JP2004158234A - ジョイントコネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ジョイントコネクタ本体11は、一対のワイヤハーネスWH1,WH2の端部に設けられた各コネクタ16,17,18が嵌合される複数のコネクタ装着部13,14,15と、各コネクタ装着部13,14,15の各端子収容室13a,14a,15aに収容自在に設けられ、各コネクタ装着部13,14,15内に配置された所望の端子20a,21a間を電気的に接続する複数の内部配線用電線20,21とを備え、ジョイントコネクタ本体11の各コネクタ装着部13,14,15に一対のワイヤハーネスWH1,WH2の各コネクタ16,17,18を嵌合することにより合体ワイヤハーネスWHを構成した。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のワイヤハーネス間を接続するジョイントコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来のジョイントコネクタとして、図3に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このジョイントコネクタ1は、図3に示すように、一対のワイヤハーネスWH1,WH2の一部電線W1,W2がそれぞれ接続され、互いに嵌合可能な2つのメインコネクタ2,3と、一対のワイヤハーネスWH1,WH2の一部電線W3,W4が接続された2つのサブコネクタ4,5と、この2つのサブコネクタ4,5が嵌合され、2つのサブコネクタ4,5の全ての端子4a,5a間を電気的に接続するサブジョイントコネクタ6とを備えている。
【0004】
そして、一対のワイヤハーネスWH1,WH2間の所定の電線W1,W2間をメインコネクタ2,3を介して電気的に接続すると共に、一対のワイヤハーネスWH1,WH2間の一部電線W3,W4や一対のワイヤハーネスWH1,WH2の一部電線W3,W4間をサブコネクタ4,5及びサブジョイントコネクタ6を介してスプライス接続する(継ぎ合わせる)ようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−50241号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のジョイントコネクタ1では、一対のワイヤハーネスWH1.WH2の電線W1,W2間の接続パターンを変更する場合に、ワイヤハーネスWH1,WH2の各電線W1,W2を接続するメインコネクタ2,3の端子位置を可変しなければならない。
【0007】
また、スプライス接続する電線W3,W4を変更するためには、ワイヤハーネスWH1,WH2の所定の各電線をサブコネクタ4,5に接続変更しなければならない。つまり、一対のワイヤハーネスWH1,WH2を合体して構成される合体ワイヤハーネスの配線パターンを変更する場合には、一対のワイヤハーネスWH1,WH2自体を異なる構造としなければならない。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、複数のワイヤハーネスの電線間の接続パターンやスプライス接続する電線を変更する場合に、ワイヤハーネス自体の変更を伴うことなくワイヤハーネスの回路変更を容易に行うことができるジョイントコネクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数のワイヤハーネスの端部に設けられた各コネクタが嵌合されるジョイントコネクタ本体を有したジョイントコネクタにおいて、前記ジョイントコネクタ本体に、前記各コネクタが嵌合される複数のコネクタ装着部と、この各コネクタ装着部の各端子収容室に収容自在に設けられ、該各コネクタ装着部内に配置された所望の端子間を電気的に接続する複数の内部配線用電線とを備え、前記ジョイントコネクタ本体の各コネクタ装着部に前記各コネクタを嵌合して合体ワイヤハーネスを構成したことを特徴とする。
【0010】
このジョイントコネクタでは、内部配線用電線の配線パターンを変更することによって複数のワイヤハーネスの電線間の接続が簡単に変更され、また、スプライス接続する電線が簡単に変更される。さらに、ジョイントコネクタ本体の各コネクタ装着部に複数のワイヤハーネスの各コネクタを嵌合して合体ワイヤハーネスを構成したので、車両へのワイヤハーネスの組み付け作業性が向上し、全体の生産性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1、図2は本発明の一実施形態を示し、図1は車両に配索されるワイヤハーネスの組み付け状態を示す構成図、図2はジョイントコネクタの斜視図である。
【0013】
図1,図2に示すように、一対のワイヤハーネスWH1,WH2を接続するジョイントコネクタ10は、合成樹脂製のジョイントコネクタ本体11と、このジョイントコネクタ本体11に装着される合成樹脂製のカバー12とを備えている。ジョイントコネクタ本体11は3つのコネクタ装着部13,14,15を有し、この各コネクタ装着部13,14,15には一対のワイヤハーネスWH1,WH2の各コネクタ16,17,18がそれぞれ嵌合されるようになっている。
【0014】
一方の1つのコネクタ16には、一方のワイヤハーネスWH1の全電線W1の端部が接続されている。また、他方の2つのコネクタ17,18には他方のワイヤハーネスWH2の全電線が2分割され、分割された部分の各全電線W2の端部がそれぞれ接続されている。
【0015】
