JP2004153678A - 固体撮像装置 - Google Patents

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正徳 小倉
Fumihiro Inui
文洋 乾
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Abstract

【課題】固体撮像装置特有の固定パターンノイズを低減すると共に、その形状が後段の補正システムに負荷を与えない固体撮像装置を提供する。
【解決手段】201は固体撮像装置のチップ、202は画素が2次元状に配列された有効画素領域、203は画素が2次元状に配列された無効画素領域、204はSVDD電源電圧を外部から与えるためのパッド、205は固体撮像装置のSVDD電源、206は205からパッド204までの配線、207はパッド204から有効画素領域中心点A1までのSVDDの引き回し配線である。有効画素領域の中心点A1は、パッド204から引き回し配線207によって電源電圧SVDDが導かれ、SVDDが画素毎のSVDD端子へと分岐していくポイントである。各画素から見たSVDD電源電圧205までのインピーダンスは有効画素領域の中心から同心円状の勾配を持つように分布している。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一眼レフタイプのデジタルカメラに用いて好適な、特に大判の固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を図1,9を用いて説明する。図1は、2次元状に配列された一画素内の構成を示す電気的等価回路である。101は画素、102はフォトダイオード、103は一画素毎に与えられる電源電圧SVDDの端子である。104は102からの光信号の転送を制御するMOSトランジスタ、105は102から転送された信号を読み出した後にSVDD電源103でリセットするための制御MOSトランジスタ、106は102からの光信号を読み出すための画素ソースフォロワであり、その電源電圧はSVDD電源103である。107は画素101の信号を108へ読み出し制御するMOSトランジスタ、108は2次元状に配列された画素のうち一列分の画素信号を読み出すための共通垂直出力線である。109は画素毎に与えられるグランド電位SGNDである。
【0003】
次に、図9は従来の固体撮像装置の構成を示す模式図であって、901は固体撮像装置のチップ、902は101が2次元状に配列された有効画素領域、903は101が2次元状に配列された無効画素領域である。904はSVDD電源電圧を外部から与えるためのパッド、905は固体撮像装置のSVDD電源、906は905からパッド904までの配線、907はパッド904から画素領域のSVDDの引き回し配線である。
【0004】
ここで、有効画素領域はアスペクト比(例えば、2:3あるいは3:4)をもっている。画素毎のSVDD電源103は、図9に示すように無効画素領域903と有効画素領域902を含む画素領域の四辺で複数箇所から与えられている。
【0005】
この構成での有効画素領域内の各画素から見たSVDD電源電圧905までのインピーダンスを等高線的に表すと図10のようなシェーディングをもつ分布になり、固体撮像装置の各画素からの信号出力も図10と同様な図11のようなシェーディングが発生していた。このシェーディングは、MOS105により、電源電圧SVDDにより画素部がリセットされ、そのリセットレベルが撮像素子の基準出力として暗時出力とされるが、SVDDに勾配がある場合、信号出力にSVDDの勾配がシェーディングとして現れる。
【0006】
この暗時出力のシェーディングが画質に及ぼす影響を図12に示す。出力シェーディングは、デジタルカメラの重要なパラメータであるホワイトバランスに影響を与えていた。ホワイトバランスは、色比、例えばグリーンG出力とブルーB出力の比によって決められるパラメータである。図12では、出力オフセットにより特に低輝度時に色比、例えばブルー出力とグリーン出力の比(B/G)が一定でなくなり影響が大きく目立っており、高輝度時には、出力オフセットによる影響は目立っていない。この出力オフセットが半導体固体撮像装置の画面内でシェーディングをもっていると、出力画面全体でホワイトバランスの調整が取れなくなる。特に近年は、デジタルカメラの多画素化に伴い、固体撮像装置の面積が大きくなっており、配線抵抗の問題により面内で均一に電源電圧や固定電位を与えることが難しくなってきている。
