JP2004150641A - Agitation type drying device and drying system for powder/grain material - Google Patents

Agitation type drying device and drying system for powder/grain material Download PDF

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一良 鈴木
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an agitation type drying device capable of drawing the maximum processability of a device to efficiently perform an optimum drying process and transportation without lowering heat efficiency, deteriorating fluidity, or making a transportation (or drying) capacity short due to dispersed charge even in the case of processing a material of such characteristics as not to require the whole range of a transportation span, or a material of such high viscosity as to get easily attached to blades 201. <P>SOLUTION: Between a first charging port 301 and a discharge port 105, a second charging port 301a is provided, and a raw material is mixed with a powder/grain material transported with its drying process almost completed in a casing 1 to be drying-processed. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スラリー状や湿分を含む各種粉粒状物質(有機物、無機物)を、所定の容器内を順次移送させて乾燥処理する粉粒体の攪拌型乾燥装置に関する。
【0002】
【従来技術】
一般的に、この種の攪拌型乾燥装置は、処理物を加熱、攪拌しながら原料投入口から排出口までの比較的横に長い容器内を順次移送させて乾燥処理を行っている。
ところで従来、特公昭48−44432号公報に開示された如く、横長のケーシング内にシャフトを軸架し、該シャフトに熱交換器としての多数の中空回転体を一定間隔をもって配置し、該回転体の仕切り効果により処理物の原料投入口から排出口へ移送を制御する(ピストンフロー性の良い)構造のものが知られている。
【0003】
しかしながら、処理する原料の物性等によっては、移送能力と乾燥能力(熱交換容量)との間にアンバランスが生じることがある。すなわち、乾燥装置が伝熱面積から算出した熱交換容量に基づくと、必要とする処理能力(乾燥能力)はあっても該能力に見合った量を移送できないことがある。
具体的には、流動性の悪い処理物の場合、乾燥能力に見合った原料を投入すると、投入口付近で集積し、次第にその量は増して連続供給ができなくなるばかりか、集積された箇所以降の容器内を移送する処理物の量は少ないので伝熱面積が有効に利用されず、また排出口に至るまでの途中で目標含水率に達してしまう(乾燥処理に寄与しない余剰領域となる)。そこで、投入量を減らすと、処理物を移送することはできるが、移送途中で目標含水率に達してしまい、装置の乾燥能力を充分に利用できないことは、上記の場合と同様である。さらに、揮発分が水よりも蒸発潜熱が小さい有機溶剤の場合は、その傾向が顕著である。
このため、シャフトの回転数を上げたり、乾燥装置を傾斜させる(排出口側を下げる)ことにより移送能力の向上が試みられるが限界があり、各種調整を行いながら処理物の物性等に応じて当該装置の処理能力を効率よく活用する運転管理が難しく、乾燥能力に対する阻害要因となっていた。
さらに、乾燥処理の過程で羽根体に付着し易い高粘性原料等の処理物の場合は、乾燥処理済みの処理物の一部を原料と混合して投入する所謂フィードバック方式により、予め付着を回避する方法が採られているが、フィードバック装置を導入すると装置全体が大掛かりなものとなり、また通過する処理物の量が多くなるので乾燥装置そのものも大きくなり、コスト高の要因となるばかりか、製品として回収するものとフィードバックするものとの振り分け作業を行わなければならず、作業を繁雑にする要因ともなっていた。
【特許文献1】
特公昭48−44432号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、種々の異なる物性の粉粒状物質を定められた移送領域内で乾燥処理する場合であっても、原料を1箇所に集積させない分割投入を行うことが可能となって、乾燥処理が概ね完了したものと混合する原料投入を行うことにより、乾粉が湿粉の水分を吸収する(見かけ含水率を下げる)性質を移送領域途中で利用できるようになり、途中投入された原料は第1の投入口からの処理時間に比べて短時間で処理することができ、また第1投入口からの投入量を少なくしても第2投入口からの投入によって、装置全体における乾燥能力の効率を低下させることなく処理を行うことができるばかりか、羽根体に付着し易い高粘性原料等の処理物であっても、分散投入により熱効率の低下や、流動性の悪化、移送能力の不足を生じることもなく、それぞれの投入口付近における付着、集積が回避され、適正な乾燥処理と移送が行われ、もって処理物の物性等に応じて当該装置の処理能力を最大限に引き出し効率よく活用することができ、フィードバック装置を用いるなどの必要性も回避することができる粉粒体の攪拌型乾燥装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明が採用した技術手段は、ケーシングの一端側に設けられた第1の原料投入口と、他端側に設けられた製品排出口と、ケーシング内部に前記第1投入口と排出口間に亘って軸架された羽根体を有するシャフトからなる攪拌型乾燥装置であって、前記ケーシングには、前記第1投入口と排出口との間に第2の投入口が設けられていることを特徴とするものである。
