JP2004159034A - 映像再生装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】動き補償予測技術に基づく映像データからフレーム画像を生成して再生表示する視聴端末において、巻き戻し再生を連続して行う。
【解決手段】デコーダ209は、外部から取得した映像データからフレーム画像を生成して画像バッファ210に格納し、GUI部212は画像バッファ210からフレーム画像を読み出して表示する。制御部208は、通常速度で再生表示した後に画像バッファ210に最新の連続フレーム画像とより古い飛び飛びのフレーム画像とを残すように制御する。また巻き戻し再生の際に、連続したフレーム画像の巻き戻し再生を実現するように、最新の連続フレーム画像を巻き戻し再生表示する動作と飛び飛びのフレーム画像の1つと連続する映像データを取得する動作を並行して実行するよう制御する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像データを再生表示する視聴端末の制御技術に係り、特に巻き戻し再生を行うための映像再生技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオテープなどに録画された映像をビデオデッキなどの装置で再生して視聴する技術が普及した。その後、MPEGなどの映像、音声圧縮技術が確立され、ハードディスク上に蓄積されている映像データをPC(パーソナル・コンピュータ)を用いて再生することが可能となった。さらにローカルのハードディスクに蓄積されている映像データだけでなく、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サーバ内のハードディスクに蓄積される映像データをサーバから各端末へ配信することにより、各端末で映像を視聴することが可能になった。
【0003】
ビデオテープの映像を再生するビデオデッキは、通常の再生だけでなく、コマ送り、一時停止、早送り、巻き戻しなどの特殊再生が可能である。そこでPC上で映像を再生する場合も、これらの特殊再生が行えることが要求される。
【0004】
MPEGなど動き補償予測技術を用いた映像圧縮方式は、通常再生の方向に再生することを前提に考えられたものなので、任意のフレームから開始される再生ができないという問題点がある。
【0005】
VODサーバ内に格納されたMPEG映像を、巻き戻し再生する技術として、例えば特開2000−209529号公報(特許文献1)に記載されたものがある。これはMPEGデータを伸長して得られるフレーム画像を、あらかじめ逆順にエンコードしてハードディスクに蓄積し、巻き戻しの際はこの映像データを配信することにより、VODサーバ/クライアントシステムで巻き戻し再生を実現するものである。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−209529号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方式は、サーバ側のハードディスクを多く消費するという問題がある。またフレーム単位で表示が可能なIピクチャが一定間隔に挿入されていることを前提としているため、MEPG−4のようにIピクチャが途中で全く挿入されないMPEG映像を用いた場合に対応できないという問題点がある。その理由は、上記従来技術では、逆順のフレーム画像を生成するために、定期的に存在するIピクチャを起点としてフレーム画像の列を生成しているからである。
【0008】
さらに視聴端末がVODサーバからMPEG配信を受けて映像を表示するような場合では、伝送速度や倍速度の指定により必ずしも巻き戻し再生が可能とは限らない。そこである条件下では巻き戻しを行うが、そうでない場合は代替手段を用意し、それらが使い分けられる必要性がある。
【0009】
本発明の目的は、動き補償予測アルゴリズムに基づいた映像データからフレーム画像を生成して再生表示する視聴端末において、巻き戻し再生を連続して行うための技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外部の装置から圧縮映像データを取得する手段と、この圧縮映像データを伸長する手段と、伸長して得られたフレーム画像を記憶装置に格納する手段と、格納されたフレーム画像を画面上に再生表示する手段とを有する映像再生装置において、通常速度でフレーム画像を再生表示した後に記憶装置に連続フレーム画像とこの連続フレーム画像より古い飛び飛びのフレーム画像とを残すよう制御し、巻き戻し再生の指示に応答して、フレーム画像を巻き戻し方向に再生表示する動作と飛び飛びのフレーム画像の1つと連続する圧縮映像データを取得する動作とを並行して実行させることによって画面上に連続したフレーム画像の巻き戻し再生を実現するよう制御する映像再生技術を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0012】
