JP2004158171A - フォーマット変換装置、情報記録再生装置、情報再生装置、フォーマット変換方法、情報記録再生方法および情報再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 Move非対応再生装置によってMove対応フォーマットの情報記録媒体に記録されたコンテンツを再生し、Move対応再生装置によってMove非対応フォーマットの情報記録媒体に記録されたコンテンツを再生すること。
【解決手段】 情報記録媒体に記録された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1変調方式および第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する手段と、乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段と、第2暗号化鍵を用いて乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段とを備えたフォーマット変換装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 情報記録媒体に記録された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1変調方式および第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する手段と、乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段と、第2暗号化鍵を用いて乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段とを備えたフォーマット変換装置。
【選択図】 図1
Description
本発明は、情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換装置およびフォーマットを変換するフォーマット変換装置を備えた情報記録再生装置、情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換方法およびフォーマットを変換する工程を包含する情報記録再生方法、並びに、情報再生装置および情報再生方法に関する。
データへの不正アクセスやデータの不正コピーを防止するために、情報記録媒体に記録されているデータの機密性の確保や情報記録媒体に記録されるデータの暗号化が行われる。
例えば、特定のセクタには、鍵情報が特定の変調方式で記録される。この鍵情報は、他のセクタに記録されている暗号化されたデータを正確に解読し、データを生成するために用いられる。したがって、この鍵情報を解読した場合のみ、他のセクタに記録されている暗号化されたデータが正確に解読され、データが生成される(特許文献1参照)。
近年は、コンテンツを示すデータを移動元である特定の媒体から移動先の媒体へ移動する場合には、Moveと称するデータの移動方法が用いられる。Moveが用いられる場合には、コンテンツを示すデータが移動元である特定の媒体から移動先の媒体へ移動された後、コンテンツを示すデータは移動元である特定の媒体から削除される。Moveは、コンテンツを示すデータが移動元である特定の媒体から削除されないコピーとは異なる。したがって、コンテンツを示すデータの複製を生成することなく、移動元である特定の媒体から移動先の媒体へコンテンツを示すデータを移動することができる。
Move対応情報記録再生装置のみがMove対応フォーマットの情報記録媒体に記録されたデータを再生することができるように、Move対応情報記録再生装置は構成されている。不正Moveを防止するためである。
特開平11−238305号公報
しかし、Move対応情報記録再生装置のみがMoveに対応できるようにすると、Move対応情報記録再生装置とMove非対応情報記録再生装置とが市場に存在することになる。Move対応情報記録再生装置のみがMove対応フォーマットの情報記録媒体に記録されたデータを再生できるようにすると、Move対応フォーマットの情報記録媒体とMove非対応フォーマットの情報記録媒体とが市場に存在することになる。
Move非対応情報記録再生装置によって、Move対応フォーマットの情報記録媒体に記録されたデータを再生することができない。Move対応情報記録再生装置によって、Move非対応フォーマットの情報記録媒体に記録されたデータを再生することができない。ただし、Move対応情報記録再生装置がMove非対応フォーマットの情報記録媒体を再生する機能をも持てばこの限りではない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、Move非対応フォーマットの情報記録媒体をMove対応フォーマットの情報記録媒体に変換するフォーマット変換装置およびフォーマット変換方法、並びに、Move対応フォーマットの情報記録媒体をMove非対応フォーマットの情報記録媒体に変換するフォーマット変換装置およびフォーマット変換方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、情報記録媒体のフォーマットがMove対応フォーマットであることを示す情報を再生し、再生されたこの情報を情報記録媒体のフォーマットがMove非対応フォーマットであることを示す情報に変換して情報記録媒体に記録する情報記録再生装置および情報記録再生方法、並びに、情報再生装置および情報再生方法を提供することを目的とする。
本発明の装置は、情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換装置であって、前記情報記録媒体には、暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)が記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記フォーマット変換装置は、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)を前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)として再生する手段と、乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段と、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段と、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)として記録する手段と、前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録する手段とを備え、これにより、上記目的を達成することができる。
本発明の装置は、情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換装置であって、前記情報記録媒体には、2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化された乱数E’(MMi)とが記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)は、乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成し、暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記フォーマット変換装置は、前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)を前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)として再生する手段と、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で再生し、前記暗号化された乱数E(MMi)として再生する手段と、前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより乱数MMiを生成する手段と、前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)として記録する手段とを備え、これにより、上記目的を達成することができる。
前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段によって生成された前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1暗号化鍵を用いて解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、前記第1暗号化鍵を用いて前記タイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段とをさらに備えてもよい。
前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化された乱数E(MMi)とが生成され、前記情報記録媒体に記録された後に、前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)が前記情報記録媒体から消去されてもよい。
前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)が生成され、前記情報記録媒体に記録された後に、前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)とが前記情報記録媒体から消去されてもよい。
前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)が生成され、前記情報記録媒体に記録された後に、前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)が前記情報記録媒体から消去されてもよい。
前記タイトル鍵情報Ktiは、前記情報記録媒体に記録されているコンテンツのMoveを許可するか否かを示す許可・禁止情報を含んでもよい。
前記タイトル鍵情報Ktiは、前記情報記録媒体に記録されているコンテンツ(Content)のMoveを許可するか否かを示す許可・禁止情報を含み、前記フォーマット変換装置は、許可・禁止情報をMove禁止に書き換える書き換え手段をさらに備えてもよい。
本発明の装置は、情報記録媒体にコンテンツ(Content)を記録し、前記記録されたコンテンツ(Content)を再生する情報記録再生装置であって、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する手段と、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体にそれぞれ暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録する手段と、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式でそれぞれ前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)として再生する手段と、前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する手段と、乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段と、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段と、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)として記録する手段と、前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として前記情報記録媒体に記録する手段とを備え、これにより、上記目的を達成することができる。