また、ケーシングの一端側と他端側にそれぞれ原料投入口と排出口が設けられ、前記投入口より投入された原料を、加熱手段によって乾燥すると共に、ケーシング内部に軸架したシャフトに設けられた羽根体によって撹拌しながら移送せしめ、前記排出口から排出する攪拌型乾燥システムであって、前記ケーシング内の乾燥処理が概ね完了した移送途中の粉粒体層に原料を混入して乾燥処理することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示する粉粒体の攪拌型乾燥装置に基づいて詳細に説明する。
図1〜図2において、図1は撹拌機構と加熱機構を備えたジャケット付の伝導伝熱式の溝型攪拌乾燥装置の一部破断全体図、図2はその要部平面図である。1は比較的横に長い容器からなる乾燥装置のケーシングであり、該ケーシング1は、後述するカバー体3を有し、全体が断面視略U字状に形成され、底部がW状の円弧形を成し、更にその底面域及び側面域を覆って熱交換用の媒体循環路101を形成するジャケット102が設けられており、必要により支持台(図示省略)に水平又は製品排出口105側をやや下方に傾斜して取付けられる。
前記ジャケット102の左右両端部には、熱媒入口103と熱媒出口104がそれぞれ設けられており、所定温度の加熱媒体(蒸気、温水等)を媒体循環路101内を循環させてケーシング1を一定温度に加熱する。前記製品排出口105は、ケーシング1の右側端部となる前記熱媒出口104に隣接して設けられる。なお、使用する熱媒の種類により入口・出口を逆にして適宜用いられる。
【0007】
前記ケーシング1内には、前後に並列して、中空の扇形羽根体201を有する中空シャフト2、2が、夫々両側部を貫通した状態で回転可能に軸架されており、羽根体201とシャフト2とは互いの中空部が連通した構成となっている。なお、羽根体201は回転方向側が先端側となって狭くなるようにくさび状に形成され、幅広い後端部にはかき揚げ板201aが設けてある。そして、このかき揚げ羽根201aは処理物を回転方向にかき揚げる作用を行う。
前記シャフト2、2は、ケーシング外部側において、一方のシャフト2に設けたスプロケット203と駆動モータのスプロケット204とをチェーン205により連動連結し、それぞれに設けられたギア202、202を互いに歯合させ、相互に逆回転する構成となっている。また、シャフト2の両端部には、加熱媒体(蒸気、温水等)を導入循環するためのロータリージョイント206、207が設けられており、羽根体201とシャフト2とが加熱体として機能するようになっている。
【0008】
3はケーシング1と共にケーシング本体を構成しケーシング1の上面部を覆うカバー体であって、該カバー体3には、左側上面中央に原料投入口301が、左右両端部にキャリアーガス(空気、不活性ガス等)送入口302、302が、中央部にその排出口303がそれぞれ設けられている。
そして、これらの構成は、特公昭48−44432号公報に掲載された概略公知の技術であり、かかる構成に基づいて、原料投入口301から定量供給された粉粒状材料は、羽根体201の回転により、ケーシング1と平行な方向の推進力を受けて、ある程度の充満度を保ちながら次第にケーシング1内を製品排出口105側へと移動していく。この過程において、粉粒体材料は羽根体201の回転に伴って撹拌されるので、シャフト2、羽根体201及び媒体循環路101からの伝導伝熱により加熱され、乾燥作用を受けて、前記製品排出口105から排出されるようになっている。なお、乾燥処理に伴い材料より蒸発した水、その他の揮発分は前記送入口302からのキャリアーガスに同伴してガス排出口303より排出される。
【0009】
さて、301a、301b、301cは前記カバー体3の上面部に設けられた第2の原料投入口であって、該第2の原料投入口301a、301b、301cは、それぞれ前記原料投入口301を第1の投入口として、第1投入口301から製品排出口105の間の移送領域に所定間隔を存して任意の位置に固定配設され、何れの投入口も略同一の大きさで形成されている。
【0010】
この第2投入口301a、301b、301cは、第1投入口301から投入された原料が加熱手段によって乾燥処理されながらケーシング1内を移動する際、乾燥処理が概ね完了した移送途中の粉粒状材料をターゲットとして新たな原料を混入するために使用されるものであり、処理する原料の物性によって最適な任意位置のものが適宜選択的に使用される。具体的には、乾燥状態との兼ね合いにおいて最適な任意位置の第2投入口301a、301b、301cの1つ若しくは2つ、又は全てが選択的に使用されるものである。
【0011】
図4は含水率と材料温度の時間変化を示したグラフである。このグラフにおいて、Iは材料予熱期間、IIは恒率乾燥期間、IIIは減率乾燥期間である。粉粒状材料の乾燥初期は乾燥速度が一定の恒率乾燥期間で、材料の表面自由水が蒸発し、材料の温度は一定である。減率乾燥期間は乾燥工程中で表面自由水が蒸発しきってしまった後、材料内部から拡散してきた水分が乾燥を続けている状態の期間で、材料の温度は次第に上昇する。すなわち、恒率乾燥期間では投入熱量がすべて水分の蒸発に費やされるが、減率乾燥期間では水分の蒸発と材料温度の上昇に費やされる。このグラフを図1に示す攪拌型乾燥装置に当てはめて考えると、第1投入口301から投入された原料は、ケーシング1内を製品排出口105側へと移送されながらシャフト2、羽根体201及び媒体循環路101からの伝導伝熱により加熱され、まず一定速度で乾燥されて表面自由水が蒸発する(材料温度はほぼ一定。IIの期間)。続いて材料内部から拡散してきた水分が乾燥を続けて製品排出口105から排出される(材料温度は次第に上昇する。IIIの期間)。したがって、第2投入口から投入される原料は、第1投入口301から移送されてきた材料の含水率が限界含水率を下回り、材料温度が上昇してきたところ(ターゲット領域)に混入するのが望ましい。ここで第2投入口から投入された原料(湿粉)は、羽根体201の回転によって乾燥状態にある材料(乾粉)と撹拌、混合される。そして、乾粉が湿粉の水分を吸収する(見かけ含水率を下げる)性質を有し、また乾粉が湿粉の周りを取り囲むので、羽根体201等へ付着せず、またこの部分において材料の移送を阻害する集積も生じない。さらに、湿粉は乾粉、並びにシャフト2、羽根体201及び媒体循環路101からも熱を受けて瞬時に乾燥されるので、第1投入口301から投入されたものに比べて乾燥処理が短時間で行える。
