JP2004147280A - データ伝送システム及び身体装着型通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】装着された身体の心拍等の生体情報を検出して対応する生体データを無線送信する複数の生体情報検出装置101a〜101nと、各生体情報検出装置101a〜101nから生体データを受信して、表示処理等の各種処理を行う生体情報処理装置100と、送受信部114を介して生体情報処理装置100から生体情報検出装置101a〜101nの前記生体データを受信する情報処理装置113を備えている。各生体情報検出装置101a〜101nは自己の通信チャネルを自ら決定して、生体情報処理装置100に前記生体データを送信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の子機から親機に送信データを無線送信するデータ伝送システム及び前記システムに適した身体装着型通信装置に関し、特に、TDMA(TimeDivision Multichannel Access)方式により複数の子機から親機に対して送信データを無線送信するデータ伝送システム及び前記システムに適した身体装着型通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、複数の子機から親機に送信データを無線送信するデータ伝送システムが利用されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
前記データ伝送システムの一例として、使用者の心拍等の生体情報を検出し、処理する携帯型生体情報処理システムがある。
前記携帯型生体情報処理システムは、親機である生体情報処理装置と、子機である1つあるいは複数の生体情報検出装置とを備えている。少なくとも前記子機は使用者の身体に装着して使用される。
生体情報処理装置と生体情報検出装置は、TDMA方式により無線で接続され、各検出装置が検出した生体情報は、送信データとして、生体情報処理装置に無線送信される。
各生体情報検出装置は、電源ボタン又は身体装着等によって電源オンする。また、生体情報処理装置は特定のモード等によって通信の検出状態にセットされ、通信を開始する。通信の開始時に、生体情報検出装置は、所定時間(例えば、1秒間)に設定された通信時間毎に、生体情報の送信処理を行う。
【0003】
生体情報処理装置は、通信の検出状態では受信部をオンし、生体情報検出装置をスキャンする。生体情報処理装置は、生体情報検出装置を検出したとき、一定間隔毎に受信部をオンし、生体情報検出装置からの生体情報を受信する。
これにより、各生体情報検出装置は、他の生体情報検出装置が使用するチャネルとは競合しないチャネルを使用して生体情報を送信し、生体情報処理装置は、複数の生体情報検出装置からの生体情報を受信して、前記生体情報の各種処理を行うことができる。生体情報処理装置が行う前記処理としては、例えば、各生体情報検出装置から受信した生体データの表示処理や生体データの保存処理がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−191391号公報
【特許文献2】
特開平11−331961号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、前記従来の携帯型生体情報処理システムはTDMA方式によって時分割的に生体データの送信、受信を行っている。したがって、生体情報検出装置の数が増加するにつれて、生体情報検出装置同士の通信が干渉してしまうという問題がある。また、他の無線通信機器との干渉も生じ易くなるという問題がある。
また、生体情報処理装置が各生体情報検出装置に対してTDMAチャネルを設定する等、生体情報処理装置が各生体情報検出装置のTDMAチャネルを集中管理するように構成しているため、生体情報処理装置の処理負担が大きくなる。
【0006】
したがって、生体情報検出装置のみならず生体情報処理装置も電源として電池を使用した場合には、生体情報処理装置の電池寿命がきわめて短くなるという問題がある。
この問題を解決する方法として生体情報処理装置の電池を大きくすることが考えられるが、生体情報処理装置の大きさが極めて大きくなるという問題がある。
また、生体情報処理システム以外のデータ伝送システムの場合にも前記同様の問題がある。
【0007】
本発明は、子機に通信チャネルを設定する際に、親機への処理集中を抑制することが可能なデータ伝送システムを提供することを課題としている。
また、本発明は、耐ノイズ性に優れたデータ伝送システムを提供することを課題としている。
また、本発明は、多数の子機を収容可能なデータ伝送システムを提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、TDMA方式により複数の子機から親機に対して送信データを無線送信するデータ伝送システムにおいて、前記各子機は、前記親機と信号の送受信を行う通信手段と、前記通信手段によって所定時間以上信号を検出しなかったとき、フレーム中の前記所定時間内に自己の通信チャネルを設定し、該通信チャネルを使用して前記親機に送信データを送信する制御手段とを備えて成ることを特徴とするデータ伝送システムが提供される。制御手段は、通信手段によって所定時間以上信号を検出しなかったとき、フレーム中の前記所定時間内に自己の通信チャネルを設定し、前記通信手段により、該通信チャネルを使用して親機に送信データを送信する。
【0009】
ここで、前記各子機の制御手段は、前記親機に対して識別情報を送信すると共に、前記親機から許可信号を受信した後に前記送信データを前記親機に送信し、前記親機は、前記各子機から受信した識別情報が正規の識別情報と判断したときに、前記識別情報に対応する子機に前記許可信号を送信するように構成してもよい。
また、前記各子機の制御手段は、前記送信データを送信する情報送信期間の前に設けられた所定時間幅の第1の受信期間において前記許可信号を受信した場合に、前記送信データを前記親機に送信するように構成してもよい。
【0010】
また、チャネル変更条件を記憶する記憶手段を有し、前記各子機の制御手段は、前記第1の受信期間又は前記情報送信期間の後に設けられた所定時間幅の第2の受信期間において、予め前記記憶手段に設定したチャネル変更条件を満足することを検出した場合に、通信チャネルを変更するように構成してもよい。
また、前記第1の受信期間と前記第2の受信期間におけるチャネル変更条件は相違するように設定されているように構成してもよい。
また、前記チャネル変更条件は前記第1の受信期間、前記第2の受信期間における干渉の検出回数であり、前記チャネル変更条件として、前記第1の受信期間及び前記第2の受信期間における干渉の検出回数が相違する回数に設定されているように構成してもよい。
【0011】
また、チャネルシフト条件を記憶する記憶手段を有し、前記各子機の制御手段は、前記情報送信期間の後に設けられた所定時間幅の第3の受信期間において、前記チャネルシフト条件を満足することを検出した場合に、自己の通信チャネルを所定時間だけシフトするように構成してもよい。
また、前記第1の受信期間は、前記第2の受信期間と第3の受信期間の合計期間と相違するように設定されているように構成してもよい。
