JP2004146969A - ネットワーク接続通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源立ち上げ時か、自機のIPアドレス登録時に(ST1、ST4)、自機に登録したIPアドレスを用いて、ARPパケットをネットワーク150上にブロードキャストする(ST3、ST6)。その後、ネットワーク150から自機の登録済IPアドレスと同じIPアドレスを搭載したARPレスポンスを受信すると(ST7)、ARPレスポンス中のMACアドレスが自機のMACアドレスと同じか否か判定し(ST8)、同じでない場合に、表示部7に自機以外に同じIPアドレスを持つ機器が存在する旨を表示する(ST9)。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ネットワーク接続されるファクシミリ装置、ファックス機能・コピー機能等の多機能を有する複合機等の通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置、複合機などの通信は、PC(パーソナルコンピュータ)や、メールサーバ、プリンタ等とネットワーク接続され、通信システムを構成する場合がある。この種の通信システムの通信装置等には、それぞれIP(Internet Protocol)アドレスを登録することができる。
【0003】
ところで、従来、ネットワークシステムにおいて、インターネットアドバイス要求手段がマシン立ち上がり時に、インターネットアドレス要求パケットをブロードキャストすると、これに対し、管理サーバがそのパケットを受信し、インターネットアドレス割り当て手段によって、アドレスを割り当て、応答パケットを返送する。そして、クライアントは返送されたパケットを受信し、インターネットアドレス設定手段によって自マシンに割り当てることによって、インターネットアドレスを自動的に割り当てるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−28065号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記ネットワークシステムにおいて、ファクシミリ装置、複合機等の通信装置から自身のIPアドレスを登録した場合、IPアドレスの登録し得る数(ホストアドレスの数)は、小規模クラスではそれほど多くないので、他の機器とIPアドレスが同じものが登録されることがあり、ネットワークの混乱を引き起こすというおそれがある。上記特許文献1に記載のIPアドレス割り当ては、管理サーバが自動的に割り当てるので、重複してIPアドレスが設定されることはない。しかし、自動割り当てなので、通信装置側からIPアドレスを登録する場合には適用できない。
【0006】
この発明は上記問題点に着目してなされたものであって、自装置からの登録で、他の機器と同じIPアドレスの登録となり、ネットワークに混乱を生じさせることのないネットワーク接続通信装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明のネットワーク接続通信装置は、IPアドレス登録時または電源ON時に、自身のIPアドレスを載せたARP(Adress Resolution Protocol)パケットをネットワークにブロードキャストする手段と、ネットワークからの応答パケット(応答情報)を受けて自身と同一IPアドレスがあるか判定する手段と、この判定で同一IPアドレスの他の機器がある場合に、その旨を報知する手段とを備えている。
【0008】
この発明のネットワーク接続通信装置では、IPアドレス登録時又は電源ON時に、自身のIPアドレスを載せたARPパケットをネットワークにブロードキャストする。ネットワークからの応答パケットを受けると、応答パケットに同一IPアドレスの他の機器があるか判定する。この報知を受けることにより、他のIPアドレスに変更することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明が実施されるネットワークシステムの機器構成を示すブロック図である。このネットワークシステムは、通信装置である複合機100と、クライアントPC130、140と、メールサーバ120と、DHCP(Dinamir HostConfiguration Protocol)サーバ110とがLANネットワーク150に接続されて構成されている。各機器はIPアドレス自動付与専用のDHCPサーバ110によりIPアドレスを登録することができる。また、クライアントPC130、140は、複合機100を介して、画像をファクシミリ送信でき、プリントアウトもできる。複合機100は、メールサーバ120を用いて、データをメール送信することもできる。
【0010】
図2は、この発明の一実施形態である複合機能を有するファクシミリ装置(複合機)の構成を示すブロック図である。この複合機100は、NCU1と、モデム2と、画像メモリ3と、RAM4と、ROM5と、主制御部(CPU)6と、表示部7と、操作部8と、読み取り部9と、記録部10と、LANI/F部11とを備えている。