この実施例においては、第2投入口301a、301b、301cが等間隔に配設された、所謂固定タイプのものであり、この場合には、投入量を適宜調整する供給管理が行われる。一方、投入量を一定とした供給管理により処理する場合には、第1投入口301と第2投入口301aの間隔、並びに各第2投入口301a、301b及び301c間の間隔を適宜調整すればよく、その配設形態は任意である。なお、上記乾燥装置において、シャフト2とほぼ同高さの側面から、ジャケット102、ケーシング1を貫通して装置内に複数の測温抵抗体(温度計)を等間隔に挿入して、装置内の材料の温度を測定することにより、第2投入口の各位置と投入量を調整することができる。
【0012】
図5、6に示すものは第2投入口を可動タイプとした実施例である。同図において、311a、311b、311cは第2投入口であって、該第2投入口311a、311b、311cは、それぞれ底部にプレート部312を有し、側面視略⊥型形状に各々独立形成されている。一方、前記カバー体3の上面には、長手方向(第1投入口301と排出口105間)に原料投入用の長孔313が開設されており、該長孔313の長手方向両側に前記プレート部312の端縁部を挟み込み、前後方向の移動(スライド)を案内し、また固定する案内体314、314が設けられていている。案内体314は、側面視逆L字状を成し、上面に所定ピッチでボルト孔314aが穿設されており、各第2投入口は、案内体314に案内されて所定位置に移動させた後、前記プレート部312の端縁部に対してボルト314bを用いて締め付けることにより、カバー体3の上面に圧接させて位置決め固定されるようになっている。
【0013】
図5に示す実施例は、全ての第2投入口311a、311b、311cの各プレート部312を並設させた(図5(B))のものを、中央の第2投入口311bのプレート部312を持ち上げ、第2投入口311aと311cのプレート部312の上に一部オーバーラップさせる形で載置する(図5(C))ことで移動可能に構成させて、各第2投入口相互の間隔を調整するようにしたものである。なお、第1投入口301との間隔は、第2投入口311aをスライド調整させて少し広げた態様となっている。
【0014】
また、図6に示す実施例は、前記第2の投入口を備えたプレート部312と備えていないプレート部312aをそれぞれモジュール化し、適宜選択して組合せることで、各第2投入口311a、311b、311cを移動可能に構成し、相互の間隔を調整するようにしたものである。つまり、各第2投入口311a、311b、311cのプレート部312間にそれぞれ2つのプレート部312a、312aを配置させたもの(図6(A))を、1つに減数させ、第2投入口311b、311cのプレート部312を第2投入口311a側へ移動させ、かつ第2投入口311cのプレート部312の製品排出口105側に露出した前記長孔313を塞ぐためにプレート部312aを1つ追加した態様で位置調整するようになっている(図6(B))。第1投入口301と第2投入口311aとの間隔調整は、第2投入口全体をスライドさせて行うこともできる。
なお、各プレート部312、312aは、適宜の大きさに幅設定が可能であり、各第2投入口間に配置される数を多くして細分化すれば細かな調整ができると共に、第2投入口間に配設される枚数や、異なる幅のものを組み合わせも任意に行うこともできる。
【0015】
なお、上記可動タイプの実施例において、前記ガス排出口303は別の部位に設けても良く、排出口303を備えたプレート部もモジュール化できることは言うまでもない。また、長孔313は、第2投入口311aから311cの間に連続して設けたが、各第2投入口ごとに設けても良く、第1投入口301まで含むように開口を延設して連続したものとしても良い。
【0016】
叙述の如く構成された本発明の実施例の形態において、いま、ケーシング1(カバー体3)の一端側に設けられた第1の原料投入口301と、他端側に設けられた製品排出口105と、ケーシング1内部に前記第1投入口301と排出口105間に亘って軸架された羽根体201を有するシャフト2から構成される攪拌型乾燥装置において湿粉原料を乾燥処理するのであるが、本装置のケーシング1(カバー体3)には、前記第1投入口301と排出口105の間の規定の移送領域に、複数の第2投入口311a、又は311b、又は311cが設けられており、種々の異なる物性の粉粒状物質を定められた移送領域内で処理する場合であっても、第1投入口301に加え任意の第2の投入口からの投入が可能となり、原料を1箇所に集積させない分割投入を行うことができる。
このため、例えば、処理する原料が規定領域の移送途中で乾粉化処理が完了してしまう場合であっても、乾燥後の排出口側領域が乾燥処理に寄与しない余剰領域となってしまうことがなく、全領域を有効活用することができるばかりか、第2投入口から投入される原料(湿粉)は、第1投入口301から移送されてきた乾燥処理されたもの(乾粉)との混入が行え、乾粉が湿粉の水分を吸収する(見かけ含水率を下げる)性質を移送領域途中で利用できるようになり、その結果、途中投入された原料を第1投入口301からの処理時間に比べて短時間で処理する乾燥システムが実現できる。
【0017】
したがって、第1投入口301からの投入量を少なくしても、第2投入口からの投入によって、装置全体における乾燥能力の効率を低下させることなく乾燥処理を行うことができ、羽根体201に付着し易い高粘性原料等の処理物であっても、1箇所に集積されることなく分散投入でき、熱効率の低下や、流動性の悪化、移送能力の不足を生じることもなく、それぞれの投入口付近における付着が回避され、適正な乾燥処理と移送が行われ、もって処理物の物性等に応じて当該装置の処理能力を最大限に引き出し効率よく活用することができ、フィードバック装置を用いる必要性も回避することができる。なお、第2投入口を第1投入口として使用することも任意である。