本発明の装置は、情報記録媒体にコンテンツ(Content)を記録し、前記記録されたコンテンツ(Content)を再生する情報記録再生装置であって、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段と、前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する手段と、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段と、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体にそれぞれ2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録する手段と、前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録する手段と、前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式でそれぞれ前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)として再生する手段と、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で前記暗号化された乱数E(MMi)として再生する手段と、前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより前記乱数MMiを生成する手段と、前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する手段と、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)として記録する手段とを備え、これにより、上記目的を達成することができる。
前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段によって生成された前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1暗号化鍵を用いて解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、前記第1暗号化鍵を用いて前記タイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段とをさらに備えてもよい。
本発明の装置は、情報記録媒体に記録されているコンテンツ(Content)を再生する情報再生装置であって、前記情報記録媒体には、暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と、2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と、暗号化され符号化された乱数E’(MMi)と、暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)が記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)は、乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成し、前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)は、前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成し、前記暗号化されたコンテンツE(Content)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報再生装置は、前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する手段と、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で再生する手段と、前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより前記乱数MMiを生成する手段と、前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する手段とを備え、これにより、上記目的を達成することができる。
本発明の方法は、情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換方法であって、前記情報記録媒体には、暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)が記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記フォーマット変換方法は、a)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)を前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する工程と、(b)乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する工程と、(c)第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する工程と、(d)前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録する工程と、(e)前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録する工程とを包含し、これにより、上記目的を達成することができる。
本発明の方法は、情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換方法であって、前記情報記録媒体には、2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化された乱数E’(MMi)とが記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)は、乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成し、暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記フォーマット変換方法は、(a)前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)を前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する工程と、(b)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で再生する工程と、(c)前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより乱数MMiを生成する工程と、(d)前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、(e)前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に記録する工程とを包含し、これにより、上記目的を達成することができる。
前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段によって生成された前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1暗号化鍵を用いて解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、前記第1暗号化鍵を用いて前記タイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程とをさらに包含してもよい。
本発明の方法は、情報記録媒体にコンテンツ(Content)を記録し、前記記録されたコンテンツ(Content)を再生する情報記録再生方法であって、(a)第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、(b)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する工程と、(c)前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体にそれぞれ暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録する工程と、(d)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する工程と、(e)前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、(f)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツContentを生成する工程と、(g)乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する工程と、(h)第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する工程と、(i)前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)として記録する工程と、(j)前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録する工程とを包含し、これにより、上記目的を達成することができる。
本発明の方法は、情報記録媒体にコンテンツ(Content)を記録し、前記記録されたコンテンツ(Content)を再生する情報記録再生方法であって、(a)第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、(b)乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する工程と、(c)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する工程と、(d)第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する工程と、(e)前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体にそれぞれ2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録する工程と、(f)前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録する工程と、(g)前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式でそれぞれ前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)として再生する工程と、(h)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で前記暗号化された乱数E(MMi)として再生する工程と、(i)前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより前記乱数MMiを生成する工程と、(j)前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、(k)前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、(l)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する工程と、(m)前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)として記録する工程とを包含し、これにより、上記目的を達成することができる。
前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段によって生成された前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1暗号化鍵を用いて解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、前記第1暗号化鍵を用いて前記タイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程とをさらに包含してもよい。
