JP2004157239A - 光ファイバ利用太陽エネルギー輸送装置 - Google Patents
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Abstract
【課題】従来,太陽エネルギーの熱利用では,集めた熱を温水または蒸気に変換して輸送している.そのため,熱交換機や配管等の設備を必要とし,熱効率の低下や経済コストがかかる等の問題点を有している.
【解決手段】光ファイバを用いて集光された太陽光のエネルギーを伝送し,直接加熱部に放射し加熱する.
【選択図】図1
【解決手段】光ファイバを用いて集光された太陽光のエネルギーを伝送し,直接加熱部に放射し加熱する.
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は太陽エネルギーの輸送方法に関する.
【0002】
【従来の技術】
従来の太陽エネルギー利用では,その熱輸送において,太陽熱によって製造した温水あるいは蒸気を配管により輸送している.太陽熱を利用した冷暖房装置においては,その温水または蒸気を冷凍機の再生器あるいは暖房用ヒータに供給する方式をとっている.
【0003】
【特許文献1】
特開平11−232915号公報
【特許文献2】
特開2001−305473号公報
【非特許文献1】
新太陽エネルギー利用ハンドブック編集委員会,「新太陽エネルギー利用ハンドブック」,(日本),日本太陽エネルギー学会,1985年,p.756−769
【非特許文献2】
ダニエル・フォイアマン(Daniel Feuermann)外1名,「ソーラー・サージェイ・リモート・ファイバー・オプティック・イレィディエィション・ウィズ・ハイリィ・コンセントレィテッド・サンライト・イン・ルー・オブ・レーザーズ(Solar surgery: remote fiber−optic irradiation with highly concentrated sunlight in lieu of lasers)」,オプティカル・エンジニアリング(Optical Engineering),米国,ズィ・インターナショナル・ソサイアティ・フォー・オプティカル・エンジニアズ(The International Society for Optical Engineers),1998年,第37号,p.2760−2767
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これまで,太陽エネルギーを熱的に利用する場合には,太陽熱を集熱し,温水あるいは蒸気を製造し,輸送・供給していた.そのため,配管を設備する必要があるとともに,配管等から熱が損失することが避けられない.また,熱交換を複数回行うため,最終的に供給できる温度が集熱された温度よりも低下する.さらに,熱交換機や配管等の設備に経済的コストがかかり,太陽熱エネルギー利用の普及促進上の問題点となってきた.
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は集光した太陽光を光ファイバに導入し,伝送した後,光ファイバのもう一方の端より光を照射する.太陽光のエネルギーは光の状態で伝送されるため,熱配管に見られるような輸送途中における熱的な損失を発生しない.また,太陽光のエネルギーを水などの熱媒に熱交換せず,直接輸送するため,熱交換に伴う損失を発生しない.熱交換機,配管を必要としないことから,距離の離れた集光部から熱利用装置までの設備が小さくてすむ.また,ファイバの取りつけ,取り回しが容易であるため,設備しやすい.
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による吸収冷凍機の再生器加熱の一実施例を示したものである.伝熱板3の上に薄く吸収溶液4を流す.凸型レンズ2により集光された太陽光は光ファイバ1に導入・伝送され,伝熱板3に放射され,伝熱板3を加熱する.伝熱板3から熱が伝わることにより溶液4が加熱される.
【0007】
図2は本発明による暖房の一実施例を示したものである.凸型レンズ2により集光された太陽光は光ファイバ1に導入・伝送され,伝熱板3に放射され,伝熱板3を加熱する.伝熱板3から輻射および対流によって熱エネルギーが伝わることにより暖房する.
【0008】
【発明の効果】
本発明の効果を以下に列挙する.
【0009】
(1) 装置あるいは設備が簡略化できる.
【0010】
(2) 太陽エネルギーを有効利用することができる.
【図面の簡単な説明】
【図1】吸収冷凍機における本発明の一実施例の概略図
【図2】暖房装置における本発明の一実施例の概略図
【符号の説明】
1 光ファイバ
2 凸型レンズ
3 伝熱板
4 吸収溶液
【発明の属する技術分野】
本発明は太陽エネルギーの輸送方法に関する.
【0002】
【従来の技術】
従来の太陽エネルギー利用では,その熱輸送において,太陽熱によって製造した温水あるいは蒸気を配管により輸送している.太陽熱を利用した冷暖房装置においては,その温水または蒸気を冷凍機の再生器あるいは暖房用ヒータに供給する方式をとっている.