図2は、本発明の映像再生方式が適用される環境の一例を示した図である。VODサーバ101は、映像配信の要求を受けると、保持している圧縮映像データを送出する機能を持つ。視聴端末102は、映像配信の要求をVODサーバ101に向けて送信し、VODサーバ101から送出された圧縮映像データを受信し、その圧縮映像データを伸長しながら画面上に再生する機能を持つ映像再生装置である。視聴端末102は、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を持ち、視聴者の操作に基づいて再生処理等を行なう。ネットワーク100は、VODサーバ101と視聴端末102との間に情報を伝達する。
【0013】
ここでいう「圧縮映像データ」とは、MPEGなどの動き補償予測技術を用いて映像情報を圧縮することによって生成されるデータである。MPEGは、フレーム内符号化された画像(以下、Iピクチャとする)と、動き補償フレーム間符号化された画像から成る。
【0014】
公知の視聴端末は、VODサーバ101から圧縮映像データの送出を受け、通常再生を行なうことが可能である。ここで「通常再生」とは、圧縮映像データを作成する際に元となった映像と同じ早さで再生することを言う。公知の視聴端末では、MPEGによる圧縮映像データの配信の場合、端末において巻き戻し再生を行なうのは困難であった。本発明の映像再生方式は、視聴端末102の上で巻き戻し再生を実現することを目的とする。
【0015】
図1は、視聴端末102の内部構成を示す図である。視聴端末102は、計算機であり、バス200、CPU201、ディスプレイ202、キーボード203、ネットワークインタフェース204、ハードディスク205、主メモリ206、ジョグシャトル213及びマウス214などから構成される。バス200は、複数の上記ハードウェア機器間の通信をつかさどる。ディスプレイ202、キーボード203、ジョグシャトル213及びマウス214は、視聴者に対する情報の入出力を司る。特にジョグシャトル213は、映像再生の方法を指示するために使われるハードウェア機器である。ネットワークインタフェース204,ハードディスク205及び主メモリ206は,バス200を介してCPU201よりアクセスされる。
【0016】
主メモリ206は、複数のプログラムとデータを格納する領域を保持する。主メモリ206は、プロトコル処理部207、制御部208、デコーダ209、画像バッファ210、管理テーブル211およびGUI部212を格納する。プロトコル処理部207は、ネットワーク100へ送出するメッセージを生成したり、ネットワークから受信したメッセージを解釈するプログラムである。制御部208は、プロトコル処理部207、デコーダ209、画像バッファ210及び管理テーブル211の全体の動作を制御する。デコーダ209は、MPEG方式により圧縮された映像データを伸長し、画像を復元するプログラムである。画像バッファ210は、デコーダ209が復元したフレーム画像を保持する記憶領域である。画像バッファ210を中心とすると、デコーダ209、プロトコル処理部207、ネットワーク100及びVODサーバ101は、画像バッファ210にフレーム画像を供給する手段と見ることもできる。管理テーブル211は、画像バッファ内のフレーム画像を管理するテーブルである。GUI部212は、視聴者がディスプレイ202、キーボード203、ジョグシャトル213及びマウス214を介して情報の入出力を行う際にユーザーインターフェースを提供するプログラムである。CPU201は、主メモリ206上のプログラムを実行する。
【0017】
ここで視聴端末内において視聴者が映像情報を視聴するときのデータの流れと処理手順について説明する。視聴者が入力装置を介してGUI部212に映像再生命令を出すと、プロトコル処理部207が映像再生命令のメッセージを生成する。そのメッセージは、バス200とネットワークインタフェース204を介してネットワーク100へ送出される。ネットワーク100から圧縮映像データがネットワーク上のメッセージとして送られてきたとき、そのメッセージは、ネットワークインタフェース204とバス200を介してプロトコル処理部207に送られる。プロトコル処理部207は、ネットワーク上のメッセージから圧縮映像データを取り出し、デコーダ209に渡す。デコーダ209は、圧縮映像データを伸長し、フレーム画像を生成して、画像バッファ210に蓄積する。