【0007】
図13は、出力シェーディング・オフセットが無い理想的な固体撮像装置の出力・色比を示しており、照度・出力レベルに依存せず、色比は一定である。
【0008】
図11のような出力にシェーディングをもつ固体撮像装置をデジタルカメラに用いる場合、シェーディングの2次元の画像補正が必要となり、後段の画像処理システムに負荷が掛かっていた。
【0009】
図14は、固体撮像装置を用いたデジタルカメラの撮像システムを示す。一般に撮像レンズによって結像される画像は、口径食(光軸に対して大きな傾角で入射した光線が、前端レンズ枠の下端(上端)と後端レンズ枠の上端(下端)でその一部が遮られて有効断面積が減少する現象)やコサイン4乗則(入射光線がレンズの光軸に対して傾いていると、傾き角のコサインの4乗に比例して像面が暗くなる現象)によって結像面周辺部の光量が低下する。このため撮像対象に均一に光が照射され、かつ均一に反射していても、撮像レンズを通して固体撮像装置に結像される光量分布は一定ではなく、その様子を図15に示す。これを一般に、撮像レンズの周辺光量落ちと呼んでいる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、先に述べたように、近年のデジタルカメラは画質向上のため、さまざまな画像補正技術を取り入れている。そのため、画像補正システムの拡大によりシステムに負荷が掛かることとなっている。
【0011】
そこで本発明は、画像補正の対象となる固体撮像装置特有の固定パターンノイズを低減し、かつ固定パターンノイズの形状が後段の補正システムに負荷を与えない固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明は、固体撮像装置において、出力シェーディング量を低減すると共にそのシェーディングの形状を、図14に示すような撮像システムすなわちカメラの撮像光学系で発生する同心円状のシェーディング(図15)である周辺光量落ちの形状と撮像装置の低出力部のシェーディング形状と合わせることにより、後段の補正システムの画像補正演算に負荷の掛からない出力シェーディングの特性をもつことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
(実施形態1)
第1の実施形態の構成を、図1,2を用いて説明する。図1は、2次元状に配列された一画素内の構成を示す電気的等価回路である。101は画素、102はフォトダイオード、103は一画素毎に与えられる電源電圧SVDDの端子である。104は102からの光信号の転送を制御するMOSトランジスタ、105は102から転送された信号を103のSVDD電源でリセットするための制御MOSトランジスタ、106は102からの光信号を読み出すための画素ソースフォロワであり、その電源電圧はSVDD電源103から与えられる。107は画素101の信号を108へ読み出し制御するMOSトランジスタ、108は2次元状に配列された画素のうち一列分の画素信号を読み出すための共通垂直出力線である。109は画素毎に与えられるグランド電位SGNDである。
【0015】
次に、図2は本実施形態の固体撮像装置の構成を示す模式図であって、201は固体撮像装置のチップ、202は101が2次元状に配列された有効画素領域、203は101が2次元状に配列された無効画素領域である。204はSVDD電源電圧を外部から与えるためのパッド、205は固体撮像装置のSVDD電源、206は205からパッド204までの配線、207はパッド204から有効画素領域中心点A1までのSVDDの引き回し配線である。
【0016】
ここでの有効画素領域はアスペクト比(例えば、2:3あるいは3:4)をもっており、有効画素中心は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像システムにて画像処理された結果得られる画像の中心であり、撮像レンズの光学中心と有効画素中心が一致するものとする。
【0017】
