JP2004150102A - Parking management apparatus and road-side system for road-to-vehicle communication - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、路車間の狭域通信のために車両を所定の位置に誘導する駐車管理装置および路車間通信路側システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、様々な路車間通信システムが実用化、あるいは実用化のために検討されている。実用化されている路車間通信の代表例として、ETC(Electric Toll Collection System)と呼ばれるノンストップ自動料金支払いシステムがある。このシステムを利用する場合には、ETC専用の通信装置を購入し、車に設置する必要がある。ETCの通信装置には、大きく分けて2種類あり、通信装置にアンテナが内蔵されたアンテナ内蔵型と、通信装置とアンテナが分離した分離型があり、どちらも購入者が取扱説明書等を参考にしながら指定された位置に設置する。
【0003】
また現在、ETCの応用として、大容量データを扱う大容量路車間通信システムが検討されている。その1つとして、非常に狭い通信エリア(例えば半径1m以内)による超狭域セル型路車間通信システムが検討されている。このシステムでは、サービスエリアやスーパーマーケット等の駐車場において、車両を駐車させた状態で大容量データの通信を行うものである。
【0004】
このシステムでも、先に述べたETCと同様に指定の位置にアンテナが設置されることが通常である。この場合、車両が通信可能な位置に駐車されていれば問題はないが、駐車する位置がずれれば、車両側のアンテナが非常に通信エリアから外れる恐れがある。
【0005】
路車間通信において、路側(サービス提供側)の通信エリアと車載アンテナとが正しい位置にあるときに通信を行うようにする技術として、例えば特許文献1がある。これは、路側があらかじめ車両のアンテナ取り付け位置の情報、すなわち車両の位置検知部位(前輪下端接触部)と車載アンテナとの相対距離の情報を受信し、この受信にもとづき、複数ある位置センサのうち、路側アンテナとの距離が上記した相対距離と最も近似している位置センサを選び、この位置センサが車両の位置検出部位を検出したときに車両との通信を開始するようになっている。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−274703号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献1に記載の技術は、狭域通信を対象としたものではないが、この技術を狭域通信に用いたとしても、センサが車両を検知した位置で車両が確実に停止するとは限らない。したがって、車両を正しい位置に止めて通信を行えるとは言えない。
【0008】
そこで、本発明は上記点に鑑みて、路車間の狭域通信において、通信エリアに車載アンテナが入るよう、車載アンテナの車内への取り付け位置に応じて、車両を車止めを用いて誘導することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、請求項1に記載の発明は、狭域路車間通信の車載アンテナの、当該車両全体に対する位置関係に関する情報を取得する車載アンテナ位置情報取得手段と、位置情報取得手段が取得した情報にもとづいて、車載アンテナが狭域路車間通信の通信エリアに入るように当該車両を停止することのできる位置に車止めを配置する車止め配置手段を備えた駐車管理装置である。
【0010】
これによって、車載アンテナ位置情報取得手段が、狭域路車間通信の車載アンテナの、車両全体に対する位置関係に関する情報を取得し、また車止め配置手段が、位置情報取得手段が取得した情報にもとづいて、この車載アンテナが狭域路車間通信の通信エリアに入るように当該車両を停止することのできる位置に車止めを配置するので、車両のユーザはこの車止めに従って車両を止めることで、通信エリアに車載アンテナが入るようになる。したがって、路車間の狭域通信において、通信エリアに車載アンテナが入るよう、車載アンテナの車内への取り付け位置に応じて、車両を車止めを用いて誘導することができる。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の駐車管理装置において、車載アンテナ位置情報取得手段は、狭域路車間通信の車載アンテナの、当該車両の車輪に対する位置関係に関する情報を取得し、車止め配置手段は、位置情報取得手段が取得した情報にもとづいて、車載アンテナが狭域路車間通信の通信エリアに入るように当該車両を停止することのできる位置に輪止めを配置することを特徴とする。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、駐車スペースの一部を通信エリアとする狭域路車間通信の路側機アンテナと、第1の車種に属する車両の特定の一部をその位置で止めることで、第1の車種に属する車両に搭載された狭域路車間通信の車載アンテナが通信エリアに入るような位置に設けられた第1の車止めと、第2の車種に属する車両の特定の一部をその位置で止めることで、第2の車種に属する車両に搭載された狭域路車間通信の車載アンテナが通信エリアに入るような位置に設けられた第2の車止めと、を備えた路車間通信路側システムである。
【0013】
これによって、第1の車種に属する車両は、その車両の特定の一部を第1の車止めの位置で止めることで、この第1の車種に属する車両の車載アンテナは、路側機アンテナの通信エリアに入り、また第2の車種に属する車両は、その車両の特定の一部を第2の車止めの位置で止めることで、この第2の車種に属する車両の車載アンテナは、路側機アンテナの通信エリアに入る。したがって、路車間通信路側システムは、この路車間の狭域通信において、通信エリアに車載アンテナが入るよう、車載アンテナの車内への取り付け位置に応じて、車両を車止めを用いて誘導することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る駐車場1の全体図である。この駐車場1の入口には入場処理機7、入場ゲート6、および車両感知センサ61が設置され、出口には退場処理機2、退場ゲート3、および車両感知センサ31が設置されている。また駐車場1内には、A、B、C、Dの4つの駐車スペースが設けられており、それぞれの駐車スペース脇には路側機アンテナ4および車両感知センサ41が取り付けられている。また、退場処理機2、退場ゲート3、車両感知センサ31、輪止め昇降装置5、車両感知センサ41、入場処理機7、入場ゲート6、車両感知センサ61は、管理ネットワーク9を介して有線で信号の送信を行うことができるようになっている。
【0015】
路側機アンテナ4は、DSRC(Dedicated Short Range Communication)等の狭域通信(スポット通信)の基地局(図示せず)が、当該駐車スペースに駐車する車両の車載器と通信するために用いるアンテナである。このアンテナの通信エリアは駐車スペースの先頭部の半径約1m程度をカバーする。ここで、駐車スペースの先頭部とは、その駐車スペースに駐車した車両の先頭部に対応する場所をいう。
