JP2004154318A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェッジ球等のリールテープを照明するランプを交換した場合、リールの回転に伴ってリールからリールテープが剥がれることがなく、また、リールテープに不自然な凹凸が生じることがなく、しかも、ランプ交換後におけるリールへのリールテープ付着作業が容易であるスロットマシンを提供することを目的とするものである。
【解決手段】モータによって回転されるリール本体と、上記リール本体の外周面に固着されている第1の着脱自在テープと、上記リール本体の外周面に設けられているリールテープ本体と、上記リールテープ本体の表面に固着され、しかも、上記第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープとを有し、上記第1の着脱自在テープと上記第2の着脱自在テープとを介して、上記リール本体に上記リールテープ本体が固定されている。
【選択図】 図2
【解決手段】モータによって回転されるリール本体と、上記リール本体の外周面に固着されている第1の着脱自在テープと、上記リール本体の外周面に設けられているリールテープ本体と、上記リールテープ本体の表面に固着され、しかも、上記第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープとを有し、上記第1の着脱自在テープと上記第2の着脱自在テープとを介して、上記リール本体に上記リールテープ本体が固定されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンに係り、特に、リールテープをリールに固定する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスロットマシンにおいて、リールにリールテープを固定する場合、リールとリールテープとを両面テープによって固定している。
【0003】
一方、リールテープに、数字、模様等の種々の絵柄が印刷され、この絵柄を目立たせるために、リールの内部にランプが設置され、このランプが発する光を、リールテープに照射するようにしている。
【0004】
上記ランプとして、ウェッジ球等の所定時間使用後に寿命によって切れるランプと、半永久的に切れないLEDとが使用されている。
【0005】
LEDは、長寿命であるという利点があるものの、光の温かみ、柔らかさという点では、ウェッジ球よりも劣るという性質がある。ウェッジ球は、光の温かみ、柔らかさという点では、LEDに優るものの、所定時間毎に、球切れによって交換を余儀なくされるという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
光の温かみ、柔らかさを重視するのであれば、ウェッジ球を使用し、球切れが生じ、そのウェッジ球を交換する場合、リールからリールテープを剥がし、ウェッジ球を新品と交換し、剥がされたリールテープをリールに固定する。
【0007】
しかし、一旦、剥がされた両面テープは、粘着力が低下し、古い両面テープをそのまま使用して、リールにリールテープを着けると、リールの回転とともに、リールからリールテープが剥がれ、実用に耐え難いという問題がある。
【0008】
また、古い両面テープを剥がさずに、この古い両面テープの上に新たな両面テープを着けると、その部分で不自然な凹凸が生じ、見栄えが劣るという問題がある。
【0009】
ウェッジ球を交換する場合、リールからリールテープを剥がし、ウェッジ球を交換し、古い両面テープをきれいに剥がし、その後に、新たな両面テープを着けるようにすれば、その後にリールを回転してもリールテープの剥がれが生じず、また、リールテープを再び着けた後に不自然な凹凸が生じない。しかし、リールからリールテープを剥がした後に、古い両面テープをきれいに剥がし、新たな両面テープを着ける作業が煩雑であるという問題がある。
【0010】
本発明は、ウェッジ球等のリールテープを照明するランプを交換した場合、リールの回転に伴ってリールからリールテープが剥がれることがなく、また、リールテープに不自然な凹凸が生じることがなく、しかも、ランプ交換後におけるリールへのリールテープ付着作業が容易であるスロットマシン、そのリール、リールテープを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、モータによって回転されるリール本体と、上記リール本体の外周面に固着されている第1の着脱自在テープと、上記リール本体の外周面に設けられているリールテープ本体と、上記リールテープ本体の表面に固着され、しかも、上記第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープとを有し、上記第1の着脱自在テープと上記第2の着脱自在テープとを介して、上記リール本体に上記リールテープ本体が固定されているスロットマシンである。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の第1の実施例であるスロットマシンにおけるリールユニット100を示す斜視図である。
【0013】
リールユニット100は、第1のリール装置R1と、第2のリール装置R2と、第3のリール装置R3とを有する。
【0014】
