JP2004156342A

JP2004156342A - Opening preventive mechanism for tailgate door

Info

Publication number: JP2004156342A
Application number: JP2002324022A
Authority: JP
Inventors: Shinji Miyaji; 信次宮地; Atsushi Tachibana; 敦之橘; Eijiro Nakagaki; 栄次郎中垣
Original assignee: Mitsubishi Motors Corp; Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Motors Corp; Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date: 2002-11-07
Filing date: 2002-11-07
Publication date: 2004-06-03
Anticipated expiration: 2022-11-07
Also published as: JP4168732B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To make surely preventable opening of a tailgate door in a rear collision in an opening preventive mechanism for the tailgate door. <P>SOLUTION: This opening preventive mechanism has a door body 2, a latch mechanism 6 engageable with a striker 8 and an operation handle 4 for releasing engagement of the latch mechanism 6. The latch mechanism 4 has an engaging member for engaging with the striker, an engagement releasing member for releasing engagement of the engaging member and the striker and an releasing operation lever for operating the engagement releasing member by interlocking with the operation handle, and is constituted so as to arrange a bracket 40 for checking the operation of the releasing operation lever by engaging with the releasing operation lever when the door body 2 is deformed. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両、特にワンボックスやハッチバックタイプの車両に用いて好適の、テールゲートドアの開放防止機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、ワンボックスやハッチバックタイプの自動車では、車体後部側にテールゲートが設けられており、このテールゲートドアを開閉操作することにより車両の荷室にアクセスすることができるようになっている。
ここで、図５〜図８を用いて一般的なテールゲートドアの開閉機構について説明すると、図５はその模式的な断面図、図６は図５におけるＶＡ矢視図、図７は図５におけるＶＢ矢視図、図８はその動作を説明する模式図である。
【０００３】
図５に示すように、テールゲートドア２にはドアハンドル４が設けられており、使用者はこのドアハンドル４を引き上げることでドア２のラッチ機構６と車体側のストライカ８とのロックを解除できるようになっている。詳しく説明すると、ドアハンドル４はテールゲートドア２に対して回動可能に取り付けられており、ドアハンドル４を引き上げると、ドア２内部におけるドアハンドル４の一端部４ａが図５中反時計回り（矢印Ａ方向）に回動するとともに、上記の一端部４ａに接続されたロッド１０が矢印Ｂ方向に押し下げられるようになっている。
【０００４】
また、図６及び図７に示すように、このロッド１０の下端部は、解除操作プレート１２に接続されている。ここで、この解除操作プレート１２はテールゲートドア２のインナパネル２ａ（図５参照）に固定されたブラケット１４に対して点１２ａを中心に揺動可能に取り付けられており、ロッド１０の上下動に応じて解除操作プレート１２が揺動するようになっている。なお、図６及び図７においては、テールゲートドア２及びインナパネル２ａを省略して示す。
【０００５】
また、図７に示すように、解除操作プレート１２上には解除操作レバー１６が配設されている。この解除操作レバー１６は、その上端部において回動中心１６ａを有しており、この回動中心１６ａにおいて、後述するロックプレート１８に回動可能に取り付けられている。また、回動中心１６ａよりも下方には長穴１６ｂが形成されるとともに、長穴１６ｂよりもさらに下方側には、爪部１６ｃが形成されている。
【０００６】
上記の長穴１６ｂには、解除操作プレート１２に形成された突起１２ｂが挿通しており、この突起１２ｂの先端とブラケット１４との間には、解除操作プレート１２を図中Ｅ方向に付勢するリターンスプリング２０が設けられている。
一方、図５に示すように、ラッチ機構６のストライカ８と対向する部分にはメインブラケット２２が設けられており、このメインブラケット２２には、図６に示すように、クロー２４及びポール２６が回動可能に取り付けられている。このうちクロー２４には、ストライカ８と係合する係合溝２４ａが形成されるとともに、上記ポール２６と対向する部位にポール２６と当接し得る段部２４ｂ，２４ｃが形成されている。さらに、メインブラケット２２とクロー２４との間には、図６中反時計回り（矢印Ｓ１方向）にクロー２４を付勢するリターンスプリング（図示省略）が設けられている。