【0016】
車両感知センサ41は、各駐車スペースに設置され、当該駐車スペースに車両が入っているときは管理ネットワーク9を介して入場処理機7に所定の信号を送信する。この所定の信号は、当該駐車スペースに車両が存在する旨の信号である。この車両感知センサ41としては、例えば赤外線センサを用いることができる。
【0017】
入場ゲート6は、管理ネットワーク9を介して入場処理機7からゲートを開くよう指示する旨の信号を受信すると開き、車両が駐車場1に進入できるようにし、また入場処理機7からゲートを閉じるよう指示する旨の信号を受信すると閉じるようになっている。
【0018】
車両感知センサ61は、入場ゲート6の脇に設置され、入場ゲート6手前に車両があるときはその旨の信号を管理ネットワーク9を介して入場処理機7に送信する。この車両感知センサ61としては、例えば赤外線センサを用いることができる。
【0019】
退場ゲート3は、管理ネットワーク9を介して退場処理機2からゲートを開くよう指示する旨の信号を受信すると開いて車両が駐車場1から退出できるようにし、また退場処理機2からゲートを閉じるよう指示する旨の信号を受信すると閉じるようになっている。
【0020】
車両感知センサ31は、退場ゲート3の脇に設置され、退場ゲート3手前に車両があるときはその旨の信号を管理ネットワーク9を介して退場処理機2に送信する。この車両感知センサ31としては、例えば赤外線センサを用いることができる。
【0021】
車両8は、路側機アンテナ4を介してダウンロード等の狭域通信を行うための車載アンテナ12を備えている。この車載アンテナ12は、一般的に車両のフロントガラス近くに設置される。
【0022】
図2に、駐車場1内の1つの駐車スペースの斜視図を示す。輪止め昇降装置5は直方体形状を成し、その上面が地上から見えるように駐車スペースの地面に埋め込まれている。また輪止め昇降装置5は、2つのセダン用輪止め10および2つのワゴン用輪止め11を有している。この駐車スペースの図2のA−A垂直断面図を図3に示す。
【0023】
輪止め昇降装置5には、セダン用輪止め10およびワゴン用輪止め11を収納することができるような直方体状の窪みが形成されている。また、輪止め昇降装置5は図示しない4つのモータを有し、それぞれのモータが、セダン用輪止め10またはワゴン用輪止め11の1つを昇降させることができるようになっている。また輪止め昇降装置5は、図示しないモータ制御装置を有している。このモータ制御装置は、管理ネットワーク9を介して特定の信号を受信することにより、セダン用輪止め10およびワゴン用輪止め11の昇降のためのモータ制御を行う。
【0024】
セダン用輪止め10およびワゴン用輪止め11は直方体形状を成す剛体物質である。輪止め昇降装置5がこのセダン用輪止め10およびワゴン用輪止め11を下げている状態においては、セダン用輪止め10およびワゴン用輪止め11は輪止め昇降装置5内に埋め込まれるように収納されている。このとき、このスペースを通る車両等がセダン用輪止め10およびワゴン用輪止め11に引っかかることはない。
【0025】
輪止め昇降装置5がこのセダン用輪止め10またはワゴン用輪止め11を上げている状態においては、セダン用輪止め10またはワゴン用輪止め11の上部は地上に出っ張るようにせり上がった状態に保持されている。このとき、車両の前輪がこのセダン用輪止め10またはワゴン用輪止め11にぶつかると、無理に乗り越えない限り車両の輪止め方向への運動が妨げられる。図4は2つのセダン用輪止め10がせり上がった状態における駐車スペースの斜視図、図5はそのB−B断面図、図6はワゴン用輪止め11がせり上がった状態における駐車スペースの斜視図、図7はそのC−C断面図である。
【0026】
図8は、入場処理機7の構成を示す透視図である。入場処理機7は、入場ボタン16、セダンボタン17、ワゴンボタン18、確認ボタン19、表示器20、スピーカ21、CPU25、ROM26、RAM27、およびドライバ28を有する。
【0027】
入場ボタン16、セダンボタン17、ワゴンボタン18、および確認ボタン19は、入場処理機7の前面に配置され、人に押下されることによって所定の電気信号をCPU25に出力するボタンである。それぞれのボタンの横には、「入場」、「セダン」、「ワゴン」、「確認」の文字が明記されており、これによってどのボタンがどの機能を担っているかを使用者が認識することができる。
【0028】
表示器20は、CPU25から入力された映像信号を画面表示する。
【0029】
スピーカ21は、CPU25から入力された音声信号を音声として出力する。
【0030】
ドライバ28は、CPU25から受信した信号を、この信号が管理ネットワーク9の信号プロトコルに従うように整形(例えばヘッダ、CRC付加)し、その後管理ネットワーク9に出力する。またドライバ28は管理ネットワーク9から受信した信号をCPU25が認識、処理できるように整形(例えばヘッダ、CRC除去)し、その後CPU25に出力する。
【0031】
CPU25は、不揮発性記録装置であるROM26に記録されているプログラムを読み出して実行することで動作する。そしてCPU25はその動作において、入場ボタン16、セダンボタン17、ワゴンボタン18、および確認ボタン19、ドライバ28からの信号を検出し、また動作の必要に応じてRAM27に対してデータの書き込み/読み出しを行い、管理ネットワーク9を介して輪止め昇降装置5、入場ゲート6等に送信するための信号をドライバ28に出力し、表示器20に映像信号を出力し、スピーカ21に音声信号を出力する。このCPU25が実行するプログラムについては後述する。
【0032】
図9は、退場処理機2の構成を示す透視図である。この退場処理機2は、4つの駐車スペースボタン22、退場ボタン23、表示器20、スピーカ21、CPU35、ROM26、RAM27、およびドライバ28を有する。なお、退場処理機2の構成要素のうち、入場処理機7の構成要素と同等のものについては同一の符号を付し、それらの説明を省略する。また、CPU35の構成は入場処理機7のCPU25と同等であり、またCPU35が実行するプログラムについては後述する。
【0033】
駐車スペースボタン22、退場ボタン23は、退場処理機2の前面に配置され、人に押下されることによって所定の電気信号をCPU35に出力するボタンである。退場ボタン23の横には「退場」の文字が明記されている。また、駐車スペースボタン22の上部には「駐車スペース」と明記され、また駐車スペースボタン22のそれぞれにはA、B、C、Dの文字が表されている。これによってどのボタンがどの機能を担っており、どの駐車スペースボタン22がどの駐車スペースに対応しているかを使用者が認識することができる。
【0034】
以上のような構成となっている駐車場1に、車両8が進入する場合の入場処理機7等の作動について以下説明する。
【0035】
