JP2004155734A - 頭髪用化粧水 - Google Patents
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Abstract
【課題】配合してあるアスコルビン酸の効力を安定に維持するとともに、さらにアスコルビン酸の配合量を高めた新規な頭髪用化粧水、好ましくは、育毛効果や脱毛防止効果を増強した新規なヘアトニックや育毛剤を提供する。
【解決手段】アスコルビン酸又はアスコルビン酸とともに亜鉛化合物を溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水。グリセリンに対するアスコルビン酸の溶解量が2〜15重量%であり、亜鉛化合物(グルコン酸亜鉛や硫酸亜鉛など)の溶解量が3重量%以下であることが好ましい。
【選択図】 なし
【解決手段】アスコルビン酸又はアスコルビン酸とともに亜鉛化合物を溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水。グリセリンに対するアスコルビン酸の溶解量が2〜15重量%であり、亜鉛化合物(グルコン酸亜鉛や硫酸亜鉛など)の溶解量が3重量%以下であることが好ましい。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、頭髪用化粧水に関する。詳しくは、アスコルビン酸を配合してなる頭髪用化粧水に関する。さらに詳しくは、アスコルビン酸を安定した状態で配合してなる頭髪用化粧水に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特表2001−513076号公報
【特許文献2】特表2002−505894号公報
【特許文献3】特表2001−531526号公報
【特許文献4】特開平8−183726号公報
【0003】
従来から、アスコルビン酸は、強力な生体内還元作用を有することで知られていて、メラニン還元、過酸化脂質還元、また、コラーゲン体内生成時のリジンやプロリンのハイドロ化に作用することから、肌の老化防止効果を有するので、各種の化粧品中に配合され、使用されている。
【0004】
アスコルビン酸の常態は、白色の結晶又は粉末であり、この状態では比較的安定である。しかし、本来は水溶性ビタミンであるアスコルビン酸は、水に溶解すると非常に不安定となり、光、熱、pH、金属イオンなどによって容易に酸化される。
【0005】
アスコルビン酸の強い還元性は、平面なγ−ラクトン環2・3エンジオール基にあるアスコルビン酸モノアニオンの電子酸化によってモノデヒドロアスコルビン酸ラジカルが生じるからである。この過程がアスコルビン酸の還元性である。
【0006】
さらに、電子が酸化されてデヒドロアスコルビン酸になるが、デヒドロアスコルビン酸も水溶液中では、−C(=O)−C(=O)− ではない。
デヒドロアスコルビン酸はDKGに加水分解される。このDKGは不可逆的ではあるが、デヒドロアスコルビン酸に還元してアスコルビン酸を再生させる働きをする。
【0007】
従来の技術を調べると、例えば、特表2001−513076号公報の手続補正書には、アスコルビン酸の脂肪酸エステル、アスコルビン酸の脂肪酸エステルの塩及びこれらの群から選ばれるアスコルビン酸化合物、及びポリエチレングリコール、エトキシジグリコール、ブチレングリコール、カプリングリセリド、カプリルグリセリド、乳酸アルキル及びそれらの混合物からなる群から選ばれる溶媒に、少なくとも一つの水溶性成分を、該溶媒が存在しないときにみられる変色又は沈殿を防ぐに十分な量で溶解又は懸濁させ、室温で少なくとも3か月間保存したときに沈殿又は変色を生じないように安定化してなる組成物について開示されている。しかしながら、上記の公報に記載されているのは、アスコルビン酸の脂肪酸エステル、アスコルビン酸の脂肪酸エステルの塩及びこれらの群から選ばれるアスコルビン酸化合物が上記グリコール類やグリセリド類などの溶媒中で安定であるということであって、アスコルビン酸そのものの溶解安定性について開示するものではない。また、アスコルビン酸のグリセリン溶解性について開示するものではない。
【0008】
