JP2004157845A - Authentication system in maintenance - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サービスマン等によって装置のメンテナンスが行われる際に装置側で行われる認証を行うメンテナンス時認証システムに関し、受け取った認証用データが有効な場合認証確認を発行する認証部と、前記認証確認の発行に基づいてメンテナンスプログラムを起動するメンテナンスプログラム起動部が備えられている。
【0002】
【従来の技術】
特に制御動作を伴う装置に対しては定期的又は非定期的なメンテナンス作業が必要であり、このメンテナンス作業を簡単化するために装置には各種センサなどの状態を表示したりできるメンテナンスモードが備えられており、このメンテナンスモードはメンテナンスプログラムを駆動することによって実現される。このようなメンテナンスモードでは各種制御パラメータを調整したりすることができるため、不必要にあるいは不正にこのようなメンテナンスモードに入ることを回避しなければならない。
【0003】
従来のメンテナンス時認証システムの1つでは、特定の案内画面においてダイヤルボタンの操作でメンテナンス開始用パスワードを入力し、この入力パスワードと記録部より読み出されたパスワードとが一致すると装置がメンテナンス動作に切り替わる(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
パスワードによる認証を採用することにより、パスワードを知らない者が装置をメンテナンスモードにすることは不可能となるが、パスワードの秘密性を向上させるには長くて想像しにくいパスワードを使用しなくてはならず、そのようなパスワードをメンテナンス毎に入力するのはかなりの負担を強いることになる。また、もしパスワードが漏れた場合そのパスワードを知った第3者は装置を不正にメンテナンスモードに切り換えることができる。
【0005】
ネットワークサービス等の事業分野では、登録人と非登録人を区別するための認証システムとして、ユーザIDやパスワードといった認証のためのユーザ情報を予めフロッピーディスク等の記録媒体に記録させておき、この記録媒体を装置にセットすると自動的に装置が記録媒体からユーザ情報(認証情報)を読み出し、認証作業を行う技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。これにより利用者はユーザIDやパスワードを記憶し、これらを打ち込み入力するという手間から開放される。
【0006】
メンテナンスモードへの不正なアクセスをさらに高い信頼度で防止するため、キーボードにより入力されたパスワードと光磁気ディスクに記録されているパスワードの両方によって認証を行い、パスワードが一致すると認証確認がライセンスファイルに記録され、このライセンスファイルに認証確認が記録されている限りメンテナンスプログラムが実行されるメンテナンス時認証システムがある(例えば、特許文献3参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平09−116644号公報(段落番号0005、0010、第3図)
【0008】
【特許文献2】
特開2000−057098号公報(段落番号0012、0024、第5図)
【0009】
【特許文献3】
特開2000−311085号公報(段落番号0021、第3図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
いずれにせよ、パスワードをフロッピーディスク等の記録メディアに記録して、キーボード等を用いたパスワード打ち込みの手間を省くことは、頻繁に行われるメンテナンス作業を簡便化することに貢献する。しかしながら、サービスマンが各地に点在する装置を巡回しながらメンテナンス作業を行うようなケースなどでは、もしパスワードを記録した記録メディアの携帯を忘れるとメンテナンス作業ができず、再び記録メディアを取りにサービスセンタに戻らなければならない。また、緊急時にはそのような記録メディアを持たないサービスマンがメンテナンスのために装置現場に向かうといった事態も予想されるが、その場合、別に記録メディアだけを届けてもらわなければならないという不都合が生じる。
【0011】
上記実状に鑑み、本発明の課題は、基本的にはパスワードを記録した記録メディアを用いてメンテナンス認証を行うとしても、非常時にはそのような記録メディアなしでも装置をメンテナンスモードに切り替えることができるメンテナンス時認証システムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、受け取った認証用データが有効な場合認証確認を発行する認証部と、前記認証確認の発行に基づいてメンテナンスプログラムを起動するメンテナンスプログラム起動部とを備えた、本発明によるメンテナンス時認証システムでは、さらに、メディアリーダにセットされた可搬記録メディアから基本パスワードを取得する機能とデータ入力機器を通じて入力されたワンタイムパスワードを取得する機能とを有する認証データ取得部が備えられ、前記認証データ取得部は前記基本パスワードと前記ワンタイムパスワードのいずれかを前記認証用データとして前記認証部に転送する。
【0013】
この構成によるメンテナンス時認証システムでは、通常は認証用の入力データとして認証用記録メディアから読み出される基本パスワードが利用されるが、サービスマンが認証用記録メディアを忘れたといった非常事態においては基本パスワードに代えてデータ入力機器を通じて入力されるワンタイムパスワードを用いることができる。このワンタイムパスワードは「使い捨てパスワード」とも呼ばれるパスワードであり、認証のために1回しか利用できないか、又は極めて短い期間しか利用できないか、あるいはその両方の制限を有しており、もしその使用時に第3者に知られたとしても実質的にはそのパスワードの使用は不可能となるため、高い安全性が得られる。
【0014】
前記データ入力機器としては多くの制御装置に付属しているキーボード等のキーマトリックスを採用すると好都合であり、その場合には、前記ワンタイムパスワードは、サービスマン等のメンテナンス実施者によってキーボードを用いて打ち込み入力されるが、ワンタイムパスワード自体は、専用機器ないしは所定のアルゴリズムによって算出したものを用いることになる。
【0015】