図10に、電源投入により起動した直後以降、CPU25が実行するプログラムの処理構成をフローチャートとして示す。
【0036】
なおCPU25は、各駐車スペースに車両が駐車しているか否かの情報である駐車スペース情報をRAM27中に保存している。そしてCPU25は、この図に示すフローチャートの処理と並行して、各駐車スペースの車両感知センサ41からの信号を管理ネットワーク9を介して受信し、この受信した信号にもとづいてこの駐車スペース情報を書き換える。具体的には、車両の存在を検知している旨の信号を送信している車両感知センサ41に対応する駐車スペースには車が駐車しており、信号を送信していない車両感知センサ41に対応する駐車スペースは空いているという情報を、駐車スペース情報としてRAM27に書き込む。
【0037】
以下、図10の処理について説明する。ステップ105では、CPU25は表示器20に映像信号を出力することで、図11(a)に示す画面を画面表示器20に表示させる。これによって、駐車場1に入場しようとする車両8のユーザに対して入場ボタン16の押下を促すことができる。
【0038】
そしてステップ110では、入場ボタン16が押下された、すなわち入場ボタン16がオンとなったか否かを判定し、オンとなっていなければステップ105に戻る。
【0039】
オンとなっていれば処理はステップ115に進み、車両8のユーザに車両情報の問いかけを行う。具体的には、表示器20に図11(b)に示す画面を表示させ、またスピーカ21に音声信号を出力することで、スピーカ21に「車両情報を入力してください」等の音声の出力を行わせる。
【0040】
次にステップ120で、セダンボタン17またはワゴンボタン18(以下車両情報ボタンと記す)が押下された、すなわち車両情報ボタンがオンとなったか否かを判定し、オンとなっていなければステップ115に戻る。
【0041】
オンとなっていれば処理はステップ125に進み、駐車スペースの検索を行う。具体的には、表示器20に図11(c)に示す画面を表示させ、先述した車両スペース情報を読み出す。
【0042】
そしてステップ130では、この読み出した駐車スペース情報にもとづいて駐車できるスペースがあるか否かを判定する。スペースが無ければ、すなわち全ての駐車スペースが使用中なら、処理はステップ125に戻る。このように、空きスペースが無ければ、空きができるまで検索処理を繰り返す。
【0043】
駐車スペースがあれば、処理はステップ135に進み、輪止めのせり上げ制御を行う。具体的には、空いている駐車スペースの中からあらかじめ設定された優先順位(例えばA→B→C→Dの順)の最も高い1つの輪止め昇降装置5にドライバ28および管理ネットワーク9を介して信号を送信する。ステップ120で押下を検知した車両情報ボタンがセダンボタン17であれば、送信する信号は輪止め昇降装置5にセダン用輪止め10の2つをせり上させるための信号である。また、ステップ120で押下を検知した車両情報ボタンがワゴンボタン18であれば、送信する信号は輪止め昇降装置5にワゴン用輪止め11の2つをせり上させるための信号である。
【0044】
この信号を受信した輪止め昇降装置5は、信号にもとづいてモータを制御し、セダン用輪止め10またはワゴン用輪止め11をせり上げる。
【0045】
ステップ135を実行した後、CPU25は処理をステップ145に進める。ステップ145では、車両8のユーザに対して駐車スペースの指定と確認要求を行う。すなわち、表示器20に表示器20に図11(d)に示す画面を表示させ、スピーカ21に「スペースBに駐車できます」等の駐車スペース指定の音声通知を出力させ、また「よろしければ確認ボタンを押してください。」等の確認ボタン押下を促す音声通知を出力させる。
【0046】
そして処理はステップ150に進み、確認ボタンが押下されたか否か、すなわちオンか否かの判定を行い、オンでなければ処理はステップ145に戻る。オンであれば処理はステップ155に進み、入場ゲートを開く処理を行う。具体的には、表示器20に図11(e)に示す画面を表示させ、ドライバ28および管理ネットワーク9を介して、入場ゲート6を開けるための制御信号を入場ゲート6に対して送信する。この制御信号を受信した入場ゲート6は、ゲートを開ける作動を行う。
【0047】
入場ゲート6が開くと、車両8のユーザは車両8を駐車場1内に進入させる。
【0048】
ステップ155に続いて、ステップ160では、CPU25は車両8が入場ゲート6を通過して駐車場1内に進入したか否かを判定する。具体的には、車両感知センサ61から車両が入場ゲート6手前にいる旨の信号を受信しているか否かを判定する。そして車両8が入場ゲート6を通過する、すなわち入場ゲート6手前からいなくなるまでこの判定処理を繰り返す。
【0049】
車両8が入場ゲート6を通過すると、処理はステップ165に進み、入場ゲート6に対してゲートを閉じるための制御信号を送信し、それによって入場ゲート6はゲートを閉じる。そして処理はステップ105に戻り、次の入場車両に入場ボタン16の押下を促す表示を行う。
【0050】
このように、入場処理機7が車両8のユーザに駐車スペースの指定を通知することで、車両8は適切な駐車スペースに誘導される。そして、ユーザはせり上がっているセダン用輪止め10またはワゴン用輪止め11に車両8の前輪を当てた状態で、車両8を停止させる。この状態の駐車スペースおよび車両8の側面図を図12および図13に示す。図12は車両8がセダン車であった場合、図13は車両8がワゴン車であった場合の図である。
【0051】
車両8はの車載アンテナ12は、先に説明した様に車両のフロントガラス近くに設置される。したがって、セダン車とワゴン車の場合では車両全体に対する車載アンテナ12の位置関係が異なる。より詳しく言えば、ワゴン車の場合はフロントガラスが前輪のほぼ直上にあるのに対して、セダン車の場合はフロントガラスが前輪より後方に配されているので、セダン車とワゴン車では、前輪と車載アンテナ12との位置関係が異なっている。したがって、車載アンテナ12が路側機アンテナ4のエリア内に入るためには、車種によって車両の車輪が止まる位置を変えなければならない。
【0052】
図12、図13に示すように、セダン車8はワゴン車8の場合よりも前方に前輪を止めて駐車するようになっている。このようにすることで、車両8内の車載アンテナ12は、セダン車の場合でもワゴン車の場合でも路側機アンテナ4の通信エリア、すなわち路側機アンテナ4を頂点とし、駐車スペースの前方部地面半径1m程度の面を底面とする円錐状の空間領域に入る。
【0053】
これによって、入場処理機7が、狭域通信の車載アンテナ12の、車両全体に対する位置関係に関する情報、具体的には前輪に対する位置関係に関する情報、すなわちセダン車かワゴン車かの情報を取得し、また取得した情報にもとづいて、この車載アンテナ12が狭域通信の路側機アンテナ4の通信エリアに入るように当該車両を停止することのできる位置に輪止めを配置するので、車両8のユーザはこの輪止めに車両8の前輪を当てて車両8を止めることで、路側機アンテナ4の通信エリアに車載アンテナ12が入るようになる。したがって、路車間の狭域通信において、通信エリアに車載アンテナが入るよう、車載アンテナの車内への取り付け位置に応じて、車両を車止めを用いて誘導することができる。
