JP2004147678A - 着信音又は着信メロディーの取得を余った端玉又はコイン類の景品としたシステム - Google Patents

Abstract

【構成】パチンコ店などの遊技場での景品への交換の際に余ったパチンコ玉の端玉又はコイン類の景品として携帯電話機１の着信メロディーが取得できるようにしてなり、当該着信メロディーの取得が、遊技者に着信メロディーの提供者２に携帯電話機１でアクセスして着信メロディーをダウンロードできる固有の識別標記を付与し、当該付与者が着信メロディーの提供者に携帯電話機でアクセスして着信メロディーをダウンロードするようにしてなるシステム。
【効果】パチンコ玉を特殊景品や一般景品に交換したりする際に端数が出るときに、端数分の球数に応じて、端玉の景品として着信音又は着信メロディーを取得できるようにしたので、店側にとって、端玉の有効活用を図ることが出来又顧客サービスにもつながり、客側にとっても食べるつもりがないチョコレート等をもらって捨ててしまうことがなくなりメリットがある。
【選択図】 図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、着信音又は着信メロディーをパチンコ店などの遊技場での景品への交換の際に余った端玉又はコイン類の景品とした特にパチンコ玉の端玉の景品としたシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
パチンコ玉を、特殊景品（現金）に交換したり、又は、一般景品に交換したりする時に、端数が出るときがある。当該端数分の球数に応じて、ライターやチョコレートなどを、端玉の景品（端玉景品）として交換したりしているが、端玉景品自体の種類も少ないし、食べるつもりがないチョコレート等をもらっても捨ててしまうというケースが多い。
その為、最近では、顧客サービスとして、会員になれば端玉を貯蓄できる「貯玉」システムが有るが、パチンコ店としては、景品に交換してもらった方が利益につながることが多い。
従って、端玉は、店側にとっても、又、客側にとっても、今ひとつ有効活用されていないのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術に鑑み、景品へ交換の際に余った端玉やコイン類の有効な新規の活用システムを提供することを目的としたものである。
本発明の他の目的および新規な特徴は以下の明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
【０００４】
【課題を達成するための手段】
本発明は、パチンコ店などの遊技場での景品への交換の際に余った端玉又はコイン類の景品として、携帯電話機の着信音又は着信メロディーが取得できるようにしてなり、当該着信音又は着信メロディーの取得が、遊技者に着信音又は着信メロディーの提供者に携帯電話機でアクセスして着信音又は着信メロディーをダウンロードできる固有の識別標記を付与し、当該付与者が着信音又は着信メロディーの提供者に携帯電話機でアクセスして着信音又は着信メロディーをダウンロードするようにしてなることを特徴とする着信音又は着信メロディーの取得を余った端玉又はコイン類の景品としたシステムに係わるもので、特にパチンコ玉の景品への交換の際に余った端玉の景品として、携帯電話機の着信音又は着信メロディーが取得できるようにしてなることを特徴とするものである。
【０００５】
【実施の最良の形態】
図面は、本発明の実施例を示し、
図１は、本発明のシステムの一例構成図、
図２は、着信音又は着信メロディーをダウンロードする際の一例フロー図、
図３は、着信音又は着信メロディーをダウンロードできる一態様の説明図、
図４は、同ダウンロードの際のＩＤ入力画面の一例説明図、
図５は、同ダウンロードの際のトップページ画面の一例説明図、
図６は、同ダウンロードの際の楽曲リストページ画面の一例説明図、
図７は、同ダウンロードの際の確認画面の一例説明図、
図８は、本発明に使用される携帯電話機の一例構成図である。
【０００６】
【実施例】
図３に示すように、例えば、パチンコ機Ｐで、遊技して、遊技終了後に、出玉のパチンコ玉Ｘを、交換場Ｋで、特殊景品（現金）に交換したり、又は、一般景品に交換したりするときがある。その時に、余りの端数が出るときがある。当該端数分の球数に応じて、ライターやチョコレートなどを、端玉の景品（端玉景品）として交換したりすることができるが、端玉景品自体の種類も少ないし、食べるつもりがないチョコレート等をもらっても捨ててしまうことが多い。