また、前記各子機の制御手段は、少なくとも前記第1の受信期間中に干渉を検出した場合には、前記送信データを前記親機に送信しないように構成してもよい。
また、前記各子機は、身体に装着して使用されると共に、装着された身体の生体情報を検出するセンサを有し、前記制御手段は前記センサで検出した生体情報を送信データとして前記通信手段によって無線送信し、前記親機は、前記各子機からの送信データを無線受信する通信手段と、前記各子機から受信した前記送信データを処理する処理手段とを有するように構成してもよい。
【0012】
また、前記親機から送信データを受信する情報処理装置を備えて成り、前記情報処理装置は所定周期で同期信号を送信し、前記親機は、前記各同期信号に同期する受信期間を有し、前記各受信期間に前記同期信号を受信するように構成してもよい。
また、前記親機は、少なくとも識別情報を記憶する記憶手段とを有し、前記親機の通信手段は、前記記憶手段に記憶した識別情報を含む前記同期信号を受信したとき、前記同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定するように構成してもよい。
また、前記親機の通信手段は、時間的に連続するスキャン動作を行うことによって前記同期信号を受信したとき、前記同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定するように構成してもよい。
【0013】
また、前記親機の通信手段は、所定周期で複数回スキャン動作を行うことによって前記同期信号を受信したとき、前記同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定するように構成してもよい。
また、前記情報処理装置は、前記同期信号に同期するタイミングでデータ要求信号を送信し、前記親機の前記記憶手段には送信用データが記憶されて成り、前記親機の通信手段は、前記受信期間において受信したデータ要求信号に応答して、前記記憶手段に記憶したデータを送信するように構成してもよい。
また、前記情報処理装置は、前記親機からデータ送信完了信号を受信して確認信号を送信した後に、前記所定周期で前記同期信号を送信し、前記親機の通信手段は、データ送信完了後に前記データ送信完了信号を送信し、前記確認信号を受信した後に、前記同期信号に同期する前記受信期間を自身に設定するように構成してもよい。
【0014】
また、本発明によれば、身体に装着した状態で使用されると共に、TDMA方式により親機に対して送信データを無線送信する身体装着型通信装置において、前記親機と信号の送受信を行う通信手段と、前記通信手段によって所定時間以上所定の信号を検出しなかったとき、フレーム中の前記所定時間内に自己の通信チャネルを設定し、前記通信手段によって、該通信チャネルを使用して前記親機に送信データを送信する制御手段とを備えて成ることを特徴とする身体装着型通信装置が提供される。制御手段は、通信手段によって所定時間以上所定の信号を検出しなかったとき、フレーム中の前記所定時間内に自己の通信チャネルを設定し、前記通信手段によって、該通信チャネルを使用して前記親機に送信データを送信する。
【0015】
ここで、前記制御手段は、前記親機に対して識別情報を送信すると共に、前記親機から許可信号を受信した後に前記送信データを前記親機に送信するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記送信データを送信する情報送信期間の前に設けられた所定時間幅の第1の受信期間において前記許可信号を受信した場合に、前記送信データを前記親機に送信するように構成してもよい。
また、チャネル変更条件を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記第1の受信期間又は前記情報送信期間の後に設けられた所定時間幅の第2の受信期間において、予め前記記憶手段に設定したチャネル変更条件を満足することを検出した場合に、通信チャネルを変更するように構成してもよい。
【0016】
また、前記第1の受信期間と前記第2の受信期間におけるチャネル変更条件は相違するように設定されているように構成してもよい。
また、前記チャネル変更条件は前記第1の受信期間、前記第2の受信期間における干渉の検出回数であり、前記チャネル変更条件として、前記第1の受信期間及び前記第2の受信期間における干渉の検出回数が相違する回数に設定されているように構成してもよい。
また、チャネルシフト条件を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記情報送信期間の後に設けられた所定時間幅の第3の受信期間において、前記チャネルシフト条件を満足することを検出した場合に、自己の通信チャネルを所定時間だけシフトするように構成してもよい。
【0017】
また、前記第1の受信期間は、前記第2の受信期間と第3の受信期間の合計期間と相違するように設定されているように構成してもよい。
また、前記制御手段は、少なくとも前記第1の受信期間中に干渉を検出した場合には、前記送信データを前記親機に送信しないように構成してもよい。
また、装着された身体の生体情報を検出するセンサを有し、前記制御手段は前記センサで検出した生体情報を送信データとして前記通信手段によって無線送信するように構成してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ伝送システムのブロック図で、携帯型生体情報処理システムの例を示している。ここで、携帯型生体情報処理システムは、親機としての生体情報処理装置及び子機としての複数の生体情報検出装置を有し、少なくとも前記各生体情報検出装置は身体に装着して使用されるもので、前記各生体情報検出装置のセンサで検出した生体情報を、TDMA(Time Division Multichannel Access)方式によって無線で前記生体情報処理装置に送信し、前記生体情報処理装置が前記生体情報の表示処理や保存処理等の各種処理を行うように構成されたシステムである。
【0019】
図1において、携帯型生体情報処理システムは、親機としての生体情報処理装置100及び子機であり身体装着型通信装置でもある複数の生体情報検出装置101a〜101nを備えている。
生体情報処理装置100は、制御手段としての制御部102、読み出し専用メモリ(ROM)103、ランダムアクセスメモリ(RAM)104、不揮発性メモリ105、通信手段としての送受信部106、アンテナ107、表示部112を備えている。
【0020】
制御部102は中央処理装置(CPU)によって構成されており、ROM103に予め記憶されたプログラムを実行することによって、各生体情報検出装置101a〜101nとの間で送受信部106が行う通信の制御や、生体情報各生体情報検出装置101a〜101nから受信した生体情報の表示部112への表示処理等の各種処理を行う。
メモリ104には、生体情報検出装置101a〜101nから受信した生体情報が記憶される。また、不揮発性メモリ105には、各生体情報検出装置101a〜101nに予め付与された識別コードが記憶され、必要に応じて、生体情報検出装置101a〜101nから受信した生体情報が記憶される。尚、ROM103、RAM104及び不揮発性メモリ105は記憶手段を構成している。