図2は、第1のリール装置R1において、リール本体10からリールテープ本体20の一部を剥がした状態を示す斜視図である。
【0015】
第1のリール装置R1は、基本的には、リール本体10と、リールテープ本体20と、補助リール本体30と、ランプL1、L2、L3と、ステップモータSM1と、モータベースMB1とを有する。
【0016】
そして、リール本体10の外周面に、第1の着脱自在テープMT1が固定され、リールテープ本体20の表面に、第2の着脱自在テープMT2と第4の着脱自在テープMT4とが固定され、補助リール本体30に、第3の着脱自在テープMT3が固定されている。第1〜4の着脱自在テープMT1〜MT4のそれぞれは、たとえばマジックテープ(登録商標)である。
【0017】
図3は、第1のリール装置R1において、リール本体10に第1の着脱自在テープMT1が固定されている状態を示す斜視図である。
【0018】
図4は、第1のリール装置R1において、補助リール本体30に第3の着脱自在テープMT3が固定されている状態を示す斜視図である。
【0019】
図5は、リールテープ本体20に、第2の着脱自在テープMT2と第4の着脱自在テープMT4とが固定されている状態を示す斜視図である。
【0020】
また、第1の着脱自在テープMT1と第2の着脱自在テープMT2とが互いに着脱自在であり、第3の着脱自在テープMT3と第4の着脱自在テープMT4とが互いに着脱自在である。つまり、第1の着脱自在テープMT1と第2の着脱自在テープMT2とを介して、リール本体10とリールテープ本体20とが互いに着脱自在であり、第3の着脱自在テープMT3と第4の着脱自在テープMT4とを介して、補助リール本体30とリールテープ本体20とが着脱自在である。
【0021】
リール本体10は、ステップモータSM1によって回転され、リールテープ本体20は、リール本体10の外周面に設けられている。
【0022】
モータベースMB1にステップモータSM1が固定されている。
【0023】
また、図5に示すように、リールテープ本体20の長手方向の一方の端部E1に、第1の突部CV1が設けられ、リールテープ本体20の長手方向の他方の端部E2に、第2の突部CV2が設けられ、第1の着脱自在テープMT1と第2の着脱自在テープMT2とを介して、リール本体10にリールテープ本体20を固定したときに、第1の突部CV1と第2の突部CV2とが互いに噛み合い、しかも第1の突部CV1と第2の突部CV2とが透明である。
【0024】
第2のリール装置R2、第3のリール装置R3の構成は、第1のリール装置R1の構成と同様である。
【0025】
次に、第1のリール装置R1において、ランプL1、L2、L3を交換する動作について説明する。
【0026】
ランプL1、L2、L3の少なくとも1つが切れた場合、たとえばランプL1が切れた場合、そのランプL1を交換するために、リールテープ本体20の端部E1がランプL1の設置位置の近傍に来るように、リール本体10を回動し、作業者がリールテープ本体20の端部E1を摘み、リール本体10からリールテープ本体20を剥がす。この場合、リールテープ本体20をリール本体10から剥がす長さは、交換すべきランプL1を交換するに必要な長さで足りる。そして、ランプL1を交換した後に、剥がしたリールテープ本体20を、リール本体10に押し付け、この押し付けによって、リールテープ本体20をリール本体10に固着する。これら一連の動作によって、ランプL1の交換作業が終了する。
【0027】
第2のリール装置R2、第3のリール装置R3において、ランプを交換する動作は、第1のリール装置R1においてランプを交換する上記動作と同様である。
【0028】
本実施例によれば、リールテープ本体20を照明するウェッジ球等のランプL1、L2、L3を交換した場合、リール本体10の回転に伴ってリール本体10からリールテープ本体20が剥がれることがなく、また、リールテープ本体20に不自然な凹凸が生じることがなく、しかも、ランプL1、L2、L3を交換した後に、リール本体10へリールテープ本体20を付着する作業が容易である。
【0029】
上記実施例において、リールテープ本体を照明するランプであって、リール本体10内に設けられているランプL1、L2、L3の少なくとも1つを交換するに必要なリール本体10の長さ分、第1の着脱自在テープMT1と第2の着脱自在テープMT2とが設けられていれば足り、それ以外の部分には、着脱自在テープの代わりに、両面テープが使用されていてもよい。つまり、リール本体10の全周に着脱自在テープMT1を固定してもよく、ランプを交換するに充分な範囲にのみ、着脱自在テープMT1を固定するようにしてもよい。また、リールテープ本体20の長手方向の全て着脱自在テープMT2を固定してもよく、ランプを交換するに充分な範囲にのみ、着脱自在テープMT2を固定するようにしてもよい。
【0030】
また、上記実施例において、補助リール本体30は、リール本体10とほぼ同じ半径を具備するリールであるが、リールテープ本体20の強度が所定値以上あれば、補助リール本体30を使用しないような変形例によって、第1リール装置R1を構成するようにしてもよい。この場合、リールテープ本体20に第4の着脱自在テープMT4を設ける必要はない。
【0031】