メンテナンス現場で簡単に作り出すことができるワンタイムパスワードの好適なものとして、前記ワンタイムパスワードは現在日時データと特定数値データの関数値として算出可能な数値が提案される。この場合、そのようなワンタイムパスワードを導き出す関数を関数電卓等に記憶させておくか、簡単な関数であればサービスマンが記憶しておき、その時点の年月日に対応する数値と特定の数値を代入することでワンタイムパスワードとなるべき数値を得ることができる。
【0016】
さらに、その際前記特定数値データを予めサービスマンに割り当てられているID番号に基づく数値とするならば、その特定数値を覚えやすいという利点だけではなく、そのワンタイムパスワードからメンテンナンスを実施するサービスマンを特定することも可能となる。
【0017】
また、本発明の好適な実施形態として、メンテナンス対象となる装置がネットワーク通信機能を備えている場合、前記データ入力機器としてネットワークを通じて送られてくるワンタイムパスワードを受信するデータ通信ユニットを採用することも可能である。この場合、基本パスワードを記録した記録メディアを携帯していなかったサービスマンは、サービスセンタ等に電話連絡して、ワンタイムパスワードをインターネットなどのネットワークを介して装置に送信してもらうことになる。送られてくるパスワードはワンタイムパスワードであることから、もし第3者によるパスワード傍受があったとしても、安全性の問題は実質的に生じない。
【0018】
上述したように、本発明によるメンテナンス時認証システムでは、携帯記録メディアから基本パスワードを読み取って行われる認証プロセス以外に、ワンタイムパスワードを用いた認証プロセスが用意されているので、もしメンテナンスを実施する者が基本パスワードを記録した携帯記録メディアを忘れても、装置をメンテナンスモードに切り替えることが可能である。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明によるメンテナンス時認証システムを組み込んだ写真プリント装置の外観図であり、この写真プリント装置は、銀塩印画紙P(以下、印画紙Pと称する)に対して露光処理と現像処理とを行う写真プリンタとしてのプリントステーション1Bと、このプリントステーション1Bの各機能の設定やメンテナンス及びこのプリントステーション1Bで使用されるプリントデータの生成・転送などを行う操作ステーション1Aとから構成されている。
【0020】
この写真プリント装置はデジタルミニラボとも称せられるものであり、図2からよく理解できるように、プリントステーション1Bは2つの印画紙マガジン11に納めたロール状の印画紙Pを該ステーション1Bの内部に搬送してプリントサイズに切断すると共に、このように切断された印画紙Pに対し、プリントエンジンとしての露光エンジン12で露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理槽を有した現像処理部13に送って現像する。乾燥の後に装置上部の横送りコンベア14aからソータ14bに送られた印画紙P、つまり写真プリントPは、このソータ14bの複数のトレイに対してオーダ単位で仕分けられた状態で集積される。
【0021】
露光エンジン12は、操作ステーション1Aから送られてくるプリントデータに基づいて印画紙Pを送りながらR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の光線の照射を印画紙Pに対して行うものであり、露光時には印画紙Pを副走査方向に搬送しながら、この搬送速度と同期して主走査方向に沿ったライン状に露光を行うよう構成されている。尚、露光ヘッドとしては、露光仕様に応じて、レーザビーム方式、蛍光ビーム方式、液晶シャッター方式、DMD方式などの採用が可能であるが、ここではレーザビーム方式が採用されている。又、前記現像処理部13は露光後の印画紙Pを複数の現像処理槽に対して連続的に送るよう多数の圧着ローラ(図示せず)を有した搬送系を備えている。
【0022】
前記操作ステーション1Aは、デスク状コンソールの上部位置に写真フィルムFから撮影画像データを取得するフィルムスキャナ2と、各種情報を表示するモニタ16とを備えている。さらに操作テーブル上にはこの写真プリント装置に対する各種設定や調整を行う際に用いるキーボード18やこのキーボード18に付随しているマウスなどが配置されている。
【0023】
また、この操作テーブルの下方には、フィルムスキャナ2を通じて写真フィルムFから読み取られた画像データの処理やプリントデータの生成及びプリントステーション1Bに対する各種設定や調整などを行うコントローラ4として機能する汎用コンピュータ(以後単にパソコンと称する)が備えられている。このコントローラ4にはデジタルカメラの撮影画像メモリとして用いられているスマートメディアやコンパクトフラッシュなど半導体メディアから撮影画像データを取得したりするメモリカードリーダ及び後述するメンテナンスアクセス用ハードウエアキーとして機能するフロッピディスクを読み取るためのフロッピドライブが搭載されている。なお、メンテナンスアクセス用ハードウエアキーとして半導体メディアを利用することも可能であるので、ここでは半導体メディアリーダもフロッピドライブも区別せずに図番17が付与され、ここではこれらの共通呼称としてメディアドライブなる語句を用いている。さらにこのコントローラ4には、インターネットや専用回線などの通信回線を利用して送られてくるデータを受信するデータ通信ユニット19も搭載されている。
【0024】
フィルムスキャナ2は、図2に模式的に示されているように、フィルム搬送ラインの上方に位置する光源20と、フィルム搬送ラインの下側でこれに対して直交する方向に延びたスリット21の下方に位置する光学レンズ22とこの光学レンズ22によって結像されたフィルムFの透過光を光電変換するCCD型のセンサユニット23を備えている。センサユニット23はパソコンに装着された画像入力ボードと接続されており、センサユニット23によって変換されたデジタル画像データは画像入力ボードを介してコントローラ4のメモリに送り込まれる。
【0025】