そこで、本発明では、図３に示すような着信音又は着信メロディーを取得できる券Ｃをその端数に応じて交換できるようにする。尚、券の他、スタンプなどの媒体でもよい。
当該着信音又は着信メロディーを取得できる券Ｐには、図示のように利用者識別符号（ＩＤ）Ｉが記入されており、当該利用者識別符号（ＩＤ）Ｉの所有者のみが、着信音又は着信メロディーを取得できるようになつている。尚、当該ＩＤの他、パスワード等固有の当該機能を果たす識別標記（標識）であってもよい。
又、当該利用者識別符号（ＩＤ）Ｉは、第３者の目に触れないように、スクラッチを削ると当該利用者識別符号（ＩＤ）Ｉが現れるようにしておくことができる。
当該着信音又は着信メロディーを取得できる（以下、単に、着信メロディー券という場合もある。）を供された遊技者は、着信音又は着信メロディーの提供者に携帯電話機でアクセスして着信音又は着信メロディーをダウンロードできる。当該着信メロディー券Ｃには、ダウンロードする当該着信音又は着信メロディーの提供者のアドレスＵを記載しておくことができる。
当該アドレス Ｕは、例えば、当該提供者のＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ ｌｏｃａｔｏｒ）で構成され、当該ＵＲＬもスクラッチを削ると現れるようにしておくことができる。
【０００７】
着信音又は着信メロディーの提供者（サーバー）に携帯電話機でアクセスすると、その選択により、自分の希望する着信音又は着信メロディーをダウンロードできる。
当該ダウンロードは、課金されず、無料で、好きな着信音又は着信メロディーを取得できる。
携帯電話機１は、サーバ２との間で、デジタル携帯電話網、インターネット網等の通信網３によりアクセスできる。
【０００８】
サーバ２は、当該着信メロディー券を供された遊技者が、着信音又は着信メロディーのダウンロードを目的として、アクセスしてきたときには、サーバにおける処理装置（コンピュータ）２により処理し、着信音又は着信メロディーの選択をさせ、自分の希望する着信音又は着信メロディーをダウンロードさせ、その着信音又は着信メロディーを前記通信網３を通して、当該送信元１に送信する。
当該処理装置２の一例を、図１に示す。
当該処理装置２は、図１に示すように、中央処理装置（ＣＰＵ）２００、入力装置２０１、記憶装置２０２、出力装置２０３、通信制御装置２０４を備え、更には、コントロール装置２０５と操作パネル２０６と表示装置２０７を備えてなる。
中央処理装置（ＣＰＵ）２００は、当該システム全体の操作・情報を制御する。
入力装置２０１は、本体へのデータの入力を行う。又、各種操作の選択を行う。本体に実装されるか、又は外部入力装置により操作され、リモートコントロール（リモコン）により操作することができる。操作入力は、テンキーやリモコンのような入力装置でも、又、表示画面に指で操作する形態でもよい。
記憶装置２０２は、例えば、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）とＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｓｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）とで構成され、図１にも図示のように、データベース（ＤＢ）２０２０を備えているとよい。ＲＯＭは、操作コマンドに関するメニュー画面や本体プログラム等を格納する記録部である。ＲＡＭは、利用者が入力装置や表示装置から入力したパスワードなどを格納記録する。当該データベース（ＤＢ）２０２０は、ＩＤや着信音又は着信メロディーなどを格納記録し、例えば、ハードディスクやＣＤーＲＯＭ等により構成される。
通信制御装置２０４は、通信インターフェース部（通信Ｉ／Ｆ部）を有してなり、通信モデム等により構成される。
コントロール装置２０５は、例えば、多数の携帯電話機からの送信等をコントロールする。
操作パネル２０６は、前記入力装置で代替えできるが、特に、表示装置へ表示される画像の操作に使用される。
表示装置２０７は、例えば、ＣＲＴや液晶ディスプレイ（ＬＥＤ）画面からなる。
【０００９】
次に、図２に基づいて、当該アクセスから送信までのフローチャートを説明する。
当該アクセスがあった時には、サーバの処理装置（コンピュータ）は、その通信制御装置２０４を介して、ユーザと接続される。
当該処理装置では、中央処理装置（ＣＰＵ）２００の制御により、図４に示すようなＩＤ入力画面４を当該通信制御装置２０４を介してユーザに送信する（Ｓ０１）。