本発明者らは、水に溶解した状態ではきわめて不安定となるアスコルビン酸を頭髪用化粧水などの液状化粧品中に原料として配合したとき、アスコルビン酸そのものの効力を安定に維持する方法を開発すべく、アスコルビン酸の酸化の機作について研究を続け、アスコルビン酸は、上記のように酸化されやすいが、2・3エンジオール基をコーティングすると、モノデヒドロアスコルビン酸への生成は抑えられてアスコルビン酸が安定化することに着目し、さらに研究を続け、本発明を完成するに至った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、本発明は、配合してあるアスコルビン酸の効力を安定に維持するとともに、さらにアスコルビン酸の配合量を高めた新規な頭髪用化粧水、好ましくは、育毛効果や脱毛防止効果を増強した新規なヘアトニックや育毛剤などを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、アスコルビン酸を溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水である。
すなわち、本発明者らは、アスコルビン酸をグリセリンに溶解させると、アスコルビン酸の効力が安定化することを見出した。従来、アスコルビン酸エステルの溶媒としては、ポリエチレングリコールエステル、プロピレンカーボネイト、カプリングリセリドなどが知られているが、本発明者らの知見によれば、アスコルビン酸そのものの保存には、安定性の点でグリセリンを用いるのが最も効果的である。また、本発明者らは、グリセリンを溶媒として用いると、アスコルビン酸そのものを最も高濃度に溶解させることができることを見出した。
【0011】
本発明のうち請求項2に記載の発明は、グリセリンに対するアスコルビン酸の溶解量が2〜15重量%である請求項1に記載の頭髪用化粧水である。
従来から、アスコルビン酸そのものの溶解量は、溶媒重量に対してせいぜい2〜3重量%であるとされているが、本発明者らは、アスコルビン酸をグリセリンに溶解させると、最大15重量%まで溶解できることを知見した。
【0012】
本発明のうち請求項3に記載の発明は、アスコルビン酸と亜鉛化合物とを溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水である。
アスコルビン酸は、その強い生体内還元作用により、メラニン還元、過酸化脂質還元などの作用を有するから、各種の化粧品に配合され、使用されているが、生体内でのコラーゲン生成にはアスコルビン酸と同様に、亜鉛が大きな働きをしている(Biochem. Bio Acta, 304:457,1978 )。アスコルビン酸のγ−ラクトン環2・3エンジオール基の電子酸化をグリセリンがコーティングすることで酸化を抑えることができれば、デヒドロアスコルビン酸に移行しないので、グリセリンを溶媒として用いることによって、アスコルビン酸と亜鉛化合物は安定的に配合できる。したがって、本発明は、アスコルビン酸とともに亜鉛化合物を頭髪用化粧水の原料中に安定的に配合できるので、頭髪用化粧水としての育毛効果や脱毛防止効果をさらに高めることができる。本発明者らは、これらの事実を試験によって確認することができた。
【0013】
本発明のうち請求項4に記載の発明は、グリセリンに対するアスコルビン酸の溶解量が2〜15重量%であり、亜鉛化合物の溶解量が3重量%以下である請求項3に記載の頭髪用化粧水である。
本発明者らは、アスコルビン酸を亜鉛化合物とともにグリセリンに溶解させるとアスコルビン酸がさらに安定化する上、その溶解量をさらに高めることができることを見出した。アスコルビン酸の溶解性と安定性の増強には、ホウソ化合物やモリブデンの使用も有用であるが、アスコルビン酸については亜鉛化合物を併用することがアスコルビン酸の安定化に最も効果的であり、かつ、溶解量を最大にすることができる。
【0014】
本発明のうち請求項5に記載の発明は、グリセリンに2〜15重量%のアスコルビン酸を溶解させたものに3重量%以下の亜鉛化合物を添加し、さらに適量のアミノ酸と未局所血管拡張剤、約1重量%のリン脂質を混合・溶解させたものを配合してなる頭髪用化粧水である。
【0015】
本発明のうち請求項6に記載の発明は、亜鉛化合物として、グルコン酸亜鉛を用いる請求項3から5のいずれかに記載の頭髪用化粧水である。
また、本発明のうち請求項7に記載の発明は、亜鉛化合物として、硫酸亜鉛を用いる請求項3から5のいずれかに記載の頭髪用化粧水である。
本発明は、用いる亜鉛化合物について、特に限定するものではないが、グルコン酸亜鉛又は硫酸亜鉛を使用すると、アスコルビン酸の安定性と溶解性の点においてきわめて好ましい効果を得ることができる。