一対のワイヤハーネスWH1,WH2の電線W1,W2間を接続させるための内部配線用電線20は、その両端部に端子20a,20aが接続されている。この両端の端子20a,20aは、コネクタ装着部13,14,15の端子収容室13a,14a,15aに収容自在に設けられており、所望の接続パターンに基づいて所望のコネクタ装着部13,14,15の端子収容室13a,14a,15aに収容されている。スプライス接続用の複数本の内部配線用電線21は、各一端部にのみ端子21aが接続され、他端部は内部の導電線21bが互いに接続された電線接続部22となっている。
【0016】
内部配線用電線21の一端部の各端子21aは、コネクタ装着部13,14,15の端子収容室13a,14a,15aに収容自在に設けられており、所望のスプライス接続パターンに基づいて所定のコネクタ装着部13,14,15の所望の端子収容室13a,14a,15aに収容されている。電線接続部22は、例えば複数本の導電線21bを締結具等で共に固定し、この部分を粘着テープ等でテーピングすることによって形成されている。
【0017】
カバー12は、ジョイントコネクタ本体11の上面側の全体を覆う形状を有し、その下端面がジョイントコネクタ本体11の上端面に一致する状態で組み付けられるようになっている。
【0018】
このジョイントコネクタ10によれば、複数の内部配線用電線20を介して一対のワイヤハーネスWH1,WH2間の所定の電線W1,W2間が電気的に接続されると共に、内部配線用電線21を介して一部の電線間がスプライス接続される。そして、内部配線用電線20,21の配線パターンを変更することによって一対のワイヤハーネスWH1,WH2の電線W1,W2間の接続変更やスプライス接続する電線を容易に変更(回路変更)することができる。
【0019】
図1に示すように、車両9の室内及びトランクルームの外周に一対のワイヤハーネスWH1,WH2を配索して組み付ける場合には、予めジョイントコネクタ10により一対のワイヤハーネスWH1,WH2を接続して合体ワイヤハーネスWHを製造しておく。これにより、車両9の室内及びトランクルームの外周に沿って一対のワイヤハーネスWH1,WH2を配索する際に、狭い作業空間や手探りによる一対のワイヤハーネスWH1,WH2の接続作業等が不要となり、その組み付け作業性が非常に容易となる。その結果、ワイヤハーネス組み付け工程での生産性を向上させることができ、その分低コスト化を図ることができる。
【0020】
また、車両9へのワイヤハーネス組み付け工程において、一対のワイヤハーネスWH1,WH2の電線W1,W2間の接続パターンやスプライス接続する電線を変更する場合に、内部配線用電線20,21の配線パターンを変更することによって一対のワイヤハーネスWH1,WH2自体の変更を伴うことなく合体ワイヤハーネスWHの回路変更を容易に行うことができる。
【0021】
さらに、合体ワイヤハーネスWHは、一対のワイヤハーネスWH1,WH2に分割でき、しかも、合体ワイヤハーネスWHの配線パターンにかかわらず同一構成のワイヤハーネスWH1,WH2のみを生産すれば足りるため、非常に生産性が良く、低コストで製造することができる。
【0022】
尚、前記実施形態では、ジョイントコネクタ本体11には3つのコネクタ装着部13,14,15が設けられているが、2つでも、或いは、4つ以上であっても良いことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ジョイントコネクタ本体に、複数のワイヤハーネスの端部に設けられた各コネクタが嵌合される複数のコネクタ装着部と、この各コネクタ装着部の各端子収容室に収容自在に設けられ、各コネクタ装着部内に配置された所望の端子間を電気的に接続する複数の内部配線用電線とを備えたので、内部配線用電線の配線パターンを変更することによって一対のワイヤハーネスの電線間の接続を容易に変更することができ、また、スプライス接続する電線を容易に変更することができる。従って、複数のワイヤハーネスの電線間の接続パターンやスプライス接続する電線を変更する場合に、ワイヤハーネス自体の変更を伴うことなくワイヤハーネスの回路変更を容易に行うことができる。
【0024】
また、ジョイントコネクタ本体の各コネクタ装着部に複数のワイヤハーネスの各コネクタを嵌合して合体ワイヤハーネスを構成したので、車両へのワイヤハーネスの組み付け作業性を向上させることができ、全体の生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、車両に配索されるワイヤハーネスの組み付け状態を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、ジョイントコネクタの斜視図である。
【図3】従来例のジョイントコネクタの構成図である。
【符号の説明】
10 ジョイントコネクタ
11 ジョイントコネクタ本体
13,14,15 コネクタ装着部
13a,14a,15a 端子収容室
16,17,18 コネクタ
20,21 内部配線用電線
20a,21a 端子
WH1,WH2 ワイヤハーネス
WH 合体ワイヤハーネス
Claims (1)
- 複数のワイヤハーネスの端部に設けられた各コネクタが嵌合されるジョイントコネクタ本体を有したジョイントコネクタにおいて、
前記ジョイントコネクタ本体に、前記各コネクタが嵌合される複数のコネクタ装着部と、この各コネクタ装着部の各端子収容室に収容自在に設けられ、該各コネクタ装着部内に配置された所望の端子間を電気的に接続する複数の内部配線用電線とを備え、前記ジョイントコネクタ本体の各コネクタ装着部に前記各コネクタを嵌合して合体ワイヤハーネスを構成したことを特徴とするジョイントコネクタ。
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