【0054】
図14に、車両8の駐車場1からの退出のためのCPU35の処理をフローチャートとして示す。この処理は、退場処理機2が電源投入により起動した直後以降、CPU35が実行するプログラムによるものである。
【0055】
なおCPU35は、各駐車スペースに車両が駐車しているか否かの情報である駐車スペース情報をRAM27中に保存している。そしてCPU35は、この14図に示すフローチャートの処理と並行して、入場処理機7のCPU25と同様に、各駐車スペースの車両感知センサ41からの信号を管理ネットワーク9を介して受信し、この受信した信号にもとづいてこの駐車スペース情報を書き換える。 以下、図14の処理について説明する。ステップ205では、CPU35は表示器20に映像信号を出力することで、図15(a)に示す画面を画面表示器20に表示させる。これによって、駐車場1から退場しようとする車両8のユーザに対して駐車スペースボタン22のいずれかの押下を促すことができる。
【0056】
そしてステップ210では、駐車スペースボタン22が押下された、すなわち駐車スペースボタン22のいずれかがオンとなったか否かを判定し、オンとなっていなければステップ205に戻る。
【0057】
オンとなっていれば処理はステップ215に進み、車両8のユーザに退場ボタン23の押下を要求する。具体的には、図15(b)に示す画面を画面表示器20に表示させ、スピーカ21に音声信号を出力して「退場ボタンを押してください」等の音声を出力させる。
【0058】
次にステップ220で、退場ボタン23が押下された、すなわち退場ボタン23がオンとなったか否かを判定し、オンとなっていなければステップ215に戻る。
【0059】
オンとなっていれば処理はステップ225に進み、ステップ210で検知した駐車スペースが実際に空きの状態であるか否かを確認する。具体的には、表示器20に図15(c)に示す画面を表示させ、先述した車両スペース情報を読み出す。
【0060】
そしてステップ230では、この読み出した駐車スペース情報にもとづいて当該駐車スペースが空きであるか否かを判定する。空きでなければ、処理はステップ225に戻る。このように、実際に当該駐車スペースが空いていなければ、空くまで確認処理を繰り返す。
【0061】
当該駐車スペースが空きであれば、処理はステップ235に進み、車両8のユーザに対して退場許可の通知を行う。具体的には、表示器20に図15(d)に示す画面を表示させ、スピーカ21に「退出ゲートが開きます」等の退場できる旨の音声を出力させる。
【0062】
そして、ステップ240で、管理ネットワーク9を介して退場ゲート3を開く処理を行う。具体的には、ドライバ28および管理ネットワーク9を介して、退場ゲート3を開けるための制御信号を退場ゲート3に対して送信する。この制御信号を受信した退場ゲート3は、ゲートを開ける作動を行う。
【0063】
退場ゲート3が開くと、車両8のユーザは車両8を駐車場1外に退出させる。
【0064】
ステップ240に続いて、ステップ245では、CPU35は車両8が退場ゲート3を通過して駐車場1外に退出したか否かを判定する。具体的には、車両感知センサ31から車両が退場ゲート3手前にいる旨の信号を受信しているか否かを判定する。そして車両8が退場ゲート3を通過する、すなわち退場ゲート3手前からいなくなるまでこの判定処理を繰り返す。
【0065】
車両8が退場ゲート3を通過すると、処理はステップ250に進み、退場ゲート3に対してゲートを閉じるための制御信号を送信し、それによって退場ゲート3はゲートを閉じる。そして処理はステップ205に戻り、次の退場車両に駐車スペースボタン22の押下を促す表示を行う。
【0066】
このようにして、車両8の駐車場1からの退出処理が行われる。
【0067】
(第2実施形態)
図16に、本発明の第2実施形態に係る駐車場51の全体図を示す。この駐車場51がその構成において第1実施形態の駐車場1と異なるのは、輪止め昇降装置5が輪止め器具13に置き換わっている点と、入場処理機7が入場処理機57に置き換わっている点である。なお、本実施形態においては、第1実施形態と同等の構成物には同一の符号を付し、それらの説明については省略するものとする。
【0068】
図17は、駐車場51中の駐車スペースの1つの斜視図である。輪止め器具13はセダン用輪止め14およびワゴン用輪止め15を備えている。セダン用輪止め14はワゴン用輪止め15の前方、すなわち入庫した車両の先頭に近い方に設けられた溝状の窪みであり、ワゴン用輪止め15はセダン用輪止め14の後方に設けられた溝状の窪みである。路側機アンテナ4、セダン用輪止め14、およびワゴン用輪止め15は、路車間通信路側システムを構成する。
【0069】
図17のD−D断面図を図18に示す。輪止め器具13およびセダン用輪止め14は、車輪がこの窪みに入ったとき乗員が明確な降下感を感じる程度の深さと、車輪がこの窪みに填ったときに車両が抵抗なく前後に自由に動くことができなくなるような幅とを有している。例えば、深さ10cm、幅20cmである。
【0070】
図19に、入場処理機57の構成を示す。入場処理機57が第1実施形態の入場処理機7と異なる部分は、入場処理機7におけるセダンボタン17、ワゴンボタン18がないことである。
【0071】
入場処理機57の作動中、CPU45は入場処理機7のCPU25と同様、各駐車スペースに車両が駐車しているか否かの情報である駐車スペース情報をRAM27中に保存しており、各駐車スペースの車両感知センサ41からの信号を管理ネットワーク9を介して受信し、この受信した信号にもとづいてこの駐車スペース情報を書き換える。
【0072】
CPU45は作動中、上記の処理に加え、図20に示す処理を行っている。この図20の処理が、図10に示したCPU25の処理と異なっている点は、図10のステップ115、120、および135に相当する処理がないことと、各表示器20が表示する画面に車両情報の部分がないことである。その他の処理は図10と同様であり、それぞれ対応する処理には図10と同様のステップ番号を付し、それらの説明は省略する。
【0073】
図20の処理によって、車両8が駐車場51内に誘導され、指定の駐車スペースに駐車する。
【0074】
ここで、車両8の乗員は、セダン車ならセダン用輪止め14に、ワゴン車ならワゴン用輪止め15に車両8の前輪を填めれば、路側機アンテナ4の通信エリア内に車載アンテナ12が入り、ダウンロード等が行えるようになるということを知っている。これは、あらかじめどの車種がどの車止めに車両の特定の位置(具体的には前輪)を止めればいいかの情報をあらかじめ通知することで実現されれる。例えば、駐車場の入口にその旨を記載した看板表示等を設置したり、あるいは駐車スペースのセダン用輪止め14およびワゴン用輪止め15の近くの地面に、それぞれ「セダン用」、「ワゴン用」といった書き込みをしておき、それらを乗員が認識することでこれは実現される。
【0075】
そして、車両8の乗員は、自車両の車種に対応した輪止めに車両8の前輪を落とした状態で、車両8を停止させる。