【0016】
本発明のうち請求項8に記載の発明は、頭髪用化粧水が、育毛剤ないしヘアトニックである請求項1から7のいずれかに記載の頭髪用化粧水である。
本発明は、頭髪用化粧水であれば幅広く適用できるが、好ましくは、ヘアトニック(ヘアローションともいわれている。)、育毛剤(養毛剤、発毛促進剤、毛生え薬ともいわれている。)などへの応用を挙げることができる。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
【0017】
また、本発明者らは、ヒトの毛髪に関して以下の知見を有する。
ヒトの毛のうの数は、幼児期までに決まってしまい、その数は原則として増加しない。また、毛のうがある間は、いわゆる頭髪の本数は変化しない。頭髪が薄くなるのは、毛の太さに起因すると考えられる。すなわち、毛球が大きいほど太い毛が成長するものと考えられる。毛のうは、表皮が真皮に落ち込んでできているもので、真皮が薄いと毛のうは大きくなれない。すなわち、真皮が薄いと毛球は大きくなれない。なお、頭頂、前頭の毛が薄くなる場合が多いが、後頭、側頭部は比較的薄くなりにくい。これは、頭頂、前頭は真皮層が薄く、後頭、側頭部は真皮層が比較的厚いことに一因があると考えられる。前頭、頭頂は紫外線を浴びやすく、真皮のコラーゲン硬化、減少を起こしやすいことと関係があるものと考えられる。
【0018】
そこで、育毛剤やヘアトニックなどの頭髪用化粧水にアスコルビン酸又はアスコルビン酸と亜鉛を供給することにより、真皮でのコラーゲン生成を促進させるとともに、毛乳頭からの栄養吸収、老廃物排泄、酸素供給を活発にすることができるものと考えられる。また、頭髪用化粧水は、アミノ酸、局所血管拡張剤、リン脂質を配合することによって、毛母細胞の分裂を活発にすることができるものと考えられる。
これらの作用により、頭皮の真皮層は柔らかくなり、かつ、厚くなり、毛球が大きくなることを促進する。
【0019】
本発明で用いるアスコルビン酸は、L−体はビタミンCと同一であり、新鮮な野菜、果実に多く含まれ、熱や水分に対して不安定である。本発明は、アスコルビン酸の脂肪酸エステルやその塩、アスコルビン酸化合物などではなく、アスコルビン酸そのものを配合した頭髪用化粧水において、そのアスコルビン酸の安定化を図るものである。
【0020】
また、本発明で用いるグリセリンは、グリセロールとも称され、3価のアルコールの一つであり、通常は無色透明の粘稠性の液で、味は甘い。非常に吸湿性が高く、水やアルコールと良く混合する。グリセリンは、皮膚の諸細胞を膨潤、柔軟にし、角質の落屑を防ぎ、皮膚の吸収力を助ける働きがある。
本発明に係る化粧品には、グルセリンとともに、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、コンドロイチン硫酸塩、ピロリドンカルボン酸、ヒアルロン酸などの、通常、皮膚を柔軟に保持する働きがあるとして育毛剤やヘアトニックに使用されている原料を併用して差し支えない。
【0021】
本発明に係る頭髪用化粧水には、アスコルビン酸や亜鉛化合物の他に、エタノール、ビタミンB、ビタミンE、パントテン酸、レゾルシン、メントール、ヒノキチオール、トウガラシチンキ、サリチリ酸、ジンクピリジオンなどの、通常、ヘアトニック又は育毛剤に配合される原料を併用して差し支えない。
【0022】
本発明に係る頭髪用化粧水は、アスコルビン酸又はアスコルビン酸と亜鉛化合物とをグリセリンに溶解させたものを配合してある以外は、従来の頭髪用化粧水と異なるところはない。すなわち、本発明において、アスコルビン酸と亜鉛化合物は必ずグリセリンに溶解させ、そのアスコルビン酸又はアスコルビン酸と亜鉛化合物を溶解させたグリセリンを他の原料と混合する必要がある。その理由は、アスコルビン酸をグリセリン以外の原料に溶解させたのでは酸化を防止できず、また、亜鉛化合物をアスコルビン酸とともにグリセリンに溶解させることによって、グリセリンの安定化を高めることができ、かつ、アスコルビン酸の溶解量を上げることができるからである。
以下、本発明を試験例及び実施例をもってさらに詳細に説明する。
【0023】
【試験例1】
《アスコルビン酸の安定性確認試験(その1)》
(1)試験方法
グリセリン1215g、アスコルビン酸80gからなる溶液を作成した。この溶液を20mLづつ20本の遮光瓶に分注し、さらに、これらを、AグループとBグループに分けた。Aグループを室温、Bグループを40℃にて保存し、アスコルビン酸の変化を調べた。