この写真プリント装置のコントローラ4は実質的にはパソコンであり、CPUを中核部材として、写真プリント装置の種々の動作を行うための機能部をハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築しているが、図3に示されているように、本発明に特に関係する機能部としては、色調補正やフィルタリング(ぼかしやシャープネスなど)やトリミングなどの各種フォトレタッチ処理をユーザフレンドリーなユーザインターフェースの環境下で行う画像処理部41、画像データが表現しているカラーとこの写真プリント装置によって出力される写真プリントPのカラーをマッチングさせるためにフォトレタッチ処理を完了した画像データに対してルックアップテーブルを用いて各種補正を行う階調補正部42、最終的な画像データをプリントステーション1Bの露光エンジン12に適したフォーマットをもつプリントデータに変換するプリントデータ生成部43、生成されたプリントデータに対してプリントサイズやプリント枚数などのプリント情報を割り当てるプリント情報管理部44、この写真プリント装置における各種処理のためにグラフィックインターフェースによって作り出されるイメージデータをモニタ16に表示させるビデオ制御部46、及びこの写真プリント装置のメンテナンス作業時の各種処理を監視・実行するメンテナンス作業実行部30が挙げられる。
【0026】
メンテナンス作業実行部30は本発明によるメンテナンス時認証システムの中核を担っており、実質的にコントローラ4としてのパソコンのOSプログラム上で動作するプログラムであり、メディアリーダ17にセットされたフロッピディスクや可搬半導体メモリなどの可搬記録メディアから基本パスワードを取得する機能とキーボードから打ち込まれたワンタイムパスワードやデータ通信ユニット19を介して送信されてきたワンタイムパスワードを取得する機能とを有する認証データ取得部31、認証データ取得部31から認証用データとして受け取った基本パスワード又はワンタイムパスワードが有効であるかどうかを判定する認証部32、認証部32におけるワンタイムパスワードの有効判定時に用いられるワンタイムパスワード生成部33、認証部32における基本パスワードの有効判定時に用いられる基本パスワードファイル34、認証部32における入力パスワードの認証確認に基づいてメンテナンスプログラムを起動するメンテナンスプログラム起動部35とメンテナンスモードへの切り換えを許可したパスワード及びメンテナンス作業時のログファイルを管理するメンテナンス履歴記録部36などから構成されている。
【0027】
コントローラ4としてのパソコンのOSプログラムの他、上述した各機能を作り出すために用いられるプログラムやメンテナンスプログラム、さらには上記メンテナンス作業時ログファイルなどはハードディスク15に格納されている。
【0028】
このような各種機能を有するコントローラ4は、プリントステーション1B側のコントローラと連係して、露光エンジン12や現像処理部13を制御して写真プリントPを作製するが、プリントステーション1Bに設けられた各種制御用のセンサの状態などもコントローラ4からチェック可能となっている。そのようなセンサの例として、現像処理部13の現像処理タンクに設けられた温度センサや液面センサ、現像処理液の補充ポンプの回転量を検出するセンサ、露光エンジン12のRGBの三色の光量をチェックするための測光センサ、ペーパ詰まりを検出するセンサなどが挙げられる。
【0029】
このような写真プリント装置によって高品質な写真プリントPを安定して作り出していくためには、装置をメンテナンスモードに切り換えて定期的又は非定期的なメンテナンス作業を行う必要がある。例えば、メンテナンス作業において、現像処理液の温度データが上がりすぎており、品質の良いプリントができないと判断された場合には、現像処理液温度が適正になるように内部データ (ヒータの制御温度など) を変更して書き換えたりセンサ調整を行うのである。このように、メンテナンス作業には専門的な知識が必要とされ、知識が乏しい者がメンテナンスを行うとかえって装置の調子が悪くなってしまうことがある。また、不用意にメンテナンスモードに入ってしまって、誤った操作をすると、正常に動作していた装置が突然不調になることも考えられる。
【0030】
このため、装置をメンテナンスモードに切り換えるためには、特定のサービスマンなどに付与された基本パスワード入りのフロッピディスクなどで認証を受けるようになっている。しかしながら、もしそのような認証用のフロッピディスクなどを忘れたサービスマンやそれを所有していない者でも代替的な認証を行うことで装置をメンテナンスモードに切り換えることができる構成がこの装置には備えられている。
【0031】
以下この写真プリント装置に採用されたメンテナンス時認証技術を図4の認証プロセスフローチャートと図5の認証データ流れ模式図を用いて説明する。
この写真プリント装置に対してメンテナンス作業を行うには、モニタ16に表示されているスタート画面からメンテナンスモードボタンをマウスでクリックするか、キーボード18を通じて特定のキー操作を行うことでメンテナンスモードへの切り替えリクエストを指示する。
【0032】
メンテナンスモードへの切り替えリクエストに基づいて認証ルーチンがスタートする。まず、フロッピディスクがマウントされているかどうかチェックされる(#01)。通常は、メンテナンスを開始する際には認証データとしての基本パスワードを記録しているフロッピディスクをメディアドライブ17に挿入することになっているので、ステップ#01でのYes分岐し、さらにマウントされたフロッピディスクのボリューム名のチェック(#02)、ファイル名のチェック(#03)が行われるが、正規のフロッピディスクであればこれらのチェックを通過して、フロッピディスクから基本パスワードが読み出される(#04)。もしこの基本パスワードに暗号などの秘匿処理がなされていると認証データ取得部31がその復号処理を行い、取得された基本パスワードは認証のために認証部32に送られる。認証部32における基本パスワードの認証は、入力された基本パスワードがあらかじめ基本パスワードファイルに記録されているパスワードと一致するかどうかの照合によって行われる(#05)。この照合がOKとして確認されると(#06でYes分岐)、メンテナンス履歴記録部36によってメンテナンス作業が開始されるにあたってメンテナンス履歴ファイルがオープンされ、使用された基本パスワードに対応するメンテナンスIDが書き込まれ、これから行われるメンテナンス作業のログを記録する準備がなされる(#07)。認証部32によって認証が確認されると認証部32からメンテナンスプログラム起動部35にメンテナンスプログラムの起動命令が出され、メンテナンスプログラムが起動して、モニタ16に表示される案内画面に従ったメンテナンス作業が始まる(#08)。その際、ユーザレベルに応じて携帯するハードウエアキーとしてのキーフロッピディスク、つまりそこに記録されている基本パスワードが異なっている場合、基本パスワードの種類に応じてアクセスレベルコードが割り当てられ、それがメンテナンスプログラムの起動時の引数として渡され、レベルコードに応じて実際に行われるメンテナンス作業の項目が部分的にアクセス不能になったりするように構成することも可能である。