【０００７】
また、ポール２６には、クロー２４に形成された２つの段部２４ｂ，２４ｃのいずれかに当接してクロー２４の回転を規制する回転規制部２６ａと、解除操作レバー１６の爪部１６ｃに対向する位置に形成された腕部２６ｂとが形成されている。また、メインブラケット２２とポール２６との間には、図６中時計回り（矢印Ｓ２方向）にポール２６を付勢するリターンスプリング（図示省略）が設けられている。
【０００８】
したがって、ドアハンドル４を引き上げて、ロッド１０が矢印Ｂ方向に押し下げられると、解除操作プレート１２が点１２ａを中心に揺動するとともに、解除操作プレート１２の突起１２ｂがリターンスプリング２０の付勢力に抗して図７中右方向に移動する。これにより、突起１２ｂに係合した解除操作レバー１６が点１６ａを中心に揺動して、爪部１６ｃが図７中右方向（図６では左方向）に移動して、爪部１６ｃがポール２６の腕部２６ｂに当接する。
【０００９】
そして、図６に示すように、解除操作レバー１６からポール２６に操作力が伝達されてポール２６が反時計回りに回動すると、それまでのクロー２４の第１段部２４ｂとポール２６の回転規制部２６ａとの係合状態が解除されてクロー２４が図示しないリターンスプリングの付勢力により反時計回りに回動する。
このとき、ドアハンドル４が十分に引き上げられていると、ロッド１０，解除操作プレート１２，解除操作レバー１６及びポール２６の移動量（又は回動量）も大きくなり、この結果、ポール２６の回転規制部２６ａとクロー２４の第２段部２４ｃとが係合することなくクロー２４が大きく回動する。これにより、ストライカ８が係合溝２４ａから外れて、図８に示すように、テールゲートドア２が開放状態となる。
【００１０】
なお、ドアハンドル４の操作量が十分でない場合には、回転規制部２６ａが第２段部２４ｃと係合して、クロー２４の回動が規制される。この場合、ドアハンドル４が操作されたにもかかわらず、クロー２４とストライカ８との係合は完全には解除されず、いわゆるハーフラッチ状態（半ドア状態）となる。
一方、図８に示すドア開放状態からテールゲートドア２を閉じると、クロー２４の係合溝２４ａにストライカ８が進入するとともに、係合溝２４ａとストライカ８との接点を入力点としてクロー２４にモーメントが作用して、クロー２４が図示しないリターンスプリングの付勢力に抗して図６中時計回り（矢印Ｓ１′方向）に回動する。このとき、ポール２６はやはり図示しないリターンスプリングにより時計回り方向（矢印Ｓ２方向）に付勢されており、ポール２６はクロー２４の外周に摺接する。そして、ドア２が完全に閉じられた位置となると、回転規制部２６ａがクロー２４の第１段部２４ｂと係合して、クロー２４のドア開放方向への回転を規制するようになっている。
【００１１】
ところで、図５における符号２８，３０はそれぞれキーシリンダ及びロック用アクチュエータであって、これらキーシリンダ２８及びアクチュエータ３０はいずれも図７に示すように、ロック用のロッド３４を介してロックプレート１８に接続されている。このロックプレート１８は点１８ａにおいて揺動可能にブラケット１４に支持されており、キーシリンダ又はアクチュエータによりキーロックが実行されると、ロッド３４が図７中Ｃ方向に移動して、ロックプレート１８が反時計回り（矢印Ｄ方向）に回転するようになっている。
【００１２】
また、上述したように、ロックプレート１８と解除操作レバー１６とは、相対回転可能に接続されており、ロックプレート１８が矢印Ｄ方向に回転すると、解除操作レバー１６が引き上げられて爪部１６ｃとポール２６の腕部２６との当接が回避されるようになっている。したがって、キーロック時にはドアハンドル４を操作しても、解除操作レバー１６の爪部１６ｃが空振りして、ポール２６及びクロー２４が回動することなくストライカのロック状態が保持されるようになっている。
【００１３】
なお、上述したようなテールゲートドアの開閉機構は一般的なものであって、例えば特許文献１にも上述と同様の構成が開示されている。
【００１４】
【特許文献１】
特開２００１−１３８７４３号公報
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のテールゲートドア開閉機構では、後方からの衝突時に、ラッチ機構６とストライカ８との係合が解除されてテールゲートドアが開くおそれがある。例えば、後部衝突が発生して、図５の白抜き矢印で示すような荷重が入力され、これによりテールゲートドア２が押し潰されてドアハンドル４とロッド１０との接続点４ａが下方に移動すると、ドアハンドル４とラッチ機構６との間の距離が減少する。そして、この減少した距離とロッド１０の全長との差が、ラッチ開錠ストローク（ラッチ機構６を開錠するためのロッド１０のストローク）を上回ると、ラッチ機構６の係合が解除されてしまうのである。
【００１６】
これをより具体的に説明すると、白抜き矢印で示す荷重の入力時にはドアハンドル４が室内側（前方）に移動して、ドアハンドル４とラッチ機構６との距離が短くなる。しかしながら、ロッド１０の長さは変化しないので、ロッド１０はラッチ機構６を解除するような動作となり、ロッド１０の移動量がラッチ開錠ストロークを超えるとラッチ機構６とストライカ８との係合が解除されてしまう。
【００１７】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、後突時等におけるテールゲートドアの開放を確実に防止できるようにした、テールゲートドアの開放防止機構を提供することを目的とする。
【００１８】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項１記載の本発明のテールゲートドアの開放防止機構は、車両の後部開口を開閉可能に設けられたドア本体と、該ドア本体に設けられ該車両のストライカに係合し得るラッチ機構と、該ドア本体に設けられ該ラッチ機構の係合を解除する操作ハンドルとをそなえ、該ラッチ機構が、該ストライカに係合する係合部材と、該係合部材と該ストライカとの係合を解除する係合解除部材と、該操作ハンドルに連動して該係合解除部材を作動させる解除操作レバーとを有するテールゲートドアの開放防止機構において、該ドア本体に変形が生じると、該解除操作レバーに係合して該解除操作レバーの作動を阻害する規制部材が設けられていることを特徴としている。