本発明の方法は、情報記録媒体に記録されているコンテンツ(Content)を再生する情報再生方法であって、前記情報記録媒体には、暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と、2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と、暗号化され符号化された乱数E’(MMi)と、暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とが記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)は、乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成し、前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)は、前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成し、前記暗号化されたコンテンツE(Content)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報再生方法は、(a)前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式でそれぞれ前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)として再生する工程と、(b)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で前記暗号化された乱数E(MMi)として再生する工程と、(c)前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより前記乱数MMiを生成する工程と、(d)前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、(e)前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、(f)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する工程とを包含し、これにより、上記目的を達成することができる。
本発明の情報記録再生装置は、情報記録媒体から再生された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と乱数と第2暗号化鍵とに基づいて2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と暗号化された乱数E(MMi)とを生成し、情報記録媒体に記録することによって、情報記録媒体のフォーマットをMove非対応フォーマットからMove対応フォーマットに変換する。その結果、Move非対応記録再生装置でMove非対応フォーマットとして作成された情報記録媒体をMove対応記録再生装置で再生およびMoveできる様に、データの一部を変換、あるいは削除したMove対応フォーマットの情報記録媒体を作成できる。
さらに、本発明の情報記録再生装置は、情報記録媒体から再生された2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と乱数とに基づいて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、情報記録媒体に記録することによって、情報記録媒体のフォーマットをMove対応フォーマットからMove非対応フォーマットに変換する。その結果、Move対応記録再生装置でMove対応フォーマットとして作成された情報記録媒体をMove非対応記録再生装置で再生できる様に、データの一部を変換、あるいは削除したMove非対応フォーマットの情報記録媒体を作成できる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の情報記録再生装置100の構成を示す。
図1は、本発明の実施の形態1の情報記録再生装置100の構成を示す。
情報記録再生装置100は、コンテンツが入力されるコンテンツ入力端子102と、タイトル鍵を発生するタイトル鍵発生器103と、入力されたデータを暗号化する第1暗号器104と第2暗号器106と、第1暗号化鍵を発生する第1暗号化鍵発生器105とを含む。
情報記録再生装置100は、第1誤り訂正符号化器107と、第1変調器108と、記録ヘッド109とをさらに含む。第1誤り訂正符号化器107と第1変調器108と記録ヘッド109とは、入力されたデータを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体101に記録する。
情報記録再生装置100は、コンテンツ入力端子102と、タイトル鍵発生器103と、第1暗号器104と、第1暗号化鍵発生器105と、第2暗号器106と、第1誤り訂正符号化器107と、第1変調器108と、記録ヘッド109とによって、情報記録再生装置100の外部から入力されるコンテンツを暗号化し、暗号化されたコンテンツを情報記録媒体101に記録する。
図2は、情報記録再生装置100を用いて情報記録媒体101にコンテンツを記録する手順を示すフローチャートである。
以下、図2を参照して情報記録媒体101にコンテンツを記録する処理手順をステップごとに説明する。なお、情報記録媒体101には、情報記録媒体が情報記録媒体101であることを示す情報記録媒体固有情報が記録されている。
ステップS201:コンテンツ入力端子102には、コンテンツが入力される。コンテンツは、例えばデジタル化された音楽信号である。
ステップS202:タイトル鍵発生器103は、タイトル鍵情報Ktiを発生し、第1暗号器104と第2暗号器106とに出力する。タイトル鍵情報Ktiは、タイトル鍵およびその付随情報である。タイトル鍵には、コンテンツのタイトルに関する情報が含まれ、タイトル鍵の付随情報には、Copyを許可するか否かを示す許可・禁止情報、Moveを許可するか否かを示す許可・禁止情報などが含まれる。Moveは、SDMI PD Specification Part1 Version1.0で定義される。Moveを禁止するために、許可・禁止情報は、Move不許可(Move禁止)を示す。
タイトル鍵情報Ktiが第1暗号器104と第2暗号器106とに出力された後、処理は、ステップS203に進む。
ステップS203:第1暗号化鍵発生器105は、情報記録媒体101に記録されている情報記録媒体固有情報に基づいて第1暗号化鍵を発生し、第1暗号器104に出力する。第1暗号化鍵が第1暗号器104に出力された後、処理は、ステップS204に進む。
ステップS204:第1暗号器104は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化し、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する。暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第1誤り訂正符号化器107に出力される。暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)が第1誤り訂正符号化器107に出力された後、処理は、ステップS205に進む。
ステップS205:暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第1誤り訂正符号化器107と第1変調器108とを介して、第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体101に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)として記録される。情報記録媒体101への記録は、記録ヘッド109を用いて行われる。
ステップS206:第2暗号器106は、タイトル鍵情報Ktiを用いてコンテンツを暗号化し、暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する。暗号化されたコンテンツE(Content)は、第1誤り訂正符号化器107に出力される。暗号化されたコンテンツE(Content)が第1誤り訂正符号化器107に出力された後、処理は、ステップS207に進む。
ステップS207:暗号化されたコンテンツE(Content)は、第1誤り訂正符号化器107と第1変調器108とを介して、第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体101に暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録される。情報記録媒体101への記録は、記録ヘッド109を用いて行われる。
図1を再び参照して、情報記録媒体100の構成を説明する。
情報記録再生装置100は、再生ヘッド112と、第1復調器113と、第1誤り訂正復号化器114とをさらに含む。再生ヘッド112と第1復調器113と第1誤り訂正復号化器114とは、情報記録媒体101に記録されているデータを第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で情報記録媒体101から再生する。
情報記録再生装置100は、入力されたデータを解読する第1解読器115と第2解読器116とをさらに含む。
情報記録再生装置100は、再生ヘッド112と、第1復調器113と、第1誤り訂正復号化器114と、第1解読器115と、第2解読器116とによって、情報記録媒体101に記録されている暗号化されたコンテンツを解読し、コンテンツを生成する。
図3は、情報記録再生装置100を用いて情報記録媒体101から暗号化されたコンテンツを再生する手順を示すフローチャートである。
以下、図3を参照して情報記録媒体101から暗号化されたコンテンツを再生する処理手順をステップごとに説明する。なお、情報記録媒体101には、暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とが記録されている。
ステップS301:情報記録媒体に記録された暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とは、第1復調器113と、第1誤り訂正復号化器114とを介して、第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生される。第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式は、第1変調方式および第1誤り訂正符号化方式に対応する。情報記録媒体101からの再生は、再生ヘッド112を用いて行われる。暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第1解読器115に出力される。暗号化されたコンテンツE(Content)は、第2解読器116に出力される。
ステップS302:第1解読器115は、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1暗号化鍵を用いて解読し、タイトル鍵情報Ktiを生成する。タイトル鍵情報Ktiは、第2解読器116に出力される。タイトル鍵情報Ktiが第2解読器116に出力された後、処理は、ステップS303に進む。
ステップS303:第2解読器116は、暗号化されたコンテンツE(Content)をタイトル鍵情報Ktiを用いて解読し、コンテンツ(Content)を生成する。
図1を再び参照して、情報記録媒体100の構成を説明する。
情報記録再生装置100は、入力されたデータを暗号化する第3暗号器117と第4暗号器120と、乱数を発生する乱数発生器118と、第2暗号化鍵を発生する第2暗号化鍵発生器119とをさらに含む。
情報記録再生装置100は、第2誤り訂正符号化器121と、第2変調器122とをさらに含む。第2誤り訂正符号化器121と第2変調器122と記録ヘッド109とは、入力されたデータを第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で情報記録媒体101に記録する。
情報記録再生装置100は、第3暗号器117と、第4暗号器120と、乱数発生器118と、第2暗号化鍵発生器119と、第2誤り訂正符号化器121と、第2変調器122とによって、情報記録媒体101から再生された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と乱数と第2暗号化鍵とに基づいて2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と暗号化された乱数E(MMi)とを生成し、情報記録媒体101にそれぞれ2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録する。
情報記録再生装置100は、情報記録媒体101から再生された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と乱数と第2暗号化鍵とに基づいて2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と暗号化された乱数E(MMi)とを生成し、情報記録媒体101にそれぞれ2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録することによって、情報記録媒体101のフォーマットをMove非対応フォーマットからMove対応フォーマットに変換する。