GUI部212は、画像バッファ210内のフレーム画像を順次ディスプレイ202上に表示し、音声情報を図示しないスピーカに出力することにより、視聴者は映像を視聴することが可能となる。視聴者は、入力装置を介して通常の再生とは異なり、巻き戻しなどの特殊再生を指示することも可能である。通常再生との違いは、通常再生の場合はプロトコル処理部207が通常再生命令のメッセージを生成するのに対して、特殊再生の場合は特殊再生命令のメッセージを生成してネットワーク100へ送出する点が異なっている。またその結果、特殊再生の場合はVODサーバから送られてくるデータが通常再生とは異なっており、視聴端末102内で行なわれる処理も異なる。本発明の映像再生方式は、特殊再生の中でも特に巻き戻し再生を対象とする。
【0018】
次に図3及び図4を用いて巻き戻し再生方式について説明する。まず図3を用いてVODサーバ/クライアントシステムにおいて巻き戻し再生を行った場合に起こりがちな問題点について述べる。その後、図4を用いて本実施形態の映像再生方式を説明する。
【0019】
MPEGデータを受信する従来の視聴端末において、図3の方式では巻き戻し再生が正しく行えないことを説明する。巻き戻し再生が開始されると、最初にデコーダ209は、VODサーバ101に対してMPEGデータの送出命令を送る(矢印401)。このとき読み出すべきMPEGデータは、ある決まったバイト数に限られる。VODサーバ101はこれを受け、VODサーバ101内の蓄積装置からMPEGデータを読み出し、デコーダ209に向けて送出する(矢印402)。デコーダ209は、MPEGデータを受信すると、そのデータの伸長を行う(矢印403)。伸長が完了したとき、デコーダ209は、得られたフレーム画像を画像バッファ210に蓄積する(矢印404)。GUI部212は、画像バッファ210中のフレーム画像を逆順に受け取ってディスプレイ202上に表示する(矢印405)。この表示動作と並行して、デコーダ209は次の送出命令をVODサーバ101に送る(矢印406)。以下、同じ処理を繰り返す。その結果、巻き戻し再生が実現する。
【0020】
ところでVODサーバ101からデコーダ209へのMPEGデータの転送に時間が長くかかると、伸長の完了が遅くなり、デコーダ209が次の送出命令を発行するのが遅れる。その結果、次のGUI部212へのフレーム画像の転送が前回の転送に続けて行なうことができなくなる可能性がある。すなわち視聴者からは、巻き戻し再生がある時間動いては少し止まり、また動いては少し止まるといった動作を繰り返すように見える。
【0021】
デコーダ209がVODサーバ101へ送出命令を出してからデータを受信し終わるまでの時間をA、ネットワーク上を情報が伝わるのにかかる時間をN、伸長処理にかかる時間をB、1回のMPEGデータ送出の結果を表示できる巻き戻し再生の再生時間をCと仮定すると、
A+B+N>C
が成立すると、上述したように1回のMPEGデータ送出単位で巻き戻し再生が途切れる結果となる。
【0022】
そこでネットワーク上の伝送時間の影響をできるだけ少なくするように、視聴端末の構成を改良する方法について、以下に説明する。
【0023】
図4は、本発明の映像再生方式が適用される視聴端末において、巻き戻し再生を行なうときの処理の流れを示している。図4の構成では、プロトコル処理部207が備わっていることが特徴である。プロトコル処理部207がデコーダ209の処理とは独立に動作することによって、巻き戻し再生のフレーム画像を途切れなく再生することに役立っている。以下、処理の流れに従って説明する。
【0024】
巻き戻し再生を開始すると、プロトコル処理部207は、VODサーバ101に送出命令を発行する(矢印501)。送出命令は、要求するフレームについてフレーム番号の範囲を含んでいる。VODサーバ101は送出命令を受け取ると、ハードディスク内のMPEGデータを読み出し、プロトコル処理部207に送出する(矢印502)。プロトコル処理部207は、この正順のMPEGデータを受信すると直ちにデコーダ209にMPEGデータを送る(矢印503)。デコーダ209はデータを受け取ると伸長を行なう(矢印504)。デコーダは伸長して生成したフレーム画像を画像バッファ210に渡す(矢印505)。GUI部212は、画像バッファ210中のフレーム画像を逆順に受け取ってディスプレイ202上に表示する(矢印506)。一方、プロトコル処理部207は、デコーダ209にMPEGデータを渡した直後に、次のデータの送出命令をVODサーバ101に発行することができる(矢印507)。以後、この処理を繰り返すことにより、巻き戻し再生が可能となる。ここでデコーダ209の伸長処理とプロトコル処理部207のデータ受信処理が並行して行えるため、ネットワーク100上のデータ転送に時間を要するにもかかわらず、途切れない巻き戻し再生が可能となっている。図4では、矢印504の最下点、すなわち伸長処理が終了する時刻が1回前の伸長の結果を用いて再生し終わる時刻よりも前であれば、連続した巻き戻し再生が行える。