【0018】
また、図5,6に例示した実施例の如く、前記第2投入口311a、311b、311cは夫々独立し、又は一体化してケーシングを構成するカバー体3上で第1投入口301と排出口105間を移動可能に構成されているため、前記各第2投入口を、図4に示す原料投入ターゲット領域に移動して固定することができ、規定の移送領域に対して無駄のない配置をもって割り振り調整が行え、物性の異なる処理物を切り替えて使用する場合であっても、物性等に適合した乾燥能力と移送能力との間でバランスのとれた運転管理制御ができ、効率よく乾燥処理が行える。
【0019】
また、前記第2投入口311a、311b、311cは、その可動域において、前記カバー体3の軸方向に開設された長孔313を介してケーシング内部と連通する構成となっているので、該第2投入口の移動構成もオーバーラップ形式のもの(図5)や、モジュール形式のもの(図6)を、殊更長孔313の形状を変えることなくそのまま採用することができる。
しかも、前記長孔313を、第1投入口301まで含むように延設させることにより、第1投入口301をも容易に移動可能に構成することができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、ケーシング1(3)の一端側に設けられた第1の原料投入口301と、他端側に設けられた製品排出口105と、ケーシング内部に前記第1投入口301と排出口105間に亘って軸架された羽根体201を有するシャフト2からなる攪拌型乾燥装置であって、前記ケーシング3には、前記第1投入口301と排出口105との間に第2の投入口301aが設けられていることにより、
また、前記ケーシング内の乾燥処理が概ね完了した移送途中の粉粒体に原料を混入して乾燥処理することにより、
種々の異なる物性の粉粒状物質を定められた移送領域内で処理する場合であっても、原料を1箇所に集積させない分割投入を行うことが可能となって、乾燥処理が概ね完了したものと混合する原料投入を行うことにより、乾粉が湿粉の水分を吸収する(見かけ含水率を下げる)性質を移送領域途中で利用できるようになり、途中投入された原料は第1の投入口301からの処理時間に比べて短時間で処理することができ、また第1投入口301からの投入量を少なくしても第2投入口301aからの投入によって、装置全体における乾燥能力の効率を低下させることなく処理を行うことができるばかりか、羽根体201に付着し易い高粘性原料等の処理物であっても、分散投入により熱効率の低下や、流動性の悪化、移送能力の不足を生じることもなく、それぞれの投入口付近における付着、集積が回避され、適正な乾燥処理と移送が行われ、もって処理物の物性等に応じて当該装置の処理能力を最大限に引き出し効率よく活用することができ、フィードバック装置を用いるなどの必要性も回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粉粒体の攪拌型乾燥装置の一部破断全体構成図
【図2】図1の縦断面図
【図3】図1の平面図
【図4】一般的な湿粉の乾燥曲線を示す説明図
【図5】第2の投入口の第2実施例を示す構成図であり、(A)は平面図、(B)は縦断面図、(C)はその移動状態を示す断面図
【図6】第2の投入口の第3実施例を示す構成図であり、(A)は平面図、(B)はその移動状態を示す平面図
【符号の説明】
1 ケーシング
101 媒体循環路
102 ジャケット
103 熱媒入口
104 熱媒出口
105 製品排出口
2 シャフト
201 羽根体
201a かき揚げ板
202 ギア
203 スプロケット
204 スプロケット
205 チェーン
206 ロータリージョイント
207 ロータリージョイント
3 カバー体
301 原料投入口(第1投入口)
301a 第2投入口
301b 第2投入口
301c 第2投入口
302 送入口
303 ガス排出口
311a 第2投入口
311b 第2投入口
311c 第2投入口
312 プレート部
312a プレート部
313 長孔
314 案内体
314a ボルト孔
314b ボルト
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an agitated-type drying apparatus for a granular material that sequentially transfers various types of granular materials (organic and inorganic substances) including slurry and moisture in a predetermined container and performs a drying process.
[0002]
[Prior art]
In general, this type of stirring type drying apparatus performs a drying process by sequentially transporting a relatively long container from a material input port to a discharge port while heating and stirring the processed material.
Conventionally, as disclosed in Japanese Patent Publication No. 48-44432, a shaft is suspended in a horizontally long casing, and a number of hollow rotors as heat exchangers are arranged on the shaft at regular intervals. There is known a structure in which the transfer of the processed material from the raw material input port to the discharge port is controlled by the partition effect (good piston flowability).