【0033】
メディアドライブ17に挿入されたフロッピディスクが正規のものではなかった場合、上述したステップ#02、ステップ#03、ステップ#06のいずれかでNo分岐され、モニタ16に「このフロッピディスクはメンテナンス作業のキーディスクとしては利用できません」といったエラーメッセージを表示させるなどのエラー処理が行われ(#09)、認証ルーチンの最初に戻る。
【0034】
キーディスクとしてのフロッピディスクを携帯しない状態でサービスマンなりオペレータがメンテナンス作業を行う場合に、フロッピディスクの使用に比べて手間がかかるが、2つの別な認識方法で可能である。その1つは、キーボード18を通じてワンタイムパスワードを入力することである。一般的なワンタイムパスワードでは、コンピュータ内の時間やカウンタ値によって生成される一度限りしか使えないパスワードであり、ワンタイムパスワードを入力する側でもそのようなワンタイムパスワードを算出するアルゴリズムを有するコンピュータを持っていなければならない。このため、PDAなどにそのようなアルゴリズムを実行するプログラムを登録しておいて、必要なときにワンタイムパスワードを作り出して、キーボード18から入力することになる。
【0035】
そのようなPDAの携帯を不要とするため、本発明の好適な実施形態では、非常に簡単な計算で、つまり計算機も必要としない計算でワンタイムパスワードを算出できるアルゴリズムが提案されている。このアルゴリズムは、次の3つのステップからなる;
(1)現在の年月日の数字をつなぎ合わせ、桁の上下を逆にする、
(2)(1)で得られた数字を特定の数値、例えば「1234」で割り算する、
(3)(2)の割り算結果の小数点第1位から4位までの数値をワンタイムパスワードとする。
例えば、2002年3月20日の場合、
「20020320」が「2302002」に変換され、
2302002を1234で割って、
1865.4797・・・が算出されると、
「4797」が今回のワンタイムパスワードとなる。
【0036】
なお、上述したアルゴリズムで使用される特定の数値「1234」を、このメンテナンス時認証システムにアクセスするユーザレベルによって異ならせておくことで、例えばサービスマンのID番号ないしはID番号のうちの4桁の数値などを用いることで、入力されたワンタイムパスワードからユーザレベルを特定することが可能となる。
【0037】
このようにして求められたワンタイムパスワードをキーボード18を通じて入力する。図4のフローチャートに戻ると、フロッピディスクがマウントされていない場合キー入力がチェックされるので(#10)、もしワンタイムパスワードがキー入力されている場合(#10Yes分岐)、認証データ取得部31によって所定の入力キー信号列が取り出され(#11)、コード変換されることにより入力ワンタイムパスワードが得られる(#12)。入力されたワンタイムパスワードが正しいかどうかチェックするためには装置側でも同じアルゴリズムを用いて作り出されたワンタイムパスワードが必要となるので、ワンタイムパスワード生成部33にリクエストして装置側のワンタイムパスワードを生成する(#13)。認識部32は、キー入力されたワンタイムパスワードと装置側で生成されたワンタイムパスワードを照合する(#14)。2つのワンタイムパスワードが一致すると認証が確認されたとして(#14Yes分岐)メンテナンス作業に入るべく上述したステップ#07に移行する。
【0038】
この場合でも、前述したようにアルゴリズムで使用される特定数値がユーザレベルによって決定されている場合では、照合できたワンタイムパスワードによってユーザレベルが把握できるので、それがメンテナンスプログラムの起動時の引数として渡され、レベルコードに応じて実際に行われるメンテナンス作業の項目が部分的にアクセス不能になったりするように構成することも可能である。
【0039】
キー入力されたワンタイムパスワードと装置側で生成されたワンタイムパスワードが不一致で照合不可の場合(#14No分岐)、モニタ16に「入力されたワンタイムパスワードは利用できません」といったエラーメッセージを表示させるなどのエラー処理が行われ(#15)、認証ルーチンの最初に戻る。
【0040】
キーディスクとしてのフロッピディスクを携帯しない状態でサービスマンなりオペレータがメンテナンス作業を行う場合の他の1つの処方は、サービスセンタなどのメンテナンス拠点からネットワークを通じてワンタイムパスワードをこのメンテナンス対象となっている写真プリント装置に送り込んでもらうことである。何らかの形でサービスセンタにワンタイムパスワードの送信を依頼するが、その際写真プリント装置のシリアル番号を同時に伝えておき、このシリアル番号のうちの4桁を前述したアルゴリズムの特定数値として利用することで、この写真プリント装置独自のワンタイムパスワードを利用することができる。
【0041】
フロッピディスクがマウントされておらず、かつキー入力もされていない場合(#01No分岐かつ#10No分岐)、ワンタイムパスワードが受信されていないかどうかがチェックされるので(#16)、ネットワークからワンタイムパスワードがデータ通信ユニット19を通じて受信されていると(#16Yes分岐)、認証データ取得部31が受信データから必要なデータ列を取り出し(#17)、前述したステップ#12にジャンプしてコード変換されることにより入力ワンタイムパスワードを作り出す。その後は前述した手順通りである。
【0042】
フロッピディスクがマウントされておらず、かつキー入力もデータ通信入力もされていない場合(#01No分岐かつ#10No分岐かつ#16No分岐)、モニタ画面でのボタンクリック操作などによりメンテナンスリクエストがキャンセルされたかどうかがチェックされ(#18)、キャンセルされていると、この認証ルーチンがリターンされる。
【0043】
上記実施の形態では、認証用のフロッピディスクなどを忘れたサービスマンやそれを所有していない者でも代替的な認証を行うことで装置をメンテナンスモードに切り換えることができる構成として、ワンタイムパスワードのキー入力及びデータ通信入力の2つ方法が利用できるものを取り上げたが、もちろんいずれか一方でもよいし、それ以外の、なんらかのデータ入力機器を通じてワンタイムパスワードを入力する構成を採用することも本発明の枠内で可能である。
【0044】