【0025】
プロトコル処理部207がVODサーバ101へ送出命令を出してからデータを受信し終わるまでの時間をA、ネットワークによる遅延をN、1回のMPEGデータ送出の結果を表示できる巻き戻し再生の時間をCと仮定すると、
A+N<C
が成立すると、巻き戻し再生が途切れなく行える。
【0026】
ここで、A、N、Cを得るための方法について説明する。Aは通常十分小さいので無視できる。Nは次のようにして求めることができる。
【0027】
N=C×「ビットレート」×「倍速度」÷「伝送速度」
Cは、任意の適当な短い時間を使用する。例えば3秒といった値である。ビットレートは、映像データを再生するために毎秒必要なデータビット数であり、MPEGデータから得ることが可能である。先に示した式に、これらを当てはめることにより、
「ビットレート」×「倍速度」<「伝送速度」
が成立すると、巻き戻し再生がスムーズに行えることがわかる。伝送速度はネットワーク100の伝送スループットである。
【0028】
次に図5及び図6を用いて、制御部208が画像バッファ210内のフレーム画像の生成や削除の処理を行なう手順を説明する。画像バッファ210は、常に管理テーブル211によって管理される。管理テーブル211については後に説明する。
【0029】
制御部208は再生時、画像バッファ210内の再生ずみのフレーム画像をすぐには削除しないことにより、巻き戻し再生が始まったときに、最初の数フレームは直ちに表示を開始することを可能とする。図5は、通常再生の後に画像バッファ210に残されるフレーム画像の推移を示す図である。フレーム画像が最初、数枚しかないうちは、全て残す。図5(a)は、フレーム画像の枚数がある枚数F枚に達したときの様子を示している。611は最初のフレーム画像で、612が最新のフレーム画像である。枚数がF枚になるまでは、全てのフレーム画像を残す。再生したフレーム画像がF枚を超えたとき、最新のF枚のフレーム画像はすべて残し、それより古いフレーム画像は、最初のフレーム画像611を除いてすべて削除する。最新のフレーム画像が1枚画像バッファ210に追加されるごとに最新のF枚のフレーム画像に次いで古いフレーム画像が1枚画像バッファ210から削除される。これが続くと、図5(b)のように、2×F−1枚のフレーム画像を再生し終わる瞬間が来る。623は最新のフレーム画像である。622は新しいほうからF枚目のフレーム画像である。622と623の間のフレーム画像は全て保持している。611と622の間は全てのフレームを削除している。この状態で次のフレーム画像が新たに加わるときは、622のフレーム画像は削除しない。すなわち最初のフレーム画像からF枚目のフレーム画像は削除しない。さらにもう一枚、フレーム画像が加わると、622の右隣のフレーム画像を削除する。この状態が図5(c)である。すなわち残っているのは最初のフレーム画像611、最初のフレーム画像からF枚右隣の画像622、最新のフレーム画像633と最新のフレーム画像からF枚左隣のフレーム画像632までの間の全てのフレーム画像である。最後に削除されたのは、フレーム画像631である。この状態で新しいフレーム画像が1枚加わると、次に削除されるのはフレーム画像632である。すなわち最新のフレーム画像から新しい順にF枚のフレーム画像を保持する。このようにフレーム画像の追加と削除を進めて削除するフレーム画像数がF−2枚になった時点で、一度削除処理を省略する。すなわち最初のフレーム画像から2×F−1枚目のフレーム画像が削除されない。この要領で処理をさらに続けると、最初のフレーム画像611、最初のフレーム画像から数えてnF−(n−1)番目のフレーム画像(n=1,2,…)と、最新のフレーム画像からF枚は全て残されている状態となる。この処理が続くほど画像バッファ210の記憶領域を消費する。よって、いつか画像バッファ210の残り容量がなくなるときが来る。それが図5(d)の状態である。次に新しいフレーム画像が加わると、フレーム画像642を残さなければならない。しかし画像バッファの残りがないので、次の新しいフレーム画像を追加するために最も古いフレーム画像であるフレーム画像611を削除する。
【0030】