【００１９】
また、請求項２記載のテールゲートドアの開放防止機構は、車両の後部開口を開閉可能に設けられたドア本体と、該ドア本体に設けられ該車両のストライカに係合し得るラッチ機構と、該ドア本体に設けられ該ラッチ機構の係合を解除する操作ハンドルとをそなえ、該ラッチ機構が、該ストライカに係合する係合部材と、該係合部材と該ストライカとの係合を解除する係合解除部材と、該操作ハンドルに連動して該係合解除部材を作動させる解除操作レバーとを有するテールゲートドアの開放防止機構において、該ドア本体に変形が生じると、該係合解除部材に係合して該係合解除部材の作動を阻害する規制部材が設けられていることを特徴としている。
【００２０】
また、請求項３記載のテールゲートドアの開放防止機構は、車両の後部開口を開閉可能に設けられたドア本体と、該ドア本体に設けられ該車両のストライカに係合し得るラッチ機構と、該ドア本体に設けられ該ラッチ機構の係合を解除する操作ハンドルとをそなえ、該ラッチ機構が、該ストライカに係合する係合部材と、該係合部材と該ストライカとの係合を解除する係合解除部材と、該操作ハンドルに連動して該係合解除部材を作動させる解除操作レバーとを有するテールゲートドアの開放防止機構において、該ドア本体に変形が生じると、該解除操作レバー及び該係合解除部材に係合して該解除操作レバー及び該係合解除部材の作動を阻害する規制部材が設けられていることを特徴としている。
【００２１】
また、請求項４記載のテールゲートドアの開放防止機構は、車両の後部開口を開閉可能に設けられたドア本体と、該ドア本体に設けられ該車両のストライカに係合し得るラッチ機構と、該ドア本体に変形が生じると該ラッチ機構に噛み込んで該ラッチ機構の作動を阻害する規制部材とが設けられていることを特徴としている。
【００２２】
また、請求項５記載のテールゲートドアの開放防止機構は、上記請求項１〜５いずれか１項記載の構成において、該規制部材は、所定の隙間を有して上記ドア本体のアウタパネルの内面に略沿って設けられた面を有することを特徴としている。
【００２３】
【発明の実施の形態】
以下、図面により、本発明の一実施形態にかかるテールゲートドアの開放防止機構について説明すると、図１はその構成を示す模式的な断面図、図２及び図３はいずれもその要部構成を示す模式的な斜視図であって、図２は図１におけるＶ１矢視図、図３は図１におけるＶ２矢視図、図４はその作用について説明するための図である。なお、以下の説明では、上述した従来技術と重複する部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。
【００２４】
さて、図１〜図４に示すように、本実施形態では、従来の構成に対してテールゲートドア（ドア本体）２の開放防止用ブラケット（規制部材）４０が追加されている。このブラケット４０は、後突等により後方から荷重が入力されてテールゲートドア２に変形が生じた場合に、解除操作レバー１６及びポール（係合解除部材）２６に係合することにより、これら解除操作レバー１６及びポール２６の作動を阻害してテールゲートドア２の開放を防止するものである。
【００２５】
図示するように、このブラケット４０は、基部４２，受部４４，本体４６及び規制部４８を有しており、図１に示すように、テールゲートドア２のインナパネル（又はラッチリンホース）２ａに基部４２が溶着されている。
また、図１に示すように、受部４４はテールゲートドア２のアウタパネル２ｂとの間に略一定の間隔を有するとともに、上記アウタパネル２ｂに沿うような形状の面として形成されており、図２及び図３に示すように、この受部４４から前方に向かって本体４６及び規制部４８が形成されている。なお、上記の受部４４とアウタパネル２ｂとの間隔は僅かな寸法（例えば数ｍｍ程度）に設定されている。
【００２６】
また、規制部４８は、ラッチ機構６における解除操作レバー１６の爪部１６ｃ及びポール２６の腕部２６ｂ近傍に位置するように形成されるとともに、通常時にはラッチ機構６と何ら干渉しないように形成されている。したがって、通常の使用時には、従来と同様にドアハンドル（操作ハンドル）４の引き上げ動作にともないラッチ機構６が作動して、テールゲートドア２を開閉することができるようになっている。
【００２７】
一方、テールゲートドア２の後方から衝突等により衝撃力が加わると、図４に二点鎖線で示すように、テールゲートドア２が変形する過程でドア２のアウタパネル２ｂがブラケット４０の受部４４に当接し、ブラケット４０全体が前方に押されて変形するようになっている。
これにより、規制部４８がラッチ機構６の内部に入り込んで、解除操作レバー１６の爪部１６ｃ及びポール２６の腕部２６ｂと係合し、これら解除操作レバー１６及びポール２６のラッチ解除方向への作動を規制するようになっている。
【００２８】
ここで、この規制部４８について説明すると、規制部４８は、図２及び図３に示すように、前方が鋭角な楔形状（ウェッジ形状）に形成されている。また、図４に示すように、規制部４８は、先端側に形成されるとともに下向きに屈曲して形成された第１係合部（先端部）４８ａと、上記第１係合部４８ａよりも本体４６側に形成されるとともに本体４６から連続して形成された第２係合部４８ｂとを有しており、ブラケット４０の変形時には、上記第１係合部４６ａがポール２６の腕部２６ｂと係合し、第２係合部４６ｂが解除操作レバー１６の爪部１６ｃと係合するようになっている。
【００２９】
本発明の一実施形態に係るテールゲートドアの開放防止機構は、上述のように構成されているので、通常時にはドアハンドル４を引き上げることで従来の技術で説明した場合と同様にラッチ機構６を解除でき、ドア２を開放することができる。
一方、後突等によりテールゲートドア２が押し潰されてドアハンドル４とラッチ機構６との距離がせばまると、ロッド１０の長さは変化しないのでロッド１０はラッチ機構６を解除するような動作となり、これにより、結果的にドアハンドル４を引き上げた場合と同様に解除操作レバー１６及びポール２６が作動しようとする。このとき、図４に二点鎖線で示すように、テールゲートドア２の変形にともない、ドア２のアウタパネル２ｂがブラケット４０の受部４４に当接し、ブラケット４０全体が前方に押し出される。これにより、規制部４８がラッチ機構６の内部に入り込み、この規制部４８が解除操作レバー１６の爪部１６ｃ及びポール２６の腕部２６ｂと係合する。