図4は、情報記録再生装置100を用いて情報記録媒体101のフォーマットをMove非対応フォーマットからMove対応フォーマットに変換する手順を示すフローチャートである。
以下、図4を参照して情報記録媒体101のフォーマットをMove非対応フォーマットからMove対応フォーマットに変換する処理手順をステップごとに説明する。
ステップS401:乱数発生器118は、乱数MMiを発生し、第3暗号器117と第4暗号器120とに出力する。乱数MMiは、例えば、複数のタイトルの各々に割り当てられるかもしれないし、時間に応じて変化するかもしれない。
ステップS402:第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第3暗号器117にも出力される。第3暗号器117は、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を乱数MMiを用いてさらに暗号化し、2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する。2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)は、第1誤り訂正符号化器107に出力される。
ステップS403:2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)は、第1誤り訂正符号化器107と第1変調器108とを介して、第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体101に2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)として記録される。情報記録媒体101への記録は、記録ヘッド109を用いて行われる。
ステップS404:第2暗号化鍵発生器119は、第2暗号化鍵を発生し、第4暗号器120に出力する。第2暗号化鍵が第4暗号器120に出力された後、処理は、ステップS405に進む。
ステップS405:第4暗号器120は、第2暗号化鍵を用いて乱数MMiを暗号化し、暗号化された乱数E(MMi)を生成する。暗号化された乱数E(MMi)は、第2誤り訂正符号化器121に出力される。
ステップS406:暗号化された乱数E(MMi)は、第2誤り訂正符号化器121と第2変調器122とを介して、第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で情報記録媒体101に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録される。情報記録媒体101への記録は、記録ヘッド109を用いて行われる。第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式は、第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式とは異なる。第2誤り訂正方式および第2変調方式は、一般には公開されない。
図1に示される実施の形態では、第1暗号器104が「第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段」として機能し、第2暗号器106が「タイトル鍵情報Ktiを用いてコンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する手段」として機能し、第1誤り訂正符号化器107と第1変調器108と記録ヘッド109とが「暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体に記録する手段」および「2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体に記録する手段」として機能し、再生ヘッド112と第1復調器113と第1誤り訂正復号化器114とが「情報記録媒体に記録された暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを第1変調方式および第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する手段」として機能し、第1解読器115が「第1暗号化鍵を用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することによりタイトル鍵情報Ktiを生成する手段」として機能し、第2解読器116が「タイトル鍵情報Ktiを用いて暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することによりコンテンツContentを生成する手段」として機能し、第3暗号器117が「乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段」として機能し、第4暗号器120が「第2暗号化鍵を用いて乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段」として機能し、第2誤り訂正符号化器121と第2変調器122と記録ヘッド109とが「暗号化された乱数E(MMi)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で情報記録媒体に記録する手段」として機能する。しかし、情報記録再生装置100が図1に示されるものに限定されるわけではない。情報記録再生装置100は、上述した各手段の機能を有する限り、任意の構成を有し得る。
なお、上述した実施の形態では、情報記録部分と情報再生部分とが一体になった情報記録再生装置を例にとり説明したが、情報記録部分と情報再生部分とが別々の装置に分離されていてもよい。情報記録部分と情報再生部分とが一体であることに限定されない。情報記録部分と情報再生部分とが一体でない場合には、第1暗号化鍵発生器105は、情報記録部分と情報再生部分との双方に含まれる。さらに第1暗号化鍵を発生するアルゴリズムは情報記録部分と情報再生部分との双方で同じである。さらに情報記録部分と情報再生部分との双方で同じ情報記録媒体固有情報に基づいて第1暗号化鍵が発生される。
なお、本発明の実施の形態1の情報記録再生装置100によって、情報記録媒体101のフォーマットをMove非対応フォーマットからMove対応フォーマットに変換された後、情報記録媒体101に記録されている暗号化され符号化されたタイトル鍵E’(Kti)は情報記録媒体101から削除される。以下、その理由を説明する。
悪意がある情報記録媒体の使用者は、まず、第1の情報記録媒体に記録されたすべての情報を第2情報記録媒体にバックアップコピーする。バックアップコピーの後、第1の情報記録媒体に記録された暗号化されたコンテンツを第3の情報記録媒体にMoveする。その後、第2の情報記録媒体にバックアップコピーされたすべての情報を第1の情報記録媒体に戻す。悪意がある情報記録媒体の使用者によって為されたこれらの一連の行為の結果、第1の情報記録媒体に戻された暗号化されたコンテンツを再生しえる場合には、悪意がある情報記録媒体の使用者によって為されたMoveは、本来のMoveではなくなる。Moveされたはずの暗号化されたコンテンツが、まだ、第1の情報記録媒体に存在するからである。
悪意がある情報記録媒体の使用者がMove非対応装置(例えばPC)を用いて上述の一連の行為を行った場合には、暗号化された乱数E(MMi)をバックアップすることはできない。Move非対応装置は、第2復調方式および第2誤り訂正復号方式に対応していないからである。しかし、暗号化されたタイトル鍵E(Kti)をバックアップ可能である。Move非対応装置は、第1復調方式および第1誤り訂正復号方式に対応しているからである。
従って、情報記録媒体101に記録されている暗号化され符号化されたタイトル鍵E’(Kti)は情報記録媒体101から削除される。
本発明の情報記録再生装置は、情報記録媒体から再生された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と乱数と第2暗号化鍵とに基づいて2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と暗号化された乱数E(MMi)とを生成し、情報記録媒体に記録することによって、情報記録媒体のフォーマットをMove非対応フォーマットからMove対応フォーマットに変換する。その結果、Move非対応記録再生装置でMove非対応フォーマットとして作成された情報記録媒体をMove対応記録再生装置で再生およびMoveできる様に、データの一部を変換、あるいは削除したMove対応フォーマットの情報記録媒体を作成できる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2の情報記録再生装置200の構成を示す。
図5は、本発明の実施の形態2の情報記録再生装置200の構成を示す。
情報記録再生装置200は、コンテンツが入力されるコンテンツ入力端子202と、タイトル鍵を発生するタイトル鍵発生器203と、入力されたデータを暗号化する第1暗号器204と第2暗号器208と第3暗号器206と、第1暗号化鍵を発生する第1暗号化鍵発生器205と、乱数を発生する乱数発生器207とを含む。
情報記録再生装置200は、第1誤り訂正符号化器211と、第1変調器212と、記録ヘッド215とをさらに含む。第1誤り訂正符号化器211と第1変調器212と記録ヘッド215とは、入力されたデータを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体201に記録する。
情報記録再生装置200は、第2暗号化鍵を発生する第2暗号化鍵発生器210と、入力されたデータを暗号化する第4暗号器209と、第2誤り訂正符号化器213と、第2変調器214とをさらに含む。第2誤り訂正符号化器213と第2変調器214と記録ヘッド215とは、入力されたデータを第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で情報記録媒体201に記録する。
情報記録再生装置200は、コンテンツ入力端子202と、タイトル鍵発生器203と、第1暗号器204と、第2暗号器208と、第3暗号器206と、第1暗号化鍵発生器205と、乱数発生器207と、第1誤り訂正符号化器211と、第1変調器212と、記録ヘッド215と、第2暗号化鍵発生器210と、第4暗号器209と、第2誤り訂正符号化器213と、第2変調器214とによって、情報記録再生装置200の外部から入力されるコンテンツを暗号化し、暗号化されたコンテンツを情報記録媒体201に記録する。
図6は、情報記録再生装置200を用いて情報記録媒体201にコンテンツを記録する手順を示すフローチャートである。
以下、図6を参照して情報記録媒体201にコンテンツを記録する処理手順をステップごとに説明する。なお、情報記録媒体201には、情報記録媒体が情報記録媒体201であることを示す情報記録媒体固有情報が記録されている。
ステップS601:コンテンツ入力端子202には、コンテンツが入力される。コンテンツは、例えばデジタル化された音楽信号である。
ステップS602:タイトル鍵発生器203は、タイトル鍵情報Ktiを発生し、第1暗号器204と第2暗号器208とに出力する。タイトル鍵情報Ktiは、タイトル鍵およびその付随情報である。タイトル鍵には、コンテンツのタイトルに関する情報が含まれ、タイトル鍵の付随情報には、Copyを許可するか否かを示す許可・禁止情報、Moveを許可するか否かを示す許可・禁止情報などが含まれる。
タイトル鍵情報Ktiが第1暗号器204と第2暗号器208とに出力された後、処理は、ステップS603に進む。
ステップS603:第1暗号化鍵発生器205は、情報記録媒体201に記録されている情報記録媒体固有情報に基づいて第1暗号化鍵を発生し、第1暗号器204に出力する。第1暗号化鍵が第1暗号器204に出力された後、処理はステップS604に進む。
ステップS604:第1暗号器204は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化し、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する。暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第3暗号器206に出力される。
ステップS605:乱数発生器207は、乱数MMiを発生し、第3暗号器206に出力する。乱数MMiは、例えば、複数のタイトルの各々に割り当てられるかもしれないし、、時間に応じて変化するかもしれない。
