a slidable slide structure.
[0006]
According to the present invention, the deck material forming the heliport surface is slidably mounted on the base in the longitudinal direction. Then, even if the deck material expands and contracts in the longitudinal direction due to a temperature difference or the like, the deck material slides with respect to the base. Therefore, at least the expansion and contraction in the longitudinal direction is not restricted by fixing to the base. Thereby, there is an advantage that the adverse effects due to the expansion and contraction of the deck material can be effectively prevented. The base includes, for example, a beam provided on a building, a rooftop of the building, and the ground. Further, the slide structure may be any structure as long as the deck material can expand and contract in the longitudinal direction without being restricted, and the specific structure is not particularly limited. Accordingly, slide structures include slide structures known to those of skill in the art, as well as slide structures within the purview of those skilled in the art from known slide structures.
[0007]
Further, in the heliport according to the present invention, the slide structure includes fixing means provided on the base side and fixing the deck material to the base without restraining the deck material in a longitudinal direction.
[0008]
In the present invention, the fixing means is provided on the base side, and the fixing means fixes the deck material to the base without restraining in the longitudinal direction. According to the present invention, since the work of attaching the fixing means to the base is generally simple, there is an advantage that the slide structure can be easily formed on the existing base.
[0009]
In the heliport according to the present invention, the deck material is formed by extruding a slide portion integrally in a longitudinal direction.
[0010]
In this invention, the slide portion of the deck material is integrally formed in the longitudinal direction by extrusion. Thereby, for example, there is an advantage that the manufacturing process of the deck material can be shortened as compared with a case where a bolt hole is provided in the deck material.
[0011]
Further, in the heliport according to the present invention, the slide structure may include a first fitting portion formed in the deck material along a longitudinal direction, and a first fitting portion formed on the base and the second fitting portion being installed in the deck material. It is configured to include one fitting part and a second fitting part to be fitted.
[0012]
In the present invention, the first fitting is formed on the deck material side along the longitudinal direction, and the second fitting portion is formed on the base side. Then, a deck material is installed so that these are fitted. Accordingly, there is an advantage that wobbling of the deck material during use of the helipad can be suppressed by fitting the first fitting portion and the second fitting portion while allowing the deck material to slide in the longitudinal direction due to expansion and contraction. The first fitting portion and the second fitting portion include, for example, the
[0013]
Further, the heliport according to the present invention, the slide structure is provided on the base and includes mooring means for mooring the deck material from a side in a longitudinal direction of the deck material.
[0014]
In the present invention, the mooring means is provided on the base, and the deck material is moored from the side. Even with such a configuration, the deck material can expand and contract in the longitudinal direction while being installed on the base. The shape of the mooring means is not particularly limited. For example, a member having a T-shape or an inverted L-shape may be provided on a base, and the deck material may be moored here.
[0015]
Further, in the heliport according to the present invention, the slide structure includes a holding means fixed to the base and holding at least a part of the deck material between the base and the base.
[0016]
According to the present invention, since the deck material is sandwiched and held between the base and the base, there is an advantage that the deck material can be firmly fixed to the base. The shape of the holding means is not particularly limited. For example, if the holding means has a plate shape, there is an advantage that the contact surface with the deck material is increased and the deck material can be held more firmly.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings. It should be noted that the present invention is not limited by the embodiment. The components of the embodiments described below include components that can be easily replaced by those skilled in the art or components that are substantially the same.
[0018]
15 and 16 are an overall configuration diagram (FIG. 15) and an assembled perspective view (FIG. 16) showing the heliport according to the present embodiment. The heliport 1 employs a prefabricated type, and includes a
[0019]
1 and 2 are an assembly perspective view (FIG. 1) and a cross-sectional view (FIG. 2) showing a main part of the heliport according to the embodiment. FIG. 3 is a rear view showing the holding member shown in FIGS. 1 and 2. In the heliport 1, the
[0020]
The
[0021]
In this heliport 1, the shape of the
[0022]
Further, in the heliport 1, the
[0023]
(Modification 1)
Further, in this heliport 1, the
[0024]
(Modification 2)
Further, in the heliport 1, the
[0025]
(Modification 3)
FIG. 7 is a front view showing a main part of the heliport according to the third modification. 8 and 9 are an enlarged view (FIG. 8) and a side view (FIG. 9) showing a connection portion of the deck material shown in FIG. 7. FIG. 10 is a plan view showing the holding bracket shown in FIGS. 7 and 8. In these drawings, the same components as those of the heliport 1 according to the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted. In this heliport 3, the
[0026]
Further, in Modification 3, since the
[0027]
(Modification 4)
FIG. 11 is a front view showing a main part of the heliport according to the fourth modification. In the figure, the same components as those of the heliport 1 according to the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted. The heliport 4 is different from the heliport 1 of the embodiment in that the
[0028]
In the fourth modification, the urging force of the holding
[0029]
Further, the slide structures of the deck material according to the above embodiment and the modified examples 1 to 4 thereof may be configured to be combined with each other (not shown). Also, these slide structures may have overlapping actions, effects and variations.