【0011】
NCU1は、電話回線160との接続を制御するとともに、相手先の電話番号(対応したダイヤル信号)の送出及び着信を検出するための機能を備えている。モデム2は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送受データの変調及び受信データの復調を行う。また、モデム2は、ナンバーディスプレイ情報を受信するためにV23の復調機能も備えている。画像メモリ3は、受信画像データや読み取り部9で読み取った原稿画像データを一時的に記憶する。RAM4には、各種の処理のデータを一時的に記憶する。このRAM4には、IPアドレスを登録するIPアドレス登録メモリ4aを有する。また、MACアドレスを記憶するMACアドレスメモリ4bも有する。ROM5は、ファクシミリ装置全体を制御するためのプログラムを記憶する。
【0012】
主制御部6は、CPUで構成され、ROM5に記憶されたプログラムに従い、ファクシミリ装置を構成する各部を制御する。主制御部6は、自己のIPアドレスを載せたARPパケットをLANI/F部11を介してネットワーク150にブロードキャストするのを制御する機能、ネットワーク150からの応答パケットを受けて自身と同一IPアドレスがあるか否か判定する機能を備えている。表示部7は、ファクシミリ機能、その他の動作状態等の各種情報を表示する。また、表示部7は登録時などのIPアドレスが他の機器のIPアドレスと同一の場合に、その旨を表示する。操作部8は、テンキー、スタートキー、その他のキーで構成される。読み取り部9は、原稿上の画像データを読み取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部10は、電子写真式のプリンタよりなり、受信画像データやコピー動作において読み取り部9で読み取った原稿の画像データを記録紙上に記録する。LANI/F部11は、LANネットワーク150を介して外部のDHCPサーバ110、メールサーバ120、PC130、140等に接続される。
【0013】
次に、図3に示すフロー図を参照して、この実施形態ファクシミリ装置のIPアドレス確認処理について説明する。この処理ルーチンに入ると、先ず、ステップST1において、電源を立ち上げたか否か判定する。電源を立ち上げたときであれば、ステップST2へ移行する。一方、電源立ち上げでない場合は、何もしないで処理を終了する。
【0014】
ステップST2においては、ファクシミリ装置、複合機100のRAM4のIPアドレス登録メモリ4aにIPアドレスが登録済みか否か判定する。IPアドレス登録メモリ4aにIPアドレスが登録済の場合には、ステップST3へ移行する。一方、IPアドレス登録メモリ4aにIPアドレスが登録済みでない場合は、ステップST3をスキップして、ステップST4へ移行する。ステップST3においては、ファクシミリ装置、複合機100に登録済みのIPアドレスを用いてARPパケットをネットワーク150に向けてブロードキャストする。
【0015】
ステップST4においては、IPアドレスを入力する。次に、ステップST5へ移行する。ステップST5においては、ファクシミリ装置、複合機100にIPアドレスを登録したか否かを判定する。IPアドレスを登録した場合には、ステップステップST6へ移行する。一方、IPアドレスを登録していない場合は、ステップST6をスキップして、ステップST7へ移行する。ステップST6においては、ファクシミリ装置、複合機100に登録済みのIPアドレスを用いてARPパケットをネットワーク150にブロードキャストする。次に、ステップST7へ移行する。
【0016】
ステップST7においては、ファクシミリ装置、複合機100に登録済みのIPアドレスと同じARPレスポンス(応答パケット)を受信したか否か判定する。登録済みのIPアドレスと同じIPアドレスを持つARPレスポンスをネットワーク150から受信すると、ステップST8へ移行する。一方、登録済みのIPアドレスと同じARPレスポンスを受信でない(異なるIPアドレスを持つARPレスポンスの受信である)場合は、ステップST10へ移行する。ステップST8においては、ARPレスポンスに付されたMAC(Media Access Control)アドレスと、ファクシミリ装置、複合機100のMACアドレスメモリ4bに記憶されるMACアドレスと同じか否かを判定する。このMACアドレスは、LAN機器に割り当てられた固有の識別番号である。MACアドレスと同じであれば、ステップST10へ移行する。MACアドレスが自機のものと同じ場合は、ARPレスポンスは自身の登録済みのIPアドレスを用いて、ARPパケットをブロードキャストした場合の自身の戻り応答である。この場合は、同じIPアドレスが登録されていないことを意味する。
【0017】