ステップS606:第3暗号器206は、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに乱数MMiを用いて暗号化し、2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する。2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)は、第1誤り訂正符号化器211に出力される。
ステップS607:第2暗号器208は、タイトル鍵情報Ktiを用いてコンテンツを暗号化し、暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する。暗号化されたコンテンツE(Content)は、第1誤り訂正符号化器211に出力される。
ステップS608:2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と暗号化されたコンテンツE(Content)とは、第1誤り訂正符号化器211と第1変調器212とを介して、第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体201にそれぞれ2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録される。情報記録媒体201への記録は、記録ヘッド215を用いて行われる。
ステップS609:第2暗号化鍵発生器210は、第2暗号化鍵を発生し、第4暗号器209に出力する。
ステップS610:乱数発生器207によって発生された乱数MMiは、第4暗号器209にも出力される。
ステップS611:第4暗号器209は、第2暗号化鍵を用いて乱数MMiを暗号化し、暗号化された乱数E(MMi)を生成する。暗号化された乱数E(MMi)が第2誤り訂正符号化器213に出力された後、処理は、ステップS611に進む。
ステップS612:暗号化された乱数E(MMi)は、第2誤り訂正符号化器213と第2変調器214とを介して、第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で情報記録媒体201に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録される。情報記録媒体201への記録は、記録ヘッド215を用いて行われる。第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式は、第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式とは異なる。第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式は、一般には公開されない。
図5を再び参照して、情報記録再生装置200の構成を説明する。
情報記録再生装置200は、再生ヘッド219と、第2復調器222と、第2誤り訂正復号化器223とをさらに含む。再生ヘッド219と第2復調器222と第2誤り訂正復号化器223とは、情報記録媒体201に記録されているデータを第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で情報記録媒体201から再生する。
情報記録再生装置200は、第2暗号化鍵を発生する第2暗号化鍵発生器210と、入力されたデータを解読する第4解読器227とをさらに含む。
情報記録再生装置200は、第1復調器220と、第1誤り訂正復号化器221と、入力されたデータを解読する第1解読器225と第2解読器226と第3解読器224とをさらに含む。再生ヘッド219と第1復調器220と第1誤り訂正復号化器221とは、情報記録媒体201に記録されているデータを第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で情報記録媒体201から再生する。
情報記録再生装置200は、再生ヘッド219と、第2復調器222と、第2誤り訂正復号化器223と、第2暗号化鍵発生器210と、第1復調器220と、第1誤り訂正復号化器221と、第1解読器225と、第2解読器226と、第3解読器224と、第4解読器227とによって、情報記録媒体201に記録されている暗号化されたコンテンツを解読し、コンテンツを生成する。
図7は、情報記録再生装置200を用いて情報記録媒体201から暗号化されたコンテンツを再生する手順を示すフローチャートである。
以下、図7を参照して情報記録媒体201から暗号化されたコンテンツを再生する処理手順をステップごとに説明する。なお、情報記録媒体201には、暗号化され符号化された乱数E’(MMi)と2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とが記録されている。
ステップS701:情報記録媒体に記録された暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2復調器222と第2誤り訂正復号化器223とを介して、第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で情報記録媒体201から再生される。第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式は、第2変調方式および第2誤り訂正符号化方式に対応する。情報記録媒体201からの再生は、再生ヘッド219を用いて行われる。暗号化された乱数E(MMi)は、第4解読器227に出力される。
ステップS702:第2暗号化鍵発生器210から発生された第2暗号化鍵は、第4解読器227に出力される。第4解読器227は、暗号化された乱数E(MMi)を第2暗号化鍵を用いて解読し、乱数MMiを生成する。
ステップS703:情報記録媒体に記録された2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とは、第1復調器220と第1誤り訂正復号化器221とを介して、第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で情報記録媒体201から再生される。第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式は、第1変調方式および第1誤り訂正符号化方式に対応する。情報記録媒体201からの再生は、再生ヘッド219を用いて行われる。2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)は、第3解読器224に出力される。暗号化されたコンテンツE(Content)は、第2解読器226に出力される。
ステップS704:第3解読器224は、2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第4解読器227によって生成された乱数MMiを用いて解読し、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する。暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第1解読器225に出力される。
ステップS705:第1解読器225は、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1暗号化鍵を用いて解読し、タイトル鍵情報Ktiを生成する。タイトル鍵情報Ktiは、第2解読器226に出力される。
ステップS706:第2解読器226は、暗号化されたコンテンツE(Content)をタイトル鍵情報Ktiを用いて解読し、コンテンツ(Content)を生成する。
情報記録再生装置200は、情報記録媒体201から再生された2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と乱数とに基づいて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、情報記録媒体201に記録することによって、情報記録媒体201のフォーマットをMove対応フォーマットからMove非対応フォーマットに変換する。
図8は、情報記録再生装置200を用いて情報記録媒体201のフォーマットをMove対応フォーマットからMove非対応フォーマットに変換する手順を示すフローチャートである。
以下、図8を参照して情報記録媒体201のフォーマットをMove対応フォーマットからMove非対応フォーマットに変換する処理手順をステップごとに説明する。
ステップS801:第3解読器224によって生成された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、直接、第1誤り訂正符号化器211に出力される。
ステップS802:暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第1誤り訂正符号化器211と第1変調器212とを介して、第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体201に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)として記録される。情報記録媒体201への記録は、記録ヘッド215を用いて行われる。
図5に示される実施の形態では、第1暗号器204が「第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段」として機能し、第3暗号器206が「乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段」として機能し、第2暗号器208が「タイトル鍵情報Ktiを用いてコンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する手段」として機能し、第4暗号器209が「第2暗号化鍵を用いて乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段」として機能し、第1誤り訂正符号化器211と第1変調器212と記録ヘッド215が「2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体に記録する手段」および「暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体に記録する手段」として機能し、第2誤り訂正符号化器213と第2変調器214と記録ヘッド215とが「暗号化された乱数E(MMi)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で情報記録媒体に記録する手段」として機能し、再生ヘッド219と第1復調器220と第1誤り訂正復号化器221とが「情報記録媒体に記録された2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを第1変調方式および第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する手段」として機能し、再生ヘッド219と第2復調器222と第2誤り訂正復号化器223とが「情報記録媒体に記録された暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を第2変調方式および第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で再生する手段」として機能し、第4解読器227が「第2暗号化鍵を用いて暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより乱数MMiを生成する手段」として機能し、第3解読器224が「乱数MMiを用いて2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段」として機能し、第1解読器225が「第1暗号化鍵を用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することによりタイトル鍵情報Ktiを生成する手段」として機能し、第2解読器226が「タイトル鍵情報Ktiを用いて暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することによりコンテンツ(Content)を生成する手段」として機能する。しかし、情報記録再生装置200が図5に示されるものに限定されるわけではない。情報記録再生装置200は、上述した各手段の機能を有する限り、任意の構成を有し得る。