尚、生体情報処理装置100は、使用者の腕等に装着して使用するように構成でき又、所定の場所に設置して使用するように構成することもできる。
【0021】
複数の生体情報検出装置101a〜101nは同一に構成されており、各々、制御手段としての制御部108a〜108n、心拍等の使用者の生体情報を検出するためのセンサ109a〜109n、通信手段としての送受信部110a〜110n、アンテナ111a〜111nを備えている。
詳細は後述するが、各生体情報検出装置101a〜101nは使用者の人体に取り付けた状態で使用されるもので、心拍センサ等のセンサ109a〜109nで検出した生体データは、制御部108a〜108nの制御の下、送受信部110a〜110n、アンテナ111a〜111nを介して、送信データとして生体情報処理装置100に送信される。各生体情報検出装置101a〜101nと生体情報処理装置100は、TDMA方式によって前記送信データの送信、受信を行う。
【0022】
生体情報処理装置100は、各生体情報検出装置101a〜101nから受信した生体データをRAM104に記憶すると共に、表示部112に表示する。生体情報処理装置100を有する管理者(あるいは、生体情報検出装置101a〜101nを装着している使用者本人)は、前記表示部112の表示によって、各生体情報検出装置101a〜101nを装着した使用者(あるいは、自己)の運動量や体調等を知ることができる。
携帯型生体情報処理システムには、携帯型あるいは据え置き型のコンピュータによって構成された情報処理装置113、通信手段としての送受信部114及びアンテナ115を備えるように構成することができる。
【0023】
この場合、情報処理装置113は、アンテナ115及び送受信部114を介して、生体情報処理装置100から、RAM104に記憶した生体情報検出装置101a〜101nの生体データを受信し、各生体情報検出装置101a〜101nからの生体データの表示処理、比較処理等の各種処理を行うようにしてもよい。また、情報処理装置113は、アンテナ115及び送受信部114を介して、生体情報検出装置101a〜101nから直接生体データを受信し、各生体情報検出装置101a〜101nからの生体データの表示処理、比較処理等の各種処理を行うようにしてもよい。尚、図1においては、送受信部114は情報処理装置113とは別体型でもよく又、一体型でもよい。
【0024】
図2は、図1に示した携帯型生体情報処理システムの信号伝送タイミングを示す図である。各生体情報検出装置101a〜101nはTDMA方式によって生体情報処理装置100との間でデータ等の信号の送信、受信動作を行う。
図2において、S1、S2、S3は、各々、生体情報検出装置101a、101b、101nが生体情報処理装置100との信号送受信に使用するチャネルを示しており、全体の信号伝送周期(1フレーム)は1秒間に設定されている。
【0025】
図3は、図1の携帯型生体情報処理システムにおいて、生体情報検出装置101a〜101nと生体情報処理装置100間の信号送受信タイミングを示すタイミング図である。
生体情報検出装置101a〜101nと生体情報処理装置100との間で信号を送受信するチャネルS1〜S3の構成は同一であり、図3には、生体情報検出装置101aと生体情報処理装置100間で送受信する際のチャネルS1のタイミングを示している。
生体情報検出装置101a〜101nの動作は同じように行われるため、以下の説明では、生体情報検出装置101aについて動作説明を行って、他の生体情報検出装置101b、101nの動作説明は省略することとし、本実施の形態の動作を理解する上で必要と考えられる場合にのみ他の生体情報検出装置101b、101nの動作を説明するものとする。
【0026】
図3において、チャネルS1を構成する時間幅(チャネル時間幅)は、第1の所定時間幅を有する第1の受信期間である第1のガードバンド(GuardBand1)301、生体データ等のメッセージ(Message)や生体情報検出装置101aに固有の識別コード(ID)を送信するための情報送信期間304、第2の所定時間幅を有する第2の受信期間である第2のガードバンド(GuardBand2)302、第3の所定時間幅を有する第3の受信期間である第3のガードバンド(GuardBand3)303を有している。
【0027】
第1のガードバンド301は情報送信期間304の前に設けられ、第2のガードバンド302は情報送信期間304の後に設けられ、第3のガードバンド303は第2のガードバンド302の後に設けられている。第1のがーバンド301の時間幅は、第2のガードバンド302の時間幅と第3のガードバンド303の時間幅の合計と相違するように設定されている。これにより、後述するように、複数の生体情報検出装置101a〜101nが同時にチャネル変更処理を行うような事態の発生を抑制している。
【0028】
生体情報検出装置101aは、自己の識別コードを生体情報処理装置100に認識させる時(識別コード認証時)には、情報送信期間304において、生体情報検出装置101aの制御部108aに予め記憶された固有の識別コードを送信する。また、生体情報検出装置101aは、検出した生体情報の送信時(生体情報送信時)には、情報送信期間304において、センサ109aによって検出した身体の生体情報を生体データとして送信する。
生体情報処理装置100は、第1のガードバンド301の後半から第2のガードバンド302の前半に至る情報受信期間305において、各生体情報検出装置101aからの生体データや識別コードを受信する。
【0029】
図4は、図1の携帯型生体情報処理システムにおいて生体情報検出装置101a〜101nと生体情報処理装置100との間での識別コードの認証処理を示すタイミング図である。尚、図4には図3と同様にチャネルS1の例を示しており又、図3と同一部分には同一符号を付している。
生体情報処理装置100は、図3において、生体情報検出装置101aから識別コードを受信すると、不揮発性メモリ105に予め記憶された生体情報検出装置101aの識別コードと一致するか否かを判断し、即ち、前記識別コードが適正な識別コードか否かを判断し、適正と判断した場合には、制御部102から、送受信部106及びアンテナ107を介して許可信号(ACK)402を送信する。許可信号402は、生体情報検出装置101aの識別コードによってエンコードした信号である。
【0030】
生体情報検出装置101aは、第1のガードバンド301で前記許可信号を受信すると、継続して情報受信期間401も前記許可信号402を受信する。生体情報検出装置101aは、制御部108aに予め記憶した自己の識別コードを使用して許可信号402をデコードし、自己宛の許可信号か否かを判断する。
許可信号402は、生体情報検出装置101aの識別コードでエンコードした信号であるため、前記許可信号402は全ての生体情報検出装置101a〜101nによって受信される可能性があるものの、前記許可信号402をエンコードした識別コードを有する生体情報検出装置101aのみが自己宛の許可信号であると認識することができる。
【0031】
図5は、図1の携帯型生体情報処理システムにおいて、生体情報検出装置101a〜101nが通信チャネルを決定する際の動作を示すタイミング図である。通信チャネルの決定処理は、生体情報検出装置101a〜101nや生体情報処理装置100の電源をオンにしたときや、後述するように通信の干渉が生じたときに行われる。尚、図5には図3及び図4と同様にチャネルS1の例を示しており又、図3及び図4と同一部分には同一符号を付している。