【００３０】
したがって、後突時等にロッド１０が下方に移動した場合であっても、ブラケット４０の規制部４８が解除操作レバー１６及びポール２６と係合することにより、これらの解除操作レバー１６及びポール２６の作動が規制されて、ラッチ機構６とストライカ８との係合解除を防止できる。
特に、本実施形態においては、規制部４８の第１係合部４８ａがポール２６の腕部２６ｂと係合し、且つ、第２係合部４８ｂが解除操作レバー１６の爪部１６ｃと係合するので、これら解除操作レバー１６及びポール２６の両部材の作動が確実に規制されて、ドア２の開放防止の安全性を二重化することができる。
【００３１】
また、ブラケット４０の受部４４を、テールゲートドア２のアウタパネル２ｂとの間に略一定の間隔を有してアウタパネル２ｂに沿うような形状の面に形成することにより、ドア２の変形時に確実にブラケット４０が前方に変形して、規制部４８を解除操作レバー１６及びポール２６に係合させることができるとともに、通常状態においてはアウタパネル２ｂとブラケット４０とが当接していないので、車両走行時の振動により両部材が摺接して異音が発生するような事態を回避できる。さらには、規制部４８を楔形状に形成することにより、後突時に確実に規制部４８がラッチ機構６内に入り込み、解除操作レバー１６及びポール２６の作動を規制することができる。
【００３２】
また、ブラケット４０の基部４２をラッチリンホース２ａに溶着することにより、ブラケット４０とラッチ機構６との相対的な取り付け寸法の誤差を最小限に抑制することができる。したがって、このような観点からもブラケット４０の変形時に、規制部４８を解除操作レバー１６及びポール２６に係合させることができ、安全性の向上を図ることができる。
【００３３】
また、本発明は、従来の技術に対して上述のようなブラケット４０を追加するだけでよいので、コスト増及び重量増をほとんど招くこともないという利点がある。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述のもに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、後突時等において、ブラケット４０が解除操作レバー１６及びポール２６の両部材に係合するように構成した場合について説明したが、ブラケット４０がこれら解除操作レバー１６及びポール２６のうち少なくとも一方の部材に係合するように構成してもよい。また、解除操作レバー１６やポール２６以外のラッチ機構６を構成するいずれかの部材（例えば係合部材としてのクロー２４）に係合することで、ラッチ機構６の解除を規制するようにしてもよい。
【００３４】
さらには、上述したテールゲートドア２としては、ドアの回転支持軸が水平方向に存在するいわゆる跳ね上げ式のドアであってももよいし、ドアの回転支持軸が鉛直方向に存在するいわゆる横開きのドアであってもよい。
【００３５】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のテールゲートドアの開放防止機構によれば、ドア本体に変形が生じると、解除操作レバー及び／又は係合解除部材やラッチ機構に係合するブラケットを設けるという簡素な構成で、コスト増や重量増を招くことなく、後突時等におけるテールゲートドアの開放を確実に防止することができ、車両の安全性を大幅に向上させることができるという利点がある。
【００３６】
また、ブラケットに、アウタパネルの内面との間に所定の隙間を有してアウタパネルの内面に略沿うような面を形成することにより、後突時等において確実にブラケットを解除操作レバー及び／又は係合解除部材や、ラッチ機構に係合させることができ、車両の安全性をさらに高めることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態にかかるテールゲートドアの開放防止機構の構成を示す模式的な断面図である。
【図２】本発明の一実施形態にかかるテールゲートドアの開放防止機構の要部構成を示す模式的な斜視図であって、図１におけるＶ１矢視図である。
【図３】本発明の一実施形態にかかるテールゲートドアの開放防止機構の要部構成を示す模式的な斜視図であって、図１におけるＶ２矢視図である。
【図４】本発明の一実施形態にかかるテールゲートドアの開放防止機構の作用について説明するための図である。
【図５】一般的なテールゲートドアの開閉機構について説明するための模式図である。
【図６】一般的なテールゲートドアの開閉機構について説明するための模式図である。
【図７】一般的なテールゲートドアの開閉機構について説明するための模式図である。
【図８】一般的なテールゲートドアの開閉機構について説明するための模式図である。
【符号の説明】
２テールゲートドア（ドア本体）
４ドアハンドル（操作ハンドル）
６ラッチ機構
８ストライカ
２４クロー（係合部材）
２６ポール（係合解除部材）
１６解除操作レバー
４０ブラケット（規制部材）
４４受部（面）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tailgate door opening prevention mechanism suitable for use in vehicles such as automobiles, particularly one-box or hatchback type vehicles.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a one-box or hatchback type automobile, a tailgate is provided on a rear side of a vehicle body, and a luggage compartment of the vehicle can be accessed by opening and closing the tailgate door.