本実施形態では、図2で示すような有効画素領域の中心からSVDD端子103へ電源電圧を与える方法をとった。図2の点A1は、パッド204から引き回し配線207によって電源電圧SVDDが導かれ、その後、SVDDが画素毎の103へと分岐していくポイントである。そのA1の構成を図3の模式図に示す。301は厚い酸化膜領域、302はMOSトランジスタのポリ・ゲート、303は画素毎のMOSトランジスタのドレイン領域で、図1のMOSトランジスタ105のドレインを示す。304は画素毎の103をつなぐ配線層、305は配線層間をつなぐコンタクトまたはスルーホールである。306は207の引き回し配線層である。
【0018】
そこで本実施形態では、図2,図3のように画素毎の能動素子のバイアス電圧(SVDD)を与えた。図4に有効画素領域内の各画素から見たSVDD電源電圧205までのインピーダンスを等高線的に表したものを示す。各画素から見たSVDD電源電圧205までのインピーダンスは有効画素領域の中心から同心円状の勾配を持つように分布している。各画素からの出力も図4と同様な、同心円状の出力勾配のシェーディングとなり、図15に示す光学系の撮像レンズの周辺光量落ちの形状と類似しているので、画像処理システムで負荷の大きい2次元の画像補正処理を行わずに、有効画素周辺部のレベルを暗時出力レベルとして処理することのみで暗時シェーディングによる低輝度時画像内のホワイトバランス(色比)への影響を抑えることができ、後段の補正システムの負荷を低減する固体撮像装置を提供することができた。
【0019】
(実施形態2)
第2の実施形態の構成を、図5を用いて説明する。本実施形態で用いる画素の構成は実施形態1と同じなので、説明は省略する。
【0020】
図5を用いて外部電源SVDDから画素毎の103にバイアス電圧を与える構成について説明する。図5は本実施形態の固体撮像装置の構成を示す模式図であって、501は固体撮像装置のチップ、502は101が2次元状に配列された有効画素領域、503は101が2次元状に配列された無効画素領域である。504a,504bはSVDD電源電圧を外部から与えるためのパッド、505は固体撮像装置のSVDD電源、506は505からパッド504aから504bまでの配線、507a,507bはパッド504a,504bから点B1〜B4までSVDD電源電圧を引き回す配線である。
【0021】
ここでの有効画素領域はアスペクト比をもっており、また有効画素中心は、デジタルカメラの撮像システムにより画像処理された結果得られる画像の中心と同一である。また、撮像レンズの光学中心と有効画素中心が一致するものとする。本実施形態では、直線(B1−B4)と直線(B2−B3)の交点B0が有効画素中心となるように構成している。
【0022】
図5で示すような画素領域のB1〜B4の四隅からSVDD電源電圧103を与える方法をとった。図5の点B1〜B4は、パッド504a,504bから507a,507bによりSVDD電源電圧が導かれ、その後、SVDD電源電圧が画素毎の103へと分岐していくポイントである。そのB1〜B4の構成を図3の模式図を用いて説明する。301は厚い酸化膜領域、302はMOSトランジスタのポリ・ゲート、303は画素毎のMOSトランジスタのドレイン領域で、図1のMOSトランジスタ105のドレインを示す。304は画素毎の103をつなぐ配線層、305は配線層間をつなぐコンタクトまたはスルーホールである。306は507a,507bの引き回し配線層である。
【0023】
ここで本実施形態では、図5,図3のように画素毎の能動素子のバイアス電圧(SVDD)を与えた。図6に有効画素領域の各画素から見たSVDD電源電圧505までのインピーダンスを等高線的に表したものを示す。各画素から見たSVDD電源電圧505までのインピーダンスは有効画素領域の中心から同心楕円状の勾配で分布している。各画素からの出力も図6と同じような、同心楕円状の出力勾配のシェーディングとなり、図15に示す光学系の撮像レンズの周辺光量落ちの形状と類似しているので、画像処理システムで負荷の大きい2次元の画像補正処理を行わずに、有効画素周辺部の低出力部のレベルを暗時出力レベルとして処理することのみで暗時シェーディングによる低輝度時画像内のホワイトバランス(色比)への影響を抑えることができ、後段の補正システムの負荷を低減する固体撮像装置を提供することができた。
【0024】
なお、本実施形態では実施形態1とは違い、有効画素周辺部の出力が低下しているため、有効画素周辺部を暗時出力レベルとして設定すると、有効画素周辺部の出力を低下させるように処理してしまうが、ホワイトバランスの調整では、光学系の周辺光量落ちの特性も影響して中心部の出力は周辺部よりも高出力であるので、相対的に色比に影響を与えない。