以上の処理を続けると、常に最新のフレームからF枚は連続して保持し、それより古いフレーム画像はF−1枚ごとに1枚保持している状態が続く。制御部208は、上記のように通常速度でフレーム画像を再生表示した後に画像バッファ210内に最新の連続フレーム画像とより古い飛び飛びのフレーム画像とを残すように制御する。巻き戻し再生を始める際、最新のF枚をGUI部212に渡すことにより、直ちに巻き戻し再生の表示を開始することが可能となり、視聴者に早いレスポンスで対応することが可能となる。古いフレームをF−1枚ごとに1枚ずつ保持しておくことによる効果については、図6の説明の中で触れる。
【0031】
続いて図6を用いて巻き戻し再生を行うときに、制御部208が画像バッファ210内のフレーム画像の格納と削除を行う処理の流れについて、説明する。
【0032】
巻き戻し再生を行うのは、多くの場合通常再生を行った後である。図5を用いて説明したように、通常再生の後の画像バッファ210にはフレーム画像が残される。図6(a)は、その状態を示している。すなわち最新のフレーム画像704から703までのF枚は全てのフレームが保持されている。それより古いフレーム画像702,701は、一定の枚数おきに保持されているフレーム画像である。図6(b)は、巻き戻し再生を始めた状態を示している。巻き戻し再生が始まると、ただちに704から703までのフレーム画像を新しい方から順にGUI部212へ転送する。GUI部212は転送されたフレーム画像を表示する。その結果、巻き戻し再生が行われる。これと同時に、制御部208は、プロトコル処理部207を介してフレーム画像703とフレーム画像702との間の圧縮映像データをVODサーバ101に要求する。そしてプロトコル処理部207がMEPGデータを受信し、デコーダ209が伸長処理を行なう。その結果得られるフレーム画像を論理的にフレーム画像703と702の間に挿入するように画像バッファ210に格納する。これらの処理が終了すると、図6(c)の状態になる。VODサーバ101から取得したMPEGデータをもとにして、703から702までのフレーム画像が全て格納されている。フレーム画像703から順に702までのフレーム画像をGUI部212へ転送することにより、巻き戻し再生が行なわれる。それと同時にフレーム画像702とフレーム画像701との間のフレーム画像を上記手順で取得して格納する。以上の処理は、フレーム画像701のように一定間隔であらかじめ画像バッファ210に格納されているフレーム画像がある限り続けることができる。
【0033】
以上を整理すると、古いフレームを一定枚数当たり1枚保持しておけば、そのフレームを起点とすることにより、一定枚分のフレーム画像による巻き戻し再生を、MPEGのような動き補償予測に基づく映像データを用いて実現可能となる。
【0034】
ところで従来の方式では、このように一定枚数ごとにフレーム画像を保持する代わりに、MPEGデータのIピクチャを用いていた。MPEG−1、2のようにIピクチャの間隔が一定であることが保証されているデータについては従来の方式で問題ないが、MPEG−4のようにIピクチャの間隔が一定でなかったり、Iピクチャがまったく存在しないデータを作成することが可能な場合については、本発明の方式が有効であるといえる。
【0035】
しかしこの巻き戻し処理を続けると、最後には一定間隔に配置されたフレーム画像もなくなる。これが画像バッファ210のメモリ量の制限によることは既に説明した。図6(d)はそのときの様子を示している。フレーム画像701は、あらかじめ画像バッファ210に格納されていた最も古いフレーム画像である。それより古いものは、既に画像バッファ210内には存在しない。MPEGデータは多くの場合前後のフレーム画像との差分の情報のみを保持しているため、基本となるフレーム画像がないとMPEGデータだけを取得してもフレーム画像を生成することができない。その結果、フレーム画像701より前のフレーム画像を生成する目的でMPEGデータを取得してきても、フレーム画像は得られない。そこでここで初めて従来の方式であるIピクチャを利用した巻き戻し再生を実行する。すなわちフレーム画像を保持していなくてもVODサーバ101からIピクチャを得ることができれば、そこまでさかのぼってフレーム画像を取得できることになる。IピクチャはVODサーバ101側でMPEGファイル内をサーチすることによって、その場所を特定できる。フレーム画像700がそのようにして得られたIピクチャであるとすると、フレーム画像701より古いフレーム画像700までのフレーム画像を取得できる。このようにすれば、画像バッファ210のメモリ量の限界により画像バッファ210内にあらかじめフレーム画像を保持していなくても巻き戻し再生を続けることが可能となる。
【0036】