(2)測定方法
色調は、目視観察した。
アスコルビン酸は、インドール滴定法を用いて測定した。
また、併せて、日本食品分析センターに委託して高速クロマトグラフ法による分析をおこなった。
【0024】
(4)考察
本試験により、アスコルビン酸をグリセリン中に溶解させると、高温に保存してもアスコルビン酸が分解せず、安定に保存されることが確認された。
【0025】
【試験例2】
《アスコルビン酸の安定性確認試験(その2)》
(1)試験方法
グリセリン1215g、アスコルビン酸100g、グルコン酸亜鉛130mgからなる溶液を作成した。この溶液を20mLづつ20本の遮光瓶に分注し、さらに、これらを、AグループとBグループに分けた。Aグループを室温、Bグループを40℃にて保存し、アスコルビン酸の変化を調べた。
(2)測定方法
色調は、目視観察した。
アスコルビン酸は、インドール滴定法を用いて測定した。
また、併せて、日本食品分析センターに委託して高速クロマトグラフ法による分析をおこなった。
【0026】
(4)考察
本試験により、アスコルビン酸を亜鉛化合物とともにグリセリン中に溶解させると、亜鉛化合物を添加しなかったときに比べて、アスコルビン酸の溶解量を高めることができるとともに、高温に保存してもアスコルビン酸が分解せず、安定に保存できることが確認された。
【0027】
【実施例1】
《育毛剤の製造例(その1)》
グリセリンに10重量%のアスコルビン酸を溶解させたものに、さらに2重量%の硫酸亜鉛を添加し、これに1重量%のアミノ酸と1重量%の未局所血管拡張剤、1重量%のリン脂質を添加して混合・溶解させ、香料を加えたものをエタノールで希釈して女性用育毛剤を製した。
【0028】
【実施例2】
《育毛剤の製造例(その2)》
グリセリンに15重量%のアスコルビン酸を溶解させたものに、さらに2重量%のグルコン酸亜鉛を添加し、これに1重量%のアミノ酸と2重量%の未局所血管拡張剤、1重量%のリン脂質を添加して混合・溶解させ、香料を加えたものをエタノールで希釈して男性用育毛剤を製した。
【0029】
【試験例3】
《育毛剤の使用試験》
(1)試験方法
実施例2で製した育毛剤を使用している男性の検者(試用者)5名について、試用した育毛剤の印象を聴取し、かつ、目視により育毛効果を確認した。
(2)試験結果
イ.「抜け毛」について
検者全員(5名)が使用後1か月くらいで、抜け毛が減少してきたとの印象を持った。
ロ.「白髪」について
検者中の3名が使用後1〜2か月くらいで、白髪が目立たなくなったとの印象を持った。
ハ.「毛の太さ」について
検者全員(5名)が使用後2か月くらいで、特に頭頂部の毛髪が太くなったとの印象を持った。
ニ.「真皮の厚さ」について
検者全員(5名)が使用後1〜2か月くらいで、頭頂部の頭皮に弾力が出てきたとの印象を持った。
(3)考察
実施例2の育毛剤は、試用開始後1〜2か月くらいで、育毛効果を上げていることが理解できる。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明するとおり、本発明は、アスコルビン酸を溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水であるので、従来の頭髪用化粧水に比べて、アスコルビン酸を安定的に、かつ多量に配合することができる。
また、本発明は、アスコルビン酸に亜鉛化合物を併用し、両者を溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水とするときは、従来の頭髪用化粧水に比べて、アスコルビン酸をさらに安定的に、かつ、さらに多量に配合することができる。
したがって、本発明に係る頭髪用化粧水は、従来の頭髪用化粧水に比べて、使用開始後ほどなくして、抜け毛が減少し、白髪が目立たなくなるとか、毛髪が太くなったように感じられるなど、育毛効果や脱毛防止効果がきわめて大きいものである。
【発明の属する技術分野】
本発明は、頭髪用化粧水に関する。詳しくは、アスコルビン酸を配合してなる頭髪用化粧水に関する。さらに詳しくは、アスコルビン酸を安定した状態で配合してなる頭髪用化粧水に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特表2001−513076号公報
【特許文献2】特表2002−505894号公報
【特許文献3】特表2001−531526号公報