Here, a description will be given of a general tailgate door opening / closing mechanism with reference to FIGS. 5 to 8. FIG. 5 is a schematic cross-sectional view thereof, FIG. 6 is a view taken along a line VA in FIG. 5, and FIG. 8 is a schematic diagram for explaining the operation.
[0003]
As shown in FIG. 5, the tailgate door 2 is provided with a door handle 4, and the user lifts the door handle 4 to unlock the latch mechanism 6 of the door 2 and the striker 8 on the vehicle body side. I can do it. More specifically, the door handle 4 is rotatably attached to the tailgate door 2, and when the door handle 4 is pulled up, one end 4a of the door handle 4 inside the door 2 turns counterclockwise in FIG. While rotating in the direction of arrow A), the rod 10 connected to the one end 4a is pushed down in the direction of arrow B.
[0004]
As shown in FIGS. 6 and 7, the lower end of the rod 10 is connected to a release operation plate 12. Here, the release operation plate 12 is attached to a bracket 14 fixed to the inner panel 2a (see FIG. 5) of the tailgate door 2 so as to be swingable about a point 12a, and the rod 10 is vertically moved. The release operation plate 12 swings in response to the command. 6 and 7, the tailgate door 2 and the inner panel 2a are omitted.
[0005]
As shown in FIG. 7, a release operation lever 16 is provided on the release operation plate 12. The release operation lever 16 has a rotation center 16a at an upper end thereof, and is rotatably attached to a lock plate 18 described later at the rotation center 16a. An elongated hole 16b is formed below the rotation center 16a, and a claw portion 16c is formed further below the elongated hole 16b.
[0006]
A projection 12b formed on the release operation plate 12 is inserted through the elongated hole 16b, and the release operation plate 12 is urged in the direction E in the figure between the tip of the projection 12b and the bracket 14. Return spring 20 is provided.
On the other hand, as shown in FIG. 5, a main bracket 22 is provided at a portion of the latch mechanism 6 facing the striker 8, and a claw 24 and a pole 26 are provided on the main bracket 22, as shown in FIG. It is rotatably mounted. The claw 24 has an engagement groove 24a that engages with the striker 8 and has stepped portions 24b and 24c that can come into contact with the pole 26 at a portion facing the pole 26. Further, a return spring (not shown) for urging the claw 24 counterclockwise in FIG. 6 (direction of arrow S1) is provided between the main bracket 22 and the claw 24.
[0007]
Also, the pawl 26 is opposed to a rotation restricting portion 26 a that restricts the rotation of the claw 24 by contacting one of the two steps 24 b and 24 c formed on the claw 24 and a claw portion 16 c of the release operation lever 16. And an arm portion 26b formed at a position where it is located. A return spring (not shown) for urging the pawl 26 clockwise (in the direction of arrow S2) in FIG. 6 is provided between the main bracket 22 and the pawl 26.
[0008]
Thus, when the door handle 4 is pulled up and the rod 10 is pushed down in the direction of arrow B, the release operation plate 12 swings around the point 12 a and the projection 12 b of the release operation plate 12 is acted upon by the biasing force of the return spring 20. 7 moves to the right in FIG. As a result, the release operation lever 16 engaged with the projection 12b swings around the point 16a, the claw 16c moves rightward in FIG. 7 (leftward in FIG. 6), and the claw 16c is 26 abuts on the arm 26b.
[0009]
As shown in FIG. 6, when the operating force is transmitted from the release operation lever 16 to the pawl 26 and the pawl 26 rotates counterclockwise, the first step portion 24b of the claw 24 and the rotation of the pawl 26 up to that point are rotated. The engagement state with the restricting portion 26a is released, and the claw 24 rotates counterclockwise by the urging force of the return spring (not shown).
At this time, if the door handle 4 is sufficiently pulled up, the movement amount (or rotation amount) of the rod 10, the release operation plate 12, the release operation lever 16, and the pawl 26 also becomes large, and as a result, the rotation of the pawl 26 is restricted. The claw 24 largely rotates without the portion 26a and the second step portion 24c of the claw 24 engaging with each other. As a result, the striker 8 is disengaged from the engagement groove 24a, and the tailgate door 2 is opened as shown in FIG.
[0010]
When the operation amount of the door handle 4 is not sufficient, the rotation restricting portion 26a is engaged with the second step portion 24c, and the rotation of the claw 24 is restricted. In this case, although the door handle 4 is operated, the engagement between the claw 24 and the striker 8 is not completely released, and a so-called half-latch state (half-door state) is set.
On the other hand, when the tailgate door 2 is closed from the door open state shown in FIG. 8, the striker 8 enters the engaging groove 24a of the claw 24, and the contact between the engaging groove 24a and the striker 8 is used as an input point to the claw 24. When a moment acts, the claw 24 rotates clockwise in FIG. 6 (in the direction of arrow S1 ') against the urging force of a return spring (not shown). At this time, the pawl 26 is also urged clockwise (in the direction of arrow S2) by a return spring (not shown), and the pawl 26 slides on the outer periphery of the claw 24. When the door 2 comes to a completely closed position, the rotation restricting portion 26a engages with the first step portion 24b of the claw 24 to restrict the rotation of the claw 24 in the door opening direction. .