さらに、本発明によるメンテナンス時認証システムを組み込むことは上記実施形態の説明で取り上げた写真プリント装置のみでなく、メンテナンス等の特殊な作業へ制御モードを移行する際認証システムを取り入れている全ての装置に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメンテナンス時認証システムを組み込んだ写真プリント装置の外観図
【図2】図1による写真プリント装置の模式図
【図3】写真プリント装置に組み込まれたコントローラに構築される本発明に関係する主な機能を示す機能ブロック図
【図4】本発明によるメンテナンス時認証システムに基づく認証プロセスを示すフローチャート
【図5】認証プロセス時の認証データの流れを示す模式図
【符号の説明】
1A 操作ステーション
1B プリントステーション
2 フィルムスキャナ
4 コントローラ(パソコン)
12 露光エンジン
17 メディアリーダ
18 キーボード(データ入力機器)
19 データ通信ユニット(データ入力機器)
30 メンテナンス作業実行部
31 認証データ取得部
32 認証部
33 ワンタイムパスワード生成部
34 基本パスワードファイル
35 メンテナンスプログラム起動部
36 メンテナンス履歴記録部
41 画像処理部
42 階調補正部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a maintenance-time authentication system for performing authentication performed on a device side when maintenance of the device is performed by a serviceman or the like, an authentication unit that issues an authentication confirmation when received authentication data is valid, A maintenance program starting unit that starts the maintenance program based on the issuance of the confirmation is provided.
[0002]
[Prior art]
In particular, periodic or non-periodic maintenance work is required for devices that involve control operations.To simplify this maintenance work, the device is equipped with a maintenance mode that can display the status of various sensors and the like. This maintenance mode is realized by driving a maintenance program. Since various control parameters can be adjusted in such a maintenance mode, it is necessary to avoid unnecessary or illegal entry into such a maintenance mode.
[0003]
In one of the conventional authentication systems at the time of maintenance, a maintenance start password is input by operating a dial button on a specific guidance screen, and when the input password matches the password read from the recording unit, the apparatus starts a maintenance operation. It switches (for example, refer to Patent Document 1).
[0004]
The use of password authentication makes it impossible for anyone who does not know the password to put the device into maintenance mode, but in order to improve the confidentiality of the password, it is necessary to use a long and hard to imagine the password. In addition, inputting such a password for each maintenance operation imposes a considerable burden. Also, if the password is leaked, a third party who knows the password can illegally switch the device to the maintenance mode.
[0005]
In a business field such as a network service, as an authentication system for distinguishing a registrant from a non-registrant, user information for authentication such as a user ID and a password is recorded in a recording medium such as a floppy disk in advance, and the recorded information is recorded. There is known a technique in which when a medium is set in an apparatus, the apparatus automatically reads out user information (authentication information) from a recording medium and performs an authentication operation (for example, see Patent Document 2). This saves the user from having to memorize the user ID and password and inputting them.