【0076】
この状態の車両スペースおよび車両8の断面図を図21および図22に示す。図21は車両8がセダン車であった場合、図22は車両8がワゴン車であった場合の図である。
【0077】
これらの図に示すように、セダン車8はワゴン車8の場合よりも前方で駐車するようになっているが、どちらの場合も車載アンテナ12が路側機アンテナ4の通信エリア内に入るようになっている。これは、第1実施形態等同様の理由による。
【0078】
これによって、セダン車は、その車両の特定の一部すなわち前輪をセダン用輪止め14で止めることで、このセダン車の車載アンテナ12は、路側機アンテナ4の通信エリアに入り、またワゴン車は、その車両の特定の一部すなわち前輪をワゴン用輪止め15で止めることで、このワゴン車の車載アンテナ12は、路側機アンテナ4の通信エリアに入る。したがって、路車間通信路側システムは、この路車間の狭域通信において、通信エリアに車載アンテナが入るよう、車載アンテナの車内への取り付け位置に応じて、車両を車止めを用いて誘導することができる。
【0079】
なお、車両が駐車場51から退出するときの退場処理機2の作動は、第1実施形態と同じである。
【0080】
なお、本明細書の第1および第2実施形態において、入場処理機7が駐車管理装置を構成する。
【0081】
また、第1の車種とはセダンであり、第2の車種はワゴンである。また、セダン用輪止め10、14が第1の車止めであり、ワゴン用輪止め11、15が第2の車止めである。ただし、このように車種は2種類のみである必要はなく、例えばセダン、ワゴン、トラック等3種類以上となっており、それぞれの車種の属する車両の特定の一部をその位置で止めることで、その車種に属する車両に搭載された狭域路車間通信の車載アンテナが狭域路車間通信の路側機アンテナの通信エリアに入るような位置にそれぞれの車止めを設けてもよい。
【0082】
また、本実施形態では、車両8を止めるための車両の特定の一部を車両の前輪とし、車止めとして輪止めを用いているが、これは車両のあらかじめ定められた特定の位置で車両8を止めるものであれば足り、例えば特定の一部が車両の先端部であってもよい。
【0083】
また、第1実施形態においては、図10のステップ115および120の処理が狭域路車間通信の車載アンテナの、当該車両全体に対する位置関係に関する情報を取得する車載アンテナ位置情報取得手段を構成する。
【0084】
また、ステップ135の処理が、位置情報取得手段が取得した情報にもとづいて、車載アンテナが狭域路車間通信の通信エリアに入るように当該車両を停止することのできる位置に車止めを配置する車止め配置手段を構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る駐車場1の全体図である。
【図2】駐車場1内の1つの駐車スペースの斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】2つのセダン用輪止め10がせり上がった状態における駐車スペースの斜視図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】ワゴン用輪止め11がせり上がった状態における駐車スペースの斜視図である。
【図7】図6のC−C断面図である。
【図8】入場処理機7の透視図である。
【図9】退場処理機2の透視図である。
【図10】電源投入により起動した直後以降、CPU25が実行するプログラムの処理のフローチャートである。
【図11】入場処理機7の表示器20の表示する画面の図である。
【図12】セダン車8を駐車スペースに止めた場合の側面図である。
【図13】ワゴン車8を駐車スペースに止めた場合の側面図である。
【図14】CPU35の処理を示すフローチャートである。
【図15】退場処理機2の表示器20の表示する画面の図である。
【図16】第2実施形態に係る駐車場51の全体図である。
【図17】退場処理機2中の駐車スペースの1つの斜視図である。
【図18】図17のD−D断面図である。
【図19】入場処理機57の構成を示す図である。
【図20】CPU45の処理を示すフローチャートである。
【図21】セダン車8を駐車スペースに止めた場合の側面図である。
【図22】ワゴン車8を駐車スペースに止めた場合の側面図である。
【符号の説明】
1、51…駐車場、2…退場処理機、3…退場ゲート、4…路側機アンテナ、
5…輪止め昇降装置、6…入場ゲート、7、57…入場処理機、8…車両、
9…管理ネットワーク、10…セダン用輪止め、11…ワゴン用輪止め、
12…車載アンテナ、13…輪止め器具、14…セダン用輪止め、
15…ワゴン用輪止め、16…入場ボタン、17…セダンボタン、
18…ワゴンボタン、19…確認ボタン、20…表示器、 21…スピーカ、
22…駐車スペースボタン、23…退場ボタン、25、35、45…CPU、
26…ROM、27…RAM、28…ドライバ、
31、41、61…車両感知センサ。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a parking management device and a road-to-vehicle communication roadside system for guiding a vehicle to a predetermined position for short-range communication between roads and vehicles.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, various road-to-vehicle communication systems have been put to practical use or studied for practical use. As a typical example of road-to-vehicle communication that has been put into practical use, there is a nonstop automatic toll payment system called ETC (Electric Toll Collection System). When using this system, it is necessary to purchase a communication device dedicated to ETC and install it in a car. ETC communication devices can be broadly divided into two types. There are two types: a built-in antenna type with a built-in antenna in the communication device, and a separated type where the communication device and the antenna are separated. And place it in the specified location.