図5において、生体情報検出装置101aは、チャネルの決定処理を行うための所定時間幅の受信期間(チャネルスキャン期間)501において、空きチャネル(信号が存在しないチャネル)を検出して自己の通信チャネルを決定する処理(チャネルスキャン処理)を行う。
【0032】
即ち、チャネルスキャン期間501において、生体情報検出装置101aの制御部108は、許可信号等の正規の信号以外の信号(所定信号以外の信号、例えば外来ノイズ)502を検出しなくなった後、所定のチャネル時間幅(Channel Length)以上の時間、無信号状態が継続したことを検出すると、前記チャネル時間幅に自己の通信チャネルを設定する。前記チャネル時間幅は、図3に示したように、ガードバンド301、情報送信期間304、ガードバンド302及びガードバンド303によって構成される。以後、生体情報検出装置101aは、このようにして決定したチャネルを使用して生体情報処理装置100と通信を行う。他の生体情報検出装置101b、101nも同様にして自己のチャネルを決定する。このように、通信チャネルは各生体情報検出装置101a〜101n自身が決定するようにしているので、生体情報処理装置100の処理負担が低減される。
【0033】
図6は、図1の携帯型生体情報処理システムにおいて、生体情報処理装置100が生体情報検出装置101a〜101nをスキャンして各生体情報処理装置101a〜101nの認証処理を行って、各生体情報検出装置101a〜101nが生体データの送信を行うまでのタイミングを示すタイミング図である。尚、図6には図3〜図5と同様にチャネルS1の例を示しており又、図3〜図5と同一部分には同一符号を付している。
図6において、生体情報処理装置100は、生体情報検出装置101a〜101nを検出するためにスキャンする受信期間(サーチスキャン期間)601において、生体情報検出装置101a〜101nからの信号の受信動作を行う。
生体情報検出装置101aは、チャネルS1を使用して識別コードを送信する。前記識別コードは、ガードバンド301とガードバンド303間に設けられた情報送信期間304に送信される。尚、ガードバンド302の直後にはガードバンド303が設けられている。
【0034】
生体情報処理装置100は、サーチスキャン期間601において、生体情報検出装置101aから生体情報検出装置101a自身の識別コードを受信し、該識別コードが正規の識別コードであると判断すると、前記生体情報検出装置101aの識別コードでエンコードした許可信号402を送信する。
生体情報検出装置101aは、許可信号402を受信すると、許可信号402が自己の識別コードでエンコードされた許可信号であることを検出して、自己に対する認証処理が完了したと判断し、以後、チャネルS1を使用して生体データ304を送信する。
【0035】
前記生体データ304は、センサ109aで検出した身体の生体情報を、自己の識別コードを用いて制御部108aによりエンコードしたデータであり、ガードバンド301とガードバンド303間に設けられた情報送信期間304に送信される。
生体情報処理装置100は、生体情報検出装置101aから送信された生体データ304を受信して、表示処理等の各種処理を行う。
次に、図1の携帯型生体情報処理システムにおいて、生体情報検出装置101a〜101n同士で干渉が生じた場合や外部からノイズの干渉を受けた際の動作について説明する。
【0036】
図7は、本発明の実施の形態において、ガードバンド301において干渉が生じた場合の動作を示すタイミング図である。尚、図7には前記同様にチャネルS1の例を示しており又、図3〜図6と同一部分には同一符号を付している。
図7において、生体情報検出装置101aの制御部108aは、時刻T1で、ガードバンド301において干渉(他の生体情報検出装置101a、101nとの信号の干渉や外来ノイズとの干渉)を受けないため、情報送信期間304において生体データを送信している。
この状態で、制御部108aは、制御部108aに予め記憶した第1のチャネル変更条件を満足するか否かを判断する。本実施の形態では、第1のチャネル変更条件として、ガードバンド301における干渉回数が3回である旨の条件が制御部108aに記憶されている。
【0037】
この場合、制御部108aは、時刻T2、T3、T4において、ガードバンド301で干渉を受けたことを検出すると、即ち、ガードバンド301において連続して第1の所定回数(本実施の形態では3回)だけ干渉を検出すると、前記第1のチャネル変更条件が満たされたと判断し、前記した如くして、チャネルスキャンを行うことによって新しいチャネルを探して確保するためのチャネル変更動作を行う。制御部108aは、干渉しないタイミングに新しいチャネルを探して確保した後、時刻T5、T6に示すように、該チャネルを使用して生体データの送信を行う。
【0038】
図8は、本発明の実施の形態において、ガードバンド302において干渉が生じた場合の動作を示すタイミング図である。尚、図8には前記同様にチャネルS1の例を示しており又、図3〜図7と同一部分には同一符号を付している。
この状態で、制御部108aは、制御部108aに予め記憶した第2のチャネル変更条件を満足するか否かを判断する。本実施の形態では、第2のチャネル変更条件として、ガードバンド302における干渉回数が4回である旨の条件が制御部108aに記憶されている。
【0039】
図8において、生体情報検出装置101aの制御部108aは、時刻t1、t2、t3、t4において、ガードバンド302で干渉を第2の所定回数(本実施の形態では4回)検出すると、前記第2のチャネル変更条件が満たされたと判断し、前記した如くして、チャネルスキャンを行うことによって新しいチャネルを探して決定するチャネル変更動作を行う。制御部108aは、新しいチャネルを探して確保した後、前記チャネルを使用して生体データの送信を行う(時刻t5、t6参照)。
ガードバンド302における干渉による前記第2のチャネル変更条件と、ガードバンド301の干渉による前記第1のチャネル変更条件は異なるように設定している。即ち、本実施の形態では、前記第2の所定回数は、前記第1の所定回数とは異なる回数に設定している。
【0040】
これにより、複数の生体情報検出装置101a〜101nが同時に干渉を検出して、同時にチャネル変更動作を行うような自体の発生を抑制することが可能になる。即ち、ガードバンド302の干渉によるチャネル変更条件と、前述したガードバンド301の干渉によるチャネル変更条件を同一に設定した場合には、複数の生体情報検出装置101a〜101nが同一の干渉(ノイズ)を検出して、同時にチャネル変更動作を行う場合が考えられる。この場合、チャネル変更後の新たなチャネルで、複数の生体情報検出装置101a〜101nが再び干渉を起こす恐れがある。本実施の形態では、前記第1、第2のチャネル変更条件が異なるようにしているので、複数の生体情報検出装置101a〜101nが同時にチャネル変更を起こすような事態の発生を抑制することが可能になる。
【0041】
図9は、本発明の実施の形態において、ガードバンド303に干渉が生じた場合の動作を示すタイミング図である。尚、図3〜図8と同一部分には同一符号を付している。