[0030]
(Modification 5)
Further, regardless of the above-described embodiment and its modified examples 1 to 4, the slide structure may be formed by a simple configuration in which a conventional heliport is improved. FIG. 14 is a perspective view showing a main part of a heliport according to the fifth modification. In the figure, the same components as those in the above embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted. The heliport 5 is characterized in that the diameter of the
[0031]
In the heliport 5, since a large number of large bolt holes 81 are provided in the
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the heliport according to the present invention, the deck material constituting the heliport surface is installed so as to be slidable in the longitudinal direction with respect to the base. Even so, there is an advantage that the deck material slides against the base, and the adverse effects due to the expansion and contraction of the deck material can be effectively prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an assembled perspective view showing a main part of a heliport according to an embodiment.
FIG. 2 is a sectional view showing a main part of the heliport according to the embodiment;
FIG. 3 is a rear view showing the holding member shown in FIGS. 1 and 2;
FIG. 4 is a front view showing an example of a heliport according to the first modification;
FIG. 5 is a perspective view showing an arrangement of a deck material of a heliport according to a second modification;
FIG. 6 is a rear view (a) and a front view (b) of a holding metal used for the deck material shown in FIG. 5;
FIG. 7 is a front view showing a main part of a heliport according to a third modification;
FIG. 8 is an enlarged view showing a connecting portion of the deck material shown in FIG. 7;
FIG. 9 is a side view showing a connection portion of the deck material shown in FIG. 7;
FIG. 10 is a plan view showing the holding bracket shown in FIGS. 7 and 8;
FIG. 11 is a front view showing a main part of a heliport according to a fourth modification;
FIG. 12 is a front view showing a main part of a heliport according to a fourth modification;
FIG. 13 is a front view showing a main part of a heliport according to a fourth modification;
FIG. 14 is a perspective view showing a main part of a heliport according to a fifth modification;
FIG. 15 is an overall configuration diagram showing a heliport according to the embodiment.
FIG. 16 is an assembled perspective view showing the heliport according to the embodiment.
FIG. 17 is a perspective view showing a main part of a conventional heliport.
[Explanation of symbols]
1-5
Claims (6)
前記デッキ材が、長手方向にスライド可能なスライド構造により前記土台に対して固定されるヘリポート。Including a plurality of deck materials having a long structure and laid on the base to constitute a heliport surface, and
A heliport in which the deck material is fixed to the base by a slide structure that is slidable in a longitudinal direction.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002328442A JP2004162341A (en) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | Heliport |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002328442A JP2004162341A (en) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | Heliport |
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JP2004162341A true JP2004162341A (en) | 2004-06-10 |
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Family Applications (1)
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JP2002328442A Pending JP2004162341A (en) | 2002-11-12 | 2002-11-12 | Heliport |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT503119B1 (en) * | 2006-02-13 | 2007-08-15 | Lothar Bitschnau | ON A STRUCTURE CONSTRUCTING INCLUDING HORIZONTAL CARRIER CONTAINING ONE ADDITIONAL BEARING |
JP5335125B1 (en) * | 2012-11-08 | 2013-11-06 | エアロファシリティー株式会社 | Search or rescue heliport |
-
2002
- 2002-11-12 JP JP2002328442A patent/JP2004162341A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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AT503119B1 (en) * | 2006-02-13 | 2007-08-15 | Lothar Bitschnau | ON A STRUCTURE CONSTRUCTING INCLUDING HORIZONTAL CARRIER CONTAINING ONE ADDITIONAL BEARING |
JP5335125B1 (en) * | 2012-11-08 | 2013-11-06 | エアロファシリティー株式会社 | Search or rescue heliport |
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