【特許文献4】特開平8−183726号公報
【0003】
従来から、アスコルビン酸は、強力な生体内還元作用を有することで知られていて、メラニン還元、過酸化脂質還元、また、コラーゲン体内生成時のリジンやプロリンのハイドロ化に作用することから、肌の老化防止効果を有するので、各種の化粧品中に配合され、使用されている。
【0004】
アスコルビン酸の常態は、白色の結晶又は粉末であり、この状態では比較的安定である。しかし、本来は水溶性ビタミンであるアスコルビン酸は、水に溶解すると非常に不安定となり、光、熱、pH、金属イオンなどによって容易に酸化される。
【0005】
アスコルビン酸の強い還元性は、平面なγ−ラクトン環2・3エンジオール基にあるアスコルビン酸モノアニオンの電子酸化によってモノデヒドロアスコルビン酸ラジカルが生じるからである。この過程がアスコルビン酸の還元性である。
【0006】
さらに、電子が酸化されてデヒドロアスコルビン酸になるが、デヒドロアスコルビン酸も水溶液中では、−C(=O)−C(=O)− ではない。
デヒドロアスコルビン酸はDKGに加水分解される。このDKGは不可逆的ではあるが、デヒドロアスコルビン酸に還元してアスコルビン酸を再生させる働きをする。
【0007】
従来の技術を調べると、例えば、特表2001−513076号公報の手続補正書には、アスコルビン酸の脂肪酸エステル、アスコルビン酸の脂肪酸エステルの塩及びこれらの群から選ばれるアスコルビン酸化合物、及びポリエチレングリコール、エトキシジグリコール、ブチレングリコール、カプリングリセリド、カプリルグリセリド、乳酸アルキル及びそれらの混合物からなる群から選ばれる溶媒に、少なくとも一つの水溶性成分を、該溶媒が存在しないときにみられる変色又は沈殿を防ぐに十分な量で溶解又は懸濁させ、室温で少なくとも3か月間保存したときに沈殿又は変色を生じないように安定化してなる組成物について開示されている。しかしながら、上記の公報に記載されているのは、アスコルビン酸の脂肪酸エステル、アスコルビン酸の脂肪酸エステルの塩及びこれらの群から選ばれるアスコルビン酸化合物が上記グリコール類やグリセリド類などの溶媒中で安定であるということであって、アスコルビン酸そのものの溶解安定性について開示するものではない。また、アスコルビン酸のグリセリン溶解性について開示するものではない。
【0008】
本発明者らは、水に溶解した状態ではきわめて不安定となるアスコルビン酸を頭髪用化粧水などの液状化粧品中に原料として配合したとき、アスコルビン酸そのものの効力を安定に維持する方法を開発すべく、アスコルビン酸の酸化の機作について研究を続け、アスコルビン酸は、上記のように酸化されやすいが、2・3エンジオール基をコーティングすると、モノデヒドロアスコルビン酸への生成は抑えられてアスコルビン酸が安定化することに着目し、さらに研究を続け、本発明を完成するに至った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、本発明は、配合してあるアスコルビン酸の効力を安定に維持するとともに、さらにアスコルビン酸の配合量を高めた新規な頭髪用化粧水、好ましくは、育毛効果や脱毛防止効果を増強した新規なヘアトニックや育毛剤などを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、アスコルビン酸を溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水である。
すなわち、本発明者らは、アスコルビン酸をグリセリンに溶解させると、アスコルビン酸の効力が安定化することを見出した。従来、アスコルビン酸エステルの溶媒としては、ポリエチレングリコールエステル、プロピレンカーボネイト、カプリングリセリドなどが知られているが、本発明者らの知見によれば、アスコルビン酸そのものの保存には、安定性の点でグリセリンを用いるのが最も効果的である。また、本発明者らは、グリセリンを溶媒として用いると、アスコルビン酸そのものを最も高濃度に溶解させることができることを見出した。
【0011】
本発明のうち請求項2に記載の発明は、グリセリンに対するアスコルビン酸の溶解量が2〜15重量%である請求項1に記載の頭髪用化粧水である。
従来から、アスコルビン酸そのものの溶解量は、溶媒重量に対してせいぜい2〜3重量%であるとされているが、本発明者らは、アスコルビン酸をグリセリンに溶解させると、最大15重量%まで溶解できることを知見した。