図9において、生体情報検出装置101a、101bが各々、チャネルS1、S2を使用して、生体情報処理装置100との間で生体データの送信を行っているものとする。
【0042】
この状態で、生体情報検出装置101aと生体情報検出装置101bとの間で干渉が生じ、時刻U1において、生体情報検出装置101aの制御部108aがガードバンド303で生体情報検出装置101bの生体データを検出したとする。制御部108aは、ガードバンド303での干渉を検出すると、他の生体情報検出装置101b、101nと干渉したものと判断し、同期ずれが生じたと判断する。
制御部108aは、同期ずれが生じたと判断した場合、次のフレームにおいて、所定時間幅分(例えば数クロック分、あるいは、ガードバンド303の時間幅分)だけチャネルS1のタイミングを早くシフトする。即ち、図9において、チャネルS1のガードバンド開始時刻をU2からU3にシフトする。これにより、生体情報検出装置101aと生体情報検出装置101bとの間での干渉が防止される。
【0043】
尚、前記シフトを行った後も未だ干渉が生じる場合には、更に同一量だけシフトし、以後、これを繰り返すことによって生体情報検出装置101aと生体情報検出装置101bの干渉が生じないようにする。このように、複数の生体情報検出装置101a〜101n間で干渉が生じた場合、所定量ずつシフトすることにより、各生体情報検出装置101a〜101nが干渉を起こすことなく間隔を狭めることが可能になる。したがって、本システムでは、短いフレーム中に、より多数の生体情報検出装置101a〜101nを収容することが可能になる。
【0044】
次に、生体情報処理装置100が各生体情報検出装置101a〜101nから受信しRAM104に記憶したデータを、情報処理装置113に送信する際の動作を説明する。
図10は、図1に示した携帯型生体情報処理システムの第1の実施の形態に係る信号伝送タイミングを示す図で、生体情報処理装置100と情報処理装置113が通信同期を取る際の処理を示すタイミング図である。
図10において、情報処理装置113は、時刻T21においてデータ送受信用のアプリケーションソフトウェアを起動すると、予め定めた所定周期X秒(本実施の形態では1秒)で同期信号(idle)の送信を開始する。前記同期信号は、情報処理装置113に固有の識別情報を含むと共に同期信号である旨の情報を含む信号である。
【0045】
時刻T22において、通信手段である生体情報処理装置100の送受信部106は、時間的に連続するスキャン動作(PCスキャン)を行うことによって前記同期信号を受信すると、前記各同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定する。送受信部106は、前記受信期間の周期として、前記同期信号と同一周期のX秒(本実施の形態では1秒)に設定する。これにより、前記同期信号と前記受信期間は同期し、送受信部106は、各受信期間において、情報処理装置113からの前記同期信号を受信することになる。
【0046】
図11は、図1に示した携帯型生体情報処理システムの第2の実施の形態に係る信号伝送タイミングを示す図で、生体情報処理装置100と情報処理装置113が通信同期を取る際の処理を示すタイミング図である。
図11において、情報処理装置113は、時刻T31においてデータ送受信用のアプリケーションソフトウェアを起動すると、予め定めた所定周期X秒(本字氏の形態では1秒)で同期信号(idle)の送信を開始する。前記同期信号は、情報処理装置113に固有の識別情報を含むと共に同期信号である旨の情報を含む信号である。
時刻T32において、生体情報処理装置100の送受信部106は、所定周期で複数回(本実施の形態ではスキャンタイミングP1〜P5の5回)スキャン動作(PCスキャン)を行うことによって前記同期信号を受信すると、前記各同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定する。
【0047】
このとき、スキャンタイミングP5が前記同期信号のどの位置を検出したのか不明であるため、送受信部106は、前記同期信号が存在する可能性のある時点から同期信号が終了するまでの最大の期間Y秒を同期期間として自身に設定する。即ち、送受信部106は、先ず、前記同期信号を検出した際のスキャンタイミングP5に、前記同期信号の周期X秒からスキャンタイミングの周期(P5−P4)を差し引いた時刻である時刻T33から前記同期信号が終了するまでの時間Y秒を受信期間として設定する。送受信部106は、その後の周期において、時刻T34から前記同期信号と同一時間幅で前記同期信号に同期する周期の受信期間を設定する。これにより、送受信部106は、前記同期信号に同期する受信期間を自身に設定することができ、各受信期間において、情報処理装置109からの前記同期信号を受信することになる。
【0048】
図12は、図1に示した携帯型生体情報処理システムの信号伝送タイミングを示す図で、生体情報処理装置100と情報処理装置113が通信同期を確立した同期状態を示すタイミング図である。
図12に示す同期状態では、各生体情報検出装置101a〜101nが自己のタイムスロットで受信動作及び次をサーチするか否か等の情報を表すメッセージ(MESSAGE)の送信動作を行っており又、情報処理装置113も生体情報検出装置101a〜101nと同様の信号形式を用いて、自己のタイムスロットで受信動作及び同期信号(IDLE)の送信動作を行っている。
【0049】
図13は、図1に示した携帯型生体情報処理システムの信号伝送タイミングを示す図で、生体情報処理装置100と情報処理装置113がデータ伝送を行う際のシステム全体の動作を示すタイミング図である。また、図14は、図1に示した携帯型生体情報処理システムの信号伝送タイミングを示す図で、生体情報処理装置100と情報処理装置113がデータ伝送を行う際の一部を詳細に示すタイミング図である。以下、図1、図13及び図14を参照して、生体情報処理装置100から情報処理装置113にデータ伝送を行う際の動作を説明する。
図13及び図14において、先ず初期状態として、生体情報処理装置100と情報処理装置113は同期状態にあるものとする。即ち、情報処理装置113は予め定めた所定周期X秒(本実施の形態では1秒)で同期信号(idle)を無線送信しており、その一方、生体情報処理装置100は前記各同期信号に同期するタイミングの受信期間を有し、各受信期間において前記各同期信号を受信しており、データ伝送を待機している状態(通信待機状態)にあるものとする。
【0050】
この状態で、時刻T41において、情報処理装置109を操作することによって、情報処理装置113が送受信部114からデータ要求信号(ASK)を生体情報処理装置100に送信する。
生体情報処理装置100は時刻T41から始まる受信期間において、送受信部106によって前記データ要求信号を受信すると、時刻T42において、送受信部106は、情報処理装置113に対して、RAM104に記憶しているデータの送信を開始する。送受信部106は、送信するデータを所定長毎(log1、log2、・・・、logn)に分割して送信する。
【0051】