ただしここで問題がある。フレーム画像701とIピクチャであるフレーム画像700の間が何フレーム分離れているかは、MPEGデータに依存する。MPEG−1、2ではIピクチャの間隔は一定だが、MPEG−4の場合は可変である。もしこの間隔がフレーム画像702とフレーム画像701の間隔より大きい場合、VODサーバ101からMPEGデータを取得するのにかかる時間が増大し、図4におけるNの値が増えることになる。それに対してその時点で再生中のフレーム画像、すなわちフレーム画像702からフレーム画像701までの間は変わらないので、図4のCの値は変わらないことになる。その結果、A+N<Cが満たせなくなる可能性がある。これが満たせないと、巻き戻し再生が一瞬止まって見えるという結果になる。
【0037】
A+N<Cという式は、以上に説明したように、メモリ量の限界のため、保持しているフレーム画像がなくなった場合に起きる可能性がある他、巻き戻し再生の倍速度が大きかったり、ネットワークの伝送速度が小さい場合にもおきる。これはNが倍速度や伝送速度に依存するからである。この場合、連続した巻き戻し再生(「連続巻き戻し」と呼ぶことにする)は不可能である。そこで、別の方式の巻き戻し再生を用意する。
【0038】
それは、巻き戻しの際にIピクチャのみをVODサーバ101から視聴端末102に送出させるものである(これを「間引き巻き戻し」と呼ぶことにする)。これにより、ネットワーク100を通るMPEGデータ量が減るので、A+N<Cという式のNが減ることになる。その結果、受信したMPEGデータを直ちに伸長し、フレーム画像を取得することができる。
【0039】
図7は、画像バッファ210を管理する管理テーブル211の構成例を示している。901の列には、画像バッファ210に格納されているそれぞれのフレーム画像の時刻が格納されている。通常、MPEGデータなどの映像データにはタイムスタンプと呼ばれる時間に関する情報が含まれている。「時刻」とは、それを意味する。902の列には、それぞれのフレーム画像が画像バッファ210内に存在するかどうかを「あり」「なし」で示している。
【0040】
列901,902の各エントリは、再生すべきMPEGデータのフレームごとに作成される。ただし再生が始まるまでは、列901,902の内容は空である。再生が始まった後、伸長によりフレーム画像が生成されると、管理テーブル211に追加される。その際、時刻でソートされるように追加される。管理テーブル211に追加された直後は、「存在」は「あり」であるが、図5で説明した処理手順によりフレーム画像が削除されると、対応するエントリの「存在」が「なし」に変更される。
【0041】
903は、フレームの種類を示している。Iピクチャかそうでないかの区別をするものである。この情報は、メモリの制約により保持しているフレーム画像がなくなったためにIピクチャを起点に巻き戻し画像を生成する際に、Iピクチャを探索する効率を上げるために使用される。
【0042】
904には、現在時刻を格納している。これは列901内のフレームの時刻のいずれかをさしている。形式は、hh:mm:ss:ffで、
hh=時間、mm=分、ss=秒、ff=フレーム番号
を意味する。905には、伝送速度を格納する。これは視聴端末の属性から得られるか、視聴者が手で入力することによって設定される。906には、視聴者が指定する特殊再生の倍速度を格納する。図9で説明するGUI部212から入力される。
【0043】
制御部208は、管理テーブル211を参照することにより、巻き戻し再生の際、何枚前のフレーム画像が画像バッファ210に保持されているかを知ることができる。何枚前にあるかを知ることにより、VODサーバ101にそのフレーム画像から後のフレーム画像を再生するためのMPEGデータの要求を出すことが可能となる。
【0044】
巻き戻し再生の処理は、上述したようにA+N<Cが満たせる場合とそうでない場合で、大きく方式を変えることになる。そこで全体の処理としては、図8に示すフローチャートのようになる。
【0045】
以下、図8のフローチャートを用いて、巻き戻し再生を行なうための制御部208の処理の流れを説明する。この処理手順は、入力装置からの巻き戻し再生の指示に応答して、巻き戻し処理を開始するときおよび所定数の連続フレームの巻き戻し再生が終了するごとに実行される。制御部208は、管理テーブル211から伝送速度と倍速度を取得する(ステップ301)。次に「連続巻き戻し」が可能か否か判定する(ステップ302)。判定基準は、伝送速度と倍速度をもとに上記の式に従って「連続巻き戻し」ができるか否か、あるいは後述の「連続巻き戻し」フラグがオンか否かである。
【0046】