[0006]
In order to prevent unauthorized access to the maintenance mode with higher reliability, authentication is performed using both the password entered from the keyboard and the password recorded on the magneto-optical disk. There is an authentication system during maintenance in which the maintenance program is executed as long as the authentication is recorded and the authentication confirmation is recorded in the license file (for example, see Patent Document 3).
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-09-116644 (paragraphs 0005, 0010, FIG. 3)
[0008]
[Patent Document 2]
JP-A-2000-057098 (paragraphs 0012 and 0024, FIG. 5)
[0009]
[Patent Document 3]
JP 2000-311085 A (paragraph number 0021, FIG. 3)
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
In any case, recording the password on a recording medium such as a floppy disk and eliminating the trouble of entering the password using a keyboard or the like contributes to simplifying frequent maintenance work. However, in cases such as when a service person performs maintenance work while patroling devices scattered in various places, if the user forgets to carry the recording medium on which the password is recorded, the maintenance work cannot be performed, and the service will be required to retrieve the recording medium again. I have to return to the center. Further, in an emergency, it is expected that a service person without such a recording medium will go to the device site for maintenance, but in such a case, there is a disadvantage that only the recording medium must be separately delivered.
[0011]
In view of the above situation, an object of the present invention is to perform maintenance authentication basically using a recording medium on which a password is recorded, but to be able to switch the apparatus to the maintenance mode even in the case of emergency without such a recording medium. Is to provide an authentication system.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the present invention includes an authentication unit that issues an authentication confirmation when received authentication data is valid, and a maintenance program activation unit that activates a maintenance program based on the issuance of the authentication confirmation. The maintenance authentication system further includes an authentication data obtaining unit having a function of obtaining a basic password from a portable recording medium set in a media reader and a function of obtaining a one-time password input through a data input device. The authentication data acquisition unit transfers one of the basic password and the one-time password to the authentication unit as the authentication data.