[0003]
However, an imbalance may occur between the transfer capacity and the drying capacity (heat exchange capacity) depending on the physical properties of the raw material to be processed. That is, based on the heat exchange capacity calculated from the heat transfer area by the drying device, the required amount of processing capacity (drying capacity) may be present but the amount corresponding to the capacity may not be transferred.
Specifically, in the case of a processed material with poor fluidity, if the raw material corresponding to the drying capacity is charged, it will accumulate near the inlet, and the amount will gradually increase, making it impossible to supply continuously, as well as after the accumulation point The heat transfer area is not effectively used because the amount of the processed material transferred inside the container is small, and the target water content is reached halfway to the discharge port (the surplus area does not contribute to the drying process). . Therefore, if the input amount is reduced, the processed product can be transferred, but the target water content is reached during the transfer, and the drying ability of the apparatus cannot be fully utilized, as in the above case. Further, in the case of an organic solvent having a volatile latent heat smaller than that of water, the tendency is remarkable.
For this reason, it is attempted to improve the transfer capacity by increasing the rotation speed of the shaft or inclining the drying device (lowering the discharge port side). However, there is a limit, and various adjustments are made according to the physical properties of the processed material. It is difficult to manage the operation efficiently using the processing capacity of the apparatus, and this is an obstacle to the drying capacity.
Further, in the case of a processed material such as a high-viscosity raw material which easily adheres to the blade body during the drying process, the so-called feedback method in which a part of the dried processed material is mixed with the raw material and thrown in so as to avoid the adhesion in advance. However, if a feedback device is introduced, the entire device becomes large-scale, and the amount of processed material that passes therethrough increases, so that the drying device itself becomes large, which not only causes a high cost, but also increases the product cost. As a result, it is necessary to perform a task of sorting the items to be collected and the items to be fed back, which is a factor that complicates the operation.
[Patent Document 1]
JP-B-48-44432 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been conceived in order to eliminate the above-mentioned problems, and even when powdery and particulate materials having various different physical properties are dried in a predetermined transfer area, the raw material can be removed at one place. It is possible to perform divided charging without accumulating on the surface, and by transferring the raw material mixed with the material that has been almost completely dried, the dry powder absorbs the moisture of the wet powder (reduces the apparent water content). It becomes possible to use the material in the middle of the area, and the raw material charged halfway can be processed in a shorter time than the processing time from the first charging port, and even if the charging amount from the first charging port is reduced. By the introduction from the second inlet, not only can the processing be performed without lowering the efficiency of the drying ability of the entire apparatus, but also the dispersion of the highly viscous raw material which is easily attached to the blades can be dispersed. Reduces thermal efficiency Without causing deterioration of fluidity or shortage of transfer capacity, adhesion and accumulation near the respective inlets are avoided, appropriate drying treatment and transfer are performed, and accordingly, the apparatus according to the physical properties of the processed material, etc. It is an object of the present invention to provide an agitation-type drying apparatus for powdery and granular materials that can draw out the processing capacity to the maximum and can efficiently utilize the processing ability and can also avoid the necessity of using a feedback device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The technical means adopted by the present invention to solve the above-mentioned problems includes a first raw material inlet provided at one end of the casing, a product outlet provided at the other end, and the first raw material inlet provided inside the casing. What is claimed is: 1. A stirring-type drying device comprising a shaft having a blade body suspended between an inlet and an outlet, wherein the casing has a second inlet between the first inlet and the outlet. Is provided.
Further, a raw material input port and a discharge port are provided on one end side and the other end side of the casing, respectively. The raw material input from the input port is dried by a heating means, and provided on a shaft mounted inside the casing. A stirring-type drying system in which the material is transferred while being stirred by a blade and discharged from the discharge port. It is characterized by the following.
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail based on a stirring-type drying apparatus for a granular material, which is exemplified as a preferred embodiment.
1 and 2, FIG. 1 is a partially cutaway overall view of a conductive heat transfer type grooved stirring and drying apparatus provided with a jacket provided with a stirring mechanism and a heating mechanism, and FIG. 2 is a plan view of a main part thereof. Numeral 1 denotes a casing of a drying device composed of a container that is relatively long, and the casing 1 has a cover 3 to be described later, is formed substantially in a U-shape in cross section, and has a W-shaped bottom. There is provided a jacket 102 which forms a shape and further forms a medium circulation path 101 for heat exchange by covering the bottom surface area and the side surface area thereof. Can be mounted with a slight downward inclination.
A heating medium inlet 103 and a heating medium outlet 104 are provided at both left and right ends of the jacket 102, respectively. The heating medium (steam, hot water, or the like) having a predetermined temperature is circulated in the medium circulation path 101 to circulate the casing 1. Heat to a constant temperature. The product outlet 105 is provided adjacent to the heat medium outlet 104 which is the right end of the casing 1. The inlet and outlet are reversed depending on the type of the heat medium to be used.
[0007]
Inside the casing 1, hollow shafts 2 and 2 having hollow fan-shaped blades 201 are rotatably mounted in a state of being penetrated on both sides thereof in parallel in the front-rear direction. 2 has a configuration in which the hollow portions communicate with each other. The blade body 201 is formed in a wedge shape so that the rotation direction side becomes the front end side and becomes narrow, and a wide rear end portion is provided with a frying plate 201a. Then, the frying blades 201a perform a function of frying the processed material in the rotation direction.