「連続巻き戻し」が可能であれば、制御部208は、管理テーブル211上で連続して画像バッファ210に存在するフレームを探索する(ステップ303)。所定数の連続フレームが存在すれば(ステップ304YES)、GUI部212を駆動し、画像バッファ210上に所定数格納される連続フレームの巻き戻し再生を開始する(ステップ305)。次に制御部208は、管理テーブル211上で一定間隔ごとに存在するフレームで次に新しいフレームを探索する(ステップ306)。フレームが存在すれば(ステップ307YES)、プロトコル処理部207を駆動し、VODサーバ101からこのフレームに連続する連続フレームの取得を開始する(ステップ308)。これによって巻き戻し再生動作と圧縮映像データの取得動作とが並行して実行される。フレームが存在しなければ(ステップ307NO)、次に巻き戻し処理が起動されたとき「間引き巻き戻し」を行うためにプログラム中の「連続巻き戻し」フラグをオフにする(ステップ309)。
【0047】
制御部208は、「連続巻き戻し」が不可能と判定すれば(ステップ302NO)、「間引き巻き戻し」を実行する。制御部208は、画像バッファ210上で巻き戻し再生の済んだフレーム画像を削除するために管理テーブル211上でそのフレームの「存在」を「なし」に変更する。またプロトコル処理部207及びデコーダ209を介しVODサーバ101から取得したフレーム画像を画像バッファ210に格納するごとにそのフレーム画像についてのエントリを管理テーブル211に登録する。そのとき登録するフレームの「存在」を「あり」に設定する。
【0048】
図9は、通常再生、連続巻き戻し再生及び間引き巻き戻し再生の画面遷移の様子を説明する図である。枠内の数字はフレーム番号である。通常再生ではすべてのフレーム画像が正順に表示されるのに対し、連続巻き戻し再生ではすべてのフレーム画像が逆順に表示される。連続巻き戻し再生中に画像バッファ210に連続するフレーム画像を補充するときも表示画面上にはフレーム画像が途切れることなく連続して再生表示される。また間引き巻き戻し再生では飛び飛びのフレーム画像が逆順に表示される。
【0049】
図10は、ディスプレイ202の表示画面の例を示す図である。表示画面は、MPEG映像を表示する領域1001と、視聴者の再生指示を入力するコントロールパネル1002からなる。1003は巻き戻し再生を指示するボタン、1004は停止を指示するボタン、1005は通常再生を指示するボタン、1006は一時停止を指示するボタン、1007は早送り再生を指示するボタンである。これらのボタンは、マウス214を用いて押すことができる。1008は、現在表示している映像の時刻を表示する領域で、この領域に時刻を入力すると、その時刻から再生を開始することも可能である。この「時刻」は、図7の管理テーブル211の「現在時刻」に相当する。1009は速度調整バーで、再生の倍速度を指定するためにある。図の例では−5から5までの数字がふられている。バーがどの数字の場所にあるかで、再生の倍速数を表している。たとえば、3の上へ移動させると、それは3倍速の速さで再生、つまり早送り再生を行なうことを意味する。このバーもマウス214を用いて移動することができる。このバーは、1003から1007の再生速度を指定するボタンと一部機能が重なるので、連動して動く。例えばバーを0の場所に移動させると停止ボタン1004が押された状態になり、バーを−4の上へ移動させると巻き戻しボタン1003が押された状態になる、といった具合である。この速度調整バー1009の代わりに、ジョグシャトル213を使用することも可能である。これを用いると、円形状の装置を回転させることによって、倍速度を指定することができる。手をはなすと中間の状態で停止する。これが倍速度0にあたる。時計回りに回すと、倍速度を+の値に指定することができる。多くの角度を回すと、倍速度を大きくすることができる。
【0050】
本発明の映像再生方式は、このようなユーザインタフェースを備えている視聴端末において、巻き戻し再生指示が出された場合に、スムーズな巻き戻し再生を行なうことを可能とするものである。
【0051】
以上に述べてきたように、本発明の映像再生方式を用いると、MPEGなどの動き補償予測アルゴリズムに基づく圧縮映像データを配信するVODサーバの視聴端末において、巻き戻し再生をスムーズに実現することが可能となる。なお、この方式はVODサーバ/クライアントシステムのみならず、ローカルハードディスク装置内のMPEG映像を再生する再生装置にも適用可能である。
【0052】
【発明の効果】
本発明の映像再生方式を用いると、MPEGなどの動き補償予測符号化方式による映像データからフレーム画像を生成して再生表示する視聴端末において、巻き戻し再生をスムーズに行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】視聴端末内部の構成例を示す図である。