[0011]
Reference numerals 28 and 30 in FIG. 5 denote a key cylinder and a locking actuator, respectively, and both the key cylinder 28 and the actuator 30 are connected to the lock plate 18 via a locking rod 34 as shown in FIG. It is connected. The lock plate 18 is pivotally supported by the bracket 14 at a point 18a. When a key lock is performed by a key cylinder or an actuator, the rod 34 moves in the direction C in FIG. It rotates counterclockwise (in the direction of arrow D).
[0012]
Further, as described above, the lock plate 18 and the release operation lever 16 are connected to be rotatable relative to each other, and when the lock plate 18 rotates in the direction of arrow D, the release operation lever 16 is pulled up to engage the claw portion 16c. The contact of the pole 26 with the arm 26 is avoided. Therefore, even when the door handle 4 is operated at the time of key locking, the claw portion 16c of the release operation lever 16 swings, and the locked state of the striker is maintained without rotating the pawl 26 and the claw 24. I have.
[0013]
Note that the above-described tailgate door opening / closing mechanism is a general one. For example, Patent Document 1 discloses a configuration similar to the above.
[0014]
[Patent Document 1]
JP 2001-138743 A
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a conventional tailgate door opening and closing mechanism, at the time of a collision from behind, there is a possibility that the engagement between the latch mechanism 6 and the striker 8 is released and the tailgate door is opened. For example, when a rear collision occurs, a load as indicated by a white arrow in FIG. 5 is input, whereby the tailgate door 2 is crushed and the connection point 4a between the door handle 4 and the rod 10 moves downward. Then, the distance between the door handle 4 and the latch mechanism 6 decreases. When the difference between the reduced distance and the entire length of the rod 10 exceeds the latch unlocking stroke (stroke of the rod 10 for unlocking the latch mechanism 6), the engagement of the latch mechanism 6 is released. It is.
[0016]
More specifically, when a load indicated by a white arrow is input, the door handle 4 moves toward the indoor side (forward), and the distance between the door handle 4 and the latch mechanism 6 is reduced. However, since the length of the rod 10 does not change, the rod 10 operates to release the latch mechanism 6, and when the movement amount of the rod 10 exceeds the latch unlocking stroke, the engagement between the latch mechanism 6 and the striker 8 is stopped. It will be released.
[0017]
The present invention has been made in view of such a problem, and an object of the present invention is to provide a tailgate door opening prevention mechanism capable of reliably preventing the tailgate door from opening at the time of a rear collision or the like. .
[0018]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the tailgate door opening prevention mechanism according to the first aspect of the present invention can be engaged with a door body provided to be able to open and close the rear opening of the vehicle and a striker of the vehicle provided on the door body. A latch mechanism, and an operation handle provided on the door body for releasing the engagement of the latch mechanism, wherein the latch mechanism is configured to engage the striker with the engagement member; In a tailgate door opening prevention mechanism having an engagement release member for releasing the engagement and a release operation lever that operates the engagement release member in conjunction with the operation handle, when the door main body is deformed, It is characterized in that a regulating member which engages with the release operation lever and inhibits the operation of the release operation lever is provided.
[0019]
The tailgate door opening prevention mechanism according to claim 2 includes a door body provided to be able to open and close a rear opening of the vehicle, a latch mechanism provided in the door body and capable of engaging with a striker of the vehicle, An operating handle provided on the door body to release the engagement of the latch mechanism; and the latch mechanism releases the engagement member engaging the striker and the engagement member engaging the striker. A tailgate door opening prevention mechanism having a disengagement member that engages and a disengagement lever that operates the disengagement member in conjunction with the operation handle, the disengagement occurs when the door body is deformed. It is characterized in that a regulating member which engages with the member and hinders the operation of the disengagement member is provided.
[0020]
Further, the opening prevention mechanism for a tailgate door according to claim 3 is a door body provided to be capable of opening and closing a rear opening of a vehicle, a latch mechanism provided on the door body and capable of engaging with a striker of the vehicle, An operating handle provided on the door body to release the engagement of the latch mechanism; and the latch mechanism releases the engagement member engaging the striker and the engagement member engaging the striker. A tailgate door opening prevention mechanism having a disengagement member that operates and a disengagement lever that operates the disengagement member in conjunction with the operation handle, when the door body is deformed, the disengagement lever is disengaged. And a regulating member that engages with the disengagement member and inhibits operation of the disengagement lever and the disengagement member.
[0021]
Further, the opening prevention mechanism of the tailgate door according to claim 4, a door body provided to be able to open and close a rear opening of the vehicle, a latch mechanism provided in the door body and capable of engaging with a striker of the vehicle, The door body is provided with a restricting member that is engaged with the latch mechanism when the door body is deformed and hinders the operation of the latch mechanism.