当該ＩＤ入力画面４には、ＩＤを入力できるエリア４００があるので、ユーザに、携帯電話機の操作キーによりＩＤを入力させ、良ければＯＫボタン４０１を押してもらう（Ｓ０２）。
当該ＩＤは、前記のパチンコ玉の端数景品として供された着信メロディー券に記載されたＩＤを入力することが必要であり、当該処理装置では、データベース（ＤＢ）２０２０内の記録されたＩＤ等を照合し、そのＩＤが正規のものであるか否か延いては着信音又は着信メロディーのダウンロードを許可して良いものか否かを判断し（Ｓ０３）、正規のものでなければ、再度、ＩＤを入力させ、再び判断し、良ければ、図５に示すようなそのサイトの着信音又は着信メロディーに関するコンテンツのトップページ画面５を、中央処理装置（ＣＰＵ）２００の制御により、通信制御装置２０４を介してユーザに送信する（Ｓ０４）。
当該トップページ画面５では、着信音又は着信メロディーの紹介などを行う（Ｓ０４）。
次いで、図６に示すような楽曲リストページ画面６を同様にしてユーザに送信する（Ｓ０６）。当該楽曲リストページ画面６では、楽曲リスト６００を掲示して、着信音又は着信メロディーの選択の参考とし、ユーザーに、その楽曲リスト６００から着信音又は着信メロディーを選択させる（Ｓ０７）。
当該選曲がなされると、図７に示すようなダウンロードページ画面７を同様にしてユーザに送信（Ｓ０８）し、ユーザにダウンロードの是非を確認させ、ダウンロードのボタン７００を押させる（Ｓ０９）。
当該処理装置では、通信制御装置２０４を介してユーザに着信音又は着信メロディーを送信する（Ｓ１０）。
【００１０】
当該送信があったときには、携帯電話機１では、アンテナを介して受信し、記憶装置のＲＡＭに、着信音又は着信メロディーを記録し、着信があったときには、リンガにてベル音などの着信音又は着信メロディーを鳴らせるようになっている。
図８に携帯電話機１の構成の一例を示す。
携帯電話機１のキー・ダイヤル１００は、操作キー等で構成されており、そのキー操作で、前記サーバーから送信されてきたＩＤ入力画面、トップページ画面、楽曲リストページ画面及びダウンロードページ画面等にて、その入力又は選択などの操作を行う。
当該入力又は選択などの操作の際には、ＣＰＵ（中央演算処理装置）１０１の制御に基づき、これらの送信画面を、表示ドライバー１０２を経て表示パネル１０３に表示される。
当該入力又は選択などの操作に関するデジタル信号は、ＣＰＵ１０１と接続されたデータ処理回路１０４、送受信回路１０５及びアンテナ１０６を介して、サーバ２に送信される。
処理装置から、ユーザの当該携帯電話機に、着信音又は着信メロディーが送信されると、当該携帯電話機のアンテナ１０６からは、その送信信号が入力され、当該信号が送受信回路１０５に入力され、データ処理回路１０４でクロック制御され、着信信号がＣＰＵに出力される。
図示のように、該データ処理回路１０４は、ＣＰＵ１０１と接続され、又、ＤＳＰ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ、高速演算処理型マイクロプロセッサ）１０７と接続されており、アンテナ１０６により送受信回路１０５に受信された送信信号の無線波は、データ処理回路１０４にて、映像信号と音声信号に分離されて、ＣＰＵ１０１からの指令に基づいて各々クロック制御を受け、映像信号がＣＰＵ１０１に出力され、音声信号がＤＳＰ０７に出力される。
当該ＤＳＰ１０７には、音声コーデック１０８が接続され、該音声コーデック１０８には、リンガ１０９、マイク１１０が接続され、又、変調送信回路１１１及び変調復調回路１１２を介してスピーカ１１３が接続されている。ＤＳＰ１０７に入力された音声信号は、音声処理後、音声コーデック１０８にてデジタル／アナログ（Ｄ／Ａ）変換され、変調送信回路１１１及び受信復調回路１１２を介してスピーカに出力され、又、リンガ１０９にてベルなどを鳴らす。
着信があったときには、その受信を、当該リンガ１０９がその着信音又は着信メロディーを鳴らすことにより知ることが出来る。
マイク１１０からの音声入力信号は、音声コーデック１０８にてアナログ／デジタル（Ａ／Ｄ）変換され、ＤＳＰ１０７、データ処理回路１０４及び送受信回路１０５を介してアンテナ１０６から発信される。
ＣＰＵ（中央演算処理装置）１０１は全体制御を行う。記憶装置の一部であるＲＯＭ（ＲｅａｄＯｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）１１４には、制御プログラムが記録されている。ＲＡＭ１１５には、短縮ダイヤルなどのユーザが入力した各種データ類が記録されている。又、当該ＲＡＭ１１５には、受信された当該着信音又は着信メロディーや電子メ−ルや撮影された画像等が保存記憶される。