【図2】本発明の映像再生方式が適用される環境の一例を示す図である。
【図3】従来の巻き戻し再生方式を説明する図である。
【図4】実施形態の巻き戻し再生方式を説明する図である。
【図5】通常再生時に画像バッファ内に残すフレーム画像の変遷の例を示す図である。
【図6】巻き戻し再生を行う際に画像バッファ内に生成、削除するフレーム画像の遷移の例を示す図である。
【図7】管理テーブル211の構成例を示す図である。
【図8】実施形態において巻き戻し再生を行う制御手順を示すフローチャートである。
【図9】各種再生について画面遷移の様子を説明する図である。
【図10】ディスプレイ202の表示画面の例を示す図である。
【符号の説明】
101:VODサーバ、102:視聴端末、207:プロトコル処理部、208:制御部、209:デコーダ、210:画像バッファ、211:管理テーブル、212:GUI部

Claims (5)

  1. 外部の装置から圧縮映像データを取得する手段と、前記圧縮映像データを伸長する手段と、伸長して得られたフレーム画像を記憶装置に格納する手段と、格納された前記フレーム画像を画面上に再生表示する手段とを有する映像再生装置において、
    通常速度で前記フレーム画像を再生表示した後に前記記憶装置に連続フレーム画像と前記連続フレーム画像より古い飛び飛びのフレーム画像とを残すよう制御する手段と、巻き戻し再生の指示に応答して、前記フレーム画像を巻き戻し方向に再生表示する動作と前記飛び飛びのフレーム画像の1つと連続する前記圧縮映像データを取得する動作とを並行して実行させることによって前記画面上に連続したフレーム画像の巻き戻し再生を実現するよう制御する手段とを有することを特徴とする映像再生装置。
  2. さらにネットワーク上の伝送速度と前記巻き戻し再生の倍速度とから前記連続したフレーム画像の巻き戻し再生が可能か否か判定する手段を設けることを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  3. 連続フレーム画像と前記連続フレーム画像より古い飛び飛びのフレーム画像とを格納する画像バッファと、前記画像バッファに新しい連続フレーム画像を供給する手段と、前記画像バッファから前記連続フレーム画像を読み出して巻き戻し方向に再生表示する手段と、前記画像バッファ中に存在するフレーム画像を管理するためのテーブル手段と、前記画面上に連続したフレーム画像の巻き戻し再生を実現するように、前記テーブル手段を参照して前記再生表示する手段と前記飛び飛びのフレーム画像の1つと連続するフレーム画像を前記画像バッファに供給する前記供給する手段とを並行動作させるよう制御する手段と、前記画像バッファ中のフレーム画像の存在状況に応じて前記テーブル手段中のフレーム画像の存在状況を更新する手段とを有することを特徴とする映像再生装置。
  4. 計算機に、外部の装置から圧縮映像データを取得する機能、前記圧縮映像データを伸長する機能、伸長して得られたフレーム画像を記憶装置に格納する機能、および格納された前記フレーム画像を画面上に再生表示する機能とを実現させるためのプログラムにおいて、
    前記計算機に、通常速度で前記フレーム画像を再生表示した後に前記記憶装置に連続フレーム画像と前記連続フレーム画像より古い飛び飛びのフレーム画像とを残すよう制御する機能、および巻き戻し再生の指示に応答して、前記フレーム画像を巻き戻し方向に再生表示する動作と前記飛び飛びのフレーム画像の1つと連続する前記圧縮映像データを取得する動作とを並行して実行させることによって前記画面上に連続したフレーム画像の巻き戻し再生を実現するよう制御する機能を実現させるためのプログラム。
  5. 連続フレーム画像と前記連続フレーム画像より古い飛び飛びのフレーム画像とを格納する画像バッファと、前記画像バッファ中に存在するフレーム画像を管理するためのテーブル手段とを有する計算機に、前記画像バッファに新しい連続フレーム画像を供給する機能、前記画像バッファから前記連続フレーム画像を読み出して巻き戻し方向に再生表示する機能、前記画面上に連続したフレーム画像の巻き戻し再生を実現するように、前記テーブル手段を参照して前記再生表示する手段と前記飛び飛びのフレーム画像の1つと連続するフレーム画像を前記画像バッファに供給する前記供給する手段とを並行動作させるよう制御する機能、および前記画像バッファ中のフレーム画像の存在状況に応じて前記テーブル手段中のフレーム画像の存在状況を更新する機能を実現させるためのプログラム。
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