つまり、上記変形例は、モータによって回転されるリール本体と、上記リール本体の外周面に固着されている第1の着脱自在テープと、上記リール本体の外周面に設けられているリールテープ本体と、上記リールテープ本体の表面に固着され、しかも、上記第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープとを有し、上記第1の着脱自在テープと上記第2の着脱自在テープとを介して、上記リール本体に上記リールテープ本体が固定されているスロットマシンである。
【0032】
また、上記実施例において、スロットマシン用リールに着目すると、モータによって回転されるリール本体と、リール本体の外周面に固着されている着脱自在テープとによって、スロットマシン用リールが構成されている。
【0033】
さらに、上記実施例において、スロットマシン用リールテープに着目すると、モータによって回転されるリール本体の外周面に設けられるリールテープ本体と、リールテープ本体の表面に固着され、しかも、リール本体に固定されている第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープとによって、スロットマシン用リールテープが構成されている。
【0034】
なお、上記実施例において、リールテープ本体20の長手方向の一方の端部E1に設けられている第1の突部CV1における突起の数、リールテープ本体20の長手方向の他方の端部E2に設けられている第2の突部CV2における突起の数は、図5に示す突起の数以外の数であってもよい。また、第1の突部CV1、第2の突部CV2の形状は、波形、三角形等、矩形以外の形状でもよい。
【0035】
さらに、上記実施例において、第1の着脱自在テープMT1を、リール本体10の外周の全周ではなく、断続的に部分的に設けるようにしてもよく、第3の着脱自在テープMT3を、補助リール本体30の外周の全周ではなく、断続的に部分的に設けるようにしてもよく、第2の着脱自在テープMT2、第4の着脱自在テープMT4の長手方向の全長ではなく、断続的に部分的に設けるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、ウェッジ球等のリールテープを照明するランプを交換した場合、リールの回転に伴ってリールからリールテープが剥がれることがなく、また、リールテープに不自然な凹凸が生じることがなく、しかも、ランプ交換後におけるリールへのリールテープ付着作業が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるスロットマシンにおけるリールユニット100を示す斜視図である。
【図2】第1のリール装置R1において、リール本体10からリールテープ本体20の一部を剥がした状態を示す斜視図である。
【図3】第1のリール装置R1において、リール本体10に第1の着脱自在テープMT1が固定されている状態を示す斜視図である。
【図4】第1のリール装置R1において、補助リール本体30に第3の着脱自在テープMT3が固定されている状態を示す斜視図である。
【図5】リールテープ本体20に、第2の着脱自在テープMT2と第4の着脱自在テープMT4とが固定されている状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…リール本体、
20…リールテープ本体、
30…補助リール本体、
MT1…第1の着脱自在テープ、
MT2…第2の着脱自在テープ、
MT3…第3の着脱自在テープ、
MT4…第4の着脱自在テープ、
L1、L2、L3…ランプ、
SM1…ステップモータ、
MB1…モータベース、
E1…第1の端部、
E2…第2の端部、
CV1…第1の突部、
CV2…第2の突部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンに係り、特に、リールテープをリールに固定する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスロットマシンにおいて、リールにリールテープを固定する場合、リールとリールテープとを両面テープによって固定している。
【0003】
一方、リールテープに、数字、模様等の種々の絵柄が印刷され、この絵柄を目立たせるために、リールの内部にランプが設置され、このランプが発する光を、リールテープに照射するようにしている。
【0004】
上記ランプとして、ウェッジ球等の所定時間使用後に寿命によって切れるランプと、半永久的に切れないLEDとが使用されている。
【0005】
LEDは、長寿命であるという利点があるものの、光の温かみ、柔らかさという点では、ウェッジ球よりも劣るという性質がある。ウェッジ球は、光の温かみ、柔らかさという点では、LEDに優るものの、所定時間毎に、球切れによって交換を余儀なくされるという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
光の温かみ、柔らかさを重視するのであれば、ウェッジ球を使用し、球切れが生じ、そのウェッジ球を交換する場合、リールからリールテープを剥がし、ウェッジ球を新品と交換し、剥がされたリールテープをリールに固定する。
【0007】
しかし、一旦、剥がされた両面テープは、粘着力が低下し、古い両面テープをそのまま使用して、リールにリールテープを着けると、リールの回転とともに、リールからリールテープが剥がれ、実用に耐え難いという問題がある。