【0012】
本発明のうち請求項3に記載の発明は、アスコルビン酸と亜鉛化合物とを溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水である。
アスコルビン酸は、その強い生体内還元作用により、メラニン還元、過酸化脂質還元などの作用を有するから、各種の化粧品に配合され、使用されているが、生体内でのコラーゲン生成にはアスコルビン酸と同様に、亜鉛が大きな働きをしている(Biochem. Bio Acta, 304:457,1978 )。アスコルビン酸のγ−ラクトン環2・3エンジオール基の電子酸化をグリセリンがコーティングすることで酸化を抑えることができれば、デヒドロアスコルビン酸に移行しないので、グリセリンを溶媒として用いることによって、アスコルビン酸と亜鉛化合物は安定的に配合できる。したがって、本発明は、アスコルビン酸とともに亜鉛化合物を頭髪用化粧水の原料中に安定的に配合できるので、頭髪用化粧水としての育毛効果や脱毛防止効果をさらに高めることができる。本発明者らは、これらの事実を試験によって確認することができた。
【0013】
本発明のうち請求項4に記載の発明は、グリセリンに対するアスコルビン酸の溶解量が2〜15重量%であり、亜鉛化合物の溶解量が3重量%以下である請求項3に記載の頭髪用化粧水である。
本発明者らは、アスコルビン酸を亜鉛化合物とともにグリセリンに溶解させるとアスコルビン酸がさらに安定化する上、その溶解量をさらに高めることができることを見出した。アスコルビン酸の溶解性と安定性の増強には、ホウソ化合物やモリブデンの使用も有用であるが、アスコルビン酸については亜鉛化合物を併用することがアスコルビン酸の安定化に最も効果的であり、かつ、溶解量を最大にすることができる。
【0014】
本発明のうち請求項5に記載の発明は、グリセリンに2〜15重量%のアスコルビン酸を溶解させたものに3重量%以下の亜鉛化合物を添加し、さらに適量のアミノ酸と未局所血管拡張剤、約1重量%のリン脂質を混合・溶解させたものを配合してなる頭髪用化粧水である。
【0015】
本発明のうち請求項6に記載の発明は、亜鉛化合物として、グルコン酸亜鉛を用いる請求項3から5のいずれかに記載の頭髪用化粧水である。
また、本発明のうち請求項7に記載の発明は、亜鉛化合物として、硫酸亜鉛を用いる請求項3から5のいずれかに記載の頭髪用化粧水である。
本発明は、用いる亜鉛化合物について、特に限定するものではないが、グルコン酸亜鉛又は硫酸亜鉛を使用すると、アスコルビン酸の安定性と溶解性の点においてきわめて好ましい効果を得ることができる。
【0016】
本発明のうち請求項8に記載の発明は、頭髪用化粧水が、育毛剤ないしヘアトニックである請求項1から7のいずれかに記載の頭髪用化粧水である。
本発明は、頭髪用化粧水であれば幅広く適用できるが、好ましくは、ヘアトニック(ヘアローションともいわれている。)、育毛剤(養毛剤、発毛促進剤、毛生え薬ともいわれている。)などへの応用を挙げることができる。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
【0017】
また、本発明者らは、ヒトの毛髪に関して以下の知見を有する。
ヒトの毛のうの数は、幼児期までに決まってしまい、その数は原則として増加しない。また、毛のうがある間は、いわゆる頭髪の本数は変化しない。頭髪が薄くなるのは、毛の太さに起因すると考えられる。すなわち、毛球が大きいほど太い毛が成長するものと考えられる。毛のうは、表皮が真皮に落ち込んでできているもので、真皮が薄いと毛のうは大きくなれない。すなわち、真皮が薄いと毛球は大きくなれない。なお、頭頂、前頭の毛が薄くなる場合が多いが、後頭、側頭部は比較的薄くなりにくい。これは、頭頂、前頭は真皮層が薄く、後頭、側頭部は真皮層が比較的厚いことに一因があると考えられる。前頭、頭頂は紫外線を浴びやすく、真皮のコラーゲン硬化、減少を起こしやすいことと関係があるものと考えられる。
【0018】
そこで、育毛剤やヘアトニックなどの頭髪用化粧水にアスコルビン酸又はアスコルビン酸と亜鉛を供給することにより、真皮でのコラーゲン生成を促進させるとともに、毛乳頭からの栄養吸収、老廃物排泄、酸素供給を活発にすることができるものと考えられる。また、頭髪用化粧水は、アミノ酸、局所血管拡張剤、リン脂質を配合することによって、毛母細胞の分裂を活発にすることができるものと考えられる。