【0025】
また、出力シェーディングの勾配が同心の楕円状であり、周辺光量落ちの形状との整合性が若干悪いが、SVDDを点B1〜B4の四箇所から与えるため、実施形態1の半導体固体撮像装置に比べ各SVDD給電箇所からのインピーダンス勾配が約1/4となり、出力シェーディングの量も約1/4となるので有効な構成である。
【0026】
(実施形態3)
第3の実施形態の構成を、図7を用いて説明する。本実施形態で用いる画素の構成は実施形態1と同じなので、説明は省略する。
【0027】
図7を用いて外部電源SVDDから画素毎の103にバイアス電圧を与える構成について説明する。図7は本実施形態の固体撮像装置の構成を示す模式図であって、701は固体撮像装置のチップ、702は101が2次元状に配列された有効画素領域、703は101が2次元状に配列された無効画素領域である。704a,704bはSVDD電源電圧を外部から与えるためのパッド、705は固体撮像装置のSVDD電源、706は705からパッド704a,704bまでの配線、707a,707bはパッド704a,704bから点C1〜C4までのSVDD電源電圧の引き回し配線である。
【0028】
ここでの有効画素領域はアスペクト比をもっており、また有効画素中心は、デジタルカメラの撮像システムにより画像処理された結果得られる画像の中心である。また、撮像レンズの光学中心と有効画素中心が一致するものとする。本実施形態では、正方形Cの中心点C0が有効画素中心と一致するように構成している。
【0029】
図7で示すような画素領域のC1〜C4の四隅からSVDD電源電圧103を与える方法をとった。図7の点C1〜C4は、パッド704a,704bから707a,707bによりSVDD電源電圧が導かれ、その後、SVDD電源電圧が画素毎の103へと分岐していくポイントであり、直線(C1−C4)と直線(C2−C3)の交差点がC0と一致している。そのC1〜C4の構成を図3の模式図を参照して説明する。301は厚い酸化膜領域、302はMOSトランジスタのポリ・ゲート、303は画素毎のMOSトランジスタのドレイン領域で、図1のMOSトランジスタ105のドレインを示す。304は画素毎の103をつなぐ配線層、305は配線層間をつなぐコンタクトまたはスルーホールである。306は707aおよび707bの引き回し配線層である。
【0030】
ここで本実施形態では、図7,図3のように画素毎の能動素子のバイアス電圧(SVDD)を与えた。図8に有効画素領域の各画素から見たSVDD電源電圧705までのインピーダンスを等高線的に表したものを示す。各画素から見たSVDD電源電圧705までのインピーダンスは有効画素領域の中心から同心円状の勾配を持つように分布している。各画素からの出力も図8と同じような、同心円状の出力勾配のシェーディングとなり、図15に示す光学系の撮像レンズの周辺光量落ちの形状と類似しているので、画像処理システムで負荷の大きい2次元の画像補正処理を行わずに、有効画素周辺部の低出力部のレベルを暗時出力レベルとして処理することのみで暗時シェーディングによる低輝度時画像内のホワイトバランス(色比)影響を抑えることができ、後段の補正システムの負荷を低減する半導体固体撮像装置を提供することができた。
【0031】
なお、本実施形態では実施形態1とは違い、有効画素周辺部の出力が低下しているため、有効画素周辺部を暗時出力レベルとして設定すると、有効画素周辺部の出力を低下させるように処理してしまうが、ホワイトバランスの調整では、光学系の周辺光量落ちの特性も影響して中心部の出力は周辺部よりも高出力であるので、相対的に色比に影響を与えない。
【0032】
また、SVDDを点C1〜C4の四箇所から与えるため、実施形態1の固体撮像装置に比べ各SVDD給電箇所からのインピーダンス勾配が約1/4となり、出力シェーディングの量も約1/4となり、さらに出力シェーディングの形状も同心円状なので、本発明の実施形態のなかで最も有効な構成である。
【0033】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の好適な実施態様を以下の通り列挙する。
【0034】
〔実施態様1〕
入射光量に応じた光電変換により電荷を発生する画素が、複数二次元状に配列された固体撮像装置において、