On the outer side of the casing, the shafts 2 and 2 link a sprocket 203 provided on one of the shafts 2 and a sprocket 204 of a drive motor in an interlocking manner by a chain 205 so that the gears 202 and 202 provided on the respective shafts mesh with each other. , Are configured to rotate in opposite directions. Rotary joints 206 and 207 for introducing and circulating a heating medium (steam, hot water, etc.) are provided at both ends of the shaft 2 so that the blade body 201 and the shaft 2 function as a heating body. Has become.
[0008]
Reference numeral 3 denotes a cover body which forms a casing main body together with the casing 1 and covers the upper surface of the casing 1. The cover body 3 has a material inlet 301 at the center on the left upper surface and carrier gas (air, non-air) at both left and right ends. Active gas and the like) are provided with inlets 302, 302, and an outlet 303 is provided at the center thereof.
These configurations are generally known technologies disclosed in Japanese Patent Publication No. 48-44432, and based on such configurations, the powdery and granular material supplied quantitatively from the raw material input port 301 rotates the blades 201. As a result, the propulsion force in the direction parallel to the casing 1 is received, and the inside of the casing 1 is gradually moved toward the product discharge port 105 while maintaining a certain degree of filling. In this process, the granular material is agitated with the rotation of the blade body 201, so that the material is heated by conduction heat transfer from the shaft 2, the blade body 201, and the medium circulation path 101, receives a drying action, and It is configured to be discharged from the discharge port 105. Note that water and other volatile components evaporated from the material during the drying process are discharged from the gas outlet 303 along with the carrier gas from the inlet 302.
[0009]
Now, reference numerals 301a, 301b, and 301c denote second raw material inlets provided on the upper surface of the cover body 3, and the second raw material inlets 301a, 301b, and 301c respectively correspond to the raw material inlets 301. The first inlet is fixedly disposed at an arbitrary position in the transfer area between the first inlet 301 and the product outlet 105 at a predetermined interval, and all the inlets are formed to have substantially the same size. Have been.
[0010]
The second input ports 301a, 301b, and 301c are used for transferring the raw material supplied from the first input port 301 through the casing 1 while being dried by the heating means. Is used to mix a new raw material with the target as a target, and a material at an optimum arbitrary position depending on the physical properties of the raw material to be treated is appropriately and selectively used. Specifically, one or two or all of the second inlets 301a, 301b, 301c at an arbitrary position that is optimal in consideration of the dry state are selectively used.
[0011]
FIG. 4 is a graph showing changes over time in water content and material temperature. In this graph, I is a material preheating period, II is a constant rate drying period, and III is a decreasing rate drying period. In the initial stage of drying the granular material, the drying speed is constant and the drying period is constant, and the free surface water of the material evaporates, and the temperature of the material is constant. During the lapse rate drying period, after the surface free water is completely evaporated during the drying process, the temperature of the material gradually increases while moisture diffused from the inside of the material continues to be dried. That is, in the constant-rate drying period, all the input heat is used for evaporating the moisture, but for the decreasing-rate drying period, it is used for evaporating the moisture and increasing the material temperature. When this graph is applied to the stirring type drying apparatus shown in FIG. 1, the raw material input from the first input port 301 is transferred to the product discharge port 105 side in the casing 1 while the shaft 2, the blade body 201 and It is heated by the conduction heat transfer from the medium circulation path 101, first dried at a constant speed, and the surface free water evaporates (the material temperature is almost constant, period II). Subsequently, the moisture diffused from the inside of the material continues to be dried and is discharged from the product discharge port 105 (the temperature of the material gradually increases. Period III). Therefore, the raw material supplied from the second input port is liable to be mixed into the target area (where the moisture content of the material transferred from the first input port 301 is lower than the critical moisture content and the material temperature is increased). desirable. Here, the raw material (wet powder) input from the second input port is stirred and mixed with the material (dry powder) in a dry state by the rotation of the blade 201. Then, the dry powder has a property of absorbing the moisture of the wet powder (reducing the apparent moisture content), and since the dry powder surrounds the wet powder, it does not adhere to the wing body 201 and the like, and the material is transferred in this portion. There is no accumulation that inhibits Further, since the wet powder is dried instantly by receiving heat from the dry powder and the shaft 2, the blade body 201, and the medium circulation path 101, the drying process can be performed in a shorter time as compared with the one input from the first input port 301. Can be done with
In this embodiment, the second input ports 301a, 301b, and 301c are of a so-called fixed type in which the input ports are arranged at equal intervals. In this case, supply management for appropriately adjusting the input amount is performed. On the other hand, when processing is performed by supply management with a constant input amount, the distance between the first input port 301 and the second input port 301a and the distance between the second input ports 301a, 301b, and 301c may be appropriately adjusted. Often, the arrangement is arbitrary. In the above-mentioned drying apparatus, a plurality of resistance temperature detectors (thermometers) are inserted into the apparatus from the side surface almost at the same height as the shaft 2 through the jacket 102 and the casing 1 at equal intervals. By measuring the temperature of the material, the position and amount of the second inlet can be adjusted.