これらの作用により、頭皮の真皮層は柔らかくなり、かつ、厚くなり、毛球が大きくなることを促進する。
【0019】
本発明で用いるアスコルビン酸は、L−体はビタミンCと同一であり、新鮮な野菜、果実に多く含まれ、熱や水分に対して不安定である。本発明は、アスコルビン酸の脂肪酸エステルやその塩、アスコルビン酸化合物などではなく、アスコルビン酸そのものを配合した頭髪用化粧水において、そのアスコルビン酸の安定化を図るものである。
【0020】
また、本発明で用いるグリセリンは、グリセロールとも称され、3価のアルコールの一つであり、通常は無色透明の粘稠性の液で、味は甘い。非常に吸湿性が高く、水やアルコールと良く混合する。グリセリンは、皮膚の諸細胞を膨潤、柔軟にし、角質の落屑を防ぎ、皮膚の吸収力を助ける働きがある。
本発明に係る化粧品には、グルセリンとともに、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、コンドロイチン硫酸塩、ピロリドンカルボン酸、ヒアルロン酸などの、通常、皮膚を柔軟に保持する働きがあるとして育毛剤やヘアトニックに使用されている原料を併用して差し支えない。
【0021】
本発明に係る頭髪用化粧水には、アスコルビン酸や亜鉛化合物の他に、エタノール、ビタミンB、ビタミンE、パントテン酸、レゾルシン、メントール、ヒノキチオール、トウガラシチンキ、サリチリ酸、ジンクピリジオンなどの、通常、ヘアトニック又は育毛剤に配合される原料を併用して差し支えない。
【0022】
本発明に係る頭髪用化粧水は、アスコルビン酸又はアスコルビン酸と亜鉛化合物とをグリセリンに溶解させたものを配合してある以外は、従来の頭髪用化粧水と異なるところはない。すなわち、本発明において、アスコルビン酸と亜鉛化合物は必ずグリセリンに溶解させ、そのアスコルビン酸又はアスコルビン酸と亜鉛化合物を溶解させたグリセリンを他の原料と混合する必要がある。その理由は、アスコルビン酸をグリセリン以外の原料に溶解させたのでは酸化を防止できず、また、亜鉛化合物をアスコルビン酸とともにグリセリンに溶解させることによって、グリセリンの安定化を高めることができ、かつ、アスコルビン酸の溶解量を上げることができるからである。
以下、本発明を試験例及び実施例をもってさらに詳細に説明する。
【0023】
【試験例1】
《アスコルビン酸の安定性確認試験(その1)》
(1)試験方法
グリセリン1215g、アスコルビン酸80gからなる溶液を作成した。この溶液を20mLづつ20本の遮光瓶に分注し、さらに、これらを、AグループとBグループに分けた。Aグループを室温、Bグループを40℃にて保存し、アスコルビン酸の変化を調べた。
(2)測定方法
色調は、目視観察した。
アスコルビン酸は、インドール滴定法を用いて測定した。
また、併せて、日本食品分析センターに委託して高速クロマトグラフ法による分析をおこなった。
【0024】
(4)考察
本試験により、アスコルビン酸をグリセリン中に溶解させると、高温に保存してもアスコルビン酸が分解せず、安定に保存されることが確認された。
【0025】
【試験例2】
《アスコルビン酸の安定性確認試験(その2)》
(1)試験方法
グリセリン1215g、アスコルビン酸100g、グルコン酸亜鉛130mgからなる溶液を作成した。この溶液を20mLづつ20本の遮光瓶に分注し、さらに、これらを、AグループとBグループに分けた。Aグループを室温、Bグループを40℃にて保存し、アスコルビン酸の変化を調べた。
(2)測定方法
色調は、目視観察した。
アスコルビン酸は、インドール滴定法を用いて測定した。
また、併せて、日本食品分析センターに委託して高速クロマトグラフ法による分析をおこなった。
【0026】
(4)考察
本試験により、アスコルビン酸を亜鉛化合物とともにグリセリン中に溶解させると、亜鉛化合物を添加しなかったときに比べて、アスコルビン酸の溶解量を高めることができるとともに、高温に保存してもアスコルビン酸が分解せず、安定に保存できることが確認された。
【0027】
【実施例1】
《育毛剤の製造例(その1)》
グリセリンに10重量%のアスコルビン酸を溶解させたものに、さらに2重量%の硫酸亜鉛を添加し、これに1重量%のアミノ酸と1重量%の未局所血管拡張剤、1重量%のリン脂質を添加して混合・溶解させ、香料を加えたものをエタノールで希釈して女性用育毛剤を製した。
【0028】
【実施例2】
《育毛剤の製造例(その2)》