当該携帯電話機は、カメラ付き携帯電話機などにより構成されていてもよい。
そのカメラ機能に基づいて、、被写体を撮像手段のＣＣＤカメラ１１６により撮影すると、当該デジタル信号が信号処理回路１１７に入力され、当該信号処理回路で信号処理されて、ＣＰＵ（中央演算処理装置）１０１を経て、ドライバー１０２に出力され、表示パネル１０３にて撮影映像が表示されるようになっているので、電子メールの添付ファイルとして撮影画像を送信してもよい。
【００１１】
本発明における携帯電話機には、ＰＨＳ（パーソナル・ハンディホン・システム、簡易型携帯電話機）をも包含する。
本発明は、携帯電話機の他に、自動車電話機、コードレス電話機、テレターミナル、ＭＣＡシステム、船舶電話等の無線通信機にも適用できる。
又、携帯電話機を内蔵したＰＤＡ（携帯情報端末）などにも適用できる。
本発明は、パチンコ店に限定されず、ゲームセンターなどの各種遊技場に適用される。
又、パチンコ玉の端玉の他、ゲームセンターでのコイン等、景品への交換の際に余る端玉やコインに類似の遊戯具にも適用される。
【００１２】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明によれば、パチンコ玉を特殊景品（現金）に交換したり又は一般景品に交換したりする際に端数が出るときに、端数分の球数に応じて、端玉の景品（端玉景品）として、着信音又は着信メロディーを取得できるようにしたので、店側にとって、端玉の有効活用を図ることが出来、又、顧客サービスにもつながり、客側にとっても、食べるつもりがないチョコレート等をもらって捨ててしまうことがなくなり、メリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明のシステムの一例構成図である。
【図２】図２は、本発明における着信音又は着信メロディーをダウンロードする際の一例フロー図である。
【図３】図３は、本発明において着信音又は着信メロディーをダウンロードできる一態様の説明図である。
【図４】図４は、同ダウンロードの際のＩＤ入力画面の一例説明図である。
【図５】図５は、同ダウンロードの際のトップページ画面の一例説明図である。
【図６】図６は、同ダウンロードの際の楽曲リストページ画面の一例説明図である。
【図７】図７は、同ダウンロードの際の確認画面の一例説明図である。
【図８】図８は、本発明に使用される携帯電話機の一例構成図である。
【符号の説明】
１…携帯電話機
２…サーバ（処理装置）
３…通信網
４…ＩＤ入力画面
５…トップページ画面
６…楽曲リストページ画面
７…ダウンロードページ画面
１００…ＣＣＤカメラ
１０１…信号処理回路
１０２…ＣＰＵ（中央演算処理装置）
１０３…ドライバー
１０４…表示パネル
１０５…ＲＯＭ
１０６…アンテナ
１０７…送受信回路
１０８…データ処理回路
１０９…ＤＳＰ
１１０…音声コーデック
１１１…リンガ
１１２…マイク
１１３…変調送信回路
１１４…受信復調回路
１１５…スピーカ
１１６…ＲＡＭ
１１７…キー・ダイヤル
２００…中央処理装置（ＣＰＵ）
２０１…入力装置
２０２…記憶装置
２０３…出力装置
２０４…通信制御装置
２０５…コントロール装置
２０６…操作パネル
２０７…表示装置
４００…ＩＤを入力できるエリア
４０１…ＯＫボタン
７００…ダウンロードのボタン
２０２０…データベース（ＤＢ）
Ｃ…着信音又は着信メロディーを取得できる券
Ｋ…交換場
Ｐ…パチンコ機
Ｘ…パチンコ玉

Claims (2)

1. パチンコ店などの遊技場での景品への交換の際に余った端玉又はコイン類の景品として、携帯電話機の着信音又は着信メロディーが取得できるようにしてなり、当該着信音又は着信メロディーの取得が、遊技者に着信音又は着信メロディーの提供者に携帯電話機でアクセスして着信音又は着信メロディーをダウンロードできる固有の識別標記を付与し、当該付与者が着信音又は着信メロディーの提供者に携帯電話機でアクセスして着信音又は着信メロディーをダウンロードするようにしてなることを特徴とする着信音又は着信メロディーの取得を余った端玉又はコイン類の景品としたシステム。
2. パチンコ玉の景品への交換の際に余った端玉の景品として、携帯電話機の着信音又は着信メロディーが取得できるようにしてなることを特徴とする、請求項１に記載の着信音又は着信メロディーの取得を余った端玉又はコイン類の景品としたシステム。

Images