このとき、情報処理装置113は、前記各所定長のデータを受信する毎に確認信号(ACK1、ACK2、・・・、ACKn)を生体情報処理装置100に無線送信し、生体情報処理装置100は前記確認信号を受信することによって前回送信したデータが情報処理装置113で正常にされたと判断し、次の所定長データを送信するように動作する。
時刻T43において、生体情報処理装置100は送受信部106から、全てのデータ送信完了後にデータ送信完了信号(Data End)を送信する。
【0052】
情報処理装置113は、生体情報処理装置100から前記データ送信完了信号を受信して確認信号(ACK)を送信した後に、所定周期で前記同期信号(idle)を送信して、再び当初の同期状態(通信待機状態)に戻る。
時刻T44において、生体情報処理装置100は、前記確認信号を受信した後に、前記各同期信号に同期する前記受信期間を自身に設定して情報処理装置113と同期し、再び当初の同期状態(通信待機状態)に戻る。
この通信待機状態において、生体情報処理装置100から情報処理装置113へデータ送信する場合には、再び前記動作が行われる。
尚、時刻T41〜T時刻T44におけるデータ伝送期間においては、各生体情報検出装置101a〜101nは各生体情報検出装置101a〜101nの受信期間において、生体情報処理装置100からの信号や情報処理装置113からの信号を検出することになるため、信号の送信(例えば、生体情報処理装置100への生体データの送信)は行わないことになる。
【0053】
以上述べたように、本実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムは、TDMA方式により複数の子機から親機に対して送信データを無線送信するデータ伝送システムにおいて、前記各子機(生体情報検出装置101a〜101n)は、親機(生体情報処理装置100)と信号の送受信を行う送受信部110a〜110nと、送受信部110a〜110nによって所定時間以上、所定の信号を検出しなかったとき、フレーム中の前記所定時間内に自己の通信チャネルを設定し、該通信チャネルを使用して前記親機に送信データを送信する制御部108a〜108nとを備えている。前記所定の信号は、例えば、他の子機と親機間で送受信される信号である。
【0054】
したがって、生体情報検出装置101a〜101n側で空きチャネルを探すようにしているので、生体情報処理装置100への処理集中を防止することが可能になる。
尚、各子機101a〜101nの制御部108a〜108nは、親機100に対して識別コードを送信すると共に、親機100から許可信号(ACK)を受信した後に前記送信データを親機100に送信し、親機100は、各子機101a〜101nから受信した識別コードが正規の識別コードと判断したときに、前記識別コードに対応する子機101a〜101nに前記許可信号を送信する。また、各子機101a〜101nの制御部108a〜108nは、前記送信データを送信する情報送信期間304の前に設けられた所定時間幅の第1の受信期間301において前記許可信号を受信した場合に、前記送信データを親機100に送信するようにしている。
【0055】
また、本実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムは、チャネル変更条件を記憶する記憶手段(制御部108a〜108n)を有し、各子機101a〜101nの制御部108a〜108nは、第1の受信期間301又は情報送信期間304の後に設けられた所定時間幅の第2の受信期間302において、予め前記記憶手段に設定したチャネル変更条件を満足することを検出した場合に、通信チャネルを変更する。
このように、干渉条件を満たす場合には通信チャネルを変更するようにしているので、干渉に強いシステムの構築が可能になる。したがって、耐ノイズ性を向上させることが可能になる。
ここで、第1の受信期間301と第2の受信期間302におけるチャネル変更条件は相違するように設定されている。
【0056】
また、前記チャネル変更条件は前記第1の受信期間301、前記第2の受信期間302における干渉の検出回数であり、前記チャネル変更条件として、前記第1の受信期間301及び前記第2の受信期間302における干渉の検出回数が相違する回数に設定されている。
したがって、複数の子機が同時にチャネル変更を行って、新たなチャネルで再び相互に干渉を起こすような事態の発生を抑制することが可能になる。
【0057】
また、チャネルシフト条件を記憶する記憶手段(制御部108a〜108n)を有し、各子機101a〜10nの制御部108a〜108nは、前記情報送信期間の後に設けられた所定時間幅の第3の受信期間303において、前記チャネルシフト条件を満足することを検出した場合に、自己の通信チャネルを所定時間だけシフトするように構成されている。したがって、多数の子機を収容することが可能になる。
【0058】
また、第1の受信期間301は、第2の受信期間302と第3の受信期間303の合計期間と相違するように設定されている。これによっても、複数の子機が同時にチャネル変更を行って、新たなチャネルで再び相互に干渉を起こすような事態の発生を抑制することが可能になる。
また、各子機101a〜10nの制御部108a〜108nは、少なくとも第1の受信期間301中(即ち、受信期間301〜303のいずれかの期間)に干渉を検出した場合には、前記送信データを親機100に送信しないように構成している。したがって、不要なデータ送信を防止することができる。
【0059】
また、各子機101a〜101nは、身体に装着して使用されると共に、装着された身体の生体情報を検出するセンサ109a〜109nを有し、制御部108a〜108nはセンサ109a〜109nで検出した生体情報を送信データとして送受信部110a〜110nによって無線送信し、親機100は、各子機101a〜101nからの送信データを無線受信する送受信部106と、各子機101a〜101nから受信した前記送信データを処理する制御部102とを有している。したがって、心拍等の生体情報から身体の管理を行うことが可能になる。
また、本実施の形態によれば、前記システムに適した身体装着型通信装置101a〜101nが提供される。
【0060】
また、本実施の形態によれば、通信機能を有する情報処理装置113及び生体情報処理装置100間でデータを伝送するデータ伝送システムにおいて、情報処理装置113は所定周期X秒で同期信号(idle)を送信し、生体情報処理装置100は、前記各同期信号に同期し周期が同一の受信期間を有し、前記各受信期間に前記同期信号を受信するように構成されており、これにより、データ送信を行わない通信待機状態での同期確立が行われる。
【0061】
したがって、情報処理装置113や生体情報処理装置100の消費電力を低減化することが可能になると共に、情報処理装置113や生体情報処理装置100間でのデータ無線送信を確実に行うことが可能になる。
また、消費電力の低減化が可能なため、通信待機状態を長時間維持でき、使用者が必要なときにはいつでもデータ伝送を行うことが可能になる。
また、生体情報処理装置100側に、情報処理装置113と通信を行うための特別なモードを設ける必要が無く、構成を簡略化することが可能になる。
【0062】
また、前記データ伝送システムに適した身体装着型通信装置としての生体情報処理装置100を構築することが可能になる。