グリセリンに15重量%のアスコルビン酸を溶解させたものに、さらに2重量%のグルコン酸亜鉛を添加し、これに1重量%のアミノ酸と2重量%の未局所血管拡張剤、1重量%のリン脂質を添加して混合・溶解させ、香料を加えたものをエタノールで希釈して男性用育毛剤を製した。
【0029】
【試験例3】
《育毛剤の使用試験》
(1)試験方法
実施例2で製した育毛剤を使用している男性の検者(試用者)5名について、試用した育毛剤の印象を聴取し、かつ、目視により育毛効果を確認した。
(2)試験結果
イ.「抜け毛」について
検者全員(5名)が使用後1か月くらいで、抜け毛が減少してきたとの印象を持った。
ロ.「白髪」について
検者中の3名が使用後1〜2か月くらいで、白髪が目立たなくなったとの印象を持った。
ハ.「毛の太さ」について
検者全員(5名)が使用後2か月くらいで、特に頭頂部の毛髪が太くなったとの印象を持った。
ニ.「真皮の厚さ」について
検者全員(5名)が使用後1〜2か月くらいで、頭頂部の頭皮に弾力が出てきたとの印象を持った。
(3)考察
実施例2の育毛剤は、試用開始後1〜2か月くらいで、育毛効果を上げていることが理解できる。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明するとおり、本発明は、アスコルビン酸を溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水であるので、従来の頭髪用化粧水に比べて、アスコルビン酸を安定的に、かつ多量に配合することができる。
また、本発明は、アスコルビン酸に亜鉛化合物を併用し、両者を溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水とするときは、従来の頭髪用化粧水に比べて、アスコルビン酸をさらに安定的に、かつ、さらに多量に配合することができる。
したがって、本発明に係る頭髪用化粧水は、従来の頭髪用化粧水に比べて、使用開始後ほどなくして、抜け毛が減少し、白髪が目立たなくなるとか、毛髪が太くなったように感じられるなど、育毛効果や脱毛防止効果がきわめて大きいものである。
Claims (8)
- アスコルビン酸を溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水。
- グリセリンに対するアスコルビン酸の溶解量が2〜15重量%である請求項1に記載の頭髪用化粧水。
- アスコルビン酸と亜鉛化合物とを溶解させてあるグリセリンを配合してなる頭髪用化粧水。
- グリセリンに対するアスコルビン酸の溶解量が2〜15重量%であり、亜鉛化合物の溶解量が3重量%以下である請求項3に記載の頭髪用化粧水。
- グリセリンに2〜15重量%のアスコルビン酸を溶解させたものに3重量%以下の亜鉛化合物を添加し、さらに適量のアミノ酸と未局所血管拡張剤及び約1重量%のリン脂質を混合・溶解させたものを配合してなる頭髪用化粧水。
- 亜鉛化合物として、グルコン酸亜鉛を用いる請求項3から5のいずれかに記載の頭髪用化粧水。
- 亜鉛化合物として、硫酸亜鉛を用いる請求項3から5のいずれかに記載の頭髪用化粧水。
- 頭髪用化粧水が、育毛剤ないしヘアトニックである請求項1から7のいずれかに記載の頭髪用化粧水。
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WO2009092369A2 (de) * | 2008-01-24 | 2009-07-30 | Irmgard Mathieu | Haarwuchsmittel |
WO2016024599A1 (ja) * | 2014-08-11 | 2016-02-18 | サンスター株式会社 | 毛髪組成物 |
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2002
- 2002-11-08 JP JP2002324707A patent/JP2004155734A/ja active Pending
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WO2009092369A3 (de) * | 2008-01-24 | 2009-10-15 | Irmgard Mathieu | Haarwuchsmittel |
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