一方、ARPレスポンスのMACアドレスが自機のMACアドレスと同じでない場合は、自身以外に同じIPアドレスが登録された機器が存在することを意味し、この場合は、次にステップST9へ移行する。ステップST9においては、表示部7に同じIPアドレスが存在する旨を意味する。ステップST10においては、その他の処理を実行する。そして、ステップST11へ移行する。ステップST11においては、処理を終了するか否か判定する。終了の判定でない場合は、ステップST4へ戻る。一方、終了の判定の場合は、処理を終了する。なお上記実施形態において、自機と同じIPアドレスを持つ機器が存在する場合に、表示部7にその旨、つまり“自機と同じIPアドレスを持つ機器が存在する”旨を表示するようにしているが、及び又は音声出力により、その旨を報知しても良い。更にまた、これらに代えて、その旨をプリントアウトしても良い。
【0018】
【発明の効果】
この発明によれば、IPアドレス登録時または電源ON時に、自身のIPアドレスを載せたARPパケットをネットワークにブロードキャストする手段と、ネットワークからの応答情報を受けて自身と同一IPアドレスがあるか判定する手段と、この判定で同一IPアドレスがある場合に、その旨を報知する手段とを備えているので、自身のIPアドレスを登録する際に、他の機器の登録されているIPアドレスと同一の場合は、その旨が報知されるので、誤ってIPアドレスを登録してネットワークの混乱を引き起こすことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が実施されるネットワークシステムの機器構成を示す図である。
【図2】同ネットワークシステムの複合機の構成を示すブロック図である。
【図3】同複合機におけるIPアドレス確認処理を説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 NCU
2 モデム
3 画像メモリ
4 RAM
4a IPアドレス登録メモリ
4b MACアドレスメモリ
5 ROM
6 主制御部
7 表示部
8 操作部
9 読み取り部
10 記録部
11 LANI/F部
100 複合機
110 DHCPサーバ
120 メールサーバ
130、140 クライアントPC
150 LANネットワーク
160 電話回線
Claims (2)
- IPアドレス登録時または電源ON時に、自身のIPアドレスを載せたARPパケットをネットワークにブロードキャストする手段と、ネットワークからの応答情報を受けて自身と同一IPアドレスがあるか判定する手段と、この判定で同一IPアドレスがある場合に、その旨を報知する手段とを備えたことを特徴とするネットワーク接続通信装置。
- 前記ネットワークからの応答情報がブロードキャストしたIPアドレスと同一である場合に、自身のMACアドレスと応答情報に含まれるMACアドレスが一致しない場合に、自己の登録アドレスと同一のIPアドレスが存在する旨の報知を前記報知手段で行うことを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002307806A JP2004146969A (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | ネットワーク接続通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002307806A JP2004146969A (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | ネットワーク接続通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004146969A true JP2004146969A (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=32454113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002307806A Pending JP2004146969A (ja) | 2002-10-23 | 2002-10-23 | ネットワーク接続通信装置 |
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JP (1) | JP2004146969A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008048252A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Fujitsu Access Ltd | 通信装置の認証システム |
JP2016131355A (ja) * | 2015-01-15 | 2016-07-21 | 日本電気株式会社 | Bmc、情報処理装置、方法、および、プログラム |
-
2002
- 2002-10-23 JP JP2002307806A patent/JP2004146969A/ja active Pending
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