【0008】
また、古い両面テープを剥がさずに、この古い両面テープの上に新たな両面テープを着けると、その部分で不自然な凹凸が生じ、見栄えが劣るという問題がある。
【0009】
ウェッジ球を交換する場合、リールからリールテープを剥がし、ウェッジ球を交換し、古い両面テープをきれいに剥がし、その後に、新たな両面テープを着けるようにすれば、その後にリールを回転してもリールテープの剥がれが生じず、また、リールテープを再び着けた後に不自然な凹凸が生じない。しかし、リールからリールテープを剥がした後に、古い両面テープをきれいに剥がし、新たな両面テープを着ける作業が煩雑であるという問題がある。
【0010】
本発明は、ウェッジ球等のリールテープを照明するランプを交換した場合、リールの回転に伴ってリールからリールテープが剥がれることがなく、また、リールテープに不自然な凹凸が生じることがなく、しかも、ランプ交換後におけるリールへのリールテープ付着作業が容易であるスロットマシン、そのリール、リールテープを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、モータによって回転されるリール本体と、上記リール本体の外周面に固着されている第1の着脱自在テープと、上記リール本体の外周面に設けられているリールテープ本体と、上記リールテープ本体の表面に固着され、しかも、上記第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープとを有し、上記第1の着脱自在テープと上記第2の着脱自在テープとを介して、上記リール本体に上記リールテープ本体が固定されているスロットマシンである。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の第1の実施例であるスロットマシンにおけるリールユニット100を示す斜視図である。
【0013】
リールユニット100は、第1のリール装置R1と、第2のリール装置R2と、第3のリール装置R3とを有する。
【0014】
図2は、第1のリール装置R1において、リール本体10からリールテープ本体20の一部を剥がした状態を示す斜視図である。
【0015】
第1のリール装置R1は、基本的には、リール本体10と、リールテープ本体20と、補助リール本体30と、ランプL1、L2、L3と、ステップモータSM1と、モータベースMB1とを有する。
【0016】
そして、リール本体10の外周面に、第1の着脱自在テープMT1が固定され、リールテープ本体20の表面に、第2の着脱自在テープMT2と第4の着脱自在テープMT4とが固定され、補助リール本体30に、第3の着脱自在テープMT3が固定されている。第1〜4の着脱自在テープMT1〜MT4のそれぞれは、たとえばマジックテープ(登録商標)である。
【0017】
図3は、第1のリール装置R1において、リール本体10に第1の着脱自在テープMT1が固定されている状態を示す斜視図である。
【0018】
図4は、第1のリール装置R1において、補助リール本体30に第3の着脱自在テープMT3が固定されている状態を示す斜視図である。
【0019】
図5は、リールテープ本体20に、第2の着脱自在テープMT2と第4の着脱自在テープMT4とが固定されている状態を示す斜視図である。
【0020】
また、第1の着脱自在テープMT1と第2の着脱自在テープMT2とが互いに着脱自在であり、第3の着脱自在テープMT3と第4の着脱自在テープMT4とが互いに着脱自在である。つまり、第1の着脱自在テープMT1と第2の着脱自在テープMT2とを介して、リール本体10とリールテープ本体20とが互いに着脱自在であり、第3の着脱自在テープMT3と第4の着脱自在テープMT4とを介して、補助リール本体30とリールテープ本体20とが着脱自在である。
【0021】
リール本体10は、ステップモータSM1によって回転され、リールテープ本体20は、リール本体10の外周面に設けられている。
【0022】
モータベースMB1にステップモータSM1が固定されている。
【0023】
また、図5に示すように、リールテープ本体20の長手方向の一方の端部E1に、第1の突部CV1が設けられ、リールテープ本体20の長手方向の他方の端部E2に、第2の突部CV2が設けられ、第1の着脱自在テープMT1と第2の着脱自在テープMT2とを介して、リール本体10にリールテープ本体20を固定したときに、第1の突部CV1と第2の突部CV2とが互いに噛み合い、しかも第1の突部CV1と第2の突部CV2とが透明である。
【0024】
第2のリール装置R2、第3のリール装置R3の構成は、第1のリール装置R1の構成と同様である。
【0025】
次に、第1のリール装置R1において、ランプL1、L2、L3を交換する動作について説明する。
【0026】
ランプL1、L2、L3の少なくとも1つが切れた場合、たとえばランプL1が切れた場合、そのランプL1を交換するために、リールテープ本体20の端部E1がランプL1の設置位置の近傍に来るように、リール本体10を回動し、作業者がリールテープ本体20の端部E1を摘み、リール本体10からリールテープ本体20を剥がす。この場合、リールテープ本体20をリール本体10から剥がす長さは、交換すべきランプL1を交換するに必要な長さで足りる。そして、ランプL1を交換した後に、剥がしたリールテープ本体20を、リール本体10に押し付け、この押し付けによって、リールテープ本体20をリール本体10に固着する。これら一連の動作によって、ランプL1の交換作業が終了する。