[0003]
At present, a large-capacity road-vehicle communication system that handles large-capacity data is being studied as an application of the ETC. As one of them, an ultra-narrow area cell-type road-vehicle communication system using a very narrow communication area (for example, within a radius of 1 m) is being studied. In this system, large-volume data communication is performed in a parking area such as a service area or a supermarket while a vehicle is parked.
[0004]
Also in this system, it is usual that an antenna is installed at a designated position as in the ETC described above. In this case, there is no problem if the vehicle is parked at a position where communication is possible, but if the parking position is shifted, the antenna on the vehicle side may be very out of the communication area.
[0005]
In the road-vehicle communication, for example, Patent Literature 1 discloses a technique for performing communication when a roadside (service providing side) communication area and an in-vehicle antenna are at a correct position. This is because the roadside receives in advance information on the antenna mounting position of the vehicle, that is, information on the relative distance between the vehicle position detection portion (front-wheel lower-end contact portion) and the vehicle-mounted antenna. Then, a position sensor whose distance to the roadside antenna is closest to the above-described relative distance is selected, and communication with the vehicle is started when the position sensor detects a position detection site of the vehicle.
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-8-274703
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Although the technology described in Patent Document 1 is not intended for short-range communication, even if this technology is used for short-range communication, the vehicle does not always stop reliably at the position where the sensor detects the vehicle. Absent. Therefore, it cannot be said that communication can be performed with the vehicle stopped at the correct position.
[0008]
Accordingly, the present invention has been made in view of the above points, and in a short-range communication between a road and a vehicle, guides a vehicle using a bogie according to a mounting position of the vehicle-mounted antenna in the vehicle so that the vehicle-mounted antenna enters the communication area. Aim.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is a vehicle-mounted antenna position information obtaining means for obtaining information on a positional relationship of a vehicle-mounted antenna for short-range road-to-vehicle communication with respect to the entire vehicle, and a position information obtaining means. Is a parking management device provided with a vehicle stop arrangement means for arranging a vehicle stop at a position where the vehicle can be stopped so that the on-vehicle antenna enters a communication area for narrow-area road-to-vehicle communication based on the information acquired by the vehicle.