前記画素毎に設けられた能動素子に与える電圧の分布勾配が、有効画素領域中心から実質的に同心円状となることを特徴とする固体撮像装置。
【0035】
〔実施態様2〕
前記能動素子に電圧を供給する経路を有し、前記経路が前記有効画素領域中心から見て線対称である箇所を経由して前記画素毎へと分岐していることを特徴とする実施態様1に記載の固体撮像装置。
【0036】
〔実施態様3〕
前記能動素子に電圧を供給する経路を有し、前記経路が前記有効画素領域中心から見て点対称である箇所を経由して前記画素毎へと分岐していることを特徴とする実施態様1に記載の固体撮像装置。
【0037】
〔実施態様4〕
前記能動素子に電圧を供給する経路を有し、前記経路が前記有効画素領域中心を交点とする対角線と前記画素領域端面の4辺との4つの交点を経由して画素毎へと分岐していることを特徴とする実施態様1に記載の固体撮像装置。
【0038】
〔実施態様5〕
前記能動素子に電圧を供給する経路を有し、前記経路が二次元状に配列された画素領域の四隅から画素毎へと分岐していることを特徴とする実施態様1に記載の固体撮像装置。
【0039】
〔実施態様6〕
前記能動素子により増幅器が構成されることを特徴とする実施態様1〜5のいずれかに記載の固体撮像装置。
【0040】
〔実施態様7〕
前記画素領域が、所定のアスペクト比を持つことを特徴とする実施態様1〜6のいずれかに記載の固体撮像装置。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各画素からの出力が有効画素領域の中心から実質的に同心円状の出力勾配のシェーディングとなり、光学系の撮像レンズの周辺光量落ちの形状と類似しているので、後段の画像処理システムで負荷の大きい2次元の画像補正処理を行わずに、有効画素周辺部のレベルを暗時出力レベルとして処理することのみで暗時シェーディングによる低輝度時画像内のホワイトバランス(色比)への影響を抑えることができ、後段の画像処理システムの負荷を低減した固体撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術と実施形態1〜3の画素の構成を示す電気的等価回路図。
【図2】実施形態1の固体撮像装置の構成を示す模式図。
【図3】実施形態1〜3の固体撮像装置のSVDDが導かれるポイントの構成を示す模式図。
【図4】実施形態1にて各画素からSVDD電源電圧点までのインピーダンスを表した等高線図。
【図5】実施形態2の固体撮像装置の構成を示す模式図。
【図6】実施形態2にて各画素からSVDD電源電圧点までのインピーダンスを表した等高線図。
【図7】実施形態3の固体撮像装置の構成を示す模式図。
【図8】実施形態3にて各画素からSVDD電源電圧点までのインピーダンスを表した等高線図。
【図9】従来の固体撮像装置の構成を示す模式図。
【図10】従来の各画素からSVDD電源電圧点までのインピーダンスを表した等高線図。
【図11】従来の各画素からの信号出力に発生するシェーディングを表す図。
【図12】固体撮像装置の出力・色比特性を示す実測図。
【図13】理想的な固体撮像装置の出力・色比特性を示す図。
【図14】固体撮像装置を用いた撮像システムを示す模式図。
【図15】光学系による結像面の光量分布を示す模式図。
【符号の説明】
101 画素
102 フォトダイオード
103 (電源電圧)SVDD端子
104 MOSトランジスタ
105 制御MOSトランジスタ
106 画素ソースフォロワ
107 MOSトランジスタ
108 共通垂直出力線
109 SGND(グランド電位)
201 チップ
202 有効画素領域
203 無効画素領域
204 パッド
205 SVDD電源
206 配線
207 引き回し配線
301 酸化膜領域
302 ポリ・ゲート
303 ドレイン領域
304 配線層
305 コンタクトまたはスルーホール
306 引き回し配線層

Claims (1)

  1. 入射光量に応じた光電変換により電荷を発生する画素が、複数二次元状に配列された固体撮像装置において、
    前記画素毎に設けられた能動素子に与える電圧の分布勾配が、有効画素領域中心から実質的に同心円状となることを特徴とする固体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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