[0012]
FIGS. 5 and 6 show an embodiment in which the second inlet is a movable type. In the figure, reference numerals 311a, 311b, 311c denote second inlets, each of which has a plate portion 312 at the bottom and is independently formed in a substantially ⊥ shape when viewed from the side. Have been. On the other hand, on the upper surface of the cover body 3, elongated holes 313 for charging raw material are opened in the longitudinal direction (between the first inlet 301 and the outlet 105). Guides 314, 314 are provided to sandwich the edge of the portion 312, guide movement (slide) in the front-rear direction, and fix it. The guide body 314 has an inverted L-shape when viewed from the side. Bolt holes 314a are formed at a predetermined pitch on the upper surface, and each second inlet is guided to the guide body 314 and moved to a predetermined position. Thereafter, by tightening the edge portion of the plate portion 312 using a bolt 314b, the plate portion 312 is brought into pressure contact with the upper surface of the cover body 3 to be positioned and fixed.
[0013]
In the embodiment shown in FIG. 5, the plate portions 312 of all the second input ports 311a, 311b, and 311c are arranged side by side (FIG. 5B). 312 is lifted and placed on the plate portion 312 of the second input ports 311a and 311c so as to partially overlap (FIG. 5 (C)) so that the second input ports 311a and 311c are movable. Is adjusted. In addition, the space | interval with the 1st input port 301 has the aspect which carried out slide adjustment of the 2nd input port 311a, and expanded a little.
[0014]
In the embodiment shown in FIG. 6, the plate portion 312 having the second inlet and the plate portion 312a not having the second inlet are each modularized and appropriately selected and combined, so that each of the second inlets 311a, 311b and 311c are configured to be movable, and the distance between them is adjusted. That is, the two plate portions 312a and 312a are arranged between the plate portions 312 of the second input ports 311a, 311b and 311c, respectively (FIG. 6A), and the number is reduced to one. One plate portion 312a is moved to move the plate portion 312 of 311b and 311c toward the second input port 311a, and close the slot 313 exposed on the product discharge port 105 side of the plate portion 312 of the second input port 311c. The position is adjusted in the added mode (FIG. 6B). The distance between the first input port 301 and the second input port 311a can be adjusted by sliding the entire second input port.
In addition, the width of each of the plate portions 312 and 312a can be set to an appropriate size, and the number of the plate portions 312 and 312a can be finely adjusted by increasing the number arranged between the second input ports and making the second adjustment. It is also possible to arbitrarily combine and arrange the number of sheets arranged between the charging ports or different widths.
[0015]
In the movable type embodiment, the gas outlet 303 may be provided in another portion, and it is needless to say that the plate portion having the outlet 303 can be modularized. Further, the long hole 313 is provided continuously between the second input ports 311a and 311c, but may be provided for each second input port, and the opening is extended to include the first input port 301. May be continuous.
[0016]
In the embodiment of the present invention configured as described above, a first material input port 301 provided at one end of the casing 1 (cover body 3) and a product outlet provided at the other end are now provided. The wet-powder material is dried in a stirring-type drying apparatus including a shaft 105 having a blade body 201 suspended between the first inlet port 301 and the outlet port 105 inside the casing 1. However, the casing 1 (cover body 3) of the present apparatus is provided with a plurality of second inlets 311a, 311b, or 311c in a prescribed transfer area between the first inlet 301 and the outlet 105. Therefore, even in the case of processing powdery and granular materials having various different physical properties in a predetermined transfer area, it is possible to input the raw material from an optional second input port in addition to the first input port 301, and Collected in one place There is no split-up can be carried out.
For this reason, for example, even when the raw material to be processed is completed in the drying process during the transfer of the specified region, the outlet side region after drying may become an excess region that does not contribute to the drying process. In addition, not only can the entire area be effectively utilized, but also the raw material (wet powder) supplied from the second input port is mixed with the dried material (dry powder) transferred from the first input port 301. And the property that the dry powder absorbs the moisture of the wet powder (reduces the apparent water content) can be used in the middle of the transfer area. In comparison, a drying system that can process in a shorter time can be realized.
[0017]
Therefore, even if the amount of input from the first input port 301 is reduced, by performing input from the second input port, a drying process can be performed without lowering the efficiency of the drying capacity of the entire apparatus. Even processed materials such as highly viscous raw materials that are easy to adhere can be dispersed and charged without being collected in one place, and each of them can be charged without causing a decrease in thermal efficiency, deterioration in fluidity, or shortage of transfer capacity. Adhesion near the mouth is avoided, proper drying processing and transfer are performed, so that the processing capacity of the apparatus can be maximized and efficiently used according to the physical properties of the processed material, and a feedback apparatus needs to be used. Sex can also be avoided. It is optional to use the second inlet as the first inlet.
[0018]
5 and 6, the second input ports 311a, 311b, and 311c are independent or integrated with each other, and the first input port 301 and the discharge port are formed on the cover body 3 constituting a casing. Since each of the second inlets can be moved to and fixed to the raw material input target area shown in FIG. Allocation can be adjusted, and even when switching between processed materials with different physical properties, operation management and control can be performed in a well-balanced manner between the drying capacity and the transfer capacity that match the physical properties, etc. I can do it.
[0019]
Further, since the second inlets 311a, 311b, 311c are configured to communicate with the inside of the casing through an elongated hole 313 opened in the axial direction of the cover body 3 in the movable range thereof, The moving configuration of the two inlets may be an overlap type (FIG. 5) or a module type (FIG. 6) as it is without changing the shape of the particularly elongated hole 313.
Moreover, by extending the elongated hole 313 to include the first input port 301, the first input port 301 can also be configured to be easily movable.