なお、上述した実施の形態では、情報記録部分と情報再生部分とが一体になった情報記録再生装置を例にとり説明したが、情報記録部分と情報再生部分とが別々の装置に分離されていてもよい。情報記録部分と情報再生部分とが一体であることに限定されない。情報記録部分と情報再生部分とが一体でない場合には、第1暗号化鍵発生器205と第2暗号化鍵発生器210とは、情報記録部分と情報再生部分との双方に含まれる。さらに第1暗号化鍵を発生するアルゴリズムは情報記録装置と情報再生装置との双方で同じであり、第2暗号化鍵を発生するアルゴリズムは情報記録部分と情報再生部分との双方で同じである。さらに情報記録部分と情報再生部分との双方で同じ情報記録媒体固有情報に基づいて第1暗号化鍵が発生される。
なお、本発明の実施の形態2の情報記録再生装置200によって、情報記録媒体201のフォーマットがMove対応フォーマットからMove非対応フォーマットに変換された後、情報記録媒体201に記録されている2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化された乱数E’(MMi)とは情報記録媒体201から削除されることが好ましい。
本発明の情報記録再生装置は、情報記録媒体から再生された2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と乱数とに基づいて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、情報記録媒体に記録することによって、情報記録媒体のフォーマットをMove対応フォーマットからMove非対応フォーマットに変換する。その結果、Move対応記録再生装置でMove対応フォーマットとして作成された情報記録媒体をMove非対応記録再生装置で再生できる様に、データの一部を変換、あるいは削除したMove非対応フォーマットの情報記録媒体を作成できる。一般的には、Move対応記録再生装置は、Move非対応情報記録媒体も再生できるように構成されるが、Move非対応記録再生装置は、Move対応情報記録媒体を再生できない。
なお、第3解読器224によって生成された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)が、直接、第1誤り訂正符号化器211に出力されることは必須ではない。
図9は、本発明の実施の形態2の別の形態の情報記録再生装置300の構成を示す。
情報記録再生装置300に含まれる各構成要素の機能は、(1)第3解読器224によって生成された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1解読器225によって解読することによりタイトル鍵情報Ktiを生成し、タイトル鍵情報Ktiをさらに暗号化して生成された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を情報記録媒体201に記録すること、および(2)Move許可・禁止情報書き換え器228をさらに含むことを除いて、情報記録再生装置200に含まれる各構成要素の機能と同じである。
第1解読器225は、第3解読器224によって生成された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1暗号化鍵を用いて解読し、タイトル鍵情報Ktiを生成する。タイトル鍵情報Ktiは、Move許可・禁止情報書き換え器228に出力される。Move許可・禁止情報書き換え器228は、タイトル鍵情報Ktiに含まれるMove許可・禁止情報をMove禁止を示す情報に書き換える。Move許可・禁止情報がMove禁止を示す情報に書き換えられた後、タイトル鍵情報Ktiは、第1暗号器204に出力される。
第1暗号器204は、タイトル鍵情報Ktiを第1暗号化鍵を用いて暗号化し、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する。
暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第1誤り訂正符号化器211と第1変調器212とを介して、第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で情報記録媒体201に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)として記録される。情報記録媒体201への記録は、記録ヘッド215を用いて行われる。
フォーマット変換時、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)が、一度、タイトル鍵情報Ktiに解読された後で、情報記録媒体201に記録される。したがって、フォーマット変換前に、Move許可・禁止情報書き換え器228によって、タイトル鍵情報Ktiに含まれるMove許可・禁止情報はMove禁止を示す情報に書き換えられた後、タイトル鍵情報Ktiは、第1暗号器204に出力される。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3の情報再生装置400の構成を示す。
図10は、本発明の実施の形態3の情報再生装置400の構成を示す。
情報再生装置400は、再生ヘッド219と、第2復調器222と、第2誤り訂正復号化器223とを含む。再生ヘッド219と第2復調器222と第2誤り訂正復号化器223とは、情報記録媒体401に記録されているデータを第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で情報記録媒体401から再生する。
情報再生装置400は、第2暗号化鍵を発生する第2暗号化鍵発生器210と、入力されたデータを解読する第4解読器227とをさらに含む。
情報再生装置400は、第1復調器220と、第1誤り訂正復号化器221と、入力されたデータを解読する第1解読器225と第2解読器226と第3解読器224とをさらに含む。再生ヘッド219と第1復調器220と第1誤り訂正復号化器221とは、情報記録媒体401に記録されているデータを第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で情報記録媒体401から再生する。
情報再生装置400は、再生ヘッド219と、第2復調器222と、第2誤り訂正復号化器223と、第2暗号化鍵発生器210と、第1復調器220と、第1誤り訂正復号化器221と、第1解読器225と、第2解読器226と、第3解読器224と、第4解読器227とによって、情報記録媒体401に記録されている暗号化されたコンテンツを解読し、コンテンツを生成する。
図11は、情報再生装置400を用いて情報記録媒体401から暗号化されたコンテンツを再生する手順を示すフローチャートである。
以下、図11を参照して情報記録媒体401から暗号化されたコンテンツを再生する処理手順をステップごとに説明する。なお、情報記録媒体401には、暗号化され符号化された乱数E’(MMi)と2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)と暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)とが記録されている。
ステップS1101:情報記録媒体に記録された暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2復調器222と第2誤り訂正復号化器223とを介して、第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で情報記録媒体201から再生される。第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式は、第2変調方式および第2誤り訂正符号化方式に対応する。情報記録媒体401からの再生は、再生ヘッド219を用いて行われる。暗号化された乱数E(MMi)は、第4解読器227に出力される。
ステップS1102:第2暗号化鍵発生器210から発生された第2暗号化鍵は、第4解読器227に出力される。第4解読器227は、暗号化された乱数E(MMi)を第2暗号化鍵を用いて解読し、乱数MMiを生成する。
ステップS1103:情報記録媒体に記録された2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)と暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)とは、第1復調器220と第1誤り訂正復号化器221とを介して、第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で情報記録媒体401から再生される。第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式は、第1変調方式および第1誤り訂正符号化方式に対応する。情報記録媒体201からの再生は、再生ヘッド219を用いて行われる。2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)は、第3解読器224に出力される。暗号化されたコンテンツE(Content)は、第2解読器226に出力される。暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第1解読器225に出力される。
ステップS1104:第3解読器224は、2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第4解読器227によって生成された乱数MMiを用いて解読し、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する。暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)は、第1解読器225に出力される。
ステップS1105:第1解読器225は、暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1暗号化鍵を用いて解読し、タイトル鍵情報Ktiを生成する。タイトル鍵情報Ktiは、第2解読器226に出力される。
ステップS1106:第2解読器226は、暗号化されたコンテンツE(Content)をタイトル鍵情報Ktiを用いて解読し、コンテンツ(Content)を生成する。
本発明の情報記録再生装置は、情報記録媒体から再生された暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と乱数と第2暗号化鍵とに基づいて2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と暗号化された乱数E(MMi)とを生成し、情報記録媒体に記録することによって、情報記録媒体のフォーマットをMove非対応フォーマットからMove対応フォーマットに変換する。その結果、Move非対応記録再生装置でMove非対応フォーマットとして作成された情報記録媒体をMove対応記録再生装置で再生およびMoveできる様に、データの一部を変換、あるいは削除したMove対応フォーマットの情報記録媒体を作成できる。
さらに、本発明の情報記録再生装置は、情報記録媒体から再生された2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と乱数とに基づいて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、情報記録媒体に記録することによって、情報記録媒体のフォーマットをMove対応フォーマットからMove非対応フォーマットに変換する。その結果、Move対応記録再生装置でMove対応フォーマットとして作成された情報記録媒体をMove非対応記録再生装置で再生できる様に、データの一部を変換、あるいは削除したMove非対応フォーマットの情報記録媒体を作成できる。
100 情報記録再生装置
101 情報記録媒体
102 コンテンツ入力端子
103 タイトル鍵発生器
104 第1暗号器
105 第1暗号化鍵発生器
106 第2暗号器
107 第1誤り訂正符号化器
108 第1変調器
109 記録ヘッド
112 再生ヘッド
113 第1復調器
114 第1誤り訂正復号化器
115 第1解読器
116 第2解読器
117 第3暗号器
118 乱数発生器
119 第2暗号化鍵発生器
120 第4暗号器
121 第2誤り訂正符号化器
122 第2変調器
101 情報記録媒体
102 コンテンツ入力端子
103 タイトル鍵発生器
104 第1暗号器
105 第1暗号化鍵発生器
106 第2暗号器
107 第1誤り訂正符号化器
108 第1変調器
109 記録ヘッド
112 再生ヘッド
113 第1復調器
114 第1誤り訂正復号化器
115 第1解読器
116 第2解読器
117 第3暗号器
118 乱数発生器
119 第2暗号化鍵発生器
120 第4暗号器
121 第2誤り訂正符号化器
122 第2変調器
Claims (19)
- 情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換装置であって、