尚、生体情報処理装置100と情報処理装置113間で同期をとる方法として、生体情報処理装置100の通信手段は、時間的に連続するスキャン動作を行うことによって、情報処理装置113が送信する同期信号を受信したとき、前記同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定するようにしてもよい。
【0063】
また、他の同期方法として、前記通信手段は、所定周期で複数回スキャン動作を行うことによって前記同期信号を受信したとき、前記同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定するようにしてもよい。
また、データ伝送方法として、情報処理装置113は、前記同期信号に同期するタイミングでデータ要求信号(ACK)を送信し、生体情報処理装置100の記憶手段には送信用データが記憶されて成り、前記通信手段は、前記受信期間において受信したデータ要求信号に応答して、前記記憶手段に記憶したデータを送信するように構成することができる。
【0064】
また、情報処理装置113は、生体情報処理装置100からデータ送信完了信号(Data End)を受信して確認信号(ACK)を送信した後に、前記所定周期で前記同期信号を送信し、生体情報処理装置100の通信手段は、データ送信完了後に前記データ送信完了信号を送信し、前記確認信号を受信した後に、前記同期信号に同期する前記受信期間を自身に設定するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、データ伝送システムとして、生体情報処理装置101から情報処理装置113に生体データを無線送信する例を説明したが、他の通信機能を有する電子機器間でデータ伝送を行うデータ伝送システムに適用することが可能である。
また、本実施の形態では、心拍等の生体情報を検出し、表示処理等の処理を行う生体情報処理システムの例で説明したが、使用者の歩数を計測して健康管理を行う健康管理システム等のデータ伝送システムにも適用することが可能である。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、子機に通信チャネルを設定する際に親機への処理集中を抑制することが可能になる。
また、本発明によれば、子機の数が増加した場合でも子機同士の通信が干渉することを抑制することが可能になる。
また、本発明によれば、耐ノイズ性を向上させることが可能になる。
また、本発明によれば、通信機能を有する複数の電子機器間でデータを送信するデータ伝送システムにおいて、電子機器の消費電力を低減化すると共に、電子機器間でのデータ送信を確実に行うことが可能になる。
また、本発明によれば、前記データ伝送システムに適した身体装着型通信装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムのブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムの信号伝送タイミングを示すタイミング図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムの動作を説明するためのタイミング図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムの動作を説明するためのタイミング図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムの動作を説明するためのタイミング図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムの動作を説明するためのタイミング図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムの動作を説明するためのタイミング図で、ガードバンドに干渉が生じた場合の動作を示すタイミング図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムの動作を説明するためのタイミング図で、ガードバンドに干渉が生じた場合の動作を示すタイミング図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムの動作を説明するためのタイミング図で、ガードバンドに干渉が生じた場合の動作を示すタイミング図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムにおける同期動作の第1の実施の形態を示すタイミング図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムにおける同期動作の第2の実施の形態を示すタイミング図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムにおける同期状態を示すタイミング図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムにおけるデータ伝送動作の全体を示すタイミング図である。
【図14】本発明の実施の形態に係る携帯型生体情報処理システムにおけるデータ伝送動作の一部を詳細に示すタイミング図である。
【符号の説明】
100・・・親機としての生体情報処理装置
101a〜101n・・・子機としての複数の生体情報検出装置
102・・・処理手段としての制御部
103・・・記憶手段を構成する読み出し専用メモリ(ROM)
104・・・記憶手段を構成するランダムアクセスメモリ(RAM)
105・・・記憶手段を構成する不揮発性メモリ
106・・・第1の通信手段としての送受信部
107・・・アンテナ
108a〜108n・・・制御手段としての制御部
109a〜109n・・・センサ
110a〜110n・・・通信手段としての送受信部
111a〜111n・・・アンテナ
112・・・表示手段としての表示部
113・・・情報処理装置
114・・・第2の通信手段としての送受信部
115・・・アンテナ
Claims (26)
- TDMA方式により複数の子機から親機に対して送信データを無線送信するデータ伝送システムにおいて、
前記各子機は、前記親機と信号の送受信を行う通信手段と、前記通信手段によって所定時間以上所定の信号を検出しなかったとき、フレーム中の前記所定時間内に自己の通信チャネルを設定し、該通信チャネルを使用して前記親機に送信データを送信する制御手段とを備えて成ることを特徴とするデータ伝送システム。 - 前記各子機の制御手段は、前記親機に対して識別情報を送信すると共に、前記親機から許可信号を受信した後に前記送信データを前記親機に送信し、
前記親機は、前記各子機から受信した識別情報が正規の識別情報と判断したときに、前記識別情報に対応する子機に前記許可信号を送信することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送システム。 - 前記各子機の制御手段は、前記送信データを送信する情報送信期間の前に設けられた所定時間幅の第1の受信期間において前記許可信号を受信した場合に、前記送信データを前記親機に送信することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ伝送システム。