[0022]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the tailgate door opening prevention mechanism according to any one of the first to fifth aspects, wherein the regulating member has a predetermined gap and an inner surface of the outer panel of the door body. Is characterized by having a surface provided substantially along.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a mechanism for preventing the opening of a tailgate door according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing the configuration, and FIGS. FIG. 2 is a schematic perspective view of FIG. 1, FIG. 2 is a view taken in the direction of arrow V1 in FIG. 1, FIG. 3 is a view taken in the direction of arrow V2 in FIG. 1, and FIG. In the following description, members that are the same as those in the above-described related art are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[0024]
Now, as shown in FIGS. 1 to 4, in this embodiment, a bracket (restriction member) 40 for preventing the tailgate door (door body) 2 from opening is added to the conventional configuration. The bracket 40 engages with the release operation lever 16 and the pawl (disengagement member) 26 when a load is input from the rear due to a rear collision or the like and the tailgate door 2 is deformed. This prevents the operation of the operation lever 16 and the pawl 26 to prevent the tailgate door 2 from being opened.
[0025]
As shown in the drawing, the bracket 40 has a base portion 42, a receiving portion 44, a main body 46, and a restricting portion 48. As shown in FIG. 1, an inner panel (or a latching hose) 2a of the tailgate door 2 is provided. The base 42 is welded.
As shown in FIG. 1, the receiving portion 44 has a substantially constant interval between the receiving portion 44 and the outer panel 2b of the tailgate door 2, and is formed as a surface along the outer panel 2b. As shown in FIG. 3, a main body 46 and a regulating portion 48 are formed from the receiving portion 44 toward the front. The distance between the receiving portion 44 and the outer panel 2b is set to a small dimension (for example, about several mm).
[0026]
The restricting portion 48 is formed so as to be located in the vicinity of the claw portion 16c of the release operation lever 16 and the arm portion 26b of the pawl 26 in the latch mechanism 6 and does not interfere with the latch mechanism 6 at normal times. ing. Therefore, during normal use, the latch mechanism 6 is operated in accordance with the lifting operation of the door handle (operation handle) 4 as in the related art, so that the tailgate door 2 can be opened and closed.
[0027]
On the other hand, when an impact force is applied from behind the tailgate door 2 due to a collision or the like, as shown by a two-dot chain line in FIG. , And the whole bracket 40 is pushed forward and deformed.
As a result, the restricting portion 48 enters the inside of the latch mechanism 6 and engages with the claw portion 16c of the release operation lever 16 and the arm portion 26b of the pawl 26, whereby the release operation lever 16 and the pawl 26 move in the latch release direction. The operation is regulated.
[0028]
Here, the restricting portion 48 will be described. As shown in FIGS. 2 and 3, the restricting portion 48 is formed in a wedge shape (a wedge shape) with an acute front. In addition, as shown in FIG. 4, the regulating portion 48 is formed on the distal end side and bent downward and formed with a first engaging portion (distal end portion) 48a and a first engaging portion 48a. A second engaging portion 48b formed on the side of the main body 46 and formed continuously from the main body 46. When the bracket 40 is deformed, the first engaging portion 46a is , And the second engagement portion 46b is engaged with the claw portion 16c of the release operation lever 16.
[0029]
Since the opening prevention mechanism of the tailgate door according to one embodiment of the present invention is configured as described above, the latch mechanism 6 is normally pulled up by pulling up the door handle 4 in the same manner as described in the related art. The door 2 can be released and the door 2 can be opened.
On the other hand, when the tailgate door 2 is crushed due to a rear collision or the like and the distance between the door handle 4 and the latch mechanism 6 is reduced, the length of the rod 10 does not change, so that the rod 10 releases the latch mechanism 6. As a result, the release operation lever 16 and the pawl 26 attempt to operate in the same manner as when the door handle 4 is pulled up. At this time, as shown by a two-dot chain line in FIG. 4, as the tailgate door 2 is deformed, the outer panel 2b of the door 2 comes into contact with the receiving portion 44 of the bracket 40, and the entire bracket 40 is pushed forward. As a result, the restricting portion 48 enters the inside of the latch mechanism 6, and the restricting portion 48 engages with the claw portion 16c of the release operation lever 16 and the arm portion 26b of the pawl 26.
[0030]
Therefore, even when the rod 10 moves downward at the time of a rear collision or the like, when the regulating portion 48 of the bracket 40 engages with the release operation lever 16 and the pawl 26, the release operation lever 16 and the pawl 26 Of the latch mechanism 6 and the striker 8 can be prevented from being disengaged.
In particular, in the present embodiment, the first engaging portion 48a of the regulating portion 48 is engaged with the arm portion 26b of the pawl 26, and the second engaging portion 48b is engaged with the claw portion 16c of the release operation lever 16. Therefore, the operation of both the release operation lever 16 and the pawl 26 is reliably restricted, and the safety of opening the door 2 can be doubled.
[0031]
In addition, the receiving portion 44 of the bracket 40 is formed on the surface along the outer panel 2b with a substantially constant interval between the bracket 40 and the outer panel 2b of the tailgate door 2, so that the door 2 can be reliably formed when the door 2 is deformed. The bracket 40 is deformed forward so that the regulating portion 48 can be engaged with the release operation lever 16 and the pawl 26, and the outer panel 2b and the bracket 40 are not in contact with each other in a normal state. It is possible to avoid a situation in which the two members are in sliding contact with each other due to the vibration and noise is generated. Furthermore, by forming the restricting portion 48 in a wedge shape, the restricting portion 48 can reliably enter the latch mechanism 6 at the time of a rear collision, and can restrict the operation of the release operation lever 16 and the pawl 26.