前記情報記録媒体には、暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)が記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記フォーマット変換装置は、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)を前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)として再生する手段と、
乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段と、
第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段と、
前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)として記録する手段と、
前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録する手段と
を備えたフォーマット変換装置。 - 情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換装置であって、
前記情報記録媒体には、2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化された乱数E’(MMi)とが記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)は、乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成し、暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記フォーマット変換装置は、
前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)を前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)として再生する手段と、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で再生し、前記暗号化された乱数E(MMi)として再生する手段と、
前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより乱数MMiを生成する手段と、
前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、
前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)として記録する手段と
を備えたフォーマット変換装置。 - 前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段によって生成された前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1暗号化鍵を用いて解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、
前記第1暗号化鍵を用いて前記タイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と
をさらに備えた、請求項2に記載のフォーマット変換装置。 - 前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化された乱数E(MMi)とが生成され、前記情報記録媒体に記録された後に、前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)が前記情報記録媒体から消去される、請求項1に記載のフォーマット変換装置。
- 前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)が生成され、前記情報記録媒体に記録された後に、前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)とが前記情報記録媒体から消去される、請求項2に記載のフォーマット変換装置。
- 前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)が生成され、前記情報記録媒体に記録された後に、前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)が前記情報記録媒体から消去される、請求項2に記載のフォーマット変換装置。
- 前記タイトル鍵情報Ktiは、前記情報記録媒体に記録されているコンテンツのMoveを許可するか否かを示す許可・禁止情報を含む、請求項2に記載のフォーマット変換装置。
- 前記タイトル鍵情報Ktiは、前記情報記録媒体に記録されているコンテンツ(Content)のMoveを許可するか否かを示す許可・禁止情報を含み、
前記フォーマット変換装置は、許可・禁止情報をMove禁止に書き換える書き換え手段をさらに備えた、請求項3に記載のフォーマット変換装置。 - 情報記録媒体にコンテンツ(Content)を記録し、前記記録されたコンテンツ(Content)を再生する情報記録再生装置であって、
第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、
前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する手段と、
前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体にそれぞれ暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録する手段と、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式でそれぞれ前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)として再生する手段と、
前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、
前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する手段と、
乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段と、
第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段と、
前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)として記録する手段と、
前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として前記情報記録媒体に記録する手段と
を備えた情報記録再生装置。 - 情報記録媒体にコンテンツ(Content)を記録し、前記記録されたコンテンツ(Content)を再生する情報記録再生装置であって、
第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、
乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する手段と、
前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する手段と、
第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する手段と、
前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体にそれぞれ2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録する手段と、
前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録する手段と、
前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式でそれぞれ前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)として再生する手段と、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で前記暗号化された乱数E(MMi)として再生する手段と、
前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより前記乱数MMiを生成する手段と、
前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、
前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、
前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する手段と、
前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)として記録する手段と
を備えた情報記録再生装置。 - 前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段によって生成された前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1暗号化鍵を用いて解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、
前記第1暗号化鍵を用いて前記タイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と
をさらに備えた、請求項10に記載の情報記録再生装置。 - 情報記録媒体に記録されているコンテンツ(Content)を再生する情報再生装置であって、
前記情報記録媒体には、暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と、2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と、暗号化され符号化された乱数E’(MMi)と、暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)が記録されており、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)は、乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成し、前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)は、前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成し、前記暗号化されたコンテンツE(Content)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記情報再生装置は、
前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する手段と、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で再生する手段と、
前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより前記乱数MMiを生成する手段と、
前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段と、
前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する手段と、
前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する手段と、
を備えた情報再生装置。 - 情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換方法であって、
前記情報記録媒体には、暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)が記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記フォーマット変換方法は、
(a)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)を前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する工程と、