[0013]
In the maintenance authentication system with this configuration, the basic password read from the recording medium for authentication is usually used as input data for authentication. However, in an emergency such as when a service person forgets the recording medium for authentication, the basic password is used. Alternatively, a one-time password input through a data input device can be used. This one-time password is also called a "one-time password", and can be used only once for authentication, or for a very short period of time, or both, and if it is used, Even if it is known to a third party, it is virtually impossible to use the password, so that high security can be obtained.
[0014]
It is convenient to employ a key matrix such as a keyboard attached to many control devices as the data input device, in which case, the one-time password is obtained by using a keyboard by a maintenance technician such as a serviceman. Although the input is performed, the one-time password itself uses a dedicated device or a password calculated by a predetermined algorithm.
[0015]
As a preferable one-time password that can be easily created at a maintenance site, a numerical value that can be calculated as a function value of current date and time data and specific numerical data is proposed as the one-time password. In this case, the function that derives such a one-time password is stored in a scientific calculator or the like, or a simple function is stored by a service person, and the numerical value corresponding to the date and time at that time and a specific value are stored. By substituting a numerical value, a numerical value to be a one-time password can be obtained.
[0016]
Further, at this time, if the specific numerical data is set to a numerical value based on an ID number assigned to a service person in advance, not only the advantage that the specific numerical value is easy to remember but also a service person who performs maintenance from the one-time password. Can also be specified.
[0017]
Further, as a preferred embodiment of the present invention, when a device to be maintained has a network communication function, a data communication unit that receives a one-time password transmitted through a network is adopted as the data input device. Is also possible. In this case, the service person who did not carry the recording medium on which the basic password was recorded will contact the service center or the like by telephone and have the one-time password transmitted to the device via a network such as the Internet. Since the transmitted password is a one-time password, even if the password is intercepted by a third party, there is substantially no security problem.
[0018]
As described above, in the authentication system for maintenance according to the present invention, in addition to the authentication process performed by reading the basic password from the portable recording medium, an authentication process using a one-time password is prepared. Even if the user forgets the portable recording medium on which the basic password is recorded, the device can be switched to the maintenance mode.
Other features and advantages according to the present invention will become apparent from the following description of embodiments with reference to the drawings.
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is an external view of a photographic printing apparatus incorporating a maintenance authentication system according to the present invention. This photographic printing apparatus exposes and develops a silver halide photographic paper P (hereinafter referred to as photographic paper P). And a
[0020]
This photographic printing apparatus is also called a digital minilab. As can be clearly understood from FIG. 2, the
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
Below this operation table, a general-purpose computer functioning as a
[0024]
As shown schematically in FIG. 2, the
[0025]
The
[0026]
The maintenance
[0027]
In addition to the OS program of the personal computer as the
[0028]
The
[0029]
In order to stably produce high-quality photographic prints P using such a photographic printing apparatus, it is necessary to switch the apparatus to a maintenance mode and perform regular or irregular maintenance work. For example, during maintenance work, if it is determined that the temperature data of the developing solution is too high and high-quality printing cannot be performed, internal data (such as the heater control temperature, etc.) must be adjusted so that the developing solution temperature is appropriate. ) Is changed and rewritten or the sensor is adjusted. As described above, specialized knowledge is required for the maintenance work, and if a person with little knowledge performs maintenance, the condition of the apparatus may be deteriorated. Also, if the user enters the maintenance mode carelessly and performs an erroneous operation, the normally operating device may suddenly malfunction.
[0030]
Therefore, in order to switch the apparatus to the maintenance mode, authentication is performed using a floppy disk or the like containing a basic password assigned to a specific service person or the like. However, this device is equipped with a configuration that allows a service person who forgets such a floppy disk for authentication or a person who does not own it to perform alternative authentication and switch the device to maintenance mode. Have been.
[0031]
Hereinafter, the authentication technique at the time of maintenance employed in the photo printing apparatus will be described with reference to an authentication process flowchart of FIG.
To perform maintenance work on the photo printing apparatus, the maintenance mode is switched to the maintenance mode by clicking a maintenance mode button with a mouse on the start screen displayed on the
[0032]
The authentication routine starts based on the request for switching to the maintenance mode. First, it is checked whether a floppy disk is mounted (# 01). Normally, when starting the maintenance, the floppy disk recording the basic password as the authentication data is to be inserted into the
[0033]
If the floppy disk inserted into the media drive 17 is not an authorized floppy disk, the branch is made to No at any of the above-described
[0034]
When a service person or an operator performs maintenance work without carrying a floppy disk as a key disk, it takes more time than using a floppy disk, but this can be done by two different recognition methods. One is to enter a one-time password through the
[0035]
In order to eliminate the need for carrying such a PDA, the preferred embodiment of the present invention proposes an algorithm that can calculate a one-time password by a very simple calculation, that is, a calculation that does not require a computer. The algorithm consists of three steps:
(1) Connect the current year, month, day, and number, and turn the digits upside down.