[0032]
Further, by welding the base 42 of the bracket 40 to the latch ring hose 2a, it is possible to minimize an error in the relative mounting dimension between the bracket 40 and the latch mechanism 6. Therefore, from such a viewpoint, when the bracket 40 is deformed, the restricting portion 48 can be engaged with the release operation lever 16 and the pawl 26, and safety can be improved.
[0033]
In addition, the present invention has the advantage that cost and weight are hardly increased because only the bracket 40 described above is added to the conventional technology.
Although the embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above, and various changes can be made without departing from the spirit of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the case has been described in which the bracket 40 is configured to engage with both members of the release operation lever 16 and the pawl 26 at the time of a rear collision or the like. And at least one member of the pawl 26. Further, the release of the latch mechanism 6 may be restricted by engaging with any member (for example, a claw 24 as an engagement member) of the latch mechanism 6 other than the release operation lever 16 and the pawl 26. Good.
[0034]
Further, the above-mentioned tailgate door 2 may be a so-called flip-up type door in which the rotation support shaft of the door exists in the horizontal direction, or a so-called horizontal type in which the rotation support shaft of the door exists in the vertical direction. It may be an open door.
[0035]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the tailgate door opening prevention mechanism of the present invention, when the door main body is deformed, the release operation lever and / or the engagement release member and the bracket that engages with the latch mechanism are provided. With a simple configuration, there is an advantage that the opening of the tailgate door at the time of a rear collision or the like can be reliably prevented without incurring an increase in cost and weight, and the safety of the vehicle can be greatly improved. .
[0036]
Further, by forming a surface of the bracket substantially along the inner surface of the outer panel with a predetermined gap between the bracket and the inner surface of the outer panel, the bracket can be securely released at the time of a rear collision or the like. There is an advantage that it can be engaged with the disengagement member or the latch mechanism, and the safety of the vehicle can be further enhanced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view illustrating a configuration of a tailgate door opening prevention mechanism according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic perspective view showing a configuration of a main part of a tailgate door opening prevention mechanism according to one embodiment of the present invention, and is a view taken in the direction of arrow V1 in FIG.
FIG. 3 is a schematic perspective view showing a configuration of a main part of a tailgate door opening prevention mechanism according to one embodiment of the present invention, and is a view taken in the direction of arrow V2 in FIG.
FIG. 4 is a diagram for explaining the operation of the tailgate door opening prevention mechanism according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a schematic diagram for explaining a general tailgate door opening / closing mechanism.
FIG. 6 is a schematic diagram for explaining a general tailgate door opening / closing mechanism.
FIG. 7 is a schematic diagram for explaining a general tailgate door opening / closing mechanism.
FIG. 8 is a schematic diagram for explaining a general tailgate door opening / closing mechanism.
[Explanation of symbols]
2 Tailgate door (door body)
4 door handle (operation handle)
6 latch mechanism 8 striker 24 claw (engaging member)
26 Pole (disengagement member)
16 Release operation lever 40 Bracket (restriction member)
44 Receiving part (surface)

Claims

A door body provided to be able to open and close the rear opening of the vehicle,
A latch mechanism provided on the door body and capable of engaging with a striker of the vehicle;
An operation handle provided on the door body to release the engagement of the latch mechanism;
The latch mechanism operates the engagement member engaging with the striker, the engagement release member releasing the engagement between the engagement member and the striker, and the engagement release member in conjunction with the operation handle. A tailgate door opening prevention mechanism having a release operation lever for
An opening prevention mechanism for a tailgate door, wherein a regulating member is provided for engaging with the release operation lever when the door main body is deformed and inhibiting operation of the release operation lever.

A door body provided to be able to open and close the rear opening of the vehicle,
A latch mechanism provided on the door body and capable of engaging with a striker of the vehicle;
An operation handle provided on the door body to release the engagement of the latch mechanism;
The latch mechanism operates the engagement member engaging with the striker, the engagement release member releasing the engagement between the engagement member and the striker, and the engagement release member in conjunction with the operation handle. A tailgate door opening prevention mechanism having a release operation lever for
An opening prevention mechanism for a tailgate door, characterized in that a regulating member is provided which engages with the disengagement member and hinders the operation of the disengagement member when the door body is deformed.

A door body provided to be able to open and close the rear opening of the vehicle,
A latch mechanism provided on the door body and capable of engaging with a striker of the vehicle;
An operation handle provided on the door body to release the engagement of the latch mechanism;
The latch mechanism operates the engagement member engaging with the striker, the engagement release member releasing the engagement between the engagement member and the striker, and the engagement release member in conjunction with the operation handle. A tailgate door opening prevention mechanism having a release operation lever for
When the door body is deformed, a regulating member is provided which engages with the release operation lever and the engagement release member and inhibits the operation of the release operation lever and the engagement release member. To prevent the tailgate door from opening.

A door body provided to be able to open and close the rear opening of the vehicle,
A latch mechanism provided on the door body and capable of engaging with a striker of the vehicle;
A tailgate door opening prevention mechanism, characterized in that a restriction member is provided which engages with the latch mechanism when the door body is deformed and hinders the operation of the latch mechanism.

The tailgate door according to any one of claims 1 to 5, wherein the regulating member has a surface provided substantially along an inner surface of the outer panel of the door body with a predetermined gap. Opening prevention mechanism.