【0027】
第2のリール装置R2、第3のリール装置R3において、ランプを交換する動作は、第1のリール装置R1においてランプを交換する上記動作と同様である。
【0028】
本実施例によれば、リールテープ本体20を照明するウェッジ球等のランプL1、L2、L3を交換した場合、リール本体10の回転に伴ってリール本体10からリールテープ本体20が剥がれることがなく、また、リールテープ本体20に不自然な凹凸が生じることがなく、しかも、ランプL1、L2、L3を交換した後に、リール本体10へリールテープ本体20を付着する作業が容易である。
【0029】
上記実施例において、リールテープ本体を照明するランプであって、リール本体10内に設けられているランプL1、L2、L3の少なくとも1つを交換するに必要なリール本体10の長さ分、第1の着脱自在テープMT1と第2の着脱自在テープMT2とが設けられていれば足り、それ以外の部分には、着脱自在テープの代わりに、両面テープが使用されていてもよい。つまり、リール本体10の全周に着脱自在テープMT1を固定してもよく、ランプを交換するに充分な範囲にのみ、着脱自在テープMT1を固定するようにしてもよい。また、リールテープ本体20の長手方向の全て着脱自在テープMT2を固定してもよく、ランプを交換するに充分な範囲にのみ、着脱自在テープMT2を固定するようにしてもよい。
【0030】
また、上記実施例において、補助リール本体30は、リール本体10とほぼ同じ半径を具備するリールであるが、リールテープ本体20の強度が所定値以上あれば、補助リール本体30を使用しないような変形例によって、第1リール装置R1を構成するようにしてもよい。この場合、リールテープ本体20に第4の着脱自在テープMT4を設ける必要はない。
【0031】
つまり、上記変形例は、モータによって回転されるリール本体と、上記リール本体の外周面に固着されている第1の着脱自在テープと、上記リール本体の外周面に設けられているリールテープ本体と、上記リールテープ本体の表面に固着され、しかも、上記第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープとを有し、上記第1の着脱自在テープと上記第2の着脱自在テープとを介して、上記リール本体に上記リールテープ本体が固定されているスロットマシンである。
【0032】
また、上記実施例において、スロットマシン用リールに着目すると、モータによって回転されるリール本体と、リール本体の外周面に固着されている着脱自在テープとによって、スロットマシン用リールが構成されている。
【0033】
さらに、上記実施例において、スロットマシン用リールテープに着目すると、モータによって回転されるリール本体の外周面に設けられるリールテープ本体と、リールテープ本体の表面に固着され、しかも、リール本体に固定されている第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープとによって、スロットマシン用リールテープが構成されている。
【0034】
なお、上記実施例において、リールテープ本体20の長手方向の一方の端部E1に設けられている第1の突部CV1における突起の数、リールテープ本体20の長手方向の他方の端部E2に設けられている第2の突部CV2における突起の数は、図5に示す突起の数以外の数であってもよい。また、第1の突部CV1、第2の突部CV2の形状は、波形、三角形等、矩形以外の形状でもよい。
【0035】
さらに、上記実施例において、第1の着脱自在テープMT1を、リール本体10の外周の全周ではなく、断続的に部分的に設けるようにしてもよく、第3の着脱自在テープMT3を、補助リール本体30の外周の全周ではなく、断続的に部分的に設けるようにしてもよく、第2の着脱自在テープMT2、第4の着脱自在テープMT4の長手方向の全長ではなく、断続的に部分的に設けるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、ウェッジ球等のリールテープを照明するランプを交換した場合、リールの回転に伴ってリールからリールテープが剥がれることがなく、また、リールテープに不自然な凹凸が生じることがなく、しかも、ランプ交換後におけるリールへのリールテープ付着作業が容易であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるスロットマシンにおけるリールユニット100を示す斜視図である。
【図2】第1のリール装置R1において、リール本体10からリールテープ本体20の一部を剥がした状態を示す斜視図である。
【図3】第1のリール装置R1において、リール本体10に第1の着脱自在テープMT1が固定されている状態を示す斜視図である。
【図4】第1のリール装置R1において、補助リール本体30に第3の着脱自在テープMT3が固定されている状態を示す斜視図である。
【図5】リールテープ本体20に、第2の着脱自在テープMT2と第4の着脱自在テープMT4とが固定されている状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…リール本体、