【0003】
【特許文献1】
特開平11−232915号公報
【特許文献2】
特開2001−305473号公報
【非特許文献1】
新太陽エネルギー利用ハンドブック編集委員会,「新太陽エネルギー利用ハンドブック」,(日本),日本太陽エネルギー学会,1985年,p.756−769
【非特許文献2】
ダニエル・フォイアマン(Daniel Feuermann)外1名,「ソーラー・サージェイ・リモート・ファイバー・オプティック・イレィディエィション・ウィズ・ハイリィ・コンセントレィテッド・サンライト・イン・ルー・オブ・レーザーズ(Solar surgery: remote fiber−optic irradiation with highly concentrated sunlight in lieu of lasers)」,オプティカル・エンジニアリング(Optical Engineering),米国,ズィ・インターナショナル・ソサイアティ・フォー・オプティカル・エンジニアズ(The International Society for Optical Engineers),1998年,第37号,p.2760−2767
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これまで,太陽エネルギーを熱的に利用する場合には,太陽熱を集熱し,温水あるいは蒸気を製造し,輸送・供給していた.そのため,配管を設備する必要があるとともに,配管等から熱が損失することが避けられない.また,熱交換を複数回行うため,最終的に供給できる温度が集熱された温度よりも低下する.さらに,熱交換機や配管等の設備に経済的コストがかかり,太陽熱エネルギー利用の普及促進上の問題点となってきた.
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は集光した太陽光を光ファイバに導入し,伝送した後,光ファイバのもう一方の端より光を照射する.太陽光のエネルギーは光の状態で伝送されるため,熱配管に見られるような輸送途中における熱的な損失を発生しない.また,太陽光のエネルギーを水などの熱媒に熱交換せず,直接輸送するため,熱交換に伴う損失を発生しない.熱交換機,配管を必要としないことから,距離の離れた集光部から熱利用装置までの設備が小さくてすむ.また,ファイバの取りつけ,取り回しが容易であるため,設備しやすい.
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による吸収冷凍機の再生器加熱の一実施例を示したものである.伝熱板3の上に薄く吸収溶液4を流す.凸型レンズ2により集光された太陽光は光ファイバ1に導入・伝送され,伝熱板3に放射され,伝熱板3を加熱する.伝熱板3から熱が伝わることにより溶液4が加熱される.
【0007】
図2は本発明による暖房の一実施例を示したものである.凸型レンズ2により集光された太陽光は光ファイバ1に導入・伝送され,伝熱板3に放射され,伝熱板3を加熱する.伝熱板3から輻射および対流によって熱エネルギーが伝わることにより暖房する.
【0008】
【発明の効果】
本発明の効果を以下に列挙する.
【0009】
(1) 装置あるいは設備が簡略化できる.
【0010】
(2) 太陽エネルギーを有効利用することができる.
【図面の簡単な説明】
【図1】吸収冷凍機における本発明の一実施例の概略図
【図2】暖房装置における本発明の一実施例の概略図
【符号の説明】
1 光ファイバ
2 凸型レンズ
3 伝熱板
4 吸収溶液
Claims (3)
- 集光された太陽光の持つエネルギーを光ファイバを用いて輸送し,熱駆動ヒートポンプまたはボイラあるいは炉の加熱部を加熱する方式
- 集光された太陽光の持つエネルギーを光ファイバを用いて輸送し,暖房の用に供する方式
- 集光された太陽光の持つエネルギーを光ファイバを用いて輸送し,化学反応のための加熱に供する方式
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002321181A JP2004157239A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 光ファイバ利用太陽エネルギー輸送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002321181A JP2004157239A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 光ファイバ利用太陽エネルギー輸送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004157239A true JP2004157239A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32801816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002321181A Pending JP2004157239A (ja) | 2002-11-05 | 2002-11-05 | 光ファイバ利用太陽エネルギー輸送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004157239A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100334406C (zh) * | 2004-12-29 | 2007-08-29 | 上海交通大学 | 光纤式太阳能吸光地板采暖系统 |
-
2002
- 2002-11-05 JP JP2002321181A patent/JP2004157239A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100334406C (zh) * | 2004-12-29 | 2007-08-29 | 上海交通大学 | 光纤式太阳能吸光地板采暖系统 |
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