[0020]
【The invention's effect】
The present invention relates to a first raw material inlet 301 provided at one end of the casing 1 (3), a product outlet 105 provided at the other end, and the first inlet 301 and the outlet provided inside the casing. A stirring-type drying device comprising a shaft 2 having a blade body 201 suspended between 105, wherein a second charging is performed between the first charging port 301 and the discharging port 105 in the casing 3. By providing the mouth 301a,
Further, by mixing the raw material into the powder and granules in the middle of the transfer in which the drying process in the casing is substantially completed, and performing the drying process,
Even in the case of processing powdery and granular materials of various different physical properties in a predetermined transfer area, it is possible to perform divided charging without accumulating raw materials in one place, and it is assumed that drying processing is substantially completed. By introducing the raw materials to be mixed, the property that the dry powder absorbs the moisture of the wet powder (reduces the apparent water content) can be used in the middle of the transfer area. The processing time can be reduced in a shorter time than the processing time described above, and the efficiency of the drying capacity in the entire apparatus is reduced by the charging from the second charging port 301a even if the charging amount from the first charging port 301 is reduced. Not only can processing be carried out without any problem, but even if a processed material such as a high-viscosity raw material that easily adheres to the blade body 201, dispersion and introduction causes a decrease in thermal efficiency, a deterioration in fluidity, and a shortage of transfer capacity. Immediately, adhesion and accumulation near each input port are avoided, appropriate drying processing and transfer are performed, and accordingly, the processing capacity of the apparatus is maximized and efficiently used according to the physical properties of the processed material. And the necessity of using a feedback device can be avoided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially broken whole configuration diagram of an agitation type drying device for a granular material. FIG. 2 is a longitudinal sectional view of FIG. 1. FIG. 3 is a plan view of FIG. 1. FIG. FIG. 5 is a structural view showing a second embodiment of a second inlet, (A) is a plan view, (B) is a longitudinal sectional view, and (C) is a sectional view showing a moving state thereof. FIG. 6 is a structural view showing a third embodiment of the second inlet, wherein (A) is a plan view, and (B) is a plan view showing a moving state thereof.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Casing 101 Medium circulation path 102 Jacket 103 Heat medium inlet 104 Heat medium outlet 105 Product discharge port 2 Shaft 201 Blade body 201a Raising plate 202 Gear 203 Sprocket 204 Sprocket 205 Chain 206 Rotary joint 207 Rotary joint 3 Cover body 301 Raw material inlet ( 1st slot)
301a second inlet 301b second inlet 301c second inlet 302 inlet 303 gas outlet 311a second inlet 311b second inlet 311c second inlet 312 plate portion 312a plate portion 313 slot 314 guide body 314a Bolt hole 314b Bolt

Claims (6)

ケーシングの一端側に設けられた第1の原料投入口と、他端側に設けられた製品排出口と、ケーシング内部に前記第1投入口と排出口間に亘って軸架された羽根体を有するシャフトからなる攪拌型乾燥装置であって、前記ケーシングには、前記第1投入口と排出口との間に第2の投入口が設けられていることを特徴とする粉粒体の攪拌型乾燥装置。A first raw material inlet provided at one end of the casing, a product outlet provided at the other end, and a wing body suspended between the first inlet and the outlet inside the casing. A stirring type drying device comprising a shaft having a second input port provided between the first input port and the discharge port in the casing. Drying equipment. 請求項1において、前記第2の投入口は、軸方向に所定間隔を存して1以上設けられていることを特徴とする粉粒体の攪拌型乾燥装置。2. The agitation type drying apparatus for a granular material according to claim 1, wherein one or more second inlets are provided at predetermined intervals in an axial direction. 請求項1乃至2において、前記第2の投入口は、投入口と排出口間を移動可能に設けられていることを特徴とする粉粒体の攪拌型乾燥装置。3. The agitation type drying apparatus for a granular material according to claim 1, wherein the second inlet is provided so as to be movable between the inlet and the outlet. 請求項3において、前記第2の投入口は、その可動域において、前記ケーシングを構成するカバー体に軸方向に開設された長孔を介してケーシング内部と連通していることを特徴とする粉粒体の攪拌型乾燥装置。The powder according to claim 3, wherein the second charging port communicates with the inside of the casing in a movable range thereof through an elongated hole formed in the cover body constituting the casing in an axial direction. Agitation type drying device for granules. 請求項1乃至4において、前記乾燥装置は、伝導伝熱式溝型撹拌乾燥装置であることを特徴とする粉粒体の攪拌型乾燥装置。5. The agitation type drying apparatus for granular materials according to claim 1, wherein the drying apparatus is a conduction heat transfer type channel type agitation type drying apparatus. ケーシングの一端側と他端側にそれぞれ原料投入口と排出口が設けられ、前記投入口より投入された原料を、加熱手段によって乾燥すると共に、ケーシング内部に軸架したシャフトに設けられた羽根体によって撹拌しながら移送せしめ、前記排出口から排出する攪拌型乾燥システムであって、前記ケーシング内の乾燥処理が概ね完了した移送途中の粉粒体層に原料を混入して乾燥処理することを特徴とする粉粒体の乾燥システム。A raw material input port and a discharge port are provided at one end and the other end side of the casing, respectively. The raw material input from the input port is dried by heating means, and a blade body provided on a shaft mounted inside the casing. A stirring-type drying system that transfers the powder while stirring, and discharges the powder from the discharge port. And the drying system of the granular material.
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