(b)乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する工程と、
(c)第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する工程と、
(d)前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録する工程と、
(e)前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録する工程と
を包含するフォーマット変換方法。 - 情報記録媒体のフォーマットを変換するフォーマット変換方法であって、
前記情報記録媒体には、2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化された乱数E’(MMi)とが記録されており、前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)は、乱数MMiを用いて暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成し、暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記フォーマット変換方法は、
(a)前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)を前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する工程と、
(b)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で再生する工程と、
(c)前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより乱数MMiを生成する工程と、
(d)前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、
(e)前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に記録する工程と
を包含するフォーマット変換方法。 - 前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段によって生成された前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1暗号化鍵を用いて解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、
前記第1暗号化鍵を用いて前記タイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と
をさらに包含する、請求項14に記載のフォーマット変換方法。 - 情報記録媒体にコンテンツ(Content)を記録し、前記記録されたコンテンツ(Content)を再生する情報記録再生方法であって、
(a)第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、
(b)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する工程と、
(c)前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体にそれぞれ暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録する工程と、
(d)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式で再生する工程と、
(e)前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、
(f)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツContentを生成する工程と、
(g)乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する工程と、
(h)第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する工程と、
(i)前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)として記録する工程と、
(j)前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録する工程と
を包含する情報記録再生方法。 - 情報記録媒体にコンテンツ(Content)を記録し、前記記録されたコンテンツ(Content)を再生する情報記録再生方法であって、
(a)第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、
(b)乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成する工程と、
(c)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成する工程と、
(d)第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成する工程と、
(e)前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)とを第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体にそれぞれ2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)として記録する工程と、
(f)前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化された乱数E’(MMi)として記録する工程と、
(g)前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式でそれぞれ前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)として再生する工程と、
(h)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で前記暗号化された乱数E(MMi)として再生する工程と、
(i)前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより前記乱数MMiを生成する工程と、
(j)前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、
(k)前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、
(l)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する工程と、
(m)前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)として記録する工程と
を包含する情報記録再生方法。 - 前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する手段によって生成された前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を前記第1暗号化鍵を用いて解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、
前記第1暗号化鍵を用いて前記タイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と
をさらに包含する、請求項17に記載の情報記録再生方法。 - 情報記録媒体に記録されているコンテンツ(Content)を再生する情報再生方法であって、
前記情報記録媒体には、暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と、2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と、暗号化され符号化された乱数E’(MMi)と、暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とが記録されており、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)は、第1暗号化鍵を用いてタイトル鍵情報Ktiを暗号化することにより暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成し、前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を第1誤り訂正符号化方式および第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)は、乱数MMiを用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)をさらに暗号化することにより前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を生成し、前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)は、第2暗号化鍵を用いて前記乱数MMiを暗号化することにより暗号化された乱数E(MMi)を生成し、前記暗号化された乱数E(MMi)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式とは異なる第2誤り訂正符号化方式および第2変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)は、前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記コンテンツを暗号化することにより暗号化されたコンテンツE(Content)を生成し、前記暗号化されたコンテンツE(Content)を前記第1誤り訂正符号化方式および前記第1変調方式で前記情報記録媒体に記録することにより得られたものであり、
前記情報再生方法は、
(a)前記情報記録媒体に記録された前記2重に暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E2’(Kti)と前記暗号化され符号化されたタイトル鍵情報E’(Kti)と前記暗号化され符号化されたコンテンツE’(Content)とを前記第1変調方式および前記第1誤り訂正符号化方式に対応する第1復調方式および第1誤り訂正復号化方式でそれぞれ前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)と前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)と前記暗号化されたコンテンツE(Content)として再生する工程と、
(b)前記情報記録媒体に記録された前記暗号化され符号化された乱数E’(MMi)を前記第2変調方式および前記第2誤り訂正符号化方式に対応する第2復調方式および第2誤り訂正復号化方式で前記暗号化された乱数E(MMi)として再生する工程と、
(c)前記第2暗号化鍵を用いて前記暗号化された乱数E(MMi)を解読することにより前記乱数MMiを生成する工程と、
(d)前記乱数MMiを用いて前記2重に暗号化されたタイトル鍵情報E2(Kti)を解読することにより前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を生成する工程と、
(e)前記第1暗号化鍵を用いて前記暗号化されたタイトル鍵情報E(Kti)を解読することにより前記タイトル鍵情報Ktiを生成する工程と、
(f)前記タイトル鍵情報Ktiを用いて前記暗号化されたコンテンツE(Content)を解読することにより前記コンテンツ(Content)を生成する工程と
を包含する情報再生方法。
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JP (1) | JP2004158171A (ja) |
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2003
- 2003-10-14 JP JP2003354414A patent/JP2004158171A/ja not_active Withdrawn
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