(2) dividing the number obtained in (1) by a specific number, for example, “1234”;
(3) A numerical value from the first to fourth decimal places of the result of the division in (2) is used as a one-time password.
For example, on March 20, 2002,
"20020320" is converted to "2302002"
Divide 2302002 by 1234,
When 1865.4797 is calculated,
“4797” is the current one-time password.
[0036]
By making the specific numerical value “1234” used in the above-mentioned algorithm different according to the user level accessing the authentication system at the time of maintenance, for example, the ID number of the serviceman or the four-digit number of the ID number By using a numerical value or the like, it is possible to specify the user level from the input one-time password.
[0037]
The one-time password thus obtained is input through the
[0038]
Even in this case, if the specific numerical value used in the algorithm is determined by the user level as described above, the user level can be grasped by the verified one-time password, which is used as an argument when starting the maintenance program. It is also possible to configure so that the items of the maintenance work that is passed and actually performed according to the level code become partially inaccessible.
[0039]
If the one-time password entered by the key and the one-time password generated on the device side do not match and cannot be verified (No in # 14), an error message such as “The input one-time password is not available” is displayed on the
[0040]
Another prescription when a serviceman or operator performs maintenance work without carrying a floppy disk as a key disk is a one-time password from a maintenance center such as a service center via a network. This is to be sent to a printing device. Request the transmission of a one-time password to the service center in some way. At this time, the serial number of the photo printing device is transmitted at the same time, and the four digits of this serial number are used as the specific numerical value of the algorithm described above. The one-time password unique to the photo printing device can be used.
[0041]
If the floppy disk has not been mounted and no key input has been made (# 01 No branch and # 10 No branch), it is checked whether a one-time password has been received (# 16). If the time password has been received through the data communication unit 19 (# 16 Yes branch), the authentication
[0042]
If the floppy disk is not mounted and neither the key input nor the data communication input is performed (# 01 No branch, # 10 No branch and # 16 No branch), is the maintenance request canceled by a button click operation on the monitor screen or the like? It is checked whether it is (# 18), and if it is canceled, this authentication routine is returned.
[0043]
In the above embodiment, a service person who has forgotten the authentication floppy disk or the like or a person who does not own it can switch the device to the maintenance mode by performing alternative authentication. In the above description, two methods of key input and data communication input can be used. However, either one of them may be used, or a configuration in which a one-time password is input through some other data input device may be adopted. Is possible within the framework of
[0044]
Furthermore, incorporating the authentication system at the time of maintenance according to the present invention is not limited to the photographic printing apparatus taken up in the description of the above embodiment, but also all the apparatuses incorporating the authentication system when shifting the control mode to a special operation such as maintenance. Applicable to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a photographic printing apparatus incorporating a maintenance authentication system according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic diagram of the photographic printing device according to FIG. 1;
FIG. 3 is a functional block diagram showing main functions related to the present invention, which are built in a controller incorporated in the photo printing apparatus.
FIG. 4 is a flowchart showing an authentication process based on the maintenance authentication system according to the present invention.
FIG. 5 is a schematic diagram showing a flow of authentication data during an authentication process.
[Explanation of symbols]
1A Operation station
1B print station
2 Film scanner
4 Controller (PC)
12 Exposure engine
17 Media Reader
18 Keyboard (data input device)
19 Data communication unit (data input device)
30 Maintenance work execution unit
31 Authentication Data Acquisition Unit
32 Authentication Department
33 One-time password generator
34 Basic Password File
35 Maintenance program starter
36 Maintenance history recording section
41 Image processing unit
42 Gradation correction unit
Claims (5)
メディアリーダにセットされた可搬記録メディアから基本パスワードを取得する機能とデータ入力機器を通じて入力されたワンタイムパスワードを取得する機能とを有する認証データ取得部が備えられ、前記認証データ取得部は前記基本パスワードと前記ワンタイムパスワードのいずれかを前記認証用データとして前記認証部に転送することを特徴とするメンテナンス時認証システム。An authentication unit that issues an authentication check when the received authentication data is valid, and a maintenance authentication system including a maintenance program starting unit that starts a maintenance program based on the issuance of the authentication check,
An authentication data obtaining unit having a function of obtaining a basic password from a portable recording medium set in a media reader and a function of obtaining a one-time password input through a data input device is provided, and the authentication data obtaining unit is An authentication system during maintenance, wherein one of a basic password and the one-time password is transferred to the authentication unit as the authentication data.
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