20…リールテープ本体、
30…補助リール本体、
MT1…第1の着脱自在テープ、
MT2…第2の着脱自在テープ、
MT3…第3の着脱自在テープ、
MT4…第4の着脱自在テープ、
L1、L2、L3…ランプ、
SM1…ステップモータ、
MB1…モータベース、
E1…第1の端部、
E2…第2の端部、
CV1…第1の突部、
CV2…第2の突部。
Claims (6)
- モータによって回転されるリール本体と;
上記リール本体の外周面に固着されている第1の着脱自在テープと;
上記リール本体の外周面に設けられているリールテープ本体と;
上記リールテープ本体の表面に固着され、しかも、上記第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープと;
を有し、上記第1の着脱自在テープと上記第2の着脱自在テープとを介して、上記リール本体に上記リールテープ本体が固定されていることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1において、
上記リールテープ本体を照明するランプであって、上記リール本体内に設けられているランプを交換するに必要な上記リール本体の長さ分、上記第1の着脱自在テープと上記第2の着脱自在テープとが設けられていることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1において、
上記リールテープ本体の長手方向の一方の端部に、第1の突部が設けられ、上記リールテープ本体の長手方向の他方の端部に、第2の突部が設けられ、上記第1の着脱自在テープと上記第2の着脱自在テープとを介して、上記リール本体に上記リールテープ本体を固定したときに、上記第1の突部と上記第2の突部とが互いに噛み合い、しかも上記第1の突部と上記第2の突部とが透明であることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1において、
上記リール本体と同じ半径を具備する補助リール本体と;
上記補助リール本体の外周面に固着されている第3の着脱自在テープと;
上記リールテープ本体の表面に固着され、しかも、上記第3の着脱自在テープに対して着脱自在である第4の着脱自在テープと;
を有し、上記第3の着脱自在テープと上記第4の着脱自在テープとを介して、上記リールテープ本体に上記補助リール本体が固定されていることを特徴とするスロットマシン。 - モータによって回転されるリール本体と;
上記リール本体の外周面に固着されている着脱自在テープと;
を有することを特徴とするスロットマシン用リール。 - モータによって回転されるリール本体の外周面に設けられるリールテープ本体と;
上記リールテープ本体の表面に固着され、しかも、上記リール本体に固定されている第1の着脱自在テープに対して着脱自在である第2の着脱自在テープと;
を有することを特徴とするスロットマシン用リールテープ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002322584A JP2004154318A (ja) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002322584A JP2004154318A (ja) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | スロットマシン |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004154318A true JP2004154318A (ja) | 2004-06-03 |
Family
ID=32802729
Family Applications (1)
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JP2002322584A Pending JP2004154318A (ja) | 2002-11-06 | 2002-11-06 | スロットマシン |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004154318A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008229089A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Olympia:Kk | リールテープ貼付方法 |
KR101308413B1 (ko) * | 2011-09-30 | 2013-09-13 | (주)코텍 | 3d시트를 갖는 릴장치 |
-
2002
- 2002-11-06 JP JP2002322584A patent/JP2004154318A/ja active Pending
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KR101308413B1 (ko) * | 2011-09-30 | 2013-09-13 | (주)코텍 | 3d시트를 갖는 릴장치 |
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