[0010]
Thereby, the in-vehicle antenna position information obtaining means obtains information on the positional relationship of the in-vehicle antenna of the short-range road-to-vehicle communication with respect to the entire vehicle, and the vehicle stopping arrangement means, based on the information obtained by the position information obtaining means, Since the vehicle stop is arranged at a position where the vehicle can be stopped so that the vehicle-mounted antenna enters the communication area of the narrow-area road-to-vehicle communication, the vehicle user stops the vehicle in accordance with the vehicle stop, and the vehicle-mounted antenna is moved to the communication area. Will be included. Therefore, in the short-range communication between the road and the vehicle, the vehicle can be guided using the vehicle stop according to the mounting position of the vehicle-mounted antenna in the vehicle so that the vehicle-mounted antenna enters the communication area.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the parking management device according to the first aspect, the on-vehicle antenna position information acquiring means includes information on a positional relationship of the on-vehicle antenna for narrow-area road-to-vehicle communication with respect to wheels of the vehicle. The wheelchair arranging means acquires, based on the information acquired by the position information acquiring means, arranges the wheelchair at a position where the vehicle can be stopped so that the on-vehicle antenna enters the communication area of the narrow area road-to-vehicle communication. It is characterized by the following.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, a roadside device antenna for narrow-area road-to-vehicle communication in which a part of a parking space is a communication area and a specific part of a vehicle belonging to the first vehicle type are stopped at the position. A first vehicle stop provided at a position where an on-board antenna for short-range road-to-vehicle communication mounted on a vehicle belonging to the first vehicle type enters a communication area; and a method for identifying a vehicle belonging to the second vehicle type. A second wheel stop provided at a position such that an on-board antenna for narrow-area road-to-vehicle communication mounted on a vehicle belonging to the second vehicle type enters the communication area by stopping the vehicle at that position. This is an inter-vehicle communication roadside system.
[0013]
As a result, the vehicle belonging to the first vehicle type stops a specific part of the vehicle at the position of the first vehicle stop, so that the vehicle-mounted antenna of the vehicle belonging to the first vehicle type becomes the communication area of the roadside antenna. And the vehicle belonging to the second vehicle type stops a specific part of the vehicle at the position of the second vehicle stop, so that the vehicle-mounted antenna of the vehicle belonging to the second vehicle type communicates with the roadside device antenna. Enter the area. Therefore, the roadside-vehicle communication roadside system can guide the vehicle using the bogie according to the mounting position of the vehicle-mounted antenna in the vehicle so that the vehicle-mounted antenna enters the communication area in the short-range communication between the roadside and the vehicle. .
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(1st Embodiment)
FIG. 1 is an overall view of a parking lot 1 according to the first embodiment of the present invention. An entrance processing machine 7, an
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The
[0021]
The
[0022]
FIG. 2 shows a perspective view of one parking space in the parking lot 1. The wheel stopper raising / lowering
[0023]
The wheel-chuck lifting / lowering
[0024]
The
[0025]
In a state where the wheel chock elevating
[0026]
FIG. 8 is a perspective view showing the configuration of the entrance processing machine 7. The entrance processor 7 has an
[0027]
The
[0028]
The
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
FIG. 9 is a perspective view showing the configuration of the
[0033]
The
[0034]
The operation of the entrance processing machine 7 and the like when the
[0035]
FIG. 10 is a flowchart illustrating a processing configuration of a program executed by the
[0036]
The
[0037]
Hereinafter, the processing of FIG. 10 will be described. In
[0038]
Then, in
[0039]
If it is on, the process proceeds to step 115, where the user of the
[0040]
Next, at
[0041]
If it is on, the process proceeds to step 125, where a search for a parking space is performed. Specifically, the screen shown in FIG. 11C is displayed on the
[0042]
Then, in
[0043]
If there is a parking space, the process proceeds to step 135, in which the wheel is lifted. More specifically, one of the vacant parking spaces is assigned, via the
[0044]
The wheelchair lifting / lowering
[0045]
After executing Step 135, the
[0046]
Then, the process proceeds to step 150, and it is determined whether or not the confirmation button has been pressed, that is, whether or not the button is on. If not, the process returns to step 145. If it is on, the process proceeds to step 155 to perform a process of opening the entrance gate. Specifically, a screen shown in FIG. 11E is displayed on the
[0047]
When the
[0048]
In
[0049]
When the
[0050]
As described above, the entry processing machine 7 notifies the user of the
[0051]
The vehicle-mounted
[0052]
As shown in FIGS. 12 and 13, the
[0053]
Thereby, the entrance processor 7 obtains information on the positional relationship of the in-
[0054]
FIG. 14 shows, as a flowchart, a process of the
[0055]
The
[0056]
In
[0057]
If it is on, the process proceeds to step 215, and requests the user of the
[0058]
Next, in
[0059]
If it is on, the process proceeds to step 225, and it is checked whether the parking space detected in
[0060]
Then, in
[0061]
If the parking space is vacant, the process proceeds to step 235 and notifies the user of the
[0062]
Then, in
[0063]
When the
[0064]
In
[0065]
When the
[0066]
In this way, the process of leaving the
[0067]
(2nd Embodiment)
FIG. 16 shows an overall view of a parking lot 51 according to the second embodiment of the present invention. This parking lot 51 is different from the parking lot 1 of the first embodiment in its configuration in that the wheel stopper raising / lowering
[0068]
FIG. 17 is a perspective view of one of the parking spaces in the parking lot 51. The
[0069]
FIG. 18 shows a cross-sectional view taken along the line DD of FIG. The
[0070]
FIG. 19 shows the configuration of the
[0071]
During the operation of the
[0072]
During operation, the
[0073]
By the processing in FIG. 20, the
[0074]
Here, the occupant of the
[0075]
Then, the occupant of the
[0076]
FIGS. 21 and 22 show cross sections of the vehicle space and the
[0077]
As shown in these figures, the
[0078]
As a result, the sedan vehicle stops a specific part of the vehicle, that is, a front wheel with the
[0079]
The operation of the
[0080]
In the first and second embodiments of the present specification, the entrance processing machine 7 forms a parking management device.