- チャネル変更条件を記憶する記憶手段を有し、前記各子機の制御手段は、前記第1の受信期間又は前記情報送信期間の後に設けられた所定時間幅の第2の受信期間において、予め前記記憶手段に設定したチャネル変更条件を満足することを検出した場合に、通信チャネルを変更することを特徴とする請求項3記載のデータ伝送システム。
- 前記第1の受信期間と前記第2の受信期間におけるチャネル変更条件は相違するように設定されていることを特徴とする請求項4記載のデータ伝送システム。
- 前記チャネル変更条件は前記第1の受信期間、前記第2の受信期間における干渉の検出回数であり、前記チャネル変更条件として、前記第1の受信期間及び前記第2の受信期間における干渉の検出回数が相違する回数に設定されていることを特徴とする請求項5記載のデータ伝送システム。
- チャネルシフト条件を記憶する記憶手段を有し、前記各子機の制御手段は、前記情報送信期間の後に設けられた所定時間幅の第3の受信期間において、前記チャネルシフト条件を満足することを検出した場合に、自己の通信チャネルを所定時間だけシフトすることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一に記載のデータ伝送システム。
- 前記第1の受信期間は、前記第2の受信期間と第3の受信期間の合計期間と相違するように設定されていることを特徴とする請求項7記載のデータ伝送システム。
- 前記各子機の制御手段は、少なくとも前記第1の受信期間中に干渉を検出した場合には、前記送信データを前記親機に送信しないことを特徴とする請求項4乃至8のいずれか一に記載のデータ伝送システム。
- 前記各子機は、身体に装着して使用されると共に、装着された身体の生体情報を検出するセンサを有し、前記制御手段は前記センサで検出した生体情報を送信データとして前記通信手段によって無線送信し、
前記親機は、前記各子機からの送信データを無線受信する通信手段と、前記各子機から受信した前記送信データを処理する処理手段とを有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一に記載のデータ伝送システム。 - 前記親機から送信データを受信する情報処理装置を備えて成り、前記情報処理装置は所定周期で同期信号を送信し、前記親機は、前記各同期信号に同期する受信期間を有し、前記各受信期間に前記同期信号を受信することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一に記載のデータ伝送システム。
- 前記親機は、少なくとも識別情報を記憶する記憶手段とを有し、前記親機の通信手段は、前記記憶手段に記憶した識別情報を含む前記同期信号を受信したとき、前記同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定することを特徴とする請求項11記載のデータ伝送システム。
- 前記親機の通信手段は、時間的に連続するスキャン動作を行うことによって前記同期信号を受信したとき、前記同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定することを特徴とする請求項12記載のデータ伝送システム。
- 前記親機の通信手段は、所定周期で複数回スキャン動作を行うことによって前記同期信号を受信したとき、前記同期信号に同期するタイミングの受信期間を自身に設定することを特徴とする請求項12記載のデータ伝送システム。
- 前記情報処理装置は、前記同期信号に同期するタイミングでデータ要求信号を送信し、
前記親機の前記記憶手段には送信用データが記憶されて成り、前記親機の通信手段は、前記受信期間において受信したデータ要求信号に応答して、前記記憶手段に記憶したデータを送信することを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一に記載のデータ伝送システム。 - 前記情報処理装置は、前記親機からデータ送信完了信号を受信して確認信号を送信した後に、前記所定周期で前記同期信号を送信し、
前記親機の通信手段は、データ送信完了後に前記データ送信完了信号を送信し、前記確認信号を受信した後に、前記同期信号に同期する前記受信期間を自身に設定することを特徴とする請求項15記載のデータ伝送システム。 - 身体に装着した状態で使用されると共に、TDMA方式により親機に対して送信データを無線送信する身体装着型通信装置において、
前記親機と信号の送受信を行う通信手段と、前記通信手段によって所定時間以上所定の信号を検出しなかったとき、フレーム中の前記所定時間内に自己の通信チャネルを設定し、前記通信手段によって、該通信チャネルを使用して前記親機に送信データを送信する制御手段とを備えて成ることを特徴とする身体装着型通信装置。 - 前記制御手段は、前記親機に対して識別情報を送信すると共に、前記親機から許可信号を受信した後に前記送信データを前記親機に送信することを特徴とする請求項17記載の身体装着型通信装置。
- 前記制御手段は、前記送信データを送信する情報送信期間の前に設けられた所定時間幅の第1の受信期間において前記許可信号を受信した場合に、前記送信データを前記親機に送信することを特徴とする請求項17又は18記載の身体装着型通信装置。
- チャネル変更条件を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記第1の受信期間又は前記情報送信期間の後に設けられた所定時間幅の第2の受信期間において、予め前記記憶手段に設定したチャネル変更条件を満足することを検出した場合に、通信チャネルを変更することを特徴とする請求項19記載の身体装着型通信装置。
- 前記第1の受信期間と前記第2の受信期間におけるチャネル変更条件は相違するように設定されていることを特徴とする請求項20記載の身体装着型通信装置。
- 前記チャネル変更条件は前記第1の受信期間、前記第2の受信期間における干渉の検出回数であり、前記チャネル変更条件として、前記第1の受信期間及び前記第2の受信期間における干渉の検出回数が相違する回数に設定されていることを特徴とする請求項21記載の身体装着型通信装置。
- チャネルシフト条件を記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記情報送信期間の後に設けられた所定時間幅の第3の受信期間において、前記チャネルシフト条件を満足することを検出した場合に、自己の通信チャネルを所定時間だけシフトすることを特徴とする請求項20乃至22のいずれか一に記載の身体装着型通信装置。
- 前記第1の受信期間は、前記第2の受信期間と第3の受信期間の合計期間と相違するように設定されていることを特徴とする請求項23記載の身体装着型通信装置。
- 前記制御手段は、少なくとも前記第1の受信期間中に干渉を検出した場合には、前記送信データを前記親機に送信しないことを特徴とする請求項20乃至24のいずれか一に記載の身体装着型通信装置。
- 装着された身体の生体情報を検出するセンサを有し、前記制御手段は前記センサで検出した生体情報を送信データとして前記通信手段によって無線送信することを特徴とする請求項17乃至25のいずれか一に記載の身体装着型通信装置。
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