[0081]
The first vehicle type is a sedan, and the second vehicle type is a wagon. The sedan wheel chocks 10, 14 are first wheel chocks, and the wagon wheel chocks 11, 15 are second wheel chocks. However, there is no need to use only two types of vehicles in this way, for example, there are three or more types such as sedans, wagons, and trucks. By stopping a specific part of the vehicle to which each type belongs at that position, Each of the bollards may be provided at a position where an on-board antenna for narrow-area road-to-vehicle communication mounted on a vehicle belonging to the vehicle type enters a communication area of a roadside machine antenna for narrow-area road-to-vehicle communication.
[0082]
Further, in the present embodiment, a specific part of the vehicle for stopping the
[0083]
In the first embodiment, the processing of
[0084]
Further, the processing of step 135 is based on the information acquired by the position information acquisition means, and the vehicle stop is arranged at a position where the vehicle can be stopped so that the on-vehicle antenna enters the communication area of the narrow area road-to-vehicle communication. Constituting means.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view of a parking lot 1 according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of one parking space in a parking lot 1. FIG.
FIG. 3 is a sectional view taken along line AA of FIG. 2;
FIG. 4 is a perspective view of a parking space in a state where two
FIG. 5 is a sectional view taken along line BB of FIG. 4;
FIG. 6 is a perspective view of a parking space in a state where the
FIG. 7 is a sectional view taken along line CC of FIG. 6;
8 is a perspective view of the entrance processing machine 7. FIG.
FIG. 9 is a perspective view of the
FIG. 10 is a flowchart of a process of a program executed by a
FIG. 11 is a diagram of a screen displayed on the
FIG. 12 is a side view when the
FIG. 13 is a side view when the
FIG. 14 is a flowchart illustrating processing of a
FIG. 15 is a diagram of a screen displayed on the
FIG. 16 is an overall view of a parking lot 51 according to a second embodiment.
17 is a perspective view of one of the parking spaces in the
18 is a sectional view taken along line DD of FIG.
FIG. 19 is a diagram showing a configuration of an
FIG. 20 is a flowchart showing processing of the
FIG. 21 is a side view when the
FIG. 22 is a side view when the
[Explanation of symbols]
1, 51 ... parking lot, 2 ... exit processing machine, 3 ... exit gate, 4 ... roadside machine antenna,
5: Wheel stopper elevating device, 6: Admission gate, 7, 57: Admission processing machine, 8: Vehicle,
9 ... management network, 10 ... sedan buckle, 11 ... wagon buckle,
12 ... on-board antenna, 13 ... wheel stopper, 14 ... wheel stopper for sedan,
15 ... Wagon wheel stopper, 16 ... Admission button, 17 ... Sedan button,
18 ... wagon button, 19 ... confirmation button, 20 ... display, 21 ... speaker,
22 ... parking space button, 23 ... exit button, 25, 35, 45 ... CPU,
26 ... ROM, 27 ... RAM, 28 ... Driver,
31, 41, 61: Vehicle detection sensors.
Claims (3)
前記位置情報取得手段が取得した前記情報にもとづいて、前記車載アンテナが狭域路車間通信の通信エリアに入るように当該車両を停止することのできる位置に車止めを配置する車止め配置手段を備えた駐車管理装置。An in-vehicle antenna for narrow-area road-to-vehicle communication, in-vehicle antenna position information acquiring means for acquiring information on a positional relationship with respect to the entire vehicle;
The vehicle information processing apparatus further includes a bobbin arranging unit that arranges a bollard at a position where the vehicle can be stopped so that the on-vehicle antenna enters a communication area of the narrow-area road-to-vehicle communication based on the information acquired by the position information acquiring unit. Parking management device.
前記車止め配置手段は、前記位置情報取得手段が取得した前記情報にもとづいて、前記車載アンテナが狭域路車間通信の通信エリアに入るように当該車両を停止することのできる位置に輪止めを配置することを特徴とする請求項1に記載の駐車管理装置。The in-vehicle antenna position information acquisition means, the in-vehicle antenna of the narrow area road-to-vehicle communication, to obtain information about the positional relationship with respect to the wheels of the vehicle,
The wheelchair arranging means, based on the information acquired by the position information acquiring means, arranges a wheelchair at a position where the vehicle can be stopped so that the on-vehicle antenna enters a communication area of the narrow area road-to-vehicle communication. The parking management device according to claim 1, wherein
第1の車種に属する車両の特定の一部をその位置で止めることで、前記第1の車種に属する車両に搭載された前記狭域路車間通信の車載アンテナが前記通信エリアに入るような位置に設けられた第1の車止めと、
第2の車種に属する車両の特定の一部をその位置で止めることで、前記第2の車種に属する車両に搭載された前記狭域路車間通信の車載アンテナが前記通信エリアに入るような位置に設けられた第2の車止めと、を備えた路車間通信路側システム。A roadside antenna for narrow-area road-to-vehicle communication having a part of the parking space as a communication area,
By stopping a specific part of the vehicle belonging to the first vehicle type at that position, the vehicle-mounted antenna of the narrow area road-to-vehicle communication mounted on the vehicle belonging to the first vehicle type enters the communication area. A first bollard provided on the
By stopping a specific part of the vehicle belonging to the second vehicle type at that position, the vehicle-mounted antenna of the narrow area road-to-vehicle communication mounted on the vehicle belonging to the second vehicle type enters the communication area. A roadside-to-vehicle communication roadside system comprising:
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